JPH0737700A - 粒子加速器の放射光ミラー - Google Patents
粒子加速器の放射光ミラーInfo
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- JPH0737700A JPH0737700A JP17836693A JP17836693A JPH0737700A JP H0737700 A JPH0737700 A JP H0737700A JP 17836693 A JP17836693 A JP 17836693A JP 17836693 A JP17836693 A JP 17836693A JP H0737700 A JPH0737700 A JP H0737700A
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- Japan
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- thermal expansion
- mirror
- synchrotron radiation
- radiation mirror
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- Withdrawn
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- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims abstract description 14
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 5
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 放射光ミラーが熱膨張に起因して反りや歪を
生じることを防止する。 【構成】 反射光を反射する反射面20aに、その表層
部における熱膨張を吸収するための溝21を形成してお
き、表層部における熱膨張量を裏面側での熱膨張量と均
等にならしめる。
生じることを防止する。 【構成】 反射光を反射する反射面20aに、その表層
部における熱膨張を吸収するための溝21を形成してお
き、表層部における熱膨張量を裏面側での熱膨張量と均
等にならしめる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒子加速器のビームラ
インに備えられる放射光ミラーに関する。
インに備えられる放射光ミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、シンクロトロン等の粒子加速器か
ら放射されるSOR光(シンクロトロン放射光)を取り
出し、それを光源としてたとえば超LSIの製造、医療
分野における診断、分子解析、構造解析等といった様々
な分野において利用しようとする機運があり、そのため
の施設が開発されつつある。
ら放射されるSOR光(シンクロトロン放射光)を取り
出し、それを光源としてたとえば超LSIの製造、医療
分野における診断、分子解析、構造解析等といった様々
な分野において利用しようとする機運があり、そのため
の施設が開発されつつある。
【0003】図4はSOR光利用のための小型シンクロ
トロンの概要を示すものである。このシンクロトロンで
は、電子銃等の電子発生装置1で発生させた電子を直線
加速器(ライナック)2で光速近くに加速し、偏向電磁
石3で偏向させて入射路4によりインフレクタ5を介し
て蓄積リング6に入射する。蓄積リング6に入射した電
子は高周波加速空洞7によりエネルギを与えられながら
収束電磁石8で収束され、偏向電磁石9で偏向されて蓄
積リング6内を周回し続ける。そして、偏向電磁石9で
偏向される際にその接線方向にSOR光が放射され、そ
れが光取り出しラインであるビームライン10を介して
たとえば露光装置11に出射されて利用されるのであ
る。
トロンの概要を示すものである。このシンクロトロンで
は、電子銃等の電子発生装置1で発生させた電子を直線
加速器(ライナック)2で光速近くに加速し、偏向電磁
石3で偏向させて入射路4によりインフレクタ5を介し
て蓄積リング6に入射する。蓄積リング6に入射した電
子は高周波加速空洞7によりエネルギを与えられながら
収束電磁石8で収束され、偏向電磁石9で偏向されて蓄
積リング6内を周回し続ける。そして、偏向電磁石9で
偏向される際にその接線方向にSOR光が放射され、そ
れが光取り出しラインであるビームライン10を介して
たとえば露光装置11に出射されて利用されるのであ
る。
【0004】上記のビームライン10には、このビーム
ライン10を通して取り出すSOR光を集光したり不要
なSOR光をカットするための鏡である図5に示すよう
な放射光ミラー12が備えられている。このような放射
光ミラー12としては平面ミラーあるいは曲面ミラーが
用いられ、その素材としてはシリコンを基材として用い
てその表面にシリコンカーバイドからなる反射面12a
を形成したものが一般に採用されている。図5に符号S
で示した部分はSOR光の照射範囲を示している。
ライン10を通して取り出すSOR光を集光したり不要
なSOR光をカットするための鏡である図5に示すよう
な放射光ミラー12が備えられている。このような放射
光ミラー12としては平面ミラーあるいは曲面ミラーが
用いられ、その素材としてはシリコンを基材として用い
てその表面にシリコンカーバイドからなる反射面12a
を形成したものが一般に採用されている。図5に符号S
で示した部分はSOR光の照射範囲を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビームライ
ン10を通して取り出すSOR光は大きな熱エネルギー
を有するものであるので、上記のような放射光ミラー1
2にSOR光が照射されると、放射光ミラー12はSO
R光の熱エネルギを受けて温度上昇し、熱膨張するもの
である。この場合、SOR光が直接的に照射される反射
面12aの表層部は大きく温度上昇するが、放射光ミラ
ー12の裏面側は表面側ほどは温度が上昇せず、このた
め、放射光ミラー12はその表面側が裏面側より大きく
熱膨張して図6に示すように反ってしまったり反射面1
2aが歪んでしまうことがある。そして、そのような反
りや歪が生じると反射方向が変化してしまったり、反射
するべきSOR光の波長がずれるといった不具合が生じ
るので、そのような事態を防止し得る有効な改善策が要
望されていた。
ン10を通して取り出すSOR光は大きな熱エネルギー
を有するものであるので、上記のような放射光ミラー1
2にSOR光が照射されると、放射光ミラー12はSO
R光の熱エネルギを受けて温度上昇し、熱膨張するもの
である。この場合、SOR光が直接的に照射される反射
面12aの表層部は大きく温度上昇するが、放射光ミラ
ー12の裏面側は表面側ほどは温度が上昇せず、このた
め、放射光ミラー12はその表面側が裏面側より大きく
熱膨張して図6に示すように反ってしまったり反射面1
2aが歪んでしまうことがある。そして、そのような反
りや歪が生じると反射方向が変化してしまったり、反射
するべきSOR光の波長がずれるといった不具合が生じ
るので、そのような事態を防止し得る有効な改善策が要
望されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記事情に鑑み、本発明
は、粒子加速器のビームラインに備えられてそのビーム
ラインを通して取り出す放射光を反射するための放射光
ミラーであって、放射光を反射する反射面に、その反射
面の表層部が熱膨張した際にその変形を吸収するための
溝を形成してなることを特徴としている。
は、粒子加速器のビームラインに備えられてそのビーム
ラインを通して取り出す放射光を反射するための放射光
ミラーであって、放射光を反射する反射面に、その反射
面の表層部が熱膨張した際にその変形を吸収するための
溝を形成してなることを特徴としている。
【0007】
【作用】反射面に溝を形成しておくことにより、反射面
の表層部に生じる熱膨張は溝によって吸収されてしまっ
て反射面全体の熱膨張による変形は低減する。したがっ
て、反射面での熱膨張量と裏面側での熱膨張量との差を
考慮して溝の寸法を設定することにより、両者の熱膨張
量の差を無くし、それによって反りや歪の発生を防止す
る。
の表層部に生じる熱膨張は溝によって吸収されてしまっ
て反射面全体の熱膨張による変形は低減する。したがっ
て、反射面での熱膨張量と裏面側での熱膨張量との差を
考慮して溝の寸法を設定することにより、両者の熱膨張
量の差を無くし、それによって反りや歪の発生を防止す
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図3を参
照して説明する。本実施例の放射光ミラー20は、上述
した従来のものと同様にシンクロトロンのビームライン
10に備えられてSOR光を反射するためのものであ
り、その形状や寸法も基本的には図5に示した従来の放
射光ミラー12とものと同等であるが、本実施例の放射
光ミラー20が従来のものと異なる点は、反射面20a
に熱膨張を吸収するための溝21を形成した点にある。
照して説明する。本実施例の放射光ミラー20は、上述
した従来のものと同様にシンクロトロンのビームライン
10に備えられてSOR光を反射するためのものであ
り、その形状や寸法も基本的には図5に示した従来の放
射光ミラー12とものと同等であるが、本実施例の放射
光ミラー20が従来のものと異なる点は、反射面20a
に熱膨張を吸収するための溝21を形成した点にある。
【0009】すなわち、本実施例の放射光ミラー20の
反射面20aには、反射するべきSOR光の照射範囲S
を外れる位置つまり両側縁部と両端部に、各2本ずつ合
計4本の溝21…が縦横に形成されたものとなってい
る。それらの溝21の寸法や本数、位置等は、放射光ミ
ラー20の各部の寸法、その素材の熱膨張率、SOR光
が照射された際の温度上昇の程度等を考慮し、反射面2
0aでの熱膨張量が裏面側での熱膨張量より大きくなる
ことを防止するように決定されるものである。
反射面20aには、反射するべきSOR光の照射範囲S
を外れる位置つまり両側縁部と両端部に、各2本ずつ合
計4本の溝21…が縦横に形成されたものとなってい
る。それらの溝21の寸法や本数、位置等は、放射光ミ
ラー20の各部の寸法、その素材の熱膨張率、SOR光
が照射された際の温度上昇の程度等を考慮し、反射面2
0aでの熱膨張量が裏面側での熱膨張量より大きくなる
ことを防止するように決定されるものである。
【0010】具体的には、たとえば長さ方向に沿って形
成されている2本の溝21の幅寸法の合計値は、反射面
20aの表層部における幅方向の熱膨張量と裏面側にお
ける幅方向の熱膨張量の差と同等もしくはそれより大き
く設定しておく。すなわち、裏面側に比して大きく膨張
する表層部の一部を少なくとも熱膨張量の差に相当する
分だけ溝21として予め切除しておくのであり、これに
より表層部での熱膨張量と裏面側での熱膨張量との差を
無くすのである。幅方向に沿って形成されている2本の
溝21の幅寸法についても同様に設定する。また、各溝
21の深さ寸法は、反射面20aの表面から温度上昇が
特に顕著に生じる位置までの範囲に設定する。
成されている2本の溝21の幅寸法の合計値は、反射面
20aの表層部における幅方向の熱膨張量と裏面側にお
ける幅方向の熱膨張量の差と同等もしくはそれより大き
く設定しておく。すなわち、裏面側に比して大きく膨張
する表層部の一部を少なくとも熱膨張量の差に相当する
分だけ溝21として予め切除しておくのであり、これに
より表層部での熱膨張量と裏面側での熱膨張量との差を
無くすのである。幅方向に沿って形成されている2本の
溝21の幅寸法についても同様に設定する。また、各溝
21の深さ寸法は、反射面20aの表面から温度上昇が
特に顕著に生じる位置までの範囲に設定する。
【0011】上記のような溝21を設けたことにより、
反射面20aが温度上昇して熱膨張した際には図3に示
す如く溝21が潰れるように変形し、それによって反射
面20aの表層部における熱膨張が吸収されてしまうこ
とになる。そして、溝21の寸法を上記のように設定し
ておくことにより反射面20a全体の熱膨張量を裏面側
と同等程度とでき、その結果、表層部と裏面側との熱膨
張量の差に起因して生じる反りや歪の発生を防止するこ
とができて反射面20aを常に平坦に維持することがで
き、反射方向が変化したり反射するべきSOR光の波長
がずれるようなことを防止し得る。
反射面20aが温度上昇して熱膨張した際には図3に示
す如く溝21が潰れるように変形し、それによって反射
面20aの表層部における熱膨張が吸収されてしまうこ
とになる。そして、溝21の寸法を上記のように設定し
ておくことにより反射面20a全体の熱膨張量を裏面側
と同等程度とでき、その結果、表層部と裏面側との熱膨
張量の差に起因して生じる反りや歪の発生を防止するこ
とができて反射面20aを常に平坦に維持することがで
き、反射方向が変化したり反射するべきSOR光の波長
がずれるようなことを防止し得る。
【0012】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明の放射光
ミラーは、反射面にその表層部の熱膨張を吸収するため
の溝を形成したものであるから、放射光が照射された際
に温度が大きく上昇する表層部と、さほど温度の上昇し
ない裏面側での熱膨張量とを均等とすることができ、し
たがって、それら熱膨張量の差に起因して生じる反りや
歪の発生を有効に防止し得る、という優れた効果を奏す
る。
ミラーは、反射面にその表層部の熱膨張を吸収するため
の溝を形成したものであるから、放射光が照射された際
に温度が大きく上昇する表層部と、さほど温度の上昇し
ない裏面側での熱膨張量とを均等とすることができ、し
たがって、それら熱膨張量の差に起因して生じる反りや
歪の発生を有効に防止し得る、という優れた効果を奏す
る。
【図1】本発明の実施例である放射光ミラーを示す斜視
図である。
図である。
【図2】同放射光ミラーの断面図である。
【図3】同放射光ミラーが熱膨張した状態を示す断面図
である。
である。
【図4】小型シンクロトロンの概要を示す平面図であ
る。
る。
【図5】同シンクロトロンのビームラインに備えられて
いる従来一般の放射光ミラーを示す斜視図である。
いる従来一般の放射光ミラーを示す斜視図である。
【図6】同放射光ミラーが熱膨張して反った状態を示す
断面図である。
断面図である。
10 ビームライン 20 放射光ミラー 20a 反射面 21 溝。
Claims (1)
- 【請求項1】 粒子加速器のビームラインに備えられて
そのビームラインを通して取り出す放射光を反射するた
めの放射光ミラーであって、放射光を反射する反射面
に、その反射面の表層部が熱膨張した際にその変形を吸
収するための溝を形成してなることを特徴とする粒子加
速器の放射光ミラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17836693A JPH0737700A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 粒子加速器の放射光ミラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17836693A JPH0737700A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 粒子加速器の放射光ミラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0737700A true JPH0737700A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16047241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17836693A Withdrawn JPH0737700A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 粒子加速器の放射光ミラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737700A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06240548A (ja) * | 1991-04-10 | 1994-08-30 | Shima Seiki Mfg Ltd | 貼付け型ポケットを有する編地及びその編成方法 |
| US8828225B2 (en) | 2004-08-06 | 2014-09-09 | Asahi Kasei Medical Co., Ltd. | Polysulfone hemodialyzer |
-
1993
- 1993-07-19 JP JP17836693A patent/JPH0737700A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06240548A (ja) * | 1991-04-10 | 1994-08-30 | Shima Seiki Mfg Ltd | 貼付け型ポケットを有する編地及びその編成方法 |
| US8828225B2 (en) | 2004-08-06 | 2014-09-09 | Asahi Kasei Medical Co., Ltd. | Polysulfone hemodialyzer |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |