JPH0740631B2 - 厚膜回路基板の製造方法 - Google Patents

厚膜回路基板の製造方法

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JPH0740631B2
JPH0740631B2 JP62014696A JP1469687A JPH0740631B2 JP H0740631 B2 JPH0740631 B2 JP H0740631B2 JP 62014696 A JP62014696 A JP 62014696A JP 1469687 A JP1469687 A JP 1469687A JP H0740631 B2 JPH0740631 B2 JP H0740631B2
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film
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silicide
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勉 西村
徹 石田
寛敏 渡辺
治 牧野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、IC、チップ部品などの電子部品の実装を高密
度に低コストに行う厚膜回路基板の製造方法に関するも
のである。
従来の技術 近年、各種電子機器の小型化や多機能化が年を追って進
んできているが、この中で回路部品の高密度実装技術は
重要な役割を演じてきている。特に、IC、LSIの発達に
伴う抵抗器、コンデンサ等のチップ化や厚膜化そして、
配線基板の多層化などによる小型化、高密度化には目を
見張るものがある。さらに、ある回路ブロックを、厚膜
状の抵抗と配線導体を形成した厚膜回路基板上に他のチ
ップ状態の受動部品を搭載するいわゆる厚膜ハイブリッ
ドICへと移行してきている。
この厚膜ハイブリッドICは、抵抗体が厚膜状であるた
め、抵抗トリミングによる調整が容易な事と、セラミッ
ク材料を用いるため高信頼性である事などから、広く普
及してきている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の厚膜回路基板
の製造方法の一例について述べる。
第3図は従来の厚膜回路基板の断面図を示すものであ
る。同図において、10はセラミック基板、20は貴金属導
体膜、30はRuO2系グレーズ抵抗膜を示す。従来の厚膜回
路基板は、焼結されたアルミナ基板10上に、Au,Ag,Pd,P
tなどの貴金属を主成分とするペーストをスクリーン印
刷し、乾燥後に850℃前後の温度の空気中で焼成して貴
金属系の導体膜20を得た後、RuO2−ガラスからなるペー
ストを前記導体膜と接触するようにスクリーン印刷し、
乾燥後に空気中750〜900℃の温度で焼成してRuO2系のグ
レーズ抵抗膜30を設けて得られるのが一般的である。上
記のようにして得られた厚膜回路基板は、すべて空気中
で焼成できるという手軽さと、抵抗体特性も優れたもの
が得られておるため広く実用に供されている。(例え
ば、「厚膜IC化技術」日本マイクロエレクトロニクス協
会編、工業調査会発行)。
しかし、反面では、導体材料、抵抗材料共に高価で価格
変動の大きい貴金属材料を用いているため、いくら製造
の合理化をはかったとしても非常に高価な回路基板にな
るという問題点を有していた。そこで、両者とも貴金属
材料を用いないつまり低コストで価格変動も少ない卑金
属材料のみからなる導体材料と抵抗材料を用いた構成の
ものが提案されている。
〔例えば、プロシーディングス オブ ザ フォース
インターナショナル マイクロエレクトロニクス カン
ファレンス アイ エム シー 1986 コーベ,アイエ
ス エッチ エム ジャパン発行;267〜271P(Proceedi
ngs of the 4th International Microelectronics conf
erence INC 1986 Kobe,ISHM Japan発行;267〜271P)〕 これは、Cuなどの卑金属導体を予めセラミック基板10に
メタライズして導体膜20とし、その後、珪化物−ガラス
系グレーズ抵抗ペーストを前記のメタライズ導体膜と接
触する様に印刷し、乾燥後、850℃〜1000℃の非酸化性
雰囲気中の高温で焼付けてグレーズ抵抗体を得るもので
ある。確かに、この構成では、電極、抵抗材料共に卑
金属を用いるため安価であり、Cuなどの卑金属は半田
付けが容易でしかもマイグレーションしにくいなどの優
れた点を有しており、また、抵抗体としての諸特性はRu
O2系のそれと同等の優れた特性を有している。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の構成においては、抵抗は基本特性
面では満足できるものの、抵抗値の初期バラツキが大き
いため実用上大きな不安を残している。特に、同じ面積
抵抗(Rs)の抵抗膜でありながら抵抗膜のたて・よこ比
(アスペクト比)によってRsが異なり、抵抗値を設計す
る上で大きな障害となっている。これは、抵抗膜をX線
などで解析したところ、焼成時に電極と抵抗体の界面で
不要な反応が生じ、この反応層の抵抗変化によってバラ
ツキが発生するものと推測される。
このように、従来の珪化物−ガラス系グレーズ抵抗は初
期抵抗の不安定さからなかなか実用に供されないのが実
状であった。
本発明は、上記問題点に鑑み、使用する材料は卑金属材
料であるため安価で、安定な抵抗特性を有したグレーズ
抵抗と優れた導体膜とを有する高信頼性の厚膜回路基板
の製造方法を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の厚膜回路基板の製
造方法は、絶縁性磁器基板上に、珪化物−ガラス系グレ
ーズ抵抗膜を非酸化性雰囲気中の高温で焼成した後、前
記抵抗膜に接触する卑金属材料からなる導体膜を抵抗膜
の焼成温度より低い温度の非酸化性雰囲気中で焼成する
という構成を備えたものである。
作用 本発明の方法によれば、抵抗膜を予め形成してあるため
に、抵抗体中の導体成分である珪化物をガラスがおおっ
た状態となり、さらに、抵抗膜中のガラスが結晶化して
いるため、電極焼成段階において、卑金属とガラスある
いは、卑金属と珪化物の化学反応を抑えることができ
る。このため、電極焼成後の抵抗膜と電極膜との界面に
反応層が生成されず、膜形状依存性のない抵抗膜を有す
る厚膜回路基板を提供できるものである。
実施例 以下本発明の一実施例の厚膜回路基板の製造方法につい
て、図面を参照しながら説明する。第1図は本発明の実
施例における厚膜回路基板の断面図を示すものである。
第1図において、10はセラミック基板、40は卑金属導
体、50は珪化物−ガラス系グレーズ抵抗膜を示す。
3種類の珪化物組成を有する珪化物粉体を特開昭56−15
3702号公報に示す手順で得た。この珪化物粉体に、BaO,
B2O3,MgO,CaO,SiO2からなるガラスフリットと、アクリ
ル系バインダをテレピン油に10%溶解したビヒクルとを
加え、よく混練して珪化物−ガラス系グレーズ抵抗ペー
ストとした。この時、珪化物粉体とガラスフリットとの
合計量に対する珪化物粉体を5〜50重量%になるように
した。また、ペースト作製時に用いる有機バインダーと
しては、非酸化性雰囲気で焼き付けするため、熱分解性
のアクリル系バインダーが望ましい。以上の様にして作
製した抵抗ペーストを、アルミナ純度が96%の焼結体で
あるセラミック基板10上にスクリーン印刷し、120℃で1
0分間乾燥した後、最高温度が850〜1000℃で、N2のみ
か、またはH2とN2の混合ガスの非酸化性雰囲気に保たれ
た連続ベルト炉に通して焼成し、珪化物−ガラス系グレ
ーズ抵抗膜50を形成した。この時、焼付温度は、ガラス
組成と導体材料の組合せによって異なる。
次に、導体材料としてCuを主成分としたペーストを抵抗
膜50に接触するようにスクリーン印刷し、120℃で10分
間乾燥した後、最高温度が850〜950℃(ただし、抵抗焼
成よりも低い温度)で、N2のみか、またはH2とN2混合ガ
スの非酸化性雰囲気に保たれた連続ベルト炉に通して焼
成しCuの導体膜40を形成した。この時の電極間距離
(L)は0.5〜10mmで0.5mmおきに異なっており、また抵
抗体幅は1mmで一定とした。
このようにして得られた厚膜回路基板のグレーズ抵抗の
面積抵抗Rs(Ω/□)Rs=Ro/L、25℃と125℃における
抵抗の温度変化率TCR(ppm/℃)、電流ノイズ(dB)、1
50mW/mm2の負荷を5秒間印加した時の抵抗変化率ΔR
(%)についてそれぞれ調べた。また、電極界面のRsへ
の影響を明らかにするために、L=10mmのときの面積抵
抗R10とL=0.5mmの時の面積抵抗R0.5の比(AR)をとっ
て調べた。
(AR)=R10/R0.5 第1表に実施例で得られた抵抗体の材料組成と代表的抵
抗体特性であるRs,TCR,N,ΔR,ARを示す。同表から、珪
化物組成の違いによらず、抵抗値の形状依存性が極めて
少ないことがわかる。
比較例 本発明の効果を明らかにするために、従来の方法、すな
わち卑金属電極形成後に、珪化物−ガラス系グレーズ抵
抗体を形成する方法で得られた厚膜回路基板の抵抗の代
表的特性を実施例の代表的特性と共に第2表に示し両者
を比較する。
第2表の比較例との比較から、本発明の製造方法によっ
て、優れた抵抗体特性を有する厚膜回路基板が得られる
事がわかる。とりわけ、電極との反応が少なく、膜形状
依存性の小さい(ARが1に近い)抵抗の形成が可能とな
る。さらに、第2図には、電極間距離(L)と面積抵抗
Rsとの関係を、実施例(a)と比較例(b)の代表的な
ものについて示した。第2図から、本発明の製造方法に
より形成した抵抗は膜形状依存性が全くない事がわか
る。さらに、第1表から、本発明の製造方法のなかで、
抵抗体としては、珪化物−ガラス系のグレーズ抵抗体で
あればよく珪化物の種類によって、その効果が著しく変
わらない事がわかる。
なお、本実施例ではグレーズ抵抗体のガラス成分として
硼珪酸バリウム系のものを用いたが、非酸化性雰囲気の
高温で安定な抵抗膜を形成できるものであればこれに限
らない。
発明の効果 以上のように本発明の製造方法は、絶縁性磁器基板上
に、珪化物−ガラス系グレーズ抵抗膜を非酸化性雰囲気
中の高温で焼成した後、前記抵抗膜に接触する卑金属材
料からなる導体膜を抵抗膜の焼成温度より低い温度の非
酸化性雰囲気中で焼成することにより、高信頼性で膜形
状依存性の小さい抵抗体と、優れた導体膜を有する厚膜
回路基板を提供することができる。
さらに、導体膜としてCuの持っている導体抵抗の低さ、
半田付け性の良さ、耐マイグレーション性の良さ、低コ
ストを充分に生かせるものであり、工業上極めて効果的
な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における厚膜回路基板の断面
図、第2図は電極間距離Lと面積抵抗Rsとの関係を示す
特性図、第3図は従来の厚膜回路基板の断面図である。 10……セラミック基板、20……導体膜、30……グレーズ
抵抗膜、40……卑金属導体膜、50……珪化物−ガラス系
グレーズ抵抗膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−27658(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性磁器基板上に、珪化物−ガラス系グ
    レーズ抵抗膜を非酸化性雰囲気中の高温で焼成した後、
    前記抵抗膜に接触する卑金属材料からなる導体膜を抵抗
    膜の焼成温度より低い温度の非酸化性雰囲気中で焼成す
    ることを特徴とする厚膜回路基板の製造方法。
JP62014696A 1987-01-23 1987-01-23 厚膜回路基板の製造方法 Expired - Lifetime JPH0740631B2 (ja)

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