JPH0741485Y2 - 金属製バット - Google Patents

金属製バット

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Publication number
JPH0741485Y2
JPH0741485Y2 JP1989067139U JP6713989U JPH0741485Y2 JP H0741485 Y2 JPH0741485 Y2 JP H0741485Y2 JP 1989067139 U JP1989067139 U JP 1989067139U JP 6713989 U JP6713989 U JP 6713989U JP H0741485 Y2 JPH0741485 Y2 JP H0741485Y2
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JP
Japan
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bat
sound
fine powder
main body
grip
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Application number
JP1989067139U
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JPH035459U (ja
Inventor
功 中野
宏 入江
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Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、野球で使用する金属製バットに関する。
〔従来の技術〕
金属製バットはアルミニウム材で構成する場合、第5図
に示すように中空アルミニウム材で本体部1を形成し、
これに同じくアルミニウム材によるグリップエンド2を
溶接により取付けることが多い。
前記本体部1は先端をヘッド部3として閉塞し、その近
傍はほぼ同径の打撃部4となり、テーパー部5を介して
細径のグリップ部6がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる金属製バットは、木製バットに比べて打撃音が高
く、特に硬式野球ボールを打った時の聴音としては、木
製バットの「カッ」という明るい音に対して、アルミニ
ウムの金属製バットでは「カン」「カアァーン」と長く
尾を引く、極めて大きな音となる。
金属製バットの打撃者は一般に、打撃直後に発生した音
(第1音)と暫くして発生する音(第2音)の2種類の
音からなり、このうち第1音は衝撃とそれによって引き
起こされた振動によるものと考えられる。
また、第2音は打撃によって生じた振動の波がバット内
で拡散し、ヘッド部3とグリップエンド2との両端で反
射してバット内部を移動する間に位相が合致して大きな
振動となって音を発するものである。
なお、打者近傍の聴音は騒音計の計測によれば、木製バ
ットは90〜91dBであるが、アルミニウムの金属製バット
では109〜111dBとなる。
このようにアルミニウムの金属製バットでの高いレベル
の打撃音を連続して聴音すると、選手及び審判が聴力障
害を生じるおそれがある。また、周辺環境に対しても騒
音公害を生じかねない。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、簡単かつ
安価に、しかも効果的に打撃音を小音化でき、また、バ
ットの振り抜きた良好となる金属製バットを提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、中空アルミニウム材
で形成したバットにおいて、該バットの内部に微粉末5
〜50gを移動可能に封入したことを要旨とするものであ
る。
〔作用〕
本考案によれば、バットの内部に微粉末が封入されてい
ることにより、打撃によって生じた振動の波がバット内
で拡散するのを抑えることができ、打撃直後に発生する
第1音と暫くして発生する第2音の位相が合致するのを
防ぐことができる。
また、バットをスィングした際、微粉末はグリップエン
ドの方からヘッド部の方へ移動するので、バットの振り
抜きが良好となり、このような微粉末の移動で微粉末に
静電気を生じてバット内面の一部に付着して、一層小音
効果を発揮する。
なお、微粉末の封入量は5〜50gなので、5g未満では小
音化効果が認められず、50gを越えると小音化効果は認
められるが、重量的に重くなるので、バット全体の重量
調整が面倒となる、という不都合がなく好適なものとな
る。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案のアルミニウムの金属製バットの第1実
施例を示す一部切欠いた側面図で、バットは前記第5図
で説明したように中空アルミニウム材で本体部1を形成
し、これに同じくアルミニウム材によるグリップエンド
2を溶接するもので、前記本体部1は先端をヘッド部3
として閉塞し、その近傍はほぼ同径の打撃部4となり、
テーパー部5を介して細径のグリップ部6がある。
これら本体部1とグリップエンド2とは、7000系アルミ
ニウム合金材から常法に従って形成されるもので、本体
部については抽伸管をスエージング加工してテーパー部
5とグリップ部6を形成した後ヘッド部をスピニング加
工で一体に閉塞し、この後熱処理して所要の強度を付与
する。またグリップエンドは板材から絞り成形により形
成される。
本考案は、微粉末7を本体部1の内部に封入した。該微
粉末7は、比重が0.01〜0.5、粒径が3〜100mmμのもの
で、一例としてシリカ(SiO2)やガラスマイクロバルー
ンが好適である。
粒子形状は、球形あるいは粉砕のままのいずれでもよ
く、ガラスマイクロバルーンのごとき中空球形でもよ
い。
封入量は、5〜50gが好適である。5g未満では後述の小
音化効果が認められず、50gを越えると小音化効果は認
められるが、重量的に重くなるので、バット全体の重量
調整が面倒となる。
封入方法は、一例として第4図に示すように本体部1に
グリップエンド2を溶接する前に、該本体部1のグリッ
プ部6端の開口から微粉末7を挿入し、その後バフ研摩
やアルマイト処理を経てバットの完成品を得る。
また、バットのタイプによってはヘッド部3に開口があ
り、この開口にキャップを施すものもある。このような
バットでは本体部1にグリップエンド2を溶接した後
で、このヘッド部3の開口から微粉末7を挿入してもよ
い。
さらに、本体部1は前記のごとく抽伸管をスエージング
加工してテーパー部5とグリップ部6を成形した後ヘッ
ド部をスピニング加工で一体に閉塞し、この後熱処理し
て所要の強度を付与するが、微粉末7は耐熱性があるの
で、熱処理の前に封入することも可能である。
このようにして、本体部1内に封入された微粉末7は、
第2図に示すようにバットを立てた場合にはテーパー部
5とグリップ部6を満たし、また、本体部1内で自由に
移動して打撃時には打撃部4を満たすものとなる。
次に、本考案の金属製バットの効果を試すための実験結
果を下記表1に示す。
また、音の時間波形は第4図に示す通りである。
前記表1と第4図から知見できるように、木製バットと
同等程度の小音化効果が認められ、連続して聴音しても
打撃音が気にならないレベルとなった。
これは微粉末7の存在により、打撃音そのものが小音化
されたこと及び打撃直後に発生する第1音から暫くして
発生する第2音がなくなったことの相乗効果によるもの
である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の金属製バットは、中空アルミ
ニウム材で形成したバットにおいて、打撃聴音は「カ
ン」という明るい音となり、不快感がなく、打撃音その
ものが小音化できるものである。
また、バットをスィングした際、微粉末はグリップエン
ドの方からヘッド部の方へ移動するので、バットの振り
抜きが良好となり、このような微粉末の移動で微粉末に
静電気を生じてバット内面の一部に付着して、一層小音
効果を発揮できるものである。
さらに、製造するに際し、現行の生産ラインを特に変更
する必要がなく、しかも微粉末は熱による影響を受けな
いので、現行の生産ラインのどの工程間に微粉末の挿入
工程を入れるかの選択巾が広く取れてきわめて容易に製
造できで、製造コストも安価である。
加えて、この微粉末の寿命も長く保てるので効果の持続
性も得られ、また、微粉末はその量を加減することで重
量調整も容易で、しかも重量調整を行うことにより好み
の打撃音が得られるものである。
なお、微粉末の封入量は5〜50gなので、5g未満では小
音化効果が認められず、50gを越えると小音化効果は認
められるが、重量的に重くなるので、バット全体の重量
調整が面倒となる、という不都合がなく好適なものが得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の金属製バットの1実施例を示す一部切
欠いた側面図、第2図は同上使用状態で他例を示す一部
切欠いた側面図、第3図は製造過程の一例を示す斜視
図、第4図は音の時間波形を示す波形図、第5図は従来
例を示す側面図である。 1……本体部、2……グリップエンド 3……ヘッド部、4……打撃部 5……テーパー部、6……グリップ部 7……微粉末

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空アルミニウム材で形成したバットにお
    いて、該バットの内部に微粉末5〜50gを移動可能に封
    入したことを特徴とする金属製バット。
JP1989067139U 1989-06-08 1989-06-08 金属製バット Expired - Lifetime JPH0741485Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989067139U JPH0741485Y2 (ja) 1989-06-08 1989-06-08 金属製バット

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JP1989067139U JPH0741485Y2 (ja) 1989-06-08 1989-06-08 金属製バット

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JPH035459U JPH035459U (ja) 1991-01-21
JPH0741485Y2 true JPH0741485Y2 (ja) 1995-09-27

Family

ID=31600448

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JPS5044166Y2 (ja) * 1971-09-30 1975-12-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5274264U (ja) * 1975-11-29 1977-06-03
JPH02224774A (ja) * 1989-02-28 1990-09-06 Mizuno Corp 野球・ソフトボール用金属製バット

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JPH035459U (ja) 1991-01-21

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