JPH0738177A - ガスレーザ共振器 - Google Patents
ガスレーザ共振器Info
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- JPH0738177A JPH0738177A JP5178426A JP17842693A JPH0738177A JP H0738177 A JPH0738177 A JP H0738177A JP 5178426 A JP5178426 A JP 5178426A JP 17842693 A JP17842693 A JP 17842693A JP H0738177 A JPH0738177 A JP H0738177A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガスレーザ共振器の外部の空気圧による形状
歪が小さい構造とし、レーザ出力を安定させる。 【構成】 メインパイプ14で連結した1対のメインフ
ランジ5に放電管8の端部を保持したガスレーザ共振器
において、メインパイプ14の内部を分割してレーザガ
スを導入するインレット配管9とレーザガスを排出する
アウトレット配管11とすることにより、熱交換器10
を含めて、レーザガスの循環経路の配置形状が対称性を
有するので、レーザ共振器に与えられる外部の空気圧に
よる応力が相殺されての形状歪が小さくなり、レーザ出
力が安定する。また、温度センサ15によりレーザガス
の導入温度と排出温度を検出し、その温度差が3℃以下
となるように熱交換器10の冷媒流量を制御することに
より、さらにレーザ出力の低下が減少して安定となる。
歪が小さい構造とし、レーザ出力を安定させる。 【構成】 メインパイプ14で連結した1対のメインフ
ランジ5に放電管8の端部を保持したガスレーザ共振器
において、メインパイプ14の内部を分割してレーザガ
スを導入するインレット配管9とレーザガスを排出する
アウトレット配管11とすることにより、熱交換器10
を含めて、レーザガスの循環経路の配置形状が対称性を
有するので、レーザ共振器に与えられる外部の空気圧に
よる応力が相殺されての形状歪が小さくなり、レーザ出
力が安定する。また、温度センサ15によりレーザガス
の導入温度と排出温度を検出し、その温度差が3℃以下
となるように熱交換器10の冷媒流量を制御することに
より、さらにレーザ出力の低下が減少して安定となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工業材料を溶接、切断ま
たは熱処理などを行うレーザ加工機に登載されるレーザ
発振器におけるガスレーザ共振器の構造に関する。
たは熱処理などを行うレーザ加工機に登載されるレーザ
発振器におけるガスレーザ共振器の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザ光により超硬材料の精密加
工や熱処理が広く行われるとともに、その出力の増大と
ともに大型工作機械にも用いられ、レーザ光の安定性が
ますます重要課題となっている。
工や熱処理が広く行われるとともに、その出力の増大と
ともに大型工作機械にも用いられ、レーザ光の安定性が
ますます重要課題となっている。
【0003】以下、従来のガスレーザ共振器について図
面を参照しながら説明する。図5は従来のガスレーザ共
振器の構成を示す要部斜視図であり、また、図6(a)
と図6(b)は、それぞれレーザガスの流通経路を示す
要部上面図と要部側面図である。図5において、1は出
力鏡、2は出力鏡1を保持する出力鏡ホルダ、3は終端
鏡、4は終端鏡3を保持する終端鏡ホルダ、5は放電管
8にレーザガスを分配するメインフランジ、6は放電管
ホルダ、7は放電管8を通過したレーザガスを集合させ
るセンターブロック、8は放電管、9はレーザガスを導
入するインレット配管、10はレーザガスの熱を外部に
取り出すための熱交換器、11はレーザガスを排出する
アウトレット配管、12は放電管8を折り返すための折
り返しブロック、13は折り返しミラー、14は放電管
8を保持するメインパイプである。 上記構成要素の相
互関係と動作について説明する。図5において2点鎖線
で示したように、レーザガスはインレット配管9とメイ
ンフランジ5とを通って放電管8に分配され、放電によ
り加熱されたのち、センターブロック7で集合して熱交
換器10に送られ、アウトレット配管11から排出され
る。一方、レーザ光は放電管8内の放電により発生し、
出力鏡1と折り返し鏡13と終端鏡3とで形成された光
共振器で増幅され、その一部が出力鏡1から取り出され
る。このレーザ出力はレーザガスの温度により変化する
ため、レーザガスの温度は非常に重要な因子である。放
電によりレーザガスに注入されたエネルギーの一部はレ
ーザ光として外部に取り出されるが、大部分はレーザガ
スの加熱に消費される。したがって、放電管8を通過し
たレーザガスを熱交換器10で冷却してレーザ出力の安
定化を図っている。なお、レーザガスは大気圧よりも低
く、ガス放電に適した低気圧に保たれながら、外部のガ
ス循環装置(図示せず)によりインレット配管9からア
ウトレット配管11までの循環経路を通って循環してい
る。また、光共振のための出力鏡1と終端鏡3とは平行
になるように調整して保持される。
面を参照しながら説明する。図5は従来のガスレーザ共
振器の構成を示す要部斜視図であり、また、図6(a)
と図6(b)は、それぞれレーザガスの流通経路を示す
要部上面図と要部側面図である。図5において、1は出
力鏡、2は出力鏡1を保持する出力鏡ホルダ、3は終端
鏡、4は終端鏡3を保持する終端鏡ホルダ、5は放電管
8にレーザガスを分配するメインフランジ、6は放電管
ホルダ、7は放電管8を通過したレーザガスを集合させ
るセンターブロック、8は放電管、9はレーザガスを導
入するインレット配管、10はレーザガスの熱を外部に
取り出すための熱交換器、11はレーザガスを排出する
アウトレット配管、12は放電管8を折り返すための折
り返しブロック、13は折り返しミラー、14は放電管
8を保持するメインパイプである。 上記構成要素の相
互関係と動作について説明する。図5において2点鎖線
で示したように、レーザガスはインレット配管9とメイ
ンフランジ5とを通って放電管8に分配され、放電によ
り加熱されたのち、センターブロック7で集合して熱交
換器10に送られ、アウトレット配管11から排出され
る。一方、レーザ光は放電管8内の放電により発生し、
出力鏡1と折り返し鏡13と終端鏡3とで形成された光
共振器で増幅され、その一部が出力鏡1から取り出され
る。このレーザ出力はレーザガスの温度により変化する
ため、レーザガスの温度は非常に重要な因子である。放
電によりレーザガスに注入されたエネルギーの一部はレ
ーザ光として外部に取り出されるが、大部分はレーザガ
スの加熱に消費される。したがって、放電管8を通過し
たレーザガスを熱交換器10で冷却してレーザ出力の安
定化を図っている。なお、レーザガスは大気圧よりも低
く、ガス放電に適した低気圧に保たれながら、外部のガ
ス循環装置(図示せず)によりインレット配管9からア
ウトレット配管11までの循環経路を通って循環してい
る。また、光共振のための出力鏡1と終端鏡3とは平行
になるように調整して保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のガス
レーザ共振器では、図5に示したように、レーザガスを
循環させるインレット配管9とアウトレット配管11
は、メインフランジ5、メインパイプ14および放電管
8よりなるガスレーザ共振器の主要部分の外側に接続さ
れている。レーザガスの気圧は外部の空気圧よりも低い
ため、ガスレーザ共振器の各表面は同じ単位面積当りの
空気圧で圧縮されるように加圧される。図5および図6
に示した従来例の構成においては、メインフランジ5は
インレット配管9に対して開口部を備えているので、メ
インフランジ5に対する総合圧力は、図6(a)に矢印
で示したように、インレット配管9に向かう圧力とな
る。また同様に、センタブロック7に対する総合圧力
は、図6(b)に矢印で示したように、アウトレット配
管11に向かう圧力となる。これらの圧力は放電管8に
対して曲げ応力となり、ガスレーザ共振器の形状が歪む
という根本的な課題がある。この形状歪はレーザ光の反
射経路長と反射鏡の平行度とを変化させるのでレーザ光
の出力を低下させるが、この形状歪の大きさは温度に依
存するので、結果として、レーザ光出力が温度に依存し
て不安定なものとなる。この課題を解決するため、放電
管8を保持するメインパイプ14やメインフランジ5の
剛性を上げて光共振器の形状歪を少なくする方法が従来
から採用さているが、それだけでは不充分であるという
課題があった。
