JPH0619525Y2 - 作業用手袋 - Google Patents

作業用手袋

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JPH0619525Y2
JPH0619525Y2 JP1988160707U JP16070788U JPH0619525Y2 JP H0619525 Y2 JPH0619525 Y2 JP H0619525Y2 JP 1988160707 U JP1988160707 U JP 1988160707U JP 16070788 U JP16070788 U JP 16070788U JP H0619525 Y2 JPH0619525 Y2 JP H0619525Y2
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JP
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glove
gloves
polyurethane resin
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JP1988160707U
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豊 渡辺
住典 田中
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Okura Industrial Co Ltd
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Okura Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電子機器、精密機器、食品、医療機器等の製
造あるいは取扱い現場での使用にとりわけ好適な作業用
手袋に関し、更に詳しくは熱収縮性のシート材料を主要
素材としてなる、手の形状に極めてよくフィットする着
用感に優れた作業用手袋に関するものである。
(従来の技術) 近年、IC生産工場等での製造現場では、塵埃や手から
の各種分泌物がIC製品などに付着しないようにするた
めに手袋の着用を義務づけるケースが多くなっている。
しかしながら、現在これらの分野で多用されているポリ
エチレン製あるいは軟質ポリ塩化ビニル製等の作業用手
袋は、強度が弱く、しかも柔軟性、弾力性、耐摩耗性、
透湿性性等に乏しいために、破れやすく着用感が悪い上
に更に汗などの分泌液が手袋内部にこもって手がむれや
すいといった材質上の問題に加えて、手袋のサイズを手
指の寸法より大き目に規格化しているために、フィット
感が悪く、手先の細かな動きが要求される作業には不適
当であるなど、従来公知の作業用手袋はその何れをとっ
てみても着用性、耐久性、作業性等の点で満足できない
不都合な問題を抱えているのが現状である。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記事情に鑑みなされたものであり、その目
的とするところは、肌触りが極めてソフトで、しかもあ
らゆる手指の形状にも追随させることができる優れたフ
ィット性と耐久性を有する、作業能率の向上にとりわけ
優れた効果を発揮する作業用手袋を提供する点にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案者等は、上記目的を達成するために各種シート材
料の組合せからなる作業用手袋について鋭意検討の結
果、特定の熱収縮性を有する2枚のシート材料の何れか
一方を、強度が強く、柔軟性、弾力性、耐摩耗性、透湿
性等に優れた特性を有する熱可塑性ポリウレタン樹脂フ
ィルム(以下ポリウレタン樹脂フィルムと称す)で構成
した手袋が、ソフトで耐久性に優れ、しかも着用した後
に適当な加熱手段で収縮させると適度な緊縛感でもって
手指に極めてよくフィットすることを見い出し、本考案
を完成させた。
即ち、本考案は何れか一方が熱可塑性ポリウレタン樹脂
フィルムである2枚のシート材料を手袋形状に裁断及び
溶着してなる作業用手袋において、該熱可塑性ポリウレ
タン樹脂フィルムが0.1乃至3.0cal/gの結晶
融解熱を有する結晶性ポリウレタン樹脂を主体としてな
り、かつ該2枚のシート材料の沸水収縮率の和が手袋横
方向に30乃至140%であることを特徴とするフィッ
ト性に優れた作業用手袋に係るものである。
以下、本考案の作業用手袋を図示に実施例に基づき詳し
く説明する。
第1図及び第2図は、本考案の作業用手袋の一例を示す
平面図であり、図中の符号1はポリウレタン樹脂フィル
ムよりなるシート材料、2は他のシート材料、3は手袋
の周縁溶着部、4は手首開口部をそれぞれ示している。
また第3図は、第1図のI−I線に沿う拡大断面図であ
る。ここで、本考案でいう手袋横方向とは、中指の指す
方向を縦方向とした場合にそれと概ね直交する方向、す
なわち第1図中のI−I線の方向を示すものである。
本考案においてポリウレタン樹脂とは、二官能性ポリオ
ールとジイソシアネート及びグリコールを主原料として
なる分子構造中にウレタン基を含有するゴム状弾性高分
子のうち熱可塑性を有するものを総称し、具体的には使
用される前記ポリオール等の種類によって区別されると
ころのアジペートエステル系、ポリエーテル系、カプロ
ラクトンエステル系、ポリ炭酸エステル系等のポリウレ
タン樹脂及びこれらを更にアミノ酸などで変性した変性
ポリウレタン樹脂の一種又は二種以上からなるものが例
示されるが、本考案ではこれらの中でも手袋用途として
の特性上、0.1乃至3.0cal/gの結晶融解熱を
有するものを用いる。ここで、結晶融解熱が0.1ca
l/g未満の場合は粘着性が強くソフトな肌触りが得ら
れないのに対し、結晶融解熱が3.0cal/gより大
きくなると柔軟性と弾力性が悪化して手指へのフィット
感や着用性が損われる。尚、本考案で使用する上記ポリ
ウレタン樹脂フィルムには、その性質を大きく変えない
範囲内でポリ塩化ビニル系、ポリオレフィン系、ポリエ
ステル系、ポリアミド系、アクリル系などの熱可塑性樹
脂又はエラストマーをブレンドすることによって、収縮
温度、速度等を適宜調節することも可能である。
一方、本考案で使用するポリウレタン樹脂フィルム以外
のシート材料とは、ポリ塩化ビニル系、ポリオレフィン
系、ポリエステル系、ポリスチレン系、アクリル系等の
熱可塑性樹脂あるいはエラストマーよりなるフィルム・
シートが一般的であるが、その他、織布、不織布、発泡
体シート、合成皮革などでもさしつかえなく、更にこれ
らを2種類以上組合せたものでもよい。
ここで、織布、不織布としては、木綿、絹などの天然繊
維、ガラス繊維、石綿などの無機質繊維、ビスコースレ
ーヨン、キュプラなどの再生繊維、トリアセテートなど
の半合成繊維、ナイロン系繊維、ポリエステル系繊維、
アクリル系繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリオレフィ
ン系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、ポリウレタン
系繊維などの合成繊維から選ばれた少なくとも一種の繊
維素材よりなる織物、編物及び不織布が、また発泡体シ
ートとしてはポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポ
リスチレン系等の発泡シートが、また合成皮革としては
ビニル系レザー、ナイロン系レザー、ウレタン系レザー
等のシートがそれぞれ例示される。
尚、本考案で使用される前記ポリウレタン樹脂フィルム
等のシート材料には、紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯電
防止剤、防菌剤、着色剤、滑剤、及びゼオライト、炭酸
カルシウム等の無機フィラーなどの各種添加剤を添加す
ることによって、耐久性、意匠性、透湿性等をより一層
向上させることができる。
本考案の作業用手袋は、かかる2枚のシート材料を手袋
形状に裁断及び溶着してなるものであるが、その際表裏
2枚のシート材料は、両者の沸水収縮率の和が手袋横方
向に30乃至140%の特性値を満足することが肝要で
あり、中でも50乃至120%の範囲のものが好まし
い。
本考案において、シート材料の熱収縮率を沸水中での値
として表した理由は、収縮用の熱媒として通常よく用い
られる熱風あるいはスチーム等に比べて、シート材料へ
の熱伝導が均一で熱収縮率を正しく定量評価できるため
であり、かかる方法で測定した表裏2枚のシート材料の
沸水収縮率の和が手袋横方向に30%未満の場合は、収
縮不足となってフィット感が悪く手指の形状に十分追随
させることができないのに対し、沸水収縮率の和が14
0%より大きくなると収縮応力が増大して手指への緊縛
感が強く、長時間の使用に耐えられなくなる。
尚、本考案の作業用手袋に用いられる2枚のシート材料
は、上記熱収縮特性を満足するものであれば何れか一方
のシート材料が非収縮性であってもよく、また手袋縦方
向にも著しい変形を生じない範囲であれば沸水中で多少
収縮するものであってもさしつかえない。
また、本考案で使用するシート材料の厚さは、手袋の用
途に応じて要求される強度等の特性値が異なるため一概
に限定できないが、通常10乃至500μ程度の厚さの
ものが強度、透湿性、並びに手指へのフィット性、緊縛
性等の点で好ましい。更に上記シート材料には、必要に
応じて梨地状などのエンボス加工あるいは穴開け加工を
施すことができるほか、該シート材料が熱可塑性樹脂フ
ィルム・シートの場合は、手袋の補強と着脱を容易にす
る目的で、手袋内面に相当する側にその熱収縮性と弾力
性を著しく阻害しない範囲内で、各種多孔質フィルムあ
るいは織布、不織布、ターポリン等を積層したものでも
よい。
(実施例) 本考案の作業用手袋に係る優れた作用効果を更に理解し
