JPH0738751B2 - スピーカボックス用材料 - Google Patents

スピーカボックス用材料

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JPH0738751B2
JPH0738751B2 JP63319037A JP31903788A JPH0738751B2 JP H0738751 B2 JPH0738751 B2 JP H0738751B2 JP 63319037 A JP63319037 A JP 63319037A JP 31903788 A JP31903788 A JP 31903788A JP H0738751 B2 JPH0738751 B2 JP H0738751B2
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JP
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speaker
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speaker box
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耕作 村田
正敏 岡崎
實 芳中
栄三 朝倉
基 北野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は音響出力機器等に用いるスピーカを収納するス
ピーカボックス用の材料に関するものである。
従来の技術 近年、テレビ、ステレオ、ラジカセ等の音響出力機器に
おいては、スピーカおよびスピーカシステムの音響特性
に対しては、従来よりもさらに優れた出力音圧、歪率、
平坦性が望まれており、またスピーカおよびスピーカシ
ステムの省スペース化も同時に求められており、音響特
性を左右する、スピーカおよびスピーカシステムを収納
するスピーカボックスはますます重要視されている。
従来スピーカ用およびスピーカシステム用ボックス材料
(以下スピーカ用ボックス材料)として、ラワ、ブナ、
松、シラカバなどを原料木材とした合板や木材その他の
植物繊維質の小片に合成樹脂接着剤を塗布し、人工的に
成板したパーチクルボードが用いられてきた。しかしな
がら、これらの材料を用いると、ボックスを構成する際
にその組立工程が複雑で工数も多く、製造効率が低いと
いう欠点を持ち、近年この問題点を解決する目的で熱可
塑性の合成樹脂を材料とし、これを射出成形等の方法で
ボックス形状に成形し用いることが多くなってきてい
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、これらの材料を用いたボックスは素材の
曲げ弾性率が小さく、スピーカを一定のパワーで駆動し
たときボックスが変形し、異常音が発生したり、スピー
カと共振し、スピーカの音圧−周波数特性において山谷
が生じたり、歪率が増加するといった悪影響があった。
本発明は上記問題点に鑑み、スピーカの駆動中にボック
スが変形せず、異常音を発生せず、優れた音響特性を有
するスピーカシステムを実現し、従来の合成樹脂材料と
同様に成形が可能なスピーカボックス用材料を提供する
ものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明のスピーカボックス
用材料は、熱可塑性、あるいは熱硬化性の合成樹脂と、
中心から異なる4方向へ結晶が成長した酸化亜鉛よりな
る弾性率の高いウィスカーを混合した素材をスピーカボ
ックス用材料として用いたものである。
作用 本発明は、上記した構成により、非常に弾性率が大き
く、これを用いて成形した成形板は、従来の樹脂成形板
と比較した場合、厚み一定の条件では、非常に曲げ剛性
が増大するものであり、この結果、これを用いて成形し
たスピーカボックスは、スピーカの動作中に変形したり
共振を生じないため、スピーカの音圧−周波数特性が平
坦になり、かつ歪が低減する効果を有するものである。
また、熱可塑性、あるいは熱硬化性の合成樹脂を基材と
し、これに上述の中心から異なる4方向へ結晶が成長し
た酸化亜鉛よりなる弾性率の大きいウィスカーを混合し
た素材を用いているため熱可塑性、あるいは熱硬化性の
合成樹脂とウィスカーとの絡み合いが良好で従来の針状
ウィスカーと比べて弾性率を大きくすることができる。
また、このスピーカボックス用材料は、熱可塑性、ある
いは熱硬化性の合成樹脂に中心から異なる4方向へ結晶
が成長した酸化亜鉛よりなる弾性率の大きいウィスカー
を混合した素材を用いているため射出成形法等の方法で
成形した場合、従来の針状のウィスカーのように、成形
時の樹脂の流れによってウィスカーが配向し、材料の強
度に方向性が現われて一定方向の強度が極端に弱くなる
ような現象が起こらず、あらゆる方向に対して均等に優
れた材料強度を示す。
さらに、このスピーカボックス用材料は、合成樹脂とウ
ィスカーのなじみがよいため、従来の各種補強材料を添
加した成形材料以上に良好な成形性を示し、複雑な形状
も成形可能と同時に非常に量産性に優れている。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明す
る。
(実施例1) ウィスカーは酸化亜鉛ウィスカー(分子式……ZnO)
で、中心から異なる4方向へ結晶が成長したいわゆるテ
トラポット形状で、結晶サイズは約100μmである。マ
トリックス樹脂としてエポキシ樹脂を用い、ピリアミン
系硬化剤により硬化した。エポキシ樹脂はエピコート82
8を用い、硬化剤としてトチエチレンテトラミンを用い
た。ウィスカーの含有率は0〜70wt%としエピコート82
8と十分に混練したのちトリエチレンテトラミンをエピ
コート828,100重量部に対して12重量部の割合で加え、
十分に混練したのち、注型法により所定の形状で成形し
て試料を作成した。
第1図にウィスカーの含有率と作成した試料の曲げ弾性
率との関係を示す。
(実施例2) ウィスカーは、実施例1と同じ酸化亜鉛ウィスカーを用
いた。結晶サイズも同一である。マトリックス樹脂とし
て、ポリプロピレンを用いた。ウィスカーの含有率は0
〜70wt%とし、プリコンパウンド方式で、あらかじめ樹
脂とウィスカーを混練してペレットを成形したのち、射
出成形により所定の形状に成形して試料を作成した。
第2図にウィスカーの含有率と作成した試料の曲げ弾性
率との関係を示す。
第1図,第2図からも明らかなように、実施例1、実施
例2ともにウィスカーの含有率が増大するにつれて素材
の曲げ弾性率が増大している。曲げ弾性率はボックス材
料としての評価を示す重要な物性値であり、この値が小
さいとボックスに異常音が発生したり、スピーカの音圧
−周波数特性において山谷が生じたり、歪率が増大す
る。
従来のボックス材料との比較、ウィスカー含有の効果の
比較として実施例1、実施例2における素材物性の値を
第1表に示す。
第2表には実施例1よりなる素材のうち、ウィスカー30
wt%の複合素材を用いて肉厚3mmt内容積約6lのスピー
カボックスを作成し、このスピーカボックスのバッフル
面に10cm口径のスピーカを取付け、このスピーカを各入
力(8Ωインピーダンス)で駆動した場合のバッフル面
の中央での加速度を示す。このように、実施例2よりな
るボックスはウィスカーが含有されると加速度が小さ
く、あまり振動していないためボックス材料として最適
な材料である。
発明の効果 以上のように本発明は、熱可塑性、あるいは熱硬化性の
合成樹脂と、中心から異なる4方向へ結晶が成長した酸
化亜鉛よりなるウィスカーを混合した素材をスピーカボ
ックス用材料として用いたもので、本発明による材料に
よれば、曲げ弾性率が大きいため、異常音が発生せず、
さらにスピーカの音圧−周波数特性が平坦になり、歪率
が低減するスピーカボックスを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はそれぞれ本発明のスピーカ用ボックス
に使用する素材のウィスカーの添加料と曲げ弾性率の関
係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝倉 栄三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 北野 基 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−220598(JP,A) 特開 昭50−6597(JP,A) 特公 昭63−5959(JP,B2) 特公 昭63−56760(JP,B2) 特公 昭63−56759(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性、あるいは熱硬化性の合成樹脂
    と、中心から異なる4方向へ結晶が成長した酸化亜鉛よ
    りなるウィスカーを混合してなるスピーカボックス用材
    料。
JP63319037A 1988-12-16 1988-12-16 スピーカボックス用材料 Expired - Lifetime JPH0738751B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6356759B2 (ja) 2016-10-12 2018-07-11 本田技研工業株式会社 電解質膜・電極構造体のエージング方法
JP6356760B2 (ja) 2016-10-14 2018-07-11 株式会社ファインウェル 聴取装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6356759B2 (ja) 2016-10-12 2018-07-11 本田技研工業株式会社 電解質膜・電極構造体のエージング方法
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