JPH0735880Y2 - ブルドーザの排土装置 - Google Patents

ブルドーザの排土装置

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JPH0735880Y2
JPH0735880Y2 JP10403688U JP10403688U JPH0735880Y2 JP H0735880 Y2 JPH0735880 Y2 JP H0735880Y2 JP 10403688 U JP10403688 U JP 10403688U JP 10403688 U JP10403688 U JP 10403688U JP H0735880 Y2 JPH0735880 Y2 JP H0735880Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブルドーザの排土装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の排土装置として特公昭50−3123号公報に
開示された発明がある。
この発明は、ブレードの中央部分とU形の支持枠の中央
部分とを自在球接手で連結すると共に、支持枠の両側部
及びブレードの両端側との間に左右一対の複動シリンダ
を設けて三角形の3点取付部を形成し、さらに3点取付
けのブレードを安定に姿勢保持するための第3の複動シ
リンダを備え、左右一対の複動シリンダにてブレードの
アングルとピッチを行い、第3の複動シリンダにてブレ
ードのチルトを行うようにしたものであった。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような構成の場合、左右のブレードアングル用複
動シリンダの伸縮制御を同時に行なってブレードのピッ
チング姿勢作動をするには左右の複動シリンダごとに切
換弁を備えて、左右の複動シリンダの油圧回路をシリー
ズとパラレルに切換しなければブレードのアングルとピ
ッチ用作が得られず、切換操作構造も複雑になってい
た。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところはブレードのアングルとチルトとピッ
チ作用が容易に得られ、切換操作構造も簡単になるブル
ドーザの排土装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、左(右)のアン
グルシリンダのヘッド側と右(左)のアングルシリンダ
のボトム側を連通するパラレル回路にそれぞれポートリ
リーフ弁と吸込弁とを設けたアングルシリンダ回路と、
チルト(ピッチ)切換弁にチルトシリンダを接続するチ
ルトシリンダ回路とチルト(ピッチ)切換弁にピッチシ
リンダを接続するピッチシリンダ回路とを並列させチル
トシリンダ回路及びピッチシリンダ回路にそれぞれ電磁
開閉弁を設けた回路構成とを備えた構成にしてある。
〔作用〕
ブレードのピッチ作用専用のピッチシリンダ回路を設
け、このピッチシリンダ回路によるピッチシリンダの伸
縮動をチルト(ピッチ)切換弁の兼用で行い、アングル
シリンダ回路をパラレル回路にしてブレードピッチ時の
アングル油圧拘束の解放をポートリリーフ弁と吸込弁で
実施する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に本考案に係るブルドーザの排土装置の全体構造
を示し、同図中1はU字形状の支持枠であり、この支持
枠1の左右の後端部は、ブルドーザのメインフレーム
(図示省略)にピンを介して取付けてある。
支持枠1の前側中央には支軸2が固設してあり、また支
持枠1の左、右側部上面には側部支持体3,3′が、更に
は支持枠1の前側部上面には中央支持体4がそれぞれ設
けてある。
前記支持枠1の支軸2はブレード6の背面の中央下部の
ブラケット7にボールジョイント8を介して取付けてあ
り、このブレード6の背面には左、右のアングルシリン
ダ取付ブラケット9,9′とチルトシリンダ取付ブラケッ
ト10とピッチシリンダ取付ブラケット11とが設けてあ
る。
ブルドーザの車両本体の左、右側に揺動可能に設けられ
