JPH0735638Y2 - デイスクブレーキのキヤリパ - Google Patents

デイスクブレーキのキヤリパ

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JPH0735638Y2
JPH0735638Y2 JP16716487U JP16716487U JPH0735638Y2 JP H0735638 Y2 JPH0735638 Y2 JP H0735638Y2 JP 16716487 U JP16716487 U JP 16716487U JP 16716487 U JP16716487 U JP 16716487U JP H0735638 Y2 JPH0735638 Y2 JP H0735638Y2
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JP
Japan
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caliper
pin
casting
hydraulic cylinder
disk
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JP16716487U
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JPH0172936U (ja
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文雄 藤森
利生 近藤
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用デイスクブレーキに関し、更に詳細に
はピンスライド型デイスクブレーキにおけるキヤリパに
関する。
(従来の技術) 従来、この種のデイスクブレーキのキヤリパは通常、生
砂鋳造法と呼ばれる鋳造法により成形されるのが一般的
である。この鋳造法においては寸法の公差のバラツキが
大きく,鋳造時にて鋳抜きによる成形が不可能なことか
らピン穴部等は鋳造時において中実に成形され、成形後
にて機械加工により仕上げている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来のキヤリパにおいては、ピン穴部等が鋳造
時において中実に成形された後、ピン穴及びブーツ嵌着
用の環状溝が機械による切削加工により形成されて更に
仕上げられているため、加工の負荷が大きく、また加工
時間も長くなり、それによりコストが嵩むという問題が
あつた。
そこで本考案は、この種のデイスクブレーキのキヤリパ
における製造コストを低減することを、その技術的課題
とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記した技術的課題を解決するために講じた手段は、当
該デイスクブレーキのキヤリパにおいて、該キヤリパを
消失型鋳造法により成形し、腕部のピン穴部及び環状溝
を鋳造成形時の鋳抜きにより形成させたことである。
(作用) これにより、キヤリパを中実の状態から切削加工を施す
ことがなくなるため、加工時間を短縮できて、且つ、こ
の種のキヤリパ成形時の切削加工性を大幅に向上でき、
製造コストを低減することができる。
(実施例) 以下、本考案に従つたデイスクブレーキのキヤリパの一
実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、キヤリパ10はピストン11が液密的に摺
動可能に嵌合される液圧シリンダ部10aと、車輪と共に
回転するデイスクロータ12及び該デイスクロータ12の両
側に平行に配設されるインナーパツド13及びアウタパツ
ド14を間に挟んで前記液圧シリンダ部10aに対向するリ
アクシヨン部10bとを備えている。リアクシヨン部10bと
液圧シリンダ部10aとはデイスクロータ12の外周を跨ぐ
ブリツジ部10cにより相互に結合されている。更に液圧
シリンダ部10aにはそのシリンダ径方向に、インナーパ
ツド13の制動時トルクを受けるマウンテイング部材15に
固定されたピン16,17に摺動可能に嵌合され、その開口
部にピン16,17の摺動面の防塵のため弾性部材(ゴム
等)から成るブーツ18,19が嵌着される環状溝10f1,10g1
が夫々形成されるピン穴部10f,10gを有する腕部10d,10e
を一体的に備えている。
これにより、キヤリパ10は腕部10d,10eによりデイスク
ロータ12の軸心に平行な方向にピン16,17上を摺動自在
に支持され、ブレーキ作動時には液圧シリンダ部10a内
の液圧上昇によりピストン11がインナーパツド13をデイ
スクロータ12に押圧させると共に、その反力によりキヤ
リパ10がピン16,17に沿つて移動し、リアクシヨン部10b
がアウタパツド14をデイスクロータ12に押圧させブレー
キ作用がなされる。
なお、本実施例においては腕部10dに形成されるピン穴
部10fは有底状に形成されており、腕部10eに形成される
ピン穴部10gは両端開口となつていて、その開口端に弾
性部材(ゴム等)からなるキヤツプ20が嵌着されて該ピ
ン穴部10g内に外部より水,異物等が侵入するのを防止
している。これにより、両パツド13,14の交換時におい
て、キヤツプ20を取り外して、ピン17を取り外し、キヤ
リパ10をピン16上に回動させて行うことができ、パツド
交換時の作業性を向上させている。
以上の構成からなる本実施例のキヤリパ10は消失型鋳造
法により成形されており、腕部10d,10eのピン穴部10f,1
0g及び環状溝10f1,10g1が成形時の鋳抜きにより形成さ
れていて、その寸法は第2図に実線Aで示すように機械
加工代を有する寸法となつている。
ここで、消失型鋳造法について説明すると、消失型鋳造
法とは発泡ポリスチロール(発泡スチロール)により製
品模型(キヤリパ)を成形し、それをフラスコの中に入
れフラスコを加振器により振動させながら乾燥した砂を
フラスコ内に充填させて、製品模型を砂内に埋没させ
る。そこで、砂型内に埋没された発泡ポリスチロール製
の製品模型に注湯し、発泡ポリスチロールを溶湯により
燃焼させガス化させ、その場所に溶湯が入れ代わつて鋳
物が成形される特殊な鋳造法である。尚、製品模型(キ
ヤリパ)は型成形されて、そのピン穴部は移動型により
成形される。
第2図において、ピン穴部10fの鋳抜きによる寸法はそ
の深さが2点鎖線で示す機械加工の寸法の深さよりも深
く形成されており、その深さの差分が機械加工時の切粉
溜まりになり、これにより切削性が大幅に向上される。
またピン穴部の環状溝10f1,10g1の鋳抜きによる寸法
は、その径が環状溝10f1,10g1の側壁内径Bと等しく形
成され、その深さは環状溝10f1,10g1の幅よりも深く形
成され、環状溝10f1,10g1の機械加工時の逃げとなり、
切削性を大幅に向上させている。
以上のように本考案によれば、腕部のピン穴部及び環状
溝を鋳抜き形状とすることにより、その切削性を大幅に
向上することができ、安価なデイスクブレーキのキヤリ
パを得ることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、デイスクブレーキのキヤリパを消失型
鋳造法により成形させ、腕部のピン穴部及び環状溝を鋳
造成形時の鋳抜きにより形成させることにより、加工時
の切削性を大幅に向上できて、それにより加工時間を短
縮できその加工コストを大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に従つたデイスクブレーキのキヤリパ備
えたデイスクブレーキを示す一部断面図第2図は第1図
に於ける腕部を示す断面図である 10……キヤリパ、10a……液圧シリンダ部、10b……リア
クシヨン部、10c……ブリツジ部、10d,10e……腕部、10
f,10g……ピン穴部、10f1,10g1……環状溝、11……ピス
トン、12……デイスクロータ、13,14……パツド、15…
…マウンテイング、16,17……ピン、18.19……ブーツ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストンが液密的に摺動可能に嵌合される
    液圧シリンダ部と、車輪と共に回転するデイスクロータ
    及び該デイスクロータの両側に平行に配設されるブレー
    キパツドを間に挟んで前記液圧シリンダ部に対向するリ
    アクシヨン部と、該リアクシヨン部と前記液圧シリンダ
    部とを前記デイスクロータの外周を越えて相互に結合す
    るブリツジ部と、固定部材に固定されたピンに摺動可能
    に嵌合され、その開口部に前記ピンの摺動面の防塵のた
    め弾性部材から成るブーツが嵌着される環状溝が形成さ
    れるピン穴部を有する腕部とを一体に備え、前記腕部に
    より前記デイスクロータの軸心に平行な方向に前記ピン
    上を移動自在に支持されるデイスクブレーキのキヤリパ
    において、該キヤリパを消失型鋳造法により成形し、前
    記腕部の前記ピン穴部及び前記環状溝を鋳造成形時の鋳
    抜きにより形成させたことを特徴とするデイスクブレー
    キのキヤリパ。
JP16716487U 1987-10-31 1987-10-31 デイスクブレーキのキヤリパ Expired - Lifetime JPH0735638Y2 (ja)

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JPH0172936U JPH0172936U (ja) 1989-05-17
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