JPH0738399U - 二重床の床パネルの支持装置 - Google Patents

二重床の床パネルの支持装置

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JPH0738399U
JPH0738399U JP6903293U JP6903293U JPH0738399U JP H0738399 U JPH0738399 U JP H0738399U JP 6903293 U JP6903293 U JP 6903293U JP 6903293 U JP6903293 U JP 6903293U JP H0738399 U JPH0738399 U JP H0738399U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重床の床パネルの支持装置に関し、現場で
の作業性が向上するとともに、組立時間及び分解時間を
短縮できる。 【構成】 スペーサー60には、挿入孔61を有し、パネル
押え70には、雌部材750と、雄部材700とを有し、雌部材
750には、胴部752と、鍔部751とを有し、胴部752には、
その下端部から上方に向かって切り込まれた複数のスリ
ット754と、このスリット754によって複数に分割される
とともに、前記挿入孔61の内径より僅かに小さな外径を
有するが、弾性変形により前記挿入孔61の内径より大き
な外径に拡径可能な複数の切割り片753とを有し、雄部
材700には、前記雌部材750の胴部752の内周に押し込ま
れ、前記切割り片753をスペーサー60の挿入孔61の内径
より大きな外径に拡径させる軸部702と、この軸部702の
上端部から張り出す頭部701とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、二重床の床パネルの支持装置に関し、特に現場での組立を容易に したものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の二重床の床パネルの支持装置としては、図19に示すように、 床面上に所定間隔置きに立設される支持脚200と、この支持脚200に高さ調節可能 に固定される支持板210と、この支持板210の上面に固定され、樹脂で一体的に成 形されたスペーサー220と、このスペーサー220の上面に載置された床パネル230 を、当該スペーサー220の上面に向かって押さえ付けるパネル押え240とを備えた ものが知られていた。
【0003】 上記従来のスペーサー220は、図19に示すように、前記支持板210に上方より 被さるリング部221と、このリング部221から放射状に半径方向内向きに延びた4 本の連結部222と、これらの連結部222によりリング部221の中心部に保持され、 前記パネル押え240が挿入される筒部223とを備えていた。 上記従来のリング部221の連結部222近傍には、一対のスリット224,224で囲ま れた内側に、半径方向内向きに突出し、前記支持板210の下面に引っ掛かる弾性 係合部(図示せず)が形成されていた。
【0004】 上記従来のパネル押え240は、図19に示すように、床パネル230の角部をスペ ーサー220の上面に向かって押さえつける押えプレート241と、この押えプレート 241をスペーサ220に固定する止めねじ242とから形成されていた。 上記押えプレート241は、図19に示すように、その形状が方形状であって、 中央に前記止めねじ242が挿入される孔243を有していた。
【0005】 上記止めねじ242は、図19に示すように、上部には工具が係合可能な溝を有 し、下部にはスペーサー220のねじ孔にねじ込み可能なねじ山が形成されていた 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の二重床の床パネルの支持装置では、床パネル230をス ペーサー220に固定させるために、スペーサー220の上面に向かって押さえつける 押えプレート241と、この押えプレート241をスペーサー220に固定する止めねじ2 42とを使用していたため、現場で止めねじ242のねじ締めをする必要があり、作 業性が悪いうえに、取り付ける際の組立時間が長くなり、また、取り外す際の分 解時間も長くなるという問題点があった。