たリフトシリンダ12,12′のピストンロッド13,13′は前
記側部支持体3,3′の上端部にピン14,14′で取付けてあ
り、また側部支持体3,3′の下部には左右のアングルシ
リンダ15,15′の基端部がピン16,16′で取付けてあり、
アングルシリンダ15,15′のピストンロッド17,17′は前
記ブレード6のアングルシリンダ取付ブラケット9,9′
にピン18,18′で取付けてある。また前記中央支持体4
の後面下部及び前面上部には取付ブラケット19,20が固
着してあり、取付ブラケット19にはピッチシリンダ21の
基部がピン22で取付けてあり、このピッチシリンダ21の
ピストンロッド23はブレード6のピッチシリンダ取付ブ
ラケット11にピン24で取付けてある。また、ブレード6
のチルトシリンダ取付ブラケット10にはチルトシリンダ
25の基部がピン26で取付けてあり、このチルトシリンダ
25のピストンロッド27は中央支持体4の取付ブラケット
20にピン28で取付けてある。またアングルシリンダ、ピ
ッチシリンダ、チルトシリンダの両端部はスフェリカル
ブッシュがついている。
第3図に排土装置の油圧回路を示す。この油圧回路中30
はアングル切換弁、31はチルト(ピッチ)切換弁、32は
リフト切換弁である。
そして、アングル切換弁30のポンプポート30a,30bは管
路33,34によりポンプ35の吐出側に接続してあり、管路3
4にチェック弁36が設けてある。アングル切換弁30のポ
ート30cは管路37を介して左のアングルシリンダ15のボ
トム側と右のアングルシリンダ15′のヘッド側に接続し
てあり、ポート30dは管路38を介して左のアングルシリ
ンダ15のヘッド側と右アングルシリンダ15′のボトム側
に接続してある。またアングル操作弁30のタンクポート
30eは管路39を介してタンク40に通じており、また、左
のアングルシリンダ15のボトム側及び右のアングルシリ
ンダ15′のヘッド側はポートリリーフ弁41と吸込弁42と
を並列に組込んだ管路43を介してタンク40に通じてお
り、左のアングルシリンダ15のヘッド側と右のアングル
シリンダ15′のボトム側はポートリリーフ弁44と吸込弁
45とを並列に組込んだ管路46を介してタンク40に通じて
いる。またポンプ35の吐出側はリリーフ弁47を備えた管
路48を介してタンク40に通じている。
前記アングル切換弁30のポート30fは管路49,50を介して
チルト(ピッチ)切換弁31のポンプポート31a,31bに接
続してあり、管路50にテェック弁51が設けてある。チル
ト(ピッチ)切換弁31とチルトシリンダ25とを接続する
チルトシリンダ回路52とチルト(ピッチ)切換弁31とピ
ッチシリンダ21とを接続するピッチシリンダ回路53とが
並列させてあり、チルトシリンダ回路52には電磁開閉弁
54が、またピッチシリンダ回路53には電磁開閉弁55がそ
れぞれ設けてある。
すなわち、チルト(ピッチ)切換弁31のポート31cは管
路56を介して電磁開閉弁54のポート54aに接続してあ
り、またポート31aは管路57を介して電磁開閉弁55のポ
ート55aに接続してある。
またチルト(ピッチ)切換弁31のポート31dは管路58を
介して電磁開閉弁54のポート54bに接続してあり、ポー
ト31dは管路59を介して電磁開閉弁55のポート55bに接続
してある。前記電磁開閉弁54のポート54c,54dは管路60,
61を介してチルトシリンダ25に接続してあり、前記電磁
開閉弁55のポート55c,55dは管路62,63を介してピッチシ
リンダ21に接続してある。そして、管路60,62に絞り64,
65が設けてある。
また、チルト(ピッチ)切換弁31のポート31eは管路66,
67を介してリフト切換弁32のポンプポート32a,32bに接
続してあり、チルト(ピッチ)切換弁31のタンクポート
31fはタンク40に通じている。リフト切換弁32のポート3
2c,32dは管路68,69を介してリフトシリンダ12,12′に接
続してあり、リフトシリンダ12,12′のボトム側は吸込
弁70を有する管路71を介してタンク40に通じており、ま
