JPH074052B2 - インバ−タと商用電源との同期切り換え方法及びその装置 - Google Patents
インバ−タと商用電源との同期切り換え方法及びその装置Info
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- JPH074052B2 JPH074052B2 JP60003080A JP308085A JPH074052B2 JP H074052 B2 JPH074052 B2 JP H074052B2 JP 60003080 A JP60003080 A JP 60003080A JP 308085 A JP308085 A JP 308085A JP H074052 B2 JPH074052 B2 JP H074052B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はインバータと商用電源との同期切り換え方法及
びその装置に関するものである。
びその装置に関するものである。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 一般にインバータにより電力を負荷に供給する場合、イ
ンバータの故障時や点検時にインバータから商用電源に
切り換えて商用電源から負荷に電力を供給することがあ
る。インバータと商用電源との間で瞬間的に切り換える
場合、インバータには無負荷と定格負荷との間の負荷変
動が起こるためインバータの出力電圧に過渡変動が発生
する。第2図は、インバータと商用電源との間で切り換
えを行つた場合の電圧変動を示す図であり、(i)はイ
ンバータの出力電圧、(ii)は商用電源の電圧、(ii
i)は負荷にかかる電圧を夫々示し、時刻t1にて商用電
源からインバータに切り換えられ、時刻t2にてインバー
タから商用電源に切り換えられた状態を表わしている。
同図からもわかるように、切り換え時にインバータの出
力電圧に過渡変動が生じ、特に商用電源からインバータ
に切り換えるときにその過渡電圧変動の程度が大きい。
ンバータの故障時や点検時にインバータから商用電源に
切り換えて商用電源から負荷に電力を供給することがあ
る。インバータと商用電源との間で瞬間的に切り換える
場合、インバータには無負荷と定格負荷との間の負荷変
動が起こるためインバータの出力電圧に過渡変動が発生
する。第2図は、インバータと商用電源との間で切り換
えを行つた場合の電圧変動を示す図であり、(i)はイ
ンバータの出力電圧、(ii)は商用電源の電圧、(ii
i)は負荷にかかる電圧を夫々示し、時刻t1にて商用電
源からインバータに切り換えられ、時刻t2にてインバー
タから商用電源に切り換えられた状態を表わしている。
同図からもわかるように、切り換え時にインバータの出
力電圧に過渡変動が生じ、特に商用電源からインバータ
に切り換えるときにその過渡電圧変動の程度が大きい。
このような過渡電圧変動を抑えるために従来ではインバ
ータの容量アツプや切り換え時の過渡電圧変動分補正回
路の利用、或いはサイリスタスイツチによる位相投入等
の対策が実施されているが、いずれの場合も切り換え手
段としてサイリスタスイツチ等のハイスピードスイツチ
が必要とされる上、そのような対策を行つてもなおかつ
切り換え時の過渡電圧変動が大きい。
ータの容量アツプや切り換え時の過渡電圧変動分補正回
路の利用、或いはサイリスタスイツチによる位相投入等
の対策が実施されているが、いずれの場合も切り換え手
段としてサイリスタスイツチ等のハイスピードスイツチ
が必要とされる上、そのような対策を行つてもなおかつ
切り換え時の過渡電圧変動が大きい。
本発明はこのような背景にもとづいてなされたものであ
り、簡易な手段によつて切り換え時の過渡電圧変動を小
さく抑えることのできるインバータと商用電源との同期
切り換え方法及びその装置を提供することを目的とする
ものである。
り、簡易な手段によつて切り換え時の過渡電圧変動を小
さく抑えることのできるインバータと商用電源との同期
切り換え方法及びその装置を提供することを目的とする
ものである。
問題点を解決するための手段 本発明方法は、商用電源の給電用開閉器及びインバータ
の給電用開閉器の切り換えにより商用電源とインバータ
との間で負荷への切り換えを同期して行う方法におい
て、商用電源の給電時には、インバータを商用電源に同
期して運転し、商用電源の給電からインバータの給電へ
