JPH073586U - 縁かがり縫ミシンの端切れ入れケース取付装置 - Google Patents

縁かがり縫ミシンの端切れ入れケース取付装置

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JPH073586U
JPH073586U JP3849093U JP3849093U JPH073586U JP H073586 U JPH073586 U JP H073586U JP 3849093 U JP3849093 U JP 3849093U JP 3849093 U JP3849093 U JP 3849093U JP H073586 U JPH073586 U JP H073586U
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田 興 司 内
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Abstract

(57)【要約】 【構成】縁かがり縫ミシンにおいて、布の切断機構で切
断された布屑を収納する端切れ入れケース21の取り付
け部材22をベース板20付近に配設し、本体機枠から
引き出した使用位置と本体機枠内に収納した収納位置と
に摺動切り換え可能に構成し、前記取り付け部材への端
切れ入れケースの取り付け状態で、端切れ入れケースの
上面21aが、略水平に開放されるルーパーカバー11
の下方に位置するように構成した。 【効果】端切れ入れケースを使用してのミシン作業中
に、端切れ入れケースを取り付けたままで、糸の掛け変
え等のためにルーパーカバーを開くことができ、従来に
比べミシンの使い勝手が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、縁かがり縫ミシンの端切れ入れケース取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
縁かがり縫ミシンには、種々のタイプがあるが、比較的小型の縁かがり縫ミシン は、1本または複数の針糸および1本または複数のルーパー糸を交絡させて布に 縁飾り縫い、巻き縫い等を行うミシンである。
【0003】 このように、布の縁部分を切断しながら縫目を形成する場合、切断された布屑は ミシンの手前の床上や作業テーブル上に落下し、好ましくない作業環境になるの で、その対策として従来は縁かがり縫ミシンのルーパーカバーに落下する端切れ 入れケースを取り付けるのが一般的であった。
【0004】 ルーパーカバーは、ルーパー機構等の機構部分を覆うと共に機構部分側に切断さ れた布屑等が侵入するのを防止するためのものであり、またルーパーカバーは、 後記するように開放可能であることが要求されるカバーであり、一般的にその下 端付近を回転中心として手前側に略水平に開放されるようになっている。
【0005】 従来の比較的小型の縁かがり縫ミシンに付属する端切れ入れケースはルーパーカ バーにセットするのが一般的で、この従来例によるとミシンの使用中に糸の掛け 変え等のために、ルーパーカバーを開けようとするとき、端切れ入れケースが邪 魔になり、端切れ入れケースをルーパーカバーから一旦取り外さないと、ルーパ ーカバーを開けられないという不便さがあり、ミシンの使い勝手上何らかの方策 が求められていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、第1端切れ入れケースを取り付けたままでル ーパーカバーが開けられるようにするための装置等を付加した場合、その装置等 がミシンの不使用時のコンパクトな収納を妨げないようにすることである。第2 に端切れ入れケースを使用してのミシン作業中に、端切れ入れケースを取り外す ことなくルーパーカバーが開けられるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した課題を解決するために、縁かがり縫ミシンにおいて、布の切断 機構で切断された布屑を収納する端切れ入れケースの取り付け部材がベース板付 近に配設され、本体機枠から引き出した使用位置と本体機枠内に収納した収納位 置とに摺動切り換え可能に構成し、ミシンに不使用時には取り付け部材をミシン の本体機枠内に収納し、ミシンのケース等にコンパイトに収納できるようにした 。
【0008】 更にこの縁かがり縫ミシンで、該取り付け部材への端切れ入れケースの取り付け 状態で、端切れ入れケースの上面が、略水平に開放されるルーパーカバーの下方 に位置するように構成し、端切れ入れケースが開放時のルーパーカバーに干渉し ないようにした。
【0009】
【考案の作用】
本考案は、第1に端切れ入れケースの取り付け部材を本体機枠内に収納できるよ うにしたので、ミシンの不使用時にミシンをミシンのケース等にコンパクトに収 納できるという作用がある。第2に端切れ入れケースを使用してのミシン作業中 に端切れ入れケースを取り付けたままで、糸の掛け変え等のためにルーパーカバ ーを開けることができるので、ミシンの使い勝手が向上するという作用がある。
【0010】
【実施例】
(1)縁かがり縫ミシンの主要部の説明 まず図1を参照しながら縁かがり縫ミシンの外観の主要部について説明する。 同図において、縁かがり縫ミシン1(以後ミシン1)の本体機枠2の上方には、 後方の糸立棒(図示せず)から導かれた針糸およびルーパー糸の振分板3が配設 され、本体機枠2の前面には、これらの各糸の糸調子器4〜7が配設されている 。本体機枠2の側面にはベルトカバー8が取り付けられ、はずみ車9が突出して いる。
【0011】 本体機枠2の上方には針棒10が上下往復動可能に支持され、本体機枠2の下方 内部にはルーパー機構(図示せず)が、針棒10の上下往復動に同期して作動可 能に配設され、ルーパー機構をルーパーカバー11が覆っている。
【0012】 ルーパーカバー11は、その下端付近を回転中心として手前側に略水平になる位 置まで開放可能になっている。ルーパーカバー11の開放は、凹み部11aに指 を掛け、図1のA矢向きに所定量だけ移動させた後、手前側に倒すことにより行 えるようになっており、ルーパーカバー11の開放が必要となるのは、ルーパー 機構のルーパーへの糸通し時、ルーパー機構等の掃除、補修等の場合である。
【0013】 針棒10の下端に装着された針(図示せず)の針落点の手前側には、布の切断機 構(図示せず)が配設され、布板カバー12内に配設された送り機構と押え棒1 3の下端に取り付けられた押えとで、図1におけるB矢向きに布を送り、切断機 構により布の端部を切り揃えながら縁かがり縫等を行うようになっている。
【0014】 ルーパーカバー11には、切断機構付近に切断された布屑がルーパー機構側に入 り込むのを防止する布屑防止部11bと、布屑をミシンの本体機枠外に案内する 凹状をなす布屑案内部11cとが形成されている。
【0015】 (2)端切れ入れケース取付装置の説明 次にミシンの端切れ入れケース取付装置について、主として図2、図3を参照し ながら説明する。
【0016】 図2において、ミシンのベース板20上には、図4、図5に示す端切れ入れケー ス21を取り付けるための図3に示すような形状をなす取り付け部材22が、図 2に示す収納位置と図4に示す使用位置とに摺動切り換え可能に案内されている 。以下詳細に説明する。
【0017】 図3に示すように、取り付け部材22には、端切れ入れケース21の取付用の角 穴22aが形成され、第1折曲部と22bと第2折曲部22cとが延設されてい る。ベース板20には案内板24が取り付けられ、案内板24には突起部24a が形成されており、更にベース板20には板ばね25がねじ26により固定され ている。
【0018】 端切れ入れケース21は、上面が開口する箱状をなし、取り付け部材22の角穴 22a内に上方からセットされ、上面のフランジ部21aにより取り付け部材2 2から落下しないようになっている。
【0019】 ベルトカバー8には、その下端付近に取り付け状態で、その内面が案内板24の 側面24bと平行になるベース板覆い部8aが形成されると共に突起部8bが形 成されている。
【0020】 案内板24の突起部24aとベルトカバー8の突起部8bとの位置関係は、ミシ ンの組み立て状態で、図3の左側を手前側として、ベース板20の前端から突起 部24aの右側面までの距離と、突起部8bの右側面までの距離が等しく、また 突起部24aの下面とベース板20上面間の間隔と、突起部8bの下面とベース 板20の上面との間隔が等しくなっており、この間に取り付け部材22が摺動自 在に案内されるようになっている。
【0021】 取り付け部材22はその両側面が、それぞれ案内板24の側面24bおよびベル トカバー8のベース板覆い部8aの内面で案内され、両側面の厚さ方向はベース 板20の上面と突起部24aの下面との間およびおベース板20の上面と突起部 8bの下面との間で案内され、取り付け部材22はベース板20に対して摺動自 在となっている。
【0022】 ミシンを使用するには、まず図2に示すように、ミシン1を作業テーブル27上 の端部に載置する。図2に示す状態では、取り付け部材22が本体機枠内に収納 され、第2折曲部22cが板ばね25に係止されている。
【0023】 端切れ入れケース21を使用してのミシン作業を行うには、この状態からミシン の手前を少し持ち上げ、取り付け部材22の第1折曲部22bに指を掛け手前側 に引き出すと、図4に示すように取り付け部材22の第2折曲部22cが突起部 24aおよび突起部8b(図4には図示せず)に当接する使用位置まで引き出せ る。
【0024】 この状態で、取り付け部材22の角穴22aに端切れ入れケース21を上方から セットすると、端切れ入れケース21を使用してのミシン作業が可能になる。 布屑が大量に出る場合は、端切れ入れケース21に代えて取り付け部材22にポ リエチレン等の袋を接着テープ等で取り付けてもよい。
【0025】 端切れ入れケース21を使用してのミシン作業中に、糸の掛け変え等のためにル ーパーカバー11を略水平に開放しても、図4に示すように端切れ入れケース2 1の上面位置が、2点鎖線で示すルーパーカバー11の下方に位置しており、端 切れ入れケース21がルーパーカバー11と干渉しないので、端切れ入れケース 21を取り外すことなくルーパーカバー11を開放でき、ミシンの使い勝手が向 上する。
【0026】 ミシン作業が終わり、ミシンをミシンケース等に収納する場合は、端切れ入れケ ース21を取り付け部材22から取り外し、取り付け部材21を図2に示すよう に収納位置に押し込めば、コンパクトに収納することができる。
【0027】
【考案の効果】 以上のよいうに本考案によれば、第1に端切れ入れケースの取り付け部材を本体 機枠内に収納できるようにしたので、ミシンの不使用時にミシンをミシンのケー ス等にコンパクトに収納できるという効果が得られる。第2に端切れ入れケース を使用してのミシン作業中に端切れ入れケースを取り付けたままで、糸の掛け変 え等のためにルーパーカバーを開けることができるので、ミシンの使い勝手が向 上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 縁かがり縫ミシンの斜視図
【図2】 図1のC矢視主要部を示す図
【図3】 端切れ入れケース取付装置主要部の分解斜視
【図4】 端切れ入れケースの使用状態を示す図1のC
矢視相当図
【図5】 端切れ入れケースの使用状態を示す縁かがり
縫ミシンの主要部の正面図
【符号の説明】
1 縁かがり縫ミシン 2 本体機枠 10 針棒 11 ルーパーカバー 20 ベース板 21 端切れ入れケース 22 取り付け部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体機枠の上方に針棒が上下往復動可能に
    支持され、該本体機枠の下方にルーパー機構が針棒の上
    下往復動に同期して作動可能に配設され、前記ルーパー
    機構を覆うルーパーカバーが本体機枠に開閉可能に配設
    され、前記針棒の下端に装着された針の針落点に近接す
    る手前側に布の切断機構が配設された縁かがり縫ミシン
    において、前記切断機構で切断された布屑を収納する端
    切れ入れケースの取り付け部材がベース板付近に配設さ
    れ、本体機枠から引き出した使用位置と本体機枠内に収
    納した収納位置とに摺動切り換え可能に構成されている
    ことを特徴とする縁かがり縫ミシンの端切れ入れケース
    取付装置。
  2. 【請求項2】前記取り付け部材への端切れ入れケースの
    取り付け状態で、端切れ入れケースの上面が、略水平に
    開放されるルーパーカバーの下方に位置することを特徴
    とする請求項1に記載の縁かがり縫ミシンの端切れ入れ
    ケース取付装置。
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