JPH0736208Y2 - 自動変速機のキックダウンブレーキ装置 - Google Patents
自動変速機のキックダウンブレーキ装置Info
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- JPH0736208Y2 JPH0736208Y2 JP11730489U JP11730489U JPH0736208Y2 JP H0736208 Y2 JPH0736208 Y2 JP H0736208Y2 JP 11730489 U JP11730489 U JP 11730489U JP 11730489 U JP11730489 U JP 11730489U JP H0736208 Y2 JPH0736208 Y2 JP H0736208Y2
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- servo piston
- air
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動変速機に組み込まれるキックダウンブ
レーキ装置に関する。
レーキ装置に関する。
(従来の技術) この種のキックダウンブレーキ装置は、ケーシング内に
キックダウン(以下単にK/Dと表す)ドラムを配置する
とともに、このK/Dドラムにブレーキバンドを巻付けて
構成され、そして、このブレーキバンドによるK/Dドラ
ムのブレーキング及びブレーキングの解除は、サーボピ
ストンにより制御されるようになっている。即ち、ブレ
ーキバンドは、その一端が固定されて、その他端がサー
ボピストン側に係合されており、従って、サーボピスト
ンを往復動させることで、ブレーキバンドを締め付け
て、K/Dドラムにブレーキをかけたり、又は、逆に、ブ
レーキバンドを緩めて、K/Dドラムのブレーキングを解
除することができる。
キックダウン(以下単にK/Dと表す)ドラムを配置する
とともに、このK/Dドラムにブレーキバンドを巻付けて
構成され、そして、このブレーキバンドによるK/Dドラ
ムのブレーキング及びブレーキングの解除は、サーボピ
ストンにより制御されるようになっている。即ち、ブレ
ーキバンドは、その一端が固定されて、その他端がサー
ボピストン側に係合されており、従って、サーボピスト
ンを往復動させることで、ブレーキバンドを締め付け
て、K/Dドラムにブレーキをかけたり、又は、逆に、ブ
レーキバンドを緩めて、K/Dドラムのブレーキングを解
除することができる。
また、サーボピストンの上述した往復動を達成するため
に、サーボピストンは、ケーシング内に形成されたシリ
ンダ穴内に配置されて、このシリンダ穴を第1及び第2
加圧室に区画しており、従って、第1加圧室内の圧力を
立ち上げることで、サーボピストンをブレーキング方向
に作動させて、K/Dドラムにブレーキをかけることがで
きる。一方、K/Dドラムに於けるブレーキングの解除
は、第1加圧室が加圧されている状態で、第2加圧室内
に圧液を供給して圧力を立ち上げ、そして、サーボピス
トンを第1加圧室内の圧力に抗し、復帰させることで実
施される。
に、サーボピストンは、ケーシング内に形成されたシリ
ンダ穴内に配置されて、このシリンダ穴を第1及び第2
加圧室に区画しており、従って、第1加圧室内の圧力を
立ち上げることで、サーボピストンをブレーキング方向
に作動させて、K/Dドラムにブレーキをかけることがで
きる。一方、K/Dドラムに於けるブレーキングの解除
は、第1加圧室が加圧されている状態で、第2加圧室内
に圧液を供給して圧力を立ち上げ、そして、サーボピス
トンを第1加圧室内の圧力に抗し、復帰させることで実
施される。
(考案が解決しようとする課題) ところで、サーボピストンを上述したようにして復帰さ
せる際、第2加圧室内に空気が残留していると、この残
留空気の存在は、第2加圧室内での圧力の立ち上げを遅
らせる原因となる。このため、従来から第2加圧室に
は、オリフィス及び逆止弁を介挿した空気抜き通路が接
続されているが、しかしながら、この空気抜き通路は、
第2加圧室の上部内面に於いて、その側方から開口され
ているため、この第2加圧室内の残留空気を完全に抜く
ことができなかった。
せる際、第2加圧室内に空気が残留していると、この残
留空気の存在は、第2加圧室内での圧力の立ち上げを遅
らせる原因となる。このため、従来から第2加圧室に
は、オリフィス及び逆止弁を介挿した空気抜き通路が接
続されているが、しかしながら、この空気抜き通路は、
第2加圧室の上部内面に於いて、その側方から開口され
ているため、この第2加圧室内の残留空気を完全に抜く
ことができなかった。
この考案は、上述した事情に基づいてなされたもので、
その目的とするところは、作動時に於いて、サーボピス
