JPH0741456Y2 - 歯科用溶解ワックス吸着装置 - Google Patents

歯科用溶解ワックス吸着装置

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Publication number
JPH0741456Y2
JPH0741456Y2 JP9245592U JP9245592U JPH0741456Y2 JP H0741456 Y2 JPH0741456 Y2 JP H0741456Y2 JP 9245592 U JP9245592 U JP 9245592U JP 9245592 U JP9245592 U JP 9245592U JP H0741456 Y2 JPH0741456 Y2 JP H0741456Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
adsorbent
wax
dental
hot water
adsorption device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9245592U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0650612U (ja
Inventor
敬一 田中
仁 川路
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TOKYO GIKEN INC.
Original Assignee
TOKYO GIKEN INC.
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、歯科用溶解ワックス吸
着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】義歯を作製するにあたり、口腔内の形態
を印象材にて採取して雌型を形成し、該雌型に石膏を流
し込んで口腔内と同じ形態の石膏模型ができ上がる。次
に、これを人の顎と同じような動きができる咬合器に装
着し、石膏模型上にワックスを使用して人工歯を配列す
る。
【0003】しかる後、上記石膏模型を咬合器から外
し、分割可能な金属枠(フラスコ)に上記石膏模型の下
部が埋没するように石膏を用いて一次埋没を行ない、次
に、上記一次埋没した石膏の硬化後に、該石膏に対し分
離材を塗布し、その上に上記石膏模型の上部が埋没する
ように二次埋没を行なう。
【0004】二次埋没が硬化後、上記フラスコを熱湯に
数分間浸し、該フラスコを一次埋没と二次埋没との間で
分割し、軟化したワックスを除去する。この時点で除去
しきれなかったワックスは、後に熱湯の散水により溶解
除去する。
【0005】最後に、ワックスが入っていた部分にレジ
ンを注入し、該レジンの硬化後これをとり外し、研摩調
整を経て義歯を得る。
【0006】上記溶解したワックスは、湯と共に冷却槽
にもたらされ、冷却後凝固し水面に浮遊する状態にて掬
い上げられて処分される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、湯と共
に冷却槽にもたらされる溶解ワックスは冷却槽からあふ
れ出て排水管に流れ込むことがある。また、冷却槽の水
面に浮遊する凝固ワックスを掬い上げる作業は面倒であ
るため、その作業が雑に行われることが多く、排水管に
流れ込むワックスの量は比較的多い。
【0008】さらには、上記作業が面倒なために冷却槽
を用いずに、溶解ワックスを湯と共にそのまま直接に排
水管に流している場合すらある。
【0009】排水管に流入した溶解ワックスは、流入後
冷却して排水管の内壁に付着し、次第に詰まりを生じ、
その除去作業がきわめて大変である。
【0010】本考案は、かかる現状に鑑み、上述の問題
を解決し、きわめて簡単かつ確実に溶解ワックスを除去
できる歯科用溶解ワックス吸着装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、上記目
的は、ポリプロピレンを原料とする多孔質繊維より成る
マット材を、上部に開口する容器状に形成した吸着体を
有することにより達成される。
【0012】
【作用】かかる構成の本考案にあっては、石膏の雌型内
のワックスの除去に使用された湯は溶解ワックスと共に
容器状の吸着体内に流し込まれる。
【0013】吸着体はポリプロピレンを原料とする多孔
質繊維から成るマット材で作られており、溶解ワックス
を吸着する。一方、該繊維は透水性を有しているが、吸
水性を有していない。したがって、溶解ワックスのみが
吸着され、湯は吸着体を透過して排水される。上記溶解
ワックスは吸着体に吸着されて冷却され、凝固する。
【0014】所定量のワックスを吸着した後は、吸着体
は装置から外された後に処分される。
【0015】
【実施例】以下、添付図面にもとづき、本考案の一実施
例を説明する。
【0016】図1は本実施例装置の部分破断斜視図であ
る。図において、符号1はポリプロピレンを原料とする
多孔質繊維から成るマット材を容器状に縫合形成した吸
着体であり、上部が開口されている。
【0017】上記ポリプロピレン多孔質繊維をマット材
としたものは、船舶等での油流出事故における油あるい
は含油廃水中の油を除去するための油吸着材として用い
られている。本実施例では、ユニセル株式会社製の油吸
着材「オルソーブ」(同社登録商標)を上記吸着体1の
素材として使用した。
【0018】上記吸着体1は、マット材を適宜寸法に裁
断し、これを接合して作られたもので、接合部2は内方
に張り出しており、例えば縫合により容器状に形づくら
れている。上記接合部2は、流し込まれる溶解ワックス
を含む湯との接触面積すなわちワックスの吸着容量を大
きくするために、多くの箇所で、しかも幅広に張り出し
ていることが望ましい。
【0019】上記吸着体1は、上記溶解ワックスを含む
湯が上方の開口から流し込まれた際に形くずれのしない
ように、補強のための篭状の支持枠3に収容されてい
る。該支持枠3はその形態に限定がなく、一定の形状を
維持し透水性があれば、それで十分である。
【0020】かかる本実施例装置にあって、溶解ワック
スを含む湯は図1において上方から矢印Pのごとく吸着
体1の内部に流し込まれる。吸着体1は吸水性を有して
おらず、溶解ワックスのみを吸着し、湯は矢印Qのごと
く外部に向け透過排水される。吸着体1に吸着された溶
解ワックスは、湯が排水されると、冷却されてそのまま
凝固する。かかる吸着を繰り返し行い、吸着体1の吸着
能力が低下したときに、該吸着体1を支持枠3から取り
外し廃棄処分する。そして新たな吸着体をセットする。
【0021】本実施例装置によれば、仮りに湯が吸着体
1にほぼ一杯に入れられても、湯の透過排水によって液
面レベルがすぐに降下するので、従来の冷却槽における
ごとく、溶解ワックスが湯と共にこぼれ出すということ
はない。また、排水量と同じ流量の範囲内で、逐次、溶
解ワックスを含む湯を吸着体1に追加流入することがで
きる。
【0022】本考案の吸着体は本実施例に示したような
直方体形状である必要はなく、要は開口を有した容器状
をなしていれば良い。また、吸着体がその形態によって
十分に形を維持することができるものであれば、本考案
装置において支持枠は必須のものではない。
【0023】
【考案の効果】本考案は、以上のごとくポリプロピレン
を原料とする多孔質繊維により成るマット材により容器
状に形成された吸着体により、溶解ワックスのみを吸着
し、湯を透過排水することとしたので、簡単かつ確実に
ワックスを回収でき、排水管に詰まりを生じることがな
くなるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例装置の部分破断斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 吸着体 3 支持枠

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリプロピレンを原料とする多孔質繊維
    より成るマット材を、上部に開口する容器状に形成した
    吸着体を有することとした歯科用溶解ワックス吸着装
    置。
  2. 【請求項2】 吸着体が、透水性を有する支持枠に収容
    されていることとする請求項1に記載の歯科用溶解ワッ
    クス吸着装置。
JP9245592U 1992-12-24 1992-12-24 歯科用溶解ワックス吸着装置 Expired - Lifetime JPH0741456Y2 (ja)

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JPH0650612U JPH0650612U (ja) 1994-07-12
JPH0741456Y2 true JPH0741456Y2 (ja) 1995-09-27

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