JPH074061Y2 - ゴルフ用リストサポーター - Google Patents
ゴルフ用リストサポーターInfo
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- JPH074061Y2 JPH074061Y2 JP2149289U JP2149289U JPH074061Y2 JP H074061 Y2 JPH074061 Y2 JP H074061Y2 JP 2149289 U JP2149289 U JP 2149289U JP 2149289 U JP2149289 U JP 2149289U JP H074061 Y2 JPH074061 Y2 JP H074061Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- shape memory
- memory resin
- shape
- golf
- laminate
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- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ゴルフ理論に従った性能を有し、個々人のリ
スト(手首)にフィットするように後成形加工の出来る
剛性、耐衝撃性、加工性、触感に優れたゴルフ用リスト
サポーターに関する。
スト(手首)にフィットするように後成形加工の出来る
剛性、耐衝撃性、加工性、触感に優れたゴルフ用リスト
サポーターに関する。
より詳しくは、本考案は比較的マイルドな温度で加熱す
ることによって軟化し、各種の目的に合せて形状の部分
的な加工、修正が可能で、かつ室温に冷却することによ
って、高い剛性と耐衝撃性を示し、かつ再度加熱するこ
とによって元の形状に回復する形状記憶樹脂積層体、特
に繊維状基布と重合体樹脂とのシート状積層体を用いた
ゴルフ用リストサポーターに関するものである。
ることによって軟化し、各種の目的に合せて形状の部分
的な加工、修正が可能で、かつ室温に冷却することによ
って、高い剛性と耐衝撃性を示し、かつ再度加熱するこ
とによって元の形状に回復する形状記憶樹脂積層体、特
に繊維状基布と重合体樹脂とのシート状積層体を用いた
ゴルフ用リストサポーターに関するものである。
ゴルフの上達のために数々の理論が述べられ、又、その
ために種々のサポーター、矯正器具が作成されている。
ゴルフのショットにおいて、正しいグリップが大切であ
る。正しいグリップは、普通の右利きの人は、左手、特
に左リスト(手首)がフラットでなくてはならない。フ
ラットリストがそのまゝインパクトポジションになるか
らである。左リストは甲側や手の平側、あるいは親指
側、小指側に折れないようにすることが必要であり、そ
のために加工に便利な合成樹脂材料製のサポーターが試
作、試用されている。
ために種々のサポーター、矯正器具が作成されている。
ゴルフのショットにおいて、正しいグリップが大切であ
る。正しいグリップは、普通の右利きの人は、左手、特
に左リスト(手首)がフラットでなくてはならない。フ
ラットリストがそのまゝインパクトポジションになるか
らである。左リストは甲側や手の平側、あるいは親指
側、小指側に折れないようにすることが必要であり、そ
のために加工に便利な合成樹脂材料製のサポーターが試
作、試用されている。
しかし、通常の合成樹脂材料などでは、同一形状のもの
を多数作るのは便利だが、個人差のあるゴルフ用のリス
トサポーターをつくるのには、後で高温(100℃以上)
で加工することが困難であり、不便である。
を多数作るのは便利だが、個人差のあるゴルフ用のリス
トサポーターをつくるのには、後で高温(100℃以上)
で加工することが困難であり、不便である。
一方、比較的低い加熱温度において加工可能で、且つ常
温においては樹脂材料としての高い剛性を有す形状記憶
樹脂材料が開発されており、その例としてノルボルネン
の超高分子量重合体、トランスポリイソプレンの加硫物
等の如き重合体がある。
温においては樹脂材料としての高い剛性を有す形状記憶
樹脂材料が開発されており、その例としてノルボルネン
の超高分子量重合体、トランスポリイソプレンの加硫物
等の如き重合体がある。
これらの形状記憶樹脂材料はマイルドな加熱温度条件で
軟化するため、温水もしくは熱風等を利用して加温軟化
させた後、手作業により容易に加工、修正が可能であ
り、かつ得られた成形体は室温に冷却することにより形
状が固定し、かつ再度加温することによって元の形状を
回復出来るという特徴を有するものである。
軟化するため、温水もしくは熱風等を利用して加温軟化
させた後、手作業により容易に加工、修正が可能であ
り、かつ得られた成形体は室温に冷却することにより形
状が固定し、かつ再度加温することによって元の形状を
回復出来るという特徴を有するものである。
この種の低温加工性の特徴を生かして、これらの形状記
憶樹脂材料を予めシート状に成形加工し、医療用ギブス
材、スポーツ用プロテクター材、人体各部位の形取り材
等のように人に触れさせて部分修正する用途が開けてい
る他、簡便な形取りができるという特徴を生かして、各
種物品の補強材、表面保護材としての用途が展開されつ
つある。
憶樹脂材料を予めシート状に成形加工し、医療用ギブス
材、スポーツ用プロテクター材、人体各部位の形取り材
等のように人に触れさせて部分修正する用途が開けてい
る他、簡便な形取りができるという特徴を生かして、各
種物品の補強材、表面保護材としての用途が展開されつ
つある。
しかし、上述の合成樹脂材料には1)装着して、個々人
のリストに合わせて、フィットするような後加工が出来
ない。2)合成樹脂材料成形品はリストに密着すると、
むれたりするために成形品に多数の孔を開ける工夫が必
要である。3)そのため、剛性、耐衝撃性が低下すると
いった問題点がある。
のリストに合わせて、フィットするような後加工が出来
ない。2)合成樹脂材料成形品はリストに密着すると、
むれたりするために成形品に多数の孔を開ける工夫が必
要である。3)そのため、剛性、耐衝撃性が低下すると
いった問題点がある。
そこでこれらの問題点を改良する試みも行われている
が、改良効果は不十分であり、工業的にコスト高なもの
となり、それらの問題点を完全に解決するに到っていな
い。
が、改良効果は不十分であり、工業的にコスト高なもの
となり、それらの問題点を完全に解決するに到っていな
い。
一方、後述の低温軟化性の形状記憶樹脂は、その特徴を
生かし種々の用途が考えられるものの、そのシート状成
形体は一般に吸水性に乏しく、通気性も無いために人肌
に触れさせた場合には、肌触り等の感触に劣り、ギブス
等として常時人肌に密着させて使用する場合にはむれ等
の問題が指摘されている。これを改良する為に、肌に接
する部分の下地に布テープを着用したり、シート状成形
体に通気孔を設けたりする改良策も検討されてはいる
が、未だ不充分であり、その改良要求は強い。
生かし種々の用途が考えられるものの、そのシート状成
形体は一般に吸水性に乏しく、通気性も無いために人肌
に触れさせた場合には、肌触り等の感触に劣り、ギブス
等として常時人肌に密着させて使用する場合にはむれ等
の問題が指摘されている。これを改良する為に、肌に接
する部分の下地に布テープを着用したり、シート状成形
体に通気孔を設けたりする改良策も検討されてはいる
が、未だ不充分であり、その改良要求は強い。
また実用性能として、形状記憶樹脂にも冷却硬化時に
は、通常の樹脂材料と同様に、一般に剛性、耐衝撃性さ
らには表面の耐傷性等が求められているものであり、用
途によってはこれらの物性の改良も必要であった。
は、通常の樹脂材料と同様に、一般に剛性、耐衝撃性さ
らには表面の耐傷性等が求められているものであり、用
途によってはこれらの物性の改良も必要であった。
さらに、これらの形状記憶樹脂材料表面に対する印刷ま
たは塗装は、塗料の乗りが悪かったり印刷操作が困難で
あったりするため、一般に塗装は行われること無く、形
状記憶樹脂材料表面を露出させて用いる如き用途におい
ては美感に劣るという問題点を有していた。
たは塗装は、塗料の乗りが悪かったり印刷操作が困難で
あったりするため、一般に塗装は行われること無く、形
状記憶樹脂材料表面を露出させて用いる如き用途におい
ては美感に劣るという問題点を有していた。
本考案者等は、以上の問題点を改良すべく、鋭意検討し
た結果、形状記憶樹脂材料と繊維状基布からなる積層体
をつかってゴルフ用リストサポーターを作製するとゴル
フ理論に従った性能を有し、かつ個々人のリストにフィ
ットするように後成形加工の出来る剛性、耐衝撃性、加
工性、触感に優れたものが得られることを見出し、本考
案に到達したのである。
た結果、形状記憶樹脂材料と繊維状基布からなる積層体
をつかってゴルフ用リストサポーターを作製するとゴル
フ理論に従った性能を有し、かつ個々人のリストにフィ
ットするように後成形加工の出来る剛性、耐衝撃性、加
工性、触感に優れたものが得られることを見出し、本考
案に到達したのである。
積層化する形状記憶樹脂や繊維状基布の種類にもよる
が、本考案の形状記憶樹脂積層体は、加温加工時の操作
性に優れ、冷却硬化時の剛性、耐衝撃性および耐傷性等
の物性が改良されしかも繊維状基布面が人肌に触れる様
な用い方をした場合、肌触りやむれを改良することが出
来、さらには繊維状基布面を外面に出る様に用いると外
観を改良できるといった効果を有するものである。
が、本考案の形状記憶樹脂積層体は、加温加工時の操作
性に優れ、冷却硬化時の剛性、耐衝撃性および耐傷性等
の物性が改良されしかも繊維状基布面が人肌に触れる様
な用い方をした場合、肌触りやむれを改良することが出
来、さらには繊維状基布面を外面に出る様に用いると外
観を改良できるといった効果を有するものである。
すなわち本考案は(イ)繊維状基布と、(ロ)この基布
に設けられた25℃以上、150℃未満の軟化温度を有し、
軟化時の延伸許容倍率が10%以上であり、かつその10%
延伸物の張力リリース後1分の形状回復率が70%以上で
ある形状記憶樹脂の層から成る形状記憶樹脂積層体から
つくられたゴルフ用リストサポーターを提供するもので
ある。
に設けられた25℃以上、150℃未満の軟化温度を有し、
軟化時の延伸許容倍率が10%以上であり、かつその10%
延伸物の張力リリース後1分の形状回復率が70%以上で
ある形状記憶樹脂の層から成る形状記憶樹脂積層体から
つくられたゴルフ用リストサポーターを提供するもので
ある。
本考案に用いることの出来る形状記憶樹脂は、25℃以上
かつ150℃未満、好ましくは35℃以上120℃未満、特に好
ましくは40℃以上90℃未満の軟化温度を有する形状記憶
樹脂である。該形状記憶樹脂樹脂の硬化はガラス転移温
度に起因するものであっても、結晶化に起因するもので
あっても構わない。軟化温度が25℃未満では得られる形
状記憶樹脂積層体の常温での実用が困難であり、軟化温
度が150℃を越えると形状記憶樹脂積層体の加工、修正
時の操作性が大幅に低下して好ましくない。
かつ150℃未満、好ましくは35℃以上120℃未満、特に好
ましくは40℃以上90℃未満の軟化温度を有する形状記憶
樹脂である。該形状記憶樹脂樹脂の硬化はガラス転移温
度に起因するものであっても、結晶化に起因するもので
あっても構わない。軟化温度が25℃未満では得られる形
状記憶樹脂積層体の常温での実用が困難であり、軟化温
度が150℃を越えると形状記憶樹脂積層体の加工、修正
時の操作性が大幅に低下して好ましくない。
また本考案に用いる形状記憶樹脂材料は、加温加工操作
温度、特に軟化温度を20℃越える温度における引張り延
伸許容倍率、すなわち破断伸びが10%以上であり、好ま
しくは降伏時の伸びが10%以上であり、特に好ましくは
降伏時の伸びが30%以上のものである。さらに形状記憶
樹脂材料の10%延伸物の同温度における張力リリース
後、すなわち延伸張力解放後1分の形状回復率が延伸し
た幅の70%以上でなければならない。
温度、特に軟化温度を20℃越える温度における引張り延
伸許容倍率、すなわち破断伸びが10%以上であり、好ま
しくは降伏時の伸びが10%以上であり、特に好ましくは
降伏時の伸びが30%以上のものである。さらに形状記憶
樹脂材料の10%延伸物の同温度における張力リリース
後、すなわち延伸張力解放後1分の形状回復率が延伸し
た幅の70%以上でなければならない。
形状記憶樹脂材料の延伸許容倍率がこの範囲より小さい
と、加温加工操作時に形状記憶樹脂積層体が割れ易くな
り好ましくない。また張力リリース後の収縮率が小さい
と、本発明の特徴の1つである感熱回復特性を生かして
成形作業時必要により元の形状、例えばシート状積層体
に回復させ容易に再加工できるという特徴を十分発揮で
きない。
と、加温加工操作時に形状記憶樹脂積層体が割れ易くな
り好ましくない。また張力リリース後の収縮率が小さい