トンを作動させるために、圧液が供給される加圧室内の
残留空気を完全に抜き、作動上の信頼性を高めることが
できる自動変速機のキックダウンブレーキ装置を提供す
ることにある。
その目的とするところは、作動時に於いて、サーボピス
トンを作動させるために、圧液が供給される加圧室内の
残留空気を完全に抜き、作動上の信頼性を高めることが
できる自動変速機のキックダウンブレーキ装置を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) この考案によれば、上述したタイプのキックダウンブレ
ーキ装置に於いて、加圧室内の空気を抜くための空気抜
き手段は、ケーシング内に形成した空気抜き手段を有し
ており、この空気抜き通路の一端は、加圧室の最上部の
内面に開口されている。
ーキ装置に於いて、加圧室内の空気を抜くための空気抜
き手段は、ケーシング内に形成した空気抜き手段を有し
ており、この空気抜き通路の一端は、加圧室の最上部の
内面に開口されている。
(作用) キックダウンブレーキ装置に上述した空気抜き手段が設
けられていれば、空気抜き通路の一端が加圧室の最上部
に開口されているから、加圧室内に圧液が供給されると
き、この加圧室内の残留空気は、供給された圧液により
押し出されるようにして、空気抜き通路に排出されるか
ら、加圧室から残留空気を完全に抜き去ることができ
る。
けられていれば、空気抜き通路の一端が加圧室の最上部
に開口されているから、加圧室内に圧液が供給されると
き、この加圧室内の残留空気は、供給された圧液により
押し出されるようにして、空気抜き通路に排出されるか
ら、加圧室から残留空気を完全に抜き去ることができ
る。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、自動車の自動変速機に組み込まれるキックダ
ウンブレーキ装置の一部を示しており、このキックダウ
ンブレーキ装置は、ケーシング10を備えている。このケ
ーシング10内には、K/Dドラム12が配置されており、こ
のK/Dドラム12は、自動変速機のプラネタリギアセット
のリバースアンギア(図示しない)に連結されている。
K/Dドラム12には、ブレーキバンド14が巻付けられてお
り、このブレーキバンド14の一端は、図示しないけれど
も、アンカロッドを介してケーシング10に固定されてい
る。
ウンブレーキ装置の一部を示しており、このキックダウ
ンブレーキ装置は、ケーシング10を備えている。このケ
ーシング10内には、K/Dドラム12が配置されており、こ
のK/Dドラム12は、自動変速機のプラネタリギアセット
のリバースアンギア(図示しない)に連結されている。
K/Dドラム12には、ブレーキバンド14が巻付けられてお
り、このブレーキバンド14の一端は、図示しないけれど
も、アンカロッドを介してケーシング10に固定されてい
る。
一方、ブレーキバンド14の他端14aは、サーボピストン
機構16に係合されている。このサーボピストン機構16
は、ケーシング10内に形成されたシリンダ穴18を備えて
いる。このシリンダ穴18は、K/Dドラブ12の軸線に対し
直交する方向に延びており、その内部には、サーボピス
トン20が摺動自在に嵌合されている。サーボピストン20
は、段付ピストンからなっており、その小径ピストン部
22は、K/Dドラム12とは反対側に突出されている。
機構16に係合されている。このサーボピストン機構16
は、ケーシング10内に形成されたシリンダ穴18を備えて
いる。このシリンダ穴18は、K/Dドラブ12の軸線に対し
直交する方向に延びており、その内部には、サーボピス
トン20が摺動自在に嵌合されている。サーボピストン20
は、段付ピストンからなっており、その小径ピストン部
22は、K/Dドラム12とは反対側に突出されている。
サーボピストン20の小径ピストン部22は、シリンダ穴18
の内面に固定して配置されたスリーブ24に、摺動自在に
嵌合されている。
の内面に固定して配置されたスリーブ24に、摺動自在に
嵌合されている。
サーボピストン20の大径ピストン部26に於いて、小径ピ
ストン部22側の位置した端面は、小径の受圧端面28とし
て形成されており、この受圧端面28は、スリーブ24との
間に、第1加圧室30を形成している。
ストン部22側の位置した端面は、小径の受圧端面28とし
て形成されており、この受圧端面28は、スリーブ24との
間に、第1加圧室30を形成している。
一方、大径ピストン部26のK/Dドラム12側に位置した端
面は、大径の受圧端面32として形成されており、この受
圧端面32は、シリンダ穴18の内端面との間で、第2加圧
室34を形成している。この第2加圧室34内には、コイル
ばねからなる復帰ばね36が配置されており、この復帰ば
