JPH074149Y2 - シート体の切断装置 - Google Patents

シート体の切断装置

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JPH074149Y2
JPH074149Y2 JP1989056186U JP5618689U JPH074149Y2 JP H074149 Y2 JPH074149 Y2 JP H074149Y2 JP 1989056186 U JP1989056186 U JP 1989056186U JP 5618689 U JP5618689 U JP 5618689U JP H074149 Y2 JPH074149 Y2 JP H074149Y2
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blade
recording paper
guide
cutting
movable blade
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茂雄 宮本
泰生 狩谷
衛 藤井
多佳志 篠原
洋 白越
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、プリンタ、ファクシミリ受信機および複写機
などのロール紙などの長手シート体を切断するための切
断装置に関する。
従来の技術 典型的な先行技術は、第14図に示されている。ロール紙
である記録紙は搬送経路1を矢符2の方向に搬送され、
上下の案内部材3,4間を経て、固定位置に設けられた固
定刃5と回転軸線6まわりに角変位する可動刃7とによ
って剪断されて切断され、固定刃5の搬送方向下流側に
延びる部分5aとトレイ8との上に、参照符9で示すよう
に積み重ねられる。
このような第14図に示される先行技術では、固定刃5の
立上り部5bに、切断されて積み重ねられる記録紙9の後
端部がもたれ掛かり、したがって積み重ねられる紙枚数
が増大すると、その記録紙の後端部が固定刃5よりも上
方に突出し、紙詰まりを生じやすくなる。
このような紙詰まりを生じないようにするためには、積
み重ねられた記録紙9の後端部が固定刃5の立上リ部5b
にもたれ掛かりにくいように、トレイ8の傾斜角度、お
よび搬送経路1を矢符2のように搬送されてくる記録紙
の走行角度などに関して設計上、配慮する必要があり、
したがって設計自由度が小さいという問題がある。
さらにまたこの第14図に示される先行技術では、案内部
材3,4間に搬送される記録紙を検出するための検出素子1
0が、案内部材4の下方に配置されており、したがって
切断のための搬送方向に沿う長さ1が増大し、構成が
大形化し、大きな装着スペースを必要とするという問題
がある。
本考案の第1の目的は、紙詰まりをなくし、設計自由度
を大きくすることができ、しかも小形化することができ
るようにしたシート体の切断装置を提供することであ
る。
第15図は、他の先行技術の簡略化した断面図である。ロ
ール状の記録紙11は、固定刃12と矢符13のように角変位
する可動刃14との離間した状態における空間15を経て、
搬送される。可動刃14の下流側には、作業者の手などが
入り込んで怪我をすることを防ぐために、安全性の向上
の目的で、排出案内部材16が設けられる。
このような第15図(1)に示される先行技術では、第15
図(2)で示されるように記録紙11が参照符17で示すよ
うに、可動刃14と排出案内部材16との間の隙間に入り込
んでしまったり、あるいはまたその記録紙11が参照符18
で示すように搬送されて排出案内部材16に突き当たって
しまったりする。したがって、記録紙11が参照符19で示
すように正常な状態で確実に排出することができないこ
とがあり、記録紙のいわば、流れが悪い。また排出案内
部材16を設けることによって、部品点数が増大する結果
になる。
本考案の第2の目的は、シート体を確実に搬送すること
ができるようにするとともに、部品点数の削減を図るこ
とができるようにしたシート体の切断装置を提供するこ
とである。
第16図は、さらに他の先行技術の簡略化した断面図であ
る。この先行技術において、搬送経路21を搬送される記
録紙は一対の送りローラ22,23によって搬送され、上下
の案内部材24,25によって案内され、固定刃26と角変位
駆動される可動刃27との間の空間を参照符28で示すよう
に通過する。先行技術では、案内部材24,25の組合せ
と、固定刃26と可動刃27との組合せとが、相互に独立し
た構成となっており、それらの各組合せが、プリンタ、
ファクシミリ受信機および複写機などのシート体処理装
置の本体に取付けられる。したがって、案内部材24,25
と固定刃26と可動刃27との相互の位置関係にばらつきを
生じやすい。たとえば、案内部材24,25が固定刃26と可
動刃27とに対して、搬送方向前後に離間し、かつ、第16
図の下方に下がって取付けられたときには、記録紙が29
a,29bおよび29cのように進んで、これらの固定刃26およ
び可動刃27に衝突して、紙詰まりを生じる。
本考案の第3の目的は、部品の取付け位置を高精度にす
ることなしに、シート体を確実に搬送して、紙詰まりを
防ぐようにしたシート体の切断装置を提供することであ
る。
第17図は、さらに他の先行技術の簡略化した断面図であ
る。感熱記録紙31は、プラテン32とサーマルヘッド32と
の間で加熱されて印字され、上下の案内部材34,35間を
とおり、固定刃36と角変位駆動される可動刃37との間の
離間した空間38を経て、さらに上下の案内部材39,40を
経て、上下一対の排出ローラ41,42間に導かれる。排出
ローラ41,42によって、記録紙がシート体処理装置のキ
ャビネットである本体43の排出口44から外部に排出され
る。可動刃37は矢符45のように角変位して、ロール状の
記録紙の切断を行う。こうして1頁の最終記録が完了
後、可動刃が上述のように矢符45の方向に角変位して記
録紙の切断を行って、排出ローラ41,42によって本体43
の外に排出して1頁の記録排出を終了する。多数の頁を
記録する際には、このような動作が繰返し行われる。
このような第17図に示される先行技術では、記録紙は可
動刃37付近を通過後、一対の排出ローラ41,42の接触位
置46にめがけて、記録紙を誘導するために、前述のよう
に上下一対の案内部材39,40が必要である。上の案内部
材39を設計する際には、記録紙の走行経路として、破線
47で示す経路が想定される。この記録紙の走行経路47を
妨害させないためには、案内部材39の搬送方向上流側の
端部48が決定される。この端部48から接触位置46までに
は上下の大きな距離があり、したがって記録紙を接触位
置46まで円滑に誘導させるには、上案内部材39がなだら
かな角度で傾斜していることが要求され、通常、その角
度θ1は大きくても約45°以下であることが必要であ
る。この角度θ1が論客であればあるほど、記録紙は案
内部材39に沿って接触位置46まで円滑に誘導することが
できる。しかしながらこのように角度θ1を大きくする
と、その案内部材39の搬送方向に沿う長さl2を大きくせ
ざるを得ない。したがって、構成が大形化する。
本考案の目的は、構成を小形化し、しかもシート体を円
滑に排出することができるようにしたシート体の処理装
置、たとえばプリンタ、ファクシミリ受信機および複写
機などを提供することである。
さらに他の先行技術を説明する。第18図は、従来からの
シート体の切断装置の搬送方向に沿って見た正面図であ
る。固定刃50と可動刃51とは、記録紙を剪断して切断す
る際における切断性を良好に確保するために、その刃5
0,51の離間している状態における間隔b1,b2が記録紙の
幅方向、すなわち記録紙の搬送方向に垂直方向に、相互
に異なっている。第18図では、b1>b2である。このよう
な固定刃50と可動刃51との間の相互に離間した空間52間
に記録紙を搬送するために、第19図(1)で示されるよ
うにそれらの上流側に上下一対の案内部材53,54が設け
られ、あるいはまた第19図(2)で示されるように上下
一対の案内部材55,56が設けられる。記録紙は、参照符5
7,58で示されるように搬送される。
このような第18図および第19図に示される先行技術にお
いて、(I)記録紙の走行ガイド性の安定化と、(II)
紙詰まり除去性の良好な確保との両者を成立させるのは
困難であり、両者を成立させるには、案内部材53,54;5
5,56などの寸法精度を大きくする必要がある。記録紙走
行ガイド性を安定化して良好にするには、第19図(1)
および第19図(2)で示される間隔a1,a2を小さくし
て、案内部材53,55と可動刃51との距離を小さくすれば
よいけれども、そのようにすると紙詰まりを生じたとき
に、記録紙を除去することが困難となり、紙詰まり除去
性が損なわれる。これとは逆に紙詰まり除去性を良好に
確保するためには、この間隔a1,a2を大きくすればよい
けれども、そのようにすると記録紙の走行ガイド性の安
定化が損なわれる。案内部材53,55の記録紙搬送方向下
流側(第19図(1)および第19図(2)の右方の端部)
は、その第19図(1)および第19図(2)の紙面に垂直
に延びている。このような先行技術では、その間隔a1,a
2を正確に設定する必要があり、したがって寸法精度が
