JPH0738840Y2 - 接着力測定装置 - Google Patents

接着力測定装置

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JPH0738840Y2
JPH0738840Y2 JP7765588U JP7765588U JPH0738840Y2 JP H0738840 Y2 JPH0738840 Y2 JP H0738840Y2 JP 7765588 U JP7765588 U JP 7765588U JP 7765588 U JP7765588 U JP 7765588U JP H0738840 Y2 JPH0738840 Y2 JP H0738840Y2
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JP
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base
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measuring
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JP7765588U
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晃 木村
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新王子製紙株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本考案は、貼付ラベル,粘着テープ、その他粘着紙等の
接着力を測定する装置に関する。
ロ.従来の技術 貼付ラベル,粘着テープ、その他粘着紙等の粘着力の測
定は、剥離法によるのが簡単である。剥離法には90度剥
離,180度剥離等がある。粘着紙の粘着力は、粘着剤の特
性だけでなく、粘着剤を塗布されたベースの剛性の影響
も大きいので、粘着剤の粘着力を測定するには、剥離角
を変えて剥離試験をする必要がある。剥離力の測定は、
通常、試料の粘着シートを一定の基準面に接着し、180
度或は90度の剥離角での引剥がし所要力を測定するので
あるが、一つの装置で90度剥離と180度剥離の測定がで
きる装置は少なく、従来は第6図に示すような装置を用
いて、180度或は90度の剥離角での引剥がし粘着力を測
定していた。第6図Aに示すように180度剥離の時は、
表面を基準面とした被着体Sを垂直に固定し、試料テー
プTを180度折返し、その折返した先端を垂直上方に引
張ってロードセル25により引っ張り強度を測定し、ま
た、90度剥離の時は、第6図Bに示すように同じ試験機
の測定台にリニアウエイ21等の水平一方向のみ移動自由
なアダプターを用い、このアダプターに試料を貼付した
被着体を保持させ、同アダプターを試料テープT先端の
垂直方向の動きと同期させて水平方向に移動させるため
に、試験機に延長アーム24,ワイヤー23,プーリー22等を
取付けて、試料テープT先端を垂直方向に引っ張ると同
時に被着体Sを水平方向に引張って移動させ、試料テー
プTが絶えず垂直方向に引張られるようにして、試料テ
ープTの引張り力をロードセル25で測定している。
ハ.考案が解決しようとする問題点 上述したような装置では、180度剥離と90度剥離の両測
定を略同時に行おうとすると、アダプターとか延長アー
ムを180度剥離と90度剥離において交換しなければなら
ない。しかし、アダプター等の交換には手間がかかり、
作業性が悪いと云う問題があった。また、アダプターの
交換作業に時間がかかるので、180度剥離と90度剥離の
測定の間で被着体に試料テープを貼付けてから、測定す
るまでの時間経過に差が生じ、同一条件での測定データ
の比較が難しくなると云う問題もあった。
本考案は、上述したような問題を解決し、容易に180度
剥離と90度剥離に対する引剥がし粘着力を測定すること
ができる粘着力測定装置を提供することを目的とする。
ニ.問題点解決のための手段 剥離力を測定する装置を、試料巻取りロールと、その駆
動モータと、上記試料巻取りロールと同じ周速度で駆動
される走行ローラと、上記試料巻取りロールの試料巻取
り所要力を検出するセンサを備え、上記走行ローラによ
り直線的に走行可能な測定ヘッドと、基台と、基台上方
に基台面と平行に保持された走行軌道板と、基台上及び
基台と走行軌道板との間に基台面及び走行軌道板面に垂
直に設けられた試料貼付用被着体保持手段を備えた測定
スタンドで構成し、上記測定スタンドの走行軌道板上に
走行可能に上記測定ヘッドを置き得るようにすると共
に、上記測定ヘッドの走行ローラを載置面から浮かす
か、又は、上記測定ヘッドの走行ローラの回転を停止さ
せ巻取りロールだけを回転し得るようにして上記測定ス
タンドの基台上或は走行軌道板上に載置し得るようにし
た。
ホ.作用 試料テープを90度の角度で剥離する時は、剥離点は試料
を貼着した被着体に対して後退して行くので、剥離点の
移動と同じ速度で巻取り位置も被着体と平行に移動させ
る必要があり、試料テープを180度の角度で剥離する時
は、剥離点は試料を貼着した基板上を引張り方向に後退
して行くだけなので、剥離点は引張り方向に対しては移
動しないので、巻取り位置は固定しておける。
本考案の装置は、測定ヘッドが巻取り速度と同速で自走
する能力を持ち、設置場所を変えることができるので、
走行軌道板上に載せて自走可能にすると、基台上に基台
面と平行に貼付された試料テープに対して90度剥離測定
ができ、試料テープを基台上に基台面と平行に保持さ
せ、測定ヘッドを基台に走行ローラを浮かせて設置する
と、測定ヘッドは移動しないで、テープのみ巻取るの
で、180度剥離測定ができ、或は、測定ヘッドを走行軌
道板上に走行ローラを浮かせて設置し、基台に保持され
た被着体に試料テープを貼付しても、180度剥離測定が
できる。
上記説明では、走行ローラを走行面から浮かせて、走行
ローラが空転するようにして、試料巻取りロールは回転
しても、測定ヘッドは移動しないようにしているが、走
行ローラと駆動モータとの間にクラッチ機構を介在させ
る等により、クラッチをON,OFFさせ、測定ヘッドを移動
させないで、試料巻取りだけを行わせるようにしても良
い。
ヘ.実施例 第1図に本考案の一実施例を示す。図において、Hは測
定ヘッドである。測定ヘッドHにおいて、1は試料テー
プTを巻取る巻取りロール、2は駆動用モータ、3は上
記巻取りロール1,駆動用モータ2等を組込んだ測定ヘッ
ドを走行軌道板5上を走行させる一対の走行ローラであ
る。4は走行ローラ3と同様に走行軌道板5上を走行中
測定ヘッドを安定させる補助ローラである。6はタイミ
ングベルトで駆動用プーリ11と走行用プーリ13及び巻取
り用プーリ12とを連結しており、駆動用モータ2の駆動
力を走行ローラ3及び巻取りロール1に両ロールの周速
度が同じになるように伝達する。7はトルク検出器で駆
動用モータ3の回転によって巻取りロール1と巻取り用
プーリ12との間において巻取りロール駆動トルクを検出
する。Bは測定へッドの下部後方に巻取りロール1と平
行にかつ下面が巻取りロール1下面より高くなるように
設けた支持棒である。
Sは被着体で、試料テープTはその上に接着される。被
着体Sは標準的な粘着力の測定の場合日本工業規格(JI
SZ0237)に規定されているが、現場的な比較測定の場合
は任意の物体面を利用すればよい。
STは測定スタンドである。測定スタンドSTにおいて、D
は基台で表面上に被着体Sを被着体押え8で固定させて
いる。走行軌道板5は基台Dの上方に支柱Cによって基
台面と平行になるように保持されており、図の紙面に垂
直方向における幅の中央に図の紙面と平行方向の開溝が
あり、測定ヘッドからリードテープRを垂下できるよう
になっている。
E及びE′は被着体保持板で、測定スタンド側面に基台
D面と垂直に、測定スタンドの支柱に固定されている。
Aは測定ヘッドを移動できないようにして測定スタンド
STに載置するための位置決め台で、第3図に示すように
機枠14の下面を保持する平板と、支持棒Bの前面に当接
し測定ヘッドが試料テープTを巻取る時に発生する張力
に抗して移動させない当たり面を設けるようにして、走
行ローラ3及び補助ローラを基台Dより浮かせた状態で
測定ヘッドを基台上に保持する。
上述した装置の用法および動作を述べる。適当な基板面
上に測定スタンドを置く。測定スタンドの基台Dの上面
は水平にする。180度剥離を測定する場合、第1図に鎖
線で示し、第2図に示すように、基台Dの右端に測定ヘ
ッド位置決め台Aを固定する。測定ヘッドを第3図に示
すように測定ヘッド位置決め台に走行ローラ3が基台D
から浮くように設置する。第2図に戻り、試料テープT
を被着体Sに貼着し、被着体Sを基台D上に被着体押え
8で固定し、試料テープTの一端をリードテープRで保
持させ、リードテープRの弛みの部分を巻取りロール1
に巻取り、駆動用モータ2を設定スピードで駆動させ
る。走行ローラ3は測定ヘッド位置決め台Aにより空転
するように設置されているので、測定ヘッドは移動せず
に、巻取りロールにより試料テープTが巻取られる。巻
取りロール1に試料テープTが巻取られる時のトルクを
トルク検出器7で検出する。
90度剥離を行う場合、測定ヘッドを第1図に示すよう
に、走行軌道板5上に自走できるように配置し、試料テ
ープTは上例と同様にセットして、リードテープRの弛
みの部分を巻取りロール1に巻取り、剥離角度が90度に
なるように走行ローラ3及び補助ローラ4を走行軌道板
5上で位置決めし、駆動用モータ2を設定スピードで駆
動させる。駆動用モータ2の駆動により巻取りロール1
にリードテープRが巻取られると共に、走行ローラ3が
回転され、粘着力測定機が走行軌道板5上を試料巻取り
速度と同じ速度で移動する。従って、試料テープTの剥
離点と巻取りロール1の位置関係は一定となり、90度の
剥離角度を維持しながら試料テープTは巻取りロール1
に巻取られる。剥離期間中にトルク検出器7で剥離に要
する張力を検出する。上記何れの場合でも、この検出信
号をコンピュータ(図外)で記憶・演算が行われ、表示
装置(図外)によって測定結果が表示される。また、18
0度剥離の測定方法としては、第4図に示すように、被
着体Sを被着体保持板E又はE′に固定することで、被
着体Sを走行軌道板5に対して直角に固定し、測定ヘッ
ドHを走行軌道板5上に測定ヘッド位置決め台Aで保持
させるようにしても測定可能である。
上述説明では、180度剥離と90度剥離を別々に行ってい
るが、同一被着面上の同一テープにつき、途中まで180
度剥離を行って、測定ヘッドの位置を変え、引続いて90
度剥離を行うようにし得ることは云うまでもない。
第5図は第4図の用法でタック特性テストを行う場合を
示し、基台D上に接着体Wを固定し、接着体Wに試料テ
ープTを接着し、リードテープR先端に柔軟な糸等を用
いて被着体S′を吊るし、巻取りロール1により被着体
S′を上下させるようにしたタック特性テスト装置とし
たものである。
接着体Wに試料テープTを粘着面を上にして両面テープ
等で接着し、リードテープR先端に連結した被着体S′
を上記粘着面上に降ろし、一定荷重で試料テープに圧着
し、一定時間後駆動用モータ2を設定スピードで駆動さ
せる。走行ローラ3は測定ヘッド位置決め台Aにより空
転するように設置されているので、測定ヘッドは移動せ
ずに、巻取りロールにより被着体S′が吊り上げられ
る。巻取りロール1に被着体S′が吊り上げられ試料テ
ープから離れる時の最大トルクをトルク検出器7で検出
する。このように本考案はタック特性テストにも応用で
きる。
また、90度剥離測定或は180度剥離測定を行う場合、巻
取りロール1の回転角度を検出するようにすれば、巻取
り長さを検出することが可能となるので、制御装置等で
測定開始,終了の位置を設定しておけば、測定終了位置
にくれば自動的にモータ2を停止・逆転させ、リードテ
ープRを開始地点に自動的に戻すことができる。このよ
うにすることで測定能率を更に向上させることが可能で
ある。
上述実施例では、180度剥離,タックテスト等測定ヘッ
ドを移動させない場合、測定ヘッド位置決め台Aを用い
て測定ヘッドを固定しているが、走行ローラとモータと
の間にクラッチを介在させ、巻取りロールのみを回転し
て測定ヘッドを移動しないようにし、位置決め台Aを不
要とすることもできる。
ト.効果 本考案によれば、180度剥離と90度剥離の測定切り換え
は、測定ヘッドの置き場所,置き方を換えるだけで良
く、作業が迅速になったことで、同一試料テープにおい
て途中までを180度剥離測定、残りを90度剥離測定に使
用しても、殆どロスタイムなしに測定が可能となったこ
とで、貼付後の経過時間の差による測定誤差が無くな
り、測定精度が一段と向上した。また、180度剥離と90
度剥離の測定以外にタック特性テスト等も可能となり、
応用範囲が拡大した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の90度剥離測定の一実施例の側面図、第
2図は本考案の180度剥離測定の一実施例の側断面図、
第3図は第2図の実施例に用いられる測定ヘッド位置決
め台の一例を示す図で、同図Aが正面図、同図Bが側面
図、第4図は180度剥離測定の別実施例の側面略図、第
5図はタック特性テストに本考案装置を用いた場合の側
面略図、第6図は従来例を示す図で、同図Aは180度剥
離測定の側面略図、同図Bは90度剥離測定の側面略図で
ある。 A……測定ヘッド位置決め台、B……支持棒、D……基
台、R……リードテープ、S……被着体、T……試料テ
ープ、1……巻取りロール、2……駆動用モータ、3…
…走行ローラ、4……補助ローラ、5……走行軌道板、
6……タイミングベルト、7……トルク検出器、8……
被着体押え、11……駆動用プーリ、12……巻取り用プー
リ、13……走行用プーリ、14機枠。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料巻取りロールと、その駆動モータと、
    上記試料巻取りロールと同じ周速度で駆動される走行ロ
    ーラと、上記試料巻取りロールの試料巻取り所要力を検
    出するセンサと、上記走行ローラにより直線的に走行可
    能で基台面或は走行軌道板上に載置取り除け自在な測定
    ヘッドと、基台と、基台上方に基台面と平行に保持され
    た走行軌道板を備えた測定スタンドと、上記測定スタン
    ドの基台上或は走行軌道板上に取り付け取り外し自在
    で、その上に上記測定ヘッドを載せることにより上記測
    定ヘッドの走行ローラを載置面から浮かして載置し得る
    ようにした測定ヘッド位置決め台と、上記基台面に平行
    或は垂直に試料を保持する手段とよりなることを特徴と
    する接着力測定装置。
  2. 【請求項2】試料巻取りロールと、その駆動モータと、
    上記試料巻取りロールと同じ周速度で駆動される走行ロ
    ーラと、上記試料巻取りロールの試料巻取り所要力を検
    出するセンサと、上記走行ローラにより直線的に走行可
    能で走行軌道板上に載置取り除け自在な測定ヘッドと、
    基台と、基台上方に基台面と平行に保持された走行軌道
    板を備えた測定スタンドと、基台面に平行或は垂直に試
    料を保持する手段とよりなり、上記測定ヘッドに走行ロ
    ーラの回転を停止させ巻取りロールだけを回転せしめる
    クラッチ機構を設けたことを特徴とする接着力測定装
    置。
  3. 【請求項3】測定スタンドにおいて、基台と走行軌道板
    との間に基台面及び走行軌道板面に垂直に試料を保持す
    る手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の接着力測定装置。
JP7765588U 1988-06-10 1988-06-10 接着力測定装置 Expired - Lifetime JPH0738840Y2 (ja)

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JP7765588U JPH0738840Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 接着力測定装置

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Publication Number Publication Date
JPH02657U JPH02657U (ja) 1990-01-05
JPH0738840Y2 true JPH0738840Y2 (ja) 1995-09-06

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ID=31302628

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