JPH0738551B2 - ミユ−テイング信号発生回路 - Google Patents

ミユ−テイング信号発生回路

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JPH0738551B2
JPH0738551B2 JP59042406A JP4240684A JPH0738551B2 JP H0738551 B2 JPH0738551 B2 JP H0738551B2 JP 59042406 A JP59042406 A JP 59042406A JP 4240684 A JP4240684 A JP 4240684A JP H0738551 B2 JPH0738551 B2 JP H0738551B2
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博紀 長谷川
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、受信機が離調状態になったとき出力が発生す
るのを防止する離調ミューティングに用いて好適なミュ
ーティング信号発生回路に関するもので、特に低電圧電
源で安定に作動するミューティング信号発生回路に関す
る。
(ロ)従来技術 従来、第1図に示す如きミューティング信号発生回路が
知られている。前記ミューティング信号発生回路
は、「'82 三洋半導体ハンドブック、モノリシックバ
イポーラ集積回路編」第113頁に記載されているもの
で、PNP型の第1トランジスタ(1)と、該第1トラン
ジスタ(1)とベース及びエミッタが共通接続されたNP
N型の第2トランジスタ(2)と、前記第1トランジス
タ(1)のコレクタ電流を反転する電流反転回路(3)
とから成る電流発生回路(4)、前記第2トランジスタ
(2)のコレクタ電流及び前記電流反転回路(3)の出
力電流に応じて発生する電圧を増幅する増幅回路
(5)、及び所定のスレシホールドレベルを有し、ミュ
ーティング信号を発生する出力回路(6)によって構成
されている。
しかして、入力端子(7)に第2図に示される如きSカ
ーブ特性を有する検波出力信号が印加されると、出力負
荷抵抗(8)に流れる電流は第3図(イ)の如くなり、
該第3図(イ)に示される電流に応じた電圧が増幅回路
(5)に印加される。受信機が離調し、入力端子(7)
に印加される検波出力信号の電圧が高くなると、第1ト
ランジスタ(1)がオンし、そのコレクタ電流が電流反
転回路(3)で反転され、負荷抵抗(8)に流れる。ま
た、離調により入力端子(7)に印加される検波出力信
号の電圧が低くなると、第2トランジスタ(2)がオン
し、そのコレクタ電流が負荷抵抗(8)に流れる。増幅
回路(5)の出力電圧は、出力回路(6)に印加され、
前記出力電圧がスレシホールドレベルを越えたとき前記
出力回路(6)から第3図(ロ)に示す如きミューティ
ング信号が発生する。
第1図のミューティング信号発生回路は、簡単な構成で
検波出力信号に応じたミューティング信号を発生させる
ことが出来るので、集積回路化に適し、現在多用されて
いる。しかしながら、第1図の回路は、低電圧電源を用
いる機器に使用することが出来ないという欠点があっ
た。すなわち、第1図において、入力電圧をV1、第1及
び第2トランジスタ(1)及び(2)のベース電圧をV2
とすれば、入力端子(7)に入力電流が流入して第1ト
ランジスタ(1)がオンするとき、 V1=V2+VBE1 ……(1) (ただし、VBE1は第1トランジスタ(1)のベース・エ
ミッタ間電圧) となり、前記入力端子(7)から入力電流が流出して第
2トランジスタ(2)がオンするとき、 V1=V2−VBE2 ……(2) (ただし、VBE2は第2トランジスタ(2)のベース・エ
ミッタ間電圧) となる。従って、第(1)式及び第(2)式より、入力
電圧V1の変化範囲は V2−VBE1≦V1≦V2+VBE2 (3) となる。
ここで、前記入力電圧V1の変化範囲を電圧源の電圧
(V2)に関連して具体的に求めてみる。第1図の回路
は、様々な形態の前段トランジスタ回路により駆動され
るが、前記前段トランジスタ回路の出力電圧は、少くと
もVCEsat(ただし、VCEsatは、トランジスタのコレクタ
・エミッタ間飽和電圧)以下にすることが出来ない。そ
の為、第(2)式において、V1=VCEsatとすれば、 V2=VCEsat+VBE2 ……(2′) となる。また、第(2′)式を第(1)式に代入すれ
ば、 V1=VCEsat+VBE1+VBE2 ……(4) となり、結局、入力電圧の変化範囲は、 VCEsat≦V1≦VCEsat+VBE1+VBE2 ……(5) となる。
次に、第1図の回路が必要とする最低電源電圧を求めて
みる。第1図の回路が必要とする電源電圧は、最低でも
入力電圧V1にVCEsatを加えたものとなる。従って、最低
電源電圧VCCMINは、 VCCMIN=2VCEsat+VBE1+VBE2 ……(6) となる。還境変化やバラツキを考慮し、安定な動作を行
なわせる為には、前記VCEsatとして0.5V程度の電圧が必
要である。また、VBE1=VBE2=VBEとし、常温においてV
BE=0.65Vとすれば、前記常温より50℃下がった温度で
は、VBE=0.75Vとなり、結局VCCMINとしては、2.5Vの電
圧が必要になる。
上述の如く、第1図の回路は、最低2.5Vの電源電圧を必
要とするので、3V電源(補償電圧は1.8V)を用いる機器
に使用することが出来ず、何らかの改良が待たれてい
た。
(ハ)発明の目的 本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、低電圧電源
を用いる機器に使用して最適なミューティング信号発生
回路を提供せんとするものである。
(ニ)発明の構成 本発明に係るミューティング信号発生回路は、検波出力
信号が印加される入力端子と、該入力端子に印加される
信号が所定レベル以上になったときオンする第1トラン
ジスタと、前記入力端子に印加される信号が所定レベル
以下になったときオンする第2トランジスタと、前記第
1トランジスタのベースに所定の電圧を印加する第1電
圧源と、該第1電圧源とともに前記第2トランジスタの
ベースに所定の電圧を印加する第2電圧源と、前記第1
及び第2トランジスタに流れる電流を混合する手段と、
該混合手段の出力電流に応じて発生する電圧が所定レベ
ル以上になったとき出力信号を発生する出力回路とから
構成される。
(ホ)実施例 第4図は、本発明の一実施例を示す回路図で、(9)は
検波出力信号が印加される入力端子、(10)はエミッタ
が該入力端子(9)に第1抵抗(11)を介して接続され
たPNP型の第1トランジスタ、(12)はエミッタが前記
入力端子(9)に第2抵抗(13)を介して接続されたNP
N型の第2トランジスタ、(14)は前記第1トランジス
タ(10)のベースとアースとの間に接続された第1電圧
源、(15)は前記第1及び第2トランジスタ(10)及び
(12)のベース間に接続された第2電圧源となるダイオ
ード、(16)はNPN型の第3及び第4トランジスタ(17)
及び(18)から成り、前記第1トランジスタ(10)のコ
レクタ電流を反転する第1電流反転回路、(19)はPNP型
の第5及び第6トランジスタ(20)及び(21)から成
り、前記第2トランジスタ(12)のコレクタ電流を反転
する第2電流反転回路、(22)はPNP型の第7及び第8ト
ランジスタ(23)及び(24)から成り、前記第1電流反
転回路(16)の出力電流を再度反転する第3電流反転回
路、(25)は前記第2及び第3電流反転回路(19)及び(2
2)の出力電流に応じた電圧を発生する第3抵抗、(26)
は該第3抵抗(25)の端子電圧を平滑するコンデンサ、
及び(27)は出力トランジスタである。
受信機が離調し、入力端子(9)に、第2図に示す如き
Sカーブ特性を有する検波出力信号の正側電圧が印加さ
れると、第1トランジスタ(10)がオンし、そのコレク
タ電流が第1及び第3電流反転回路(16)及び(22)で反転
され、前記第3電流反転回路(22)の出力電流に応じた電
圧が第3抵抗(25)の一端に発生する。また、受信機が
離調し、前記検波出力信号の負側電圧が印加されると、
第2トランジスタ(12)がオンし、そのコレクタ電流が
第2電流反転回路(19)で反転され、該第2電流反転回路
(19)の出力電流に応じた電圧が第3抵抗(25)の一端に
発生する。よって、第6及び第8トランジスタ(21)及
び(24)のコレクタ電流は、第6及び第8トランジスタ
(21)及び(24)のコレクタの接続点で混合された後、
第3抵抗(25)に流れます。即ち、第6及び第8トラン
ジスタ(21)及び(24)のコレクタの接続点と第3抵抗
(25)とによって、混合手段が形成される。しかして、
第3抵抗(25)に流れる電流は、第3図(イ)に示す如
きものであり、この電流は受信機の離調度合に応じたも
のであるから、前記第3抵抗(25)の一端に得られる電
圧も前記離調度合に応じたものとなる。そして、前記第
3抵抗(25)の一端に得られる電圧が、出力トランジス
タ(27)の立上り電圧を越えると、前記出力トランジス
タ(27)がオンし、出力端子(28)にミューティング信
号となる出力信号が発生する。第3図(ロ)は、この出
力信号を示すものである。
ところで、第4図において、入力電圧をV1、第1電圧源
(14)の電圧をV2、ダイオード(15)の両端電圧をVDと
すれば、入力端子(9)に入力電流が流入するとき、 V1=V2+VBE1 ……(7) となり、入力端子(9)から入力電流が流出するとき、 V1=V2+VD−VBE2 ……(8) となる。従って、入力電圧V1の変化範囲は、第(7)式
及び第(8)式より、 V2+VD−VBE2≦V1≦V2+VBE1 ……(9) となる。ここで、VD=VBE1=VBE2=VBEとすれば、 V2≦V1≦V2+VBE ……(10) となり、入力電圧よりもVCEsatだけ高い最低電源電圧V
CCMINは、 VCCMIN=V2+VBE+VCEsat ……(11) となる。第1図の場合と同様、V1=VCEsat=0.5V、VBE
=0.75Vとすれば、V2も0.5Vとなり、VCCMIN=1.75Vとな
って、第4図の回路は3Vの低電圧電源を用いる機器に使
用することが出来る。
尚、第1及び第2抵抗(11)及び(13)は、無入力時の
アイドリング電流を減少させる為に挿入されており、前
記第1及び第2抵抗(11)及び(13)の値は小であるか
ら、電圧の計算時には無視し得る。
第5図は、第4図の第1電圧源(14)の具体回路例を示
すもので、(29)は電流源、(30)は該電流源(29)の
電流が供給されるダイオード、(31)は該ダイオード
(30)の一端に生じる電圧に応じた電流を発生するトラ
ンジスタ、(32)は該トランジスタ(31)のコレクタ電
流を反転する電流反転回路である。いま、電流源(29)
に流れる電流を調整し、トランジスタ(31)のベース電
圧が1.25Vになる様に調整する。しかして、前記トラン
ジスタ(31)のエミッタ電圧は、該トランジスタ(31)
のベース・エミッタ間電圧を0.75Vとすれば、0.5Vとな
り、この0.5Vの電圧が第1電圧源の電圧として第1トラ
ンジスタ(10)のベースに印加される。また、電流反転
回路(32)の出力電流が第2電圧源となるダイオード
(15)に供給されるから、第2トランジスタ(12)のベ
ース電圧は1.25Vとなり、第4図のバイアス関係を設定
することが出来る。
(ヘ)発明の効果 以上述べた如く、本発明に依れば、受信機の離調ミュー
ティングに使用して好適であり、かつ低電圧で動作させ
ることが出来るミューティング信号発生回路を提供出来
る。特に、実施例に示す如き構成とし、第3抵抗(25)
の値を可変するだけで任意のミューティングレベルを設
定することが出来るので、構成簡単にしてIC化に適した
ミューティング信号発生回路を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のミューティング信号発生回路を示す回
路図、第2図は検波出力信号を示す特性図、第3図
(イ)は第1図及び第4図の電流発生回路部分の出力電
流を示す特性図、第3図(ロ)はミューティング信号を
示す特性図、第4図は本発明の一実施例を示す回路図、
及び第5図はその第1電圧源の具体回路例を示す回路図
である。 主な図番の説明 (10)……第1トランジスタ、(12)……第2トランジ
スタ、(14)……第1ダイオード、(15)……第2ダイ
オード、(16) (19) (22)……電流反転回路、(25)……第
3抵抗、(27)……出力トランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検波出力信号が印加される入力端子と、該
    入力端子に印加される信号が所定レベル以上になったと
    きオンする第1トランジスタと、前記入力端子に印加さ
    れる信号が所定レベル以下になったときオンする第2ト
    ランジスタと、前記第1トランジスタのベースに所定の
    電圧を印加する第1電圧源と、該第1電圧源とともに前
    記第2トランジスタのベースに所定の電圧を印加する第
    2電圧源と、前記第1及び第2トランジスタに流れる電
    流を混合する混合手段と、該混合手段の出力電流に応じ
    て発生する電圧が所定レベル以上になったとき出力信号
    を発生する出力回路とから成り、該出力回路の出力信号
    をミューティング信号として使用する様にしたミューテ
    ィング信号発生回路。
JP59042406A 1984-03-05 1984-03-05 ミユ−テイング信号発生回路 Expired - Lifetime JPH0738551B2 (ja)

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