JPH0737564Y2 - 中蓋付き食品容器 - Google Patents
中蓋付き食品容器Info
- Publication number
- JPH0737564Y2 JPH0737564Y2 JP640492U JP640492U JPH0737564Y2 JP H0737564 Y2 JPH0737564 Y2 JP H0737564Y2 JP 640492 U JP640492 U JP 640492U JP 640492 U JP640492 U JP 640492U JP H0737564 Y2 JPH0737564 Y2 JP H0737564Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner lid
- container
- food
- lid
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Cookers (AREA)
- Table Devices Or Equipment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、中蓋付き食品容器に関
し、特に、炊きたての米飯のように湯気を発する食品を
長い時間ほぼ密閉状態で保持していても、その内容物の
食味を損なうことのない中蓋付き食品容器に関する。
し、特に、炊きたての米飯のように湯気を発する食品を
長い時間ほぼ密閉状態で保持していても、その内容物の
食味を損なうことのない中蓋付き食品容器に関する。
【0002】
【従来の技術】食品容器としては多くの種類のものが知
られており、用途用途に応じてそれぞれ有効に用いられ
ている。特に、近年流通販売経路の多様化に伴い、食品
容器に対する需要はますます多様化してきており、その
一つとして、発泡ポリスチレンのような素材から成形し
た容器に中蓋を設け、中蓋を取り外した状態で容器内に
例えば炊きたての米飯のような食品を充填し、中蓋をし
た後該中蓋上に惣菜となる別の食品を配置し、その上に
蓋体を施した状態で流通機構に乗せるようにしたものが
用いられてきている。このような容器は、安価に製造で
きること、構成が比較的簡単でありまた主食となる食品
と惣菜となる食品とを一つの梱包体として持ち運びでき
ること、全体形状を蓋をしたお碗の形状等に成形するこ
とにより意匠性にも優れたものをうることができるこ
と、さらには、容器本体及び中蓋が断熱材としての機能
をある程度果たすことができることから容器内に温かい
御飯をまた中蓋上には刺身等の生ものを収容した状態で
販売したとしても御飯の暖かさと刺身等の風味をともに
一定の時間であれば十分維持できること等の理由から、
食品を販売する側にとってもまた消費者にとってきわめ
て好都合であり、いわゆる、弁当屋さんやファーストフ
ードの店さらには駅のキオスク等において広く用いられ
ている。
られており、用途用途に応じてそれぞれ有効に用いられ
ている。特に、近年流通販売経路の多様化に伴い、食品
容器に対する需要はますます多様化してきており、その
一つとして、発泡ポリスチレンのような素材から成形し
た容器に中蓋を設け、中蓋を取り外した状態で容器内に
例えば炊きたての米飯のような食品を充填し、中蓋をし
た後該中蓋上に惣菜となる別の食品を配置し、その上に
蓋体を施した状態で流通機構に乗せるようにしたものが
用いられてきている。このような容器は、安価に製造で
きること、構成が比較的簡単でありまた主食となる食品
と惣菜となる食品とを一つの梱包体として持ち運びでき
ること、全体形状を蓋をしたお碗の形状等に成形するこ
とにより意匠性にも優れたものをうることができるこ
と、さらには、容器本体及び中蓋が断熱材としての機能
をある程度果たすことができることから容器内に温かい
御飯をまた中蓋上には刺身等の生ものを収容した状態で
販売したとしても御飯の暖かさと刺身等の風味をともに
一定の時間であれば十分維持できること等の理由から、
食品を販売する側にとってもまた消費者にとってきわめ
て好都合であり、いわゆる、弁当屋さんやファーストフ
ードの店さらには駅のキオスク等において広く用いられ
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来用
いられているこの種の中蓋付き食品容器は、容器本体も
中蓋も例えばポリスチレン発泡体等により成形したもの
をそのまま使用しており、容器本体内に炊きたての米飯
のように湯気を発する状態の食品を収納し、直後に中蓋
を施蓋して惣菜、刺身等の別の食品を載置し、蓋をして
包装をした場合に、中蓋に載置した食品は温度の低いも
