JPH0740868B2 - オキアミの脱殻装置 - Google Patents
オキアミの脱殻装置Info
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- JPH0740868B2 JPH0740868B2 JP10826989A JP10826989A JPH0740868B2 JP H0740868 B2 JPH0740868 B2 JP H0740868B2 JP 10826989 A JP10826989 A JP 10826989A JP 10826989 A JP10826989 A JP 10826989A JP H0740868 B2 JPH0740868 B2 JP H0740868B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はオキアミの脱殻装置に係り、詳しくは、表面に
螺せん通路を具える一対の螺せんローラと、表面がフラ
ットなフラットローラとを組み合せて、一端から供給さ
れるオキアミが円滑かつ歩留りよく脱殻でき、構造がコ
ンパクトでかつ小型化できるのにもかかわらず、オキア
ミの大量処理にも適するオキアミの脱殻装置に係る。
螺せん通路を具える一対の螺せんローラと、表面がフラ
ットなフラットローラとを組み合せて、一端から供給さ
れるオキアミが円滑かつ歩留りよく脱殻でき、構造がコ
ンパクトでかつ小型化できるのにもかかわらず、オキア
ミの大量処理にも適するオキアミの脱殻装置に係る。
従来の技術 最近、オキアミ(Euphausia Superba)が新たな蛋白源
として注目を集めている。また、オキアミの外観はえび
によく似ていることから、現在のところでは、えびの代
用品的用途にとどまっているが、殻などの脱殻によって
むき身とすると、新規な用途が更に開発できる可能性を
持っている。しかし、この脱殻処理に従来例のえびの脱
殻処理をそのまま適用すると、オキアミはえびと同様に
脱殻処理するのには無理がある。
として注目を集めている。また、オキアミの外観はえび
によく似ていることから、現在のところでは、えびの代
用品的用途にとどまっているが、殻などの脱殻によって
むき身とすると、新規な用途が更に開発できる可能性を
持っている。しかし、この脱殻処理に従来例のえびの脱
殻処理をそのまま適用すると、オキアミはえびと同様に
脱殻処理するのには無理がある。
まず、オキアミは、構造がえびと近似していると云って
も、体長2〜7cm程度であって、えびと較べると、きわ
めて小型である。また、オキアミの殻は、薄く軟らか
く、身も軟らかい。またオキアミのえらは外部に突出
し、胸脚の先端は多岐に分かれ、胸脚はえびに較べて相
当大きい。
も、体長2〜7cm程度であって、えびと較べると、きわ
めて小型である。また、オキアミの殻は、薄く軟らか
く、身も軟らかい。またオキアミのえらは外部に突出
し、胸脚の先端は多岐に分かれ、胸脚はえびに較べて相
当大きい。
次に、性質面からみると、えびと異なって、オキアミの
内蔵中には強い酵素が含まれ、気温の低い南氷洋でも、
海中から船上にオキアミを引上げると、直ちに、つま
り、採取後きわめて短期間のうちに、オキアミは内蔵中
の酵素によって自己消化を起こし、鮮度が急激に劣化す
る。しかしながら、このように構造ならびに性質が相違
するオキアミに、えびと同様な脱殻方法や装置を適用し
て、生のむき身を採取する場合には、オキアミ個有の構
造ならびに性質によって次の通りの問題が発生する。
内蔵中には強い酵素が含まれ、気温の低い南氷洋でも、
海中から船上にオキアミを引上げると、直ちに、つま
り、採取後きわめて短期間のうちに、オキアミは内蔵中
の酵素によって自己消化を起こし、鮮度が急激に劣化す
る。しかしながら、このように構造ならびに性質が相違
するオキアミに、えびと同様な脱殻方法や装置を適用し
て、生のむき身を採取する場合には、オキアミ個有の構
造ならびに性質によって次の通りの問題が発生する。
すなわち、オキアミの脱殻にそのまま適用される可能性
がある従来例のえびの脱殻法を挙げると、(a)背切肉
押出法、(b)ディスク法、(c)ショットブラスト
法、(d)ローラ法などである。この中で、(a)の背
切肉押出法は、えびを一尾ずつナイフにより背割りを
し、足部をおさえて肉を圧出する方法であり、なかで
も、この方法は一般に15g以上の中型えびに適用されて
いる。しかし、オキアミはえびに較べると、単重0.1g〜
2.0gの如く小型で、しかも、体長も2〜7cm程度であっ
て、このような小型のオキアミに(a)の背切肉押出法
を適用して、オキアミを個別的にナイフで背割りにして
圧出することは、きわめてはん雑になり、そのまま適用
することは不可能である。(b)のディスク法は、回転
ディスクを用いて摩擦によりえびの殻を除去する方法で
ある。しかし、この方法は、現在、研究段階のもので、
実際に適用した例も実際の装置も報告されていない。
(c)のショットブラスト法は、急冷凍結したえびに、
ナイロン等の合成樹脂の小球のショットを投射し、この
衝撃によって表面の凍結表皮を破砕して殻等を除去する
方法である。この方法は、前処理として凍結することが
必要になり、この凍結に手間がかかるほか、オキアミに
適用すると、せいぜいオキアミの表面に突出した尾、触
角、目玉、胸脚などを除去できる程度であって、オキア
ミの相当大きな胸脚などの脱殻が達成できない。更に、
オキアミの脱殻には、強い酵素を含む内蔵の除去まで求
められるが、(c)のショットブラスト法では内蔵が除
去できない。(d)のローラ法は、えびの殻が比較的硬
いこともあって、ヤスリやナイフで殻に傷をつけてか
ら、これを互いに接触して回転する。一対のローラ間に
巻込み、ローラ上に残ったむき身のみを採取する方法で
ある。しかし、オキアミの殻や身はえびに較べるとはる
かに軟らかいため、殻とともにむき身もローラ間に引込
まれ、ローラ上にはむき身がほとんど残らず、そのまま
ではオキアミに採用することはできない。
がある従来例のえびの脱殻法を挙げると、(a)背切肉
押出法、(b)ディスク法、(c)ショットブラスト
法、(d)ローラ法などである。この中で、(a)の背
切肉押出法は、えびを一尾ずつナイフにより背割りを
し、足部をおさえて肉を圧出する方法であり、なかで
も、この方法は一般に15g以上の中型えびに適用されて
いる。しかし、オキアミはえびに較べると、単重0.1g〜
2.0gの如く小型で、しかも、体長も2〜7cm程度であっ
て、このような小型のオキアミに(a)の背切肉押出法
を適用して、オキアミを個別的にナイフで背割りにして
圧出することは、きわめてはん雑になり、そのまま適用
することは不可能である。(b)のディスク法は、回転
ディスクを用いて摩擦によりえびの殻を除去する方法で
ある。しかし、この方法は、現在、研究段階のもので、
実際に適用した例も実際の装置も報告されていない。
(c)のショットブラスト法は、急冷凍結したえびに、
ナイロン等の合成樹脂の小球のショットを投射し、この
衝撃によって表面の凍結表皮を破砕して殻等を除去する
方法である。この方法は、前処理として凍結することが
必要になり、この凍結に手間がかかるほか、オキアミに
適用すると、せいぜいオキアミの表面に突出した尾、触
角、目玉、胸脚などを除去できる程度であって、オキア
ミの相当大きな胸脚などの脱殻が達成できない。更に、
オキアミの脱殻には、強い酵素を含む内蔵の除去まで求
められるが、(c)のショットブラスト法では内蔵が除
去できない。(d)のローラ法は、えびの殻が比較的硬
いこともあって、ヤスリやナイフで殻に傷をつけてか
ら、これを互いに接触して回転する。一対のローラ間に
巻込み、ローラ上に残ったむき身のみを採取する方法で
ある。しかし、オキアミの殻や身はえびに較べるとはる
かに軟らかいため、殻とともにむき身もローラ間に引込
まれ、ローラ上にはむき身がほとんど残らず、そのまま
ではオキアミに採用することはできない。
そこで、オキアミの特徴を考慮した脱殻技術が望まれ、
このところから、種々の従来例のオキアミのむき身製造
装置が提案されているが、これらは(d)のローラ法を
僅かに改善した程度であって、オキアミの脱殻には不十
分である。
このところから、種々の従来例のオキアミのむき身製造
装置が提案されているが、これらは(d)のローラ法を
僅かに改善した程度であって、オキアミの脱殻には不十
分である。
例えば、特公昭57-1207号公報に、オキアミの脱殻方法
ならびにその装置が記載されている。この脱殻方法又は
装置は、第4図に示す如く、ローラ1、2を上下に千鳥
状でかつ反転自在に配置し、しかも、これらローラ1、
2の中で、上側のローラ1の間にスクリュウ軸3を配置
して成るものである。すなわち、複数個の上側ローラ
1、1は等間隔をおいて平行に配置され、これら上側ロ
ーラ1、1の間に下側から下側ローラ2が配置されてい
る。その上で、上側ローラ1、1間にはスクリュウ軸3
が配置されている。オキアミの脱殻処理のときには、互
いに接触する上下ローラ1、2は互いに反対方向に回転
し、上側ローラ1、1の間に供給されたオキアミは、上
下ローラ1、2間に噛込んだときに脱殻し、上下ローラ
1、2の回転方向を変えたときに、むき身のみが帰され
