JPH0739079Y2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0739079Y2
JPH0739079Y2 JP1988169714U JP16971488U JPH0739079Y2 JP H0739079 Y2 JPH0739079 Y2 JP H0739079Y2 JP 1988169714 U JP1988169714 U JP 1988169714U JP 16971488 U JP16971488 U JP 16971488U JP H0739079 Y2 JPH0739079 Y2 JP H0739079Y2
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JP
Japan
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magnetic tape
magnetic
drum
thin film
jitter
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邦英 酒井
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は磁気記録再生装置、例えば、ビデオテープレコ
ーダ(VTR)に関する。そして、この考案は、磁気テー
プ走行機構でのジッターの発生を大幅に抑えることがで
きる磁気記録再生装置を提供することを目的としてい
る。
(従来の技術) 従来のヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置の一例
であるVTRを、第2図及び第3図と共に説明する。第2
図は従来のVTRの磁気テープ走行機構の配置図、第3図
はそのドラム部の拡大図である。
第2図に示すように、磁気テープ21は、供給リール22か
らバックテンションポスト23、全幅消去ヘッド24及びイ
ンピーダンスローラ25を介してドラム部26に送られる。
ドラム部26は、第3図に示すように、回転ドラム27及び
固定ドラム28より成り、回転ドラム27には、相対向する
位置に、磁気ヘッド29a,29bが設けられている。
そして、磁気テープ21は、固定ドラム28に設けられたテ
ープリードによりガイドされて、固定ドラム28及び回転
ドラム27に傾斜して巻装され、矢印A方向に走行する。
また、回転ドラム27が矢印B方向に回転して、回転ドラ
ム27に取付けられた磁気ヘッド29a,29bにより、磁気テ
ープ21が斜め方向走査(ヘリカルスキャン)され、映像
信号の記録及び再生が行われる。
その後、磁気テープ21は、インピーダンスローラ30、音
声消去ヘッド31、音声コントロールヘッド32及びピンチ
ローラ33を介して、巻取りリール34に送られる。
ドラム部26は、一般に、加工のしやすいアルミニウム
(Al)またはAl系合金で作られている。
近年、ビデオ信号の高密度記録化(映像の高画質化)を
反映して、VTRの電気回路系の改良が進んでいる。ま
た、従来の酸化鉄テープよりもより高性能な、磁性粉を
超微粒子化した磁気テープが種々開発されている。例え
ば、Co−γFe2O3テープ、メタル塗布テープ、蒸着テ−
プ、Baフェライトテープ等が開発されている。これらの
テープは、それぞれ磁性層の厚さ、表面平滑性、体積抵
抗率、機械的強度などが異なる。
(考案が解決しようとする課題) このように、VTRと磁気テープの高画質化が図られてい
るが、従来のドラム部26の磁気テープとの摺接面には、
耐摩耗性やすべり摩擦係数の点で問題が残っていた。こ
のため、摺接面で磁気テープ走行速度にムラが生じ、そ
のムラがジッターを引き起こしていた。ジッターは、再
生信号の時間軸方向のゆらぎである。そして、ジッター
は、再生画像のゆれや曲がりとなってモニター画面上に
現われ、画像品質を劣化させていた。
ドラム部は、一般にAlやAl系合金製であり、磁気テープ
との接触走行により、ドラム部の磁気テープ摺接面は、
不均一に摩耗する。また、ドラム部及び磁気テープは絶
縁抵抗が大きいので、磁気テープ走行時に発生する摩擦
熱が一因となって、静電気が帯電する。さらに、磁気テ
ープからはがれ落ちた磁性粉が摩擦熱によって一度溶融
され、磁気テープ摺接面にこげ付く。
このようなことが原因となって、磁気テープ摺接面のす
べり摩擦係数が増大する。そして、テープ走行速度にム
ラが生じ、ジッターが発生する。このジッターのため
に、せっかくVTR自体や磁気テープ自体の性能が向上し
ても、その性能を高画質化に十分に生かしきれなかっ
た。
第4図に、従来のVTRでCo−γFe2O3テープを走行させた
ときに発生する、ジッター量とジッターの周波数との関
係を示す。図からわかるように、200kHz以下のジッター
のジッター量は0.2μsecにも達している。ジッター量0.
2μsecとは、モニタ画面の水平走査線の出発時刻が、±
0.2μsec変動するということである。
(課題を解決するための手段) そこで、上記課題を解決するために本考案は、 磁気テープを供給側から巻取り側に送る磁気テープ走行
機構を備え、その磁気テープ走行機構内に設けられてい
る、磁気ヘッドを有する回転体に、前記磁気テープを所
定角度で所定範囲にわたり摺接させ、前記磁気ヘッドに
より前記磁気テープに信号を記録再生するヘリカルスキ
ャン方式の磁気記録再生装置であって、 前記磁気テープ走行機構の少なくとも前記磁気テープと
の摺接面に、アルミニウムよりも熱伝導率及びビッカー
ス硬度が大きい物質からなる薄膜を設けたことを特徴と
する磁気記録再生装置を提供するものである。
(実施例) 本考案になる磁気記録再生装置を第1図と共に以下に説
明する。第1図は、本考案になる磁気記録再生装置の一
実施例のドラム部の断面図である。
第1図に示す実施例では、磁気テープ走行機構の一部を
成しているドラム部の磁気テープ摺接面に、熱伝導性が
あり、かつ、耐摩耗性に豊んだ薄膜をコートする。そし
て、本実施例は、磁気テープ摺接面のすべり摩擦係数を
小さくすると共に、耐摩耗性を改善し、ジッターを低減
したものである。
図示した様に、ドラム部1は、磁気ヘッド29a,29bを有
する回転ドラム2、及び静止ドラム3を備えている。回
転ドラム2及び静止ドラム3は、従来と同様、アルミニ
ウム(Al)またはAl系合金製である。2a及び3aは、磁気
テープ摺接面であり、この磁気テープ摺接面2a,3aに薄
膜をコートする。
4は励磁コイル、5はボールベアリング、6はスリー
ブ、7はプーリ、8はシャフトである。ドラム部以外の
磁気テープ走行機構は、従来例と同一である。
次に、薄膜をコートする手段について説明する。まず、
回転ドラム2及び静止ドラム3を、アルカリ性洗剤、蒸
留水、有機溶剤(アセトンなど)の順で超音波洗浄す
る。洗浄したドラム2,3をイソプロピルアルコールに浸
し、その後に乾燥させる。次に、ドラム2,3を化学蒸着
法(CVD法)装置のチャンバー内にセットし、周知のCVD
薄膜形成方法にて、所定の薄膜を磁気テープ摺動面2a,3
aにコートする(薄膜の膜厚は数μm)。ドラム2,3を約
200〜300℃に加熱しながら薄膜を形成すると、薄膜の磁
気テープ摺接面2a,3aへの付着力がより向上する。ドラ
ム2,3の磁気テープ摺動面2a,3a以外の部分には、薄膜を
コートしてもよいし、また薄膜をコートせずにシールド
を施してもよい。
この実施例では、薄膜として、熱伝導率1000W/m・k,ビ
ッカース硬度3000〜5000kg/mm2の非晶質ダイヤモンド膜
をコートした。
なお、薄膜は、ドラム部のみでなく、磁気テープ走行機
構を成す他の部材の磁気テープ摺接面全てに設けてもよ
い。
他の実施例として、熱伝導率及びビッカース硬度がAlや
Al−Si系合金よりも大きいTiC,SiC,Si3N4,TiB2を薄膜
として、磁気テープ摺接面2a,3aにコートした。
各種薄膜と発生するジッター量(周波数200kHz以下のジ
ッターの平均値)との関係を表に示す。但し、表中の従
来例には、薄膜なしのドラム部自体の材質を示した。
この表からわかるように、各実施例とも、従来例に比べ
て、大幅にジッター量が小さくなっている。
これは、ドラム部の磁気テープ摺接面のすべり摩擦係数
が改善(小さくなる)され、磁気テープ走行速度が安定
したためである。すべり摩擦係数が改善された要因とし
ては、第一に、薄膜自体の硬度が高いため、ドラム部の
磁気テープ摺接面の耐摩耗性が向上したことがあげられ
る。第二に、薄膜の熱伝導率が大きいので、静電気の帯
電や磁性粉のこげ付き現象が発生しにくくなったことが
あげられる。
また、硬度の高い薄膜でドラム部をコートしたので、ド
ラム部のアッセンブリー工程中に、ドラム部表面に傷が
付く必要がない。
(考案の効果) 以上の通り、本考案になる磁気記録再生装置は、磁気テ
ープ走行機構の少なくとも磁気テープとの摺接面に、ア
ルミニウムよりも熱伝導率及びビッカース硬度が大きい
非晶質ダイヤモンドからなる薄膜を設けたことにより、
前記の表からも分かるように、ジッターの発生が、従来
のアルミ系の1/10以下、ケイ素化合物と比べても1/2と
いう、ジッターの発生の非常に少ない磁気テープ走行機
構を実現でき、画像をより高画質化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる磁気記録再生装置の一実施例のド
ラム部の断面図、第2図は従来のVTRの磁気テープ走行
機構の配置図、第3図はそのドラム部の拡大図、第4図
はジッターの発生状態を示す図である。 1……ドラム部、2……回転ドラム、2a,3a……磁気テ
ープ摺接面、3……静止ドラム、4……励磁コイル、5
……ボールベアリング、6……スリーブ、7……プー
リ、8……シャフト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを供給側から巻取り側に送る磁
    気テープ走行機構を備え、その磁気テープ走行機構内に
    設けられている、磁気ヘッドを有する回転体に、前記磁
    気テープを所定角度で所定範囲にわたり摺接させ、前記
    磁気ヘッドにより前記磁気テープに信号を記録再生する
    ヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置であって、 前記磁気テープ走行機構の少なくとも前記磁気テープと
    の摺接面に、アルミニウムよりも熱伝導率及びビッカー
    ス硬度が大きい非晶質ダイヤモンドからなる薄膜を設け
    たことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP1988169714U 1988-12-27 1988-12-27 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0739079Y2 (ja)

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JP1988169714U JPH0739079Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 磁気記録再生装置

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JP1988169714U JPH0739079Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 磁気記録再生装置

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Publication Number Publication Date
JPH0289644U JPH0289644U (ja) 1990-07-16
JPH0739079Y2 true JPH0739079Y2 (ja) 1995-09-06

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ID=31460020

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JP1988169714U Expired - Lifetime JPH0739079Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 磁気記録再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60138761A (ja) * 1983-12-27 1985-07-23 Olympus Optical Co Ltd 磁気記録再生装置

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JPH0289644U (ja) 1990-07-16

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