のが普通であり、また、場合によっては保冷剤のような
ものを中蓋と蓋体との間の空間に設置するようなことも
あることから、温かい食品から発生する湯気(水蒸気)
は中蓋の裏面に触れて温度が下がり湿度が飽和点に達し
て凝結してしまい水滴となって米飯等の内容物中に落下
する事態が生じている。その落下する水滴により御飯等
の食品の風味、食味が低下することは避けられず、改善
が求められていた。
いられているこの種の中蓋付き食品容器は、容器本体も
中蓋も例えばポリスチレン発泡体等により成形したもの
をそのまま使用しており、容器本体内に炊きたての米飯
のように湯気を発する状態の食品を収納し、直後に中蓋
を施蓋して惣菜、刺身等の別の食品を載置し、蓋をして
包装をした場合に、中蓋に載置した食品は温度の低いも
のが普通であり、また、場合によっては保冷剤のような
ものを中蓋と蓋体との間の空間に設置するようなことも
あることから、温かい食品から発生する湯気(水蒸気)
は中蓋の裏面に触れて温度が下がり湿度が飽和点に達し
て凝結してしまい水滴となって米飯等の内容物中に落下
する事態が生じている。その落下する水滴により御飯等
の食品の風味、食味が低下することは避けられず、改善
が求められていた。
【0004】また、水蒸気が結露した場合であっても、
表面張力により中蓋の裏面に付着し続け開封時まで落下
せず保持されることもありうるが、消費者が容器を開封
し中蓋を容器本体から取り外すそのときに中蓋に与えら
れる衝撃により付着した水分が一気に落下してしまうこ
とは誰しもが経験していることであって、やはり食品の
風味、食味が害されることは避けられないことであっ
た。従って、中蓋は静かに衝撃を与えないようにして容
器本体から取り外すことが必要であり、中蓋上の副食品
を御飯の上に直接載せることが望まれる場合であって
も、中蓋を静かに容器本体から取り外した後に別工程と
して中蓋内の惣菜等を御飯の上に載せることがどうして
も必要となり、中蓋を破壊あるいは分割してそれを同時
に行うことは通常できなかった。
表面張力により中蓋の裏面に付着し続け開封時まで落下
せず保持されることもありうるが、消費者が容器を開封
し中蓋を容器本体から取り外すそのときに中蓋に与えら
れる衝撃により付着した水分が一気に落下してしまうこ
とは誰しもが経験していることであって、やはり食品の
風味、食味が害されることは避けられないことであっ
た。従って、中蓋は静かに衝撃を与えないようにして容
器本体から取り外すことが必要であり、中蓋上の副食品
を御飯の上に直接載せることが望まれる場合であって
も、中蓋を静かに容器本体から取り外した後に別工程と
して中蓋内の惣菜等を御飯の上に載せることがどうして
も必要となり、中蓋を破壊あるいは分割してそれを同時
に行うことは通常できなかった。
【0005】本考案は上記のような従来の中蓋付き食品
容器の持つ不都合を解消し、湯気の立つ食品を容器内に
収容した場合であっても、中蓋の裏面から水滴が落下す
ることがなくそれにより食品の風味、食味を長時間維持
することが可能な中蓋付き食品容器をうることを目的と
している。本考案の他の目的は、中蓋を分割することに
より中蓋上の副食品を直接御飯の上に載せることが可能
な中蓋でありながら、水滴を御飯上に落下させることの
ない中蓋を有する、中蓋付き食品容器をうることを目的
としている。
容器の持つ不都合を解消し、湯気の立つ食品を容器内に
収容した場合であっても、中蓋の裏面から水滴が落下す
ることがなくそれにより食品の風味、食味を長時間維持
することが可能な中蓋付き食品容器をうることを目的と
している。本考案の他の目的は、中蓋を分割することに
より中蓋上の副食品を直接御飯の上に載せることが可能
な中蓋でありながら、水滴を御飯上に落下させることの
ない中蓋を有する、中蓋付き食品容器をうることを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決しかつ
目的を達成するために、本考案は、容器本体、容器本体
に着脱自在に装着される中蓋、及び容器本体に施蓋され
る蓋体、とを有する中蓋付き容器であって、該中蓋はそ
の一面に吸湿機能を有する薄膜を積層していることを特
徴とする、中蓋付き食品容器を開示する。
目的を達成するために、本考案は、容器本体、容器本体
に着脱自在に装着される中蓋、及び容器本体に施蓋され
る蓋体、とを有する中蓋付き容器であって、該中蓋はそ
の一面に吸湿機能を有する薄膜を積層していることを特
徴とする、中蓋付き食品容器を開示する。
【0007】容器本体、中蓋、及び蓋体が、ポリスチレ
ン系発泡体成形品であることは、食品店や売店等で販売
する弁当等の容器の場合には特に有効である。また、該
吸湿性を有する薄膜を不織布から構成することによりよ
くその目的を達成することが可能となる。さらに、該中
蓋を容易に分離可能な複数の部材の複合体から構成する
ことにより、本考案による食品容器の使用勝手をよりよ
いものとすることができる。
ン系発泡体成形品であることは、食品店や売店等で販売
する弁当等の容器の場合には特に有効である。また、該
吸湿性を有する薄膜を不織布から構成することによりよ
くその目的を達成することが可能となる。さらに、該中
蓋を容易に分離可能な複数の部材の複合体から構成する
ことにより、本考案による食品容器の使用勝手をよりよ
いものとすることができる。
【0008】
【実施例】以下、実施例に基づき、本考案をより詳細に
説明する。図1は、本考案による中蓋付き食品容器の一
実施例を示す斜視図であり、容器本体1、中蓋2、及び
蓋体3から基本的に構成される。これらの各部材を構成
する素材は特に制限はないが、この実施例においては、
ポリスチレン系の発泡体により成形し、容器本体及び蓋
体の外表面はポリスチレン系の非発泡フィルムによりコ
ーティングしている。
説明する。図1は、本考案による中蓋付き食品容器の一
実施例を示す斜視図であり、容器本体1、中蓋2、及び
蓋体3から基本的に構成される。これらの各部材を構成
する素材は特に制限はないが、この実施例においては、
ポリスチレン系の発泡体により成形し、容器本体及び蓋
体の外表面はポリスチレン系の非発泡フィルムによりコ
ーティングしている。
【0009】容器本体1は全体としてお碗型であり、そ
の上辺部にフランジ10を有しかつフランジ10から下
方に向けて一定距離部分は大径部分11となっている。
中蓋2は全体として浅い皿の形をしており、容器本体の
前記大径部分11に嵌入する直径及び深さを有する本体
部分21と容器本体のフランジ10とほぼ同じ径を持つ
フランジ20とを有し、本体部分21の底面22には補
強の目的から複数本の凹溝22が同心円的に形成されて
いる。
の上辺部にフランジ10を有しかつフランジ10から下
方に向けて一定距離部分は大径部分11となっている。
中蓋2は全体として浅い皿の形をしており、容器本体の
前記大径部分11に嵌入する直径及び深さを有する本体
部分21と容器本体のフランジ10とほぼ同じ径を持つ
フランジ20とを有し、本体部分21の底面22には補
強の目的から複数本の凹溝22が同心円的に形成されて
いる。
【0010】蓋体3は全体としてお碗を伏せた形であ
り、容器本体1のフランジ10部分を外側から覆うこと
のできる内径を持つ末広がり状のフランジ部分30を下
辺部に有し、上方端は補強を兼ねた把持部分としての円
筒状突出部31に形成されている。本考案において、中
蓋2はその裏面に、すなわち容器本体1のフランジ10
に中蓋2のフランジ20を重畳する状態で容器本体1に
中蓋2を装着したときに、容器本体1の内側に面するこ
ととなる面に、吸湿機能を有する薄膜として、レーヨン
を素材とする不織布25を積層している。
り、容器本体1のフランジ10部分を外側から覆うこと
のできる内径を持つ末広がり状のフランジ部分30を下
辺部に有し、上方端は補強を兼ねた把持部分としての円
筒状突出部31に形成されている。本考案において、中
蓋2はその裏面に、すなわち容器本体1のフランジ10
に中蓋2のフランジ20を重畳する状態で容器本体1に
中蓋2を装着したときに、容器本体1の内側に面するこ
ととなる面に、吸湿機能を有する薄膜として、レーヨン
を素材とする不織布25を積層している。
【0011】上記の構成を持つ中蓋付き食品容器にあっ
ては、容器本体1内に炊きたての御飯のようないわゆる
湯気の立つ状態の食品を収容し、直後に中蓋2及び上蓋
3を施蓋して放置した場合でも、容器本体1内の食品か
ら発する水蒸気は吸湿機能を有する薄膜25に吸収され
ることから結露による水滴の発生はほぼ完全に防止され
る。従って、食品収納後に中蓋2の裏面から水滴の落下
が生じないので、御飯等の風味、食味の低下を回避する
ことができる。
ては、容器本体1内に炊きたての御飯のようないわゆる
湯気の立つ状態の食品を収容し、直後に中蓋2及び上蓋
3を施蓋して放置した場合でも、容器本体1内の食品か
ら発する水蒸気は吸湿機能を有する薄膜25に吸収され
ることから結露による水滴の発生はほぼ完全に防止され
る。従って、食品収納後に中蓋2の裏面から水滴の落下
が生じないので、御飯等の風味、食味の低下を回避する
ことができる。
【0012】特に、例えば、中蓋2内にマグロの刺身の
ような冷温を必要とする食品を保冷剤とともに収納する
ような場合には、中蓋内が低温状態に維持されることか
ら従来の中蓋付き食品容器では非常に多くの水滴が発生
