JPH0740173A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JPH0740173A
JPH0740173A JP19365993A JP19365993A JPH0740173A JP H0740173 A JPH0740173 A JP H0740173A JP 19365993 A JP19365993 A JP 19365993A JP 19365993 A JP19365993 A JP 19365993A JP H0740173 A JPH0740173 A JP H0740173A
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興治 松岡
Nobumoto Umehara
伸元 梅原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マガジン工具記憶手段に登録された工具番号
が、その各工具番号に対応する工具の工具最大部分径に
応じて正しく分類される数値制御装置を提供することを
目的とする。 【構成】 加工プログラムの工具の工具最大部分径を基
に、オペレータが予め決定した分類に従って、設定され
た前記各工具の工具番号を格納した使用工具記憶手段2
と、工具番号に対応した工具の工具最大部分径を格納し
た工具データ記憶手段6と、加工プログラムの工具及
び、工具マガジンの全部又は一部の工具を対象に、それ
ら工具の最大部分径を基に、分類の一定の基準を決定
し、その一定の基準を用いて、オペレータが予め決定し
た加工プログラムの工具の工具番号及び工具マガジンの
全部又は一部の工具の工具番号をチェックし、それら工
具番号の変更を指令するチェック手段12を備えた数値
制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御工作機械の工
具マガジンの各ポットと、そのポットに装着される隣接
工具間の干渉を各工具の工具最大部分径に応じた分類で
チェックし、各ポットと工具番号との対応を管理し編集
する数値制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば数値制御工作機械における
主軸への工具の供給方法としては、加工プログラムで指
令する工具番号の工具を工具マガジンのポットから自動
工具交換装置によって供給するものが一般的である。
【0003】そうした数値制御工作機械としては、工具
番号や工具径等と共に刃部以外の部分も含めた工具最大
部分径を各工具毎に記憶する工具データ記憶手段を有し
て、工具マガジンにおける隣接工具の工具番号を前記工
具データ記憶手段から検索し、その各工具の工具最大部
分径と工具マガジンのポット間ピッチとを自動演算して
工具マガジンにおける隣接工具間の干渉チェックを行っ
ているものがある。
【0004】一方、他の例として、工具マガジンの何番
ポットに工具番号何番の工具が装着されているかを対応
させているマガジン工具記憶手段を有する数値制御装置
においては、上記のような各工具の工具最大部分径とポ
ット間ピッチとの自動演算とは異なるオペレータの判断
に基づいた方法すなわち、各工具を工具最大部分径に応
じて大径工具、中径工具、小径工具に分類し単に大径、
中径、小径の簡単な比較判断だけでできる、隣接工具間
の干渉チェックをオペレータ自身が行っているものもあ
る。
【0005】この場合、大径工具と中径工具との境界値
A及び中径工具と小径工具との境界値Bは、工具マガジ
ンのポット間ピッチをP、工具マガジンに装着する工具
の中で最大の工具最大部分径をLDとすると、所定の基
準としての関係式、A=P、B=P×2−LDにより求
められ、各工具の工具最大部分径をdとすると、d≧A
の工具を大径工具、A>d≧Bの工具を中径工具、B>
dの工具を小径工具とし、工具番号の9000乃至99
99を大径工具、1000乃至8999を中径工具、0
001乃至0999を小径工具というように分類して、
この分類に従ってオペレータが、加工プログラム作成時
に必要に応じて工具番号を設定していた。そして大径工
具の隣には小径工具以外は装着できないという条件に基
づき大径、中径、小径を比較判断するだけで隣接工具間
の干渉チェックを行っていたのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、他の例としては、工具番号は加工プログ
