JPH0740396A - 成形金型 - Google Patents
成形金型Info
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- JPH0740396A JPH0740396A JP20841793A JP20841793A JPH0740396A JP H0740396 A JPH0740396 A JP H0740396A JP 20841793 A JP20841793 A JP 20841793A JP 20841793 A JP20841793 A JP 20841793A JP H0740396 A JPH0740396 A JP H0740396A
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- gas vent
- cavity
- gas
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガス抜き孔或いはガスベント入れ子の壁面に
付着したタールのクリーニングが極めて簡単に行われ、
またガス抜きの状態が外部から直接視認可能とする。 【構成】 可動金型2と固定金型12のいずれか一方の
金型15に、材料樹脂の充填にともなってキャビティー
11内に封入される空気或いはガスを流出させるガスベ
ント入れ子20をそのエアーベント22b、24bがキ
ャビティー11内に臨むようにして組み込むとともに、
ガスベント入れ子20を組み込んだ金型の移動方向と平
行な側面部に、ガスベント入れ子20を介してキャビテ
ィー11内から流出したエアー或いはガスのガス抜き孔
30の開口部31を直接開設してなる。
付着したタールのクリーニングが極めて簡単に行われ、
またガス抜きの状態が外部から直接視認可能とする。 【構成】 可動金型2と固定金型12のいずれか一方の
金型15に、材料樹脂の充填にともなってキャビティー
11内に封入される空気或いはガスを流出させるガスベ
ント入れ子20をそのエアーベント22b、24bがキ
ャビティー11内に臨むようにして組み込むとともに、
ガスベント入れ子20を組み込んだ金型の移動方向と平
行な側面部に、ガスベント入れ子20を介してキャビテ
ィー11内から流出したエアー或いはガスのガス抜き孔
30の開口部31を直接開設してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、型締めされた状態で溶
融樹脂が射出充填されるキャビティーを構成する可動金
型と固定金型とからなる成形金型に関する。
融樹脂が射出充填されるキャビティーを構成する可動金
型と固定金型とからなる成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、合成樹脂製品は、射出成形機に
取り付けた成形金型内に加熱溶融した材料樹脂を600
kgf/cm2 〜2000kgf/cm2 程度の高圧で
射出充填した後冷却固化させて取り出すことによって成
形される。例えば、角浅皿状の成形品10を成形する成
形金型1は、図4に概略の構成を示すように、射出成形
機の溶融樹脂を射出するノズル側に取り付けられる固定
金型2と、成形品10を取り出す際に固定金型2から離
間動作される可動金型12とからなり、これら固定金型
2と可動金型12との相対する接合面(パーティングラ
インH)に成形品10の形状に対応したキャビティー1
1が構成される。
取り付けた成形金型内に加熱溶融した材料樹脂を600
kgf/cm2 〜2000kgf/cm2 程度の高圧で
射出充填した後冷却固化させて取り出すことによって成
形される。例えば、角浅皿状の成形品10を成形する成
形金型1は、図4に概略の構成を示すように、射出成形
機の溶融樹脂を射出するノズル側に取り付けられる固定
金型2と、成形品10を取り出す際に固定金型2から離
間動作される可動金型12とからなり、これら固定金型
2と可動金型12との相対する接合面(パーティングラ
インH)に成形品10の形状に対応したキャビティー1
1が構成される。
【0003】また、固定金型2或いは可動金型12は、
成形品押し出し機構、冷却機構等が組み込まれるととも
に、機械的な強度を保持し、精密加工を簡便ならしめ或
いは射出成形機の金型取り付け部に適合させる等の種々
の理由から、複数の型板が組み合わされて構成されてい
る。すなわち、上述した成形金型1においては、固定金
型2は、射出成形機の溶融樹脂を供給するノズルと連結
されたスプルーブッシュ3が組み付けられるとともに溶
融樹脂の通路となるランナー4が設けられた固定金型取
付け板5と、ランナーストリッパ板6及びゲート7を有
するカセット金型8を組み込んだカセット金型取付け板
9とから構成されている。
成形品押し出し機構、冷却機構等が組み込まれるととも
に、機械的な強度を保持し、精密加工を簡便ならしめ或
いは射出成形機の金型取り付け部に適合させる等の種々
の理由から、複数の型板が組み合わされて構成されてい
る。すなわち、上述した成形金型1においては、固定金
型2は、射出成形機の溶融樹脂を供給するノズルと連結
されたスプルーブッシュ3が組み付けられるとともに溶
融樹脂の通路となるランナー4が設けられた固定金型取
付け板5と、ランナーストリッパ板6及びゲート7を有
するカセット金型8を組み込んだカセット金型取付け板
9とから構成されている。
【0004】また、可動金型12は、ガイドピン13に
よって移動自在に支持された受け板14と前記固定金型