レーザ共振器では、図5に示したように、レーザガスを
循環させるインレット配管9とアウトレット配管11
は、メインフランジ5、メインパイプ14および放電管
8よりなるガスレーザ共振器の主要部分の外側に接続さ
れている。レーザガスの気圧は外部の空気圧よりも低い
ため、ガスレーザ共振器の各表面は同じ単位面積当りの
空気圧で圧縮されるように加圧される。図5および図6
に示した従来例の構成においては、メインフランジ5は
インレット配管9に対して開口部を備えているので、メ
インフランジ5に対する総合圧力は、図6(a)に矢印
で示したように、インレット配管9に向かう圧力とな
る。また同様に、センタブロック7に対する総合圧力
は、図6(b)に矢印で示したように、アウトレット配
管11に向かう圧力となる。これらの圧力は放電管8に
対して曲げ応力となり、ガスレーザ共振器の形状が歪む
という根本的な課題がある。この形状歪はレーザ光の反
射経路長と反射鏡の平行度とを変化させるのでレーザ光
の出力を低下させるが、この形状歪の大きさは温度に依
存するので、結果として、レーザ光出力が温度に依存し
て不安定なものとなる。この課題を解決するため、放電
管8を保持するメインパイプ14やメインフランジ5の
剛性を上げて光共振器の形状歪を少なくする方法が従来
から採用さているが、それだけでは不充分であるという
課題があった。
【0005】本発明は上記の課題を解決するもので、ガ
スレーザ共振器に加わる外気圧力の影響を排除し、安定
したレーザ出力を得ることができるガスレーザ共振器を
提供することを目的とする。
スレーザ共振器に加わる外気圧力の影響を排除し、安定
したレーザ出力を得ることができるガスレーザ共振器を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、メインパイプで連結されて互いに対向す
る1対のメインフランジと、前記メインフランジで端部
を保持された1個以上の放電管とを備えたガスレーザ共
振器において、前記メインパイプの内部を2分割してレ
ーザガスを外部から導入する導入用配管と外部に排出す
る排出用配管とし、前記導入用配管の入り口から前記放
電管を経由して前記排出用配管の出口に至る前記レーザ
ガスの流通経路の配置形状が対称性を有するようにした
ガスレーザ共振器である。
成するために、メインパイプで連結されて互いに対向す
る1対のメインフランジと、前記メインフランジで端部
を保持された1個以上の放電管とを備えたガスレーザ共
振器において、前記メインパイプの内部を2分割してレ
ーザガスを外部から導入する導入用配管と外部に排出す
る排出用配管とし、前記導入用配管の入り口から前記放
電管を経由して前記排出用配管の出口に至る前記レーザ
ガスの流通経路の配置形状が対称性を有するようにした
ガスレーザ共振器である。
【0007】
【作用】本発明は上記の構成において、1対のメインフ
ランジを連結するメインパイプの内部を分割してレーザ
ガスの導入用配管と排出用配管を構成し、その導入用配
管と排出用配管とメインフランジとを通ってレーザガス
が循環する。このとき、レーザガスの流通経路の配置形
状の対称性は、メインフランジに及ぼす外気圧の応力を
相殺し、光共振器の形状歪を低減する。
ランジを連結するメインパイプの内部を分割してレーザ
ガスの導入用配管と排出用配管を構成し、その導入用配
管と排出用配管とメインフランジとを通ってレーザガス
が循環する。このとき、レーザガスの流通経路の配置形
状の対称性は、メインフランジに及ぼす外気圧の応力を
相殺し、光共振器の形状歪を低減する。
【0008】
【実施例】(実施例1)以下、本発明のガスレーザ共振
器の一実施例について図面を参照しながら説明する。図
1は本実施例の構成を示す要部斜視図であり、また、図
2は本実施例におけるレーザガスの流通経路と、共振器
に加わる外気圧力とを示す要部上面図である。なお、図
5および図6に示した従来例と同じ構成要素には同一番
号を付与して詳細な説明を省略する。本実施例が従来例
と異なる点は、インレット配管9とアウトレット配管1
1とで放電管8を保持するメインパイプ14を構成する
とともに、熱交換器10は各放電管ごとに設け、また、
レーザガスの温度を各放電管ごとに検出する温度センサ
15と、センタブロックとメインパイプとを熱的に絶縁
する熱絶縁板16とを備え、かつ、ガスレーザ共振器に
おけるレーザガスの流通経路の構成が対称形となるよう
に配置したことにある。