ラムの作成時にオペレータにより判断され設定されるた
め、判断ミスや設定ミスを防ぐことができなかった。
又、上記分類方法では加工プログラムの内容の変更や別
の加工プログラムによる加工を行う場合、前記境界値B
が変更されることがあり、その際既に工具番号が設定済
みの工具についても再度分類を判断しなおし、工具番号
を再設定しなおす必要のある工具が生ずる可能性がある
が、この場合にも分類の変更に伴う工具番号の変更忘れ
が発生する等の不具合があった。その結果、マガジン工
具記憶手段に登録された工具番号は、その各工具番号に
対応する工具の工具最大部分径に応じた正しい分類がな
されないという課題があった。
【0007】又、加工プログラムで指令されていて前記
マガジン工具記憶手段に登録されていない工具番号があ
ると、オペレータが前記分類による隣接工具との干渉を
考慮して前記マガジン工具記憶手段に、その未登録の工
具番号をポット番号と対応させて登録しなければならず
面倒であった。更に、未登録の工具が大径工具或いは中
径工具の場合で、たとえ、空きポット番号があっても、
その空きポットに前記不足している工具を装着したとす
ると、それに隣接するポット番号に既に装着されている
工具と干渉してしまうような場合は、既に登録済みの工
具番号を他のポット番号に移動してその未登録の工具番
号を登録できるように編集しなければならず非常に面倒
であり、さらに登録間違い等の発生する危険性が増える
などして、その結果、マガジン工具記憶手段に登録され
た工具番号が、実際に工具マガジンに工具を装着した際
に隣接工具と干渉しないように、正しく編集されていな
いという課題があった。
【0008】本発明はこのような課題を考慮して、マガ
ジン工具記憶手段に登録された工具番号が、その各工具
番号に対応する工具の工具最大部分径に応じて正しく分
類される数値制御装置を提供することを目的とする。
【0009】また、マガジン工具記憶手段に登録された
工具番号が、実際に工具マガジンに工具を装着した際に
隣接工具と干渉しないように、正しく編集される数値制
御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、一個または複
数個の加工プログラムで使用する各工具の工具最大部分
径、及び/または、工具マガジンの各ポットのポット間
ピッチの値を基にした所定の基準を用いてオペレータが
予め決定した分類に従って設定された各工具の工具番号
を格納した使用工具記憶手段と、工具番号に対応した工
具の工具最大部分径を格納した工具データ記憶手段と、
加工プログラムで使用する工具及び、工具マガジンの各
ポットに装着されている工具の、全部または一部を対象
にして、それら工具の最大部分径、及び/または、各ポ
ットのポット間ピッチの値を基に、分類するための一定
の基準を決定し、その一定の基準を利用して、オペレー
タが予め決定した加工プログラムの工具の工具番号及び
工具マガジンの各ポットに装着されている工具の工具番
号の、全部または一部の分類の正しさを判定し、その判
定結果に基づいて、それらの工具番号の変更を指令する
チェック手段とを備えた数値制御装置である。。
【0011】
【作用】本発明は、使用工具記憶手段に、一個または複
数個の加工プログラムで使用する各工具の工具最大部分
径、及び/または、各ポットのポット間ピッチの値を基
にした所定の基準を用いてオペレータが予め決定した分
類に従って設定された前記各工具の工具番号を格納し、
工具データ記憶手段に、工具番号に対応した工具の工具
最大部分径を格納し、チェック手段で、前記加工プログ
ラムで使用する工具及び、工具マガジンの各ポットに装
着されている工具の、全部または一部を対象にして、そ
れら工具の最大部分径、及び/または、各ポットのポッ
ト間ピッチの値を基に、分類するための一定の基準を決
定し、その一定の基準を利用して、前記オペレータが予
め決定した加工プログラムの工具の工具番号及び前記工
具マガジンの各ポットに装着されている工具の工具番号
の、全部または一部の分類の正しさを判定し、その判定
結果に基づいて、それらの工具番号の変更を指令する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本発明にかかる数値制御装置の一実
施例の構成をあらわすブロック図である。