と、本発明の特徴の1つである感熱回復特性を生かして
成形作業時必要により元の形状、例えばシート状積層体
に回復させ容易に再加工できるという特徴を十分発揮で
きない。
形状記憶樹脂材料の室温(25℃)における硬度(JIS-K-
6301 A形試験機法)が80以上であることが好ましく、90
以上であることがさらに好ましく、95以上であることが
特に好ましい。
6301 A形試験機法)が80以上であることが好ましく、90
以上であることがさらに好ましく、95以上であることが
特に好ましい。
また、形状記憶樹脂材料は加温加工操作温度、特に軟化
温度を20℃越える温度における同法の硬度が80未満であ
ることが好ましく、70未満であることがさらに好まし
く、60未満であることが特に好ましい。
温度を20℃越える温度における同法の硬度が80未満であ
ることが好ましく、70未満であることがさらに好まし
く、60未満であることが特に好ましい。
本考案に用いることの出来る形状記憶樹脂の具体例とし
ては特開昭62-192416号に示される如き熱可塑性のスチ
レン−ブタジエン系結晶性ブロック共重合体、特開昭59
-53528号に示される如き超高分子量のノルボルネン系ポ
リマー、トランス−1,4−ポリブタジエンおよびトラン
ス−1,4−ポリイソプレンの如き結晶性ポリマーの架橋
物、特開昭59-120182号に示される如きポリカプロラク
トン配合組成物、特開昭62-135507号に示される如きウ
レタン系樹脂を挙げることができる。
ては特開昭62-192416号に示される如き熱可塑性のスチ
レン−ブタジエン系結晶性ブロック共重合体、特開昭59
-53528号に示される如き超高分子量のノルボルネン系ポ
リマー、トランス−1,4−ポリブタジエンおよびトラン
ス−1,4−ポリイソプレンの如き結晶性ポリマーの架橋
物、特開昭59-120182号に示される如きポリカプロラク
トン配合組成物、特開昭62-135507号に示される如きウ
レタン系樹脂を挙げることができる。
本考案のゴルフ用リストサポーターの形状記憶樹脂積層
体において、必要により樹脂の架橋反応を樹脂のシート
化後もしくは積層化後行うことができる。
体において、必要により樹脂の架橋反応を樹脂のシート
化後もしくは積層化後行うことができる。
またこれらの樹脂材料には、その特徴を失わない範囲
で、公知の樹脂添加剤である安定剤、ブロッキング防止
剤、顔料、充填剤、可塑剤、難燃剤、帯電防止剤などを
必要により添加することができる。
で、公知の樹脂添加剤である安定剤、ブロッキング防止
剤、顔料、充填剤、可塑剤、難燃剤、帯電防止剤などを
必要により添加することができる。
安定剤の具体的例としてはフェニル−α−ナフチルアミ
ン、2,6−ジ−tert−ブチルフェノール、テトラキス
〔メチレン(3,5−ジ−tert−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕等の酸化防止剤、耐候剤、熱安定
剤を挙げることが出来る。
ン、2,6−ジ−tert−ブチルフェノール、テトラキス
〔メチレン(3,5−ジ−tert−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕等の酸化防止剤、耐候剤、熱安定
剤を挙げることが出来る。
充填剤の具体的例としてはカーボンブラック、クレー、
タルク、炭酸カルシウム、重炭酸カルシウム、カオリ
ン、けいそう土、ガラス繊維等を挙げることができる。
タルク、炭酸カルシウム、重炭酸カルシウム、カオリ
ン、けいそう土、ガラス繊維等を挙げることができる。
可塑剤の具体的例としてはパラフィン系、ナフテン系あ
るいは芳香族系石油オイルの他、各種エステル系可塑剤
等を挙げることができ、この混合により硬さを低下せし
めて、柔軟性あるいは弾性を増すことが出来る。
るいは芳香族系石油オイルの他、各種エステル系可塑剤
等を挙げることができ、この混合により硬さを低下せし
めて、柔軟性あるいは弾性を増すことが出来る。
本考案に用いられる繊維状基布は、形状記憶樹脂積層体
の用途あるいは積層される形状記憶樹脂材料の種類によ
って、要求性能は異るものであり、広範に選ぶことが出
来るが、その耐熱温度は少なくとも積層体の加工温度を
越えるものでなければならない。
の用途あるいは積層される形状記憶樹脂材料の種類によ
って、要求性能は異るものであり、広範に選ぶことが出
来るが、その耐熱温度は少なくとも積層体の加工温度を
越えるものでなければならない。
該繊維状基布の具体的例としては木綿、麻等の天然繊
維、ガラス繊維、炭素繊維、アスベスト繊維、金属繊維
等の無機繊維、ビスコースレーヨン、キュプラ等の再生
繊維、ジ−およびトリ−アセテート繊維等の半合成繊
維、ナイロン6、ナイロン66、ポリエステル(ポリエチ
レンテレフタレート等)繊維、芳香族ポリアミド繊維、
アクリル繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリオレフィン繊
維および不溶化または難溶化されたポリビニルアルコー
ル繊維等の合成繊維を挙げることが出来る。
維、ガラス繊維、炭素繊維、アスベスト繊維、金属繊維
等の無機繊維、ビスコースレーヨン、キュプラ等の再生
繊維、ジ−およびトリ−アセテート繊維等の半合成繊
維、ナイロン6、ナイロン66、ポリエステル(ポリエチ
レンテレフタレート等)繊維、芳香族ポリアミド繊維、
アクリル繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリオレフィン繊
維および不溶化または難溶化されたポリビニルアルコー
ル繊維等の合成繊維を挙げることが出来る。
また基布中の繊維は短繊維紡糸条、長繊維紡糸条、スプ
リットヤーン、テープヤーン等のいずれの形状のもので
も構わない。また基布は、織物または不織布あるいはこ
れらの複合布のいずれであっても構わない。
リットヤーン、テープヤーン等のいずれの形状のもので
も構わない。また基布は、織物または不織布あるいはこ
れらの複合布のいずれであっても構わない。
本考案の形状記憶樹脂積層体は、積層構造として少くと
も一つの繊維状基布と、少くとも一つの形状記憶樹脂層
とを有していなければならない。具体例としては一つの
繊維状基布と一つの形状記憶樹脂層から成る積層体、一
つの形状記憶樹脂層とその両面に設けられた繊維状基布
から成る積層体が挙げられる。
も一つの繊維状基布と、少くとも一つの形状記憶樹脂層
とを有していなければならない。具体例としては一つの
繊維状基布と一つの形状記憶樹脂層から成る積層体、一
つの形状記憶樹脂層とその両面に設けられた繊維状基布
から成る積層体が挙げられる。
また本考案の形状記憶樹脂積層体からつくられたゴルフ
用リストサポーターは、本考案の特徴を失わない範囲に
おいて、他の層を含むものであっても構わない。例え
ば、繊維状基布と熱可塑性樹脂層との間に両層の接着性
を改良する為に両層との親和性に優れる中間層を有する
積層体、あるいは肌触り性や美観等を改良するために外
層としてエラストマー層や樹脂発泡体層等を設けた積層
体を挙げることが出来る。
用リストサポーターは、本考案の特徴を失わない範囲に
おいて、他の層を含むものであっても構わない。例え
ば、繊維状基布と熱可塑性樹脂層との間に両層の接着性
を改良する為に両層との親和性に優れる中間層を有する
積層体、あるいは肌触り性や美観等を改良するために外
層としてエラストマー層や樹脂発泡体層等を設けた積層
体を挙げることが出来る。
本考案のゴルフ用リストサポーターの形状記憶樹脂積層
体の繊維状基布と、形状記憶樹脂層とを積層して一体化
するには、その樹脂の特性にもよるが、例えば以下に示
す如き方法を採用することが出来る。
体の繊維状基布と、形状記憶樹脂層とを積層して一体化
するには、その樹脂の特性にもよるが、例えば以下に示
す如き方法を採用することが出来る。
(1)熱融着法 繊維状基布と予めコンプレッション法、インフレーショ
ン法あるいはT−ダイ法等によって得たシート状の形状
記憶樹脂層とを重ね、加熱しながら熱圧着する方法、ま
たは繊維状基布に共押出法あるいは押出被覆法等によ
り、形状記憶樹脂の層を積層する方法。
ン法あるいはT−ダイ法等によって得たシート状の形状
記憶樹脂層とを重ね、加熱しながら熱圧着する方法、ま
たは繊維状基布に共押出法あるいは押出被覆法等によ
り、形状記憶樹脂の層を積層する方法。
この種の方法においては、加工温度および熱圧着温度は
形状記憶樹脂の熱可塑温度より20℃以上高い温度である
ことが好ましい。また圧着は100g/cm2程度の圧力をかけ
て行うことが好ましい。
形状記憶樹脂の熱可塑温度より20℃以上高い温度である
ことが好ましい。また圧着は100g/cm2程度の圧力をかけ
て行うことが好ましい。
(2)粘接着法 繊維状基布とシート状の形状記憶樹脂との中間に、接着
力向上のための粘接着剤、その他必要により粘度調節の
ためのワックス等を加えた粘接着配合物をホットメルト
ガン、その他の手段により繊維状基布またはシート状形
状記憶樹脂の一方に塗布し、残りの基材を圧着し、接着
させる方法。
力向上のための粘接着剤、その他必要により粘度調節の
ためのワックス等を加えた粘接着配合物をホットメルト
ガン、その他の手段により繊維状基布またはシート状形
状記憶樹脂の一方に塗布し、残りの基材を圧着し、接着
させる方法。
本考案の形状記憶樹脂積層体においては各層の厚みは如
何なる厚みであってもよいが、繊維状基布は0.01〜1mm
の厚み範囲であることが好ましく、形状記憶樹脂層は0.
01〜5mmの厚み範囲であることが好ましい。
何なる厚みであってもよいが、繊維状基布は0.01〜1mm
の厚み範囲であることが好ましく、形状記憶樹脂層は0.
01〜5mmの厚み範囲であることが好ましい。
本考案の形状記憶樹脂積層体からつくられたゴルフ用リ
ストサポーターは樹脂層がマイルドな温度条件で軟化す
るため、温水もしくは熱風等を利用して加温軟化させた
後、手作業により容易に加工、成形および補修が可能で
ある。また本発明の形状記憶樹脂積層体は、その感熱回
復特性を生かし、成形作業時必要により元の形状、例え
ばシート状積層体に回復させることができ、容易に再加
工できるという特徴を有するものである。
ストサポーターは樹脂層がマイルドな温度条件で軟化す
るため、温水もしくは熱風等を利用して加温軟化させた
後、手作業により容易に加工、成形および補修が可能で
ある。また本発明の形状記憶樹脂積層体は、その感熱回
復特性を生かし、成形作業時必要により元の形状、例え
ばシート状積層体に回復させることができ、容易に再加
工できるという特徴を有するものである。
さらに、成形して得られた成形体は、冷却することによ
り硬化し、高い剛性と耐衝撃性を有するものであるが、
その表面層が繊維状基布になっているため、樹脂組材を
露出させることなく美感に優れ、表面の耐傷性を改良す
る効果も有している。
り硬化し、高い剛性と耐衝撃性を有するものであるが、
その表面層が繊維状基布になっているため、樹脂組材を
露出させることなく美感に優れ、表面の耐傷性を改良す
る効果も有している。
加えて、繊維状基布面が人肌に触れる用途に用いた場合
には肌触りやむれを改善出来るといった効果も有するも
のである。
には肌触りやむれを改善出来るといった効果も有するも
のである。
本考案を更に詳細に説明するため、以下に実施例を示
す。
す。
実施例1〜5および比較例1〜4 スチレン−ブタジエン系結晶性ブロック共重合体で、表
−1中に示される軟化温度、メルトインデックス、降伏
伸びおよび形状回復率そして結合スチレン30%である形
状記憶樹脂(特開昭62-2156216号の方法により製造)、
超高分子量のノルボルネン系ポリマー(特開昭59-53528
号で示される)、トランス−1,4−ポリイソプレン結晶
性ポリマーの架橋物の1mm厚の押出成形シートを温度150
℃の熱プレス、圧力2kg/cm2にて0.2mm厚の平織ポリエス
テル布や木綿平織布やキュプラ平織布と溶融圧着するこ
とにより、基布一層と樹脂層一層からなる形状記憶重合
体樹脂積層体シートを得た。このシートを必要な形状に
ハサミで切り出し、木型にあて120℃の温度でゴルフ用
リストサポーターを作製した。
−1中に示される軟化温度、メルトインデックス、降伏
伸びおよび形状回復率そして結合スチレン30%である形
状記憶樹脂(特開昭62-2156216号の方法により製造)、
超高分子量のノルボルネン系ポリマー(特開昭59-53528
号で示される)、トランス−1,4−ポリイソプレン結晶
性ポリマーの架橋物の1mm厚の押出成形シートを温度150
℃の熱プレス、圧力2kg/cm2にて0.2mm厚の平織ポリエス
テル布や木綿平織布やキュプラ平織布と溶融圧着するこ
とにより、基布一層と樹脂層一層からなる形状記憶重合
体樹脂積層体シートを得た。このシートを必要な形状に
ハサミで切り出し、木型にあて120℃の温度でゴルフ用
リストサポーターを作製した。
伸びもしくは形状回復率等の樹脂特性が本考案の請求の
範囲外の結晶性トランスブタジエン重合体(特公昭60-2
6406号の方法により製造)やポリプロピレン樹脂を比較
例1〜3として、又1.2mm厚の形状記憶樹脂単層も比較
例4として結果を表−1に示す。
範囲外の結晶性トランスブタジエン重合体(特公昭60-2
6406号の方法により製造)やポリプロピレン樹脂を比較
例1〜3として、又1.2mm厚の形状記憶樹脂単層も比較
例4として結果を表−1に示す。
(注) *1 ポリノルボルネン:分子量200万以上のノルボル
ネン重合体 *2 トランスポリイソプレン:TP301 (クラレイソプレンケミカル(株)製の加硫物) (測定条件) 軟化温度:この結晶性重合体では結晶融点が相当するも
のであり、示差熱分析計により求めた M.I(メルトインデックス):JIS-K7210、A法、試験温
度200℃にて測定 伸び:JIS-K7113の2号試験片を用い90℃における、引張
速度G(500mm/min)での降伏時の伸びを示す 形状回復率:同引張条件による10%延伸試験片を延伸直
後同じく90℃において張力を解放し、その伸びに対する
回復率を示す 曲げ弾性率:JIS-K7203により測定 打抜き性(サポーター) 打抜き時に亀裂が入るか (○:入らない,×:入る) サポーターシート形状回復性 折り曲げた樹脂積層体を90℃において1分間開放するこ
とによる元のシートへの回復性 ○:ほぼシート状に回復する ×:ほとんどシート状に回復しない 実施例6〜8 形状記憶体樹脂として、実施例1に用いたと同じ結晶性
トランスブタジエンスチレンブロック共重合体の1mm厚
押出しシートを用い、一方の基布面を0.1mm厚のナイロ
ン6.6平織布とし、今一方の基布面を3mm厚のキュプラ不
織布、又は0.5mm厚の平織綿布、又は5mm厚のウレタンフ
ォームとする3層構造の形状記憶樹脂積層体シートを、
同様の熱プレス条件で得た。
ネン重合体 *2 トランスポリイソプレン:TP301 (クラレイソプレンケミカル(株)製の加硫物) (測定条件) 軟化温度:この結晶性重合体では結晶融点が相当するも
のであり、示差熱分析計により求めた M.I(メルトインデックス):JIS-K7210、A法、試験温
度200℃にて測定 伸び:JIS-K7113の2号試験片を用い90℃における、引張
速度G(500mm/min)での降伏時の伸びを示す 形状回復率:同引張条件による10%延伸試験片を延伸直
後同じく90℃において張力を解放し、その伸びに対する
回復率を示す 曲げ弾性率:JIS-K7203により測定 打抜き性(サポーター) 打抜き時に亀裂が入るか (○:入らない,×:入る) サポーターシート形状回復性 折り曲げた樹脂積層体を90℃において1分間開放するこ
とによる元のシートへの回復性 ○:ほぼシート状に回復する ×:ほとんどシート状に回復しない 実施例6〜8 形状記憶体樹脂として、実施例1に用いたと同じ結晶性
トランスブタジエンスチレンブロック共重合体の1mm厚
押出しシートを用い、一方の基布面を0.1mm厚のナイロ
ン6.6平織布とし、今一方の基布面を3mm厚のキュプラ不
織布、又は0.5mm厚の平織綿布、又は5mm厚のウレタンフ
ォームとする3層構造の形状記憶樹脂積層体シートを、
同様の熱プレス条件で得た。
このシートをゴルフ用リストサポーターの形状にハサミ
で切り出し、120℃のオーブン中で木型に当て、形を整
え、冷却した。万能マジックテープを2か所に取り付け
た。温水およびヘヤードライヤーで60〜100℃にて加温
加工し、形状を記憶させる。キュプラ不織布、綿布、ウ
レタンフォームを内側にしたリストサポーターを作製し
た。これを手首に装着し、ヘヤードライヤーで加温し、
適度な締付け力でフィットさせる。
で切り出し、120℃のオーブン中で木型に当て、形を整
え、冷却した。万能マジックテープを2か所に取り付け
た。温水およびヘヤードライヤーで60〜100℃にて加温
加工し、形状を記憶させる。キュプラ不織布、綿布、ウ
レタンフォームを内側にしたリストサポーターを作製し
た。これを手首に装着し、ヘヤードライヤーで加温し、
適度な締付け力でフィットさせる。
得られたゴルフ用リストサポーターは十分な剛性、耐衝
撃性を有しており、肌触りもよく、通気性もあり、又、
ナイロン基布面により加飾性、耐傷付き性も良好だっ
た。
撃性を有しており、肌触りもよく、通気性もあり、又、
ナイロン基布面により加飾性、耐傷付き性も良好だっ
た。
第1図はゴルファーがゴルフ用リストサポーターを装着
したところを示す写生図である。 第2図は本考案で用いる形状記憶樹脂積層体シートの断
面図である。 第3図は形状記憶樹脂積層体シートを温水に浸漬した
り、60℃以上のエアーオーブンに入れて軟化したところ
をハサミやナイフでサポーターの形に切出したものの平
面図である。 第4図は軟化したシートを木型にあて、リストサポータ
ーの形に成形したところを示す斜視図である。 第5図は万能マジックテープをサポーターに取付けたゴ
ルフ用リストサポーターを示す斜視図である。 第6図はゴルフ用リストサポーターを手首に装着し、ヘ
ヤードライヤーで熱風を送って、手首の太さにあわせて
アジャストさせたところを示す斜視図である。 第7図は通気孔のついたゴルフ用リストサポーターを取
付けたところを示す斜視図である。
したところを示す写生図である。 第2図は本考案で用いる形状記憶樹脂積層体シートの断
面図である。 第3図は形状記憶樹脂積層体シートを温水に浸漬した
り、60℃以上のエアーオーブンに入れて軟化したところ
をハサミやナイフでサポーターの形に切出したものの平
面図である。 第4図は軟化したシートを木型にあて、リストサポータ
ーの形に成形したところを示す斜視図である。 第5図は万能マジックテープをサポーターに取付けたゴ
ルフ用リストサポーターを示す斜視図である。 第6図はゴルフ用リストサポーターを手首に装着し、ヘ
ヤードライヤーで熱風を送って、手首の太さにあわせて
アジャストさせたところを示す斜視図である。 第7図は通気孔のついたゴルフ用リストサポーターを取
付けたところを示す斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】(イ)繊維状基布と、(ロ)この基布に設
けられた25℃以上、150℃未満の軟化温度を有し、軟化
時の延伸許容倍率が10%以上であり、かつその10%延伸
物の張力リリース後1分の形状回復率が70%以上である
形状記憶樹脂層から成る形状記憶樹脂積層体からつくら
れたゴルフ用リストサポーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2149289U JPH074061Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | ゴルフ用リストサポーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2149289U JPH074061Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | ゴルフ用リストサポーター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02147171U JPH02147171U (ja) | 1990-12-13 |
| JPH074061Y2 true JPH074061Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31524537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2149289U Expired - Lifetime JPH074061Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | ゴルフ用リストサポーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074061Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP2149289U patent/JPH074061Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02147171U (ja) | 1990-12-13 |
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