たタンクポート32cはタンク40に通じている。
次に作動を説明する。チルト(ピッチ)切換弁31を切換
えてポジションAをポート側に入れて電磁開閉弁54を閉
に、電磁開閉弁55を開にそれぞれ操作することによりピ
ッチシリンダ21を伸長させてブレード6の前ピッチ作用
を行う。
また、チルト(ピッチ)切換弁31を切換えてポジション
Bをポート側に入れて電磁開閉弁54を閉に、電磁開閉弁
55を開にそれぞれ操作することによりピッチシリンダ21
を縮小させてブレード6の後ピッチ作用を行う。ただ
し、ピッチ作用にはアングルシリンダ15,15′の伸縮が
必ず伴う。チルト動作は、電磁開閉弁54を開、同55を閉
にし、チルト(ピッチ)切換弁31を切換えることにより
チルト作用を得る。
次に各条件でのピッチ作動を説明する。
アングル負荷無し、前ピッチの場合 第4図に示すように、アングルさせるような負荷が全く
ない場合にはブレード6を前ピッチ作用させると左右の
吸込弁42,45より油を吸い込みアングルシリンダ15,15′
が伸び前ピッチする。
アングル負荷有り、前ピッチの場合 また第5図に示すようにブレードにアングルさせるよう
な負荷Fが作用する場合は、この負荷Fにつり合う力を
アングルシリンダ15,15′が出すために左のアングルシ
リンダ15のボトム側及び右のアングルシリンダ15′のヘ
ッド側に圧力がたつ。
ピッチシリンダ21が伸びることによりアングルシリンダ
15,15′は伸ばされるが、左側の吸込弁42からは油は吸
えない。
結果的に左右のアングルシリンダ15,15′のストローク
比は となる。油量不足分は、右側の吸込弁45より吸い込む。
つまり、第6図に示すピッチ軸Sでピッチ作動すると考
えれば良い。ただし、このときピッチによる刃先の下降
量は左側>右側となる(右チルト)。また後への移動量
も左側>右側となる。
アングル負荷無し、後ピッチの場合 第7図に示すように、アングルさせるような負荷が全く
ない場合は、両方のポートリリーフ弁41,44から油を逃
がして、アングルシリンダ15,15′が縮み後ピッチす
る。
このとき、ピッチシリンダ21はアングルシリンダ15,1
5′のボトム面積とヘッド面積の差(ピストンロッド面
積)×ポートリリーフセット圧に打ち勝てば良い。
アングル負荷有り、後ピッチの場合第8図に示すよ
うにアングルさせるような負荷Fがある場合と同様に
圧力がたつ。
また、ピッチシリンダ21が縮もうとする力のためにアン
グルシリンダ15,15′のボトム側の圧力がポートリリー
フセット圧まで、ヘッド側に、アングルシリンダ力によ
るアングル力が負荷Fとつり合うようになるまで圧力が
たつ。
結果的に左側のポートリリーフ弁41から油が逃げ、左右
のアングルシリンダ15,15′のストローク比は となる。またピッチ軸Sの傾きによる動きはの場合と
同じである。
右フルアングル状態、アングル負荷無し、有り、前
ピッチの場合 第9図に示すように左のアングルシリンダ15が伸びスト
ロークエンドだから右のアングルシリンダ15′が伸びれ
ばよい。
そのためには、左のポートリリーフ弁41より油が逃げ、
右の吸込弁45から油を吸い込む必要がある。
結局、第10図のピッチ軸Sを想定し、アングルシリンダ
15,15′のヘッド側がポートリリーフする力にピッチシ
リンダ21が打ち勝てばよい。
ブレード6の動きとしては左チルト、左アングルとした
ようになる。左フルアングル時は上記動作が逆になる。
右フルアングル状態、アングル負荷無し、有り、後
ピッチの場合 第11図に示すように右のアングルシリンダ15′が縮みス
トロークエンドだから左のアングルシリンダ15が縮めば
良い。
そのためには、左のポートリリーフ弁41より油が逃げ、
右の吸込弁45から油を吸い込む必要がある。
結局、第12図のピッチ軸Sを想定し、アングルシリンダ
15,15′のボトム側がポートリリーフする力にピッチシ
リンダ21が打ち勝てば良い。
ブレード6の動きとしては左チルト、左アングルしたよ
うになる。左フルアングル時は上記動作が逆になる。
また、アングルシリンダ15,15′の操作はアングル切換
弁30の左右の切換ポジションの切換えによりなされ、リ
フトシリンダ12,12′の操作はリフト切換弁32の上、
下、浮の切換ポジションの切換えによりなされる。
また、チルトシリンダ21の操作はチルト(ピッチ)切換
弁31の切換ポジションA,Bの切換えと同時に電磁開閉弁5
4を開とし電磁開閉弁55を閉として行われる。
更に各作動のコントロールにおいては、第13図に示すよ
うに左右のアングル作動はアングル用コントロールレバ
ー80で行われ、リフト上げ、下げ、浮作動、チルト左、
右、及びピッチ前後作動はコントロールレバー90で行わ
れる。なおピッチ前後作動はボタン91を押しながら行わ
れる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案に係るブルドーザの排土装
置は、左(右)のアングルシリンダのヘッド側と右
(左)のアングルシリンダのボトム側を連通するパラレ
ル回路にそれぞれポートリリーフ弁と吸込弁とを設けた
アングルシリンダ回路と、チルト(ピッチ)切換弁にチ
ルトシリンダを接続するチルトシリンダ回路とチルト
(ピッチ)切換弁にピッチシリンダを接続するピッチシ
リンダ回路とを並列させチルトシリンダ回路及びピッチ
シリンダ回路にそれぞれ電磁開閉弁を設けた回路構成と
を備えたことを特徴とするものである。
したがって、ブレードのピッチ作用専用のピッチシリン
ダ回路を設け、このピッチシリンダ回路によるピッチシ
リンダの伸縮動をチルト(ピッチ)切換弁の兼用で行
い、アングルシリンダ回路をシリーズ回路にしてブレー
ドピッチ時のアングル油圧拘束の解放をポートリリーフ
弁と吸込弁で実施することができる。
このためにブレードのアングルとピッチ作用が容易に得
られ、切換操作構造も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の斜視図、第2図は第1図II方
向からの矢視図、第3図は油圧回路図、第4図乃至第12
図はピッチ作用とアングルシリンダの作動との関係を示
す説明図、第13図はコントロールレバーの説明図であ
る。 15,15′はアングルシリンダ、21はピッチシリンダ、41,
44はポートリリーフ弁、42,45は吸込弁、54,55は電磁開
閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左(右)のアングルシリンダのヘッド側と
    右(左)のアングルシリンダのボトム側を連通するパラ
    レル回路にそれぞれポートリリーフ弁と吸込弁とを設け
    たアングルシリンダ回路と、チルト(ピッチ)切換弁に
    チルトシリンダを接続するチルトシリンダ回路とチルト
    (ピッチ)切換弁にピッチシリンダを接続するピッチシ
    リンダ回路とを並列させチルトシリンダ回路及びピッチ
    シリンダ回路にそれぞれ電極開閉弁を設けた回路構成と
    を備えたことを特徴とするブルドーザの排土装置。
JP10403688U 1988-08-08 1988-08-08 ブルドーザの排土装置 Expired - Lifetime JPH0735880Y2 (ja)

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JPH0226660U JPH0226660U (ja) 1990-02-21
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JP4227548B2 (ja) * 2004-03-23 2009-02-18 Kybエンジニアリングアンドサービス株式会社 被移送体の移送構造
JP4922104B2 (ja) * 2007-08-27 2012-04-25 株式会社クボタ 旋回作業機
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6151103B2 (ja) 2013-06-24 2017-06-21 株式会社石▲崎▼本店 電気機器の基板取付部構造

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