【0014】すなわち、図1において、1は工具マガジ
ンの各ポットに装着されている工具の工具番号を、ポッ
ト番号毎に記憶するマガジン工具記憶手段である。2は
加工プログラムに指令されている工具番号を記憶する使
用工具記憶手段である。3はマガジン工具記憶手段1
と、使用工具記憶手段2とを比較する比較手段である。
4は比較手段3により、マガジン工具記憶手段1に記憶
されていて、使用工具記憶手段2に記憶されていない工
具番号を、記憶する未使用工具記憶手段である。5は比
較手段3により、使用工具記憶手段2に記憶されてい
て、マガジン工具記憶手段1に記憶されていない工具番
号を、記憶する未登録工具記憶手段である。6は工具番
号や工具径等と共に、刃部以外の部分も含めた工具最大
部分径を、各工具毎に記憶する工具データ記憶手段であ
る。7は前記未登録工具記憶手段5に記憶されている工
具番号を、前記マガジン工具記憶手段1に記憶する編集
手段である。8は前記使用工具記憶手段等の内容やメッ
セージ等を表示する表示手段である。9は前記使用工具
記憶手段2と、前記未使用工具記憶手段4とに記憶され
ている、工具番号に対応した工具最大部分径を、前記工
具データ記憶手段6から読み出し必要に応じて検索する
検索手段である。10は前記検索手段9により検索され
た特定の工具最大部分径をそれに対応した工具番号と共
に記憶する工具最大部分径記憶手段である。11は工具
マガジンのポット数、ポット間のピッチ、及び、そのポ
ットへの装着可能最大工具径を記憶するポット情報記憶
手段である。12は工具番号が工具最大部分径の大きさ
毎に正しく分類されているかどうかをチェックするチェ
ック手段である。ここで、オペレータは、加工プログラ
ムを作成する際に、使用する各工具を工具最大部分径に
応じて大径工具、中径工具、小径工具に分類して、その
分類が、工具番号を見れば識別できるように工具番号を
次のように定めたものを用いる。すなわち、この場合、
大径工具と中径工具との境界値A及び中径工具と小径工
具との境界値Bは、工具マガジンのポット間ピッチを
P、工具マガジンに装着する工具の中で最大の工具最大
部分径をLDとすると、所定の基準としての関係式、A
=P、B=P×2−LDにより求められ、各工具の工具
最大部分径をdとすると、d≧Aの工具を大径工具、A
>d≧Bの工具を中径工具、B>dの工具を小径工具と
し、工具番号の9000乃至9999を大径工具、10
00乃至8999を中径工具、0001乃至0999を
小径工具というように分類して、この分類に従ってオペ
レータが、加工プログラム作成時に必要に応じて工具番
号を設定する。
【0015】次に、上記実施例の動作について説明す
る。まず、図6のような、段取り画面60において加工
プログラムの番号を入力後、リスト作成キー61を押す
と使用工具記憶手段2にその加工プログラムに指令され
ている工具番号が記憶され、その内容が使用工具リスト
62のデータとして画面に表示されて、チェック処理が
開始される。そのチェック処理を図2のフローチャート
を参照しながら説明する。なお、図6において、画面左
側に表示されているのは補正番号毎に表示された工具長
補正量63と工具径補正量64であり、65は図示しな
いカーソルキーにより移動され、補正量を選択するカー
ソルである。
【0016】すなわち、図1及び図2において、チェッ
ク手段12は使用工具記憶手段2の工具本数がポット情
報記憶手段11のポット数より多いかどうかを比較し
(S1)、多い場合は、「全工具登録不可能」というア
ラームを表示して処理を終了する(S7)。一方、多く
なければ、使用工具記憶手段2の工具番号の中に中径工
具が有るか無いかを識別し、有る場合は、使用工具記憶
手段2の「大径工具本数×2+中径工具本数+1」が前
記ポット数より多いかどうか、あるいは、中径工具が無
い場合は、使用工具記憶手段2の「大径工具本数×2」
が前記ポット数より多いかどうか、を比較し(S2)、
いずれか一方でも多い場合は「全工具登録不可能」とい
うアラームを表示して処理を終了する(S7)。
【0017】S1及び、S2において、どちらも多くな
い場合は、図2の矢印「N」の方向に移り、比較手段3
により、前記マガジン工具記憶手段1に記憶されていて
前記使用工具記憶手段2には記憶されていない工具番号
を未使用工具記憶手段4に記憶し、前記使用工具記憶手
段2に記憶されていて前記マガジン工具記憶手段1には
記憶されていない工具番号を未登録工具記憶手段5に記
憶する(S3)。次に、検索手段9により使用工具記憶
手段2と未使用工具記憶手段4とに記憶されている工具
番号に対応する工具最大部分径を工具データ記憶手段6
から読み出し、工具番号を見れば、その分類先が識別で
きるところの、分類としての大径工具、中径工具、小径
工具毎に最大の工具最大部分径を検索し(例えば、LD
(l1)、LD(m1)、LD(s1))、対応する工具
番号と共に工具最大部分径記憶手段10に記憶する(S
4)。
【0018】工具最大部分径記憶手段10に記憶されて
いる大径工具の工具最大部分径(LD(l1)がポット
情報記憶手段11の装着可能最大工具径より大きいかど
うかを比較し(S5)、大きい場合は「最大工具径オー
バー」というアラームを表示して処理を終了する(S
8)。大きくない場合は、各工具の工具番号が工具最大
部分径を考慮して正しく大径工具、中径工具、小径工具
に分類されているかどうかをチェックし(S6)、処理
が終了する。
【0019】続いて前記チェック(S6)の内容を図3
のフローチャートに従って説明する。
【0020】すなわち、工具最大部分径記憶手段10に
記憶されている中径工具の工具最大部分径(LD
(m1))がポット情報記憶手段11のポット間のピッ
チ(P)より大きいかどうかを比較し(S9)、大きい
場合は更にその工具最大部分径(LD(m1))に対応
する工具の工具番号が未使用工具記憶手段4に記憶され
ているかどうかを検索し(S10)、記憶されていない
場合は図6のように使用工具リスト62に表示されてい
る、その工具最大部分径(LD(m1))に対応する工
具の部分にカーソル66を表示し、「大径工具番号に変
更せよ」というメッセージを表示部69に表示して処理
を一旦終了する(S12)。この指示に従って、オペレ
ータが加工プログラムと工具データ記憶手段6におけ
る、上記カーソル66により指定された工具番号を大径
工具番号に変更し、再度使用工具リストを作成して、チ
ェック処理を再動作させる。
【0021】S10において検索した結果、未使用工具
記憶手段4に記憶されている場合は、マガジン工具記憶
手段1と未使用工具記憶手段4とから工具最大部分径
(LD(m1))に対応する、この工具番号が消去され
る。続いて、検索手段9は使用工具記憶手段2と未使用
工具記憶手段4とに記憶されている中径工具番号に該当
する工具最大部分径を工具データ記憶手段6から読み出
し、中径工具における最大の工具最大部分径(LD(m
2))を再検索し、工具最大部分径記憶手段10に工具
番号と共に記憶する(S11)。そしてS9へ戻って再
び、上記処理を繰り返す。
【0022】一方、S9において、中径工具の工具最大
部分径(LD(m1))がポット情報記憶手段11のポ
ット間のピッチ(P)より大きいかどうかを比較した結
果、大きくない場合は、工具最大部分径記憶手段10に
記憶されている大径工具の工具最大部分径(LD
(l1))と小径工具の工具最大部分径(LD(s1))
の和がポット情報記憶手段11に記憶されているポット
間のピッチ(P)×2より大きいかどうかを比較し(S
13)、大きい場合は、更にその大径工具の工具番号が
未使用工具記憶手段4に記憶されているかどうかを検索
し(S14)、記憶されている場合は、図7のように未
使用工具記憶手段4の内容を未使用工具リスト72のデ
ータとして画面に表示し、該当する大径工具の工具番号
にカーソル76を表示して、「この工具を消去せよ」と
いうメッセージを表示部79に表示して入力待ち状態に
なる(S15)。その指示に従って、オペレータが、消
去キー77を押すとマガジン工具記憶手段1と未使用工
具記憶手段4とからこの工具番号が消去され、検索手段
9は使用工具記憶手段2と未使用工具記憶手段4とに記
憶されている大径工具番号に対応する工具最大部分径を
工具データ記憶手段6から読み出し、大径工具における
最大の工具最大部分径(LD(l2))を再検索し、工
具最大部分径記憶手段10に、対応する工具番号と共に
記憶する(S17)。そしてS13へ戻って再び上記処
理を繰り返す。
【0023】S16において消去キーを押さずに、非消
去キー78(図7参照)を押すか、或いはS14の検索
結果で記憶されていない場合は、S13における小径工
具の工具最大部分径(LD(s1))に対応する工具番
号が、未使用工具記憶手段4に記憶されているかどうか
を検索し(S18)、記憶されていない場合は上記のS
12で説明したのと同様に使用工具リスト62における
その小径工具部分にカーソル66を表示し、「中径工具
番号に変更せよ」というメッセージを表示部69に表示
して処理を一旦終了する(S20)。この指示にしたが
って、オペレータが、加工プログラムと工具データ記憶
手段6における上記カーソル66により指定された工具
番号を中径工具番号に変更し、再度使用工具リストを作
成することによりチェック処理を再動作させる。
【0024】一方、S13における小径工具の工具最大
部分径(LD(s1))に対応する工具番号が、未使用
工具記憶手段4に記憶されているかどうかを検索(S1
8)した結果、記憶されている場合は、マガジン工具記
憶手段1と未使用工具記憶手段4とから、上記S11で
説明したのと同様にして、この工具番号を消去し、検索
手段9は使用工具記憶手段2と未使用工具記憶手段4と
に記憶されている小径工具番号に対応した工具最大部分
径を工具データ記憶手段6から読み出し、小径工具にお
ける最大の工具最大部分径(LD(s2))を再検索
し、工具最大部分径記憶手段10に、対応する工具番号
と共に記憶する(S19)。そしてS13へ戻って再
び、上記処理を繰り返す。
【0025】ところで、S13において、工具最大部分
径記憶手段10に記憶されている大径工具の工具最大部
分径(LD(l1))と小径工具の工具最大部分径(L
D(s1))の和がポット情報記憶手段11に記憶され
ているポット間のピッチ(P)×2より大きいかどうか
を比較した結果、大きくない場合は、工具マガジンにお
ける隣接工具間の干渉がないということになるのでチェ
ック処理を終了する。
【0026】この後、オペレータは、マガジンリストキ
ー70を押すと図9のようにマガジン工具記憶手段1の
内容が、マガジン工具リスト92として表示されるの
で、このリストの通りにマガジンから未使用工具を取り
外しておく。
【0027】次に、段取り画面で表示されている使用工
具リスト62において、工具の補正量を測定する際、こ
れから測定しようとする工具が、未登録工具である場合
のマガジン工具記憶手段1における編集処理について、
図4のフローチャートを参照しながら説明する。
【0028】すなわち、図6の段取り画面に表示されて
いる、使用工具リスト62の工具をカーソル66により
選択し、測定開始キー67を押したとき、選択した工具
の工具番号がマガジン工具記憶手段1に記憶されていれ
ば、「サイクルスタートボタンを押せ」というメッセー
ジが表示部69に表示される。サイクルスタートボタン
を押すと工具交換動作が実行されて使用工具リスト62
で選択された工具が主軸に装着され、図8のように補正
量測定値81が表示される。手動で工具をセンサー又は
測定ブロックに当てると補正量が演算され補正量測定値
81の補正番号の隣に表示される。書込キー82を押す
ことにより補正量が該当する補正番号に記憶される。使
用工具リスト62の測定済みの工具は補正番号84,8
5の表示色を変えたり或いは測定日時を表示する等し
て、未測定工具との区別ができるようになっている。他
にも測定すべき工具がある場合には、再び使用工具リス
ト62の工具をカーソル66により選択し、上記処理を
繰り返す。
【0029】しかし、使用工具リスト62で選択した工
具の工具番号がマガジン工具記憶手段1に記憶されてい
なければ(すなわち、ポット番号表示領域としての86
(図8参照)に、ポット番号が表示されていなけれ
ば)、編集手段7は下記に示す条件に従って装着可能ポ
ット番号を検索する(Sa1)。
【0030】条件1:大径工具と大径工具或いは大径工
具と中径工具は隣合わない。
【0031】条件2:番号の小さいポットから順に装着
可能ポットを検索する。
【0032】装着可能ポットがあった場合は、図9のよ
うにマガジン工具記憶手段1の内容をマガジン工具リス
ト92として表示し、装着可能ポット番号にカーソル9
3を表示して入力待ち状態になる(Sa3)。ここで、
指定されたポット番号を採用するか、しないかをオペレ
ータが判断して(Sa4)、指定されたポット番号を採
用せずに、他の装着可能ポット番号を選択する場合は、
カーソルキー(図示省略)によりカーソル93を、採用
しようとするポット番号に移動し、書込キー94を押す
(Sa5)。
【0033】オペレータによって、新しく採用されたポ
ット番号が前記条件1を満たしているかどうかが検索さ
れて(Sa6)、満たしていない場合は「装着不可能ポ
ット」というアラームを表示部99に表示して再び入力
待ち状態になる(Sa12)。満たしている場合、ある
いは、Sa4で、書込キー94を押した場合は、マガジ
ン工具記憶手段1の指定されたポット番号に使用工具リ
スト62で選択された工具番号が記憶され(Sa7)、
画面が図6の表示に戻り「サイクルスタートボタンを押
せ」というメッセージが表示部69に表示される。サイ
クルスタートボタンを押すと工具交換動作が実行されて
主軸が空の状態になるので、測定する工具を装着して上
記測定操作を実行する。
【0034】一方、Sa2で、装着可能ポットがなかっ
た場合は更に未使用工具記憶手段4に工具番号が記憶さ
れているかどうかを検索し(Sa8)、記憶されている
場合は図7のように未使用工具リスト72を表示し「工
具を選択して消去せよ」というメッセージを表示部79
に表示して入力待ち状態になる(Sa9)。
【0035】未使用工具リスト72に表示された工具の
中から、オペレータの判断によりカーソル76で選択し
て消去キー77を押すと、選択された工具番号がマガジ
ン工具記憶手段1と未使用工具記憶手段4とから消去さ
れ(Sa10)、Sa1へ戻って再び処理を繰り返す。
【0036】Sa8で、未使用工具記憶手段4に工具番
号が記憶されているかどうかを検索した結果、記憶され
ていない場合は、マガジン工具リスト92に既に書込済
みの工具の中で、前記条件1に従って移動可能な工具を
検索し、移動可能なポット番号と共にそれらに対応する
工具を表示し、「いずれかの移動を選択し、実行せよ」
というメッセージを表示して処理を終了する(Sa1
1)。この場合、オペレータがマガジン工具リスト92
において、上記の表示に従って、移動可能な書込済み工
具の工具番号のいずれかを、他のポット番号に移動し、
工具の補正量を測定するために、工具使用工具リスト6
2に表示された工具を再度選択し、測定開始キー67を
押すことによりマガジン工具記憶手段1の編集処理を再
動作させる。あるいは、移動可能な書込済み工具の工具
番号のいずれかを他のポット番号に移動して装着可能ポ
ットができれば、そのポット番号に未登録工具の工具番
号を書込み、使用工具リスト62の工具を再度選択し、
測定開始キー67を押して測定を開始する。
【0037】他方、段取り画面において使用工具リスト
62に未登録工具が存在する場合に、自動登録キー68
を押してその未登録工具をマガジン工具記憶手段1に自
動的に記憶する際の、マガジン工具記憶手段1の編集処
理を図5のフローチャートを参照しながら説明する。
【0038】すなわち、自動登録キー68を押すと上記
条件1及び2に従って未登録工具記憶手段5の大径工
具、中径工具、小径工具の順に工具マガジンのポットの
中で工具が装着されていないポットの中から装着可能ポ
ットを検索し、マガジン工具記憶手段1に記憶する(S
b1)。
【0039】この処理において大径工具の書込可能ポッ
トがない場合は、両隣が大径工具、中径工具以外であ
る、加工プログラムでは使用しない未使用工具がマガジ
ン工具記憶手段1に記憶されているかどうかを検索し
(Sb4)、記憶されている場合はそのポット番号にそ
の大径工具の工具番号を書き込む(Sb5)。
【0040】記憶されていない場合は、自身の両隣が大
径工具、中径工具以外であり、自身は、大径工具以外で
あるマガジン工具記憶手段1に書き込み済みの工具を前
記条件1及び2に従って、他のポット番号に移動し、空
いたポット番号にその大径工具の工具番号を書き込む。
あるいは、自身の隣のポットは空であり、さらにその向
こうのポットは大径工具、中径工具以外であるマガジン
工具記憶手段1に書き込み済みの中径工具を、上記条件
1及び2に従って他のポット番号に移動するか、又は、
上記条件1及び2に従って他の小径工具と入れ換えて隣
の空いているポット番号にその大径工具の工具番号を書
き込む(Sb6)。
【0041】Sb1の処理において中径工具の書込可能
ポットがない場合は両隣が大径工具以外である未使用工
具がマガジン工具記憶手段1に記憶されているかどうか
を検索し(Sb8)、記憶されている場合はそのポット
番号にその中径工具の工具番号を書き込む(Sb9)。
【0042】記憶されていない場合は両隣が大径工具以
外である書込済小径工具を、条件に従って他のポット番
号に移動し、空いたポット番号に前記中径工具の工具番
号を書き込む(Sb6)。
【0043】Sb1の処理において小径工具の書込可能
ポットがない場合は未使用工具が書き込まれているポッ
ト番号にその小径工具の工具番号を書き込む(Sb1
0)。
【0044】この様にしてSb1の処理を繰り返し、未
登録工具全部の書き込みが完了すればマガジン工具記憶
手段1の編集処理を終了し、図9のようにマガジン工具
リストを表示する。この処理において、書込済工具を他
のポット番号に移動したならば「書込済工具の移動あ
り」というメッセージを表示部99に表示する(Sb1
2)。
【0045】このあと、マガジン工具リストに表示され
た通りに工具マガジンに工具を装着すれば隣接工具との
干渉が無い最適な工具の装着ができる。
【0046】次に、チェック処理の他の実施例を図10
のフローチャートを参照しながら説明する。尚、SS1
乃至SS3及びSS7については図2のフローチャート
のS1乃至S3及びS7と同じであるので省略する。
【0047】SS3において未使用工具記憶手段4と未
登録工具記憶手段5に工具番号を記憶した後、使用工具
記憶手段2と未使用工具記憶手段4とに記憶されている
工具の中の最大の工具最大部分径LDと工具マガジンの
ポット間ピッチPとから大径工具と中径工具との境界値
A及び中径工具と小径工具との境界値BをA=P、B=
P×2−LDにより求め(SS4)、使用工具記憶手段
2と未使用工具記憶手段4とに記憶されている工具にお
いて以下の条件に該当する工具最大部分径dを工具番号
と共に工具最大部分径記憶手段10に記憶する(SS
5)。
【0048】工具番号が大径の場合:A>d 中径の場合:d≧A又はB>d 小径の場合:d≧B SS5の処理で工具最大部分径記憶手段10に工具が記
憶されなかった場合は工具番号による大径、中径、小径
の分類が正しいということになるのでチェック処理を終
了する(SS6)。
【0049】記憶された場合、その中に未使用工具があ
ればマガジン工具記憶手段1と未使用工具記憶手段4と
工具最大部分径記憶手段10からこの工具番号を消去す
る(SS8)。
【0050】工具最大部分径記憶手段10の残りの工具
については、前記境界値A,Bと工具最大部分径とから
正しい分類を求めて(SS9)、その内容を図11のよ
うに工具番号変更リスト111として画面に表示し、
「工具番号を変更せよ」というメッセージを表示部11
2に表示して処理を終了する(SS10)。
【0051】この後、工具番号変更リスト111が表示
された場合、オペレータが加工プログラムと工具データ
記憶手段6における上記工具番号変更リスト111に表
示された工具番号を指定された分類に変更し、再度使用
工具リストを作成することによりチェック処理を再動作
させる。工具番号変更リスト111が表示されなかった
場合、オペレータはマガジンリストキー70を押すと図
9のようにマガジン工具記憶手段1の内容がマガジン工
具リスト92として表示されるのでこのリストの通りに
マガジンから未使用工具を取り外しておく。
【0052】尚、上記実施例に関しては、分類として、
大径工具、中径工具、小径工具の3分類とした場合につ
いて説明したが、これに限らず要するに工具番号が分類
されておりさえすればよく、その分類の個数は問わな
い。
【0053】また、本発明の、工具を分類するための一
定の基準を決定する際の対象としての一部と、分類の正
しさを判定する際の対象としての一部は、一致しない場
合もある。
【0054】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、マガジン工具記憶手段に登録された工具番号
が、その各工具番号に対応する工具の工具最大部分径に
応じて正しく分類されるという長所を有する。
【0055】また、マガジン工具記憶手段に登録された
工具番号が、実際に工具マガジンに工具を装着した際に
隣接工具と干渉しないように、正しく編集されるという
長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる数値制御装置の構成
をあらわすブロック図である。
【図2】本発明のチェック手段の一実施例の動作をあら
わすフローチャートである。
【図3】本発明のチェック手段の一実施例の動作をあら
わすフローチャートである。
【図4】本発明の編集手段の一実施例の動作をあらわす
フローチャートである。
【図5】本発明の編集手段の一実施例の動作をあらわす
フローチャートである。
【図6】本発明の一実施例にかかる段取り画面である。
【図7】本発明の一実施例にかかる段取り画面である。
【図8】本発明の一実施例にかかる段取り画面である。
【図9】本発明の一実施例にかかる段取り画面である。
【図10】本発明のチェック手段の他の実施例の動作を
あらわすフローチャートである。
【図11】本発明の他の実施例にかかる段取り画面であ
る。
【符号の説明】
1 マガジン工具記憶手段 2 使用工具記憶手段 3 比較手段 4 未使用工具記憶手段 5 未登録工具記憶手段 6 工具データ記憶手段 7 編集手段 8 表示手段 9 検索手段 10 工具最大部分径記憶

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一個または複数個の加工プログラムで使
    用する各工具の工具最大部分径、及び/または、工具マ
    ガジンの各ポットのポット間ピッチの値を基にした所定
    の基準を用いてオペレータが予め決定した分類に従って
    設定された前記各工具の工具番号を格納した使用工具記
    憶手段と、工具番号に対応した工具の工具最大部分径を
    格納した工具データ記憶手段と、前記加工プログラムで
    使用する工具及び、工具マガジンの各ポットに装着され
    ている工具の、全部または一部を対象にして、それら工
    具の最大部分径、及び/または、前記各ポットのポット
    間ピッチの値を基に、分類するための一定の基準を決定
    し、その一定の基準を利用して、前記オペレータが予め
    決定した加工プログラムの工具の工具番号及び前記工具
    マガジンの各ポットに装着されている工具の工具番号
    の、全部または一部の分類の正しさを判定し、その判定
    結果に基づいて、それらの工具番号の変更を指令するチ
    ェック手段とを備えたことを特徴とする数値制御装置。
  2. 【請求項2】 前記一定の基準とは、前記加工プログラ
    ムで使用する工具及び、前記工具マガジンの各ポットに
    装着されている工具の、全部または一部の中で最大の工
    具最大部分径を前記工具データ記憶手段より検索し、そ
    の工具最大部分径と、前記工具マガジンのポット間ピッ
    チとから求められた、工具を分類するための境界値であ
    ることを特徴とする請求項1記載の数値制御装置。
  3. 【請求項3】 前記一定の基準とは、ポット間ピッチで
    あり、その一定の基準を利用して工具の工具番号の、全
    部または一部の分類の正しさを判定するとは、それら工
    具の対応する分類をそれぞれまとめた新たな分類毎にお
    ける最大の工具最大部分径を前記工具データ記憶手段よ
    り検索し、その工具最大部分径と、ポット間ピッチに基
    づいて、その工具最大部分径の工具の工具番号が正しい
    かどうかを判定することであることを特徴とする請求項
    1記載の数値制御装置。
  4. 【請求項4】 前記分類の正しさが判定された工具番号
    に対して、所定の条件を用いて、それら工具を工具マガ
    ジンに装着した際に、隣接工具と干渉しないように前記
    各ポット番号を決定する編集手段を更に備えたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の数値
    制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10296568A (ja) * 1997-04-26 1998-11-10 Hitachi Seiki Co Ltd マトリックス型工具マガジンの管理方法及びその装置
JP2019136822A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 オークマ株式会社 工具管理装置
JP2021003796A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 Dmg森精機株式会社 工具挿入補助装置

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