JPH0735239A - 金属ガスケットの製造方法 - Google Patents

金属ガスケットの製造方法

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JPH0735239A
JPH0735239A JP20182393A JP20182393A JPH0735239A JP H0735239 A JPH0735239 A JP H0735239A JP 20182393 A JP20182393 A JP 20182393A JP 20182393 A JP20182393 A JP 20182393A JP H0735239 A JPH0735239 A JP H0735239A
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JP
Japan
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metal
manufacturing
strip
shaped material
metal gasket
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JP20182393A
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Osamu Jinno
修 神野
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Taiho Kogyo Co Ltd
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Taiho Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属製帯状素材から所定の流体孔を有する複
数の金属ガスケットを製造する金属ガスケットの製造方
法において、金属ガスケットの量産性を確保しつつ、廃
材を廃棄処理が容易なものとすると共に、シール材の歩
留りの向上を図る。 【構成】 第1のプレス装置(4)において、金属製の
帯状素材(2)に対し、複数の金属ガスケットを構成す
る部分毎に所定の流体孔(11)を穿設する。この孔抜
工程後にコーティング装置(5)により帯状素材の少く
とも一面にシール材を塗布する。この塗装工程後に、第
2のプレス装置(8)により、シール材の塗装層が形成
された帯状素材から、所定の外形形状の金属ガスケット
(10)を分離切断する。更に、第2のプレス装置にお
いて、塗装工程後の帯状素材にビードを突出形成するこ
ととしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属ガスケットの製造方
法に関し、特に、金属製帯状素材にシール材を塗布する
と共に、所定の流体孔を有する複数の金属ガスケットを
分離切断する金属ガスケットの製造方法に係る。
【0002】
【従来の技術】圧力流体に対し接合面からの漏洩を防止
するため接合部材間にガスケットが介装されることはよ
く知られており、例えば内燃機関のシリンダヘッドとシ
リンダブロックとの間にはシリンダヘッドガスケットが
介装されている。この種のガスケットとして近時は金属
製の板材から成る金属ガスケットが用いられている。
【0003】上記金属ガスケットを製造する方法とし
て、例えば特開昭64−40762号公報には、長尺の
金属基板の少くとも一面に、ガスケットを構成する素材
金属板の形状とほぼ同形状のシール膜を形成する工程
と、前記シール膜を固化する工程と、前記基板を複数枚
の素材金属板に切断する工程と、前記素材金属板上のシ
ール膜で囲まれたシール区域内に各種の穴を形成する工
程からなる金属積層ガスケット用素材金属板の製造方法
が提案されている。
【0004】上記公報に記載の方法は、長尺の金属基板
にシール膜を形成した後に、素材金属板、即ち金属ガス
ケットを分離切断すると共に、各種の穴を形成すること
としており、所謂プレコートと呼ばれる製造方法に係
り、同公報では特に、ガスケットを構成する素材金属板
の形状とほぼ同形状のシール膜を形成することとしてい
る。これに対し、帯状素材に各種の穴を穿設すると共に
金属ガスケットを分離切断した後、個々の金属ガスケッ
トにシール材を塗布する製造方法も知られており、アフ
ターコートと呼ばれている。
【0005】更に、金属ガスケットを製造する型に関
し、特開平3−238131号公報においては、流体孔
の周縁部にビードを形成するビード成形工程を含め、孔
抜き、ビード成形及び外形抜き工程の三工程を順送りで
行うためのビード成形用型が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記プレコ
ートによる製造方法においては、最終工程で帯状素材か
ら複数の金属ガスケットが分離切断されると、当該複数
の金属ガスケットを構成する部分相互の間隙部分のみな
らず、穴内の部分が廃棄されることとなり、シール材の
無駄が多く所謂歩留りが悪い。特に廃材にはシール材が
塗装されているので、廃棄処理が困難である。このた
め、上記特開昭64−40762号公報においては、必
要とする部分に局部的にシール膜を形成することとして
いるが、このようにシール膜を形成するのは容易ではな
く、量産性に問題が残る。
【0007】これに対し、アフターコートによる製造方
法においては、廃材は金属板のみとなるので廃棄処理が
容易であるが、複数の金属ガスケットに分離切断された
後にシール材を塗布することとしているので、金属ガス
ケットの反り等に起因する塗装不良が生じ易く、量産が
困難である。
【0008】そこで、本発明は、金属製帯状素材から所
定の流体孔を有する複数の金属ガスケットを製造する金
属ガスケットの製造方法において、金属ガスケットの量
産性を確保しつつ、廃材を廃棄処理が容易なものとする
と共に、シール材の歩留りの向上を図ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、金属製の帯状素材から所定の流体孔を有
する複数の金属ガスケットを製造する金属ガスケットの
製造方法において、前記帯状素材に対し前記所定の流体
孔を穿設する孔抜工程と、該孔抜工程後に前記帯状素材
の少くとも一面にシール材を塗布する塗装工程と、該塗
装工程後に前記帯状素材から所定の外形形状の金属ガス
ケットを分離切断する切断工程を有する方法としたもの
である。
【0010】また、本発明は、金属製の帯状素材から所
定の流体孔を有する複数の金属ガスケットを製造する金
属ガスケットの製造方法において、前記帯状素材に対し
前記所定の流体孔を穿設する孔抜工程と、該孔抜工程後
に前記帯状素材の少くとも一面にシール材を塗布する塗
装工程と、該塗装工程後に前記帯状素材の少くとも前記
流体孔の周縁部にビードを突出形成する成形工程と、前
記ビードを含む所定の外形形状の金属ガスケットを前記
帯状素材から分離切断する切断工程を有する方法として
もよい。
【0011】上記の金属ガスケットの製造方法に対し、
前記塗装工程と前記切断工程との間に、前記シール材を
乾燥させる乾燥工程、及び前記シール材を前記帯状素材
に焼き付ける焼付工程を付加することが望ましい。尚、
ビードの成形工程と切断工程を同時に行なうこととして
もよく、別々に行なうこととしてもよい。
【0012】
【作用】本発明の金属ガスケットの製造方法において
は、金属製の帯状素材に対し、複数の金属ガスケットを
構成する部分毎に所定の流体孔が穿設される。この孔抜
工程後に帯状素材の少くとも一面にシール材が塗布され
る。そして、シール材の塗装層が形成された帯状素材か
ら、所定の外形形状の金属ガスケットが分離切断され
る。更に、塗装工程後に、帯状素材にビードを突出形成
する成形工程を設定した場合には、ビード頂部の塗装層
の厚さが略均一になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の金属ガスケットの製造方法の
実施例を図面を参照して説明する。尚、本発明の対象と
する金属ガスケットとしては、例えば多気筒内燃機関の
シリンダヘッドとシリンダブロックとの間に介装される
シリンダヘッドガスケットが好適であり、以下において
はシリンダヘッドガスケットとして用いられる金属ガス
ケットの製造方法について説明する。
【0014】図1は本発明の金属ガスケットの製造方法
の一実施例に供される装置の一部を示すもので、帯状の
圧延金属板、例えばステンレス鋼板(SUS)の帯状素
材2がロール状に巻回されたコイルが、支持装置3にコ
イルの軸回りに回転可能に支持され、帯状素材2は第1
のプレス装置4に所定長さ毎に供給される。尚、第1の
プレス装置4に対して帯状素材2を所定長さ毎に送り出
すフィーダ(図示せず)を別途設けることとしてもよ
い。
【0015】本実施例の第1のプレス装置4は、孔抜工
程用の上型及び下型を備えており、帯状素材2に所定形
状の流体孔が穿設される。即ち、第1のプレス装置4に
おいて、帯状素材2に対し孔抜き加工が行なわれ、図1
に示すように気筒数に対応する数(例えば直列四気筒の
内燃機関用として四個)の燃焼室孔11が帯状素材2の
幅方向に並設される。また同時に、図1では省略した
が、帯状素材2の燃焼室孔11回りには図2に示すよう
な複数の冷却水孔12及び潤滑油孔13が穿設されると
共に、複数のボルト孔14が穿設される。尚、これらの
孔は複数回に分けて穿設することとしてもよく、この場
合には第1のプレス装置4を順送型とするとよい。
【0016】上記のように燃焼室孔11等が穿設された
基板10は、必要に応じ全体が洗浄された後、コーティ
ング装置5により、基板10の両面に例えばフッ素系ゴ
ムのシール材がコーティングされ、基板10の両面に図
3に示すように塗装層18,19が形成される。本実施
例のコーティング装置5は所謂ロールコータで、一対の
ローラ51,52を有し、両者間に帯状素材2を挿通し
てローラ51,52を回転させ、各ローラと帯状素材2
との間にシール材(図示せず)を圧搾しながら帯状素材
2の表面に対し所定の厚さに塗布するようにしたもので
ある。尚、コーティング装置5としては上記ロールコー
タ形式のものに限ることなく、スクリーン印刷等種々の
形式のものを採用することができる。また、塗装層は基
板10の一方の面のみに形成することとしてもよく、例
えば図3の塗装層19のみを形成することとしてもよ
い。
【0017】続いて、乾燥装置6において70乃至80
℃の温度で乾燥された後、焼付装置7にて約200度の
温度で加熱される。このような乾燥工程及び焼付工程を
経ると、シール材が帯状素材2に強固に付着し、図3の
断面図に示すように塗装層18,19が形成される。そ
して、帯状素材2は第2のプレス装置8に供給され、ビ
ード成形工程及び切断工程が行なわれる。
【0018】第2のプレス装置8は順送型のプレス装置
で、ビード成形工程用の上型及び下型(図示せず)、並
びに切断工程用の上型及び下型(図示せず)が並設さ
れ、夫々共通の上型台と下型台に固定されている。ビー
ド成形工程においては、図2及び図3に示すように各燃
焼室孔11回りにビード15が形成されると共に、冷却
水孔12、潤滑油孔13及びボルト孔14回りにビード
16、並びに金属ガスケットを構成する部分の全周に亘
ってビード17が形成される。これらのビード16,1
7は折曲部が一箇所のみであるのでビード15に対しハ
ーフビードと称呼される。そして、切断工程において、
図2に示す平面形状の基板10が、その外形に沿って分
離切断され、図1に示すようにコンベア9によって順次
搬送される。