2側のカセット金型8と協動してキャビティー11を構
成するカセット金型15を組み込んだ金型取付け板16
及び受け板14と所定の間隔を以ってガイドピン13に
移動自在に支持されるとともに押出しピン17が設けら
れた一対の押出し板18A、18B、可動金型取付け板
19等の部材によって構成されている。
よって移動自在に支持された受け板14と前記固定金型
2側のカセット金型8と協動してキャビティー11を構
成するカセット金型15を組み込んだ金型取付け板16
及び受け板14と所定の間隔を以ってガイドピン13に
移動自在に支持されるとともに押出しピン17が設けら
れた一対の押出し板18A、18B、可動金型取付け板
19等の部材によって構成されている。
【0005】以上のように構成された成形金型1による
成形品10の成形動作の概略を説明すると、射出成形機
に取り付けられた成形金型1は、図4に示すようにパー
ティングラインHで接合されるように型締めが行われ
る。次に、射出成形機のスクリューが動作されてシリン
ダー内に溶融された材料樹脂がスプルーブッシュ3から
ランナー4へと高圧で送り込まれる。ランナー4に送り
込まれた材料樹脂は、さらにゲート7を介してキャビテ
ィー11中へと射出される。
成形品10の成形動作の概略を説明すると、射出成形機
に取り付けられた成形金型1は、図4に示すようにパー
ティングラインHで接合されるように型締めが行われ
る。次に、射出成形機のスクリューが動作されてシリン
ダー内に溶融された材料樹脂がスプルーブッシュ3から
ランナー4へと高圧で送り込まれる。ランナー4に送り
込まれた材料樹脂は、さらにゲート7を介してキャビテ
ィー11中へと射出される。
【0006】次に、ガイドピン13に沿って可動金型1
2が固定金型2から離間動作されるいわゆる型開き動作
が行われるとともに、押出し板18A、18Bが可動金
型12の型開き動作とは逆方向の固定金型2側へと動作
することによって、可動金型12側に付いた成形品10
を突き出す。なお、型開き動作に際して、固定金型2側
のランナーストリッパ板6及び金型取付け板9も相対動
作され、ランナー4に充填された材料樹脂がキャビティ
ー11の成形品10から切断される。
2が固定金型2から離間動作されるいわゆる型開き動作
が行われるとともに、押出し板18A、18Bが可動金
型12の型開き動作とは逆方向の固定金型2側へと動作
することによって、可動金型12側に付いた成形品10
を突き出す。なお、型開き動作に際して、固定金型2側
のランナーストリッパ板6及び金型取付け板9も相対動
作され、ランナー4に充填された材料樹脂がキャビティ
ー11の成形品10から切断される。
【0007】以上の工程によって成形品10を成形する
成形工程が概略完了する。ところで、射出成形機から溶
融状態の材料樹脂が成形金型1へと高温高圧で射出され
る際に、ランナー4内に滞留している空気或いは溶融状
態の材料樹脂から発生するガスがキャビティー11内へ
と送り込まれる。材料樹脂は、ゲート7からキャビティ
ー11内へと射出充填されていくが、材料樹脂の充填に
ともなって上述したランナー4内の空気、材料樹脂から
発生したガス或いはキャビティー11内に滞留していた
空気は、キャビティー11内のゲート7から最も遠い部
分、すなわちウエルド発生部に密閉圧縮される。
成形工程が概略完了する。ところで、射出成形機から溶
融状態の材料樹脂が成形金型1へと高温高圧で射出され
る際に、ランナー4内に滞留している空気或いは溶融状
態の材料樹脂から発生するガスがキャビティー11内へ
と送り込まれる。材料樹脂は、ゲート7からキャビティ
ー11内へと射出充填されていくが、材料樹脂の充填に
ともなって上述したランナー4内の空気、材料樹脂から
発生したガス或いはキャビティー11内に滞留していた
空気は、キャビティー11内のゲート7から最も遠い部
分、すなわちウエルド発生部に密閉圧縮される。
【0008】このようにしてウエルド発生部に密閉圧縮
された空気、ガスは、高温、高圧となってキャビティー
11内に材料樹脂が充填する妨げとなって充填不良を生
ぜしめ或いは成形品10の表面が焼けるいわゆるガス焼
けが発生するといった種々の不都合の発生の原因とな
る。このため、成形金型1には、上述した空気、ガスを
排出するいわゆるガス抜き機構が設けられている。この
ガス抜き機構は、例えば可動金型12を構成するカセッ
ト金型15にガスベント入れ子20を組み込むととも
に、このガスベント入れ子20に連通するガス抜き孔2
1をカセット金型15中に穿設することによって構成さ
れる。
された空気、ガスは、高温、高圧となってキャビティー
11内に材料樹脂が充填する妨げとなって充填不良を生
ぜしめ或いは成形品10の表面が焼けるいわゆるガス焼
けが発生するといった種々の不都合の発生の原因とな
る。このため、成形金型1には、上述した空気、ガスを
排出するいわゆるガス抜き機構が設けられている。この
ガス抜き機構は、例えば可動金型12を構成するカセッ
ト金型15にガスベント入れ子20を組み込むととも
に、このガスベント入れ子20に連通するガス抜き孔2
1をカセット金型15中に穿設することによって構成さ
れる。
【0009】ガス抜き孔21は、図4に示すように、他
端側を受け板14に穿設した押出しピン17が貫通する
ガイド孔14aに連通させてなる。したがって、キャビ
ティー11内に材料樹脂が射出されることによって、空
気、ガスは、ガスベント入れ子20からガス抜き孔21
へと放出され、ガイド孔14aを介して受け板14の背