て、むき身のみがスクリュウ軸3で搬送排出される。こ
の脱殻方法やその装置は、(d)のローラ法を改善した
ものであって、上下ローラ1、2の間への噛込みによっ
て脱殻が行なわれると共に、強い酵素を持つ内蔵が除去
され、むき身はスクリュウ軸3によって強制的に搬送さ
れるため、振動や揺動の激しい船上作業にも適する。し
かしながら、多数の上下のローラ1、2やスクリュウ軸
3、更に、これらの駆動装置が必要で、構造が複雑でか
つ大型、重量化し、上下ローラ1、2の表面がフラット
であるために、噛込みにバラツキがあり、脱殻効果が低
いのが欠点である。
ならびにその装置が記載されている。この脱殻方法又は
装置は、第4図に示す如く、ローラ1、2を上下に千鳥
状でかつ反転自在に配置し、しかも、これらローラ1、
2の中で、上側のローラ1の間にスクリュウ軸3を配置
して成るものである。すなわち、複数個の上側ローラ
1、1は等間隔をおいて平行に配置され、これら上側ロ
ーラ1、1の間に下側から下側ローラ2が配置されてい
る。その上で、上側ローラ1、1間にはスクリュウ軸3
が配置されている。オキアミの脱殻処理のときには、互
いに接触する上下ローラ1、2は互いに反対方向に回転
し、上側ローラ1、1の間に供給されたオキアミは、上
下ローラ1、2間に噛込んだときに脱殻し、上下ローラ
1、2の回転方向を変えたときに、むき身のみが帰され
て、むき身のみがスクリュウ軸3で搬送排出される。こ
の脱殻方法やその装置は、(d)のローラ法を改善した
ものであって、上下ローラ1、2の間への噛込みによっ
て脱殻が行なわれると共に、強い酵素を持つ内蔵が除去
され、むき身はスクリュウ軸3によって強制的に搬送さ
れるため、振動や揺動の激しい船上作業にも適する。し
かしながら、多数の上下のローラ1、2やスクリュウ軸
3、更に、これらの駆動装置が必要で、構造が複雑でか
つ大型、重量化し、上下ローラ1、2の表面がフラット
であるために、噛込みにバラツキがあり、脱殻効果が低
いのが欠点である。
また、実公昭56-46387号公報には、オキアミのむき身採
取装置が記載されている。この採取装置は、第5図なら
びに第6図に示す如く、互いに反対方向に回転する各ロ
ーラ4、4の表面に線条5をスパイラル状に巻付けて螺
せん通路4aを形成し、線条5の幅を0.05〜1.0mm、ピッ
チを10〜50mmにするものである。この採取装置も同様に
(d)のローラ法の改善をはかったもので、各螺せんロ
ーラ4の螺せん通路によってオキアミが強制的に搬送で
き、別個にスクリュウ軸を設ける必要がないことから、
ローラの数も少なく小型、軽量化でき、噛込み効果も向
上する。しかしながら、この採取装置は一対の螺せんロ
ーラ4,4の間の間隙の調整をあやまると、むき身までが
噛込む一方、螺せんの搬送機能に優先してオキアミが噛
込み、バラツキが生じて、必ずしも、脱殻が均一に行な
われない。
取装置が記載されている。この採取装置は、第5図なら
びに第6図に示す如く、互いに反対方向に回転する各ロ
ーラ4、4の表面に線条5をスパイラル状に巻付けて螺
せん通路4aを形成し、線条5の幅を0.05〜1.0mm、ピッ
チを10〜50mmにするものである。この採取装置も同様に
(d)のローラ法の改善をはかったもので、各螺せんロ
ーラ4の螺せん通路によってオキアミが強制的に搬送で
き、別個にスクリュウ軸を設ける必要がないことから、
ローラの数も少なく小型、軽量化でき、噛込み効果も向
上する。しかしながら、この採取装置は一対の螺せんロ
ーラ4,4の間の間隙の調整をあやまると、むき身までが
噛込む一方、螺せんの搬送機能に優先してオキアミが噛
込み、バラツキが生じて、必ずしも、脱殻が均一に行な
われない。
また、実開昭63-107183号公報には、第7図に示す如
く、反転自在に配置された一対の螺せんローラ6、6間
にオキアミを噛込ませて脱殻してむき身を採取するむき
身採取装置が配置されている。この装置は、一対の螺せ
んローラ6、6の一端に、供給ホッパ7を設け、この供
給ホッパ7は振動装置9によって矢印方向に横振動し、
オキアミの供給を円滑化する。一方、一対の螺せんロー
ラ6、6の他端に散水ノズル8を設け、このノズル8か
らの散水によって他端に達したオキアミを円滑に排出す
る。しかしながら、このように、供給ホッパ7によって
横振動を与えながらオキアミを供給すると、オキアミの
円滑供給が損なわれ、均一にオキアミが供給できず、全
てのオキアミを良好に脱殻できない。
く、反転自在に配置された一対の螺せんローラ6、6間
にオキアミを噛込ませて脱殻してむき身を採取するむき
身採取装置が配置されている。この装置は、一対の螺せ
んローラ6、6の一端に、供給ホッパ7を設け、この供
給ホッパ7は振動装置9によって矢印方向に横振動し、
オキアミの供給を円滑化する。一方、一対の螺せんロー
ラ6、6の他端に散水ノズル8を設け、このノズル8か
らの散水によって他端に達したオキアミを円滑に排出す
る。しかしながら、このように、供給ホッパ7によって
横振動を与えながらオキアミを供給すると、オキアミの
円滑供給が損なわれ、均一にオキアミが供給できず、全
てのオキアミを良好に脱殻できない。
発明が解決しようとする課題 本発明は上記欠点の解決を目的とし、具体的には、表面
に螺せん通路を具える一対の螺せんローラと表面がフラ
ットなフラットローラとが組合わされて、しかも、これ
らローラのうちでフラットローラを反転自在に構成し
て、振動等がうけ易い船上においてもオキアミに衝撃を
与えて、円滑かつ歩留りよく脱殻できる脱殻装置を提案
する。
に螺せん通路を具える一対の螺せんローラと表面がフラ
ットなフラットローラとが組合わされて、しかも、これ
らローラのうちでフラットローラを反転自在に構成し
て、振動等がうけ易い船上においてもオキアミに衝撃を
与えて、円滑かつ歩留りよく脱殻できる脱殻装置を提案
する。
課題を解決するための手段ならびにその作用 すなわち、本発明に係る製造装置は、表面に螺せん通路
を有する一対の螺せんローラを平行かつ間隔をおいて配
置する一方、これら螺せんローラ間に、各螺せんローラ
の下側から接近するよう、表面がフラットなフラットロ
ーラを配置し、各螺せんローラを連続的に反対方向に回
転させる一方、フラットローラを所定周期毎に回転方向
を変化するよう回転させて成ることを特徴とする。
を有する一対の螺せんローラを平行かつ間隔をおいて配
置する一方、これら螺せんローラ間に、各螺せんローラ
の下側から接近するよう、表面がフラットなフラットロ
ーラを配置し、各螺せんローラを連続的に反対方向に回
転させる一方、フラットローラを所定周期毎に回転方向
を変化するよう回転させて成ることを特徴とする。
そこで、これら手段たる構成ならびにその作用について
図面によって更に具体的に説明すると、次の通りであ
る。
図面によって更に具体的に説明すると、次の通りであ
る。
なお、第1図は本発明の一つの実施例に係るオキアミ脱
殻装置の斜視図であり、第2図は第1図に示すオキアミ
脱殻装置の脱殻機構の説明図であり、第3図は他の実施
例に係る脱殻機構の説明図である。
殻装置の斜視図であり、第2図は第1図に示すオキアミ
脱殻装置の脱殻機構の説明図であり、第3図は他の実施
例に係る脱殻機構の説明図である。
まず、第1図において符号11、12は螺せんローラを示
し、各螺せんローラ11、12の表面には後記の如く螺せん
通路11a,12aを形成する。また、各螺せんローラ11、12
は互いに平行で、しかも、所定の間隔をおいて配置し、
これら螺せんローラ11、12の一端に供給ホッパ13を配置
し、この供給ホッパ13から脱殻すべきオキアミ14aを供
給する。また、各螺せんローラ11、12の表面に形成され
る螺せん通路11a、12aはローラ表面を加工して形成する
こともできるが、例えば、第1図に示す如く、フラット
なローラ表面に線条15、16をスパイラル状に巻付けて、
これら線条15、16の間に螺せん通路11a、12aを形成す
る。螺せん通路11a、12aは何れに構成しても、高さ0.1
〜0.5mm、ピッチ8.0〜21.0mm程度にするのが好ましい。
また、各螺せんローラ11、12は直径50〜60mmの如く好ま
しい。
し、各螺せんローラ11、12の表面には後記の如く螺せん
通路11a,12aを形成する。また、各螺せんローラ11、12
は互いに平行で、しかも、所定の間隔をおいて配置し、
これら螺せんローラ11、12の一端に供給ホッパ13を配置
し、この供給ホッパ13から脱殻すべきオキアミ14aを供
給する。また、各螺せんローラ11、12の表面に形成され
る螺せん通路11a、12aはローラ表面を加工して形成する
こともできるが、例えば、第1図に示す如く、フラット
なローラ表面に線条15、16をスパイラル状に巻付けて、
これら線条15、16の間に螺せん通路11a、12aを形成す
る。螺せん通路11a、12aは何れに構成しても、高さ0.1
〜0.5mm、ピッチ8.0〜21.0mm程度にするのが好ましい。
また、各螺せんローラ11、12は直径50〜60mmの如く好ま
しい。
次に、一対の螺せんローラ11、12の間において、その下
端に接近するよう、フラットローラ17を配置する。この
フラットローラ17は両側の各螺せんローラ11、12の下側
から僅かな間隙をおいて配置し、更に、フラットローラ
17の表面には1本又は2本以上の直線溝18を形成する
(ただし、第1図に示す例では、2本の直線溝がローラ
全長及び1/2長に渡り形成されている。)。このように
フラットローラ17を構成し、このフラットローラ17を一
対の螺せんローラ11、12に組み合わせ、しかも、各螺せ
んローラ11、12をオキアミ14aが噛込む方向に連続的に
回転させる一方、フラットローラ17を所定の期間毎に回
転方向が変化するよう、回転させる(以下、この回転の
ことを反転という。)と、オキアミ14aは一匹づつ分散
されて一方の螺せんローラ11とフラットローラ17との間
や、他方の螺せんローラ12とフラットローラ17との間に
円滑に噛込ませて脱殻でき、むき身が歩留りよく採集で
きる。
端に接近するよう、フラットローラ17を配置する。この
フラットローラ17は両側の各螺せんローラ11、12の下側
から僅かな間隙をおいて配置し、更に、フラットローラ
17の表面には1本又は2本以上の直線溝18を形成する
(ただし、第1図に示す例では、2本の直線溝がローラ
全長及び1/2長に渡り形成されている。)。このように
フラットローラ17を構成し、このフラットローラ17を一
対の螺せんローラ11、12に組み合わせ、しかも、各螺せ
んローラ11、12をオキアミ14aが噛込む方向に連続的に
回転させる一方、フラットローラ17を所定の期間毎に回
転方向が変化するよう、回転させる(以下、この回転の
ことを反転という。)と、オキアミ14aは一匹づつ分散
されて一方の螺せんローラ11とフラットローラ17との間
や、他方の螺せんローラ12とフラットローラ17との間に
円滑に噛込ませて脱殻でき、むき身が歩留りよく採集で
きる。
すなわち、脱殻すべきオキアミ14aが一端の供給ホッパ1
3から一対の螺せんローラ11、12の間、つまり、フラッ
トローラ17上に供給される。オキアミ14aはローラ17上
を移動する間に、両側の螺せんローラ11、12とフラット
ローラ17との間にそれぞれ噛込まれ、第2図に示す如く
脱殻される。
3から一対の螺せんローラ11、12の間、つまり、フラッ
トローラ17上に供給される。オキアミ14aはローラ17上
を移動する間に、両側の螺せんローラ11、12とフラット
ローラ17との間にそれぞれ噛込まれ、第2図に示す如く
脱殻される。
更に詳しく説明すると、各螺せんローラ11、12は第1図
で矢印によって示す如く連続的に回転するのに対し、フ
ラットローラ17は所定の周期で反転する。このため、例
えば、一方の螺せんローラ11とフラットローラ17とが同
一方向に回転しているときは、オキアミ14aは一方の螺
せんローラ11とフラットローラ17との間に噛込まれ脱殻
が進行する。この脱殻は同一方向回転中進行し、所定周
期でフラットローラ17の回転方向は変化したときには、
脱殻は停止し、脱殻時に生成する殻等は連続的に回転す
る一方の螺せんローラ11によって搬送されて下側から排
出される。これに反し、脱殻されたむき身はフラットロ
ーラ17の反転によってローラ17上に戻され、フラットロ
ーラ17上を移動し、他端から採取される。
で矢印によって示す如く連続的に回転するのに対し、フ
ラットローラ17は所定の周期で反転する。このため、例
えば、一方の螺せんローラ11とフラットローラ17とが同
一方向に回転しているときは、オキアミ14aは一方の螺
せんローラ11とフラットローラ17との間に噛込まれ脱殻
が進行する。この脱殻は同一方向回転中進行し、所定周
期でフラットローラ17の回転方向は変化したときには、
脱殻は停止し、脱殻時に生成する殻等は連続的に回転す
る一方の螺せんローラ11によって搬送されて下側から排
出される。これに反し、脱殻されたむき身はフラットロ
ーラ17の反転によってローラ17上に戻され、フラットロ
ーラ17上を移動し、他端から採取される。
また、オキアミ14aが一匹づつ分散して供給され、しか
も、噛込みのときに一匹づつオキアミ14aが噛込まれて
いるときには、上記の通りに螺せんローラ11、12とフラ
ットローラ17との間に噛込まれて円滑に脱殻されるが、
オキアミ14aはエビ類と相違して小型で殻が軟らかく、
なかでも、胸脚が大きく先端が多岐に分かれているた
め、多数のオキアミがかたまって塊状となって供給され
ることが多く、供給時に一匹づつ分散されて供給されて
も、フラットローラ17上で集合し塊状をなすことが多
い。このように、オキアミが集合又は塊状であると、極
端に噛込みが悪くなり、円滑に脱殻が行なわれない。こ
の点についても、フラットローラ17は所定の周期毎にそ
の回転方向をかえて反転するため、回転方向を変える反
転時に発生する衝撃によって、塊状のオキアミ14aは一
匹づつ分散されると共に、その姿勢を変化し、この分散
状態でオキアミ14aはフラットローラ17と螺せんローラ1
1、12との間に、姿勢を変えて噛込まれる。
も、噛込みのときに一匹づつオキアミ14aが噛込まれて
いるときには、上記の通りに螺せんローラ11、12とフラ
ットローラ17との間に噛込まれて円滑に脱殻されるが、
オキアミ14aはエビ類と相違して小型で殻が軟らかく、
なかでも、胸脚が大きく先端が多岐に分かれているた
め、多数のオキアミがかたまって塊状となって供給され
ることが多く、供給時に一匹づつ分散されて供給されて
も、フラットローラ17上で集合し塊状をなすことが多
い。このように、オキアミが集合又は塊状であると、極
端に噛込みが悪くなり、円滑に脱殻が行なわれない。こ
の点についても、フラットローラ17は所定の周期毎にそ
の回転方向をかえて反転するため、回転方向を変える反
転時に発生する衝撃によって、塊状のオキアミ14aは一
匹づつ分散されると共に、その姿勢を変化し、この分散
状態でオキアミ14aはフラットローラ17と螺せんローラ1
1、12との間に、姿勢を変えて噛込まれる。
なお、フラットローラ17の表面は、第3図に示す如く、
全くフラットに構成することもできるが、フラットであ
ると、噛込み性が損なわれ易い。しかしながら、第1図
ならびに第2図に示す如く、フラットローラ17の表面に
は一本若しくはそれ以上の直線溝18を設けておくと、そ
の直線溝18にオキアミ14aの一部、例えば、頭部や尾部
が入り、この状態でフラットローラ17の回転によって噛
込まれるため、一層円滑に噛込まれる。
全くフラットに構成することもできるが、フラットであ
ると、噛込み性が損なわれ易い。しかしながら、第1図
ならびに第2図に示す如く、フラットローラ17の表面に
は一本若しくはそれ以上の直線溝18を設けておくと、そ
の直線溝18にオキアミ14aの一部、例えば、頭部や尾部
が入り、この状態でフラットローラ17の回転によって噛
込まれるため、一層円滑に噛込まれる。
また、フラットローラ17は表面に直線溝18を設けても、
その直線溝18によっては、搬送性能向上しないことがあ
る。この場合には、フラットローラ17ならびに螺せんロ
ーラ11、12はその一端から他端に向ってある程度の勾配
を持たせて傾斜させることができる。このようにある程
度の勾配を持たせて傾斜させると、振動の多い船上作業
であっても、オキアミ14aは他端に向って円滑に移動す
る。更に、搬送性を高めるために、少なくともフラット
ローラ17の表面には水その他の液体を供給し、それによ
り潤滑性を持たせると同時に、水その他のキャリャによ
り搬送性はさらに向上させることもできる。
その直線溝18によっては、搬送性能向上しないことがあ
る。この場合には、フラットローラ17ならびに螺せんロ
ーラ11、12はその一端から他端に向ってある程度の勾配
を持たせて傾斜させることができる。このようにある程
度の勾配を持たせて傾斜させると、振動の多い船上作業
であっても、オキアミ14aは他端に向って円滑に移動す
る。更に、搬送性を高めるために、少なくともフラット
ローラ17の表面には水その他の液体を供給し、それによ
り潤滑性を持たせると同時に、水その他のキャリャによ
り搬送性はさらに向上させることもできる。
また、フラットローラ17の表面に設けた直線溝18は、1
つ設けても相当噛込み性を向上させることができるが、
直線溝18の数を2つ若しくはそれ以上増加し、全周にわ
たっても設けることができ、とくに、2つ又はそれ以上
の直線溝の存在によりオキアミに与える衝撃効果は大き
くなる。
つ設けても相当噛込み性を向上させることができるが、
直線溝18の数を2つ若しくはそれ以上増加し、全周にわ
たっても設けることができ、とくに、2つ又はそれ以上
の直線溝の存在によりオキアミに与える衝撃効果は大き
くなる。
また、フラットローラ17の表面に水その他を与える場
合、第3図に示す如く、表面に直線溝を設けなくても、
脱殻性を向上させることもできる。このように表面に何
ら直線溝を設けない場合には、脱殻後のむき身が直線溝
に全く引かかることがなく、肉質もいたむことがない。
合、第3図に示す如く、表面に直線溝を設けなくても、
脱殻性を向上させることもできる。このように表面に何
ら直線溝を設けない場合には、脱殻後のむき身が直線溝
に全く引かかることがなく、肉質もいたむことがない。
また、フラットローラ17の反転速度と、両螺せんローラ
11、12の回転速度とは運転時に相違させて、互いにその
周速度を異ならせるのが好ましい。例えば、各螺せんロ
ーラ11、12は相当の高速で回転させるのに対し、フラッ
トローラ17はそれよりも遅い速度で回転させて反転させ
る。このように回転、反転させると、一方の螺せんロー
ラ11とフラットローラ17との間や、他方の螺せんローラ
12とフラットローラ17との間でオキアミ14aの表裏面に
作用する力が異なってオキアミ14aの殻と身との間が円
滑に剪断され、身と殻とが良好に分離する。また、この
回転の差によってオキアミ14aに衝撃が与えられ、その
衝撃によりオキアミの殻と身が分離し、良好に脱殻が行
なわれる。
11、12の回転速度とは運転時に相違させて、互いにその
周速度を異ならせるのが好ましい。例えば、各螺せんロ
ーラ11、12は相当の高速で回転させるのに対し、フラッ
トローラ17はそれよりも遅い速度で回転させて反転させ
る。このように回転、反転させると、一方の螺せんロー
ラ11とフラットローラ17との間や、他方の螺せんローラ
12とフラットローラ17との間でオキアミ14aの表裏面に
作用する力が異なってオキアミ14aの殻と身との間が円
滑に剪断され、身と殻とが良好に分離する。また、この
回転の差によってオキアミ14aに衝撃が与えられ、その
衝撃によりオキアミの殻と身が分離し、良好に脱殻が行
なわれる。
なお、螺せんローラ11、12や、フラットローラ17の回転
数は、ローラの寸法、処理すべきオキアミの寸法、大き
さ、鮮度などによって変化させれば良いが、通常は螺せ
んローラ11、12の回転数を1300〜600rpm、フラットロー
ラ17の回転速度を100〜300rpm程度にするのが好まし
い。
数は、ローラの寸法、処理すべきオキアミの寸法、大き
さ、鮮度などによって変化させれば良いが、通常は螺せ
んローラ11、12の回転数を1300〜600rpm、フラットロー
ラ17の回転速度を100〜300rpm程度にするのが好まし
い。
〈発明の効果〉 以上詳しく説明した通り、本発明は、表面に螺せん通路
を有する一対の螺せんローラを平行かつ間隔をおいて配
置する一方、これら螺せんローラ間に、各螺せんローラ
の下側から接近するよう、表面がフラットなフラットロ
ーラを配置し、各螺せんローラを連続的に反対方向に回
転させる一方、フラットローラを所定周期毎に回転方向
を変化するよう回転させて成るものである。
を有する一対の螺せんローラを平行かつ間隔をおいて配
置する一方、これら螺せんローラ間に、各螺せんローラ
の下側から接近するよう、表面がフラットなフラットロ
ーラを配置し、各螺せんローラを連続的に反対方向に回
転させる一方、フラットローラを所定周期毎に回転方向
を変化するよう回転させて成るものである。
従って、供給されるオキアミが塊状にかたまって集合さ
れていても、フラットローラの反転により衝撃をうけて
一匹づつ分散し、分散されたオキアミはその姿勢を変え
てローラ間に噛込み、脱殻が円滑に行なわれる。
れていても、フラットローラの反転により衝撃をうけて
一匹づつ分散し、分散されたオキアミはその姿勢を変え
てローラ間に噛込み、脱殻が円滑に行なわれる。
また、フラットローラの表面に直線溝を少なくとも1つ
設けると、その直線溝の中にオキアミの一部が噛込んで
係止され、この状態で噛込まれるため、脱殻性は更に向
上し、更に、2つ以上の直線溝を設けると、それにより
衝撃効果も加わって脱殻が更に円滑に行なわれる。
設けると、その直線溝の中にオキアミの一部が噛込んで
係止され、この状態で噛込まれるため、脱殻性は更に向
上し、更に、2つ以上の直線溝を設けると、それにより
衝撃効果も加わって脱殻が更に円滑に行なわれる。
第1図は本発明の一つの実施例に係るオキアミ脱殻装置
の斜視図、第2図は第1図に示すオキアミ脱殻装置の脱
殻機構の説明図、第3図は他の実施例に係る脱殻機構の
説明図、第4図は従来例の一つの脱殻装置の説明図、第
5図ならびに第6図は従来例の一つの脱殻装置の一部の
平面図と一端の側面図、第7図は従来例の一つの脱殻装
置の斜視図である。 符号11、12……螺せんローラ 11a、12a……螺せん通路 13……供給ホッパ 14a……オキアミ 15、16……線条 17……フラットローラ 18……直線溝
の斜視図、第2図は第1図に示すオキアミ脱殻装置の脱
殻機構の説明図、第3図は他の実施例に係る脱殻機構の
説明図、第4図は従来例の一つの脱殻装置の説明図、第
5図ならびに第6図は従来例の一つの脱殻装置の一部の
平面図と一端の側面図、第7図は従来例の一つの脱殻装
置の斜視図である。 符号11、12……螺せんローラ 11a、12a……螺せん通路 13……供給ホッパ 14a……オキアミ 15、16……線条 17……フラットローラ 18……直線溝
Claims (4)
- 【請求項1】表面に螺せん通路を有する一対の螺せんロ
ーラを平行かつ間隔をおいて配置する一方、これら螺せ
んローラ間に、各螺せんローラの下側から接近するよ
う、表面がフラットなフラットローラを配置し、各螺せ
んローラを連続的に反対方向に回転させる一方、フラッ
トローラを所定周期毎に回転方向を変化するよう回転さ
せて成ることを特徴とするオキアミの脱殻装置。 - 【請求項2】前記一対の螺せんローラならびに前記フラ
ットローラを一端から他端に向って傾斜させて配置して
成ることを特徴とする請求項1記載のオキアミの脱殻装
置。 - 【請求項3】前記フラットローラの表面に、その軸線方
向と平行な直線溝を設けて成ることを特徴とする請求項
1又は2記載のオキアミの脱殻装置。 - 【請求項4】前記直線溝を1個又は2個以上設けて成る
ことを特徴とする請求項3記載のオキアミの脱殻装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10826989A JPH0740868B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | オキアミの脱殻装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10826989A JPH0740868B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | オキアミの脱殻装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02286038A JPH02286038A (ja) | 1990-11-26 |
| JPH0740868B2 true JPH0740868B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=14480368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10826989A Expired - Lifetime JPH0740868B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | オキアミの脱殻装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740868B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008072563A1 (ja) | 2006-12-11 | 2008-06-19 | Nippon Suisan Kaisha, Ltd. | 原料として外殻を除去したオキアミを用いた飼料及びそれを用いることによる魚類の成長率の低下の抑制方法 |
| CN106857779A (zh) * | 2017-03-13 | 2017-06-20 | 舟山汇丰冷藏物流发展有限公司 | 一种对虾去壳装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102763708B (zh) * | 2012-08-02 | 2014-08-06 | 中国水产科学研究院渔业机械仪器研究所 | 一种虾类脱壳装置 |
| CN103878845B (zh) * | 2014-04-11 | 2015-07-22 | 四川省丝绸科学研究院 | 一种桑枝皮芯剥离机 |
-
1989
- 1989-04-26 JP JP10826989A patent/JPH0740868B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008072563A1 (ja) | 2006-12-11 | 2008-06-19 | Nippon Suisan Kaisha, Ltd. | 原料として外殻を除去したオキアミを用いた飼料及びそれを用いることによる魚類の成長率の低下の抑制方法 |
| CN106857779A (zh) * | 2017-03-13 | 2017-06-20 | 舟山汇丰冷藏物流发展有限公司 | 一种对虾去壳装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02286038A (ja) | 1990-11-26 |
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