JPH073664A - 染色布及び布の染色方法 - Google Patents

染色布及び布の染色方法

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JPH073664A
JPH073664A JP4046809A JP4680992A JPH073664A JP H073664 A JPH073664 A JP H073664A JP 4046809 A JP4046809 A JP 4046809A JP 4680992 A JP4680992 A JP 4680992A JP H073664 A JPH073664 A JP H073664A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に模様を付し、しかも、今までにない新
しい模様を付することができるようにする。 【構成】 摘み取った植物の花部をそのままの姿で煮る
煮処理工程と、煮処理工程で得られた花部を布面に付着
させる付着工程と、付着工程で付着させた花部を布に所
要時間押圧する押圧工程と、押圧工程後に布を媒染液で
処理する媒染工程と、媒染工程後に布を水洗いする水洗
工程と、水洗工程後に布を乾燥させる乾燥工程とを備え
た。押圧工程では、花部Fの花びらの凹凸、花びらと花
びらの重なりによって生じる段差、外側にあるがくの凹
凸、がくと花びらとの段差等によって、花部Fの各部の
布Cに対する密着程度が異なり、押し付けが強いとこ
ろ、弱いところ、あるいは、全く接触しないところがで
き、そのため、花部Fから染み出る染色液の布Cへの浸
透具合が不規則になることから、布Cに複雑な模様が出
現させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植物の染色液で染色す
る染色布及び布の染色方法に係り、特に、植物の花部を
用いて染色する染色布及び布の染色方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、植物の染色液で布を染色する布の
染色方法としては、例えば、植物の花部を煮ることによ
り花部の色素を抽出して染色液を得、この染色液に布を
浸漬して染色し、その後、媒染液で色を定着させるよう
にした、所謂草木染がある。この草木染において、布に
模様を付するときは、布を糸等で絞る所謂絞り染め、あ
るいはろうを用いた所謂ろうけつ染めを行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
布の染色方法にあって、布に模様を付す場合には、所謂
絞り染めやろうけつ染めを行なっているが、糸で布を絞
ったり、ろうで布に下書きをする等作業工数が多く、煩
雑になっている。また、布に染め出す模様も、新しい模
様が求められている。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、容易に模様が付され、しかも、今までにない新しい
模様が付された染色布を提供することを目的とするとと
もに、容易に模様を付し、しかも、今までにない新しい
模様を付することができるようにした布の染色方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明の染色布は、植物の花部を押し付けるこ
とにより形成される模様が染色された染色布としてい
る。
【0006】また、本発明の布の染色方法は、摘み取っ
た植物の花部をそのままの姿で煮処理し、煮処理した花
部を布に押し付けて布を染色する構成としている。
【0007】更に、本発明の布の染色方法は、摘み取っ
た植物の花部をそのままの姿で煮る煮処理工程と、煮処
理工程で得られた花部を布面に付着させる付着工程と、
付着工程で付着させた花部を布に所要時間押圧する押圧
工程と、押圧工程後に布を媒染液で処理する媒染工程
と、媒染工程後に布を水洗いする水洗工程と、水洗工程
後に布を乾燥させる乾燥工程とを備えている。
【0008】
【作用】上記構成からなる布の染色方法によれば、花部
の押し付けの際に、花部の花びらの凹凸、花びらと花び
らの重なりによって生じる段差、外側にあるがくの凹
凸、がくと花びらとの段差等によって、花部の各部の布
に対する密着程度が異なり、即ち、押し付けが強いとこ
ろ、弱いところ、あるいは、全く接触しないところがで
き、そのため、花部の色素の布への浸透具合が不規則に
なることから、布に複雑な模様が出現させられる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例に
係る染色布及び布の染色方法について説明する。実施例
に係る染色布は、植物の花部として、りんどう(竜胆)
の花部を押し付けることにより形成される模様が染色さ
れたものである。この染色布は、実施例に係る染色方法
によって作成される。以下、実施例に係る染色方法につ
いて説明する。
【0010】図1乃至図3は、実施例に係る布の染色方
法を示す工程図である。実施例で使用されるりんどうの
花部Fは、一般に、花弁が藍色の鐘形で、先端部が5裂
し、裂片間には副裂片があり、また、基端部にがくを有
している。このりんどうの花部Fは、予め、摘み取って
適宜量用意しておく。なお、りんどうは、近年生花とし
て大量に栽培されており、その花部は、この栽培したも
のから大量に得ることができる。そしてまた、予め染色
しようとする布Cを用意しておく。布Cは、例えば、白
地の絹や木綿等で、適宜の大きさに切断したもの、また
は切断し端末処理したものが用いられる。
【0011】実施例に係る染色方法は、りんどうの花部
Fをそのままの姿で煮る煮処理工程(S1)と、煮処理
工程で得られた花部Fを一時冷凍する冷凍工程(S2)
と、これを解凍する解凍工程(S3)と、解凍した花部
Fを布C面に付着させる付着工程(S4)と、付着工程
で付着させた花部Fを布Cに所要時間押圧する押圧工程
(S5)と、押圧工程後に布Cを媒染液で処理する媒染
工程(S6)と、媒染工程後に布Cを水洗いする水洗工
程(S7)と、水洗工程後に布Cを乾燥させる乾燥工程
(S8)とからなる。以下、各工程について詳細に説明
する。
【0012】煮処理工程(S1) 摘み取って用意しておいたりんどうの花部Fをそのまま
の姿で、適量の水とともに加熱容器1に入れ、適時間煮
る。これにより、りんどうの花部Fが柔らかくなり、色
素が溶出し染色液2となる。そして、染色液2を含んだ
花部Fが得られる。次に、この染色液2を含んだ花部F
を常温まで冷却する。この冷却により、染色液2が花弁
に良く浸入する。
【0013】冷凍工程(S2) 染色液2を含んだ花部Fをポリエチレン等の樹脂製の袋
3に入れて密封し、一時冷凍する。この冷凍工程では、
染色液2が花弁内部で花弁とともに凍る。そのため、花
弁が腐食してしまうことがないので、長期に保存するこ
とができ、大量に作った場合に有効である。
【0014】解凍工程(S3) 袋3に入った花弁を、袋3に入れたまま、水中に入れて
解凍する。この解凍過程で、花弁組織が伸縮するので、
より一層染色液2が花部Fになじむことになり、花部F
内部にのみならず花弁組織内部に染色液2が充分に含有
される。
【0015】付着工程(S4) 先ず、染色しようとする布Cを広げ(S4a)、解凍し
て得られた多数の花部Fを適当な間隔で敷きつめる(S
4b)。次に、布Cを花部Fを敷きつめたまま巻き(S
4c)、布C面から花部Fが離脱しないようにを花部F
を付着させたロール体4を作る(S4d)。
【0016】押圧工程(S5) ロール体4を数個、一段もしくは多段にして容器5の底
に敷き、押しつけ板6を介して重石7を載せ、所要時間
放置する。これにより、花部Fが布Cに押圧される。そ
のため、図4に示すように、花部Fから、染色液2が染
み出て布Cに染み込んでいく。この場合、上記の冷凍解
凍工程により、花部F内部にのみならず花弁組織内部に
良く染色液2が含有されているので、染色液2が染み出
易く、布Cへの染み込みが確実に行なわれる。また、こ
の押圧の際には、図4に示すように、花部Fの花びらの
凹凸、花びらと花びらの重なりによって生じる段差、外
側にあるがくの凹凸、がくと花びらとの段差等によっ
て、花部Fの各部の布Cに対する密着程度が異なり、即
ち、押し付けが強いところ、弱いところ、あるいは、全
く接触しないところができ、そのため、花部Fから染み
出る染色液2の布Cへの浸透具合が不規則になることか
ら、布Cに複雑な模様が出現させられる。
【0017】媒染工程(S6) 所要時間後、ロール体4を取出してロールを解き、花部
Fを取り除いて布Cを媒染液8に漬ける。媒染液8とし
ては、例えば、周知のクエン酸等が用いられる。媒染液
8の種類や量により、布Cに染み込んだ色素が変化し、
定着する。
【0018】水洗工程(S7) 媒染した布Cを水洗いする。このとき、適量の洗剤10
を加える。洗剤としては、界面活性剤(アルファオレフ
ィンスルホン酸ナトリウム及び直鎖アルキルベンゼンス
ルホン酸ナトリウムを含む)、硫酸塩、アルミノけい酸
塩、けい酸塩、酵素及び蛍光剤を含んだ弱アルカリ性の
洗剤が好ましい。これにより、不要な染色液2及び媒染
液8が除かれるとともに、定着が確実に行なわれる。
【0019】乾燥工程(S8) 水洗された布Cを天日等で乾燥し、製品とする。
【0020】このようにして染色された染色布Cは、花
部Fの押圧の程度によって染色に濃淡ができた複雑な模
様が出現させられており、今までにない、斬新な模様が
付されることになる。
【0021】なお、上記実施例においては、冷凍工程と
解凍工程を設けているが、必ずしもこれに限定されるも
のではなく、特に設けなくても良い。また、実施例は、
りんどうの花部を用いたものであるが、必ずしもこれに
限定されるものではなく、種々の植物の花部Fを用いて
良いことは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の染色布に
よれば、植物の花部を押し付けることにより形成される
模様を染色したので、花部の押圧の程度によって染色に
濃淡ができた複雑な模様が出現させられ、今までにな
い、斬新な模様の布製品を提供できる。
【0023】また、本発明の布の染色方法によれば、花
部を押し付けるだけの簡単な処理で、模様を出現させる
ことができるので、効率よく染色ができるとともに、花
部の花びらの凹凸、花びらと花びらの重なりによって生
じる段差、外側にあるがくの凹凸、がくと花びらとの段
差等によって、布に複雑な模様を染め込むことができ、
斬新な模様のある染色布を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る布の染色方法を示す工程
図である。
【図2】本発明の実施例に係る布の染色方法を示す工程
図である。
【図3】本発明の実施例に係る布の染色方法を示す工程
図である。
【図4】本発明の実施例に係る染色工程中、押圧工程に
よる作用を示す図である。
【符号の説明】
F 花部 C 布 2 染色液 4 ロール体 8 媒染液 10 洗剤 S1 煮処理工程 S2 冷凍工程 S3 解凍工程 S4 付着工程 S5 押圧工程 S6 媒染工程 S7 水洗工程 S8 乾燥工程

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物の花部を押し付けることにより形成
    される模様が染色された染色布。
  2. 【請求項2】 摘み取った植物の花部をそのままの姿で
    煮処理し、煮処理した花部を布に押し付けて布を染色す
    ることを特徴とする布の染色方法。
  3. 【請求項3】 摘み取った植物の花部をそのままの姿で
    煮る煮処理工程と、煮処理工程で得られた花部を布面に
    付着させる付着工程と、付着工程で付着させた花部を布
    に所要時間押圧する押圧工程と、押圧工程後に布を媒染
    液で処理する媒染工程と、媒染工程後に布を水洗いする
    水洗工程と、水洗工程後に布を乾燥させる乾燥工程とを
    備えたことを特徴とする布の染色方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109252392A (zh) * 2018-08-23 2019-01-22 珠海建轩服装有限公司 染色织物及其制备方法
CN114892425A (zh) * 2022-04-07 2022-08-12 杭州奥卡纺织品有限公司 一种草木染染色方法

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CN109252392A (zh) * 2018-08-23 2019-01-22 珠海建轩服装有限公司 染色织物及其制备方法
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