JPH0740472U - 封緘具 - Google Patents

封緘具

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JPH0740472U
JPH0740472U JP6029392U JP6029392U JPH0740472U JP H0740472 U JPH0740472 U JP H0740472U JP 6029392 U JP6029392 U JP 6029392U JP 6029392 U JP6029392 U JP 6029392U JP H0740472 U JPH0740472 U JP H0740472U
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康夫 田中
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株式会社タナカ産業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が容易で安価であり、錆びず他の物を汚
したり傷つけることがない封緘具を提供する。 【構成】 厚手の剛性を有した合成樹脂フィルムで平面
的な封緘具本体を形成し、該封緘具本体には一対の切起
翼片部を対設し、上記切起翼片部は、基端部側の幅が封
筒の蓋部に開穿した係止孔の直径より短くすると共に、
係止孔が適合する位置内より外側に突出しない間隔に配
置し、基端部より先端側に向かってはその幅を上記係止
孔の直径と略一致するまで急激に拡幅して、さらにその
先端側は先端側に向かって順次緩やかにその幅を縮小す
る差し込み導入部となす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トンボ金具と称されている封緘具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、トンボ金具付き封筒が諸外国で汎用されている。このトンボ金具付き封 筒は、「図6」に示すごとく、封筒20の蓋部22側に係止孔23を開穿し、封 筒本体部21側にはトンボ金具10を取り付けてある。このトンボ金具10は、 アルミ、シンチュウ等の金属薄板を打ち抜き成型し、中央本体部1aの両側に一 対の翼片部2a,2aを突設し、さらに、この中央本体部1aには、一対の止着 用足片3,3を突設してなる。
【0003】 なお、封筒本体部21には、上記止着用足片3,3を貫入するための固定用通 孔(図示せず)を設けておき、トンボ金具10は、その止着用足片3,3を該固 定用通孔より封筒本体部21内に差し込み、その先端側を封筒本体部21内で折 り曲げて封筒20に固定してある。さらに、該封筒20の内側には折り曲げた止 着用足片3,3を覆い隠す紙片25を貼付してなる。
【0004】 そして、上記従来のトンボ金具10は、通常は両翼片部2a,2aを図示のご とく中央本体部1aと共に水平状態となしておき、封を閉じる場合は、両翼片部 2a,2aを直角状に(両側を図上方に)折り曲げ、蓋部22を折り曲げる際に 係止孔23内に該翼片部2a,2aを挿通し、蓋部22を閉じた後、両翼片部2 a,2aの折り曲げを戻して蓋部22を開かないように係止するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のトンボ金具付封筒及びトンボ金具10は、以下のごとき課 題を有し、わが国では現在ほとんど使用されなくなっている。 「課題1」 わが国の気象条件が多湿であるため金属製のトンボ金具は錆び易 く、体裁を保持できなかったり、錆びが他の物に付着することがある。 「課題2」 トンボ金具(特に、翼片部2a,2a)が、指を傷つけたり爪の 間に入って怪我をする原因となるおそれがある。 「課題3」 封筒携行時にトンボ金具(特に、翼片部2a,2a)が衣服に引 っ掛かって衣服を破損することがある。 「課題4」 トンボ金具を打ち抜き成型するプレス型が高価であり、また、ト ンボ金具を封筒に取り付ける際に細かい手作業を必要とするため高価なものとな る。 「課題5」 トンボ金具は比較的肉厚、あるいは立体的となり、多数の封筒を 重ねると局所的に大きな厚みの相違を生じ安定性がなく取り扱いにくくなり、さ らには、重なった他の封筒及びトンボ金具を傷つけたり汚したりすることもある 。
【0006】 そこで本考案は上記課題を解決すべくなされたもので、比較的薄くて平面的で 、製造が容易で安価であり、錆びず他の物を汚したり傷つけることがない封緘具 を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範囲を要旨とする本考案の構成は 前述課題を解決するために、厚手の剛性を有した合成樹脂フィルムで平面的な封 緘具本体1を形成し、該封緘具本体1には一対の切起翼片部2,2を対設し、 上記両切起翼片部2は、切り起しのために折り曲げる基端部31側の幅が封筒 20の蓋部22に開穿した係止孔23の直径より短くすると共に、両基端部31 ,31を該係止孔23が適合する位置内より外側に突出しない間隔に配置し、さ らに、上記基端部31より先端側に向かってはその幅を上記係止孔23の直径と 略一致するまで急激に拡幅して係止孔23が適合する位置内より外側に突出する 部位で最大幅部32となし、該最大幅部32より先端側は先端側に向かって順次 緩やかにその幅を縮小する差し込み導入部33となした技術的手段を講じたもの である。
