JPH0739320B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents

エレベータの制御装置

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JPH0739320B2
JPH0739320B2 JP63195208A JP19520888A JPH0739320B2 JP H0739320 B2 JPH0739320 B2 JP H0739320B2 JP 63195208 A JP63195208 A JP 63195208A JP 19520888 A JP19520888 A JP 19520888A JP H0739320 B2 JPH0739320 B2 JP H0739320B2
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茂実 岩田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、マイクロコンピュータによってエレベータ
を制御するエレベータの制御装置に関するものである。
【従来の技術】
近年、マイクロエレクトロニクスの発展により、LSI、V
LSIが安価にしかも信頼性の高い素子として提供される
ようになってきており、エレベータの制御装置にも幅広
く利用されてきている。例えば、特開昭62−111880号公
報には、エレベータ運行・管理用のプログラムを格納す
る記憶装置として、例えばE2PROM(Electrocally Erasa
ble and Programmable Read Only Memory:以下単にE2PR
OMという)を利用することが提示されている。 しかし、このE2PROMは、エレベータの制御プログラム及
びエレベータの制御データを記憶することができるが、
電荷の消去が電気的な方法で行われる関係上、素子その
ものの信頼性がEPROM(Erasable Programmable Read On
ly Memory:以下単にEPROMという)と比較すると低く、
そのために、E2PROMをエレベータの運行・管理プログラ
ムの格納に全面的に採用されていないのが現状である。 第4図は、従来のエレベータ制御装置の基本構成を示す
ブロック図である。 図において、1はエレベータの制御装置を構成するマイ
クロコンピュータで、全体を制御し与えられた仕事を実
行するCPU2と、エレベータの運転・管理に必要な制御プ
ログラム,及びエレベータとして固定的なデータ(例え
ば、エレベータの定格速度データ、残距離パターンデー
タ等)を格納するROM3と、エレベータが設置されている
ビルの固有的なデータ(例えば、階高測定値データ、ビ
ルの停止数等)を格納するE2PROM4と、エレベータの制
御プログラムをCPU2で実行する上で必要なデータを一時
的に記憶するRAM5とで構成され、これらはバスを介して
CPU2に接続されている。
【発明が解決しようとする課題】
従来のエレベータの制御装置では、E2PROMのデータが、
例えばプログラム実行中に変化してしまう可能性がある
と云う信頼性の観点から、プログラム空間には使用され
ず、主にデータ領域としてしか利用されていない。従っ
て、ビルごとの固有的なデータ,例えば、顧客の要望に
応じて朝の時間帯のみに優先的に1階と3〜5階のみを
運転させる等のデータもROMに格納しておかなければな
らず、このため、ROMの内容は、ビルごと及び工事ごと
に異なり、工場での製造・管理に手間がかかるという不
具合がある。また、E2PROMにはデータしか格納せず、し
かもROMには標準的なプログラムとビル固有のプログラ
ムとを混在して格納しなければならないため、ROMの容
量を大きくしたり、ROMの数が増加してしまい経済的で
なかった。 また、最近のROM,E2PROMには記憶容量の大きいものを安
価に提供できるようになってきているので、E2PROMに工
事毎のデータ程度を記憶させるだけでは、E2PROMの空き
エリアが大きくなり不経済であった。 この発明は、上述のような問題点を解消するためになさ
れたもので、E2PROMを制御プログラムの格納に利用でき
ると共に、E2PROMを使用しても、安全で信頼性の高いエ
レベータの運行・管理を可能にしたエレベータの制御装
置を得ることにある。
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータ制御装置は、いずれのエレベ
ータにも適用できる標準的な運行・管理のための制御プ
ログラム及び速度指令等のデータを格納する第1の記憶
手段と、ビル固有のオプションプログラム及び故障診断
プログラム等を格納し、中央処理装置からデータの書込
みが可能な第2の記憶手段と、第2の記憶手段のプログ
ラム実行時間を計数し、その計数値が設定値を超えた
時、第2の記憶手段のプログラム実行を停止させるタイ
マ手段とを備えてなるものである。
【作用】
この発明においては、タイマ手段が第2の記憶手段のプ
ログラム実行時間を監視しており、このプログラム実行
時間がタイマ手段の設定時間を超えると、第2の記憶手
段のプログラムの実行が停止され、第1の記憶手段の制
御プログラムでエレベータの運行・管理を実行するよう
になる。 従って、第2記憶手段のプログラムの異常によってエレ
ベータの運行・管理が不能になることがなく、安全で信
頼性の高いエレベータ制御が可能になるほか、信頼性の
低い第2の記憶手段(E2PROM)へのプログラムの格納が
可能になって、第2記憶手段を有効利用でき、かつ第1
記憶手段の小容量化を可能にする。
【実施例】
以下、この発明の一実施例を第1図〜第3図について説
明する。 第1図は、この発明によるエレベータの制御装置の基本
構成を示すブロック図、第2図は本実施例を適用したエ
レベータの概略構成図、第3図は本実施例における動作
説明のフローチャートである。 まず初めに、説明を明確にするために、この一実施例の
エレベータの制御装置を設置したエレベータの概略構成
を第2図を参照して説明する。 第2図において、7はシーブで、電動機8により駆動さ
れるようになっている。シーブ7には、ロープ9が巻き
掛けられ、ロープ9の一端にはかご10が連結され、他端
には釣合おもり11が連結されている電動機8には、その
回転数に比例してパルス信号を発生するパルスジェネレ
ータ12が直結されている。 13はパルスジェネレータ12から出力されるパルス信号を
計数する計数回路で、この計数回路13の計数値13aはエ
レベータ制御装置14に演算周期毎に取り込まれるように
なっている。 15は三相交流電源で、この三相交流電源15には、電動機
8が電力変換器16及びコンタクタ17を介して接続されて
いる。 前記エレベータ制御装置14は、乗場呼び又はかご呼びを
入力してかご10の運行・管理を行うもので、その内部で
発生した基準速度指令と計数値との偏差に基づいてトル
ク指令14aを電力変換器16へ出力すると共に、エレベー
タの起動/停止時には、コンタクタ17に対しON/OFF指令
14bを出力するようになっている。 前記電力変換器16は、サイリスタまたはトランジスタ
(何れも図示せず)等によって構成され、トルク指令14
bに基づいて三相交流電源15の電力を調整して電動機8
のトルクと回転数を制御するものである。 第1図において、エレベータ制御装置14は、マイクロコ
ンピュータから成り、全体を制御し与えられた仕事を実
行する中央処理装置(以下CPUと略する)131と、乗場呼
び,かご呼びに応じて走行・停止させるのに必要ないず
れのエレベータにも適用できる標準的な運行・管理のた
めの制御プログラム及び基準速度指令などの固定的なデ
ータを格納するROMI132と、ビル固有のオプションプロ
グラム及び階高測定値データ,ビル停止数等のデータを
格納するE2PROM133と、制御プログラムをCPU131で実行
する上で必要なデータを一時的にセーブするRAM134と、
計数回路13からの計数値13aをCPU131に取り込むための
入力装置135と、CPU131での演算処理により得られるト
ルク指令14a及びコンタクトON/OFF指令を出力するため
の出力装置136と、E2PROM133で実行されるプログラムの
演算時間を計数し、その計数値が設定時間を超えるとCP
U131に割り込み信号137aを出力すると共に、出力装置13
6に対しリセット指令137b出力する計数タイマ136と、エ
レベータの制御プログラムを一定の時間周期(例えば10
msec)で演算させるための割り込みをCPU131にかける割
り込みタイマ137とから構成され、こえらはバス139を介
してCPU131に接続されている。 次に上述のように構成されたエレベータの制御装置の動
作を第3図を参照しながら説明する。 制御装置14に電源が投入されると、プログラムがスター
トし(ステップS1)次のステップS2に移る。ステップS2
では、E2PROM133に異常があるか否かを診断処理し、異
常がないときフラグERを「0」にセットする。このフラ
グERはRAM134に記憶される。そして、次のステップS3に
移り、エレベータの運行・管理を司る制御プログラムを
実行するために必要な初期設定を行う。ステップS4で
は、エレベータの運行・管理を制御する上で必要な標準
的最小限の制御プログラムPRG1が実行される。即ち、制
御プログラムPRG1には、基準速度指令と電動機8の回転
数とから電力変換器16へのフィードバック制御量である
トルク指令を演算するプログラム,乗場又はかごの呼び
に応じて、エレベータを走行・停止させるための演算
や、走行・停止に応じてコンタクタ17をON/OFF制御する
ためのコンタクタ指令を演算するプログラム及びエレベ
ータの機器の保護やかご10の乗客の安全性を確保するた
めに必要な安全プログラムなどが含まれる。 次のステップS5では、フラグERが「0」であるかを判断
して、フラグERが「0」である場合には、ステップS6に
移り、計数タイマ137のカウントをスタートさせ、次の
ステップS7において、E2PROM133に格納されたビル固有
のプログラムPRG2を実行する。そして、E2PROM133に格
納されたプログラムPRG2の実行から終えると、ステップ
S8に移り、計数タイマ137のカウントをストップさせ
る。ステップS9では、E2PROM133のプログラムによる演
算時間が設定値(例えば正常時の実行時間が4msecであ
れば5msecに設定されている)内であるかを判断する。
ここで、E2PROM133の演算時間が設定値内である場合
は、ステップS4に戻り、ステップS4〜S8の動作を繰り返
す。また、ステップS9で、E2PROM133の演算時間が設定
値以上と判断した場合はステップS10に進み、フラグER
を「1」にセットして、E2PROM133が異常であることをR
AM134に記憶する。そして、次のステップS11において、
計数タイマ137がCPU131に割り込み信号137aを出力し、
これによりE2PROM133をCPU131から電気的に切離してE2P
ROM133のプログラムが実行されないようにすると共に、
出力装置136にリセット信号137bを出力することによ
り、出力装置136からのコンタクタ指令ON17←0にセッ
トし、かつ電力変換器16へのトルク指令TRQ←0にセッ
トする。これによりエレベータを急停止させる。以後
は、ステップS3に戻り、ROM132の制御プログラムのみに
よって、エレベータを運行・管理する。即ち、ビル毎の
運行・管理制御が不能になるが、ROM132の制御プログラ
ムによる必要最小限の一般的なサービスが可能になる。 従って、上述したような本実施例にあっては、E2PROM13
3の制御プログラムに異常が生じた時は、これをCPU131
から電気的に切離してE2PROMのプログラムが実行されな
いようにし、いずれのエレベータにも適用できる標準的
な制御プログラム及び速度指令データを格納したROM132
の内容に基づいてエレベータを運行・管理するようにし
たので、従来のようにE2PROM133のプログラムが異常に
なることによってエレベータの運行・管理が不能になっ
たり、暴走したりすると云う問題がなくなり、安全で信
頼性の高い運行・管理が可能になると共に、E2PROMをビ
ル固有のオプションプログラム等の格納に利用でき、し
かもROM132にはエレベータの運行・管理に必要な標準的
な制御プログラム等を格納するようにしているため、RO
M132の容量を小さくでき、かつE2PROMを有効に利用でき
る。 なお、上述した実施例では、ビル固有のオプションプロ
グラムを格納するメモリにE2PROMを使用した場合につい
て説明したが、これに代えて、例えばRAMと電池、また
は、RAMとコンデンサとの組合せによって構成されたCPU
からの書き込みが可能なメモリであっても良い。 また、E2PROM内には、エレベータの通常の機能に関与し
ない故障診断プログラム等を記憶格納してもよい。
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、いずれのエレベータ
にも適用できる標準的な運行・管理のための制御プログ
ラム及び速度指令データ等をROM等の第1の記憶手段に
格納し、そしてビル固有のオプションプログラム及び故
障診断プログラム等のようにエレベータ標準的な運行・
管理に必要でないデータをE2PROM等の第2の記憶手段に
格納しておき、第2の記憶手段のプログラム実行時間を
計数タイマで監視し、そのプログラム実行時間が設定時
間を超えた時、第2の記憶手段のプログラム実行を停止
して第1の記憶手段のプログラムでエレベータを運行・
管理するようにしたので、E2PROMからなる第2の記憶手
段の信頼性が低くとも、安全で信頼性の高いエレベータ
の運行・管理が可能になると共にE2PROMを空エリアを生
じさせることなく有効に利用でき、ROMから構成される
第1の記憶手段の小容量化及び低コスト化ができると云
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるエレベータ制御装置の一実施例
を示す基本構成ブロック図、第2図はこの発明によるエ
レベータ制御装置を適用したエレベータの概略構成図、
第3図は本実施例におけるエレベータ制御装置の動作説
明用のフローチャート、第4図は従来のエレベータの制
御装置の基本構成を示すブロック図である。 7……シーブ、8……電動機、10……かご、11……釣合
おもり、12……パルスジェネレータ、13……計数回路、
14……エレベータ制御装置、16……電力変換器、17……
コンタクタ、131……CPU、132……ROM(第1の記憶手
段)、133……E2PROM(第2の記憶手段)、134……RA
M、135……入力装置、136……出力装置、137……計数タ
イマ、138……割り込みタイマ手段。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の階床をサービスするエレベータの運
    行・管理を制御するエレベータの制御装置において、全
    体を制御し与えられた仕事を実行する中央処理装置と、
    前記エレベータを乗場呼び・かご呼びに応じて走行・停
    止させるのに必要ないずれのエレベータにも適用できる
    標準的な運行・管理のための制御プログラム及び速度指
    令等のデータを格納する第1の記憶手段と、ビル固有の
    オプションプログラム及び故障診断プログラム等と格納
    し、中央処理装置からデータの書込み可能な第2の記憶
    手段と、前記第2の記憶手段の中央処理装置によるプロ
    グラム実行時間を計測するタイマ手段を備え、前記タイ
    マ手段の計測値が設定時間を越えた時、前記第2の記憶
    手段のプログラム実行を停止させ前記第1の記憶手段の
    制御プログラムのみによりエレベータの運行・管理を行
    うようにしたことを特徴とするエレベータの制御装置。
JP63195208A 1988-08-04 1988-08-04 エレベータの制御装置 Expired - Fee Related JPH0739320B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100445191C (zh) * 2003-03-26 2008-12-24 因温特奥股份公司 用于维护电梯设备或自动扶梯设备的方法和系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100445191C (zh) * 2003-03-26 2008-12-24 因温特奥股份公司 用于维护电梯设备或自动扶梯设备的方法和系统

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JPH0248387A (ja) 1990-02-19

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