面側から成形金型1の外部へと放出される。換言すれ
ば、ガス抜き孔21の開口部は、型移動方向と直交す
る、型構成部材中の空間部に開設されてなる。
端側を受け板14に穿設した押出しピン17が貫通する
ガイド孔14aに連通させてなる。したがって、キャビ
ティー11内に材料樹脂が射出されることによって、空
気、ガスは、ガスベント入れ子20からガス抜き孔21
へと放出され、ガイド孔14aを介して受け板14の背
面側から成形金型1の外部へと放出される。換言すれ
ば、ガス抜き孔21の開口部は、型移動方向と直交す
る、型構成部材中の空間部に開設されてなる。
【0010】また、ガス抜きの他の方法としては、例え
ばパーティングラインHを利用する機構も採用されてい
る。すなわち、固定金型2側のカセット金型8と可動金
型12のカセット金型15との接合部分に、極くわずか
な間隙を設け、この間隙を介して空気、ガスを成形金型
1の外部へと放出する。
ばパーティングラインHを利用する機構も採用されてい
る。すなわち、固定金型2側のカセット金型8と可動金
型12のカセット金型15との接合部分に、極くわずか
な間隙を設け、この間隙を介して空気、ガスを成形金型
1の外部へと放出する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーテ
ィングラインHを利用したガス抜き機構においては、金
型の磨耗によって成形品10にバリが発生するといった
問題点があり、一般にはガスベント入れ子20を用いた
ガス抜きが行われている。上述したように、空気、ガス
は、キャビティー11内からガスベント20を介してガ
ス抜き孔21へと放出されるが、ガス成分の一部がグリ
ース状の粘性物質(タール)となって次第にガス抜き孔
21或いはガスベント入れ子20の壁面に付着し、ガス
抜き作用が充分に行われなくなるといった問題点があ
る。
ィングラインHを利用したガス抜き機構においては、金
型の磨耗によって成形品10にバリが発生するといった
問題点があり、一般にはガスベント入れ子20を用いた
ガス抜きが行われている。上述したように、空気、ガス
は、キャビティー11内からガスベント20を介してガ
ス抜き孔21へと放出されるが、ガス成分の一部がグリ
ース状の粘性物質(タール)となって次第にガス抜き孔
21或いはガスベント入れ子20の壁面に付着し、ガス
抜き作用が充分に行われなくなるといった問題点があ
る。
【0012】このため、ガス抜き孔21或いはガスベン
ト入れ子20には、洗浄液によって付着したタールを除
去するクリーニングが定期的に行われなければならな
い。しかしながら、上述したように従来の成形金型1に
おいては、ガス抜き孔21は、押出しピン17が貫通す
るガイド孔14aに連通されているため、ガイド孔14
aを穿設した受け板14及びガス抜き孔21を穿設した
カセット金型15に亘っての洗浄が必要となる。
ト入れ子20には、洗浄液によって付着したタールを除
去するクリーニングが定期的に行われなければならな
い。しかしながら、上述したように従来の成形金型1に
おいては、ガス抜き孔21は、押出しピン17が貫通す
るガイド孔14aに連通されているため、ガイド孔14
aを穿設した受け板14及びガス抜き孔21を穿設した
カセット金型15に亘っての洗浄が必要となる。
【0013】したがって、この従来の成形金型1のクリ
ーニングは、射出成形機からの成形金型1の取り外し、
固定金型2或いは可動金型12の分解、洗浄液による構
成各部材に付着したタールの洗浄、再組み立ての作業を
経て射出成形機に取り付けることによって行われる。こ
のクリーニング作業は、一般的な成形金型であっても約
8時間程度を要し、しかも取り付け、組み立て或いは調
整等のために熟練した金型技術者を必要とする。
ーニングは、射出成形機からの成形金型1の取り外し、
固定金型2或いは可動金型12の分解、洗浄液による構
成各部材に付着したタールの洗浄、再組み立ての作業を
経て射出成形機に取り付けることによって行われる。こ
のクリーニング作業は、一般的な成形金型であっても約
8時間程度を要し、しかも取り付け、組み立て或いは調
整等のために熟練した金型技術者を必要とする。
【0014】したがって、本発明はガス抜き孔或いはガ
スベント入れ子の壁面に付着したタールのクリーニング
が極めて簡単に行なわれ、またガス抜きの状態を直接視
認することが可能な成形金型を提供することを目的に提
案されたものである。
スベント入れ子の壁面に付着したタールのクリーニング
が極めて簡単に行なわれ、またガス抜きの状態を直接視
認することが可能な成形金型を提供することを目的に提
案されたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係る成形金型は、型締めされた状態で溶融状態の材
料樹脂が射出充填されることによって成形品が成形され
るキャビティーを構成する可動金型と固定金型とからな
り、これら可動金型と固定金型のいずれか一方の金型
に、材料樹脂の充填にともなってキャビティー内に封入
される空気或いはガスを流出させるガスベント入り子を
そのガスベントギャップ部がキャビティー内に臨むよう
にして組み込むとともに、このガスベント入り子を組み
込んだ金型の側面部に、ガスベント入り子を介してキャ
ビティー内から流出した空気或いはガスのガス抜き孔の
開口部を直接開設したことを特徴とする。
明に係る成形金型は、型締めされた状態で溶融状態の材
料樹脂が射出充填されることによって成形品が成形され
るキャビティーを構成する可動金型と固定金型とからな
り、これら可動金型と固定金型のいずれか一方の金型
に、材料樹脂の充填にともなってキャビティー内に封入
される空気或いはガスを流出させるガスベント入り子を
そのガスベントギャップ部がキャビティー内に臨むよう
にして組み込むとともに、このガスベント入り子を組み
込んだ金型の側面部に、ガスベント入り子を介してキャ
ビティー内から流出した空気或いはガスのガス抜き孔の
開口部を直接開設したことを特徴とする。
【0016】また、本発明に係る成形金型は、ガスベン
ト入り子は、キャビテイー内の充填された材料樹脂のウ
エルド発生部に対応した位置に組み込まれることを特徴
とする。
ト入り子は、キャビテイー内の充填された材料樹脂のウ
エルド発生部に対応した位置に組み込まれることを特徴
とする。
【0017】
【作用】以上の構成を備える本発明に係る成形金型によ
れば、溶融状態の材料樹脂の射出充填にともなってラン
ナー又はキュビティー内に滞留していた空気或いは材料
樹脂から発生したガスは、金型に組み込まれたガスベン
ト入り子のガスベントギャップ部からガス抜き孔へと排
出される。ガス抜き孔は、ガスベント入り子を組み込ん
だ金型の側面部に直接開口されているため、成形金型を
射出成形機から取り外すことなく、この開口部から洗浄
液を注入することによって、ガス抜き孔の孔或いはガス
ベント入れ子の壁面に付着したタールの除去が極めて簡
単に行われる。
れば、溶融状態の材料樹脂の射出充填にともなってラン
ナー又はキュビティー内に滞留していた空気或いは材料
樹脂から発生したガスは、金型に組み込まれたガスベン
ト入り子のガスベントギャップ部からガス抜き孔へと排
出される。ガス抜き孔は、ガスベント入り子を組み込ん
だ金型の側面部に直接開口されているため、成形金型を
射出成形機から取り外すことなく、この開口部から洗浄
液を注入することによって、ガス抜き孔の孔或いはガス
ベント入れ子の壁面に付着したタールの除去が極めて簡
単に行われる。
【0018】また、材料樹脂の射出充填工程において、
金型の側面部に開口されたガス抜き孔からのガスの排出
状態が直接視認されるため、クリーニングの必要性を適
宜判断することができる。さらに、キャビテイー内に充
填された材料樹脂のウエルド発生部に位置して金型に組
み込まれたガスベント入り子によって、キャビティー内
の空気或いはガスの排出が極めて有効に行われる。
金型の側面部に開口されたガス抜き孔からのガスの排出
状態が直接視認されるため、クリーニングの必要性を適
宜判断することができる。さらに、キャビテイー内に充
填された材料樹脂のウエルド発生部に位置して金型に組
み込まれたガスベント入り子によって、キャビティー内
の空気或いはガスの排出が極めて有効に行われる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
して詳細に説明する。実施例成形金型1は、上述した従
来の成形金型と同様に、例えば上下一対のハーフを組み
合わせてなるカセットケースの前記上下ハーフのような
角浅皿状の成形品10を成形する成形金型であって、基
本構成にはほとんど同一であるため、簡略化するため同
一部材には同一符号を付す。この成形金型1も、図1及
び図2に概略の構成を示すように、射出成形機の溶融樹
脂を射出するノズル側に取り付けられる固定金型2と、
成形品10を取り出す際に固定金型2から離間動作され
る可動金型12とからなり、これら固定金型2と可動金
型12との相対接合するパーティングラインHに成形品
10の形状に対応したキャビティー11が構成される。
して詳細に説明する。実施例成形金型1は、上述した従
来の成形金型と同様に、例えば上下一対のハーフを組み
合わせてなるカセットケースの前記上下ハーフのような
角浅皿状の成形品10を成形する成形金型であって、基
本構成にはほとんど同一であるため、簡略化するため同
一部材には同一符号を付す。この成形金型1も、図1及
び図2に概略の構成を示すように、射出成形機の溶融樹
脂を射出するノズル側に取り付けられる固定金型2と、
成形品10を取り出す際に固定金型2から離間動作され
る可動金型12とからなり、これら固定金型2と可動金
型12との相対接合するパーティングラインHに成形品
10の形状に対応したキャビティー11が構成される。
【0020】固定金型2及び可動金型12は、成形品押
し出し機構、冷却機構等が組み込まれるとともに、極め
て大きな型締め圧にも充分耐え得る機械的な強度を保持
し、キャビティー11他の各部分の精密加工を簡便なら
しめ或いは射出成形機の金型取り付け部に適合させる等
の種々の理由から、複数の型板が組み合わされて構成さ
れる。なお、実施例成形金型1においては、固定金型2
側は3枚の型板により、また可動金型12側は5枚の型
板によって構成されている。
し出し機構、冷却機構等が組み込まれるとともに、極め
て大きな型締め圧にも充分耐え得る機械的な強度を保持
し、キャビティー11他の各部分の精密加工を簡便なら
しめ或いは射出成形機の金型取り付け部に適合させる等
の種々の理由から、複数の型板が組み合わされて構成さ
れる。なお、実施例成形金型1においては、固定金型2
側は3枚の型板により、また可動金型12側は5枚の型
板によって構成されている。
【0021】すなわち、固定金型2は、射出成形機の溶
融樹脂を供給するノズルと連結されるスプルーブッシュ
3が組み付けられた固定金型取付け板5と、この固定金
型取付け板5との接合面と協動して溶融樹脂の通路とな
るランナー4が設けられたランナーストリッパ板6及び
ゲート7を有するカセット金型8を組み込んだカセット
金型取付け板9とから構成されている。
融樹脂を供給するノズルと連結されるスプルーブッシュ
3が組み付けられた固定金型取付け板5と、この固定金
型取付け板5との接合面と協動して溶融樹脂の通路とな
るランナー4が設けられたランナーストリッパ板6及び
ゲート7を有するカセット金型8を組み込んだカセット
金型取付け板9とから構成されている。
【0022】カセット金型8は、超精密加工を要する型
加工の工程を簡易化しかつ型材の削減を図る等からキャ
ビティー11部分を構成する金型部分をブロック状に形
成したもので、金型取付け板9に精密に組み合わされ
る。また、カセット金型8には図1に示すように、例え
ばカセッシケースの上下ハーフを一対で同時に成形する
ための各2つのキャビティー11が並列した状態で形成
されており、同様のカセット金型8が金型取付け板9の
下方部にも精密に組み合わされている。なお、このカセ
ット金型8は、キャビティー11の雌型部分を構成して
いる。
加工の工程を簡易化しかつ型材の削減を図る等からキャ
ビティー11部分を構成する金型部分をブロック状に形
成したもので、金型取付け板9に精密に組み合わされ
る。また、カセット金型8には図1に示すように、例え
ばカセッシケースの上下ハーフを一対で同時に成形する
ための各2つのキャビティー11が並列した状態で形成
されており、同様のカセット金型8が金型取付け板9の
下方部にも精密に組み合わされている。なお、このカセ
ット金型8は、キャビティー11の雌型部分を構成して
いる。
【0023】また、可動金型12は、複数のガイドピン
13によって上記固定金型2に対して接離自在に支持さ
れた受け板14と、固定金型2側のカセット金型8と協
動してキャビティー11を構成するカセット金型15が
組み込まれたカセット金型取付け板16及び受け板14
と所定の間隔を以ってガイドピン13に移動自在に支持
されるとともに複数の押出しピン17が立設された一対
の押出し板18A、18B、可動金型取付け板19等の
部材によって構成されている。
13によって上記固定金型2に対して接離自在に支持さ
れた受け板14と、固定金型2側のカセット金型8と協
動してキャビティー11を構成するカセット金型15が
組み込まれたカセット金型取付け板16及び受け板14
と所定の間隔を以ってガイドピン13に移動自在に支持
されるとともに複数の押出しピン17が立設された一対
の押出し板18A、18B、可動金型取付け板19等の
部材によって構成されている。
【0024】一方、この可動金型12側のカセット金型
15も、超精密加工を要する型加工の工程を簡易化しか
つ型材の削減を図る等からキャビティー11部分をブロ
ック状に形成したもので、金型取付け板16に精密に組
み合わされる。また、このカセット金型15にも、図1
に示すように、各2つのキャビティー11が並列した状
態で形成されており、同様のカセット金型15が金型取
付け板16の下方部に精密に組み合わされている。な
お、このカセット金型15は、キャビティー11の雄型
部分を構成している。
15も、超精密加工を要する型加工の工程を簡易化しか
つ型材の削減を図る等からキャビティー11部分をブロ
ック状に形成したもので、金型取付け板16に精密に組
み合わされる。また、このカセット金型15にも、図1
に示すように、各2つのキャビティー11が並列した状
態で形成されており、同様のカセット金型15が金型取
付け板16の下方部に精密に組み合わされている。な
お、このカセット金型15は、キャビティー11の雄型
部分を構成している。
【0025】上述したカセット金型15には、それぞれ
ガスベント入り子20が組み込まれている。このガスベ
ント入り子20は、後述する材料樹脂の射出工程におい
て、ゲート7からキャビティー11内に充填される材料
樹脂が最終に充填されるキャビティ11ー内のゲート7
から最も遠い部分、すなわちウエルド発生部に対応して
カセット金型15に組み込まれ、ウエルド発生部に密封
された空気或いはガスをキャビティー11内から放出す
るガス抜き作用を奏する。
ガスベント入り子20が組み込まれている。このガスベ
ント入り子20は、後述する材料樹脂の射出工程におい
て、ゲート7からキャビティー11内に充填される材料
樹脂が最終に充填されるキャビティ11ー内のゲート7
から最も遠い部分、すなわちウエルド発生部に対応して
カセット金型15に組み込まれ、ウエルド発生部に密封
された空気或いはガスをキャビティー11内から放出す
るガス抜き作用を奏する。
【0026】ガスベント入り子20は、図3に示すよう
に、5個のブロック状のベント部材21乃至25からな
り、これら部材に軸線を一致させて穿設した嵌合穴21
a乃至25aに結合ピン26をきつく嵌合することによ
って一体的に組み合わされてユニット化されてなる。両
側部に配設される第1及び第5のベント部材21、25
は、カセット金型15の取り付け部材として機能し、ま
た、中央部の第3のベント部材23は、仕切り板の機能
を奏する。
に、5個のブロック状のベント部材21乃至25からな
り、これら部材に軸線を一致させて穿設した嵌合穴21
a乃至25aに結合ピン26をきつく嵌合することによ
って一体的に組み合わされてユニット化されてなる。両
側部に配設される第1及び第5のベント部材21、25
は、カセット金型15の取り付け部材として機能し、ま
た、中央部の第3のベント部材23は、仕切り板の機能
を奏する。
【0027】これら第1、第3及び第5のベント部材2
1、23、25によって挟持される第2及び第4のベン
ト部材22、24は、両側面部にはベントグルーブ22
c、24cが凹設されるとともに、このガスベント入り
子20をカセット金型15に組み込んだ状態においてキ
ャビティー11に臨むガスベントギャップ22b、24
bがベントグルーブ22c、24cに連通して設けられ
ている。このガスベントギャップ22b、24bは、第
2及び第4のベント部材22、24の側面に、例えば1
0〜20μm程度の極めて微小な深さの凹部として構成
されている。
1、23、25によって挟持される第2及び第4のベン
ト部材22、24は、両側面部にはベントグルーブ22
c、24cが凹設されるとともに、このガスベント入り
子20をカセット金型15に組み込んだ状態においてキ
ャビティー11に臨むガスベントギャップ22b、24
bがベントグルーブ22c、24cに連通して設けられ
ている。このガスベントギャップ22b、24bは、第
2及び第4のベント部材22、24の側面に、例えば1
0〜20μm程度の極めて微小な深さの凹部として構成
されている。
【0028】構成各部材21乃至25を組み合わせた状
態において、キャビティー11に臨むエアーベント入り
子20には微小なスリットとして構成されたガスベント
ギャップ22b、24bが開口する。キャビティー11
内に材料樹脂が高圧で充填された場合、ガスベントギャ
ップ22b、24bから材料樹脂が漏出することは無い
が、キャビティー11内に密封された空気或いはガス
は、このガスベントギャップ22b、24bから放出さ
れる。
態において、キャビティー11に臨むエアーベント入り
子20には微小なスリットとして構成されたガスベント
ギャップ22b、24bが開口する。キャビティー11
内に材料樹脂が高圧で充填された場合、ガスベントギャ
ップ22b、24bから材料樹脂が漏出することは無い
が、キャビティー11内に密封された空気或いはガス
は、このガスベントギャップ22b、24bから放出さ
れる。
【0029】カセット金型15には、組み込んだガスベ
ント入り子20のベントグルーブ22c、24cに連通
するガス抜き孔30が穿設されている。このガス抜き孔
30は、カセット金型15を貫通してカセット金型取付
け板16を介して一体化された受け板14に亘って設け
られており、図1に示すように、この受け板14の型移
動方向と平行する側面部に開口する開口部31を有して
いる。
ント入り子20のベントグルーブ22c、24cに連通
するガス抜き孔30が穿設されている。このガス抜き孔
30は、カセット金型15を貫通してカセット金型取付
け板16を介して一体化された受け板14に亘って設け
られており、図1に示すように、この受け板14の型移
動方向と平行する側面部に開口する開口部31を有して
いる。
【0030】したがって、このガス抜き孔30は、キャ
ビティー11から開口部31の間に亘って一種の閉回路
として構成される。また、このガス抜き孔30は、開口
部31が受け板14の型移動方向と平行する側面部に開
口されることによって外部から直接視認可能な位置に設
けられることになる。
ビティー11から開口部31の間に亘って一種の閉回路
として構成される。また、このガス抜き孔30は、開口
部31が受け板14の型移動方向と平行する側面部に開
口されることによって外部から直接視認可能な位置に設
けられることになる。
【0031】実施例成形金型1は、以上のように構成さ
れるものであるから、射出成形機に取り付けられた成形
金型1は、図2に示すように、固定金型2と可動金型1
2とがパーティングラインHで接合されるように型締め
が行われる。次に、射出成形機のスクリューが動作され
てシリンダー内に溶融された材料樹脂がスプルーブッシ
ュ3からランナー4へと、高温高圧の状態で送り込まれ
る。ランナー4に送り込まれた材料樹脂は、さらにゲー
ト7を介してキャビティー11中へと射出充填される。
材料樹脂に圧力をかけた状態のまま一定時間保圧し、ゲ
ート7部分の材料樹脂が固化したならば圧力を開放して
材料樹脂がキャビティー11内で固化する時間をおく。
れるものであるから、射出成形機に取り付けられた成形
金型1は、図2に示すように、固定金型2と可動金型1
2とがパーティングラインHで接合されるように型締め
が行われる。次に、射出成形機のスクリューが動作され
てシリンダー内に溶融された材料樹脂がスプルーブッシ
ュ3からランナー4へと、高温高圧の状態で送り込まれ
る。ランナー4に送り込まれた材料樹脂は、さらにゲー
ト7を介してキャビティー11中へと射出充填される。
材料樹脂に圧力をかけた状態のまま一定時間保圧し、ゲ
ート7部分の材料樹脂が固化したならば圧力を開放して
材料樹脂がキャビティー11内で固化する時間をおく。
【0032】次に、ガイドピン13に沿って可動金型1
2が固定金型2から離間動作されるいわゆる型開き動作
が行われることによって、図示しないがキャビティー1
1内で固化した成形品10は可動金型12側のカセット
金型15に付いた状態で固定金型2側から離れる。押出
し板18A、18Bが可動金型12の型開き動作とは逆
方向の固定金型2側へと動作することによって、可動金
型12側に付いた成形品10が開放された固定金型2と
可動金型12との間に構成された間隙を介して突き出さ
れる。なお、型開き動作に際して、固定金型2側のラン
ナーストリッパ板6及び金型取付け板9も相対動作さ
れ、ランナー4に充填された材料樹脂がキャビティー1
1の成形品10から切断される。
2が固定金型2から離間動作されるいわゆる型開き動作
が行われることによって、図示しないがキャビティー1
1内で固化した成形品10は可動金型12側のカセット
金型15に付いた状態で固定金型2側から離れる。押出
し板18A、18Bが可動金型12の型開き動作とは逆
方向の固定金型2側へと動作することによって、可動金
型12側に付いた成形品10が開放された固定金型2と
可動金型12との間に構成された間隙を介して突き出さ
れる。なお、型開き動作に際して、固定金型2側のラン
ナーストリッパ板6及び金型取付け板9も相対動作さ
れ、ランナー4に充填された材料樹脂がキャビティー1
1の成形品10から切断される。
【0033】ところで、射出成形機から溶融された材料
樹脂が成形金型1に高温高圧で射出される際に、ランナ
ー4内に滞留している空気或いは溶融状態の材料樹脂か
ら発生するガスは、キャビティ11内に滞留した空気と
ともにキャビティ11のウエルド発生部に密閉圧縮さ
れ、このウエルド発生部に対応して組み込まれたガスベ
ント入れ子20のガスベントギャップ22b、24bを
介してガス抜き孔30へと放出される。そして、ガス抜
き孔30放出された空気、ガスは、受け板14の側面に
開口された開口部31から成形金型1の外部へと放出さ
れる。
樹脂が成形金型1に高温高圧で射出される際に、ランナ
ー4内に滞留している空気或いは溶融状態の材料樹脂か
ら発生するガスは、キャビティ11内に滞留した空気と
ともにキャビティ11のウエルド発生部に密閉圧縮さ
れ、このウエルド発生部に対応して組み込まれたガスベ
ント入れ子20のガスベントギャップ22b、24bを
介してガス抜き孔30へと放出される。そして、ガス抜
き孔30放出された空気、ガスは、受け板14の側面に
開口された開口部31から成形金型1の外部へと放出さ
れる。
【0034】上述したように、ガス抜き孔30の開口部
31は、型移動方向と平行な受け板14の側面に開口さ
れていることにより、ガス抜き動作の状態を外部から直
接視認することが可能となる。したがって、ガス抜き孔
30の開口部31から放出されるガスの状態によって、
ガス抜き孔30の孔壁に付着したタールの状態が推察さ
れ、クリーニングの要否が判断される。
31は、型移動方向と平行な受け板14の側面に開口さ
れていることにより、ガス抜き動作の状態を外部から直
接視認することが可能となる。したがって、ガス抜き孔
30の開口部31から放出されるガスの状態によって、
ガス抜き孔30の孔壁に付着したタールの状態が推察さ
れ、クリーニングの要否が判断される。
【0035】ガス抜き孔30のクリーニングは、受け板
14の側面に開口された開口部31にシンナー、トリク
レン等の適宜の溶剤からなる洗浄液を注入することによ
って行われる。この場合、洗浄液を比較的高圧の状態で
開口部31から注入するとより効果的である。開口部3
1から注入された洗浄液は、ガス抜き孔30からベント
グルーブ22c、24cを介してガスベントギャップ2
2b、24bから成形金型1の外部へと流出する。この
とき、各部の壁面に付着したタールは洗浄液によって洗
い流される。このクリーニング作業は、1回路について
1〜数分で行うことができる。
14の側面に開口された開口部31にシンナー、トリク
レン等の適宜の溶剤からなる洗浄液を注入することによ
って行われる。この場合、洗浄液を比較的高圧の状態で
開口部31から注入するとより効果的である。開口部3
1から注入された洗浄液は、ガス抜き孔30からベント
グルーブ22c、24cを介してガスベントギャップ2
2b、24bから成形金型1の外部へと流出する。この
とき、各部の壁面に付着したタールは洗浄液によって洗
い流される。このクリーニング作業は、1回路について
1〜数分で行うことができる。
【0036】なお、上述した成形金型1は、いわゆるコ
ールドランナー形のカセット金型でありゲートはピンポ
イントゲートである成形金型を示したが、本発明はホッ
トランナー形の成形金型であってもよく、またサブマリ
ンゲート、ダイレクトゲート等の各種ゲート構造の成形
金型にも適用されることは勿論である。
ールドランナー形のカセット金型でありゲートはピンポ
イントゲートである成形金型を示したが、本発明はホッ
トランナー形の成形金型であってもよく、またサブマリ
ンゲート、ダイレクトゲート等の各種ゲート構造の成形
金型にも適用されることは勿論である。
【0037】さらに、上述した成形金型1は、ガスベン
ト入れ子を可動金型側のカセット金型に組み込んだが、
例えば固定金型側に成形品が添着されるように構成した
成形金型等においては、この固定金型側にガスベント入
れ子を配設するとともにこのガスベント入れ子のガスベ
ントギャップに連通するガス抜き孔およびその開口部を
設けるようにしてもよい。
ト入れ子を可動金型側のカセット金型に組み込んだが、
例えば固定金型側に成形品が添着されるように構成した
成形金型等においては、この固定金型側にガスベント入
れ子を配設するとともにこのガスベント入れ子のガスベ
ントギャップに連通するガス抜き孔およびその開口部を
設けるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る成形金型によれば、ガスベント入れ子に連通するガス
抜き孔の開口部を、金型の型移動方向と平行な側面に直
接開設したものであるから、この開口部から洗浄液を直
接注入してガス抜き孔或いはガスベント入れ子のベント
グルーブ、ガスベントギャップ等の壁面に付着したター
ルを除去することができ、クリーニング作業の大幅な合
理化が図られる。また、成形時にガス抜きの状態が直接
視認することができるため、クリーニング作業の時期を
的確に把握することができ、以って精度の高い成形を維
持することができる。
る成形金型によれば、ガスベント入れ子に連通するガス
抜き孔の開口部を、金型の型移動方向と平行な側面に直
接開設したものであるから、この開口部から洗浄液を直
接注入してガス抜き孔或いはガスベント入れ子のベント
グルーブ、ガスベントギャップ等の壁面に付着したター
ルを除去することができ、クリーニング作業の大幅な合
理化が図られる。また、成形時にガス抜きの状態が直接
視認することができるため、クリーニング作業の時期を
的確に把握することができ、以って精度の高い成形を維
持することができる。
【図1】本発明に係る成形金型の要部斜視図である。
【図2】同成形金型の要部縦断面図である。
【図3】同成形金型に備えられるガスベント入れ子の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図4】従来の成形金型の要部縦断面図である。
1・・・成形金型 2・・・固定金型 3・・・スプルーブッシュ 4・・・ランナー 5・・・固定金型取付け板 6・・・ランナーストリッパ板 7・・・ゲート 8・・・カセット金型 9・・・カセット金型取付け板 10・・・成形品 11・・・キャビティー 12・・・可動金型 14・・・受け板 15・・・カセット金型 16・・・カセット金型取付け板 17・・・押し出しピン 18・・・押し出し板 19・・・可動金型取付け板 20・・・ガスベント入れ子 22b、24b・・・ガスベントギャップ 22c、24c・・・ベントグルーブ 30・・・ガス抜き孔 31・・・開口部 H・・・パーティングライン
Claims (2)
- 【請求項1】 型締めされた状態で溶融状態の材料樹脂
が射出充填されることによって成形品が成形されるキャ
ビティーを構成する可動金型と固定金型とからなる成形
金型において、 可動金型と固定金型のいずれか一方の金型に、材料樹脂
の充填にともなってキャビティー内に封入される空気或
いはガスを流出させるガスベント入り子をそのガスベン
トギャップ部がキャビティー内に臨むようにして組み込
むとともに、このガスベント入り子を組み込んだ金型の
型移動方向と平行な側面部に、ガスベント入り子を介し
てキャビティー内から流出した空気或いはガスのガス抜
き孔の開口部を直接開設したことを特徴とする成形金
型。 - 【請求項2】 ガスベント入り子は、キャビティー内に
充填された材料樹脂のウエルド発生部に対応した位置に
組み込まれることを特徴とする請求項1記載の成形金
型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20841793A JPH0740396A (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | 成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20841793A JPH0740396A (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | 成形金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0740396A true JPH0740396A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16555892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20841793A Pending JPH0740396A (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | 成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740396A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007261196A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Toyoda Gosei Co Ltd | 箱状樹脂成形品の製造方法 |
| CN106217699A (zh) * | 2016-07-22 | 2016-12-14 | 深圳天珑无线科技有限公司 | 浇注模具 |
-
1993
- 1993-07-31 JP JP20841793A patent/JPH0740396A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007261196A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Toyoda Gosei Co Ltd | 箱状樹脂成形品の製造方法 |
| CN106217699A (zh) * | 2016-07-22 | 2016-12-14 | 深圳天珑无线科技有限公司 | 浇注模具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030430 |