ね36は、サーボピストン20を休止位置に保持している。
面は、大径の受圧端面32として形成されており、この受
圧端面32は、シリンダ穴18の内端面との間で、第2加圧
室34を形成している。この第2加圧室34内には、コイル
ばねからなる復帰ばね36が配置されており、この復帰ば
ね36は、サーボピストン20を休止位置に保持している。
サーボピストン20は、第1図から明らかなように、その
ボス部が中空で且つ両端が開口したプッシュロッド38に
螺着されている。このプッシュロッド38は、その一端側
がシリンダ穴18の内端壁を液密を存して摺動自在に貫通
し、ケーシング10内に突出されている。一方、プッシュ
ロッド38の他端側は、サーボピストン20からシリンダ穴
18の開口端に向かって延びており、この他端側には、サ
ーボピストン20の軸方向位置を決定するロックナット40
が取付けられている。
ボス部が中空で且つ両端が開口したプッシュロッド38に
螺着されている。このプッシュロッド38は、その一端側
がシリンダ穴18の内端壁を液密を存して摺動自在に貫通
し、ケーシング10内に突出されている。一方、プッシュ
ロッド38の他端側は、サーボピストン20からシリンダ穴
18の開口端に向かって延びており、この他端側には、サ
ーボピストン20の軸方向位置を決定するロックナット40
が取付けられている。
プッシュロッド38内には、調整ロッド42が摺動自在に挿
入されている。この調整ロッド42の一端は、プッシュロ
ッド38の一端開口から突出し、その先端は、ブレーキバ
ンド14の他端14aに対する当接部として形成されてい
る。また、調整ロッド42の先端には、フランジ部が形成
されており、このフランジ部は、図示の状態に於いて、
プッシュロッド38の一端開口に当接されている。
入されている。この調整ロッド42の一端は、プッシュロ
ッド38の一端開口から突出し、その先端は、ブレーキバ
ンド14の他端14aに対する当接部として形成されてい
る。また、調整ロッド42の先端には、フランジ部が形成
されており、このフランジ部は、図示の状態に於いて、
プッシュロッド38の一端開口に当接されている。
一方、調整ロッド42の他端は、プッシュロッド38の他端
から突出されて、キックダウンサーボスイッチ機構44に
接続されている。このキックダウンサーボスイッチ機構
44は、シリンダ穴18の開口端を閉塞する蓋部材46に取付
けられている。
から突出されて、キックダウンサーボスイッチ機構44に
接続されている。このキックダウンサーボスイッチ機構
44は、シリンダ穴18の開口端を閉塞する蓋部材46に取付
けられている。
前述した第1及び第2加圧室30,34は、ケーシング10の
下部に形成された圧力ポート48,50を介して、図示しな
い共通の圧力源に接続されており、この圧力源から各加
圧室への圧液の供給は、方向制御弁(図示しない)によ
りなされるようになっている。
下部に形成された圧力ポート48,50を介して、図示しな
い共通の圧力源に接続されており、この圧力源から各加
圧室への圧液の供給は、方向制御弁(図示しない)によ
りなされるようになっている。
尚、第1図中、符号52は、Oリング又はシール部材を示
している。
している。
そして、第2加圧室34には、空気抜き手段54が組み合わ
されており、以下に、この空気抜き手段54について説明
する。
されており、以下に、この空気抜き手段54について説明
する。
空気抜き手段54は、ケーシング10内に形成され、第2加
圧室34に連通した空気抜き通路56を備えているが、この
実施例の場合、空気抜き通路56は、第2加圧室34を形成
するシリンダ穴18の内周面に於いて、この内周面の最も
上位に位置する部位に開口した連通孔58を有している。
この連通孔58は上方に延び、そして、ケーシング10内に
形成された収容穴60に連通されている。この収容穴60
は、サーボピストン20の軸線方向に延びた盲穴からな
り、収容穴60のケーシング10の外面に開口した開口端
は、プラグ62により閉塞されている。
圧室34に連通した空気抜き通路56を備えているが、この
実施例の場合、空気抜き通路56は、第2加圧室34を形成
するシリンダ穴18の内周面に於いて、この内周面の最も
上位に位置する部位に開口した連通孔58を有している。
この連通孔58は上方に延び、そして、ケーシング10内に
形成された収容穴60に連通されている。この収容穴60
は、サーボピストン20の軸線方向に延びた盲穴からな
り、収容穴60のケーシング10の外面に開口した開口端
は、プラグ62により閉塞されている。
そして、収容穴60に於ける内周面の下側の部位には、連
通孔58のプラグ62との間に位置して、接続孔64の一端が
開口されており、その他端は、シリンダ穴18の内周面に
開口されている。更に詳述すれば、接続孔64の他端は、
