JPH0735801B2 - 複動シリンダの残圧を利用した圧力変換装置 - Google Patents
複動シリンダの残圧を利用した圧力変換装置Info
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Description
時に必要な圧力との差圧を有効に利用する複動シリンダ
の残圧を利用した圧力変換装置に関するものである。
する必要圧力は、当該物体の移動時と停止時とでは異な
っている。即ち、ピストンロッドは出入動作中は、当該
ロッドに連結されている負荷物体の慣性抵抗や複動シリ
ンダの排気側にある空気の流出抵抗などが加わって高い
圧力を必要とするが、停止時にはこれらの抵抗がなくな
り、静荷重の保持に必要な圧力だけでよい。
摩擦抵抗が十分大きかったり、あるいはロック機構付の
複動シリンダの場合などでは、作動時に必要な供給圧力
と停止時の必要供給圧力とでは大きな圧力差があり、従
来はこの差圧は残圧としてそのまま捨てるか、利用され
ないで次回の作動までシリンダ内に保有されていた。
力による使用端のほかに、前記一般用圧力よりも高圧の
作動圧力等を必要とする使用端も少なくなく、従来はか
かる高圧使用箇所においては、別途の高圧用コンプレッ
サなどで昇圧する必要があった。
シリンダの残圧をすべて大気中に放出したのではエネル
ギー経済上甚だ無駄であり、また次回の作動時の排出抵
抗力となって二重にエネルギーを無駄にするものであっ
た。
て、別途に高圧用コンプレッサを設けると、設備費が嵩
み、余分の動力を消費してコスト高を招くという問題点
があった。
ので、簡単な回路で複動シリンダの残圧をうまく利用す
ることにより、余剰エネルギーの回収を図るのみなら
ず、更に進んで、一般用圧力以上の高圧使用端に高圧空
気を供給することを可能ならしめる等複動シリンダの残
圧を利用した圧力変換装置を提供することを目的とする
ものである。
ころは、入側ポートに空気圧源からの圧力空気を受け出
側ポートを複動シリンダのキャップ側及びヘッド側の各
ポーに連通させる切換操作を行う切換弁と、前記複動シ
リンダの前記両ポートに接続され該複動シリンダの動作
中には該複動シリンダに対し閉位置にあり且つ該複動シ
リンダの動作停止時には該複動シリンダの前記両ポート
中の少なくとも加圧側のポートに対し開位置となる残圧
供給弁と、大径ピストン及び小径ピストンを内蔵し駆動
室側に前記残圧供給弁を経て前記複動シリンダの残圧を
受け圧力変換室で圧力変換させた圧力空気を送出する圧
力変換器と、該圧力変換器による変換動作終了時に前記
駆動室を所定圧力に開放する開放弁とを備えたことを特
徴とする複動シリンダの残圧を利用した圧力変換装置に
ある。
ッドは出動作もしくは入動作を始める。圧力空気は加圧
側に入り、ピストンを隔てた反対側からは空気が排出さ
れる。この間残圧供給弁は複動シリンダに対して閉位置
にある。
ミットスイッチなどによる検出結果に基づいて信号が発
せられると、切換弁は中間位置となり、当該複動シリン
ダへの圧力供給ポートを遮断する。
った複動シリンダのポートに連通する位置に切換わる。
そしてこの残圧は、残圧供給弁を通って圧力変換器の駆
動室に供給される。
供給されていて、前記駆動室内に供給された残圧によっ
てピストンが押し動かされ、圧力変換器のピストンが動
作し、圧力変換室内の圧力変換した圧力空気を送出す
る。
貯えられ、使用端に供給される。
空気の送出が止まると、残圧供給弁の出口側に設けた開
放弁が開き、残った残圧は大気に開放され、駆動室内及
び残圧回路内を所定圧力にする。
向と逆の方向に作動した後停止したときは、残圧供給弁
は前述とは逆の方に切換わって同様の作用を行う。
置された複動シリンダを用い増圧する場合を例として図
面を参照しながら説明する。
力変換装置の第1実施例を示す回路図である。
シリンダ20と、当該複動シリンダ20の動作方向を切換え
る切換弁30と、複動シリンダ20の残圧を供給する残圧供
給弁40と、残圧を受けて作動し、昇圧させた圧力空気を
送出する圧力変換器50と、残圧をこの場合の所定圧力で
ある大気圧に開放する開放弁60とを備えている。
21内に、圧力を受けて摺動するピストン22と、当該ピス
トン22に連結したピストンロッド23とを有し、キャップ
側ポート24と、ヘッド側ポート25とを備えている。
り、ストロークエンドを検知するリミットスイッチ61,6
2が当該負荷物体Wの位置に対応させて設けてある。
形であって、入側ポート1が逆止弁63を介して空気圧源
Sに、出側ポートC1が複動シリンダ20のヘッド側ポート
25に、出側ポートC2がキャップ側ポート24に夫々連通し
ており、ポートR1及びR2が共に大気圧に開放されてい
る。
手動その他いずれでもよい。
ンタ形であり、入側ポートD1及び入側ポートD2が夫々複
動シリンダ20のヘッド側ポート25及びキャップ側ポート
24に連通しており、出側ポートP2が圧力変換器50に至る
残圧管路64に連通している。
ソレノイドを用いて操作する。
1内に残圧を受ける大径ピストン52と、当該大径ピスト
ン52に連結ロッド53で連結され小径シリンダ体54a内に
あって圧力変換室54内に高圧を発生させる小径ピストン
55とを備え、大径ピストン52と小径ピストン55と連結ロ
ッド53とでピストンブロック56を形成している。
接続してあり、一方の逆止弁65は管路11を通じて空気圧
源Sからの圧力を圧力変換室54に供給し、他方の逆止弁
66は圧力変換室54内で昇圧された高圧空気を送り出すた
めのものである。そしてこの高圧側管路12には高圧空気
タンク13が接続して設けてあり、高圧空気タンク13の出
口側が管路14を通じて切換弁30の入側ポートP1に連通し
ている。
67とソレノイド作動型の開放弁60が設けてある。
利用した圧力変換装置の作用について説明する。
出し切った状態から、動作を開始するものとすると、切
換弁30が、中央位置からBで示す位置に切換わり、作動
圧力は入側ポートP1から出側ポートC1を通って、複動シ
リンダ20のヘッド側ポート25に送入されたピストンロッ
ド23は入動作をする。
し、負荷物体Wがリミットスイッチ61に至ると、このリ
ミットスイッチ61の信号で切換弁30は中央位置に復帰
し、圧力空気の供給は停止される。そして一方、前記リ
ミットスイッチ61の信号により残圧供給弁40は位置Aに
切換えられる。
のまま残圧として残っているから、残圧供給弁40の上記
切換えによって前記残圧はポート25から残圧供給弁40の
入側ポートD1を経て出側ポートP2に至り、残圧管路64を
通って圧力変換器50の駆動室51に送り込まれる。そして
大径ピストン52を押圧し、予め空気圧源から送り込まれ
ていた圧力変換室54内の圧力空気を小型ピストン55によ
って一層高く昇圧し、逆止弁66を経て高圧空気タンク13
内に送り込む。
所定圧力になったときに、圧力スイッチ67がこれを検知
して信号を発し、残圧供給弁40を中央位置に切換え、開
放弁60を開いて大気圧に開放し、残圧管路64内が大気圧
になったことを示す図示しない圧力センサーの信号によ
り当該開放弁60を再び閉じ、次回の作動に備える。
ら空気圧源Sの空気が圧力変換器50の圧力変換室54内に
供給され、ピストンブロック56を、図において左端側に
移動させ、これも次回の動作のための準備が完了する。
がAの位置に切換わると、キャップ側ポート24を通じて
圧力空気が供給され、ロッド23は突出しストロークエン
ドに達すると、リミットスイッチ62の信号で切換弁30は
中央位置に復帰し、同時に残圧供給弁40の方は位置Bに
切換わって入側ポートD2から残圧が供給され、以後の作
用は前述と同様である。
の入側ポート側に供給されるようになっているが、これ
はあくまで一実施例に過ぎず、前記高圧空気タンク13か
ら分岐して夫々必要な使用端末に結合することも可能で
ある。
ッチ67によって検知するのに代えて、圧力変換器50のピ
ストンブロック56の作動を直接近接スイッチ等で検出し
てもよい。
回路図である。
弁のエグゾーストセンタ形であり、残圧供給弁80は三位
置切換弁のクローズドセンター形であり、開放弁60には
流量及び圧力調整のための絞り91及びリリーフ弁90が接
続されている。第1実施例の場合と同一の部分は同一符
号で表示して説明を省略する。
々ヘッド側ポート25及びキャップ側ポート24に接続し、
他の二つのポートE1,E2を残圧供給弁80に接続し、中央
のポートE0を空気圧源Sに接続してあり、ソレノイド
S1,S2が設けてある。切換弁70は中央位置でポートE1,
E2が複動シリンダ20のヘッド側ポート25及びキャップ側
ポート24に連通する。
ノイドS5が設けてある。
ついて説明する。
おいて実線にて示す下方のストロークエンドにある状態
から動作を開始するものとする。
残圧供給弁80を位置Bに、開放弁60を開位置にすると、
空気圧源SからポートE0及びポートQ1を通じて圧力空気
がヘッド側ポート25に至り、この圧力空気によりピスト
ンブロック23を入動作させる。
の空気が圧力変換器50の圧力変換室54内に供給され、ピ
ストンブロック56が残圧管路側に移動している。
ロークエンドに達すると、負荷物体Wによりリミットス
イッチ61がオンとなり、ピストンロッド23が停止し、ソ
レノイドS1とS4をオフとし、切換弁70と残圧供給弁80を
中央位置にする。次にソレノイドS3をオンS5をオフにし
て複動シリンダ20のヘッド側圧力がポートF1,Q3を経
て、残圧管路64を通じて圧力変換器50の駆動室51へ送出
され、圧力変換器50が作動し、複動シリンダ20のヘッド
側圧力が下がって行く。そして負荷物体Wをそのままの
位置に保持するためにのみ必要な最低限の所定圧力にな
ると、これを検出する圧力スイッチ67からの信号でソレ
ノイドS3をオフにソレノイドS5をオンにする。複動シリ
ンダ20はピストンロッド23の上方のストロークエンドの
位置を保持し、残圧管路64の圧力は、開放弁60、絞り9
1、リリーフ弁90を通じて大気圧力に開放されるととも
に、逆止弁65を通じて圧力空気が圧力変換室54に送り込
まれ、圧力変換器50はリセットされる。
力センサーの信号によりS5はオフとなる開閉弁60が閉と
なる。
からポートE0及びポートQ2を通じ、圧力空気がキャップ
側ポート24に至り、この圧力空気によりピストンロッド
23を出動作させる。
び残圧供給弁80を経て、残圧管路64を通じて圧力変換器
50の駆動室51へ送出され、圧力変換器50が作動し、複動
シリンダ20のヘッド側圧力が下がって行く。この間ソレ
ノイドS5はオフであり、開放弁60が閉位置にある。
場合は、ソレノイドS5をオンにして、絞り91、及びリリ
ーフ弁90を夫々調整し働かせる事で、ピストンロッド23
を所要のスピードでストロークエンド迄動作させる事が
出来る。その後の動作は前述と同様である。
て空気を減圧する場合にも適用可能であり、複動シリン
ダのピストンロッドが鉛直に限らず任意の方向に沿って
動作するものであってもよい。
停止時との必要圧力の差、即ち残圧を簡単な回路構成で
抽出し圧力変換器に導き、高圧などを得るようにしたか
ら、工場の動力節約に寄与するところ大であるばかりで
なく、一般用空気源よりも高い圧力の使用端に低コスト
の高圧空気を供給することを可能ならしめるものであ
る。
を利用した圧力変換装置を示す回路図、第2図は本発明
の第2実施例に係る圧力変換装置を示す回路図である。 P1……入側ポート、C1,C2……出側ポート、S……空気
圧源、W……負荷物体、10……圧力変換装置、20……複
動シリンダ、22……ピストン、23……ピストンロッド、
24……キャップ側ポート、25……ヘッド側ポート、30…
…切換弁、40……残圧供給弁、50……圧力変換器、51…
…駆動室、52……大径ピストン、54……圧力変換室、55
……小径ピストン、56……ピストンブロック、60……開
放弁、64……残圧管路、70……切換弁、80……残圧供給
弁、90……リリーフ弁、91……絞り。
Claims (1)
- 【請求項1】入側ポートに空気圧源からの圧力空気を受
け出側ポートを複動シリンダのキャップ側及びヘッド側
の各ポートに連通させる切換操作を行う切換弁と、前記
複動シリンダの前記両ポートに接続され該複動シリンダ
の動作中には該複動シリンダに対し閉位置にあり且つ該
複動シリンダの動作停止時には該複動シリンダの前記両
ポート中の少なくとも加圧側のポートに対し開位置とな
る残圧供給弁と、大径ピストン及び小径ピストンを内蔵
し駆動室側に前記残圧供給弁を経て前記複動シリンダの
残圧を受け圧力変換室で圧力変換させた圧力空気を送出
する圧力変換器と、該圧力変換器による変換動作終了時
に前記駆動室を所定圧力に開放する開放弁とを備えたこ
とを特徴とする複動シリンダの残圧を利用した圧力変換
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12388988A JPH0735801B2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | 複動シリンダの残圧を利用した圧力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12388988A JPH0735801B2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | 複動シリンダの残圧を利用した圧力変換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01295006A JPH01295006A (ja) | 1989-11-28 |
| JPH0735801B2 true JPH0735801B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=14871863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12388988A Expired - Lifetime JPH0735801B2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | 複動シリンダの残圧を利用した圧力変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735801B2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-23 JP JP12388988A patent/JPH0735801B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01295006A (ja) | 1989-11-28 |
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