し、事実上使用できない場合が多かったが、本考案によ
る中蓋付き食品容器においては水滴の発生をほぼ防止す
ることが可能となり、いわゆる鉄火丼のような丼物を風
味、食味を損なわない状態で販売店頭から消費者のもと
へ届けることが可能となる。
ような冷温を必要とする食品を保冷剤とともに収納する
ような場合には、中蓋内が低温状態に維持されることか
ら従来の中蓋付き食品容器では非常に多くの水滴が発生
し、事実上使用できない場合が多かったが、本考案によ
る中蓋付き食品容器においては水滴の発生をほぼ防止す
ることが可能となり、いわゆる鉄火丼のような丼物を風
味、食味を損なわない状態で販売店頭から消費者のもと
へ届けることが可能となる。
【0013】上記の説明は、本考案による中蓋付き食品
容器の一実施例を示しているにすぎず、他に多くの変形
例が存在する。容器自体の形状は図示のような蓋を有す
る丼型のものに限らず、要は容器本体と中蓋と蓋体とを
有していればよきものであり、弁当箱のように方形、楕
円形のもの等、任意の形状をとることができる。また、
食品容器を構成する素材も、ポリスチレン系発泡体に限
らず、例えばポリプロピレン樹脂発泡体やポリエチレン
テレフタレート樹脂発泡体等の他の樹脂あるいは他の発
泡剤を用うるものである。
容器の一実施例を示しているにすぎず、他に多くの変形
例が存在する。容器自体の形状は図示のような蓋を有す
る丼型のものに限らず、要は容器本体と中蓋と蓋体とを
有していればよきものであり、弁当箱のように方形、楕
円形のもの等、任意の形状をとることができる。また、
食品容器を構成する素材も、ポリスチレン系発泡体に限
らず、例えばポリプロピレン樹脂発泡体やポリエチレン
テレフタレート樹脂発泡体等の他の樹脂あるいは他の発
泡剤を用うるものである。
【0014】中蓋の裏面に積層する吸湿機能を有する薄
膜の素材も、レーヨンを素材とする不織布に限ることは
なく、水蒸気を吸収あるいは保持することが可能であり
吸収あるいは保持の後に水滴を構成しないような物性を
持つ素材、例えば、パルプのような素材を有効に使用す
ることができる。さらに、中蓋を図3に示すように二つ
の分離可能な部材32、33とから構成しそれぞれに吸
湿機能を有する薄膜を積層するとともに、両者の接合部
位に雄実34及び雌実35のような容易に分離可能な接
合手段を形成して、該結合手段を介して両者を一体に組
み合わせるようにした組合せ型の中蓋として構成するこ
ともできる。それにより、この食品用容器に収容された
食品を食しようとする者は、蓋体を外した後、中蓋の一
部を軽く押し下げることにより中蓋を容易に分離するこ
とができ、中蓋上の惣菜を容器本体に収容されている御
飯のような食品の上に簡単に載せることが可能となる。
それにより、容器の使い勝手は一層向上する。その際
に、水蒸気は吸湿機能を有する薄膜に吸収されているの
で分離する時に衝撃が発生しても、水滴として、御飯の
上表面に滴下することは阻止することができる。
膜の素材も、レーヨンを素材とする不織布に限ることは
なく、水蒸気を吸収あるいは保持することが可能であり
吸収あるいは保持の後に水滴を構成しないような物性を
持つ素材、例えば、パルプのような素材を有効に使用す
ることができる。さらに、中蓋を図3に示すように二つ
の分離可能な部材32、33とから構成しそれぞれに吸
湿機能を有する薄膜を積層するとともに、両者の接合部
位に雄実34及び雌実35のような容易に分離可能な接
合手段を形成して、該結合手段を介して両者を一体に組
み合わせるようにした組合せ型の中蓋として構成するこ
ともできる。それにより、この食品用容器に収容された
食品を食しようとする者は、蓋体を外した後、中蓋の一
部を軽く押し下げることにより中蓋を容易に分離するこ
とができ、中蓋上の惣菜を容器本体に収容されている御
飯のような食品の上に簡単に載せることが可能となる。
それにより、容器の使い勝手は一層向上する。その際
に、水蒸気は吸湿機能を有する薄膜に吸収されているの
で分離する時に衝撃が発生しても、水滴として、御飯の
上表面に滴下することは阻止することができる。
【0015】なお、この形態の中蓋において、2分割に
かぎらず、さらに多くの部材に分割しておくことも可能
であり、分割後の中蓋の除去を容易にするためにフラン
ジの周囲を細線あるいはテープ等で一体に係止しておく
ことも有効である。また、二つに分割した中蓋を分離可
能に接合する手段は、図3に示したものに限るものでは
なく、容器本体内においては係合状態で一体となってお
り、容器内であるいは容器外で中蓋に外力を加えること
により容易に分離できるような接合手段であれば、どの
ような手段でもよきものである。
かぎらず、さらに多くの部材に分割しておくことも可能
であり、分割後の中蓋の除去を容易にするためにフラン
ジの周囲を細線あるいはテープ等で一体に係止しておく
ことも有効である。また、二つに分割した中蓋を分離可
能に接合する手段は、図3に示したものに限るものでは
なく、容器本体内においては係合状態で一体となってお
り、容器内であるいは容器外で中蓋に外力を加えること
により容易に分離できるような接合手段であれば、どの
ような手段でもよきものである。
【0016】図4はその一例を示している。この中蓋4
0は、二つの部材50及び60からなり、両者をその先
端の部分を互いに重ね合わした状態で係合したときに、
例えば図1に示すような容器本体の大径部分11内にほ
ぼ密封状態で挿入される形状及び寸法を有している。各
部材はそれぞれ周縁部に耳部51、61を有し、また先
端の相互に重ね合う部分には互いに嵌合し合う嵌合部5
2、62が構成されている。一方の部材50の嵌合部5
2は、第1の開口部53と該第1の開口部53内に延出
する第1の舌片54及び該第1舌片54の反対側に位置
する膨出部55とを有している。また、他方の部材60
の嵌合部62は、先端を解放した第2の開口部63と該
第2の開口部63内にその解放端方向に延出する第2の
舌片64とを有しており、該第2の舌片64は下方に向
けて幾分傾斜した状態となっている。
0は、二つの部材50及び60からなり、両者をその先
端の部分を互いに重ね合わした状態で係合したときに、
例えば図1に示すような容器本体の大径部分11内にほ
ぼ密封状態で挿入される形状及び寸法を有している。各
部材はそれぞれ周縁部に耳部51、61を有し、また先
端の相互に重ね合う部分には互いに嵌合し合う嵌合部5
2、62が構成されている。一方の部材50の嵌合部5
2は、第1の開口部53と該第1の開口部53内に延出
する第1の舌片54及び該第1舌片54の反対側に位置
する膨出部55とを有している。また、他方の部材60
の嵌合部62は、先端を解放した第2の開口部63と該
第2の開口部63内にその解放端方向に延出する第2の
舌片64とを有しており、該第2の舌片64は下方に向
けて幾分傾斜した状態となっている。
【0017】この中蓋40を容器本体内に装着するに際
しては、一方の部材に対して他方の部材をいくぶん傾斜
した状態として、第2の舌片64の先端を第1の開口部
53の第1の舌片54と膨出部55との間の空間に挿入
する。その後に、二つの部材を水平状態とし、容器本体
の前記大径部に挿入し、もし容器の内径と中蓋の外径と
が不一致の場合には、二つの部材50と60とを面方向
に拡縮して、径を合わせほぼ密閉状態に装着する。その
状態で中蓋上に所要の惣菜類を収容し、蓋体3を施蓋す
る。
しては、一方の部材に対して他方の部材をいくぶん傾斜
した状態として、第2の舌片64の先端を第1の開口部
53の第1の舌片54と膨出部55との間の空間に挿入
する。その後に、二つの部材を水平状態とし、容器本体
の前記大径部に挿入し、もし容器の内径と中蓋の外径と
が不一致の場合には、二つの部材50と60とを面方向
に拡縮して、径を合わせほぼ密閉状態に装着する。その
状態で中蓋上に所要の惣菜類を収容し、蓋体3を施蓋す
る。
【0018】食事に際しては、中蓋の耳部51、61を
持って中蓋を容器本体から分離した後、耳部を左右に引
くことにより、容易に両部材は分離し、中蓋上の惣菜類
は容器本体内の御飯の上に落下する。この中蓋にあって
は、多少の寸法誤差があってもそれを容易に吸収しうる
効果も有している。
持って中蓋を容器本体から分離した後、耳部を左右に引
くことにより、容易に両部材は分離し、中蓋上の惣菜類
は容器本体内の御飯の上に落下する。この中蓋にあって
は、多少の寸法誤差があってもそれを容易に吸収しうる
効果も有している。
【0019】なお、図4には、一方の部材50に形成す
る第1の開口部53はその先端を閉鎖しその閉鎖端から
舌片54が延出したものを示したが、この舌片54は必
ずしも必要でなく、また、第1の開口部53はその先端
が解放した形状のものであってもよいものであることは
容易に理解されよう。また、中蓋そのものの材質あるい
は厚みによっては、膨出部55を設けることあるいは第
2の舌片を下方に傾斜させることも必ずしも必要でない
ことも容易に理解されよう。
る第1の開口部53はその先端を閉鎖しその閉鎖端から
舌片54が延出したものを示したが、この舌片54は必
ずしも必要でなく、また、第1の開口部53はその先端
が解放した形状のものであってもよいものであることは
容易に理解されよう。また、中蓋そのものの材質あるい
は厚みによっては、膨出部55を設けることあるいは第
2の舌片を下方に傾斜させることも必ずしも必要でない
ことも容易に理解されよう。
【0020】さらに、どのような形態の中蓋であって
も、吸湿機能を有する薄膜はその中蓋の裏面全体に積層
することは必ずしも必要でなく、フランジ部分を除いた
箇所にのみ積層する、あるいは図4のものにあっては互
いに重なり合う部分の一方には積層しない等使用環境に
応じて適宜必要な箇所のみに積層するようにしてもよき
ものである。
も、吸湿機能を有する薄膜はその中蓋の裏面全体に積層
することは必ずしも必要でなく、フランジ部分を除いた
箇所にのみ積層する、あるいは図4のものにあっては互
いに重なり合う部分の一方には積層しない等使用環境に
応じて適宜必要な箇所のみに積層するようにしてもよき
ものである。
【0021】
【考案の効果】容器本体内に収容した食品から発生する
水蒸気は、中蓋裏面に積層した吸湿機能を持つ部材に吸
収保持されることから、結露による水滴の発生を防止す
ることができ、収容した食品の風味、食味を損なうこと
がない。
水蒸気は、中蓋裏面に積層した吸湿機能を持つ部材に吸
収保持されることから、結露による水滴の発生を防止す
ることができ、収容した食品の風味、食味を損なうこと
がない。
【図1】 本考案による中蓋付き食品容器の一実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図2】 図1のA−A線による断面図。
【図3】 中蓋の他の実施例を示す断面図。
【図4】 中蓋のさらに他の実施例を示す斜視図。
1…容器本体、2…中蓋、3…蓋体、25…吸湿機能を
有する薄膜
有する薄膜
Claims (4)
- 【請求項1】 容器本体、容器本体に着脱自在に装着さ
れる中蓋、及び容器本体に施蓋される蓋体、とを有する
中蓋付き容器であって、該中蓋はその一面に吸湿機能を
有する薄膜を積層していることを特徴とする、中蓋付き
食品容器。 - 【請求項2】 容器本体、中蓋、及び蓋体が、ポリスチ
レン系発泡体成形品であることを特徴とする、請求項1
記載の中蓋付き食品容器。 - 【請求項3】 該吸湿性を有する薄膜は不織布であるこ
とを特徴とする、請求項1又は2記載の中蓋付き食品容
器。 - 【請求項4】 該中蓋は容易に分離可能な複数の部材の
複合体であることを特徴とする、請求項1ないし3いず
れか記載の中蓋付き食品容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP640492U JPH0737564Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 中蓋付き食品容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP640492U JPH0737564Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 中蓋付き食品容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0613646U JPH0613646U (ja) | 1994-02-22 |
| JPH0737564Y2 true JPH0737564Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=11637437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP640492U Expired - Lifetime JPH0737564Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 中蓋付き食品容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737564Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5721975B2 (ja) * | 2010-07-22 | 2015-05-20 | 日本車輌製造株式会社 | チュービング装置 |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP640492U patent/JPH0737564Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0613646U (ja) | 1994-02-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |