JPH0740747A - 車両のルーフ構造 - Google Patents

車両のルーフ構造

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JPH0740747A
JPH0740747A JP19030293A JP19030293A JPH0740747A JP H0740747 A JPH0740747 A JP H0740747A JP 19030293 A JP19030293 A JP 19030293A JP 19030293 A JP19030293 A JP 19030293A JP H0740747 A JPH0740747 A JP H0740747A
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elevating
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Yoshiharu Nakagawa
吉晴 中川
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Mazda Motor Corp
Daikyo Webasto Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ルーフ本体に対して開閉自在の昇降ルーフを
有する車両において車両のルーフ本体の開口の周囲の強
度を向上させる。 【構成】 開口7の周囲に車両前後方向に延びるパネル
部材56を配置し、パネル部材56とルーフ本体2とで
開口周囲に二つの閉断面52、54を設ける。さらに、
開口7の前後において車幅方向に延びる第二のパネル部
材により開口7の左右にあるパネル部材56を連結し、
剛性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ルーフ本体上において
ルーフ本体とは別体に、ルーフ本体に対して昇降可能に
設けられている昇降ルーフを有する車両のルーフ構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ルーフ本体とは別体の昇降ルーフ
がルーフ本体上に設けられた車両が市販されている。こ
の昇降ルーフはルーフ本体に対して昇降自在にルーフ本
体に取り付けられており、通常はルーフ本体上に覆い被
さっており、車両のルーフの一部をなしている。必要時
には、この昇降ルーフを上昇させることにより、ルーフ
本体と昇降ルーフとの間にある程度の空間を形成するこ
とができる。昇降ルーフとルーフ本体との間には蛇腹状
のカーテン部材が予め取り付けられており、昇降ルーフ
を上昇させるとそのカーテン部材もともに上昇し、ルー
フ本体と昇降ルーフとの間に形成される空間を外界から
遮断する。このように外界から遮断された空間内に、例
えば、ベッドを敷けば、その空間を臨時の寝室として利
用することができるし、あるいは、荷物の置き場として
も利用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような昇降ルーフ
を設ける場合、車両のルーフ本体にはそのほぼ中央に大
きな開口が設けられる。車室内の乗員はこの開口を通っ
て、車室と、昇降ルーフとルーフ本体との間に形成され
た空間との間を出入りする。この開口は通常はベッドな
どの部材で覆われている。ルーフ本体に大きな開口を設
けると、ルーフ本体の強度、特に、開口周囲の強度は低
下せざるを得ない。さらに、一般的には、昇降ルーフを
駆動させる装置は開口の周囲において車両の前後方向に
沿って配置される。このため、開口の周囲の部分はこの
昇降ルーフ駆動装置を支持するのに十分な剛性が必要で
あるが、開口は比較的大きく形成されるため、十分な剛
性を確保することは必ずしも容易ではない。本発明はこ
のような問題点に鑑みてなされたものであり、ほぼ中央
に開口を有する車両のルーフ本体と、このルーフ本体に
対して昇降可能な昇降ルーフを駆動する昇降ルーフ駆動
装置とを有し、昇降ルーフ駆動装置は開口の周囲に配置
されている車両のルーフ構造において、ルーフ本体の開
口周囲の剛性を効果的に向上させることができる車両の
ルーフ構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を実現するための手段及び作用】この目的を達成
するため、本発明に係る車両のルーフ構造の第一の態様
は、ほぼ中央に開口を有する車両のルーフ本体と、この
ルーフ本体に対して昇降可能な昇降ルーフを駆動する昇
降ルーフ駆動装置とを有し、該昇降ルーフ駆動装置は開
口の周囲において車両の前後方向に沿って配置されてい
る車両のルーフ構造において、ルーフ本体と共働して、
車両の前後方向に開口する二つの閉断面を形成する第一
パネル材を開口の周囲において車両の前後方向に沿って
配置する。さらに、車両の車幅方向に延び、第一パネル
材を連結する第二パネル材を開口の車両前方側または後
方側の少なくとも何れか一方に配置する。このように、
第一パネル材により開口の周囲には二つの閉断面が形成
され、さらに、その第一パネル材による閉断面構造は第
二パネル材により車幅方向において連結されるので、開
口周囲の強度ないしは剛性を大幅に向上させることがで
きる。本発明に係る車両のルーフ構造は次の第二の態様
のようにも構成することができる。すなわち、第二の態
様における本発明の車両のルーフ構造は、ほぼ中央に開
口を有する車両のルーフ本体と、このルーフ本体に対し
て昇降可能な昇降ルーフを駆動する昇降ルーフ駆動装置
とを有し、該昇降ルーフ駆動装置は開口の周囲において
車両の前後方向に沿って配置されている車両のルーフ構
造において、ルーフ本体には昇降ルーフ駆動装置取付用
凹部が形成され、ルーフ本体下方には車両の前後方向に
延びる補強部材が配置され、車両の前後方向に延びるパ
ネル材を設け、該パネル材の一端は凹部に、他端は補強
部材に接続される。
【0005】本態様においては、車両の車幅方向両側に
はルーフ補強用の補強部材が車両の前後方向に延びるよ
うに形成されている。この補強部材をパネル材を介して
ルーフ本体の昇降ルーフ駆動装置取付用凹部に接続させ
ることにより、凹部付近のルーフ構造の強度を向上させ
ることができる。第三の態様における本発明の車両のル
ーフ構造は、ほぼ中央に開口を有する車両のルーフ本体
と、このルーフ本体に対して昇降可能な昇降ルーフを駆
動する昇降ルーフ駆動装置とを有し、該昇降ルーフ駆動
装置は開口の周囲において車両の前後方向に沿って配置
されている車両のルーフ構造において、ルーフ本体には
昇降ルーフ駆動装置取付用凹部が形成され、ルーフ本体
と共働して、車両の前後方向に開口する二つの閉断面を
形成する第一パネル材を開口の周囲において車両の前後
方向に沿って配置される。ルーフ本体下方には車両の前
後方向に延びる補強部材が配置される。第一パネル材
は、車両の車幅方向に延び、かつ、開口の車両前方側ま
たは後方側の少なくとも何れか一方に配置された第二パ
ネル材により連結される。さらに、車両の前後方向に延
びる第三パネル材が設けられ、該第三パネル材の一端は
第一パネル材及び凹部に、他端は補強部材に接続され
る。
【0006】開口の周囲には二つの閉断面が形成され、
これら二つの閉断面は第三パネル材により車幅方向にお
いて連結される。さらに、第二パネル材(第二の態様に
おけるパネル材に相当するもの)が第一パネル材、ルー
フ本体の凹部及び補強部材を三重接合しているので、開
口周囲の十分な強度ないしは剛性を確保することができ
る。本発明の好ましい実施態様においては、二つの閉断
面は昇降ルーフ駆動装置を中心として車幅方向左右に位
置するように形成される。二つの閉断面をこのように配
置させることにより、車幅方向における開口周囲の強度
ないしは剛性を最も効果的に向上させることができる。
本発明の好ましい実施態様においては、補強部材は閉断
面構造のものとして形成される。これにより、補強部材
の強度が増し、ルーフ本体の支持剛性を向上させること
ができる。本発明の好ましい実施態様においては、ルー
フ本体は補強部材と接続される。この結果、ルーフ本体
と補強部材とパネル材とは閉断面構造を形成する。
【0007】このように閉断面構造が形成されることに
より、開口周囲の強度ないしは剛性をさらに向上させる
ことができる。第四の実施態様における本発明の車両の
ルーフ構造は、ほぼ中央に開口を有する車両のルーフ本
体と、このルーフ本体に対して昇降可能な昇降ルーフを
駆動する昇降ルーフ駆動装置とを有し、該昇降ルーフ駆
動装置は開口の周囲において車両の前後方向に沿って配
置されている車両のルーフ構造において、ルーフ本体と
共働して、車両の前後方向に開口し、かつ、昇降ルーフ
駆動装置よりも車幅方向内側に閉断面を形成する第一パ
ネル材を車両の前後方向に沿って配置する。さらに、車
両の車幅方向に延び、車幅方向左右の閉断面を連結する
第二パネル材が開口の車両前方側または後方側の少なく
とも何れか一方に配置される。この態様においては、第
一の態様と異なり、閉断面は一つのみ形成される。ただ
し、その閉断面は車幅方向において昇降ルーフ駆動装置
よりも内側に形成される。昇降ルーフ駆動装置を設ける
際に、最も剛性が要求されるのは開口の車幅方向内側で
あるから、車幅方向内側に閉断面し、さらに、その閉断
面を第二パネル材で連結させることにより、昇降ルーフ
駆動装置の支持に必要な強度ないしは剛性を確保するこ
とができる。
【0008】
【実施例】本発明の車両のルーフ構造は、ルーフ本体と
は別体の、ルーフ本体に対して開閉可能な昇降ルーフを
有する車両を前提とする。このため、最初に、昇降ルー
フを開閉駆動させる装置について説明する。図1乃至図
8は昇降ルーフ駆動装置の一実施例を示す。図1に示す
ように、車両1のルーフ本体2の上方にはルーフ本体2
に対して昇降自在に昇降ルーフ3が取り付けられてい
る。昇降ルーフ3は車両1の前方側においては左右一対
のリンク部材4を介して、車両1の後方側においては左
右一対のX字型リンク5を介して、さらに、リンク部材
4とX字型リンク5との間において左右一対のダンパ部
材6を介してルーフ本体2に対して昇降自在に支持され
ている。ルーフ本体2の中央には車室内に通じる開口7
が形成されている。この開口7は乗員が出入りすること
ができる程度の大きさを有する。開口7の車両長手方向
前後には車両長手方向に延びる複数の補強用ビード8が
相互に平行に設けられている。開口7の車幅方向両側に
は各々ガイドレール9が長手方向に延びるように形成さ
れている。図3はガイドレール9の車幅方向の断面を示
す。ガイドレール9は対向する一対のガイドレール壁1
0からなる。ガイドレール壁10はその上端内側に相互
に向かい合って開口する一対のレール11が設けられて
おり、このレール11は車両1の後方から前方に向かう
につれて上方に傾斜するように設けられている。ガイド
レール壁10の下端にはフランジ部12が形成されてお
り、ガイドレール壁10はこのフランジ部12において
ルーフ本体2の上方に配置されている第一パネル材(後
述)にボルト13で固定されている。
【0009】ルーフ本体2にはガイドレール9の下端に
沿って凹部14が車両1の長手方向に形成されており、
凹部14(図2及び図3参照)の内部には、リンク部材
4の下端に取り付けられたローラー16(後述する)を
転動させるレール15が形成されている。リンク部材4
はその上端において昇降ルーフ3に枢動自在に支持され
ているとともに(図1参照)、その下端には一対のロー
ラー16が取り付けられている。ローラー16はルーフ
本体2の凹部14に設けられたレール15に嵌められて
おり、レール15に沿って凹部14の内部を車両1の長
手方向に転動し得る。さらに、リンク部材4の上端と下
端との間の任意の一点には一対のローラー17がローラ
ー16と同じ向きに取り付けられており、ローラー17
はガイドレール壁10の上端に設けられているレール1
1に転動自在に嵌め込まれている。図2に示すように、
ルーフ本体2の凹部14の後方にはモーター取付用穴1
8が形成されており、図4に示すように、リンク部材駆
動用のモーター19はその一部のみがルーフ本体2の上
方に突出するようにモーター取付用穴18に取り付けら
れている。モーター19の出力軸19aはギヤ機構20
に動力を供給し、ギヤ機構20はこの動力を駆動ケーブ
ル22に伝達する。駆動ケーブル22は車両前方側の一
端がリンク部材4の下端のローラー16に枢動自在に取
り付けられており、他端は車両後方側に延び、フリーの
状態にある。駆動ケーブル22にはその表面に溝が設け
られており、この溝はギヤ機構20内部の歯車(図示せ
ず)と常に噛合している。このような構造によって、モ
ーター19が正転すると、駆動ケーブル22は車両前方
に進み、リンク部材4の下端のローラー16をレール1
5に沿って車両前方に付勢する。モーター19が逆転す
ると、駆動ケーブル22は車両後方に進み、リンク部材
4の下端のローラー16をレール15に沿って車両後方
に引張する。
【0010】図5は昇降ルーフ3を裏面から見た斜視図
である。昇降ルーフ3は本体部分3aと本体部分の四方
を囲む周囲壁部分3bとからなり、所定の高さを有して
いる。本体部分3aの前方中央には開口が形成されてお
り、この開口にはガラスパネル25が嵌め込まれてい
る。ガラスパネル25の車幅方向両側にはリンク部材4
の上端を枢動自在に取り付けるためのリンク部材取付部
26(左右両側のうち片側のみ図示)が設けられてい
る。リンク部材取付部26の後方にはダンパ部材6を取
り付けるためのダンパ部材取付部27(片側のみ図
示)、さらにその後方にはX字型リンク5を取り付ける
ためのX字型リンク取付部28(片側のみ図示)が設け
られており、各取付部26,27,28の周囲には昇降
ルーフ3の強度を確保するための補強部材29が設けら
れている。これらの各取付部26,27,28及び補強
部材29は昇降ルーフ3の高さよりも低く形成されてお
り、昇降ルーフ3から突出しないようになっている。昇
降ルーフ3の前端には、昇降ルーフ3がルーフ本体2に
対して閉じているときに双方の間をシーリングするシー
ル部材30(一部のみ図示)が嵌め込まれている。図6
は昇降ルーフ3とルーフ本体2との間に設けられている
テント部材31の斜視図である。テント部材31は中心
線32に対して左右対称であり、図6はその片側半分の
みを示す。テント部材31は昇降ルーフ側取付部33に
おいて昇降ルーフ3の車両長手方向側部に、ルーフ本体
側取付部34においてルーフ本体2に適当な手段で各々
取り付けられている。テント部材31は折り曲げライン
35に沿って折り曲げられ、折り曲げライン35から中
心線32に至る部分においては、昇降ルーフ側取付部3
6において昇降ルーフ3の前端に、ルーフ本体側取付部
37においてルーフ本体2に適当な手段で各々取り付け
られている。
【0011】テント部材31は昇降ルーフ3がルーフ本
体2に対して閉じている場合には、蛇腹状に折り畳まれ
た状態で昇降ルーフ3の内部に格納され、昇降ルーフ3
がルーフ本体2に対して開くにつれて徐々に伸びる。昇
降ルーフ3が全開状態になったときには、図6に示すよ
うな状態になり、昇降ルーフ3とルーフ本体2との間に
形成される空間を外界から遮断する。この場合、図6に
おいて、昇降ルーフ側取付部33とルーフ本体側取付部
34と折り曲げライン35とで囲まれる部分38Aが車
両1の長手方向側部において昇降ルーフ3とルーフ本体
2との間に位置し、昇降ルーフ側取付部36とルーフ本
体側取付部37と折り曲げライン35とで囲まれる部分
38Bが昇降ルーフ3の前端において昇降ルーフ3とル
ーフ本体2との間に位置する。テント部材31の部分3
8Bには前方視界確保のために透明部材からなる窓39
が形成されている。また、窓39の上方にはテント部材
31のほぼ全長にわたってファスナー部材40が設けら
れており、必要に応じて、テント部材31を開放できる
ようになっている。図7はルーフ本体2の中央開口7の
上にベッド41を敷いた状態を示している。ベッド41
は、昇降ルーフ3をルーフ本体2に対して上昇させ、全
開状態にした後に開口7の上に敷かれる。または、最初
から開口7の上に敷いておいてもよい。ベッド41は3
分割にしたもの、あるいは、3段に折り畳んだものが好
ましい。
【0012】次いで、図8を参照して、リンク部材4の
動きに伴う昇降ルーフ3の開閉状態を簡単に示す。車両
1の走行中などの昇降ルーフ3を開く必要がない場合に
は、リンク部材4の下端に取り付けられているローラー
16はガイドレール9の最下端(すなわち、車両1の最
も後方側)の位置X1にあり、この状態では、図8に鎖
線で示すように、リンク部材4は寝た状態にあり、昇降
ルーフ3もルーフ本体2に対して閉じた状態にある。車
両1が停止し、昇降ルーフ3を開く必要が生じた場合に
は、モーター19が正転される。モーター19の正転に
よりローラー16がレール15に沿って車両前方へ転動
を開始し、これに伴い、リンク部材4の任意の一点に支
持されているローラー17も車両前方に向かってレール
11に沿って上昇を開始する。このように、二つのロー
ラー16,17が転動を行うことに伴って、リンク部材
4は当初の寝た状態(鎖線で示す状態)から矢印Y1の
方向に沿って徐々に起き上がって行く。レール11は車
両前方に向かって上方に傾斜しているため、リンク部材
4の下端のローラー16が駆動ケーブル22に押されて
車両前方に向かうにつれて、駆動ケーブル22すなわち
モーター19がローラー16に対して及ぼす力の作用方
向(すなわち、レール15が延びる方向)とローラー1
7との間の垂直距離は大きくなる。リンク部材4を矢印
Y1の方向に持ち上げようとする、ローラー17に関す
るモーメントMは次式で表される。
【0013】モーメントM=(モーター19がローラー
16に及ぼす付勢力F)×(ローラー17とローラー1
6との間の垂直距離L) モーター19がローラー16に及ぼす付勢力Fは一定で
あるが、ローラー17とローラー16との間の垂直距離
Lは、リンク部材4の矢印Y1の方向への上昇に伴い、
大きくなる。すなわち、ローラー16が駆動ケーブル2
2に押されて車両前方に移動するにつれて、リンク部材
4を矢印Y1の方向に持ち上げようとするモーメントM
が大きくなり、リンク部材4の初期起立動作が容易に行
われることとなる。以後、駆動ケーブル22がローラー
16を押し続け、ローラー16がガイドレール9の最も
車両前方側の位置X2に達したときに、ローラー17は
ガイドレール9の最上端に達し、この時点でモーター1
9は作動を停止する。この間、昇降ルーフ3を矢印Y1
の方向に上昇を続け、ローラー16が位置X2に達した
ときには、ルーフ本体2に対して全開の状態(図8の実
線で示す状態)になる。なお、ダンパー部材6はローラ
ー16が位置X1にある状態においては、図8に示すよ
うに、寝た状態にある。このため、ダンパー部材6の付
勢力は昇降ルーフ3には僅かしか作用しない。ローラー
