JPH073711B2 - 複式テ−プレコ−ダ−の自動反転切換装置 - Google Patents

複式テ−プレコ−ダ−の自動反転切換装置

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JPH073711B2
JPH073711B2 JP61261439A JP26143986A JPH073711B2 JP H073711 B2 JPH073711 B2 JP H073711B2 JP 61261439 A JP61261439 A JP 61261439A JP 26143986 A JP26143986 A JP 26143986A JP H073711 B2 JPH073711 B2 JP H073711B2
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明教 荒谷
謙二 福田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のカセットテープを1つのテープ収納部
に収納できる複式テープレコーダーに関し、カセットテ
ープにおけるリバース側走行状態とフォワード側走行状
態とを自動的に切り換える複式テープレコーダーの自動
反転切換装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、特開昭59−154660号公報および特開昭61−240461
号公報に開示されているように、複数のカセットテープ
を駆動可能であって、装填された複数のカセットテープ
を順次連続的に再生する連続モード、および一方のカセ
ットテープを再生し、その再生信号を他方のカセットに
録音する編集モードによる動作が可能な複式テープレコ
ーダーが知られている。また、この種の他の装置として
は、構造の簡略化を図るため、複数のカセットテープを
1つのテープ収納部に収納し、共用のキャプスタン軸と
独立した動作する複数のピンチローラーとで任意のカセ
ットテープを走行させるようにしたものが提案されてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような複式テープレコーダーにおいて例えば第1
および第2のカセットテープを駆動可能なものでは、上
記の連続モード若しくは編集モードの動作を行うとき、
第1および第2のカセットテープとも先ずフォワード側
走行に設定する方が使い勝手がよく、またユーザーにと
っても誤りのない操作を行うことができる。この場合、
例えば、第2のカセットテープのリバース側走行状態に
おいて、連続モード若しくは編集モードが選択される
と、リバース側キャプスタン軸にカセットテープを介し
てピンチローラが圧接される状態から、フォワード側キ
ャプスタン軸にカセットテープを介してピンチローラが
圧接される状態に切り換える必要がある。しかしなが
ら、上記従来の装置においては、上記の切り換え動作を
適切に行う具体的な構成については考慮されておらず、
このような構成の開発が望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る複式テープレコーダーの自動反転切換装置
は、上記の問題点を解決するために、第1のカセットテ
ープおよび第2のカセットテープを1つのテープ収納部
に重ねて収納すると共に、上記両カセットテープのフォ
ワード側走行に共用される1個のキャプスタン軸および
上記第2のカセットテープのリバース側走行に用いられ
る1個のキャプスタン軸をそれぞれ設け、かつ、上記フ
ォワード側のキャプスタン軸に上記第1および第2のカ
セットテープを介して第1および第2のピンチローラー
手段を、リバース側のキャプスタン軸に上記第2のカセ
ットテープを介して第3のピンチローラー手段をそれぞ
れ選択的に圧接することにより第1のカセットテープお
よび第2のカセットテープを所定方向に単独若しくは同
時に選択的に定速走行させる複式テープレコーダーにお
いて、上記両カセットテープを順次連続的に再生するた
めの連続モード、および一方のカセットテープを再生し
その再生信号を他方のカセットテープに録音するための
編集モードを含む複数のモード位置へスライド操作によ
り切り換えられ、各モード位置に応じて第1および第2
のピンチローラ手段をフォワード側キャプスタン軸に対
し圧接可能状態と圧接阻止状態とに切り換えるモードセ
レクトレバーと、上記両カセットテープに対応する磁気
ヘッドを搭載し、プレイレバーの操作に伴って前進し各
磁気ヘッドを第1および第2のカセットテープに当接さ
せるサブシャーシと、このサブシャーシ上に第1および
第2のピンチローラ手段に対応して設けられ、サブシャ
ーシの前進に伴って第1および第2のピンチローラ手段
をフォワード側のキャプスタン軸に圧接させるべく作用
する第1ピンチ動作レバーと、上記サブシャーシ上に第
3のピンチローラ手段に対応して設けられ、サブシャー
シの前進に伴って第3のピンチローラ手段をリバース側
のキャプスタン軸に圧接させるべく作用する第2ピンチ
動作レバーと、スライド動作により第1および第2ピン
チ動作レバーを、第1ピンチ動作レバーが作用位置に配
され第2ピンチ動作レバーが上記作用位置からの退避位
置に配される状態と第1ピンチ動作レバーが退避位置に
配され第2ピンチ動作レバーが作用位置に配される状態
とに切り換えるプログラム切換レバーと、このプログラ
ム切換レバーと当接状態にあるカムを含み、このカムの
回転によりプログラム切換レバーをスライドさせる切換
駆動手段と、上記第2ピンチ動作レバーが第3のピンチ
ローラ手段に対する作用位置にある状態においてモード
セレクトレバーが連続モード位置もしくは編集モード位
置にスライド操作されることに応動して上記切換駆動手
段を起動させる切換起動手段とを具備したことを特徴と
している。
〔作 用〕
上記の構成によれば、例えば、第2のカセットテープの
リバース側走行状態において、第2ピンチ動作レバーは
第3のピンチローラ手段をリバース側のキャプスタン軸
に圧接させている。従って、上記の動作を停止させたと
き、第2ピンチ動作レバーが作用位置に配され、第1ピ
ンチ動作レバーが退避位置に配された状態となる。
次に、この停止状態からモードセレクトレバーを連続モ
ード若しくは編集モードの位置へスライド操作すると、
そのモード位置に応じて第1および第2のピンチローラ
手段がフォワード側キャプスタン軸に対し圧接可能状態
と圧接阻止状態とに切り換えられる。また、モードセレ
クトレバーのスライド操作に応動して切換起動手段が作
動し、これにより切換駆動手段が起動する。切換駆動手
段はプログラム切換レバーをスライドさせ、この動作に
より第1ピンチ動作レバーが作用位置に配され、第2ピ
ンチ動作レバーが退避位置に配される。
その後、この状態でプレイレバーを操作すると、サブシ
ャーシが前進し、第1ピンチ動作レバーが、第1および
第2のピンチローラ手段をフォワード側のキャプスタン
軸に圧接させる。
このように、本発明の自動反転切換装置では、例えば、
第2のカセットテープのリバース側走行が設定されてい
る状態のようにリバース側キャプスタン軸にカセットテ
ープを介してピンチローラ手段を圧接可能な状態におい
て、モードセレクトレバーにより連続モード若しくは編
集モードが選択されたとき、フォワード側キャプスタン
軸にカセットテープを介してピンチローラ手段を圧接可
能な状態に自動的に切り換えることができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図乃至第7図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
複式テープレコーダーは、例えば、第7図に示すよう
に、第1および第2のカセットテープ1・2が重ね状に
1つのテープ収容部(図示せず)に収納されるものであ
り、FOR(正転)走行用のキャプスタン軸45およびREV
(逆転)走行用のキャプスタン軸47が備えられており、
また、カセットテープ1の磁気テープ面に相対する位置
に磁気ヘッド5と第1のピンチローラー手段9を、カセ
ットテープ2の磁気テープ面に相対する位置に磁気ヘッ
ド7、第2および第3のピンチローラー手段8・6を備
えている。上記磁気ヘッド5・7は同一の基準台3に取
り付けられており、上記ピンチローラー手段6・8・9
はそれぞれ独立して動作することが可能な構造となって
いる。上記カセットテープ1(以下T1と称する)側は、
FOR方向のみ再生できる機能を有しており、カセットテ
ープ2(以下T2と称する)側はFOR・REV両方向の録音・
再生ができる機能を有している。また、本発明の実施例
におけるテープレコーダーは、T1で再生し、同時にT
2(FOR側)で録音する編集機能、及び、T1の再生終了
後、連続してT2のFOR再生・REV再生を行う連続再生機能
を有している。
本発明に係る複式テープレコーダーの自動反転切換装置
において、第1図(a)に示すように、ロジックカムギ
ヤー14は、その一部に欠歯部14aを有しており、この欠
歯部14aに対応する個所には図示しない駆動部にてF方
向に駆動されるギヤー11が設けられている。ロジックカ
ムギヤー14は、図示しない起動スプリングにて付勢され
てE方向に起動しさらに上記ギヤー11に駆動されて回転
し得るように構成されており、また、このE方向の回転
はロジックカムギヤー14の側面に形成された突起部14b
をトリガーレバー15の一端部に係止されることにより制
限されている。上記トリガーレバー15は軸15aを支点に
して回動自在に設けられており、トリガーレバー15の他
端部は、エンドセレクトレバー16の略中央部に形成され
たピン16aに係合されている。エンドセレクトレバー16
の上端部にはピン16eが形成されており、このピン16eは
センサーレバー17の一端部に係合されている。センサー
レバー17は軸17aにて回動自在に支持されており、その
他端部は回動自在に設けられたエンドカム18に接続され
ている。上記エンドセレクトレバー16には、上記ピン16
eの下方においてエンドセレクトレバー16の長手方向に
長穴16gが形成されており、エンドセレクトレバー16は
上記長穴16gに係合されたピン16dにてC−D方向に所定
の範囲移動可能に設けられている。上記長穴16gの下方
には傾斜部16bが形成されており、エンドセレクトレバ
ー16は上記傾斜部以下においてその太さを細く形成され
ている。さらに、エンドセレクトレバー16における上記
ピン16aの下方にはロック板解除レバー21の一端部に形
成されたピン21aに係合し得る凸部16cが形成されてお
り、この凸部16cの下方には、RVSレバー31の先端部と係
合し得るピン16fが形成されている。
前記ロジックカムギヤー14にはその側面にカム13が固着
されており、このカム13にはモードセレクトレバー19の
略中間部に形成された肉盛り部19eが当接されている。
モードセレクトレバー19の上側部には長穴19aが形成さ
れており、モードセレクトレバー19は上記長穴19aにピ
ン19bを係合されてC−D方向に所定の範囲移動可能に
設けられている。モードセレクトレバー19の上端部には
位置決めピン19cが形成されており、この位置決めピン1
9cはモード設定板20に形成された凹部20a・20b・20c・2
0dの何れかに係合し得るようになっている。上記ピン19
cの背面側には、上記傾斜部16bに当接し得るピン19dが
形成されている。モードセレクトレバー19の下面部には
傾斜面19kを有する凸部19lが形成されており、この凸部
19lの近傍には長手方向に所定の間隔をおいてピン19p・
19oが形成されている。ピン19oの下方にはピン19nが形
成されており、このピン19nには上記RVSレバー31の後端
に形成された長穴31aが係合されている。
前記ロジックカムギヤー14には、その側面にカム12が形
成されており、このカム12の近傍にはカム12と係合し得
るピン22cが位置している。ピン22cは第1プログラム連
動レバー22の一方の側に突設された腕部22bの先端部に
形成されている。上記腕部22bの根元部には、後述の第
2プログラム連動レバー33の一端部に当接し得るピン22
eが形成されており、このピン22eの斜め下方には上記第
2プログラム連動レバー33の一端部にて押圧され得るス
イッチ56が設けられている。上記第1プログラム連動レ
バー22にはその長手方向に長穴22fが形成されており、
第1プログラム連動レバー22は上記長穴22fにピン22gを
係合されてA−B方向に所定の範囲だけ移動可能に設け
られている。また、第1プログラム連動レバー22は、ば
ね23にてA方向に付勢されている。第1プログラム連動
レバー22の一端部には上記傾斜面19k及び凸部19lに当接
して上記ばね23の付勢に対抗するピン22aが形成されて
おり、他端部にはカムロックレバー24の一方の腕部24c
に係合するピン22dが形成されている。カムロックレバ
ー24はピン24aにて回動自在に支持されており、他方の
腕部24dの先端部にはプログラムレバー27に形成された
長穴に係合するピン24bが形成されている。また、上記
一方の腕部24cの先端部は、プログラム切換カムギヤー2
5の側面に形成された突起部25a若しくは突起部25bに係
合し得るようになっている。プログラム切換カムギヤー
25は図示しない起動スプリングに付勢されてF方向に回
転起動し得るように設けられている。プログラム切換カ
ムギヤー25には、その直径方向に2個所の欠歯部25c・2
5cが形成されており、このうち一方の欠歯部25cに対応
する個所には、図示しない回転駆動源からの回転力を伝
達されてE方向に回転するギヤー26が配置されている。
プログラム切換カムギヤー25の側面にはプログラム切換
カム28が固着されている。このプログラム切換カム28に
は、プログラム切換レバー29の一端部に形成された腕部
29aが当接されている。
そして、上記のプログラム切換カムギヤー25、その起動
スプリング、ギヤー26、その回転駆動源およびプログラ
ム切換カム28により切換駆動手段が構成されている。ま
た、上記のモードセレクトレバー19のピン19o・ピン19
p、第1切換レバー35、第2切換レバー36、プログラム
切換レバー29の軸29f・29g、第2プログラム連動レバー
33、第1プログラム連動レバー22、電源スイッチ56、カ
ムロックレバー24およびプログラム切換カムギヤー25の
突起部25bにより切換起動手段が構成されている。
プログラム切換レバー29には、その長手方向に長穴29b
が形成されており、プログラム切換レバー29は上記長穴
29bにピン29cを係合させてA−B方向の所定の範囲移動
可能に設けられている。また、プログラム切換レバー29
は、ばね30にてB方向に付勢されている。プログラム切
換レバー29の他端部にはピン29dが形成されており、こ
のピン29dには上記RVSレバー31が回動自在に支持されて
いる。さらに、プログラム切換レバー29には張出部29j
が形成されており、この張出部29jにはその略中央部に
ピン29eが形成されている。このピン29eは、第2プログ
ラム連動レバー33に形成された長穴33bに係合されてい
る。第2プログラム連動レバー33は上記ピン29eにてA
−B方向に所定の範囲だけ移動可能に設けられると共
に、ばね34にてA方向に付勢されている。上記張出部29
jには、さらに、ピン29fとピン29gとが所定の間隔をお
いて形成されている。上記ピン29fには第1切換レバー3
5が、ピン29gには第2切換レバー36がそれぞれ回動自在
に支持されており、第1切換レバー35の一端部は上記モ
ードセレクトレバー19におけるピン19pに、第2切換レ
バー36の一端部はピン19oにそれぞれ係合し得るように
なっている。また、上記第1及び第2切換レバー35・36
の他端部35a・36aは、上記第2プログラム連動レバー33
に形成されたピン33aに係合されている。
また、同図(b)に示すように、上記モードセレクトレ
バー19には、さらに、凹部19f・19j・19i、及び、凸部1
9g・19hが形成されている。上記凸部19gの近傍には、T1
側のピンチローラー手段(第1のピンチローラー手段)
9が設けられている。このピンチローラー手段9におい
て、レバー39は軸41にて回動自在に支持されている。レ
バー39の一端部には腕部39aが形成されており、この腕
部39aは上記凹部19f・19j、及び、凸部19gに対応し得る
ようになっている。レバー39の他端部には、FOR側のキ
ャプスタン軸45に圧接し得るローラー39bが回転自在に
設けられている。また、上記レバー39の略中央部には、
板ばね48の一端部が固着されており、この板ばね48の他
端部は後述の第1ピンチ動作レバー52の先端部に押圧さ
れ得るように配置されている。一方、上記凸部19hの近
傍には、T2側におけるFOR側のピンチローラー手段(第
2のピンチローラー手段)8が設けられている。このピ
ンチローラー手段8において、レバー40は軸42にて回動
自在に支持されている。レバー40の一端部には腕部40a
が形成されており、この腕部40aは上記凹部19i及び、凸
部19hに対応し得るようになっている。レバー40の他端
部には、上記FOR側のキャプスタン軸45に圧接し得るロ
ーラー40bが回転自在に設けられている。また、上記レ
バー40の略中央部には、板ばね49の一端部が固着されて
おり、この板ばね49の他端部は第1ピンチ動作レバー52
の先端部に押圧され得るように配置されている。なお、
図面においては、便宜上ピンチローラー手段8とピンチ
ローラー手段9、及び、キャプスタン軸45をずらして記
載している。上記第1ピンチ動作レバー52はサブシャー
シ51に形成された軸51aにて回転自在に支持されると共
に、ばね54にて付勢されてE方向に回動し得るようにな
っている。また上記サブシャーシ51には、上記軸51aと
所定の間隔をおいて軸51bが形成されており、この軸51a
には第2ピンチ動作レバー53が回動自在に支持されてい
る。第2ピンチ動作レバー53は、ばね55に付勢されてF
方向に回動し得るようになっている。第2ピンチ動作レ
バー53の上方には、T2におけるREV側のピンチローラー
手段(第3のピンチローラー手段)6が設けられてい
る。このピンチローラー手段6におけるレバー43の一端
部には腕部43aが形成されており、他端部にはREV走行用
キャプスタン軸47に圧接し得るローラー43bが回転自在
に設けられている。レバー43は軸44にて回動自在に支持
されており、また、レバー43に形成されたピン43cには
上記第2ピンチ動作レバー53の先端部に押圧され得る板
ばね50が固着されている。上記第2ピンチ動作レバー5
3、及び、第1ピンチ動作レバー52における当たりピン5
3a・52aは、前記プログラム切換レバー29に所定の間隔
をおいて形成された端面29i・29hにそれぞれ当接されて
いる。上記プログラム切換レバー29の下方には、A−B
方向に移動し得るロック板38が設けられている。ロック
板38の先端部には傾斜部38bが形成されており、この傾
斜面38bには前記ロック板解除レバー21に形成されたピ
ン21bに係合されている。また、上記ロック板38には、
前記サブシャーシ51をC−D方向に移動させ得るプレイ
レバー37に形成されたピン37aと係合し得る鉤部38aが形
成されている。
上記の構成において、各モードにおける動作状態は、以
下の通りである。
(1)連続モード 連続モード状態においては、第1図(a)に示すよう
に、モードセレクトレバー19のピン19cは、モード設定
板20における凹部20aに係合された状態にある。かかる
状態でテープレコーダーが停止状態のときは、同図
(b)に示すように、サブシャーシ51はC方向に降下し
ており、このサブシャーシ51に設けられた第1及び第2
ピンチ動作レバー52・53の先端部によっては各ピンチロ
ーラー手段9・8・6における板ばね48・49・50を押圧
し得ない状態にある。かかる状態からプレイレバー37を
D方向に押圧すると、同図(c)に示すように、サブシ
ャーシ51が上記プレイレバー37に押圧されてD方向にス
ライドし、サブシャーシ51に取り付けられた磁気ヘッド
5・7を磁気テープ面(図示せず)に圧接する。この状
態は、上記ロック板38の鉤部38aにピン37aが係止される
ことにより保持される。上記サブシャーシ51のスライド
と同時に、第1ピンチ動作レバー52、第2ピンチ動作レ
バー53もスライドする。このとき、プログラム切換レバ
ー29は前記カム28によりA方向に移動しているため、上
記第2ピンチ動作レバー53はレバー43に取り付けられた
板ばね50を押圧し得ない。一方、第1ピンチ動作レバー
52は、レバー39・40に取り付けられた板ばね48・49を押
圧し、上記レバー39・40を軸41・42を支点にしてF方向
に回動させる。しかしながら、T2側におけるFOR側のレ
バー40の腕部40aに相対する位置には、モードセレクト
レバー19の凸部19hが位置しているため、上記レバー40
はその腕部40aを上記凸部19hに当接させてしまい、F方
向の回動を制限され、キャプスタン軸45に圧接すること
はない。T1側のレバー39の腕部39aに相対する位置には
凹部19fが位置しているので、T1側のピンチローラー手
段9のみが、キャプスタン軸45に圧接する。これと同時
に図示しないプレイアイドラ回路等が動作しT1の再生状
態となる。以上のように、本実施例におけるテープレコ
ーダーの連続モードはまずT1を再生する。そしてテープ
の巻終わりになるとT2のFOR再生に切り換わる。
即ち、同図(a)に示すように、センサーレバー17はテ
ープの巻終わりを検出すると、エンドカム18によって軸
17aを支点にE方向に回転し、エンドセレクトレバー16
に形成されたピン16eを押圧して、エンドセレクトレバ
ー16をD方向にスライドさせる。このとき、エンドセレ
クトレバー19の凸部16cは、ロック板解除レバー21のピ
ン21aに係合するように位置していないので、ロック板
解除レバー21は作動されない。エンドセレクトレバー16
に形成されたピン16aはトリガーレバー15を押圧し、こ
のトリガーレバー15を軸15aを支点にしてE方向に回動
させて、トリガーレバー15とロジックカムギヤー14に形
成された突起部14bとの係合を解除する。ロジックカム
ギヤー14は起動スプリングによりE方向に起動し、ギヤ
ー11に歯合されてE方向に回転する。これと共に、カム
13はモードセレクトレバー19の肉盛り部19eを押圧し
て、第2図(b)に示すように、モードセレクトレバー
19の位置決めピン19cをモード設定板20の凹部20aから凹
部20bへスライドさせる。
なお、第1プログラム連動レバー22のピン22aはモード
セレクトレバー19の傾斜面19kのD方向側端部に位置し
ているため、ロジックカムギヤー14の回転時には第1プ
ログラム連動レバー22のピン22cはカム12の外側を通
る。よって、第1プログラム連動レバー22がスライドす
ることはない。
(2)T2−サイクル再生モード T2−サイクル再生モード時においては、上述のように、
モードセレクトレバー19の位置決めピン19cはモード設
定板20の凹部20bに係合している。このため、T1側ピン
チローラーレバー39の腕部39aに相対する個所にはモー
ドセレクトレバー19の凸部19gが位置し、T2側ピンチロ
ーラーレバー40の腕部40aに相対する個所には凹部19iが
位置する。かかるT2−サイクル再生モード時において停
止状態(サブシャーシ51がC方向に後退している状態)
からプレイレバー37を押圧すると、サブシャーシ51がD
方向にスライドし、サブシャーシ51に取り付けられた磁
気ヘッド5・7を磁気テープ面に圧接すると共に、この
状態はロック板38により保持される。同時にサブシャー
シ51に取り付けられた第1ピンチ動作レバー52、第2ピ
ンチ動作レバー53もスライドする。第2ピンチ動作レバ
ー53はレバー43に取り付けられた板ばね50には当接しな
い。一方、第1ピンチ動作レバー52はレバー39・40に取
り付けられた板ばね48・49に当接して押圧することによ
り、レバー39・40を、軸41・42を支点にF方向に回転さ
せる。しかしながら、モードセレクトレバー19の凹凸部
が前述した位置に存在するため、T1側のレバー39はその
腕部39aと凸部19gとの当接によりF方向の回動を制限さ
れ、T1側のローラー39bはキャプスタン軸45に圧接し得
ない。一方、T2側におけるFOR側のローラー40bは、モー
ドセレクトレバー19の凸部の制限を受けずにキャプスタ
ン軸45に圧接する。同時に図示していないプレイアイド
ラ・回路等が動作し、T2のFOR再生状態となる。
次に、FORからREVへの切換動作およびREV時の動作状態
を説明する。第2図(a)に示すように、T2−サイクル
再生モード時におけるFOR状態においてテープが巻終わ
ると、センサーレバー17はテープの巻終わりを検出す
る。センサーレバー17は、エンドカム18によって軸17a
を支点にE方向に回転されてエンドセレクトレバー16に
形成されたピン16eを押圧し、エンドセレクトレバー16
をD方向にスライドさせる。このとき、エンドセレクト
レバー16の凸部16cは、ロック板解除レバー21のピン21a
に相対する個所に位置していないので、ロック板解除レ
バー21を動作させることはない。エンドセレクトレバー
16に形成されたピン16aはトリガーレバー15を押圧す
る。トリガーレバー15は軸15aを支点にしてE方向に回
転し、ロジックカムギヤー14に形成された突起部14bと
の係合を解除する。ロジックカムギヤー14は起動スプリ
ングによりE方向に起動してギヤー11と噛み合い、カム
12と共にE方向に回転する。ここで、上記モードセレク
トレバー19は上述したように、D方向に移動しているた
め、第1プログラム連動レバー22のピン22aはモードセ
レクトレバー19の凸部19lに当接している。従って、第
1プログラム連動レバー22のピン22cは、カム12の内側
に係合し得る位置にあり、上記ロジックカムギヤー14が
回転するとカム12の内側12aを摺動する。ピン22cがカム
12の内側12aを摺動すると、第1プログラム連動レバー2
2はB方向にスライドし、ピン22dはカムロックレバー24
の腕部24cをB方向に引く。カムロックレバー24は軸24a
を支点にF方向に回転し、プログラム切換カムギヤー25
に形成された突起部25aとの係合を解除する。プログラ
ム切換カムギヤー25は起動スプリングによってF方向に
起動し、さらにギヤー26によりF方向に180゜回動す
る。すると、プログラム切換カム28に腕部29aを当接し
ているプログラム切換レバー29は、第3図(a)に示す
ように、B方向にスライドする。なお、ここで、モード
セレクトレバー19は上述のようにD方向に移動している
ため、プログラム切換レバー29に取り付けられたRVSレ
バー31はピン19nにより位置決めされている。上記プロ
グラム切換レバー29と共にRVSレバー31がB方向にスラ
イドすると、上記エンドセレクトレバー16に形成された
ピン16fを押圧し、エンドセレクトレバー16における凸
部16cはロック板解除レバー21のピン21aに係合する。
上記プログラム切換レバー29がB方向にスライドする
と、同図(b)に示すように、ばね55に付勢されていた
第2ピンチ動作レバー53の当たりピン53aは端面29iに押
圧され、軸51bを支点にE方向に回転する。第2ピンチ
動作レバー53は、板ばね50に当接しこれを押圧する。レ
バー43は軸44を支点にE方向に回動し、ローラー43bを
キャプスタン軸47に圧接する。一方、第1ピンチ動作レ
バー52の当たりピン52aはばね54により軸51aを支点にE
方向に回動される。よって、第1ピンチ動作レバー52
は、板ばね48・49への押圧を解除し、キャプスタン軸45
に圧接状態にあったローラー40bの圧接を解除する。同
時に図示していないプログラムアイドラ回路等が動作
し、T2のREV再生状態となる。
かかるT2のREV再生状態でテープの巻終わりになると、
同図(a)に示すように、センサーレバー17がテープの
巻終わりを検出し、前述同様に、エンドセレクトレバー
16はD方向にスライドする。このとき、エンドセレクト
レバー16の凸部16cに相対する位置には上述のごとく、
ロック板解除レバー21のピン21aが位置しているため、
ロック板解除レバー21はエンドセレクトレバー16のスラ
イドに伴ってD方向にスライドする。D方向にスライド
したロック板解除レバー21のピン21bはロック板38の傾
斜面38bを押圧する。ロック板38はA方向にスライドす
ると共に鉤部39aとプレイレバー37のピン37aとの係合を
解除し、停止状態となる。なお、本実施例におけるテー
プレコーダーではエンドセレクトレバー16のスライド
時、エンドセレクトレバー16のピン16aがトリガーレバ
ー15を回転させないようにしてあるが、ロック板解除レ
バー21のスライドと共にトリガーレバー15を回転させ、
ロジックカムレバー14を回転させることは可能である。
以上のように、T2−サイクル再生モード時では、FOR再
生後センサーレバー17の動作によりロジックカムギヤー
14が回転し、第1プログラム連動レバー22を介してプロ
グラム切換カムギヤー25を回転させ、プログラム切換レ
バー29をスライドさせ、ピンチ動作レバー52・53を切り
換えることによりREV状態とする。そして、REV再生後に
おいてはエンドセレクトレバー16の切り換えによりロッ
ク板解除レバー21が動作し、停止状態となる。
(3)T2連続再生モード 第4図(b)にT2連続再生モード時におけるFOR方向の
動作状態を示す(REV側省略)。モードセレクトレバー1
9の位置決めピン19cは、モード設定板20の凹部20cに相
対している。上述したT2−サイクル再生モードと同様
に、T1側のピンチローラー手段9におけるレバー39の腕
部39aに相対する位置にはモードセレクトレバー19の凸
部19gが、T2側ピンチローラーレバー40の腕部40aに相対
する位置には凹部19iが位置している。連続モード、或
いは、T2−サイクルモードの再生時と同様にサブシャー
シ51はD方向にスライドし、第1ピンチ動作レバー52は
板ばね48・49を押圧する。ローラー39b・40bはF方向に
回動し前述したモードセレクトレバー19の凹凸部と、レ
バー39・40との関係から、ローラー40bはキャプスタン
軸45に圧接し、ローラー39bはキャプスタン軸45への圧
接が規制されることによりT2のFOR再生状態となる。
次に、T2におけるFORからREVへの切換動作およびREV時
の動作状態を説明する。同図(a)に示すように、T2
続再生モード時におけるFOR状態においては、T2−サイ
クル再生モード時と同様、センサーレバー17がテープの
巻終わりを検出し、エンドセレクトレバー16はD方向に
スライドする。このとき、RVSレバー31は上記モードセ
レクトレバー19のD方向への更なるスライドによりエン
ドセレクトレバー16に形成された凸部16cと対応し得な
い状態となっており、ロック板解除レバー21を動作させ
ることはない。一方、ピン16aはトリガーレバー15を押
圧するため、トリガーレバー15と係合していたロジック
カムギヤー14はE方向に回転し、第1プログラム連動レ
バー22のピン22cはカム12の内側12aを摺動することによ
り、第1プログラム連動レバー22はB方向にスライド
し、カムロックレバー24とプログラム切換カムギヤー25
との係合を解除する。プログラム切換カムギヤー25はF
方向に180゜回転し、第5図(a)に示すように、プロ
グラム切換レバー29をB方向にスライドさせ、T2REV再
生状態となる。このとき、プログラム切換レバー29に取
り付けられたRVSレバー31はモードセレクトレバー19の
ピン19nにより位置決めされているので、エンドセレク
トレバー16に形成されたピン16fを押すことはない。か
かるT2のREV再生状態においては、同図(b)に示すよ
うに、T1のピンチローラー手段9、及び、T2のFOR側ピ
ンチローラー手段8はキャプスタン軸45に圧接していな
い。
T2のREV状態でテープの巻終わりになると、前述と同様
に、エンドセレクトレバー16がD方向にスライドし、エ
ンドセレクトレバー16に形成されたトリガーレバー16c
はロック板解除レバー21を動作させない。一方、ピン16
aはトリガーレバー15を押圧するので、ロジックカムギ
ヤー14は回転する。第1プログラム連動レバー22のピン
22aが、カム12のの内側12aを摺動することにより、第1
プログラム連動レバー22はB方向にスライドし、カムロ
ックレバー24とプログラム切換カムギヤー25と係合を解
除する。プログラム切換カムギヤー25はF方向に回転す
るので、プログラム切換レバー29はカム28によりA方向
に押圧される。よって、第1および第2ピンチ動作レバ
ー52・53は切り換わり、FOR再生状態となる。以上のよ
うに、T2連続再生モード時では、FOR・REV再生後、セン
サーレバー17の動作によりロジックカムギヤー14が回
転、第1プログラム連動レバー22を介してプログラム切
換カムギヤー25を回転させ、プログラム切換レバー29を
スライドさせ、第1および第2ピンチ動作レバーを切り
換えることにより、FORとREVを切り換えて、FORとREVの
連続再生を繰り返し行う。
(4)編集モード 第6図(b)に編集モード時の動作状態を示す。モード
セレクトレバー19の位置決めピン19cは、モード設定板2
0の凹部20dに係合している。T1側のピンチローラー手段
9におけるレバー39の腕部39aに相対する位置にはモー
ドセレクトレバー19の凹部19jが、T2側ピンチローラー
レバー40の腕部40aに相対する位置には凹部19iが位置し
ている。停止状態からプレイレバー37と録音レバー(図
示せず)を押圧すると、サブシャーシ51はD方向にスラ
イドする。第1ピンチ動作レバー52は板ばね48・49を押
圧することにより、ローラー39b・40bはF方向に回動す
る。この回動はモードセレクトレバー19の凹部によって
規制されることはないので、ローラー39b・40bはそれぞ
れキャプスタン軸45に圧接される。なお、編集モード時
は同軸のキャプスタン軸45を使用し、T1側で再生し、T2
側で録音するものであるため、相方がFOR状態となる。
かかる編集モード時においては、同図(a)に示すよう
に、モードセレクトレバー19に形成されたピン19dはエ
ンドセレクトレバー16の傾斜面16bを押圧し、エンドセ
レクトレバー16を、その凸部16cがロック板解除レバー2
1のピン21aに相対する位置に回動させている。この状態
でテープの巻終わりになると、センサーレバー17がテー
プの巻終わりを検出し、前述と同様に、エンドセレクト
レバー16はD方向にスライドすると共にエンドセレクト
レバー16の凸部16cがロック板解除レバー21をスライド
させる。D方向にスライドしたロック板解除レバー21は
ロック板38とプレイレバー37との係合を解除させ、停止
状態とする。なお、このとき、エンドセレクトレバー16
のピン16aはトリガーレバー15を回転させないようにな
っている。
次に、自動切換について説明する。
自動切換とは、T2モードおけるREV停止状態から連続モ
ードまたは編集モードを選択した場合、FORの停止状態
に自動的に切り換えておき、プレイレバーまたは録音レ
バーを押した時にFOR側の動作となるようにするもので
ある。なお、本実施例においては、モードセレクトレバ
ー19で各テープモードを選択することにより、各モード
に対応したピンチローラー手段をキャプスタン軸に当接
させるものであり、連続モード選択時にはT2モードのサ
イクル再生を、編集モード選択時にはT2モードの連続再
生を、それぞれ経由して切り換わる。
(1)連続モード選択時 第3図(a)に示すT2−サイクル再生モード時のREV状
態において、モードセレクトレバー19の位置決めピン19
cはモード設定板20の凹部20bに係合している。停止状態
(同図(b)においてサブシャーシ51がC方向に後退し
ている状態)から連続モードを選択するには、モードセ
レクトレバー19の位置決めピン19cがモード設定板20の
凹部20aに係合するよう、モードセレクトレバー19をC
方向にスライドさせる。このとき、モードセレクトレバ
ー19に形成されたピン19oは第2切換レバー36の腕部36b
を押圧する。押圧された第2切換レバー36はプログラム
切換レバー29に形成された軸29gを支点にF方向に回動
し、腕部36aに組み込まれた係合ピン33aを押圧すること
により、第2プログラム連動レバー33をB方向にスライ
ドさせる。第2プログラム連動レバー33の先端部には第
1プログラム連動レバー22に形成されたピン22eおよび
電源スイッチ56が当接しているので、第2プログラム連
動レバー33がスライドしたときには、ピン22eが押圧さ
れて第1プログラム連動レバー22をB方向にスライドさ
せると共に回転駆動源に電源が入る。第1プログラム連
動レバー22に形成されたピン22dはカムロックレバー24
の腕部24cを引く。カムロックレバー24は軸24aを支点に
F方向に回転し、プログラム切換カムギヤー25に形成さ
れた突起部25bとの係合を解除する。プログラム切換カ
ムギヤー25は起動スプリングによってF方向に起動して
ギヤー26と噛み合いF方向に180゜回転する。プログラ
ム切換カムギヤー25に固着されたプログラム切換カム28
も回転し、プログラム切換レバー29の腕部29aを押圧
し、第1図(a)に示すように、プログラム切換レバー
29をA方向にスライドさせる。プログラム切換レバー29
のスライドに伴い、第1および第2ピンチ動作レバー52
・53がF方向に回転し、同図(b)に示すように、ピン
チ動作レバー52・53の当たりピン52a・53aがプログラム
切換レバー29の端面29h、29iにそれぞれ付勢され、FOR
状態となる。同図(c)に示すように、モードセレクト
レバー19のスライドに伴い、T1側ピンチローラー手段9
におけるレバー39の腕部39aに相対する個所にモードセ
レクトレバー19の凹部19fが、T2ピンチローラーレバー4
0の腕部40aに相対する個所にトリガーレバー19の凸部19
hが位置している。従って、T2−サイクル再生モードに
おけるREVでの停止状態から連続モードにテープモード
を変更すると、自動的にFOR状態なり、次にプレイレバ
ー37を押すと、T1側(FOR)の動作となる。なお、第2
図(a)に示すT2−サイクル再生モード時におけるFOR
状態から連続モードを選択する場合、前述同様モードセ
レクトレバー19をC方向にスライドさせる。モードセレ
クトレバー19に形成されたピン19oは第2切換レバー36
をF方向に回転させ、第2プログラム連動レバー33をB
方向にスライドさせる。しかしながら、FOR状態におい
て、プログラム切換レバー29は既にA方向にスライドし
ており、第2プログラム連動レバー33もA方向にスライ
ドしているため、第2プログラム連動レバー33がB方向
にスライドしても、第1プログラム連動レバー22のピン
22eを押圧できない。従って、プログラム切換カムギヤ
ー25は回転せず、プラグラムの切換は行われない。つま
り、FOR状態を維持する。
(2)編集モード選択時 第5図(a)に示すように、T2連続再生モード時におけ
るREV状態では、モードセレクトレバー19の位置決めピ
ン19cはモード設定板20の凹部20cに相対している。この
状態における停止状態(同図(b)においてサブシャー
シ51がC方向に後退している状態)から編集モードを選
択するには、モードセレクトレバー19の位置決めピン19
cがモード設定板の凹部20dに係合するようにモードセレ
クトレバー19をD方向にスライドさせる。このとき、モ
ードセレクトレバー19に形成されたピン19pは第1切換
レバー35の腕部35bを押圧し、第1切換レバー35を軸29f
を支点にE方向に回転させ、第2プログラム連動レバー
33に形成されたピン33aをB方向に押圧する。第2プロ
グラム連動レバー33はB方向にスライドし、その先端部
に当接しているピン22eを押圧して第1プログラム連動
レバー22をB方向にスライドさせる。これと共に、第2
プログラム連動レバー33は電源スイッチ56を押圧し、回
転駆動源に電源を入れる。第1プログラム連動レバー22
に形成されたピン22dは、カムロックレバー24の腕部24c
を引き、カムロックレバーを軸24aを支点にF方向に回
転させ、プログラム切換カムレバー25に形成された突起
部25bとの係合を解除させる。プログラム切換カムギヤ
ー25はギヤー26と噛み合ってF方向に180゜回転し、プ
ログラム切換カム28がプログラム切換レバー29の腕部29
aを押圧し、第6図(a)に示すように、プログラム切
換レバー29をA方向にスライドさせる。プログラム切換
レバー29のスライドに伴い、ピンチ動作レバー52・53が
F方向に回転し、その当たりピン52a・53aはプログラム
切換レバー29の端面29h、29iにそれぞれ付勢されてFOR
状態となる。一方、モードセレクトレバー19のスライド
に伴い、第6図(b)に示すように、T1側ピンチローラ
ーレバー39の腕部39aに相対する個所には凹部19jが、T2
側ピンチローラー40の腕部40aに相対する個所には凹部1
9iが位置している。従って、T2連続再生モードおけるRE
V状態での停止状態から編集モードにテープモードを変
更すると、自動的にFOR状態なり、次にプレイレバーと
録音レバーを押すと、T1・T2双方がFOR動作となる。な
お、第4図(a)に示すT2連続再生モード時におけるFO
R状態から編集モードを選択する場合、前述と同様に、
モードセレクトレバー19をD方向にスライドさせる。モ
ードセレクトレバー19に形成されたピン19pは切換レバ
ー35をE方向に回転させ、第2プログラム連動レバー33
をB方向にスライドさせる。しかしながら、連続モード
への切換時と同様に、FOR状態であったプログラム切換
レバー29および第2プログラム連動レバー33は既にA方
向にスライドしているため、第2プログラム連動レバー
33がB方向にスライドしても、第1プログラム連動レバ
ー22のピン22e押圧することはなく、プログラムの切換
は行われない。つまり、FOR状態を維持する。
〔発明の効果〕
本発明に係る複式テープレコーダーの自動反転切換装置
は、以上のように、両カセットテープを順次連続的に再
生するための連続モード、および一方のカセットテープ
を再生しその再生信号を他方のカセットテープに録音す
るための編集モードを含む複数のモード位置へスライド
操作により切り換えられ、各モード位置に応じて第1お
よび第2のピンチローラ手段をフォワード側キャプスタ
ン軸に対し圧接可能状態と圧接阻止状態とに切り換える
モードセレクトレバーと、上記両カセットテープに対応
する磁気ヘッドを搭載ち、プレイレバーの操作に伴って
前進し各磁気ヘッドを第1および第2のカセットテープ
に当接させるサブシャーシと、このサブシャーシ上に第
1および第2のピンチローラ手段に対応して設けられ、
サブシャーシの前進に伴って第1および第2のピンチロ
ーラ手段をフォワード側のキャプスタン軸に圧接させる
べく作用する第1ピンチ動作レバーと、上記サブシャー
シ上に第3のピンチローラ手段に対応して設けられ、サ
ブシャーシの前進に伴って第3のピンチローラ手段をリ
バース側のキャプスタン軸に圧接させるべく作用する第
2ピンチ動作レバーと、スライド動作により第1および
第2ピンチ動作レバーを、第1ピンチ動作レバーが作用
位置に配され第2ピンチ動作レバーが上記作用位置から
の退避位置に配される状態と第1ピンチ動作レバーが退
避位置に配され第2ピンチ動作レバーが作用位置に配さ
れる状態とに切り換えるプログラム切換レバーと、この
プログラム切換レバーと当接状態にあるカムを含み、こ
のカムの回転によりプログラム切換レバーをスライドさ
せる切換駆動手段と、上記第2ピンチ動作レバーが第3
のピンチローラ手段に対する作用位置にある状態におい
てモードセレクトレバーが連続モード位置もしくは編集
モード位置にスライド操作させることに応動して上記切
換駆動手段を起動させる切換起動手段とを具備した構成
である。
これにより、リバース側キャプスタン軸にカセットテー
プを介してピンチローラ手段を圧接可能な状態におい
て、モードセレクトレバーにより連続モード若しくは編
集モードが選択されたとき、フォワード側キャプスタン
軸にカセットテープを介してピンチローラ手段を圧接可
能な状態に自動的に切り換えることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示し、第1図
(a)連続モード時におけるテープレコーダー部の機構
構成図、同図(b)は連続モード時において停止状態を
示すピンチローラー部の機構構成図、同図(c)は連続
モード時において駆動状態を示すピンチローラー部の機
構構成図、第2図(a)はT2−サイクルモード時におけ
るFOR状態のテープレコーダー部の機構構成図、同図
(b)はT2−サイクルモード時におけるFOR状態のピン
チローラー部の機構構成図、第3図の(a)はT2−サイ
クルモード時におけるREV状態のテープレコーダー部の
機構構成図、同図の(b)はT2−サイクルモード時にお
けるREV状態のピンチローラー部の機構構成図、第4図
の(a)はT2連続モード時におけるFOR状態のテープレ
コーダー部の機構構成図、同図(b)はT2連続モード時
におけるFOR状態のピンチローラー部の機構構成図、第
5図(a)はT2連続モード時におけるREV状態のテープ
レコーダー部の機構構成図、同図(b)はT2連続モード
時におけるREV状態のピンチローラー部の機構構成図、
第6図(a)は編集モード時におけるテープレコーダー
部の機構構成図、同図(b)は編集モード時のピンチロ
ーラー部の機構構成図、第7図は複式テープレコーダー
の要部概略図である。 6は第3のピンチローラー手段、8は第2のピンチロー
ラー手段、9は第1のピンチローラー手段、10はモード
セレクトレバー、19o・19pはピン(切換起動手段)、22
は第1プログラム連動レバー(切換起動手段)、24はカ
ムロックレバー(切換起動手段)、25はプログラム切換
カムギヤー(切換起動手段)、25bは突起部(切換起動
手段)、26はギヤー(切換駆動手段)、28はプログラム
切換カム(切換駆動手段)、29はプログラム切換レバ
ー、29f・29gは軸(切換起動手段)、33は第2プログラ
ム連動レバー(切換起動手段)、35は第1切換レバー
(切換起動手段)、36は第2切換レバー(切換起動手
段)、45はFOR側のキャプスタン軸、47はREV側のキャプ
スタン軸、56は電源スイッチ(切換起動手段)、60はプ
ログラム連動レバー手段、61はプレイ手段である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のカセットテープおよび第2のカセッ
    トテープを1つのテープ収納部に重ねて収納すると共
    に、上記両カセットテープのフォワード側走行に共用さ
    れる1個のキャプスタン軸および上記第2のカセットテ
    ープのリバース側走行に用いられる1個のキャプスタン
    軸をそれぞれ設け、かつ、上記フォワード側のキャプス
    タン軸に上記第1および第2のカセットテープを介して
    第1および第2のピンチローラー手段を、リバース側の
    キャプスタン軸に上記第2のカセットテープを介して第
    3のピンチローラー手段をそれぞれ選択的に圧接するこ
    とにより第1のカセットテープおよび第2のカセットテ
    ープを所定方向に単独若しくは同時に選択的に定速走行
    させる複式テープレコーダーにおいて、 上記両カセットテープを順次連続的に再生するための連
    続モード、および一方のカセットテープを再生しその再
    生信号を他方のカセットテープに録音するための編集モ
    ードを含む複数のモード位置へスライド操作により切り
    換えられ、各モード位置に応じて第1および第2のピン
    チローラ手段をフォワード側キャプスタン軸に対し圧接
    可能状態と圧接阻止状態とに切り換えるモードセレクト
    レバーと、 上記両カセットテープに対応する磁気ヘッドを搭載し、
    プレイレバーの操作に伴って前進し各磁気ヘッドを第1
    および第2のカセットテープに当接させるサブシャーシ
    と、 このサブシャーシ上に第1および第2のピンチローラ手
    段に対応して設けられ、サブシャーシの前進に伴って第
    1および第2のピンチローラ手段をフォワード側のキャ
    プスタン軸に圧接させるべく作用する第1ピンチ動作レ
    バーと、 上記サブシャーシ上に第3のピンチローラ手段に対応し
    て設けられ、サブシャーシの前進に伴って第3のピンチ
    ローラ手段をリバース側のキャプスタン軸に圧接させる
    べく作用する第2ピンチ動作レバーと、 スライド動作により第1および第2ピンチ動作レバー
    を、第1ピンチ動作レバーが作用位置に配され第2ピン
    チ動作レバーが上記作用位置からの退避位置に配される
    状態と第1ピンチ動作レバーが退避位置に配され第2ピ
    ンチ動作レバーが作用位置に配される状態とに切り換え
    るプログラム切換レバーと、 このプログラム切換レバーと当接状態にあるカムを含
    み、このカムの回転によりプログラム切換レバーをスラ
    イドさせる切換駆動手段と、 上記第2ピンチ動作レバーが第3のピンチローラ手段に
    対する作用位置にある状態においてモードセレクトレバ
    ーが連続モード位置もしくは編集モード位置にスライド
    操作されることに応動して上記切換駆動手段を起動させ
    る切換起動手段とを具備したことを特徴とする複式テー
    プレコーダーの自動反転切換装置。
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