前述したスリーブ24の外周面に形成されている環状溝66
に連通しており、この環状溝66は、前述した圧力ポート
48,50と同じ側のケーシング10の部位に形成された戻り
ポート68を介して、オイルパンに接続されている。
通孔58のプラグ62との間に位置して、接続孔64の一端が
開口されており、その他端は、シリンダ穴18の内周面に
開口されている。更に詳述すれば、接続孔64の他端は、
前述したスリーブ24の外周面に形成されている環状溝66
に連通しており、この環状溝66は、前述した圧力ポート
48,50と同じ側のケーシング10の部位に形成された戻り
ポート68を介して、オイルパンに接続されている。
上述した収容穴60内には、フィルタを内蔵した弁ユニッ
ト70が収容されている。この弁ユニット70は、第2図乃
至第4図に詳図されているように、円筒形状をなした弁
ハウジング72を備えており、この弁ハウジング72は、収
容穴60内に於いて、この収容穴60の内端面側に形成され
た止めとプラグ62との間に挟持されている。弁ハウジン
グ72の外周面に於いて、その軸方向中央部には、拡径部
74が形成されており、また、プラグ62側の端部には、フ
ランジ部76が形成されている。拡径部72には、Oリング
78が取付けられており、これにより、収容穴60の内周面
と弁ハウジング72との間には、前述した連通孔58及び接
続孔64に夫々接続された環状室80,82(第1図)が形成
されている。
ト70が収容されている。この弁ユニット70は、第2図乃
至第4図に詳図されているように、円筒形状をなした弁
ハウジング72を備えており、この弁ハウジング72は、収
容穴60内に於いて、この収容穴60の内端面側に形成され
た止めとプラグ62との間に挟持されている。弁ハウジン
グ72の外周面に於いて、その軸方向中央部には、拡径部
74が形成されており、また、プラグ62側の端部には、フ
ランジ部76が形成されている。拡径部72には、Oリング
78が取付けられており、これにより、収容穴60の内周面
と弁ハウジング72との間には、前述した連通孔58及び接
続孔64に夫々接続された環状室80,82(第1図)が形成
されている。
弁ハウジング72内には、収容穴60の内端面側の端面に開
口した穴72aが形成されており、この穴72aには、フィル
タガバナ84に収容され、そして、リテーナ86に保持され
たフィルタ88が取付けられている。
口した穴72aが形成されており、この穴72aには、フィル
タガバナ84に収容され、そして、リテーナ86に保持され
たフィルタ88が取付けられている。
穴72aの開口縁には、一対の切欠90が形成されており、
従って、環状室80は、これら切欠90を通じて、フィルタ
88内に常時連通している。尚、穴72aの開口縁がかしめ
られることで、リテーナ86即ちフィルタ88の抜け止めが
なされている。
従って、環状室80は、これら切欠90を通じて、フィルタ
88内に常時連通している。尚、穴72aの開口縁がかしめ
られることで、リテーナ86即ちフィルタ88の抜け止めが
なされている。
そして、弁ハウジング72内には、穴72aに連通し且つ所
定の流路断面積を有したオリフィス92及びこのオリフィ
ス92接続された通路94が形成されている。この通路94
は、弁ハウジング72のプラグ62側の端面、即ち、この端
面から僅かに突出した突部96の端面に開口されており、
更に、この突部96の周縁にも、前述した切欠90と同様な
切欠98が形成されている。通路94の途中には、逆止弁10
0が配置されており、この逆止弁100は、突部96側に向か
ってのみ開くことができる。更に、弁ハウジング72のフ
ランジ部76の周面にも、2つのの軸方向溝102が形成さ
れており、これら軸方向溝102は、ピラグ62と弁ハウジ
ング72との間の空間と前述した環状室82との常時接続し
ている。従って、弁ハウジング72の穴72aは、オリフィ
ス92、通路94、逆止弁100、及び軸方向溝102を介して、
環状室82に接続されている。
定の流路断面積を有したオリフィス92及びこのオリフィ
ス92接続された通路94が形成されている。この通路94
は、弁ハウジング72のプラグ62側の端面、即ち、この端
面から僅かに突出した突部96の端面に開口されており、
更に、この突部96の周縁にも、前述した切欠90と同様な
切欠98が形成されている。通路94の途中には、逆止弁10
0が配置されており、この逆止弁100は、突部96側に向か
ってのみ開くことができる。更に、弁ハウジング72のフ
ランジ部76の周面にも、2つのの軸方向溝102が形成さ
れており、これら軸方向溝102は、ピラグ62と弁ハウジ
ング72との間の空間と前述した環状室82との常時接続し
ている。従って、弁ハウジング72の穴72aは、オリフィ