17がレール11を上昇するにつれて、ダンパー部材6
も寝た状態から徐々に起立状態に移行し、昇降ルーフ3
に対して及ぼす付勢力が大きくなる。すなわち、ダンパ
ー部材6はローラー17がレール11のある地点に達し
た時点から昇降ルーフ3に付勢力を及ぼし始め、昇降ル
ーフ3の上昇を促進する。
【0014】すなわち、昇降ルーフ3は当初は、すなわ
ち、ダンパー部材6があまり作動しない間においては、
モーメントMの作用のみにより初期起立動作を行い、そ
の初期起立動作がほぼ終了した時点からモーメントMの
作用に加えてダンパー部材6の付勢力を受けて起立動作
を行う。このように、昇降ルーフ3はモーメントM及び
ダンパー部材6の作用を効果的に受けて、ルーフ本体2
に対して上昇する。昇降ルーフ3を閉じる場合すなわち
昇降ルーフ3をルーフ本体2に向かって下降させる場合
には、モーター19を逆転させる。これにより、駆動ケ
ーブル22は車両後方に移動し、ローラー16はレール
15に沿って車両後方に転動を開始し、ローラー17は
レール11に沿って下降する。これらのローラー16,
17の転動に伴い、リンク部材4は矢印Y2の方向に下
降し、ローラー16が当初の位置X1に達した時点で昇
降ルーフ3はルーフ本体2に対して閉じた状態(図8の
鎖線で示す状態)になる。以下に、図9乃至図14に本
発明に係る車両のルーフ構造の第一の実施例を示す。図
3に示すように、ルーフ本体2の上方には第一パネル材
56が配置されている。前述したように、ガイドレール
9はそのフランジ部12が第一パネル材56にボルト1
3で固定されている。第一パネル材56は車両1の前後
方向に延びており、ルーフ本体2と共働して二つの閉断
面52、54を形成している。二つの閉断面52、54
は凹部14を中心として車幅方向の左右に位置する。
【0015】図9は一部断面図を含むルーフ本体2の斜
視図である。図9に示すように、第一パネル材56は開
口7の周囲に沿って車両1の前後方向に延び、開口7を
超えて車両1の前後方向に延びている。図10は第一パ
ネル材56の斜視図である。第一パネル材56は車幅方
向内側に位置する第一部分56aと車幅方向外側に位置
する第二部分56bとからなり、第一部分56aが開口
7を超えて車両1の前後方向に延びている。第二部分5
6bは開口7とほぼ同じ長さを有している。第一部分5
6aと第二部分56bとでほぼU字型形状の凹部(図3
参照)を形成している。この凹部の中に昇降ルーフ駆動
装置が収納されている。開口7の前後には、ルーフ本体
2の下方において、前方第二パネル材58と後方第二パ
ネル材60とが車幅方向に延びている。開口7の車幅方
向左右に位置する一対の第一パネル材56は開口7の前
方において前方第二パネル材58により、開口7の後方
において後方第二パネル材60により各々接続されてい
る。各第二パネル材58,60はルーフ本体2を間に挟
んで第一パネル材56の前端及び後端の下面に接続され
ている(図14参照)。
【0016】図11は前方第二パネル材58の斜視図で
ある。前方第二パネル材58は車幅方向に延びるパネル
材からなり、その車幅方向に延びる両辺には曲げ剛性向
上用の折り曲げ部62a,62bが各々形成されてい
る。前方第二パネル材58は車幅方向に沿って上方に凸
状になだらかに湾曲している。前方第二パネル材58は
各折り曲げ部62a,62bの上面においてルーフ本体
2の下面に固定されている。図12は後方第二パネル材
60の斜視図である。後方第二パネル材60も前方第二
パネル材58と同様に車幅方向に延びるパネル材からな
り、車幅方向に延びる両辺には曲げ剛性向上用の折り曲
げ部66a,66bが各々形成されている。前方第二パ
ネル材58の場合と同様に、後方第二パネル材60も車
幅方向に沿って上方に凸状になだらかに湾曲している。
後方第二パネル材60は各折り曲げ部66a,66bの
上面においてルーフ本体2の下面に固定されている。ま
た、図3に示すように、車両1の車幅方向両側部には、
車両1の前後方向に延びる補強部材70が配置されてい
る。補強部材70はルーフ本体2の下方に位置し、閉断
面72を有する構造に形成されている。ルーフ本体2の
一端2aは補強部材70に接続されている。
【0017】さらに、図3に示すように、ルーフ本体2
の下方には車両1の前後方向に延びる第三パネル材74
が配置されている。図13は第三パネル材74の斜視図
である。第三パネル材74は開口7の前後に配置されて
いる二つの第二パネル材58,60を超えて車両前後方
向に延びている。第三パネル材74には二つの凹部76
a,76bが設けられており、車両前方側の凹部76a
には前方第二パネル材58が嵌合し、車両後方側の凹部
76bには後方第二パネル材60が嵌合し、各々第三パ
ネル材74に固定されている。第三パネル材74の凹部
76a,76b以外の部分は水平面74aと、垂直面7
4bと、水平面74aと垂直面74bとを連結する斜面
74cとからなっている。なお、垂直面74bは凹部7
6a,76bが形成されている部分にも連続して設けら
れている。図3に示すように、第三パネル材74はその
水平面74aが凹部14の下方においてルーフ本体2の
下面に結合し、垂直面74bが補強部材70に結合して
いる。これによって、ガイドレール9の車幅方向外方に
は、ルーフ本体2と補強部材70と第三パネル材74と
で囲まれる閉断面78が形成されている。
【0018】以上のように、車幅方向における開口7の
周囲には車両前後方向に延びる二つの閉断面52,54
が形成され、これらの閉断面構造を形成する第一パネル
材56は開口7の前後において第二パネル材58,60
により連結されている。さらに、ルーフ本体2は閉断面
72を有する補強部材70と第三パネル材74を介して
接続され、閉断面78を形成している。このように、車
幅方向における開口7の周囲には四つの閉断面構造5
2,54,72,78が形成され、それらの閉断面構造
は相互に連繋状態にある。このため、特に十分な強度な
いしは剛性が要求される車幅方向における開口7の両側
の強度ないしは剛性を確保することが可能になる。図1
5乃至図23は本発明に係る車両のルーフ構造の第二の
実施例を示す。図16に示すように、本実施例において
は、第一実施例と異なり、ルーフ本体2は第一パネル材
56の下方まで延びておらず、第一パネル材56の車幅
方向外側においてのみ配置されており、第一パネル材5
6の車幅方向外側端部と接続されている。本実施例にお
ける第一パネル材56は、図19に示すように、車両1
の前後方向に延びる凹部14と、凹部14と並び、その
後方に位置するモーター取付用孔18とを有するパネル
材からなっている。図15に示すように、第一パネル材
56は開口7の周囲に沿って車両1の前後方向に延びる
ように配置され、開口7とほぼ同じ長さを有している。
【0019】図16に示すように、本実施例においても
閉断面72を有する補助部材70が車幅方向両端におい
て車両1の前後方向に延びている。ルーフ本体2の一端
2aは補助部材70に接続されている。本実施例におい
ては、ルーフ本体2が第一パネル材56の下方まで延び
ていないことに代えて、第四パネル材50が設けられて
いる。図20は第四パネル材50の斜視図である。第四
パネル材50は車両1の前後方向に延びるパネル材から
なり、車幅方向内側には第四パネル材50の全長にわた
って折り曲げ部50aが形成されており、車幅方向外側
には第四パネル材50の前端及び後端から一定長さの範
囲においてのみ折り曲げ部50bが形成されている。図
16に示すように、第四パネル材50は第一パネル材5
6の車幅方向内側下方に配置され、第一パネル材56と
接続されて第一パネル材56との間に閉断面52を形成
している。第四パネル材50の二つの折り曲げ部50b
の間の間隔はほぼ第一パネル材56の全長に等しく、第
一パネル材56は二つの折り曲げ部50bの間に配置さ
れる。第四パネル材50の折り曲げ部50bが形成され
ている部分は、図18に示すように、ルーフ本体2と直
接接続しており、ルーフ本体2と第四パネル材50とで
閉断面51を形成している。
【0020】本実施例においては、第四パネル材50が
折り曲げ部50bが形成されている部分において開口7
の前後で前方第二パネル材58と後方第二パネル材60
により接続されている。図21は前方第二パネル材58
の斜視図である。前方第二パネル材58は車幅方向に延
びるパネル材であり、車幅方向に延びる両縁には曲げ剛
性を向上させるための折り曲げ部62a,62bが各々
形成されている。各折り曲げ部62a,62bの上面が
ルーフ本体2の下面に固定されている。車両後方側の折
り曲げ部62aには左右対称の位置に一対の凹部64が
形成されている。第一パネル材56はその前端(折り曲
げ部50bが形成されている部分)において各凹部64
に嵌合し、固定される。なお、第一実施例と同様に、本
実施例における前方第二パネル材58も車幅方向に沿っ
て上方に湾曲している。図22は後方第二パネル材60
の斜視図である。後方第二パネル材60も前方第二パネ
ル材5と同様に車幅方向に延びるパネル材であり、車幅
方向に延びる両面には曲げ剛性向上用の折り曲げ部66
a,66bが形成されている。各折り曲げ部66a,6
6bの上面がルーフ本体2の下面に固定されている。車
両前方側の折り曲げ部66bには左右対称に一対の凹部
68が形成されており、第一パネル材56はその後端
(折り曲げ部50bが形成されている部分)において各
凹部68に嵌合し、固定されている。この後方第二パネ
ル材60も前方第二パネル材58と同様に車幅方向に沿
って上方に湾曲している。
【0021】本実施例における第三パネル材74は第一
実施例と異なり、二つの分割片からなっている。図23
に第三パネル材74の斜視図を示す。本実施例における
第三パネル材74は車両前方に位置する分割片80と車
両後方に位置する分割片82とからなっている。前方分
割片80は凹部76aを中心として左右に一定長さだけ
延びており、後方分割片82は凹部76bを中心として
左右に一定長さだけ延びている。分割片80,82は、
第一実施例における第三パネル材74と同様に、ともに
各凹部76a,76bから左右に一定長さだけ延びる部
分において水平面74a及び斜面74cを有し、全長に
わたって垂直面74bを有している。図18に示すよう
に、前方分割片80の凹部76aの上に前方第二パネル
材58が固定され、前方第二パネル材58の前後におい
て第三パネル材74の垂直面74bが補助部材70に接
続されている。同様に、後方分割片82の凹部76bの
上に後方第二パネル材60が固定され、後方第二パネル
材60の前後において第三パネル材74の垂直面74b
が補助部材70に固定されている。図24は第二の実施
例の変形例である。この変形例においては、第一パネル
材56ひいては第四パネル材50の折り曲げ部50aの
みが形成されている部分が開口7を超えて車両1の前後
方向に延びている。第四パネル材50は各第二パネル材
の凹部64,68に嵌合し得るように下方にやや凸状に
なるように形成されており、第四パネル材50は前方第
二パネル材58の凹部64及び後方第二パネル材60の
凹部68に各々嵌合され、かつ、固定されている。
【0022】第四パネル材50の折り曲げ部50bは前
方及び後方第二パネル材を超えた地点においてルーフ本
体2の下面に接続されている。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る車両のルー
フ構造においては、ルーフ本体の開口の周囲にはルーフ
本体と共働して閉断面構造を形成する第一パネル材が配
置され、さらに、車幅方向左右の第一パネル材は車幅方
向に延びる第二パネル材により連結されている。このよ
うに、開口の周囲にはパネル材が配置され、それらのパ
ネル材が相互に連結されることにより、開口周囲の強度
ないしは剛性を効果的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る昇降ルーフが開いた状
態を示す斜視図である。
【図2】図1に示した実施例において昇降ルーフを取り
除いた状態での車両のルーフ本体の斜視図である。
【図3】昇降ルーフが開きつつある状態におけるガイド
レールとリンク部材との関係を示す、図9のA−A線に
おける車幅方向断面図である。
【図4】リンク部材とアクチュエータとの配置関係を示
す概略図である。
【図5】昇降ルーフを裏面からみた斜視図である。
【図6】昇降ルーフとルーフ本体との間に配置されるテ
ント部材の斜視図である。
【図7】ルーフ本体上にベッドを配置した状態を示す概
略図である。
【図8】リンク部材と昇降ルーフの動きを示す説明図で
ある。
【図9】ルーフ本体の一部断面図を含む斜視図である。
【図10】第一パネル材の斜視図である。
【図11】前方第二パネル材の斜視図である。
【図12】後方第二パネル材の斜視図である。
【図13】第三パネル材の斜視図である。
【図14】図9のB−B線における断面図である。
【図15】第二の実施例におけるルーフ本体の斜視図で
ある。
【図16】図15のC−C線における断面図である。
【図17】図15のD−D線における断面図である。
【図18】図15のE−E線における断面図である。
【図19】第二実施例における第一パネル材の斜視図で
ある。
【図20】第四パネル材の斜視図である。
【図21】第二実施例における前方第二パネル材の斜視
図である。
【図22】第二実施例における後方第二パネル材の斜視
図である。
【図23】第二実施例における第三パネル材の斜視図で
ある。
【図24】第二実施例の変形例の断面図である。
【符号の説明】
1 車両 2 ルーフ本体 3 昇降ルーフ 4 リンク部材 5 X字型リンク 6 ダンパー部材 9 ガイドレール 10 ガイドレール壁 11 レール 12 フランジ部 14 凹部 15 レール 16 ローラー 17 ローラー 19 モーター 22 駆動ケーブル 31 テント部材 50 第四パネル材 52,54 閉断面 56 第一パネル材 58,60 第二パネル材 70 補強部材 74 第三パネル材 78 閉断面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ中央に開口を有する車両のルーフ本
    体と、前記ルーフ本体に対して昇降可能な昇降ルーフを
    駆動する昇降ルーフ駆動装置とを有し、前記昇降ルーフ
    駆動装置は前記開口の周囲において前記車両の前後方向
    に沿って配置されている車両のルーフ構造において、 前記ルーフ本体と共働して、前記車両の前後方向に開口
    する二つの閉断面を形成する第一パネル材を前記開口の
    周囲において前記車両の前後方向に沿って配置し、 前記車両の車幅方向に延び、前記第一パネル材を連結す
    る第二パネル材を前記開口の車両前方側または後方側の
    少なくとも何れか一方に配置したことを特徴とする車両
    のルーフ構造。
  2. 【請求項2】 ほぼ中央に開口を有する車両のルーフ本
    体と、前記ルーフ本体に対して昇降可能な昇降ルーフを
    駆動する昇降ルーフ駆動装置とを有し、前記昇降ルーフ
    駆動装置は前記開口の周囲において前記車両の前後方向
    に沿って配置されている車両のルーフ構造において、 前記ルーフ本体には前記昇降ルーフ駆動装置取付用凹部
    が形成され、 前記ルーフ本体下方には前記車両の前後方向に延びる補
    強部材が配置され、 前記車両の前後方向に延びるパネル材を設け、該パネル
    材の一端は前記凹部に、他端は前記補強部材に接続され
    ていることを特徴とする車両のルーフ構造。
  3. 【請求項3】 ほぼ中央に開口を有する車両のルーフ本
    体と、前記ルーフ本体に対して昇降可能な昇降ルーフを
    駆動する昇降ルーフ駆動装置とを有し、前記昇降ルーフ
    駆動装置は前記開口の周囲において前記車両の前後方向
    に沿って配置されている車両のルーフ構造において、 前記ルーフ本体には前記昇降ルーフ駆動装置取付用凹部
    が形成され、 前記ルーフ本体と共働して、前記車両の前後方向に開口
    する二つの閉断面を形成する第一パネル材を前記開口の
    周囲において前記車両の前後方向に沿って配置し、 前記ルーフ本体下方には前記車両の前後方向に延びる補
    強部材が配置され、 前記車両の車幅方向に延び、前記第一パネル材を連結す
    る第二パネル材を前記開口の車両前方側または後方側の
    少なくとも何れか一方に配置し、 前記車両の前後方向に延びる第三パネル材を設け、該第
    三パネル材の一端は前記第一パネル材及び前記凹部に、
    他端は前記補強部材に接続されていることを特徴とする
    車両のルーフ構造。
  4. 【請求項4】 前記二つの閉断面は前記昇降ルーフ駆動
    装置を中心として車幅方向左右に位置するように形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または3に記載の車
    両のルーフ構造。
  5. 【請求項5】 前記補強部材は閉断面構造であることを
    特徴とする請求項1、3または4の何れか一項に記載の
    車両のルーフ構造。
  6. 【請求項6】 前記ルーフ本体は前記補強部材と接続さ
    れており、前記ルーフ本体と前記補強部材と前記パネル
    材とで閉断面を形成していることを特徴とする請求項2
    に記載の車両のルーフ構造。
  7. 【請求項7】 ほぼ中央に開口を有する車両のルーフ本
    体と、前記ルーフ本体に対して昇降可能な昇降ルーフを
    駆動する昇降ルーフ駆動装置とを有し、前記昇降ルーフ
    駆動装置は前記開口の周囲において前記車両の前後方向
    に沿って配置されている車両のルーフ構造において、 前記ルーフ本体と共働して、前記車両の前後方向に開口
    し、かつ、前記昇降ルーフ駆動装置よりも車幅方向内側
    に閉断面を形成する第一パネル材を前記車両の前後方向
    に沿って配置し、 前記車両の車幅方向に延び、車幅方向左右の前記閉断面
    を連結する第二パネル材を前記開口の車両前方側または
    後方側の少なくとも何れか一方に配置したことを特徴と
    する車両のルーフ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7488145B2 (en) 2005-01-25 2009-02-10 Asahi Glass Company, Limited Method for manufacturing a doughnut-shaped glass substrate
CN114506394A (zh) * 2022-02-23 2022-05-17 湖北震序车船科技股份有限公司 翼开车开合箱体结构
KR20220111435A (ko) * 2021-02-02 2022-08-09 오완곤 차량용 루프장치

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