JPH0735232U - 磁気浮上式鉄道車両の遮音構造 - Google Patents
磁気浮上式鉄道車両の遮音構造Info
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- JPH0735232U JPH0735232U JP6605493U JP6605493U JPH0735232U JP H0735232 U JPH0735232 U JP H0735232U JP 6605493 U JP6605493 U JP 6605493U JP 6605493 U JP6605493 U JP 6605493U JP H0735232 U JPH0735232 U JP H0735232U
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- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車体の重量増を防止しつつ遮音効果を高める
ことができる磁気浮上式鉄道車両の遮音構造を提供する
ことを目的とする。 【構成】 磁気浮上式鉄道車両の遮音構造は、構体外板
11と、ストリンガ12と、ストリンガ12に固着され
た振動絶縁材20と、振動絶縁材20に固着された磁気
シールド板19と、内装材17とから構成されている。
ストリンガ12により区画された間隙10には、断熱遮
音材18が詰められている。磁気シールド板19は、ス
トリンガ12に振動絶縁材20を介して設置されている
ため、磁気シールド板19の振動伝達を振動絶縁材20
が抑制し、固体伝播音の音響放射を減少させることがで
きる。外部からの透過音に対して磁気シールド板19の
重量が遮音材として有効に働く。
ことができる磁気浮上式鉄道車両の遮音構造を提供する
ことを目的とする。 【構成】 磁気浮上式鉄道車両の遮音構造は、構体外板
11と、ストリンガ12と、ストリンガ12に固着され
た振動絶縁材20と、振動絶縁材20に固着された磁気
シールド板19と、内装材17とから構成されている。
ストリンガ12により区画された間隙10には、断熱遮
音材18が詰められている。磁気シールド板19は、ス
トリンガ12に振動絶縁材20を介して設置されている
ため、磁気シールド板19の振動伝達を振動絶縁材20
が抑制し、固体伝播音の音響放射を減少させることがで
きる。外部からの透過音に対して磁気シールド板19の
重量が遮音材として有効に働く。
Description
【0001】
本考案は、磁気浮上式鉄道車両の遮音構造に関するものである。
【0002】
従来、磁気浮上式鉄道車両の遮音構造は、図3に示すように、ストリンガ52 により区画された構体外板51と内装材57との間隙50に、グラスウール等の 断熱遮音材58を遮音効果を得るのに必要な重量だけ充填した構造が知られてい た。
【0003】 ところで、磁気浮上式鉄道車両では、車両内部を磁気しゃへいするために車体 の側部及び床部に磁気シールド板59,69を設置する必要がある。車体の側部 の磁気シールド板59は、ストリンガ52に金属片60を介して固定され、また 床部の磁気シールド板69は、車体強度部材としての横梁55に直接設置され、 その上に床板56を載置していた。従って、磁気シールド板59,69は、専ら 車体内部を磁気しゃへいする機能を有するのみで、遮音材としては機能していな かった。
【0004】
しかしながら、磁気浮上式鉄道車両の高速化の要請から、車体の一層の軽量化 が要求されており、充填する断熱遮音材58の重量を十分に確保できない可能性 があった。一方、磁気浮上式鉄道車両の高速化に伴い、車体外表面に発生する境 界層圧力変動による騒音が増大するので、遮音効果の高い遮音構造の開発が望ま れていた。
【0005】 本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、車体の重量増を防止しつつ 遮音効果を高めることができる磁気浮上式鉄道車両の遮音構造を提供することを 目的とする。
【0006】
上記課題を解決するため、本考案の磁気浮上式鉄道車両の遮音構造は、 磁気浮上式鉄道車両に設けられた車体強度部材と、 上記磁気浮上式鉄道車両の車体の内側にて、上記車体強度部材に振動絶縁材を 介して取り付けられた磁気シールド材と を備えたことを特徴とする。
【0007】
上記構成を備えた本考案の磁気浮上式鉄道車両の遮音構造では、磁気浮上式鉄 道車両の構成に不可欠な磁気シールド材が、車両に設けられた車体強度部材に、 剛性の低い振動絶縁材を介して取り付けらている。このため、磁気シールド材の 振動伝達が抑制され、固体伝播音の音響放射が減少する。また、車外からの騒音 とりわけ空力騒音に対して遮音に寄与するのは、材質によらず面密度のみである という知見が得られており、この点から、外部からの透過音に対して上記磁気シ ールド材の重量が遮音材として有効に働く。
【0008】 このように、上記磁気シールド板は遮音材として機能するため、遮音量が増大 し、また断熱遮音材の重量増を極小に抑えることができる。
【0009】
本考案の好適な実施例を図面に基づいて以下に説明する。 図1は本考案の一実施例の縦断面図であり、図2は図1の部分拡大図である。 磁気浮上式鉄道車両の車体1の側部の遮音構造は、車体1の構体外板11と、 構体外板11に剛結合されたストリンガ12と、ストリンガ12に固着された振 動絶縁材20と、振動絶縁材20に固着された磁気シールド板19と、車体の内 側面を形成する内装材17とから構成されている。
【0010】 構体外板11は車体1の外面を形成し、車体1の内面を形成する内装材17と 共に、間隙10を形成する。この間隙10内には、構体外板11に車両の前後方 向に延びるストリンガ12が、複数、構体外板11に設けられている。このスト リンガ12により間隙10は複数に区画される。この区画された間隙10には、 断熱遮音材18が詰められている。断熱遮音材18としては、例えば、グラスウ ールをアルミ薄膜で包装したもの等を用いることができる。尚、ストリンガ12 が本考案の車体強度部材に相当する。
【0011】 磁気シールド板19は、間隙10内にて内装材17の形状に沿って、振動絶縁 材20を介してストリンガ12に固着されている。この磁気シールド板19は、 車体1の内部1aを磁気的にしゃへいするために必要不可欠な部材であり、例え ば、カーボン含有量の低い工業用純鉄や、ケイ素を含有する電磁鋼板等に代表さ れる高透磁率・高飽和磁束密度材を用いるのが好ましい。ここで、高透磁率とは 、小さな磁化力で大きな磁束密度を流すことができる性質を表す指標となるもの をいう。また、振動絶縁材20としては、剛性が低く振動を吸収する部材であれ ば使用可能であるが、例えば、ウレタンゴムに代表される合成ゴムや天然ゴム等 のゴム材、あるいは、内部にオイルを含むハイドロサスペンションやダンパー、 エアクッション、バネ等に代表されるクッション材などが挙げられる。
【0012】 一方、車体1の床部の遮音構造は、車体1の底面に垂直に立設された支持梁1 4、支持梁14に架け渡された横梁15、横梁15に固着された振動絶縁材30 、振動絶縁材30の上に固着された磁気シールド板29、磁気シールド板29の 上に固着された床板16から構成される。床板16は、乗客や椅子等の荷重を支 えるのに十分な強度を有している。
【0013】 振動絶縁材30は、横梁15の全面に設けてもよいが、支持梁14に対向する 箇所にのみ設けるだけでもよい。この振動絶縁材30は、上述の振動絶縁材20 と同様の材料を用いることができる。また、磁気シールド板29も、上述の磁気 シールド板19と同様の材料を用いることができる。尚、横梁15が本考案の車 体強度部材に相当する。
【0014】 次に、本実施例の磁気浮上式鉄道車両の遮音構造の作用効果について以下に説 明する。 車体1の側部の遮音構造における磁気シールド板19は、ストリンガ12に剛 結合するのではなく、振動絶縁材20を介して設置されている。このため、車体 1から磁気シールド板19への振動伝達を振動絶縁材20が抑制し、固体伝播音 の音響放射を減少させることができる。また、車外からの騒音とりわけ空力騒音 に対して遮音に寄与するのは、材質によらず面密度のみであるという知見が得ら れており、この点から、外部からの透過音に対して磁気シールド板19の重量が 遮音材として有効に働く。
【0015】 車体1の床部の遮音構造における磁気シールド板29も、磁気シールド板19 と同様に作用して同様の効果を奏する。但し、外部からの透過音に対して磁気シ ールド板29に加えて床板16の重量も遮音材として働くため、一層遮音効果が 高まる。
【0016】 このように、磁気浮上式鉄道車両に必要不可欠な磁気シールド板19,29及 び床板16を利用することにより遮音効果を高めることができるため、断熱遮音 材18の重量を増加させることなく車内騒音レベルを低減することが可能となる 。また、車内騒音対策上は、磁気シールド板19,29の重量が十分大きい場合 には、その他の部材の面密度を下げて軽量化することも可能である。
【0017】 尚、本考案は、上記各実施例に何ら限定されることなく、考案の要旨を逸脱し ない範囲において種々の態様で実施できることはいうまでもない。 例えば、上記間隙10内にストリンガ12に替えて車両の周面に沿って車体強 度部材としての構体フレームを設け、これに振動絶縁材20を介して磁気シール ド板19を固着してもよい。また、構体外板11を車体強度部材として、これに 振動絶縁材20を介して磁気シールド板19を固着してもよい。
【0018】
以上詳述したように、本考案の磁気浮上式鉄道車両の遮音構造によれば、車体 の重量増を防止しつつ遮音効果を高めることができる。
【図1】 本考案の一実施例の縦断面図である。
【図2】 図1の部分拡大図である。
【図3】 従来の磁気浮上式鉄道車両の縦断面図であ
る。
る。
1・・・車体、 10・・・間
隙、11・・・構体外板、 12・・
・ストリンガ、14・・・支持梁、
15・・・横梁、16・・・床板、
17・・・内装材、18・・・断熱遮音材、
19,29・・・磁気シールド板、20,
30・・・振動絶縁材、
隙、11・・・構体外板、 12・・
・ストリンガ、14・・・支持梁、
15・・・横梁、16・・・床板、
17・・・内装材、18・・・断熱遮音材、
19,29・・・磁気シールド板、20,
30・・・振動絶縁材、
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気浮上式鉄道車両に設けられた車体強
度部材と、 上記磁気浮上式鉄道車両の車体の内側にて、上記車体強
度部材に振動絶縁材を介して取り付けられた磁気シール
ド材とを備えたことを特徴とする磁気浮上式鉄道車両の
遮音構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993066054U JP2599711Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 磁気浮上式鉄道車両の遮音構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993066054U JP2599711Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 磁気浮上式鉄道車両の遮音構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0735232U true JPH0735232U (ja) | 1995-06-27 |
| JP2599711Y2 JP2599711Y2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=13304784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993066054U Expired - Fee Related JP2599711Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 磁気浮上式鉄道車両の遮音構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2599711Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009102017A (ja) * | 2009-02-13 | 2009-05-14 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 鉄道車両用構体 |
| JP2011116247A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Railway Technical Research Institute | 直流電気車両、および直流電気車両の磁気シールド方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101424055B1 (ko) * | 2013-06-04 | 2014-07-28 | 현대로템 주식회사 | 철도차량용 흡음방진재 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP1993066054U patent/JP2599711Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2011116247A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Railway Technical Research Institute | 直流電気車両、および直流電気車両の磁気シールド方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2599711Y2 (ja) | 1999-09-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |