JPH0735620U - 天井下地材の絶縁構造 - Google Patents

天井下地材の絶縁構造

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JPH0735620U
JPH0735620U JP6660093U JP6660093U JPH0735620U JP H0735620 U JPH0735620 U JP H0735620U JP 6660093 U JP6660093 U JP 6660093U JP 6660093 U JP6660093 U JP 6660093U JP H0735620 U JPH0735620 U JP H0735620U
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JP
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annular groove
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egg
ceiling base
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JP6660093U
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徹 青柳
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Obayashi Corp
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Obayashi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天井下地材が躯体側のアースされた鉄骨また
は鉄筋と導通されるのを簡単な構造をもって遮断すると
共に、天井吊金具がアンテナ機能を発揮するのを防止す
る。 【構成】 天井下地材を吊下げる吊金具12を上下方向
に分割し、上方の第1吊ボルト20と、下方の第2吊ボ
ルト22とを卵形絶縁材24を介して結合する。卵形絶
縁材24は卵形の碍子として形成され、この卵形絶縁材
24の上半部および下半部の外側の周方向に上方環状溝
24aおよび下方環状溝24bを形成する。上方環状溝
24aおよび下方環状溝24bに、環状の第1係合部材
28および第2係合部材30を嵌合して係止する。第1
吊ボルト20を第1接続金具34を介して下方環状溝2
4bの第2係合部材30に取付ける。第2吊ボルト20
を第2接続金具36を介して上方環状溝24aの第1係
合部材28に取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鉄骨で形成される天井下地材の絶縁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビルディング等のような鉄骨または鉄筋造の多層階建築物では、フロアによっ て各階が隔成されるようになっており、躯体側となるこのフロア面の下側から吊 金具を介して天井下地材を水平方向に吊下げ、この天井下地材に天井ボードが取 付けられるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の天井下地材は通常軽量鉄骨で形成され、躯体側の 鉄骨とか鉄筋に固定される前記吊金具を介して天井下地材は躯体の鉄骨または鉄 筋と接続される一方、前記鉄骨および鉄筋は下部でアースされる。このため、前 記天井下地材は躯体側と電気的に導通され、この天井下地材に用いた軽量鉄骨部 分が長くなるとアンテナ機能を果たして、その長さの1/4に相当する波長の電 波と共振して各種電波障害が生じてしまう。また、前記吊金具が長くなった場合 にも同様にアンテナ機能が果たされてしまう。更に、前記天井下地材は上述した ように前記鉄骨,鉄筋を介してアースされるため、場合によっては感電してしま うおそれがあるという課題があった。
【0004】 そこで、本考案はかかる従来の課題に鑑みて、天井下地材が躯体側のアースさ れた鉄骨または鉄筋と導通されるのを簡単な構造をもって遮断すると共に、天井 吊金具がアンテナ機能を発揮するのを防止するようにした天井下地材の絶縁構造 を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案は、軽量鉄骨で形成された天井下地材を躯 体側に吊持する吊金具を、上方部材と下方部材とに分割する一方、上半部および 下半部の外側の周方向にそれぞれ上方環状溝および下方環状溝を形成した卵形絶 縁材を設けると共に、これら上方環状溝および下方環状溝にそれぞれ環状の係合 部材を嵌合し、前記上方部材を下方環状溝の係合部材に取付けると共に、前記下 方部材を上方環状溝の係合部材に取付け、これら上方部材と下方部材とを前記卵 形絶縁材を介して連結することにより構成する。
【0006】
【作用】
以上の構成により本考案の天井下地材の絶縁構造にあっては、天井下地材を躯 体側に吊持する吊金具が上方部材と下方部材とに分割され、これら上方部材と下 方部材とが卵形絶縁材の下方環状溝および上方環状溝の係合部材にそれぞれ取付 けられて結合されることにより、前記吊金具の中間部分を絶縁状態としてこの吊 金具に吊持された前記天井下地材が躯体側の鉄筋または鉄骨と導通されるのを防 止することができる。このため、天井下地材で拾った電波が他の部分に漏れるの を防止してアンテナ機能を発揮するのを阻止することができ、前記天井下地材を 原因として発生する電波障害をなくすことができる。
【0007】 また、前記上,下環状溝は卵形絶縁材の外側に沿って環状に形成して、略上下 対称および上下軸を中心として回転対称となっているため、上,下方部材をこの 卵形絶縁材に取付ける際に、天地方向および上下軸を中心とする回転方向の方向 性を任意に設定することができ、その取付作業を大幅に簡略化することができる 。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図1から図3は 本考案にかかる天井下地材の絶縁構造の一実施例を示し、図1は絶縁構造の要部 斜視図、図2は絶縁構造に用いられる卵形絶縁材の斜視図、図3は卵形絶縁材と 吊金具を構成する上,下部材とを連結する係合部材の斜視図、図4は絶縁構造の 全体を示す概略構成図である。
【0009】 即ち、本考案の天井下地材の絶縁構造にあっては、図4に示したように躯体の 一部を構成する上層階のフロア10の下面から複数の吊金具12を垂設し、この 吊金具12の下端部に前記天井下地材としての軽量鉄骨14を支持するようにな っている。そして、前記軽量鉄骨14の下側に金具16を介して天井ボード18 が取付けられる。
【0010】 前記吊金具12は上下方向に分割され、上方部材としての第1吊ボルト20と 、下方部材としての第2吊ボルト22とを備え、これら第1吊ボルト20および 第2吊ボルト22は卵形絶縁材24を介して互いに結合される。前記第1吊ボル ト20は前記フロア10下面に取付けられたターンバックル26に螺合されると 共に、前記第2吊ボルト22は前記軽量鉄骨14に結合される。
【0011】 前記絶縁材24は図1,図2に示したように球体を上下方向に細長くした卵形 の碍子として形成され、この卵形絶縁材24の上半部および下半部の外側には、 周方向に上方環状溝24aおよび下方環状溝24bが形成される。そして、前記 上方環状溝24aおよび下方環状溝24bには、環状の第1係合部材28および 第2係合部材30が嵌合して係止される。
【0012】 前記第1,第2係合部材28,30は、半円弧状の両端部にフランジ28a, 28aおよび30a,30aを形成した一対のΩ字状金具28b,28bおよび 30b,30bを突合わせることにより構成され、これら一対のΩ字状金具28 b,28bおよび30b,30bを前記上方環状溝24aおよび下方環状溝24 bの両側から挟み込むようにして、フランジ28a,28aおよび30a,30 aをボルト32,ナット32a締めするようになっている。尚、前記上方環状溝 24aおよび下方環状溝24bは、卵形絶縁材24の外側に沿って中心部O方向 が大径となるテーパ状に形成され、これに伴って前記第1,第2係合部材28, 30の環状部分も前記上方環状溝24aおよび下方環状溝24bに沿ったテーパ 状に形成されている。
【0013】 そして、前記第1吊ボルト20は第1接続金具34を介して前記下方環状溝2 4bの第2係合部材30に取付けられると共に、前記第2吊ボルト20は第2接 続金具36を介して前記上方環状溝24aの第1係合部材28に取付けられるよ うになっている。前記第1,第2接続金具34,36は先端部34a,36aが 前記卵形絶縁材24の外側に沿って二股状に分岐されるY字状に形成される。そ して、第1接続金具34は逆Y字状に配置された状態で先端部34aが前記第2 係合部材30のボルト32,ナット32aに共締めされると共に、第2接続金具 36は正Y字状に配置された状態で先端部36aが第1係合部材28のボルト3 2,ナット32aに共締めされる。一方、前記第1接続金具34の基端部34b に前記第1吊ボルト20が固設されると共に、前記第2接続金具36の基端部3 6bに前記第2吊ボルト22が固設される。
【0014】 以上の構成により本実施例の天井下地材の絶縁構造にあっては、天井下地材と して用いた軽量鉄骨14をフロア10に吊り下げる吊金具12は、上下に2分割 された第1吊ボルト20と第2吊ボルト22とを備え、これら第1吊ボルト20 と第2吊ボルト22とが卵形絶縁材24を介して結合されている。従って、前記 吊金具12の中間部分が絶縁状態となって、この吊金具12に吊持された前記軽 量鉄骨14が躯体側となる鉄筋または鉄骨と導通されるのを防止することができ る。このため、前記軽量鉄骨14で拾った電波が躯体側に漏れるのを防止してア ンテナ機能を発揮するのを阻止することができ、軽量鉄骨14を原因として発生 する電波障害をなくすことができる。
【0015】 また、本実施例にあっては前記第1,第2係合部材28,30を嵌合する上方 環状溝24aおよび下方環状溝24bは、前記卵形絶縁材24の上半部および下 半部に形成されて、第1吊ボルト20が下方環状溝24bの第2係合部材30に 取付けられると共に、第2吊ボルト22が上方環状溝24aの第1係合部材28 に取付けられる。このため、軽量鉄骨14の荷重が吊金具12に作用した状態で は、前記第1,第2係合部材28,30はそれぞれ卵形絶縁材24の大径方向に 押圧されるように作用するため、前記荷重に対する係止力を大きくして軽量鉄骨 14の支持強度を著しく増大することができる。
【0016】 更に、前記上,下方環状溝24a,24bは卵形絶縁材24の外側に沿って環 状に形成されるため、第1,第2吊ボルト20,22を固設した第1,第2接続 金具34,36を取付ける際に、この卵形絶縁材24の天地方向および上下軸を 中心とする回転方向の方向性を任意に設定することができ、その取付作業を大幅 に簡略化することができる。このため、軽量鉄骨14を取付ける際の施工性を向 上し、施工時間の短縮および省力化を図ることができるようになる。
【0017】 上記実施例は天井下地材への適用について説明したが、本考案の精神に従って 、壁下地材や二重床下地材に対しても、適用できることは勿論である。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案にかかる天井下地材の絶縁構造にあっては、天井下 地材を躯体側に吊持する吊金具を上下に分割した上方部材と下方部材とが、卵形 絶縁材の下方環状溝および上方環状溝の係合部材にそれぞれ取付けられて結合さ れるようになっているため、前記吊金具の中間部分を絶縁状態としてこの吊金具 に吊持された前記天井下地材が躯体側の鉄筋または鉄骨と導通されるのを防止す ることができる。このため、天井下地材で拾った電波が他の部分に漏れるのを防 止してアンテナ機能を発揮するのを阻止することができ、この天井下地材を原因 として発生する電波障害をなくすことができる。
【0019】 また、前記上方環状溝および下方環状溝は前記卵形絶縁材の上半部および下半 部に形成されて、上方部材が下方環状溝の係合部材に取付けられると共に、下方 部材が上方環状溝の係合部材に取付けられるため、天井下地材の荷重が吊金具に 作用した状態では、前記下方環状溝および上方環状溝に嵌合された係合部材はそ れぞれ卵形絶縁材の大径方向に押圧されるように作用するため、前記荷重に対す る係止力を大きくして天井下地材の支持強度を著しく増大することができる。ま た、前記上,下環状溝は卵形絶縁材の外側に沿って環状に形成して、略上下対称 および上下軸を中心として回転対称となっているため、上,下方部材をこの卵形 絶縁材に取付ける際に、天地方向および上下軸を中心とする回転方向の方向性を 任意に設定することができ、その取付作業を大幅に簡略化することができるとい う各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の絶縁構造の一実施例を示す要部斜視図
である。
【図2】本考案の絶縁構造の一実施例に用いられる卵形
絶縁材の斜視図である。
【図3】本考案の絶縁構造の一実施例に用いられる係合
部材の斜視図である。
【図4】本考案の絶縁構造の一実施例を示す全体概略構
成図である。
【符号の説明】
10 フロア(躯体) 12 吊金具 14 軽量鉄骨(天井下地材) 20 第1吊ボ
ルト(上方部材) 22 第2吊ボルト(下方部材) 24 卵形絶縁
材 24a 上方環状溝 24b 下方環
状溝 28 第1係合部材 30 第2係合
部材 34 第1接続金具 36 第2接続
金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽量鉄骨で形成された天井下地材を躯体
    側に吊持する吊金具を、上方部材と下方部材とに分割す
    る一方、上半部および下半部の外側の周方向にそれぞれ
    上方環状溝および下方環状溝を形成した卵形絶縁材を設
    けると共に、これら上方環状溝および下方環状溝にそれ
    ぞれ環状の係合部材を嵌合し、前記上方部材を下方環状
    溝の係合部材に取付けると共に、前記下方部材を上方環
    状溝の係合部材に取付け、これら上方部材と下方部材と
    を前記卵形絶縁材を介して連結したことを特徴とする天
    井下地材の絶縁構造。
JP6660093U 1993-12-14 1993-12-14 天井下地材の絶縁構造 Pending JPH0735620U (ja)

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