【0019】而して、上記実施例の製造方法によれば、
金属製の帯状素材2に燃焼室孔11等が穿設された後
に、シール材の塗装層18,19が形成されるので、孔
部分の廃材にはシール材が付着しておらず、従って容易
に廃棄処理することができ、従前の方法のように孔部分
のシール材が無駄になることもない。そして、シール材
の塗装は孔抜工程後の帯状素材2に対して行なわれるの
で、量産性を確保することができる。しかも、ビード1
5等の形成後にシール材が塗布される従前の方法によれ
ば、ビード15等の頂部の塗装層が薄くなるのに対し、
本実施例によれば塗装層18,19が形成された後にビ
ード15等が形成されるので、ビード15等を含め略均
一な厚さの塗装層を形成することができる。
【0020】尚、本実施例では、第1のプレス装置4と
コーティング装置5との間に、連続した帯状素材2が介
装されているが、第1のプレス装置4にて孔抜工程が行
なわれた後、図1のR−R線の位置で一旦巻き戻してコ
イルとし、このコイルから帯状素材2をコーティング装
置5に供給することとしてもよい。また、第2のプレス
装置8においてビード成形工程及び切断工程を順送で行
うこととしたが、二工程を同時に行なうこととしてもよ
い。更には、ビード成形工程と切断工程との間に平押工
程を設定する等、他の工程を付加することとしてもよ
い。前述の塗装工程後の帯状素材2には複数の孔が穿設
されているが、この中には小径の冷却水孔12も含まれ
ており、シール材によって目詰まりするおそれがある。
このため、各孔が確実に貫通するように、成形工程と同
時に各孔にピンを挿通するように構成してもよい。
【0021】上述のようにして製造された金属ガスケッ
トは、ボルト孔14に締結ボルト(図示せず)が挿通さ
れ、例えばビード15の突出側がシリンダブロック(図
示せず)側となるように配置され、シリンダヘッド(図
示せず)及びシリンダブロック間に緊締される。即ち、
基板10に締付力が加えられるとビード15が変形し、
基板10はビード15の弾性復元力を以ってシリンダブ
ロックと密着することとなり、各燃焼室孔11回りに所
定の面圧が確保される。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載の効果を奏する。即ち、本発明の金属ガ
スケットの製造方法によれば、金属製の帯状素材に対
し、複数の金属ガスケットを構成する部分毎に所定の流
体孔が穿設された後に帯状素材の少くとも一面にシール
材が塗布され、この後所定の外形形状の金属ガスケット
に分離切断されるので、金属ガスケットの製造時に生ず
る廃材は廃棄処理が容易である。しかも、量産性を確保
しつつ、シール材の歩留りを向上することができる。
【0023】更に、塗装工程後にビードの成形工程を設
定する方法にあっては、ビードの頂部を含み全体に亘っ
て略均一な厚さの塗装層を形成することができるので、
良好なシール性を有する金属ガスケットを製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属ガスケットの製造方法の一実施例
における製造工程の主要部を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係る製造方法によって製造
する金属ガスケットの一部の平面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る製造方法によって製造
した金属ガスケットの一部の断面図で、図2のA−A線
断面図である。
【符号の説明】
2 帯状素材 3 支持装置 4 第1のプレス装置 5 コーティング装置 6 乾燥装置 7 焼付装置 8 第2のプレス装置 9 コンベア 10 基板 11 燃焼室孔(流体孔) 15 ビード 16,17 ビード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の帯状素材から所定の流体孔を有
    する複数の金属ガスケットを製造する金属ガスケットの
    製造方法において、前記帯状素材に対し前記所定の流体
    孔を穿設する孔抜工程と、該孔抜工程後に前記帯状素材
    の少くとも一面にシール材を塗布する塗装工程と、該塗
    装工程後に前記帯状素材から所定の外形形状の金属ガス
    ケットを分離切断する切断工程を有することを特徴とす
    る金属ガスケットの製造方法。
  2. 【請求項2】 金属製の帯状素材から所定の流体孔を有
    する複数の金属ガスケットを製造する金属ガスケットの
    製造方法において、前記帯状素材に対し前記所定の流体
    孔を穿設する孔抜工程と、該孔抜工程後に前記帯状素材
    の少くとも一面にシール材を塗布する塗装工程と、該塗
    装工程後に前記帯状素材の少くとも前記流体孔の周縁部
    にビードを突出形成する成形工程と、前記ビードを含む
    所定の外形形状の金属ガスケットを前記帯状素材から分
    離切断する切断工程を有することを特徴とする金属ガス
    ケットの製造方法。
JP20182393A 1993-07-21 1993-07-21 金属ガスケットの製造方法 Pending JPH0735239A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1166915A3 (de) * 2000-06-30 2003-04-16 ElringKlinger AG Vorrichtung und Verfahren zum Herstellen von Dichtungslagen
KR20180020014A (ko) * 2016-08-17 2018-02-27 한동원 스페이서 제조방법

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