【0007】 そこで、請求項1記載の発明は、上記した従来の有する問題点に鑑みてなされ たものであり、その目的とするところは、取り付け及び取り外しが容易なパネル 押えを使用したことにより、特に現場での作業性が向上するとともに、組立時間 及び分解時間も短縮できる二重床の床パネルの支持装置を提供しようとするもの である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記した目的を達成するためのものであり、以下にその内容を図面 に示した実施例を用いて説明する。 請求項1記載の考案は、つぎの〜に記載された構成を有することを特徴と する。 スペーサー(60)には、パネル押え(70)が挿入される挿入孔(61)を有する。 パネル押え(70)には、前記スペーサー(60)の挿入孔(61)に挿入される雌部材(7 50)と、この雌部材(750)内に更に挿入される雄部材(700)とを有する。 雌部材(750)には、前記スペーサー(60)の挿入孔(61)内にはまり込む中空筒形 の胴部(752)と、この胴部(752)の上端部から張り出し、床パネル(20)を押さえ付 ける鍔部(751)とを有する。 胴部(752)には、その下端部から上方に向かって切り込まれた複数のスリット( 754)と、このスリット(754)によって複数に分割されるとともに、前記挿入孔(61 )の内径より僅かに小さな外径を有するが、弾性変形により前記挿入孔(61)の内 径より大きな外径に拡径可能な複数の切割り片(753)とを有する。 雄部材(700)には、前記雌部材(750)の胴部(752)の内周に押し込まれ、前記切 割り片(753)をスペーサー(60)の挿入孔(61)の内径より大きな外径に拡径させる 軸部(702)と、この軸部(702)の上端部から張り出すとともに、上面に工具が係合 する係合溝(703)を形成した頭部(701)とを有する。
【0009】
【作用】
したがって、請求項1記載の考案によれば、スペーサー(60)の挿入孔(61)にパ ネル押え(70)の雌部材(750)の胴部(752)を挿入すると、胴部(752)の下端の外径 は、スペーサー(60)の挿入孔(61)の内径より僅かに小さく設定されているため、 挿入孔(61)に引っかかることなく、容易に挿入される。
【0010】 そして、雌部材(750)の下端部がスペーサー(60)の挿入孔(61)の内部に挿入さ れた後、雄部材(700)を雌部材(750)の胴部(752)の内周に挿入すると、複数のス リット(754)に分割された複数の切割り片(753)が、雄部材(700)の軸部(702)によ り、容易に弾性変形し、外側に押し出され、切割り片(753)の外径はスペーサー( 60)の挿入孔(61)の内径より拡径する。
【0011】 このため、雌部材(750)が挿入孔(61)から抜けることができなくなり、スペー サー(60)に雌部材(750)が固定されるとともに、床パネル(20)もスペーサー(60) と雄部材(700)との間に挟まれて固定される。 これに対し、床パネル(20)を取り外すには、上記とは逆に、雄部材(700)を上 方に引き抜くと、拡径していた切割り片(753)が、容易に弾性変形して復元し、 縮径する。
【0012】 このため、切割り片(753)の外径がスペーサー(60)の挿入孔(61)の内径より僅 かに小さくなって、雌部材(750)が挿入孔(61)から容易に取り外せる。 これにより、スペーサー(60)の上に載置された床パネル(20)を簡単に取り外す ことができる。
【0013】
【実施例】
次に、本考案の実施例について添付の図面を参照して具体的に説明する。 図1〜18は、本考案の実施例を示すものであり、図1は二重床の床パネルの 支持装置の概略分解図、図2はスペーサーの平面図、図3はスペーサーの断面図 、図4はスペーサーの突縁部の断面図、図5はスペーサーの連結部の断面図、図 6は雌部材の平面図、図7は図6の雌部材のA−A線に沿う断面図、図8は雌部 材の底面図、図9は雌部材の鋸歯形カムの断面図、図10は雄部材の平面図、図 11は雄部材の側面図、図12は雄部材の底面図、図13は下向き突起の断面図 、図14は図11の雄部材の軸部のB−B線に沿う断面図、図15は図12の雄 部材の軸部のC−C線に沿う断面図、図16はパネル押えの仮組立て状態の一部 断面図、図17はパネル押えの組立状態の一部断面図、図18は施行状態を示す 概略断面図をそれぞれ示す。
【0014】 図1,18中、10は、二重床の床パネルの支持装置を示すものであり、この支 持装置10は、床面30に所定間隔置きに複数個配置して固定され、隣接した各支持 装置10の上に床パネル20を渡らせて固定することで、床パネル20を床面30から上 方に浮き上がらせ、床面30と床パネル20との間の空間内に、図示しないがケーブ ル類やダクト類を配線ないしは配管できるようにするものである。