の移行時には、商用電源の給電用開閉器及びインバータ
の給電用開閉器を閉成し、商用電源の有効電力及び無効
電力を検出して、有効電力に対応する有効電力信号と周
波数設定信号との加算値にもとづいてインバータの周波
数を制御すると共に、インバータの電圧に対応する電圧
検出信号及び電圧設定信号の偏差分と無効電力に対応す
る無効電力信号との加算値にもとづいてインバータの電
圧を制御し、商用電源の電流値が設定値以下になつたと
きに商用電源の給電用開閉器を開成し、インバータの給
電時には、商用電源及びインバータの電圧位相差に対応
する位相差信号と周波数設定信号との偏差分にもとづい
てインバータの周波数を制御すると共に、インバータの
電圧に対応する電圧検出信号と電圧設定信号との偏差に
もとづいてインバータの電圧を制御するようにしたもの
である。
の給電用開閉器の切り換えにより商用電源とインバータ
との間で負荷への切り換えを同期して行う方法におい
て、商用電源の給電時には、インバータを商用電源に同
期して運転し、商用電源の給電からインバータの給電へ
の移行時には、商用電源の給電用開閉器及びインバータ
の給電用開閉器を閉成し、商用電源の有効電力及び無効
電力を検出して、有効電力に対応する有効電力信号と周
波数設定信号との加算値にもとづいてインバータの周波
数を制御すると共に、インバータの電圧に対応する電圧
検出信号及び電圧設定信号の偏差分と無効電力に対応す
る無効電力信号との加算値にもとづいてインバータの電
圧を制御し、商用電源の電流値が設定値以下になつたと
きに商用電源の給電用開閉器を開成し、インバータの給
電時には、商用電源及びインバータの電圧位相差に対応
する位相差信号と周波数設定信号との偏差分にもとづい
てインバータの周波数を制御すると共に、インバータの
電圧に対応する電圧検出信号と電圧設定信号との偏差に
もとづいてインバータの電圧を制御するようにしたもの
である。
本発明装置は、商用電源の給電用開閉器及びインバータ
の給電用開閉器の切り換えにより商用電源とインバータ
との間で負荷への切り換えを同期して行うものであつ
て、商用電源及びインバータの電圧位相差に対応する位
相差信号と周波数設定信号との偏差分を第1の演算部で
求めると共に、インバータの電圧検出信号と電圧設定信
号との偏差分を第2の演算部で求め、これら偏差分にも
とづいてインバータの周波数及び電圧を制御するものに
おいて、商用電源に係る電圧検出信号及び電流検出信号
にもとづき商用電源の有効電力及び無効電力を求める電
力算出部と、この電力算出部よりの有効電力信号及び無
効電力信号を夫々零電力に対応する信号と突き合わせて
その偏差を増幅する第1の偏差増幅部及び第2の偏差増
幅部と、前記位相差信号の信号ラインを給断する第1の
スイツチと、前記電力算出部よりの有効電力信号及び無
効電力信号を同時に給断する第2のスイツチとを設け、
前記第1の演算部及び第2の演算部を、夫々第1の偏差
増幅器よりの出力信号及び第2の偏差増幅器よりの出力
信号を前記偏差分に加算するように構成し、商用電源の
給電時には第1のスイツチ及び第2のスイツチを夫々閉
成及び開成して同期制御モードとし、商用電源の給電か
らインバータの給電への移行時には商用電源の給電用開
閉器及びインバータの給電用開閉器をいずれも閉成する
と共に前記第1のスイツチ及び第2のスイツチを夫々開
成及び閉成して電力制御モードとし、商用電源に係る電
流検出信号が設定値以下になつたときに前記電力制御モ
ードから同期制御モードに切り換え且つ商用電源の給電
用開閉器を開成する切り換え制御部を設けて成るもので
ある。このような構成の装置においては、商用電源の給
電指令が切り換え制御部に入力されているときには、商
用電源の給電用開閉器及びインバータの給電用開閉器が
夫々閉成及び開成されると共に第1のスイツチ及び第2
のスイツチが夫々閉成及び開成されていて同期制御モー
ドとされており、インバータは商用電源に同期して定格
電圧を出力している。インバータの給電指令が切り換え
制御部に入力されると、インバータの給電用開閉器が閉
成されると共に、第1のスイツチ及び第2のスイツチが
夫々開成及び閉成されて電力制御モードに切り換えられ
る。これにより商用電源及びインバータが並列運転さ
れ、商用電源の有効電力及び無効電力が零となるように
インバータの周波数及び電圧が制御される。そして商用
電源の電流検出部よりの電流検出信号が設定値以下にな
つたときに切り換え制御部よりの切り換え指令により同