【0008】
【作用】
次に、本考案封緘具の作用を説明する。本考案封緘具は二通りの使用法があり 、第一の使用法は「図4」に最も明らかに示すごとく切起翼片部2,2が、封筒 20の封筒本体部21と蓋部22とを共に貫通して使用する例で、第二の使用法 は「図5」に最も明らかに示すごとく切起翼片部2,2が、封筒20の蓋部22 のみを貫通して使用する例である。
【0009】 第一の使用例は、本考案封緘具と封筒20とを別個に用意し、封筒20には封 筒本体部21(図では、この封筒本体部21は一枚に表示してあるが、「図5」 例のように表側シート地21aと裏側シート21bとが重なって二枚となる場合 もあり、さらには、この裏側シート21bが貼りあわせて二重となっている場合 は三枚重ねとなる場合もある。)と蓋部22との双方に、該蓋部22を折り曲げ て閉じた状態で適合する位置にそれぞれ係止通孔23,23aを設け、封緘する 際は先ず蓋部22を折り曲げて閉じ、封緘具本体1はその翼片部2,2を「図2 」に示すように直角状に折り曲げた状態に保持し、封筒20の封筒本体部21の 表面側から、その翼片部2,2を両係止通孔23,23a内を挿通させ裏側に貫 出させ、両翼片部2,2の折り曲げ状態の保持を解放すると、該翼片部2,2は その剛性で水平状態に戻り蓋部22を閉じた状態に係止する作用を呈する。
【0010】 第二の使用例は、本考案封緘具を封筒20に予め固定しておくもので、封緘具 本体1の裏面側に粘着剤層5を塗布しておき、該封緘具本体1はその粘着剤層5 によって封筒本体部21の裏面側に貼付し、翼片部2、2は蓋部22の係止通孔 23のみを貫通して蓋部22を係止する。
【0011】 また、上記両切起翼片部2は、切り起しのために折り曲げる基端部31側の幅 が封筒20の蓋部22に開穿した係止孔23の直径より短くすると共に、両基端 部31,31を該係止孔23が適合する位置内より外側に突出しない間隔に配置 し、さらに、上記基端部31より先端側に向かってはその幅を上記係止孔23の 直径と略一致するまで急激に拡幅して係止孔23が適合する位置内より外側に突 出する部位で最大幅部32となし、該最大幅部32より先端側は先端側に向かっ て順次緩やかにその幅を縮小する差し込み導入部33となしてあるので、該両切 起翼片部2を係止孔23内に挿通すると、両切起翼片部2,2の基端部31,3 1は係止孔23内に入るが、最大幅部32,32は係止孔23の外側に位置して いるため。この、最大幅部32,32は両切起翼片部2が係止孔23より抜ける のを防止するストッパーの作用を呈する。
【0012】 なお、切起翼片部2を係止孔23内に挿入または抜き取る場合は、最大幅部3 2が係止孔23内を通過することになる。そして、両切起翼片部2を「図2」の 様に直角に折り曲げて係止孔23内を通過しようとすると両切起翼片部2は係止 孔の中心を通過しないので、直径と略同一の幅を有する最大幅部32の通過は困 難となるが、該切起翼片部2も厚手の剛性を有した合成樹脂フィルムで構成され ているので、無理にその幅より狭いところを通すと撓み湾曲して最大幅部32よ り狭い間隙を通過できることになる作用を呈する。
【0013】
【実施例】
次に、本考案の実施例を添付図面にしたがって説明する。図中、1が封緘具本 体で、この、封緘具本体は厚手の剛性を有した合成樹脂フィルムで平面的に構成 されてなる。
【0014】 上記剛性を有した合成樹脂フィルムとしては各種合成樹脂を利用でき、本実施 例では厚み0.2mmのテトロン樹脂フィルムを使用したが、通常、合成樹脂を フィルムに成型する際は可塑剤を混融するので、この可塑剤の混入量を調整する ことで剛性を適宜調整でき、合成樹脂の種類は他の種々のものが利用できるのは 無論である。なお、この合成樹脂フィルムは異種類(装飾のための、金属蒸着も 含む)を積層したものを使用してもよい。また、この合成樹脂フィルムは後記切 起翼片部2を繰り返し折り曲げるため折曲強度に優れたものを選定することが望 ましい。
【0015】 また、上記封緘具本体1は、合成樹脂フィルムを適宜形状(図示例では、略楕 円形)に型抜して得ればよい。
【0016】 そして、上記封緘具本体1には一対の切起翼片部2,2を対設してある。この 切起翼片部2は、封緘具本体1に一部を残したリング状の切り溝を設けて形成す ればよく、この切り溝は一部が封緘具本体1の輪郭と重なってもよい。
【0017】 そして、上記切起翼片部2,2は、切り起しのために折り曲げる基端部31側 の幅が封筒20の蓋部22に開穿した係止孔23の直径より短くすると共に、両 基端部31,31を該係止孔23が適合する位置内より外側に突出しない間隔に 配置し、さらに、上記基端部31より先端側に向かってはその幅を上記係止孔2 3の直径と略一致するまで急激に拡幅して係止孔23が適合する位置内より外側 に突出する部位で最大幅部32となし、該最大幅部32より先端側は先端側に向 かって順次緩やかにその幅を縮小する差し込み導入部33となしてある。
【0018】 すなわち、切起翼片部2は基端部31が封緘具本体1に一体連結し、該基端部 31側が幅が広いトンボの羽形をしており、両切起翼片部2,2の基端部31, 31は、その幅が封筒20の蓋部22に開穿した係止孔23の直径より短くする と共に、両基端部31,31を該係止孔23が適合する位置内より外側に突出し ない間隔に配置して、該係止孔23内に入ることができる様になしてある。
【0019】 なお、上記切起翼片部2の基端部31の両端には小通孔6,6(図1参照)を 設けてある。この小通孔6,6の目的は封緘具本体1が切り裂かれるの防止する ためのものであるのは無論であるが、別の目的としてはこの小通孔6,6が前記 係止孔23の縁部に適合することによって「図5」の使用例の場合に多少の位置 ずれがあっても、この小通孔6,6の空間で両切起翼片部2,2が係止孔23に 挿入可能となすためである。
【0020】 また、上記最大幅部32は実施では係止孔23より多少大きく設定したが、こ の最大幅部32を設けた目的は作用の項で説明したストッパー作用を得るためで 、切起翼片部2の基端部31は係止孔23内に入るが、この最大幅部32は係止 孔23の外側に位置しその幅は、基端部31の幅方向の延長直線が係止孔23と 交わる2点間の距離より大きければよい。また、上記差し込み導入部33の先端 は円弧状となして、係止孔23内に挿入し易くなしておくのが望ましいのは無論 である。
【0021】 なお、図中、5は粘着剤層を示すもので、「図5」の使用例の場合に塗布する もので、「図4」の使用例の場合は不要である。この粘着剤層5は、図では必ず しも明確ではないが、切起翼片部2,2は塗布しないもので、予め該粘着剤層5 を塗布した合成樹脂フィルムを抜き打ち成形する場合は「図1」の上部と下部と に部分的に塗布したものを使用すればよい。
【0022】 なお、「図5」の使用例の場合は封筒20に本考案封緘具を貼付した状態で提 供されるのが一般的であるが、封筒20と本考案封緘具とを別個に提供してもよ く、この場合は封緘具本体1の裏面に接着剤層5を塗布し、さらにその裏面に図 示しない剥離紙を接合しておくとよい。
【0023】
【考案の効果】
本考案は上記のごときで、厚手の剛性を有した合成樹脂フィルムを型抜きして 製造できるため、製造が容易で安価に提供でき、錆びの発生は無論なく、人や物 に触れても怪我や、破損の心配のない封緘具を提供することができるものである 。
【0024】 また、本考案は全体の形状が平面的であるので、本考案封緘具で封緘した封筒 を多数枚重ねても安定性がよく、また、従来は小さい本体部から一対の翼片部2 a,2aを突設したのに対して、逆に大きな封緘具本体1より切起翼片部2,2 を切り起こすようになしたため、「図4」の使用例においても封筒の両側から確 実に封緘でき、「図5」の使用例では面積が広いので確実強固に封筒に貼付でき る信頼性に富んだ封緘具を提供できるものである。
【0025】 また、本考案は従来の金属製に比較して、軽量化でき、少量印刷も可能である という効果をも兼有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案封緘具の位置実施例を示す平面図であ
る。
【図2】切起翼片部を折り曲げた状態での斜視図であ
る。
【図3】封筒に取り付けた状態での背面図である。
【図4】「図4」の要部横断面図である。
【図5】別の実施例における「図4」の要部横断面図で
ある。
【図6】従来のトンボ金具付き封筒の斜視図である。
【符号の説明】
1 封緘具本体 2 切起翼片部 20 封筒 22 蓋部 23 係止孔 31 基端部 32 最大幅部 33 差し込み導入部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚手の剛性を有した合成樹脂フィルムで
    平面的な封緘具本体(1)を形成し、該封緘具本体
    (1)には一対の切起翼片部(2,2)を対設し、 上記切起翼片部(2,2)は、切り起しのために折り曲
    げる基端部(31)側の幅が封筒(20)の蓋部(2
    2)に開穿した係止孔(23)の直径より短くすると共
    に、両基端部(31,31)を該係止孔(23)が適合
    する位置内より外側に突出しない間隔に配置し、さら
    に、上記基端部(31)より先端側に向かってはその幅
    を上記係止孔(23)の直径と略一致するまで急激に拡
    幅して係止孔(23)が適合する位置内より外側に突出
    する部位で最大幅部(32)となし、該最大幅部(3
    2)より先端側は先端側に向かって順次緩やかにその幅
    を縮小する差し込み導入部(33)となした封緘具。
JP1992060293U 1992-08-04 1992-08-04 封緘具 Expired - Lifetime JPH082108Y2 (ja)

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JPH082108Y2 JPH082108Y2 (ja) 1996-01-24

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