器の一実施例について図面を参照しながら説明する。図
1は本実施例の構成を示す要部斜視図であり、また、図
2は本実施例におけるレーザガスの流通経路と、共振器
に加わる外気圧力とを示す要部上面図である。なお、図
5および図6に示した従来例と同じ構成要素には同一番
号を付与して詳細な説明を省略する。本実施例が従来例
と異なる点は、インレット配管9とアウトレット配管1
1とで放電管8を保持するメインパイプ14を構成する
とともに、熱交換器10は各放電管ごとに設け、また、
レーザガスの温度を各放電管ごとに検出する温度センサ
15と、センタブロックとメインパイプとを熱的に絶縁
する熱絶縁板16とを備え、かつ、ガスレーザ共振器に
おけるレーザガスの流通経路の構成が対称形となるよう
に配置したことにある。
【0009】上記構成においてその動作を説明する。図
1において2点鎖線で示したように、メインパイプ14
のガス入口から導入されたレーザガスは、メインフラン
ジ5と、メインパイプ14の上部を構成するインレット
配管9とを通って放電管8に流入し、放電管8によって
加熱されたレーザガスはセンターブロック7で集合して
熱交換器10に流出し、メインパイプ14の下部を構成
するアウトレット配管11を通ってガス出口から流出す
る。このとき、熱絶縁板16はセンターブロック7がレ
ーザガスの熱により加熱され、その熱がメインパイプ1
4に伝導することを防止し、メインパイプ14の熱によ
る歪を抑えている。温度センサ15は第1の温度センサ
と第2の温度センサとで構成されインレット配管9のガ
ス入口と各熱交換器10の出口とに夫々設置され、導入
されるレーザガスの温度と熱交換器から排出されたレー
ザガスの温度とを検出し、両者の温度差が所定値以上に
大きくならないように、制御装置(図示せず)により熱
交換器10に流れる冷却水または冷却油などの冷却媒体
の流量制御を行う。
1において2点鎖線で示したように、メインパイプ14
のガス入口から導入されたレーザガスは、メインフラン
ジ5と、メインパイプ14の上部を構成するインレット
配管9とを通って放電管8に流入し、放電管8によって
加熱されたレーザガスはセンターブロック7で集合して
熱交換器10に流出し、メインパイプ14の下部を構成
するアウトレット配管11を通ってガス出口から流出す
る。このとき、熱絶縁板16はセンターブロック7がレ
ーザガスの熱により加熱され、その熱がメインパイプ1
4に伝導することを防止し、メインパイプ14の熱によ
る歪を抑えている。温度センサ15は第1の温度センサ
と第2の温度センサとで構成されインレット配管9のガ
ス入口と各熱交換器10の出口とに夫々設置され、導入
されるレーザガスの温度と熱交換器から排出されたレー
ザガスの温度とを検出し、両者の温度差が所定値以上に
大きくならないように、制御装置(図示せず)により熱
交換器10に流れる冷却水または冷却油などの冷却媒体
の流量制御を行う。
【0010】図2に矢印で示したように、メインフラン
ジ5に加わる外部空気による圧力はメインパイプ14に
おけるインレット配管9とアウトレット配管11とに対
する開口部の方向の圧力であるが、それらは互いに反対
方向になって相殺される。また、センタブロック7に加
わる圧力も同様に相殺される。したがって、ガスレーザ
共振器には応力が加わらず、形状歪が発生しない。
ジ5に加わる外部空気による圧力はメインパイプ14に
おけるインレット配管9とアウトレット配管11とに対
する開口部の方向の圧力であるが、それらは互いに反対
方向になって相殺される。また、センタブロック7に加
わる圧力も同様に相殺される。したがって、ガスレーザ
共振器には応力が加わらず、形状歪が発生しない。
【0011】図3は従来例のガスレーザ共振器と本実施
例のガスレーザ共振器におけるレーザガスの圧力とガス
レーザ共振器の歪変位との関係を比較して示す特性図で
ある。なお、縦軸に示す歪変位は、メインフランジの中
央部と両端部とで測定した曲がり量である。図から明ら
かなように、本実施例によるガスレーザ共振器の形状歪
は従来の構成に比較して非常に小さく、真空外力に対す
る変形の面で優れた特性を示す。
例のガスレーザ共振器におけるレーザガスの圧力とガス
レーザ共振器の歪変位との関係を比較して示す特性図で
ある。なお、縦軸に示す歪変位は、メインフランジの中
央部と両端部とで測定した曲がり量である。図から明ら
かなように、本実施例によるガスレーザ共振器の形状歪
は従来の構成に比較して非常に小さく、真空外力に対す
る変形の面で優れた特性を示す。
【0012】図4は本実施例のガスレーザ共振器を用い
た場合の、インレット配管中のレーザガスの温度とアウ
トレット配管中のレーザガスの温度との温度差と、レー
ザ出力の低下率との関係を示す特性図である。図に示し
たように、前記の温度差が3℃以内であれば出力の低下
は僅かで済むことが明らかになった。したがって、温度
センサ15により温度差を前記温度差を検出し、その温
度差が3℃以下になるように、熱交換器10の冷媒の流
量を制御することにより、レーザ出力の低下を小さく保
つことができる。
た場合の、インレット配管中のレーザガスの温度とアウ
トレット配管中のレーザガスの温度との温度差と、レー
ザ出力の低下率との関係を示す特性図である。図に示し
たように、前記の温度差が3℃以内であれば出力の低下
は僅かで済むことが明らかになった。したがって、温度
センサ15により温度差を前記温度差を検出し、その温
度差が3℃以下になるように、熱交換器10の冷媒の流
量を制御することにより、レーザ出力の低下を小さく保
つことができる。
【0013】以上のように本実施例のガスレーザ共振器
によれば、メインフランジ5を保持しているメインパイ
プ14の内部を上下に2分割してインレット配管とアウ
トレット配管とすることにより、熱交換器を含めてレー
ザガスの流通経路の配置形状が対称性を持ち、外気圧に
よる応力が相殺されてガスレーザ共振器の形状歪を除去
するとともに、温度センサを設けてレーザガスの導入温
度と排出温度との温度差を検出し、その温度差が3度C
以下になるように熱交換器10の冷却媒体の流量を制御
することにより、レーザ出力が低下したり変動しない、
安定なレーザ共振器を実現できる。
によれば、メインフランジ5を保持しているメインパイ
プ14の内部を上下に2分割してインレット配管とアウ
トレット配管とすることにより、熱交換器を含めてレー
ザガスの流通経路の配置形状が対称性を持ち、外気圧に
よる応力が相殺されてガスレーザ共振器の形状歪を除去
するとともに、温度センサを設けてレーザガスの導入温
度と排出温度との温度差を検出し、その温度差が3度C
以下になるように熱交換器10の冷却媒体の流量を制御
することにより、レーザ出力が低下したり変動しない、
安定なレーザ共振器を実現できる。
【0014】なお、本実施例ではメインパイプの内部を
上下に分割してインレット配管とアウトレット配管とし
たが、たとえば左右に分割してもよく、また、熱交換器
の制御は冷却媒体の流れの断続で行ってもよいことは言
うまでもない。
上下に分割してインレット配管とアウトレット配管とし
たが、たとえば左右に分割してもよく、また、熱交換器
の制御は冷却媒体の流れの断続で行ってもよいことは言
うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明は、メインパイプで連結されて互いに対向する1対の
メインフランジと、前記メインフランジで端部を保持さ
れた1個以上の放電管とを備えたガスレーザ共振器にお
いて、前記メインパイプの内部を2分割してレーザガス
を外部から導入する導入用配管と外部に排出する排出用
配管とし、前記導入用配管の入り口から前記放電管を経
由して前記排出用配管の出口に至る前記レーザガスの流
通経路の配置形状が対称性を有するようにしたことによ
り、外気圧でレーザガスの流通経路に発生する応力が光
共振器の形状を歪ませることが少なくなり、レーザ出力
の安定したガスレーザ共振器を実現できる。
明は、メインパイプで連結されて互いに対向する1対の
メインフランジと、前記メインフランジで端部を保持さ
れた1個以上の放電管とを備えたガスレーザ共振器にお
いて、前記メインパイプの内部を2分割してレーザガス
を外部から導入する導入用配管と外部に排出する排出用
配管とし、前記導入用配管の入り口から前記放電管を経
由して前記排出用配管の出口に至る前記レーザガスの流
通経路の配置形状が対称性を有するようにしたことによ
り、外気圧でレーザガスの流通経路に発生する応力が光
共振器の形状を歪ませることが少なくなり、レーザ出力
の安定したガスレーザ共振器を実現できる。
【図1】本発明のガスレーザ共振器の一実施例の構成を
示す要部斜視図
示す要部斜視図
【図2】本発明のガスレーザ共振器の一実施例における
レーザガスの流通経路と、外気圧による応力とを示す要
部上面図
レーザガスの流通経路と、外気圧による応力とを示す要
部上面図
【図3】レーザガスの圧力とガスレーザ共振器の形状歪
の量との関係を、本発明のガスレーザ共振器と従来のガ
スレーザ共振器とで比較して示す特性図
の量との関係を、本発明のガスレーザ共振器と従来のガ
スレーザ共振器とで比較して示す特性図
【図4】本発明のガスレーザ共振器において、インレッ
ト配管中のレーザガス温度とアウトレット配管中のレー
ザガス温度との温度差と、レーザ出力の低下率との関係
を示す特性図
ト配管中のレーザガス温度とアウトレット配管中のレー
ザガス温度との温度差と、レーザ出力の低下率との関係
を示す特性図
【図5】従来のガスレーザ共振器の構成を示す要部斜視
図
図
【図6】(a)は従来のガスレーザ共振器におけるレー
ザガスの流通経路と、外気圧による応力とを示す要部上
面図 (b)は同要部側面図
ザガスの流通経路と、外気圧による応力とを示す要部上
面図 (b)は同要部側面図
1 出力鏡 3 終端鏡 5 メインフランジ 8 放電管 9 インレット配管(導入用配管) 11 アウトレット配管(排出用配管) 14 メインパイプ
Claims (2)
- 【請求項1】 メインパイプで連結されて互いに対向す
る1対のメインフランジと、前記メインフランジで端部
を保持された1個以上の放電管とを備えたガスレーザ共
振器において、前記メインパイプの内部を2分割してレ
ーザガスを外部から導入する導入用配管と外部に排出す
る排出用配管とし、前記導入用配管の入口から前記放電
管を経由して前記排出用配管の出口に至る前記レーザガ
スの流通経路の配置形状が対称性を有するようにしたガ
スレーザ共振器。 - 【請求項2】 放電管から流出したレーザガスの熱を外
部に放出させる熱交換器と、放電管に流入するレーザガ
スの温度を検出する第1の温度センサと、前記熱交換器
から排出されるレーザガスの温度を検出する第2の温度
センサとを備え、第1の温度センサと第2の温度センサ
とにより検出したレーザガスの流入温度と排出温度との
温度差が3℃以下になるように前記熱交換器の冷却媒体
の流量を制御するようにした請求項1記載のガスレーザ
共振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5178426A JPH0738177A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | ガスレーザ共振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5178426A JPH0738177A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | ガスレーザ共振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0738177A true JPH0738177A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16048303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5178426A Pending JPH0738177A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | ガスレーザ共振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738177A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010134166A1 (ja) * | 2009-05-19 | 2010-11-25 | 三菱電機株式会社 | ガスレーザ発振器 |
| CN115483598A (zh) * | 2022-10-14 | 2022-12-16 | 航天科工微电子系统研究院有限公司 | 一种封闭光路系统气体置换结构及方法 |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP5178426A patent/JPH0738177A/ja active Pending
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