【0015】 上記支持装置10は、図1,18に示すように、大別すると、床面30上に所定間 隔置きに立設される支持脚40と、この支持脚40に高さ調節可能に固定される支持 板50と、この支持板50の上面に固定されたスペーサー60と、このスペーサー60の 上面に載置された床パネル20を、当該スペーサー60の上面に向かって押さえ付け るパネル押え70とを備えている。
【0016】 また、上記パネル押え70は、図1に示すように、床パネル20を挟んでスペーサ ー60に固定される雌部材750と、この雌部材750の内部に挿入される雄部材700と を有し、適度な剛性を有する、例えばPOM等の樹脂で一体的に成形されている 。 上記各支持脚40は、図1,18に示すように、床面30上に載置される底板41と 、この底板41の上面のほぼ中央から上方に向かって延びたボルト軸42とから構成 されている。
【0017】 上記底板41は、図1に示すように、略方形の金属板から構成されている。また 、底板41には、図1に示すように、上下に貫通した貫通孔43が、所定間隔置きに 複数個形成されている。これらの貫通孔43内には、図示しないが、底板41を床面 30上に接着する際に使用する接着剤が流れ込む。 前記ボルト軸42は、金属製で、図1に示すように、その下端部が上記底板41の ほぼ中央に溶接されている。
【0018】 なお、支持脚40を底板41とボルト軸42とから構成したが、これに限らず、底板 41を除き、支持脚40をボルト軸42のみから構成してもよい。 前記支持板50は、図1に示すように、前記ボルト軸42にねじ込まれるナット部 51と、このナット部51に固定されたベース板52とから構成されている。 上記ベース板52は、図1に示すように、略円盤形の金属板から構成されている 。そして、ベース板52の中心には、前記ボルト軸42が通る上下に貫通した中心孔 53が形成され、この中心孔53とナット部51のねじ穴とを整合させた状態で、ベー ス板52の下面に金属製のナット部51が溶接されている。
【0019】 また、前記ベース板52には、図1に示すように、円周方向に配置され、上方に 向かってほぼ垂直方向に延びた複数個の凸部54 が形成されている。本実施例 では、凸部54は、放射状に4個配置され、より具体的には、ベース板52をコ字形 に切欠き、各切欠部分を引き起こして形成されている。 さらに、前記ベース板52の上面には、図1に示すように、所定の厚みを有し、 ベース板52より一回り小さい方形のクッション材80が固定されている。このクッ ション材80は、各床パネル20の下面との間で圧縮され、各床パネル20のガタ付き を防止している。
【0020】 前記スペーサー60は、図1〜5に示すように、大別すると、前記ベース板52に 上方より被さるリング部90と、このリング部90から放射状に半径方向内向きに延 び、前記ベース板52の凸部54にそれぞれ被さる、凸部54と同数の4本の連結部10 0 と、これらの連結部100によりリング部90の中心部に保持され、前記パネル 押え70が挿入される筒部110とを備える。そして、スペーサー60は、適度な剛性 と弾性とを有する、例えばPOM等の樹脂で一体的に成形されている。
【0021】 上記リング部90は、図1〜5に示すように、ベース板52の上面に載置される上 壁91と、この上壁91の外周から下方に環状に延び、ベース板52の外周より大きな 内周を有する突縁部92とを備える。 上記突縁部92の内周面には、図4に示すように、隣接した前記連結部100の近 傍に位置し、前記ベース板52に引っ掛かる半径方向内向きに突出し、連結部100 と同数の4個の弾性係合部93 とを備えている。
【0022】 上記弾性係合部93は、図4に示すように、その斜面を下方に向けた鋸歯状を成 し、その上面がベース板52の下面に引っ掛かるように形成されている。そして、 弾性係合部93の両端には、突縁部92の下端から上方に切り込んだスリット96が形 成され、弾性係合部93が弾性変形可能に設定されている。 前記リング部90の上壁91には、図1に示すように、各弾性係合部93の直上にそ れぞれ位置し、上下に貫通した補助孔95が形成されている。各補助孔95は、当該 弾性係合部93の成型時の型抜き用のものである。
【0023】 また、前記リング部90の上壁91の肉厚は、クッション材80の厚みより薄くして いる。このため、クッション材80は、リング部90の上面に載置される床パネル20 の下面と、支持板50のベース板52の上面との間で圧縮される。 なお、クッション材80をリング部90の上面に固定し、当該上面と床パネル20の 下面との間でクッション材80が圧縮されるようにしてもよい。
【0024】 前記各連結部100は、図1〜3,5に示すように、片状で、その外側端部下面 がリング部90の上壁91の上面に連接するとともに、内側端部が筒部110の外周に 連接している。そして、4本の連結部100により、リング部90の上壁91の上面を 4個に仕切り、隣接した連結部100の間隔内に計4枚の床パネル20の各隅角部を 載置できるようにしている。
【0025】 また、各連結部100の下面には、図3,5に示すように、ベース板52の各凸部5 4がそれぞれはまり込む凹部101がそれぞれ形成されている。これらの凹部101内 には、ベース板52の各凸部54がそれぞれはまり込むことで、ベース板52に対する リング部90の回転を防止している。 前記筒部110は、図1〜3に示すように、前記パネル押え70の雌部材750が挿入 される挿入孔61を有する。この挿入孔61は、雌部材750の胴部752の外径より一回 り大きな内径を有する。
【0026】 前記パネル押え70の雌部材750は、図1,6〜8に示すように、その形状が筒 状の胴部752と、この胴部752の上端外周から張り出した鍔部751とを有している 。 上記胴部752は、図6〜8に示すように、その下端部から上方に向かって切り 込んだ4個のスリット754 と、このスリット754によって複数に分割されるとと もに、前記スペーサー60の挿入孔61の内径より僅かに小さな外径を有するが、弾 性変形により前記挿入孔61の内径より大きな外径に拡径可能な4個の切割り片75 3 とを有する。
【0027】 上記各切割り片753には、図7に示すように、その内周側下端にあって、それ ぞれ内面に内向きに突出した爪部757が形成されている。 前記鍔部751は、図1,6〜8に示すように、その形状が円盤状であって、そ の上面には前記胴部752の内周と同心の円形の窪み756を備えている。 上記窪み756の底には、図1,6〜8に示すように、平らな底部757と、この底 面より上方に隆起した平らな隆起部759と、この隆起部759及び前記底部757の間 にあって、例えば時計方向に下り傾斜になった傾斜部758とが形成されている。
【0028】 すなわち、窪み756の底には、図9に示すように、前記底部757、隆起部759及 び傾斜部758からなり、その断面が鋸歯状の鋸歯形カム760が胴部752の内周沿い に等間隔に4個設けてある。また、上記各鋸歯形カム760の隆起部759と、これに 円周方向に隣接した鋸歯形カム760の底部757は相互に垂直な境界面761で区割り され、この境界面761はそれぞれの切割り片753を仕切る前記スリット754と円周 方向に同位相で位置する。
【0029】 前記雄部材700は、図1,10〜15に示すように、前記雌部材750の窪み756 にはめ込む円盤状の頭部701と、この頭部701の下面から垂直下方に延び、前記雌 部材750の胴部752の内周に押し込まれ、前記切割り片753をスペーサー60の挿入 孔61の内径より大きな外径に拡径させる軸部702とを備えている。 上記頭部701は、図10に示すように、その上面中央部には、プラスドライバ ー若しくはマイナスドライバー等の工具の刃先を差し込むための十字状の係合溝 703が設けてあり、頭部701の下面周縁部には、180度の位相で、前記雌部材75 0の鍔部751に設けられた鋸歯形カム760の平らな底部757及び隆起部759並びに傾 斜部758に摺接可能な下向き突起710が設けてある。
【0030】 前記軸部702は、図11,15に示すように、その下端部外周には、該軸部702 を雌部材750の胴部752の内周に上から押し込んだとき、雌部材750の各切割り片7 53の内向きの爪を収納する収納部705と、この各収納部705の上縁沿いに軸部702 の外周から少し突出した係止隆起708と、前記収納部705を有する下端部の下に、 各仕切壁707の下端が連接し、下方に向かって縮径した円錐形の先端部704とを有 している。
【0031】 上記収納部705は、図11に示すように、前記係止隆起708の間の平坦部709か ら軸方向下方に延びる放射状の4枚の仕切壁707によって円周方向に4つに区割 りされている。また、各収納部705の内部には上縁が係止隆起708に連なる上向き に拡径した円錐傾斜面705が形成されてある。尚、この各仕切壁707は雌部材750 のスリット754内に入り込み可能な厚さを有し、外面は軸部702の外周と同曲率の 円弧になっている。
【0032】 前記先端部704は、図16,17に示すように、その最大径が雌部材750の胴部 752の内周の半径より小さく、爪部755の内周半径より大きく設定されている。 なお、前記雌部材750の鍔部751の下面に、支持板50のベース板52の上面に固定 したクッション材80と同様のクッション材80を固定し、各床パネル20のガタ付き を防止してもよい。
【0033】 一方、前記各床パネル20は、図1に示すように、略方形を成し、その四隅の隅 角部の上面には、上記パネル押え70の雌部材750の鍔部751の一部がはまり込む1 /4扇形の段部21が形成されている。この段部21に、パネル押え70の雌部材750 の鍔部751の一部がはまり込むことで、頭部701の上面と床パネル20の上面とがほ ぼ面一に揃うようにしている。
【0034】 つぎに、上記した構成を備えた支持装置10を使用した床パネル20の施行手順を 説明する。 まず、支持脚40のボルト軸42に、図18に示すように、支持板50のナット部51 をねじ込み、支持脚40の底板41の下面を、床面30に接着する。なお、床面20から 支持板50のベース板52の上面までの高さは、そのナット部51のねじ込み量を調節 して、所定の高さに揃えておく。また、クッション材80は、支持板50のベース板 52の上面に予め接着しておく。
【0035】 つぎに、支持板50のベース板52に対して、図1,18に示すように、スペーサ ー60を装着する。 すなわち、スペーサー60の各連結部100の下面の凹部101を、ベース板52の上面 の各凸部54にそれぞれ合わせて、スペーサー60のリング部90を、ベース板52に上 方より被せるようにして上方より押し下げる。
【0036】 リング部90を押し下げると、その突縁部92の各弾性係合部93が、ベース板52に 当接する。ここで、リング部90をさらに押し下げると、各弾性係合部93の下向き の斜面がベース板52の外周面に押されて、スリット754によって、弾性変形可能 な弾性係合部93が外方に変形する。このため、各弾性係合部93が、図7に示すよ うに、ベース板52の外周面を下方に乗り越え、弾性係合部93が樹脂の弾性力によ り復元することで、各弾性係合部93の上面がベース板52の下面にパチンと引っ掛 かる。
【0037】 そこで、スペーサー60は、弾性係合部93によりベース板52から上方に外れなく なる。また、スペーサー60の連結部100の凹部101内には、ベース板52の各凸部54 がそれぞれはまり込むことで、ベース板52に対するスペーサー60の回転が阻止さ れる。 つぎに、スペーサー60の隣接した連結部100の間隔内に、図1,18に示すよ うに、床パネル20の隅角部をそれぞれ載置する。その結果、計4枚の床パネル20 をスペーサー60上にそれぞれ載置する。
【0038】 一方、パネル押え70の雄部材700と雌部材750とを、図16に示すように、仮に 組み立てておく。 すなわち、雌部材750の胴部752の内部に上方から雄部材700の軸部702を挿入す ると、この軸部702の先端部704が切割り片753の爪部755に引っかかって停止する 。
【0039】 雄部材700をさらに下方に押し込むと、爪部755は軸部702の先端部704に当接し ながら、円錐状の先端部704の外周に沿って外方に移動するとともに、切割り片7 53はそれぞれ外方に撓んで拡がり、弾性変形し、徐々に拡径する。 そして、爪部755が先端部704の最大外径部を乗り越えると、図16に示すよう に、「パチン」という音とともに、雄部材700の収納部705の内部に入り込む。
【0040】 これにより、切割り片753は元通りに復元し、収納部705を区割りする仕切壁70 7は隣接した爪部755の間でスリット754の間に入り込むとともに、雄部材700の頭 部701の下面の下向き突起710は雌部材750の鍔部751にある鋸歯形カム760の底面 の上に位置した仮の組立状態になる。 その後、仮に組み立てたパネル押え70の雌部材750を、図16に示すように、 4枚の床パネル20の隅角部の間を通して、スペーサー60の筒部110の挿入孔61に 挿入する。
【0041】 パネル押え70の雌部材750を挿入すると、図16に示すように、その鍔部751の 外周が各床パネル20の段部21にそれぞれはまり込む。また、雌部材750の胴部752 が、スペーサー60の筒部110の挿入孔61に入り込む。なお、このとき、胴部752の 下部に形成された切割り片753の外径はスペーサー60の挿入孔61より僅かに小さ く設定されているため、雌部材750の胴部752を容易にスペーサー60の挿入孔61内 に挿入することができる。
【0042】 つぎに、雄部材700を下方に押し込むと、雄部材700の軸部702は雌部材750の胴 部752の内周を降下し、上記軸部702の回りに形成された円錐傾斜面705が、収納 部705に収納されていた爪部755を外向きに押し、各切割り片753が花弁状に開く 。そして、爪部755の先端が円錐傾斜面705に乗り上げて外向きに押されながら、 「パチン」という音とともに、係止隆起708を乗り越える。
【0043】 これにより、図17に示すように、雄部材700は当該係止隆起708に引っかかっ て上に戻れなくなり、雄部材700は雌部材750の内部に固定された状態となる。 さらに、各切割り片753は外方に開き、図17に示すように、その外径はスペ ーサー60の挿入孔61の内径より、大きい状態で保持される。 これにより、雌部材750の胴部752がスペーサー60の挿入孔61内で固定されると ともに、床パネル20が鍔部751の下面とスペーサー60のリング部90若しくはクッ ション材80との間に挟み込まれ、床パネル20を固定する。
【0044】 すなわち、各床パネル20は、図1,17に示すように、その下面がスペーサー 60のリング部90の上面ないしはクッション材80に受けとめられるとともに、各床 パネル20の段部21に鍔部751の下面が当接する。 このため、各床パネル20の隅角部が上下方向から挟まれた状態で、図18に示 すように、支持装置10を介して床面30から上方に浮き上がった状態で固定される 。
【0045】 なお、この状態で雄部材700の頭部701から下に突出する下向き突起710の下端 は雌部材750の鍔部751にある鋸歯形カム760の平らな底部757に当接し、雄部材70 0の頭部701の上面は雌部材750の鍔部751の上面及び床パネル20の上面と同一面に なる。したがって、床パネル20の上面には、図18に示すように、適宜、カーペ ット120を敷き、床パネル20のつなぎ目や支持装置10のパネル押え70の頭部701を 隠すようにしてもよい。
【0046】 また、上記の固定状態において、外方に開いた各切割り片753の爪部755及びそ れらの間のスリット754は各仕切壁707の外側上方に離れ、雌部材750に対して雄 部材700は回転可能な状態となっている。 つぎに、床パネル20を外して、配線や配管を変更するには、ドライバー等の工 具の刃先を雄部材700の頭部701上面の係合溝703に差し込んで、雄部材700の下向 き突起710が雌部材750の鍔部751にある鋸歯形カム760の傾斜部758に乗り上げる 方向、すなわち雄部材700を約90度反時計方向に回す。
【0047】 これにより、雄部材700の頭部701にある下向き突起710は鋸歯形カム760の傾斜 部758からその隆起部759に乗り上げて、雄部材700は上向きに移動し、同時に雌 部材750の各切割り片753の爪部755は、雄部材700の軸部702上にある係止隆起708 の形成されていない平坦部709上に移動して、係止隆起708との引っ掛かりが外れ る。
【0048】 さらに、雄部材700を反時計方向に回すと、雄部材700は上向きに移動し、爪部 755は平坦部709の上を通過して、円錐傾斜面705の上に移動する。 この際、外方に開いた各切割り片753の下部が元通りに復元しようとする収縮 力により、爪部755が円錐傾斜面705を押圧し、雄部材700の軸部702は雌部材750 の胴部752から押し出され、上方に引き上げられる。
【0049】 そして、雄部材700が上方に引き上げられると、爪部755は円錐傾斜面705に沿 って、収納部705に落ち込み、雄部材700の頭部701の下向き突起710は雌部材750 の鍔部751にある鋸歯形カム760の底部757の上に位置し、雄部材700と雌部材750 とは、再び図16の仮組立状態に戻る。これにより、雌部材750はスペーサー60 の挿入孔61から取り外し可能な状態となり、スペーサー60の上に載置した床パネ ル20を取り外すことが可能となる。
【0050】 なお、雄部材700の切割り片753は円周方向に等間隔の複数のスリット754によ り任意の数だけ形成することができ、その数に合わせて、鋸歯形カム760、雄部 材700の収納部705及び仕切壁707を設ければよい。また、雄部材700の頭部701の 下向き突起710は、鋸歯形カム760の全部に作用するよう鋸歯形カム760と同数設 けてもよいし、この実施例のように4つの鋸歯形カム760に対して2つしか設け ないのと同様に鋸歯形カム760よりも少ない数設けてもよい。
【0051】
【考案の効果】
本考案は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を 奏する。 請求項1記載の二重床の床パネルの支持装置は、取り付け及び取り外しが容易 なパネル押えを使用し、特に現場での作業性が向上するとともに、組立時間及び 分解時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二重床の床パネルの支持装置を示す概略分解図
である。
【図2】スペーサーを示す平面図である。
【図3】スペーサーを示す断面図である。
【図4】スペーサーの突縁部を示す断面図である。
【図5】スペーサーの連結部を示す断面図である。
【図6】雌部材を示す平面図である。
【図7】図6の雌部材のA−A線に沿う断面図である。
【図8】雌部材を示す底面図である。
【図9】雌部材の鋸歯形カムを示す断面図である。
【図10】雄部材を示す平面図である。
【図11】雄部材を示す側面図である。
【図12】雄部材を示す底面図である。
【図13】下向き突起を示す断面図である。
【図14】図11の雄部材の軸部のB−B線に沿う断面
図である。
【図15】図12の雄部材の軸部のC−C線に沿う断面
図である。
【図16】パネル押えの仮組立て状態を示す一部断面図
である。
【図17】パネル押えの組立状態を示す一部断面図であ
る。
【図18】施行状態を示す概略断面図である。
【図19】従来の二重床の床パネルの支持装置を示す概
略分解図である。
【符号の説明】
10 支持装置 20 床パネル 30 床面 40 支持脚 50 支持板 60 スペーサー 70 パネル押え 80 クッション材 90 リング部 100 連結部 110 筒部 120 カーペット 700 雄部材 701 頭部 702 軸部 703 係合溝 750 雌部材 751 鍔 752 胴部 753 切割り片 755 爪部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面上に所定間隔置きに立設される支持
    脚と、この支持脚に高さ調節可能に固定される支持板
    と、この支持板の上面に固定されたスペーサーと、この
    スペーサーの上面に載置された床パネルを、スペーサー
    の上面に向かって押さえ付けるパネル押えとを備えた二
    重床の床パネルの支持装置において、 上記スペーサーには、前記パネル押えが挿入される挿入
    孔を有し、 前記パネル押えには、前記スペーサーの挿入孔に挿入さ
    れる雌部材と、この雌部材に更に挿入される雄部材とを
    有し、 前記雌部材には、前記スペーサーの挿入孔内にはまり込
    む中空筒形の胴部と、この胴部の上端部から張り出し、
    前記床パネルを押さえ付ける鍔部とを有し、 前記胴部には、その下端部から上方に向かって切り込ま
    れた複数のスリットと、このスリットによって複数に分
    割されるとともに、前記挿入孔の内径より僅かに小さな
    外径を有するが、弾性変形により前記挿入孔の内径より
    大きな外径に拡径可能な複数の切割り片とを有し、 前記雄部材には、前記雌部材内に押し込まれ、前記切割
    り片をスペーサーの挿入孔の内径より大きな外径に拡径
    させる軸部と、この軸部の上端部から張り出すととも
    に、上面に工具が係合する係合溝を形成した頭部とを有
    していることを特徴とする二重床の床パネルの支持装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140856A (ja) * 2009-12-07 2011-07-21 Kyodo Ky Tec Corp 二重床用フロアパネル及び二重床設備
JP2011157815A (ja) * 2011-05-27 2011-08-18 Hitachi Metals Techno Ltd パネル連結部材

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