期制御モードに切り換えられ、且つ商用電源の給電用開
閉器が開成され、その後インバータにより負荷に電力が
供給される。
の給電用開閉器の切り換えにより商用電源とインバータ
との間で負荷への切り換えを同期して行うものであつ
て、商用電源及びインバータの電圧位相差に対応する位
相差信号と周波数設定信号との偏差分を第1の演算部で
求めると共に、インバータの電圧検出信号と電圧設定信
号との偏差分を第2の演算部で求め、これら偏差分にも
とづいてインバータの周波数及び電圧を制御するものに
おいて、商用電源に係る電圧検出信号及び電流検出信号
にもとづき商用電源の有効電力及び無効電力を求める電
力算出部と、この電力算出部よりの有効電力信号及び無
効電力信号を夫々零電力に対応する信号と突き合わせて
その偏差を増幅する第1の偏差増幅部及び第2の偏差増
幅部と、前記位相差信号の信号ラインを給断する第1の
スイツチと、前記電力算出部よりの有効電力信号及び無
効電力信号を同時に給断する第2のスイツチとを設け、
前記第1の演算部及び第2の演算部を、夫々第1の偏差
増幅器よりの出力信号及び第2の偏差増幅器よりの出力
信号を前記偏差分に加算するように構成し、商用電源の
給電時には第1のスイツチ及び第2のスイツチを夫々閉
成及び開成して同期制御モードとし、商用電源の給電か
らインバータの給電への移行時には商用電源の給電用開
閉器及びインバータの給電用開閉器をいずれも閉成する
と共に前記第1のスイツチ及び第2のスイツチを夫々開
成及び閉成して電力制御モードとし、商用電源に係る電
流検出信号が設定値以下になつたときに前記電力制御モ
ードから同期制御モードに切り換え且つ商用電源の給電
用開閉器を開成する切り換え制御部を設けて成るもので
ある。このような構成の装置においては、商用電源の給
電指令が切り換え制御部に入力されているときには、商
用電源の給電用開閉器及びインバータの給電用開閉器が
夫々閉成及び開成されると共に第1のスイツチ及び第2
のスイツチが夫々閉成及び開成されていて同期制御モー
ドとされており、インバータは商用電源に同期して定格
電圧を出力している。インバータの給電指令が切り換え
制御部に入力されると、インバータの給電用開閉器が閉
成されると共に、第1のスイツチ及び第2のスイツチが
夫々開成及び閉成されて電力制御モードに切り換えられ
る。これにより商用電源及びインバータが並列運転さ
れ、商用電源の有効電力及び無効電力が零となるように
インバータの周波数及び電圧が制御される。そして商用
電源の電流検出部よりの電流検出信号が設定値以下にな
つたときに切り換え制御部よりの切り換え指令により同
期制御モードに切り換えられ、且つ商用電源の給電用開
閉器が開成され、その後インバータにより負荷に電力が
供給される。
実施例 以下図面により本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明方法を実施するための装置を示す図であ
り、1は商用電源、2はインバータ例えばCVCF、3は負
荷、11はしや断器より成る商用電源の給電用開閉器、21
はしや断器より成るインバータの給電用開閉器、T1は計
器用変圧器より成る商用電源電圧検出部、T2は計器用変
圧器より成るインバータ電圧検出部、CTは変流器より成
る商用電源電流検出部である。4は位相比較部であり、
前記電圧検出部T1,T2よりの電圧検出信号にもとづいて
商用電源1及びインバータ2の各電圧の位相差を求め、
位相差に対応する偏差信号を出力する。5は電力算出部
であり、前記電流検出部CTよりの電流検出信号及び電圧
検出部T1よりの電圧検出信号にもとづいて商用電源1の
有効電力及び無効電力を求め有効電力に対応する電圧即
ち有効電力信号及び無効電力に対応する電圧即ち無効電
力信号を出力する。51は第1の偏差増幅部、52は第2の
偏差増幅部であり、これら偏差増幅部51,52は、夫々前
記電力算出部5よりの有効電力信号及び無効電力信号を
零電力に対応する信号例えば0Vと突き合わせてその偏差
を増幅する。6は第1の演算部、61は周波数設定器であ
り、62は電圧制御発振器、7は第2の演算部、71は電圧
設定器であり、第2の演算部7は、電圧設定器71で設定
したインバータ電圧設定信号とインバータ電圧検出部T2
よりの電圧検出信号との偏差を求め、これに第2の偏差
増幅器52よりの信号を加算する。62は電圧制御発振器で
あり、第1の演算部6よりの信号に対応する周波数のパ
ルスを出力する。72は電圧制御回路であり、第2の演算
部7よりの信号に対応する電圧を出力する。8はインバ
ータ制御部であり、電圧制御発振器62よりの出力信号及
び電圧制御回路72よりの出力信号にもとづいて夫々イン
バータ周波数及びインバータ電圧を制御する。SW1は同
期制御モード時に閉路される第1のスイツチであり、位
相比較部4よりの位相差信号を給断する。SW2は有効電
力,無効電力制御時に閉路される第2のスイツチであ
り、電力算出部5よりの有効電力信号及び無効電力信号
を同時に給断する。93はコンパレータであり、商用電源
電流検出部CTよりの電流検出信号が設定値以下になった
ときに出力が発せられる。9は切り換え制御部であり、
商用電源1の給電指令及びインバータ2の給電指令に対
応して給電用開閉器11,21の開閉を行うと共に、商用電
源1またはインバータ2の単独電源による給電時には第
1のスイツチSW1及び第2のスイツチSW2を夫々閉成及び
開成して同期制御モードとし、商用電源1の給電からイ
ンバータ2の給電、或いはこの逆と云う電源移行時には
給電用開閉器11,21をいずれも閉成すると共に前記第1
のスイツチSW1及び第2のスイツチSW2を夫々開成及び閉
成して電力制御モードとし、前記電流検出部CTよりの電
流検出信号が設定値以下になつてコンパレータ93から出
力信号が入力したときに前記電力制御モードから同期制
御モードに切り換え且つ商用電源の給電用開閉器11を開
成する機能を有している。
り、1は商用電源、2はインバータ例えばCVCF、3は負
荷、11はしや断器より成る商用電源の給電用開閉器、21
はしや断器より成るインバータの給電用開閉器、T1は計
器用変圧器より成る商用電源電圧検出部、T2は計器用変
圧器より成るインバータ電圧検出部、CTは変流器より成
る商用電源電流検出部である。4は位相比較部であり、
前記電圧検出部T1,T2よりの電圧検出信号にもとづいて
商用電源1及びインバータ2の各電圧の位相差を求め、
位相差に対応する偏差信号を出力する。5は電力算出部
であり、前記電流検出部CTよりの電流検出信号及び電圧
検出部T1よりの電圧検出信号にもとづいて商用電源1の
有効電力及び無効電力を求め有効電力に対応する電圧即
ち有効電力信号及び無効電力に対応する電圧即ち無効電
力信号を出力する。51は第1の偏差増幅部、52は第2の
偏差増幅部であり、これら偏差増幅部51,52は、夫々前
記電力算出部5よりの有効電力信号及び無効電力信号を
零電力に対応する信号例えば0Vと突き合わせてその偏差
を増幅する。6は第1の演算部、61は周波数設定器であ
り、62は電圧制御発振器、7は第2の演算部、71は電圧
設定器であり、第2の演算部7は、電圧設定器71で設定
したインバータ電圧設定信号とインバータ電圧検出部T2
よりの電圧検出信号との偏差を求め、これに第2の偏差
増幅器52よりの信号を加算する。62は電圧制御発振器で
あり、第1の演算部6よりの信号に対応する周波数のパ
ルスを出力する。72は電圧制御回路であり、第2の演算
部7よりの信号に対応する電圧を出力する。8はインバ
ータ制御部であり、電圧制御発振器62よりの出力信号及
び電圧制御回路72よりの出力信号にもとづいて夫々イン
バータ周波数及びインバータ電圧を制御する。SW1は同
期制御モード時に閉路される第1のスイツチであり、位
相比較部4よりの位相差信号を給断する。SW2は有効電
力,無効電力制御時に閉路される第2のスイツチであ
り、電力算出部5よりの有効電力信号及び無効電力信号
を同時に給断する。93はコンパレータであり、商用電源
電流検出部CTよりの電流検出信号が設定値以下になった
ときに出力が発せられる。9は切り換え制御部であり、
商用電源1の給電指令及びインバータ2の給電指令に対
応して給電用開閉器11,21の開閉を行うと共に、商用電
源1またはインバータ2の単独電源による給電時には第
1のスイツチSW1及び第2のスイツチSW2を夫々閉成及び
開成して同期制御モードとし、商用電源1の給電からイ
ンバータ2の給電、或いはこの逆と云う電源移行時には
給電用開閉器11,21をいずれも閉成すると共に前記第1
のスイツチSW1及び第2のスイツチSW2を夫々開成及び閉
成して電力制御モードとし、前記電流検出部CTよりの電
流検出信号が設定値以下になつてコンパレータ93から出
力信号が入力したときに前記電力制御モードから同期制
御モードに切り換え且つ商用電源の給電用開閉器11を開
成する機能を有している。
次にこのように構成した装置の作用について述べる。
今、切り換え制御部9に商用電源の給電指令が入力され
ているとすると、商用電源の給電用開閉器11及びインバ
ータの給電用開閉器21が夫々閉成及び開成されていて負
荷3に商用電源1から電力が供給されている。このとき
第1のスイツチSW1及び第2のスイツチSW2は夫々閉成及
び開成されており、インバータ2は同期制御モードとさ
れている。ここで、位相比較部4、第1の演算部6およ
び電圧制御発振器62のループがフエーズロックドループ
(PLL)回路の機能を有しているため、このPLL回路は、
入力に対して出力の周波数と位相を一致させるように作
動する。
ているとすると、商用電源の給電用開閉器11及びインバ
ータの給電用開閉器21が夫々閉成及び開成されていて負
荷3に商用電源1から電力が供給されている。このとき
第1のスイツチSW1及び第2のスイツチSW2は夫々閉成及
び開成されており、インバータ2は同期制御モードとさ
れている。ここで、位相比較部4、第1の演算部6およ
び電圧制御発振器62のループがフエーズロックドループ
(PLL)回路の機能を有しているため、このPLL回路は、
入力に対して出力の周波数と位相を一致させるように作
動する。
しかして、同期制御モードにおいては、電圧検出部T1,
T2よりの各電圧検出信号にもとづいて商用電源1及びイ
ンバータ2の各電圧の位相差が位相比較部4で求めら
れ、その位相差信号と周波数設定器61からの周波数設定
信号との差が第1の演算部6で求められ、第1の演算部
6からの信号に対応した周波数のパルスが電圧制御発振
器62から出力される。
T2よりの各電圧検出信号にもとづいて商用電源1及びイ
ンバータ2の各電圧の位相差が位相比較部4で求めら
れ、その位相差信号と周波数設定器61からの周波数設定
信号との差が第1の演算部6で求められ、第1の演算部
6からの信号に対応した周波数のパルスが電圧制御発振
器62から出力される。
そのために、電圧制御発振器62は第1の演算部6の出力
がOVのときの周波数が入力の周波数と一致するよう前も
って周波数設定器61によって制御特性が最良となるよう
調節されている。
がOVのときの周波数が入力の周波数と一致するよう前も
って周波数設定器61によって制御特性が最良となるよう
調節されている。
したがって電圧制御発振器62から周波数−位相が自動的
に追従する信号がインバータ制御部8に出力され、イン
バータ2の出力周波数は商用電源1の周波数−位相と一
致するように制御される。またインバータの電圧検出部
T2よりの電圧検出信号と電圧設定信号との偏差が第2の
演算部7で求められ、その偏差信号に対応した電圧信号
が電圧制御部72から出力され、電圧制御発振器62よりの
パルス信号及び前記電圧信号にもとづいてインバータ制
御部8にてインバータ2の周波数及び出力電圧が制御さ
れ、これによりインバータ2は、商用電源1に同期して
定格電圧を出力している。
に追従する信号がインバータ制御部8に出力され、イン
バータ2の出力周波数は商用電源1の周波数−位相と一
致するように制御される。またインバータの電圧検出部
T2よりの電圧検出信号と電圧設定信号との偏差が第2の
演算部7で求められ、その偏差信号に対応した電圧信号
が電圧制御部72から出力され、電圧制御発振器62よりの
パルス信号及び前記電圧信号にもとづいてインバータ制
御部8にてインバータ2の周波数及び出力電圧が制御さ
れ、これによりインバータ2は、商用電源1に同期して
定格電圧を出力している。
かかる状態でインバータ給電指令が切り換え制御部9に
入力されると、商用電源の給電用開閉器11は閉成したま
までインバータの給電用開閉器21を閉成し、商用電源1
とインバータ2とが並列運転される。同時に切り換え制
御部9の作用により第1のスイツチSW1及び第2のスイ
ツチSW2が夫々開成及び閉成され、これにより位相比較
部4よりの出力が無視されて同期制御モードから電力制
御モードに切り換えられる。この電力制御モードにおい
ては、電力算出部5で求めた商用電源1の有効電力、無
効電力に夫々対応する有効電力信号、無効電力信号が出
力され、この有効電力信号、無効電力信号は、夫々偏差
増幅部51,52で0Vの設定信号と突き合わされ、その偏差
分が増幅されて出力される。第1の偏差増幅部51よりの
出力信号は第1の演算部6にて周波数設定信号と加算さ
れ、この加算信号にもとづき電圧制御発振器62及びイン
バータ制御部8を介して、商用電源1側で負担していた
有効電力が零となるようにインバータ2の周波数が制御
される。また第2の偏差増幅部52よりの出力信号は、第
2の演算部7にて電圧設定信号と加算され、この加算信
号にもとづき電圧制御回路72及びインバータ制御部8を
介して、商用電源1側で負担していた無効電力が零とな
るようにインバータ2の出力電圧が制御される。この結
果、インバータ2の周波数及び出力電圧が徐々に上昇し
て行き負荷の有効電力と無効電力をインバータへ移行
し、これに対応して商用電源1側で負担していた有効電
力、無効電力が徐々に小さくなつて遂には零になる。こ
のように商用電源1の負荷分担電力が小さくなつて、電
流検出部CTよりの電流検出信号が設定値以下になる(有
効,無効の各電力が全てインバータ側へ移行した状態を
表わす)と、コンパレータ93から所定の信号が出力さ
れ、これにより商用電源の給電用開閉器11を開成すると
共に、第1のスイツチSW1及び第2のスイツチSW2を夫々
閉成及び開成して電力制御モードから元の同期制御モー
ドに切り換わる。その後PLL回路4よりの出力信号と周
波数設定信号との偏差分、及びインバータの電圧検出信
号と電圧設定信号との偏差分にもとづいてインバータ2
の周波数、電圧制御が行われ、インバータ2は同期制御
モードの通常運転にされる。
入力されると、商用電源の給電用開閉器11は閉成したま
までインバータの給電用開閉器21を閉成し、商用電源1
とインバータ2とが並列運転される。同時に切り換え制
御部9の作用により第1のスイツチSW1及び第2のスイ
ツチSW2が夫々開成及び閉成され、これにより位相比較
部4よりの出力が無視されて同期制御モードから電力制
御モードに切り換えられる。この電力制御モードにおい
ては、電力算出部5で求めた商用電源1の有効電力、無
効電力に夫々対応する有効電力信号、無効電力信号が出
力され、この有効電力信号、無効電力信号は、夫々偏差
増幅部51,52で0Vの設定信号と突き合わされ、その偏差
分が増幅されて出力される。第1の偏差増幅部51よりの
出力信号は第1の演算部6にて周波数設定信号と加算さ
れ、この加算信号にもとづき電圧制御発振器62及びイン
バータ制御部8を介して、商用電源1側で負担していた
有効電力が零となるようにインバータ2の周波数が制御
される。また第2の偏差増幅部52よりの出力信号は、第
2の演算部7にて電圧設定信号と加算され、この加算信
号にもとづき電圧制御回路72及びインバータ制御部8を
介して、商用電源1側で負担していた無効電力が零とな
るようにインバータ2の出力電圧が制御される。この結
果、インバータ2の周波数及び出力電圧が徐々に上昇し
て行き負荷の有効電力と無効電力をインバータへ移行
し、これに対応して商用電源1側で負担していた有効電
力、無効電力が徐々に小さくなつて遂には零になる。こ
のように商用電源1の負荷分担電力が小さくなつて、電
流検出部CTよりの電流検出信号が設定値以下になる(有
効,無効の各電力が全てインバータ側へ移行した状態を
表わす)と、コンパレータ93から所定の信号が出力さ
れ、これにより商用電源の給電用開閉器11を開成すると
共に、第1のスイツチSW1及び第2のスイツチSW2を夫々
閉成及び開成して電力制御モードから元の同期制御モー
ドに切り換わる。その後PLL回路4よりの出力信号と周
波数設定信号との偏差分、及びインバータの電圧検出信
号と電圧設定信号との偏差分にもとづいてインバータ2
の周波数、電圧制御が行われ、インバータ2は同期制御
モードの通常運転にされる。
尚逆方向の切り換え、即ちインバータ2から商用電源1
への切り換えを行う場合には、上記の動作を逆に行うこ
とによつてスムーズに切り換えを行うことができるが、
逆方向の切り換えにおいては、インピーダンスが小さく
過渡電圧変動の小さい商用電源1に負荷がかかつていく
ため、電力制御モードによらなくとも電圧変動を可成り
小さく抑えることが可能であるから電力制御モードを必
ずしも利用する必要はない。
への切り換えを行う場合には、上記の動作を逆に行うこ
とによつてスムーズに切り換えを行うことができるが、
逆方向の切り換えにおいては、インピーダンスが小さく
過渡電圧変動の小さい商用電源1に負荷がかかつていく
ため、電力制御モードによらなくとも電圧変動を可成り
小さく抑えることが可能であるから電力制御モードを必
ずしも利用する必要はない。
発明の効果 以上のように本発明によれば、常時インバータより負荷
に給電するシステムで商用電源からインバータに電源の
切り換えを行う場合に、商用電源とインバータとを並列
運転し、商用電源の有効電力及び無効電力が零となるよ
うにインバータの周波数及び電圧を制御するようにして
いるため、移行する電力量が徐々に増加(又は減少)さ
れ、且つ切り換えがスムーズに行われるので、この結
果、切り換え時の過渡電圧変動を小さく抑えることがで
き、しかも電力制御モードを行う回路を付加するといつ
た簡易な手段で達成することができる。更にハイスピー
ドスイツチが不要であつて、このため電磁接触器等の開
閉器による切り換えも可能となり、その上インバータの
容量アツプ等の特別な対策が不要である。また電源の切
り換えの確認を、商用電源の電力分担が設定値以下とな
ることにより行うようにしているため、負荷に全く影響
されない。
に給電するシステムで商用電源からインバータに電源の
切り換えを行う場合に、商用電源とインバータとを並列
運転し、商用電源の有効電力及び無効電力が零となるよ
うにインバータの周波数及び電圧を制御するようにして
いるため、移行する電力量が徐々に増加(又は減少)さ
れ、且つ切り換えがスムーズに行われるので、この結
果、切り換え時の過渡電圧変動を小さく抑えることがで
き、しかも電力制御モードを行う回路を付加するといつ
た簡易な手段で達成することができる。更にハイスピー
ドスイツチが不要であつて、このため電磁接触器等の開
閉器による切り換えも可能となり、その上インバータの
容量アツプ等の特別な対策が不要である。また電源の切
り換えの確認を、商用電源の電力分担が設定値以下とな
ることにより行うようにしているため、負荷に全く影響
されない。
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図は従来の
同期切り換え方法によつて電源が切り換えられた場合の
インバータの出力電圧,商用電源の電圧,負荷電圧の変
動の様子を示す波形図である。 1……商用電源、2……インバータ、11,21……給電用
開閉器、4……位相比較部、5……電力算出部、T1,T2
……電圧検出部、CT……電流検出部、51……第1の偏差
増幅部、52……第2の偏差増幅部、6……第1の演算
部、7……第2の演算部、8……インバータ制御部、9
……切り換え制御部、SW1……第1のスイツチ、SW2……
第2のスイツチ。
同期切り換え方法によつて電源が切り換えられた場合の
インバータの出力電圧,商用電源の電圧,負荷電圧の変
動の様子を示す波形図である。 1……商用電源、2……インバータ、11,21……給電用
開閉器、4……位相比較部、5……電力算出部、T1,T2
……電圧検出部、CT……電流検出部、51……第1の偏差
増幅部、52……第2の偏差増幅部、6……第1の演算
部、7……第2の演算部、8……インバータ制御部、9
……切り換え制御部、SW1……第1のスイツチ、SW2……
第2のスイツチ。
Claims (2)
- 【請求項1】商用電源の給電用開閉器及びインバータの
給電用開閉器の切り換えにより商用電源とインバータと
の間で負荷への切り換えを同期して行う方法において、 商用電源の給電時には、インバータを商用電源に同期し
て運転し、 商用電源の給電からインバータの給電への移行時には、
商用電源の給電用開閉器及びインバータの給電用開閉器
を閉成し、商用電源の有効電力及び無効電力を検出し
て、有効電力に対応する有効電力信号と周波数設定信号
との加算値にもとづいてインバータの周波数を制御する
と共に、インバータの電圧に対応する電圧検出信号及び
電圧設定信号の偏差分と無効電力に対応する無効電力信
号との加算値にもとづいてインバータの電圧を制御し、
商用電源の電流値が設定値以下になつたときに商用電源
の給電用開閉器を開成し、 インバータの給電時には、商用電源及びインバータの電
圧位相差に対応する位相差信号と周波数設定信号との偏
差分にもとづいてインバータの周波数を制御すると共
に、インバータの電圧に対応する電圧検出信号と電圧設
定信号との偏差にもとづいてインバータの電圧を制御す
ることを特徴とするインバータと商用電源との同期切り
換え方法。 - 【請求項2】商用電源の給電用開閉器及びインバータの
給電用開閉器の切り換えにより商用電源とインバータと
の間で負荷への切り換えを同期して行うものであつて、
商用電源及びインバータの電圧位相差に対応する位相差
信号と周波数設定信号との偏差分を第1の演算部で求め
ると共に、インバータの電圧検出信号と電圧設定信号と
の偏差分を第2の演算部で求め、これら偏差分にもとづ
いてインバータの周波数及び電圧を制御するものにおい
て、 商用電源に係る電圧検出信号及び電流検出信号にもとづ
き商用電源の有効電力及び無効電力を求める電力算出部
と、この電力算出部よりの有効電力信号及び無効電力信
号を夫々零電力に対応する信号と突き合わせてその偏差
を増幅する第1の偏差増幅部及び第2の偏差増幅部と、
前記位相差信号の信号ラインを給断する第1のスイツチ
と、前記電力算出部よりの有効電力信号及び無効電力信
号を同時に給断する第2のスイツチとを設け、前記第1
の演算部及び第2の演算部を、夫々第1の偏差増幅器よ
りの出力信号及び第2の偏差増幅器よりの出力信号を前
記偏差分に加算するように構成し、商用電源の給電時に
は第1のスイツチ及び第2のスイツチを夫々閉成及び開
成して同期制御モードとし、商用電源の給電からインバ
ータの給電への移行時には商用電源の給電用開閉器及び
インバータの給電用開閉器をいずれも閉成すると共に前
記第1のスイツチ及び第2のスイツチを夫々開成及び閉
成して電力制御モードとし、商用電源に係る電流検出信
号が設定値以下になつたときに前記電力制御モードから
同期制御モードに切り換え且つ商用電源の給電用開閉器
を開成する切り換え制御部を設けて成ることを特徴とす
るインバータと商用電源との同期切り換え装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60003080A JPH074052B2 (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | インバ−タと商用電源との同期切り換え方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60003080A JPH074052B2 (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | インバ−タと商用電源との同期切り換え方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61164433A JPS61164433A (ja) | 1986-07-25 |
| JPH074052B2 true JPH074052B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=11547361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60003080A Expired - Lifetime JPH074052B2 (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | インバ−タと商用電源との同期切り換え方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074052B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN120879907B (zh) * | 2025-08-01 | 2026-03-06 | 广州爱申特科技股份有限公司 | 基于人工智能的供电切换控制方法及系统 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5532459A (en) * | 1978-08-30 | 1980-03-07 | Toshiba Corp | Static ac power supply device |
| JPS5989537A (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-23 | 株式会社東芝 | インバ−タの制御方式 |
-
1985
- 1985-01-11 JP JP60003080A patent/JPH074052B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61164433A (ja) | 1986-07-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |