JPH0739774U - 上糸張力開放装置 - Google Patents
上糸張力開放装置Info
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- JPH0739774U JPH0739774U JP7566693U JP7566693U JPH0739774U JP H0739774 U JPH0739774 U JP H0739774U JP 7566693 U JP7566693 U JP 7566693U JP 7566693 U JP7566693 U JP 7566693U JP H0739774 U JPH0739774 U JP H0739774U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ミシンによる縫製後の糸切り時以外にも上糸張
力を開放し得るようにする。 【構成】糸切り動作に連動して変位する糸調子連結棒10
と、糸調子連結棒10に後端が係合し、先端が糸調子に臨
む糸緩めピン11と、押え上げ動作との連動、非連動が切
り換え可能であると共に押え上げ動作との連動時に糸調
子連結棒を変位させる手段13、12、21、20、7 、9 とよ
りなっている。
力を開放し得るようにする。 【構成】糸切り動作に連動して変位する糸調子連結棒10
と、糸調子連結棒10に後端が係合し、先端が糸調子に臨
む糸緩めピン11と、押え上げ動作との連動、非連動が切
り換え可能であると共に押え上げ動作との連動時に糸調
子連結棒を変位させる手段13、12、21、20、7 、9 とよ
りなっている。
Description
【0001】
この考案は、針に対し被縫製布をX−Y方向に相対移動させて任意形状の縫製 を行うサイクルミシン等における糸切り時に上糸の張力を開放する上糸張力開放 装置に関するものである。
【0002】
サイクルミシンの上糸張力開放装置として、従来、図4に示すものが知られて いる。その上糸張力開放装置は、糸切り装置に連動するものであり、上軸1に固 定され、端面にノッチ2bを有する糸切りカム2と、糸切り時に前記ノッチ2b と係合する糸緩め軸腕4と、テーパー部10aを有する糸調子連結棒10と、後 端が糸調子連結棒10のテーパー部10aに係合し、先端が不図示の糸調子に臨 む糸緩めピン11と、糸緩め軸腕4の運動を糸調子連結棒10に伝える部材5、 6、8、7、9とより構成されている。
【0003】 この装置において、糸切りの指令が入ると、不図示の糸切りメス駆動腕と共に 糸緩め軸腕4が糸切りカム2方向に移動して不図示の糸切りメス駆動腕が糸切り カム2のカム溝2aに係合すると共に、糸緩め軸腕4の従動子部4aが糸切りカ ム2と重なり合う。そして、主軸1の矢印方向の回転により、糸切りメス駆動腕 はカム溝2aに沿って回動して糸切りメスを駆動するが、一方、従動子部4aは ノッチ2bの上に乗り上げる。そのことにより、糸緩め軸腕4の軸部4bは矢印 方向に回動し、支点軸3に回動可能に取付けられたリンク5も回動し、リンク6 、支点軸7に固定されたリンク8、リンク9を介して糸調子連結棒10が矢印方 向に移動し、そのテーパー部10aに係合している糸緩めピン11が矢印方向に 押し出され、糸調子の糸調子皿が浮いて上糸の張力が開放される。更に主軸1が 回転して停止するときには、糸ゆるめ軸腕4が元の位置に戻り、糸調子皿が閉じ る。
【0004】 図7はこのサイクルミシンの外観である。22は被縫製物を挟んで保持し、針 23に対してX−Y方向に相対移動するワークホルダー、17は押え棒16に固 定され、針23を包囲する押えである。押え棒16は縫製時に針棒15とほぼ同 期して上下運動を繰り返し、針23が布に刺さっている間は押え17が針周辺の 布を押さえるようになっている。縫製終了時や縫製を行わずに布を空送りすると きには、押え17が高く上昇するようになっている。一般に、ワークホルダー2 2は被縫製物の形状や縫製形状に合わせて作成される。従って、図8に示すよう な付帯装置付きのワークホルダー22の場合には、ワークホルダー22が押え1 7に干渉し、押え17を使用できなくなることがある。そのようなときには、押 え17を取外し、更に、押え棒16を上昇させたまま縫製することが可能になっ ている。
【0005】 図9はサイクルミシンの糸払い装置であり、通常は、図9(1)のように糸切 りを終えて主軸が停止した後の押え17が上昇する前に、ワイパー24が点線で 示すごとく往復動して針23と押え17の間で糸を払い、糸切りにより布下に残 っている糸を引き出すことができる。また、被縫製物の厚さが大である場合には 、押え17の取付け位置が高くなるので、主軸が停止した時点での針23と押え 17の間の間隙が小さくなり、ワイパー24が針23又は押え17と干渉する危 険があり、その場合には、図9(2)に示すように押え17が上昇した後にその 下方でワイパー24が糸を払うように変更することができる。
【0006】
上記の上糸張力開放装置は、糸切りに連動した上糸張力開放が糸切りを安定し て確実に行う上で重要、且つ、有効であるが、糸切りを行わずに上糸張力開放の みを行うことができない点に問題がある。即ち、図5に示すように、しつけ縫い をする場合や、図6に示すように、糸を切らずに次々と同じものを縫製し、後か ら余分な糸を処理する場合には、上糸の張力を開放した状態で布送りをする必要 があるが、上記の上糸張力開放装置はそれらの実行が不可能である。もしこれら の縫製を糸調子皿を浮かせない状態で行えば、厚物を縫製する場合には上糸の張 力が1Kgにもなり、針が折れたり、曲がったりする。
【0007】 また、図8に示すような付帯装置付きのワークホルダー22を用い、押え棒1 6を上昇させた状態で縫製する場合には、押え棒16の上昇に伴って上糸張力が 開放されるので、質のよい縫製を行うことができない。
【0008】 更に、被縫製物が厚い場合の押え上昇後に糸払いを行うときにも糸調子皿が開 放されるので、糸払いに伴って糸調子側から糸が繰り出され、糸残り長さが長く なり、次の縫製の縫い始めの縫い目がきたなくなる。
【0009】 この考案は、ミシンによる縫製後の糸切り時以外にも上糸張力を開放し得るよ うにすることを目的としている。
【0010】
上記目的を達成するために、この考案の上糸張力開放装置は、糸切り動作に連 動して変位する糸調子連結棒と、糸調子連結棒に後端が係合し、先端が糸調子に 臨む糸緩めピンと、押え上げ動作との連動、非連動が切り換え可能であると共に 押え上げ動作との連動時に糸調子連結棒を変位させる手段とよりなるものである 。
【0011】
上記のように構成された上糸張力開放装置においては、糸切りがなされると、 糸調子連結棒が変位し、そのテーパー部にピンが押し出され、糸調子が開いて上 糸の張力が開放される。また、押えが上げられると、糸調子連結棒が変位し、そ のテーパー部にピンが押し出され、糸調子が開いて上糸の張力が開放される。
【0012】
図1ないし図3を参照し、この考案の上糸張力開放装置について説明する。
【0013】 この上糸張力開放装置は、フレーム内部の糸切り装置に連動するものであり、 以下の各部材よりなる従来のものと変わらぬ基本構成に、ピン21を突設した抱 き締めリンク20を付加したものである。
【0014】 その基本構成は、上軸1に固定され、周面にカム溝2a、端面にノッチ2bを 有する糸切りカム2と、上軸1と直交して回転可能に配設され、且つ、糸切りカ ム2から離れる方向にバネによって付勢され、縫製の最後に上軸1が1回転する 際にマグネット駆動によって糸切りカム2側に移動する支点軸3と、基部が支点 軸3に固定され、糸切り時に糸切りカム2のノッチ2bと係合する糸緩め軸腕4 と、一端が支点軸3に回動可能に取付けられたリンク5と、支点軸3に並行にミ シンフレームに回転可能に配設された支点軸7と、一端が支点軸7に固定された リンク8と、リンク5及びリンク8の各他端に回動可能に連結されたリンク6と 、一端が支点軸7に固定されたリンク9と、テーパー部10aを有し、一端がリ ンク9の他端に回動可能に連結された糸調子連結棒10と、後端が糸調子連結棒 10のテーパー部10aに係合し、先端が不図示の糸調子に臨む糸緩めピン11 と、一端が支点軸7に回動自在に支持されたリンク12と、ロッド13aがリン ク12の他端に回動可能に連結された押え上げシリンダー13と、下端に針を有 する針棒15と、下端に針を包囲する押え17を有する押え棒16と、支点軸1 8に回動可能に支持された押え棒16上昇用の押え上げレバー19と、各端がシ リンダー13のロッド13a、押え上げレバー18にそれぞれ回動可能に連結さ れたリンク14とよりなっている。
【0015】 そして、上記ノッチ2bの先端部には糸緩め軸腕4の先端にある従動子部4a の乗り上げを容易にするためにテーパーが形成されている。また、押え17は、 縫製時に針棒15とほぼ同期して上下運動を繰り返し、針が布に刺さっている間 は、布を押さえるようにされている。押え上げシリンダー13は、縫製終了時や 縫製を行わずに布を空送りするとき等に作動し、リンク14、押え上げレバー1 9を介して押え棒16を高く上昇させるようにされている。
【0016】 先端にピン21を固定した抱き締めリンク20の他端は、ピン21がリンク1 2と係合し得る位置で支点軸7に固定されている。
【0017】 各リンク8、9、20は、抱き締めによって支点軸7に固定されるので、支点 軸7に対する取付け角度をそれぞれ調整することができ、糸調子の糸調子皿の浮 き量を自在に調整することができる。また、リンク12は、支点軸7に回動自在 に支持されているので、他のリンク8、9、20と独立して回転可能である。
【0018】 このように構成された上糸張力開放装置において、糸切りの指令が入ると、不 図示の糸切りメス駆動腕と共に糸緩め軸腕4が糸切りカム2方向に移動して不図 示の糸切りメス駆動腕が糸切りカム2のカム溝2aに係合すると共に、糸緩め軸 腕4の従動子部4aが糸切りカム2と重なり合う。そして、主軸1の矢印方向の 回転により、糸切りメス駆動腕はカム溝2aに沿って回動して糸切りメスを駆動 するが、一方、従動子部4aはノッチ2bの上に乗り上げる。そのことにより、 支点軸3は矢印方向に回動し、リンク5も矢印方向に回動する。そして、リンク 6、8、9を介して、糸調子連結棒10が、図2に示すように、矢印方向に移動 し、そのテーパー部10aに係合している糸緩めピン11が図1の矢印方向に押 し出され、糸調子の糸調子皿が浮いて上糸の張力が開放される。
【0019】 また、押え上げ時には、図3に示すように、押え上げシリンダー13のロッド 13aが引かれ、そのことにより、リンク12が回動してピン21が押され、リ ンク20が回動する。その回動によって支点軸7が回動し、共にリンク8、9も 回動する。そしてリンク9に連結されている糸調子連結棒10が矢印方向に移動 し、そのテーパー部10aに係合している糸緩めピン11が押し出され、糸調子 の糸調子皿が浮いて上糸の張力が開放される。
【0020】 但し、前述のとおり、図8に示すごとき付帯装置付きワークホルダーの場合、 押え17を取外し、押え棒16を上昇させたまま縫製する場合があり、そのとき には押え上昇時でも糸調子皿を閉じた状態としなければならない。その場合には 、抱き締めリンク20の支点軸7に対する取付け角度を変え、押え上げシリンダ ー13の作動時にリンク12がピン21と接触しないようにする。そうすれば、 押え上昇により、糸調子皿が開かない。
【0021】 また、図9(2)に示すように、被縫製物が厚い場合の押え上昇後に糸払いを 行うときに、糸調子皿が開放しないようにすることも、同様に抱き締めリンク2 0の支点軸7に対する取付け角度を変えることにより、可能である。
【0022】
この考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載するような 効果を奏する。
【0023】 即ち、糸切りに連動して上糸張力を開放することができることはもちろん、そ れ以外のときにも上糸張力を開放することができ、しつけ縫いや、糸を切らずに 次々と同じものを縫製することが可能となる。また、上糸張力の開放を糸切り時 のみとするように、例えば、厚物縫製時の糸払い時に上糸張力を開放しないよう にしたり、押えを上昇させ、上糸張力を開放しない状態で縫製するようにも簡単 に切り換えることができる。
【図1】この考案の上糸張力開放装置を備えたサイクル
ミシンの主要部の透視斜視図である。
ミシンの主要部の透視斜視図である。
【図2】糸切り時におけるこの考案の上糸張力開放装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【図3】押え上げ時におけるこの考案の上糸張力開放装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図4】従来の上糸張力開放装置を備えたサイクルミシ
ンの主要部の透視斜視図である。
ンの主要部の透視斜視図である。
【図5】しつけ縫いの一例を示す平面図である。
【図6】複数のものを糸を切らずに縫製したときの平面
図である。
図である。
【図7】サイクルミシンの斜視図である。
【図8】付帯装置付きのワークホルダーの斜視図であ
る。
る。
【図9】サイクルミシンの糸払い装置の図であり、
(1)は被縫製物が通常の厚さの場合の糸払い時のもの
であり、(2)は被縫製物が厚い場合の糸払い時のもの
である。
(1)は被縫製物が通常の厚さの場合の糸払い時のもの
であり、(2)は被縫製物が厚い場合の糸払い時のもの
である。
7 9 リンク 10 糸調子連結棒 10a テーパー部 11 糸緩めピン 12 リンク 13 押え上げシリンダー 20 抱き締めリンク 21 ピン
Claims (1)
- 【請求項1】糸切り動作に連動して変位する糸調子連結
棒と、糸調子連結棒に後端が係合し、先端が糸調子に臨
む糸緩めピンと、押え上げ動作との連動、非連動が切り
換え可能であると共に押え上げ動作との連動時に糸調子
連結棒を変位させる手段とよりなる上糸張力開放装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993075666U JP2587124Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 上糸張力開放装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993075666U JP2587124Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 上糸張力開放装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739774U true JPH0739774U (ja) | 1995-07-18 |
| JP2587124Y2 JP2587124Y2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=13582771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993075666U Expired - Fee Related JP2587124Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 上糸張力開放装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2587124Y2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8286569B2 (en) | 2009-03-25 | 2012-10-16 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Sewing machine |
| CN106702626A (zh) * | 2016-12-26 | 2017-05-24 | 浙江德源机电有限公司 | 一种剪线方法、剪线机构及使用该机构的绣花机 |
| CN109957893A (zh) * | 2017-12-22 | 2019-07-02 | 浙江中捷缝纫科技有限公司 | 缝纫驱动结构及具有其的缝纫机 |
| CN110258036A (zh) * | 2018-03-12 | 2019-09-20 | 浙江中捷缝纫科技有限公司 | 缝纫机控制装置、方法、系统以及缝纫机 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP1993075666U patent/JP2587124Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8286569B2 (en) | 2009-03-25 | 2012-10-16 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Sewing machine |
| CN106702626A (zh) * | 2016-12-26 | 2017-05-24 | 浙江德源机电有限公司 | 一种剪线方法、剪线机构及使用该机构的绣花机 |
| CN109957893A (zh) * | 2017-12-22 | 2019-07-02 | 浙江中捷缝纫科技有限公司 | 缝纫驱动结构及具有其的缝纫机 |
| CN110258036A (zh) * | 2018-03-12 | 2019-09-20 | 浙江中捷缝纫科技有限公司 | 缝纫机控制装置、方法、系统以及缝纫机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2587124Y2 (ja) | 1998-12-14 |
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Legal Events
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