高いことが要求され、それに伴い、設計自由度が小さ
く、これによって部品構成の簡略化およびコストダウン
対策などを妨げることになる。
本考案の第5の目的は、むやみに寸法精度の向上を図る
必要なしに、シート体を円滑に案内するとともに、たと
え紙詰まりを生じたとしても、その紙詰まりを生じたシ
ート体を容易に取り外すことができるようにしたシート
体の切断装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、固定刃の切刃と可動刃の切刃とを、シート体
の搬送方向に沿って見て相互に傾斜して設け、シート体
を固定刃の切刃と可動刃の切刃との離間している状態に
おける空間に、シート体を案内する一対の案内部材を、
固定刃と可動刃よりも上流側に配置したシート体の切断
装置において、 案内部材は、固定刃の切刃と可動刃の切刃との相互の間
隔の小さい側で搬送方向下流側に延びて、前記切刃に近
接する案内突部を有することを特徴とするシート体の切
断装置である。
作用 本考案に従えば、一対の案内部材を固定刃と可動刃との
上流側に配置して、シート体を固定刃の切刃と可動刃の
切刃との離間している状態における空間に案内するよう
にし、このとき両切刃はシート体の搬送方向に沿って見
て、すなわち搬送方向上流側からあるいは搬送方向下流
側から見て相互に傾斜しており、これによってシート体
の剪断による切断を円滑に行わせるようにし、この案内
部材は、それらの切刃の間隔の小さい側で、搬送方向下
流側に延びてその切刃に近接する案内突部を設ける。し
たがって、この案内突部の位置を正確に位置決めするだ
けで、そのほかの寸法精度に大きな注意を払わなくても
よくなる。したがってシート体の走行ガイド性の安定化
と、紙詰まりを生じたシート体の除去性の良好な確保と
の両者を簡易に成立させることができるようになる。こ
れに伴って、構成要素の寸法精度を特別に厳しくする必
要がなくなる。このように寸法精度が高くなくてもよい
ので、案内部材を他の部品で兼ねることも可能になり、
そのようにすれば部品点数の低減を図ることができる。
実施例 第1図は、本考案の一実施例の一部の断面図である。プ
リンタ、ファクシミリ受信機、および複写機などのよう
なシート体である記録紙の処理装置では、その記録され
た記録紙は搬送経路61から矢符62のように搬送され、固
定刃63と可動刃64との間をとって、水平線に対して角度
θ2を成して傾斜されたトレイ65上に参照符66で示すよ
うに積み重ねられる。固定刃63は、処理装置本体すなわ
ち機体の固定位置に設けられており、刃物67とその刃物
67が固定されて刃物67を支持する支持部材68とを有し、
刃物67の切刃68は、搬送経路61の上方で、その搬送方向
62上流側(第1図の左方)に臨んでいる。可動刃64は、
刃物69とその刃物69を支持する支持部材70とを有し、切
刃71は搬送方向62の下流側(第1図の右方)に臨んでい
る。この可動刃64は、搬送方向62に垂直な水平方向(第
1図の紙面に垂直方向)に延びる回転軸線72のまわりに
角変位可能である。この可動刃64は、モータの回転動力
を直線運動に変換するクランク機構を用いて、軸線72の
まわりに往復角変位可能とされる。またこの可動刃64
は、モータの動力によって角変位可能とされてもよい。
記録紙は切刃68,71によって幅方向に剪断されて切断さ
れる。可動刃64の角変位方向は、参照符73で示されてい
る。搬送経路61の記録紙を案内するために、搬送経路61
の上方には刃物69に対向して案内部材74が配置され、こ
の案内部材74は可動刃64に、記録紙の搬送経路61を避け
た位置で固定され、案内部材74は可動刃64と一体的に角
変位する。さらにまた、可動刃64と案内部材74との間の
空間75に記録紙が存在するかどうかを検出するための記
録紙検出素子76が可動刃64の下方で、その可動刃64に固
定される。検出素子76が可動刃64の下方に設けられてい
ることによって、設置スペースが増大することはない。
このようにして、第1図に示される実施例によれば、固
定刃63と可動刃64とによって切断された記録紙はトレイ
65上に積み重ねられ、その後端66aが前述の第14図に関
連して述べた先行技術におけるように上方に突出するこ
とがなく、その積層される記録紙の枚数が多くなって
も、紙詰まりが生じることがなく、いわゆるスタッカ性
が向上される。この結果、トレイ65の設置角度θ2およ
び搬送経路61を搬送される記録紙の走行角度などの設計
上の制約は大幅になくなり、設計自由度が大きくなる。
さらにまたこのような構成によれば、装着スペースは搬
送方向62に沿って長さl3を必要とするだけであって、前
述の第14図に関連して述べた先行技術に比べて、大幅な
省スペース化が図られる。
第2図は本考案の実施例の簡略化した断面図であり、第
3図はその動作を説明するためのさらに簡略化した断面
図である。これらの図面を参照して、記録紙は搬送経路
81を矢符82の方向の搬送され、その搬送経路81の下方に
は、固定刃83が設けられ、上方には可動刃84が設けられ
る。この可動刃84は、矢符85のように角変位可能に設け
られ、この可動刃84が角変位駆動手段によって角変位駆
動されることによって、固定刃83と可動刃84との間にあ
る搬送経路81上の記録紙が剪断されて切断される。搬送
経路81の下方には、記録紙を案内する案内部材86が設け
られる。
可動刃84は切刃87を有する刃物88と、この刃物88を支持
する支持部材89とを有する。支持部材89は、刃物88の切
刃87から搬送方向82の下流側に延びる第1案内部90と、
この第1案内部90の下流側の端部90aから上方に延びる
第2案内部91とを有する。第2図および第3図の状態で
は可動刃84は休止状態となっており、この状態で固定刃
83と可動刃84との間に記録紙が搬送することができる。
支持部材89は、上述のように第1および第2案内部90,9
1がほぼ直角にL字状に屈曲されて構成されており、し
たがって製造が容易である。そのため、固定刃83と可動
刃84との間の搬送経路81をとおる記録紙は、前述の第15
図および第16図における先行技術のように記録紙が構成
要素に突き当たったり、隙間に入り込んでしまう恐れが
なく、円滑な搬送が可能となり、紙詰まりを防止するこ
とができる。第1および第2案内部90の半径方向外方の
屈曲部90bを搬送方向82に平行な平面内で丸みを帯びて
形成し、これによって記録紙をさらに円滑に搬送するこ
とができるとともに、また第2案内部91の端部91a,91b
を搬送方向に82に平行な平面内で丸みを帯びて形成す
る。したがって、第3図に示されるように記録紙93は固
定刃83と可動刃84との間をとおり、参照符94で示すよう
に、あるいはまた参照符95で示すようにして下流側に案
内され、記録紙の流れをよくすることが可能になる。
第4図は本考案の実施例の分解斜視図であり、第5図は
その全体の簡略化した断面図である。切断装置100で
は、搬送経路101の下方に刃物102と支持部材103とを有
する固定刃104が配置され、その上方には刃物105とそれ
を支持する支持部材106とから成る可動刃107が配置され
る。固定刃104の支持部材103は、本件切断装置の本体10
8に固定されている。可動刃107の支持部材106は、回転
軸109のまわりに、角変位可能に設けられる。この可動
刃107は角変位駆動手段によって、搬送経路101を搬送さ
れてくる記録紙を剪断して切断するために角変位駆動さ
れる。
固定刃104と可動刃107とよりも記録紙の搬送方向上流側
(第4図および第5図の左方)には、固定刃104の刃物1
02における切刃108と、可動刃107の刃物105の切刃109と
の離間している空間110に記録紙を案内する一対の案内
部材111と、案内部材112とが搬送経路101の上下に配置
される。上方の案内部材111は、搬送経路101に臨む第1
案内部111aと、それよりも下流側(第4図および第5図
の右方)で立上る第2案内部111bとを有する。また、も
う1つの案内部材112は、搬送経路101に沿って延びる第
1案内部112aと、その下流側で立下がって延びる第2案
内部112bとを有する。案内部材111,112間には、上下一
対の送りローラ114,115によって記録紙が搬送される。
第6図(1)は、案内部材111,112の幅方向(第4図の
斜め左右方向、第5図の紙面に垂直方向)の一方端部付
近の拡大断面図である。本体118の一方の側壁119には、
取付孔120が形成されている。この取付孔120には、案内
部材111の第1案内部111aの外側方に突出した端部111
と、もう1つの案内部材112の第1案内部112aの外側方
に突出した端部112cとが嵌め込まれる。第1案内部111a
の端部111cは、端部112c側に突出して単一または複数回
(この実施例では2)だけ屈曲されて形成されており、
これによって第1案内部11a,112a間の搬送経路101を形
成する間隙d1が形成される。
第6図(2)は、案内部材111,112の他方の端部付近の
拡大した断面図である。第1案内部111aは、もう1つの
第1案内部112aに向けて単一または複数回(この実施例
では2)屈曲された端部111bを有する。またもう1つの
第1案内部112aは、端部111bと同様に外側方に突出した
端部112bを有する。これらの端部111b,112bには、ボル
ト122が挿通するボルト挿通孔113,114が形成される。こ
のボルト112は、本体118に一体的に突設された取付部11
5のねじ孔116に螺合する。
このようにして、固定刃104が固定され、かつ、可動刃1
07が角変位可能に取付けられた本体118には、上下一対
の案内部材111,112が固定されており、これによってこ
れらの構成要素、すなわち固定刃104、可動刃107および
案内部材111,112の相互の位置関係を安定化して取付け
ることが可能となり、これによって記録紙の搬送性が安
定し、記録紙の紙詰まりの発生を防止することが可能に
なる。
第7図は、本考案の実施例の断面図である。回転駆動さ
れるプラテン130と、サーマルヘッド131との間の搬送経
路132には、矢符133のように感熱記録紙が搬送され、そ
れはさらに上下一対の案内部材134,135間を経て、固定
刃136と可動刃137との切刃138,139の離間した空間をと
おり、本件記録紙処理装置の本体140に形成された排出
口141から外部に排出される。この処理装置というの
は、たとえばプリンタ、ファクシミリ受信機および複写
機などであってもよい。こうしてハウジング140内に、
固定刃136と可動刃137とから成る切断装置142が内蔵さ
れる。
可動刃137は、切刃139を有する刃物143とこの刃物143を
支持する支持部材144とから成る。支持部材144は、刃物
143が固定される取付部145と、その取付部145から下流
側で搬送経路から遠ざかる方向に延びる案内部146とを
有する。記録紙148は、固定刃136の切刃138と可動刃137
の刃物143に形成された切刃139とによって幅方向に剪断
されて切断される。この可動刃137は、搬送経路132の搬
送方向133に垂直な第7図および第8図における紙面に
垂直の回転軸線149のまわりに、角変位駆動手段によっ
て角変位され、これによって切断が行われる。記録紙の
1頁分の最終記録が完了後、可動刃137が矢符150のよう
に角変位して移動され、これによって記録紙の切断が行
われ、記録紙後端が固定刃136が固定されている排出案
内部材150上へ落下し、排出口141から排出される。多数
の頁が記録されるときには、このような動作が繰返し行
われる。この実施例では、前述の第17図に関連して述べ
た排出ローラ41,42が設けられておらず、構成の簡略化
を図ることができる。この排出ローラ41,42を省略する
ことによって、排出口141の上下の開口間隔d2を、予め
定める安全規格許容範囲内で最大にすることができる。
これによって、固定刃136と可動刃137とを経て排出され
る記録紙を、前述の第17図に関連して述べた排紙ローラ
41,42の接触位置46にめがけて案内して排出する必要
が、この実施例ではなくなり、したがって、前述の第17
図に示される案内部材39を省略することができ、搬送方
向133に沿う長さを短くして、小形化が可能になる。
記録紙148の切断に際しては、その切断幅を一気に切断
するのではなく、幅方向の一端から他端まで、切断トル
クを集中させ、その幅方向に切刃138,139による切断位
置を幅方向に移動させながら切断し、これによって円滑
な切断を行うようにしている。したがって可動刃137の
切刃139は、回転軸線149に対して傾斜しており、第7図
および第8図では、切刃139は手前側で切刃138に近接し
ており、背後側で切刃138から離間するように傾斜して
いる。
案内部材134,135によって案内される記録紙148は、これ
らの切刃138,139によって誘導され、したがって記録紙1
48もまた切刃139に沿って傾いた状態で、これらの切刃1
38,139の離間した空間を通過して搬送される。この記録
紙148の搬送を妨害させないようにするために、排出案
内部材150に対向して、上方に配置される排出案内部材1
52が構成される必要がある。
第9図は排出案内部材152の平面図であり、第10図は第
9図における切断面線X−Xから見た断面図である。こ
の排出案内部材152は、排出口141に上方のハウジング14
0の部分にビス153などによって固定される固定部154
と、この固定部154から下方に延びる垂下部155と、この
垂下部155の下端部に連なり、搬送方向133の上流側およ
び上方に斜めに延びる立上り部156と、この立上り部156
の上端部から鉛直方向に延びる第1案内部157と、この
立上リ部156に沿って延びる第2案内部158とを有する。
第1案内部157は、切刃138,139の離間時における間隔が
小さい方に対応しており、第2案内部158は、切刃138,1
39の離間している間隔が大きい方の端部に対応してい
る。第1案内部157が鉛直方向に立上っていることによ
って、記録紙148の下方に傾いている部分を円滑に案内
して走行させることを可能にする。また、第2案内部15
8は斜めに傾斜しており、これによって記録紙148の上方
に傾いている部分が円滑に案内されて走行することを可
能にする。第1および第2案内部157,158の境界では切
欠き160が形成され、これによってこれらの第1および
第2案内部157,158を正確に成形加工することができ
る。この切欠き160の位置は、この切欠き160付近を通過
する記録紙148の部分が、第1および第2案内部157,158
のいずれの部分でも、円滑に案内されて通過する幅方向
の位置が選ばれ、この実施例では、切欠き160は切刃13
8,139の大きい間隙側寄りに設けられる。第2案内部157
には、その搬送方向133の上流側に臨んで、可撓性を有
する除電ブラシ161が貼着され、この除電ブラシ161が記
録紙148に接触して、その記録紙148に帯電している電荷
を、金属製排出案内部材152を介して逃がすように構成
される。ビス153は、固定部154に形成された取付孔163
を挿通し、ハウジング140の取付突部164に螺着される。
切刃139の切始めの位置は参照符139aで示され、切終り
の位置は参照符139bで示されている。
第11図は本考案の実施例の斜視図であり、第12図はその
第11図に示される実施例の簡略化した平面図であり、第
13図は第11図および第12図に示される実施例の簡略化し
た側面図である。固定刃170と可動刃171との各切刃172,
173間には、上下一対の案内部材174,175が搬送方向176
に沿って搬送され、これらの切刃172,173の離間した空
間に導かれる。可動刃171が搬送方向176に垂直(第12図
の左右方向、第13図の紙面に垂直方向)の回転軸線まわ
りに角変位駆動されることによって、切刃172,173間で
切断が行われる。この記録紙の切断を円滑に行うように
するために、切刃173はその可動刃171の回転軸線に対し
て傾斜しており、切始めの位置は参照符173aで示され、
切終りの位置は参照符173bで示されている。切刃172,17
3が離間した状態では、切刃172と切始めの位置173aとの
間隔は参照符b3で示され、切刃172と切終りの位置173b
との間隔は参照符b4で示される(b3<b4)。
案内部材174,175は、固定刃170と可動刃171の上流側に
配置されている。固定刃170の切刃172は水平に延びてお
り、案内部材174,175はその切刃172に平行である。この
実施例では、上の案内部材174は、切刃173の切始め端部
173a側寄りで、搬送方向176下流側に延びてその切刃173
に近接する案内突部178を有する。したがって、この案
内突部178の位置を、搬送方向176に搬送される記録紙
が、離間している切刃172,173間に円滑に搬送されて案
内されるように、高精度に構成し、かつ位置決めを行え
ばよく、案内部材174の案内突部178以外の残余の部分の
位置決め精度をむやみに向上する必要はない。特にこの
案内突部178と、切刃173との間隔a2は小さくすることが
できるので、記録紙の切刃172,173間への案内を行う走
行ガイド性を良好に安定化することが可能である。しか
もまた、この案内部材174の案内突部178が形成されてい
ない部分179と、切刃173との間隔a3は比較的大きく、し
たがってたとえ紙詰まりを生じても、その紙詰まりを生
じた記録紙を容易に除去することができ、紙詰まり除去
性の良好な確保が可能になる。案内部材174の寸法精度
を特別に厳しくする必要がなくなることによって、この
案内部材174は、記録紙の案内を果たす機能のほかに、
そのほかの機能を達成する部品と兼用することができ、
そのようにすれば、構成を簡略化することができる。案
内部材174は、可動刃171の切刃173に沿って、平行に傾
斜するように配置してもよい。
案内突部178は、残余の部分179よりも階段状に突出して
いるけれども、徐々に、すなわち斜めに傾斜して突出す
るように構成してもよい。
第20図(1)は排出案内部材152の斜視図であり、第1
案内部157の除電ブラシ161(前述の第10図参照)が張付
けられる部分には斜線を施して示す。
第20図(2)は本考案の他の実施例を示し、前述の実施
例に対応する部分には同一の参照符を付す。垂下部155
と立上り部156との角度θ11は、第20図(1)と同様で
あるが、長さ11,l21のように立上り部156の長さには
差があり、可動刃137の左右の段差に応じているので、
紙が引っ掛かることはない。
第20図(3)は、本考案の他の実施例の斜視図である。
この実施例では、垂下部155と立上り部156との角度θ1
1,θ21に差があり、ひねられており、螺旋状となってお
り、これによって第20図(2)と同様に紙に引っ掛かる
ことはない。
第20図(4)は、第20図(1)の排出案内部材152を、
固定刃136および可動刃137に関連して装着した状態を示
す斜視図である。第20図(3)の構成は、加工精度管理
が困難であり、コストが上昇する。第20図(2)の構成
は、左右の角度θ11が一定であるので、生産上、特に問
題はないが、第20図(1)の構成は第20図(2)の右端
の形状のように11とθ11は同じであるが、第1案内部
157を設けて除電ブラシ161を張付けることができるよう
に構成される。
考案の効果 さらに本考案によれば、記録紙などのシート体を案内す
る一対の案内部材の精度をむやみに高くすることなし
に、記録紙などのシート体の走行ガイド性の安定化と、
紙詰まりを生じた記録紙を除去することが容易に可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は本考案の実
施例の簡略化した断面図、第3図は第2図に示される実
施例の記録紙の搬送経路93を説明するための断面図、第
4図は本考案の実施例の分解斜視図、第5図は第4図に
示される実施例の断面図、第6図は案内部材111,112の
幅方向各端部の拡大した断面図、第7図は本考案の実施
例の断面図、第8図は第7図に示される可動刃137の斜
視図、第9図は第7図に示される排出案内部材152の平
面図、第10図は第9図の切断面線X−Xから見た断面
図、第11図は本考案の実施例の斜視図、第12図は第11図
に示される実施例の簡略化した平面図、第13図は第11図
および第12図に示される実施例の側面図、第14図は先行
技術の断面図、第15図は先行技術の断面図、第16図は第
15図に示される先行技術の記録紙の経路を説明するため
の断面図、第17図は先行技術の断面図、第18図は固定刃
50と可動刃51の搬送方向に沿って見た正面図、第19図は
先行技術の断面図、第20図は本考案の実施例の斜視図で
ある。 61……搬送経路、62……搬送方向、63……固定刃、64…
…可動刃、74……案内部材、81……搬送経路、82……搬
送方向、83……固定刃、84……可動刃、89……支持部
材、90……第1案内部、91……第2案内部、101……搬
送経路、104……固定刃、107……可動刃、111,112……
案内部材、114,115……送りローラ、118……切断装置本
体、132……搬送経路、133……搬送方向、134,135……
案内部材、136……固定刃、137……可動刃、140……ハ
ウジング、141……排出口、150……排出案内部材、152
……排出案内部材、170……固定刃、171……可動刃、17
4,175……案内部材、178……案内突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 篠原 多佳志 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)考案者 白越 洋 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定刃の切刃と可動刃の切刃とを、シート
    体の搬送方向に沿って見て相互に傾斜して設け、シート
    体を固定刃の切刃と可動刃の切刃との離間している状態
    における空間に、シート体を案内する一対の案内部材
    を、固定刃と可動刃よりも上流側に配置したシート体の
    切断装置において、 案内部材は、固定刃の切刃と可動刃の切刃との相互の間
    隔の小さい側で搬送方向下流側に延びて、前記切刃に近
    接する案内突部を有することを特徴とするシート体の切
    断装置。
JP1989056186U 1989-05-16 1989-05-16 シート体の切断装置 Expired - Lifetime JPH074149Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6011796U (ja) * 1983-06-30 1985-01-26 松下電送株式会社 ロ−タリ−カツタ−
JPS6374295U (ja) * 1986-11-04 1988-05-18
JPH0535640U (ja) * 1991-10-18 1993-05-14 東芝ケミカル株式会社 柵付パレツト

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