やすくするために、実施例により具体的に説明する。
尚、本考案において行った物性の測定法及び評価方法は
次の如くである。
(1)結晶融解熱(単位:cal/g) 差動走査熱量計(DSC)に15mgの試料を入れ、これ
を15℃/minの昇温速度で昇温し、融解時に現れる発
熱ピークの面積から発熱量を求め、これを試料1g当り
に換算して求めた。
(2)沸水収縮率(単位:%) シート材料を沸水中に10秒間浸漬して、その間の収縮
率を測定した。
(3)フィット性 種々の沸水収縮率を有するシート材料で作製した手袋を
手に着用した後、ドライヤーを用いて手袋を収縮させ
た。その際、手袋が手の形状に追随してよくフィットし
たものを(○)、手袋にだぶつきが認められたものを
(×)とした。
(4)緊縛性 緊縛性とは、上記フィット性の項と同様の方法で手袋を
10名の人に試着してもらい、その際手指への緊縛感を
訴えた人の人数によって良否を評価した。尚、判定基準
として10名中1人でも緊縛感を訴えた場合は、作業用
手袋として不適と判断した。
(5)総合評価 総合評価とは、フィット性、緊縛性等の結果をもとに、
手先の細かな動きが要求される作業用手袋としての適否
を評価したもので、好適なものを(○)、不適のものを
(×)とした。
実施例1〜4、比較例1〜3 厚さがそれぞれ40μで、幅方向の沸水収縮率が種々異
なるアジペートエステル系ポリウレタン樹脂フィルム
(結晶融解熱1.6cal/g)と軟質ポリ塩化ビニル
フィルムを、フィルム幅方向が手袋横方向に相当するよ
う種々組合せた表裏2枚のシート材料を手袋形状に裁
断、溶着することによって、作業用手袋を作製した。
これらの手袋についてフィット性と緊縛性を評価した結
果を第1表に示したが、同表よりシート材料の熱収縮率
が本考案の範囲にあるものは、適度な緊縛性でもって手
指に極めてよくフィットし、手先の細かな動きが必要と
される作業用手袋として優れていることが確認された。
(考案の効果) 以上の如き本考案の作業用手袋は、表裏の何れか一面に
特定の結晶性を有するポリウレタン樹脂フィルムを配し
たものであるため、ポリウレタン樹脂特有の優れた強度
と柔軟性、弾力性、耐摩耗性、透湿性などによって、ソ
フトで蒸れにくく、しかも破れにくいという作業用手袋
として数々の優れた特性を兼備したものである。
また本考案の作業用手袋は、特定の熱収縮性を有するシ
ート材料で構成したものであるため、着用した後に熱風
等の適宜の加熱手段を施して該シート材料を収縮させる
と、いかなる形状の手指にも適度な緊縛感でもってフィ
ットさせることができるという特筆すべき効果が得られ
るので、手先の細かな動きが要求される各種食品製造工
場、IC生産工場、精密機器製造工場などでの作業用手
袋あるいは医療現場での手術用手袋などにとりわけ好適
で、作業能率の向上にも大きく寄与し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案に係る作業用手袋の一例を
示す平面図、第3図は第1図I−I線に沿う拡大断面図
である。 1……表側のシート材料(ポリウレタン樹脂フィル
ム)、2……裏側のシート材料、3……周縁溶着部、4
……手首開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】何れか一方が熱可塑性ポリウレタン樹脂フ
    ィルムである2枚のシート材料を手袋形状に裁断及び溶
    着してなる作業用手袋において、該熱可塑性ポリウレタ
    ン樹脂フィルムが0.1乃至3.0cal/gの結晶融
    解熱を有する結晶性ポリウレタン樹脂を主体としてな
    り、かつ該2枚のシート材料の沸水収縮率の和が手袋横
    方向に30乃至140%であることを特徴とするフィッ
    ト性に優れた作業用手袋。
JP1988160707U 1988-12-09 1988-12-09 作業用手袋 Expired - Lifetime JPH0619525Y2 (ja)

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JPH0282716U JPH0282716U (ja) 1990-06-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4943126U (ja) * 1972-07-21 1974-04-16
JPS60209002A (ja) * 1984-03-29 1985-10-21 カネボウ株式会社 手袋の製造方法
JPS60259602A (ja) * 1984-06-01 1985-12-21 株式会社 高分子加工研究所 ゴム・プラスチツク手袋

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JPH0282716U (ja) 1990-06-26

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