ス92、通路94、逆止弁100、及び軸方向溝102を介して、
環状室82に接続されている。
尚、第1図中、符号104は、プラグを示している。
次に、上述したキックダウンブレーキ装置の作動を説明
する。
する。
キックダウンブレーキ装置が図示の休止状態にあるとき
から、第1加圧室30に圧液が供給されて、この第1加圧
室30内に圧力が立ち上げらされると、サーボピストン20
は、復帰ばね36に抗して、第1図中、左方向に移動され
る。この移動により、プッシュロッド38及び調整ロッド
42を介して、ブレーキバンド14がK/Dドラム12に締め付
けられることになり、このK/Dドラム12、即ち、プラネ
タリギアセットのリバースサンギアが固定されて、自動
変速機に於ける所定の変速が実施されることになる。
から、第1加圧室30に圧液が供給されて、この第1加圧
室30内に圧力が立ち上げらされると、サーボピストン20
は、復帰ばね36に抗して、第1図中、左方向に移動され
る。この移動により、プッシュロッド38及び調整ロッド
42を介して、ブレーキバンド14がK/Dドラム12に締め付
けられることになり、このK/Dドラム12、即ち、プラネ
タリギアセットのリバースサンギアが固定されて、自動
変速機に於ける所定の変速が実施されることになる。
一方、ブレーキバンド14によるK/Dドラム12の締め付
け、即ち、そのブレーキングを解除するには、第1加圧
室30のみならず、第2加圧室34にも圧液を供給する。こ
こで、第1及び第2加圧室30,34には、同じ圧力源に接
続されているから、第1及び第2加圧室30,34に供給さ
れる圧液の圧力は同じである。しかしながら、サーボピ
ストン20に於いて、受圧端面32は、受圧端面28よりも大
きな受圧面積を有しているから、第2加圧室34にも圧液
が供給されると、サーボピストン20は、プッシュロッド
38を伴って、第1図中右方向に休止位置まで移動され、
これにより、ブレーキバンド14によるK/Dドラム12のブ
レーキングが解除されて、所定の変速段に戻される。
け、即ち、そのブレーキングを解除するには、第1加圧
室30のみならず、第2加圧室34にも圧液を供給する。こ
こで、第1及び第2加圧室30,34には、同じ圧力源に接
続されているから、第1及び第2加圧室30,34に供給さ
れる圧液の圧力は同じである。しかしながら、サーボピ
ストン20に於いて、受圧端面32は、受圧端面28よりも大
きな受圧面積を有しているから、第2加圧室34にも圧液
が供給されると、サーボピストン20は、プッシュロッド
38を伴って、第1図中右方向に休止位置まで移動され、
これにより、ブレーキバンド14によるK/Dドラム12のブ
レーキングが解除されて、所定の変速段に戻される。
とろこで、第2加圧室34内に残留空気が存在しても、こ
の残留空気は、第2加圧室34内への圧液の供給に伴い、
押し出されるようにして、連通孔58に導かれ、そして、
この連通孔58から環状室80、フィルタ88、オリフィス9
2、逆止弁100、軸方向溝102、環状室82、環状溝62及び
戻りポート68を介して、オイルパンに逃がされることに
なる。
の残留空気は、第2加圧室34内への圧液の供給に伴い、
押し出されるようにして、連通孔58に導かれ、そして、
この連通孔58から環状室80、フィルタ88、オリフィス9
2、逆止弁100、軸方向溝102、環状室82、環状溝62及び
戻りポート68を介して、オイルパンに逃がされることに
なる。
ここで、上述した空気抜き通路56には、オリフィス92が
介挿されているので、第2加圧室34内での圧力の立ち上
げを空気抜き通路56が阻害するようなことはない。
介挿されているので、第2加圧室34内での圧力の立ち上
げを空気抜き通路56が阻害するようなことはない。
空気抜き通路56の連通孔58は、前述したように第2加圧
室34の最上部に開口しているから、第2加圧室34内に圧
液が供給されるときには、第2加圧室34内の残留空気を
完全に、第2加圧室34から抜き去ることができる。この
結果、サーボピストン20の作動、即ち、その復帰作動を
迅速に行え、サーボピストン20の応答性を向上すること
ができる。
室34の最上部に開口しているから、第2加圧室34内に圧
液が供給されるときには、第2加圧室34内の残留空気を
完全に、第2加圧室34から抜き去ることができる。この
結果、サーボピストン20の作動、即ち、その復帰作動を
迅速に行え、サーボピストン20の応答性を向上すること
ができる。
更に、空気抜き通路56には、逆止弁100が介挿されてい
るので、この空気抜き通路56を通じて、空気が第2加圧
室34に吸い込まれるようなこともない。
るので、この空気抜き通路56を通じて、空気が第2加圧
室34に吸い込まれるようなこともない。
この考案は、上述した一実施例に制約されるものではな
く、各部材及び部位の具体的な形状及び配置等は、必要
に応じて変形可能である。
く、各部材及び部位の具体的な形状及び配置等は、必要
に応じて変形可能である。
(考案の効果) この考案によれば、自動変速機のキックダウンブレーキ
装置に於いて、サーボピストンに於ける加圧室内の残留
空気を抜くため、加圧室の上側に位置するケーシングの
部位に、空気抜き通路を形成し、そして、この空気抜き
通路の一端を加圧室の最上部の部位に開口させるように
したから、加圧室に圧液が供給されると同時に、加圧室
内の残留空気を完全且つ確実に抜き去るとができ、サー
ボピストン、即ち、キックダウンブレーキ装置の応答性
を高め、且つ、作動上の信頼性を向上することができ
る。
装置に於いて、サーボピストンに於ける加圧室内の残留
空気を抜くため、加圧室の上側に位置するケーシングの
部位に、空気抜き通路を形成し、そして、この空気抜き
通路の一端を加圧室の最上部の部位に開口させるように
したから、加圧室に圧液が供給されると同時に、加圧室
内の残留空気を完全且つ確実に抜き去るとができ、サー
ボピストン、即ち、キックダウンブレーキ装置の応答性
を高め、且つ、作動上の信頼性を向上することができ
る。
図面は、この考案の一実施例を示し、第1図は、キック
ダウンブレーキ装置の一部の断面図、第2図は、空気抜
き通路に組み込まれた弁ユニットの拡大断面図、第3図
は、弁ユニットの左端面図、第4図は、弁ユニットの右
端面図である。 10……ケーシング、12……K/Dドラム、20……サーボピ
ストン、30……第1加圧室、34……第2加圧室、54……
空気抜き手段、56……空気抜き通路。
ダウンブレーキ装置の一部の断面図、第2図は、空気抜
き通路に組み込まれた弁ユニットの拡大断面図、第3図
は、弁ユニットの左端面図、第4図は、弁ユニットの右
端面図である。 10……ケーシング、12……K/Dドラム、20……サーボピ
ストン、30……第1加圧室、34……第2加圧室、54……
空気抜き手段、56……空気抜き通路。
Claims (1)
- 【請求項1】ケーシング内のキックダウンドラムにブレ
ーキバンドを巻付け、このブレーキバンドによるキック
ダウンドラムのブレーキングを、サーボピストンにより
制御するようにした自動変速機のキックダウンブレーキ
装置に於いて、 ケーシング内にサーボピストンを作動させるために、圧
液が供給される加圧室を形成するとともに、この加圧室
内の空気を抜くための空気抜き手段を備えてなり、 この空気抜き手段は、ケーシング内に形成され、一端が
加圧室の最上部の内面に開口した空気抜き通路を有して
いることを特徴とする自動変速機のキックダウンブレー
キ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11730489U JPH0736208Y2 (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 自動変速機のキックダウンブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11730489U JPH0736208Y2 (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 自動変速機のキックダウンブレーキ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0355961U JPH0355961U (ja) | 1991-05-29 |
| JPH0736208Y2 true JPH0736208Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31665522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11730489U Expired - Fee Related JPH0736208Y2 (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 自動変速機のキックダウンブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736208Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-05 JP JP11730489U patent/JPH0736208Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0355961U (ja) | 1991-05-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |