JPH0741618A - 3−メチル−1−ブテン系重合体組成物よりなる電気・電子部品 - Google Patents

3−メチル−1−ブテン系重合体組成物よりなる電気・電子部品

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JPH0741618A
JPH0741618A JP18819093A JP18819093A JPH0741618A JP H0741618 A JPH0741618 A JP H0741618A JP 18819093 A JP18819093 A JP 18819093A JP 18819093 A JP18819093 A JP 18819093A JP H0741618 A JPH0741618 A JP H0741618A
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butene
methyl
graft
polymer
weight
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JP18819093A
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Hirotaka Aso
曽 宏 貴 阿
Tatsuo Kato
藤 達 夫 加
Koujirou Suga
広次郎 菅
Masayuki Okabe
部 雅 行 岡
Toshihiro Aine
根 敏 裕 相
Kenji Iwata
田 健 治 岩
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Mitsubishi Chemical Corp
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsubishi Chemical Corp
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】リフローハンダ性および電気特性が優れ、ま
た、吸水率も低い電気・電子用部品の提供。 【構成】(A)3−メチル−1−ブテン系重合体と、
(B)不飽和カルボン酸およびその誘導体から選ばれる
少なくとも1種のグラフト変性単位を0.01〜10重
量%の範囲で含有するグラフト変性3−メチル−1−ブ
テン系重合体と、(C)ガラス繊維とを特定の割合で含
む3−メチル−1−ブテン系重合体組成物よりなる電気
・電子部品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3−メチル−1−ブテ
ン系重合体組成物よりなる電気・電子部品に関し、特
に、リフローハンダ性および電気特性が優れ、また、吸
水率も低い、ハウジング等の電気・電子用部品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気・電子部品等のハウジング用の材料
には、リフローハンダ性および電気特性に優れ、かつ吸
水率が低いことが要求される。従来、このハウジング用
材料として、例えば、ガラス繊維を配合して強化された
PPSやポリ4−メチル−1−ペンテンが使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ガラス繊維強
化PPSは、リフローハンダ性、電気特性および吸水率
は比較的良好であるが、成形性に劣るため、成形時にバ
リが生じ易い欠点がある。そのため、薄肉成形品に成形
した場合には、後加工が難しく、また、リフローハンダ
性も問題になることがある。一方、ガラス繊維強化ポリ
4−メチル−1−ペンテンは、電気特性、吸水性および
成形性は良好であるが、リフローハンダ性に難点があ
る。したがって、リフローハンダ性および電気特性に優
れ、かつ吸水率が低いとともに、成形性にも優れる電気
・電子部品等のハウジング用材料が強く求められてい
る。
【0004】そこで、本発明の第一の目的は、リフロー
ハンダ性と電気特性が優れ、かつ、吸水性も低い樹脂組
成物よりなる電気・電子部品を提供することにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、薄肉成形品、
例えば、電気、電子部品のハウジングの成形時にバリを
生じない樹脂組成物よりなる電気・電子部品を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、リフロー
ハンダ性が高く、電気特性と吸水性にも優れ、かつ、成
形性に優れるため、薄肉成形が可能なハウジング等に好
適な電気・電子部品を得ることを目的として種々検討し
た結果、3−メチル−1−ブテン系重合体、不飽和カル
ボン酸またはその誘導体でグラフト変性された3−メチ
ル−1−ブテン系重合体、およびガラス繊維を主成分と
し、かつ、各成分の配合量が特定な範囲内にある3−メ
チル−1−ブテン系重合体組成物よりなる電気・電子部
品が上記目的を達成できることを知見し、本発明に至っ
た。
【0007】すなわち、本発明は、前記課題を解決する
ために、(A)3−メチル−1−ブテン系重合体0〜9
9.9重量部、(B)不飽和カルボン酸およびその誘導
体から選ばれる少なくとも1種のグラフト変性単位を
0.01〜10重量%の範囲で含有するグラフト変性3
−メチル−1−ブテン系重合体0.1〜100重量部、
および(C)前記(A)+(B)=100重量部に対し
てガラス繊維10〜100重量部を含む3−メチル−1
−ブテン系重合体組成物よりなる電気・電子部品を提供
するものである。
【0008】前記(A)3−メチル−1−ブテン系重合
体が、3−メチル−1−ブテンの含有率が70重量%以
上のものであると、好ましい。
【0009】前記(A)3−メチル−1−ブテン系重合
体が、3−メチル−1−ブテン・1−ブテンランダム共
重合体であると、好ましい。
【0010】前記(B)グラフト変性3−メチル−1−
ブテン系重合体が、無水マレイン酸でグラフト変性され
た3−メチル−1−ブテンであると、好ましい。
【0011】ASTM D 1238に準じて、荷重:
2.16kg、温度:320℃の条件で測定されたメル
トフローレート(MFR)が、0.1〜100g/10
分の範囲内にある3−メチル−1−ブテン系重合体組成
物が好ましい。
【0012】以下、本発明の電気・電子部品を構成する
3−メチル−1−ブテン系重合体組成物(以下、「本発
明に用いる組成物」という)について詳細に説明する。
【0013】本発明に用いる組成物の(A)成分である
3−メチル−1−ブテン系重合体は、3−メチル−1−
ブテンを主成分とする重合体であり、例えば、3−メチ
ル−1−ブテンの単独重合体または3−メチル−1−ブ
テンと他のα−オレフィンとの共重合体である。他のα
−オレフィンとしては、例えば、エチレン、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デ
セン、1−テトラデセン、1−オクタデセン等の炭素数
2〜20のα−オレフィンが挙げられる。この他のα−
オレフィンの中でも、1−ブテンが好ましい。
【0014】また、この(A)3−メチル−1−ブテン
系重合体は、良好なリフローハンダ性を保持できる範囲
の融点を示し、電気・電子用部品のハウジング用材料と
して有用な組成物が得られる点で、通常、3−メチル−
1−ブテンを70重量%以上含む重合体であるのが好ま
しい。
【0015】この(A)3−メチル−1−ブテン系重合
体は、本発明の組成物の用途に応じて種々決定される
が、ASTM D 1238に準じて荷重:2.16k
g、温度:320℃の条件で測定したメルトフローレー
ト(MFR)が、通常、0.1〜100g/10分の範
囲内にあるものが、好ましい。
【0016】本発明の組成物の(B)成分であるグラフ
ト変性3−メチル−1−ブテン系重合体は、前記(A)
3−メチル−1−ブテン系重合体と同一、または組成あ
るいは分子量が異なる3−メチル−1−ブテン系重合体
を基体とするものである。
【0017】また、(B)グラフト変性3−メチル−1
−ブテン系重合体にグラフト変性単位として含有する不
飽和カルボン酸またはその誘導体としては、例えば、マ
レイン酸、フマール酸、テトラヒドロフタル酸、イタコ
ン酸、シトラコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、ナ
ジック酸、アクリル酸、メタクリル酸等の不飽和カルボ
ン酸、またはその誘導体が挙げられる。この誘導体とし
ては、例えば、前記不飽和カルボン酸の酸無水物、イミ
ド、アミド、エステル等が挙げられる。不飽和カルボン
酸の誘導体の具体例としては、マレイミド、無水マレイ
ン酸、無水シトラコン酸、マレイン酸モノメチル、マレ
イン酸ジメチル、グリシジルマレート等が例示される。
これらの中では、不飽和ジカルボン酸またはその無水物
が好適であり、特に、マレイン酸またはその酸無水物が
好適である。
【0018】(B)グラフト変性3−メチル−1−ブテ
ン系重合体の調製は、従来公知の種々の方法にしたがっ
て行なうことができる。例えば、3−メチル−1−ブテ
ン系重合体と、不飽和カルボン酸およびその誘導体から
選ばれる少なくとも1種とを溶融させてグラフト共重合
させる方法、あるいは3−メチル−1−ブテン系重合体
を溶媒に溶解させ、不飽和カルボン酸およびその誘導体
から選ばれる少なくとも1種を添加してグラフト共重合
させる方法などの方法にしたがって行なうことができ
る。
【0019】この(B)グラフト変性3−メチル−1−
ブテン系重合体の調製において、不飽和カルボン酸およ
びその誘導体から選ばれる少なくとも1種のモノマーを
効率よくグラフト共重合させるために、ラジカル重合開
始剤の存在下に反応を行うことが好ましい。
【0020】用いられるラジカル重合開始剤としては、
有機パーオキサイド、有機パーエステル、アゾ化合物等
が挙げられる。これらのラジカル重合開始剤の中でも、
ジクミルパーオキサイド、ジ−tert−ブチルパーオ
キサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−
ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン、
1,4−ビス(tert−ブチルパーオキシイソプロピ
ル)ベンゼン等の有機パーオキサイドが好ましい。
【0021】(B)グラフト変性3−メチル−1−ブテ
ン系重合体の調製において、ラジカル重合開始剤の使用
割合は、通常、3−メチル−1−ブテン系重合体100
重量部に対して、0.001〜2重量部の範囲である。
【0022】また、グラフト共重合反応は、通常、60
〜350℃の温度で行われる。
【0023】本発明に用いられる組成物において、
(B)グラフト変性3−メチル−1−ブテン系重合体に
おける不飽和カルボン酸およびその誘導体から選ばれる
少なくとも1種の含有量、すなわち、グラフト量は、後
記の(C)ガラス繊維と(B)グラフト変性3−メチル
−1−ブテン系重合体との接着性が良好となり、本発明
の組成物を成形して機械的強度に優れた成形品を得るこ
とができ、さらに、リフローハンダ性に優れる組成物が
得られる点で、0.01〜10重量%であり、特に、
0.1〜5重量%の範囲が好ましい。
【0024】本発明に用いられる組成物における(A)
3−メチル−1−ブテン系重合体と(B)グラフト変性
3−メチル−1−ブテン系重合体の配合割合は、これら
の重合体と、後記の(C)ガラス繊維との接着性が良好
で、本発明の組成物を成形して機械的強度に優れた成形
品が得られる点で、(A)3−メチル−1−ブテン系重
合体0〜99.9重量部に対して、(B)グラフト変性
3−メチル−1−ブテン系重合体0.1〜100重量部
の範囲である。
【0025】この組成物の(C)成分であるガラス繊維
は、通常樹脂成分に用いられる公知のガラス繊維のいず
れを用いてもよい。例えば(C)ガラス繊維の繊維径
は、通常、5〜20μ程度であり、また、表面処理剤
は、アミノシランまたはエポキシシランが好ましい。
【0026】本発明に用いられる組成物における(C)
ガラス繊維の配合割合は、成形品の機械的強度や弾性
率、特に、耐衝撃性が高く、電気・電子部品用のハウジ
ングに好適で、かつウエルド部の機械的強度に優れ、ま
た、良好な流動性を有するため薄肉の成形品の成形が容
易となる点で、(A)+(B)=100重量部に対し
て、10〜100重量部の範囲であり、特に、20〜8
0重量部の範囲が好ましい。
【0027】本発明に用いる3−メチル−1−ブテン系
組成物の製造は、(A)3−メチル−1−ブテン系重合
体、(B)グラフト変性3−メチル−1−ブテン系重合
体、および(C)ガラス繊維を、前記配合割合で混合
し、従来公知の方法で溶融混練し、造立あるいは粉砕す
る方法にしたがって、行なうことができる。混合は、例
えば、V型ブレンダー、リボンブレンダー、ヘンシェル
ミキサー、タンブラーブレンダー等を用いて行なうこと
ができる。また、溶融混練は、例えば、単軸押出機また
は複数軸押出機、あるいはニーダー、バンバリーミキサ
ー等で行なうことができる。
【0028】本発明に用いられる組成物は、その用途に
応じて、MFRを調整することができる。このMFR
は、ASTM D 1238に準じて荷重:2.16k
g、温度:320℃の条件で測定した値が、通常、0.
1〜100g/10分の範囲であるのが好ましく、特
に、1.0〜80g/10分であるのが好ましい。
【0029】本発明に用いられる組成物のMFRが低す
ぎると、薄肉成形品の成形が困難になり、また、成形に
伴う残留応力も大きくなり、成形品の変形やストレスク
ラックを引き起こす。一方、MFRが高すぎると曲げ強
度や耐衝撃強度等の機械的強度が低くなる。
【0030】また、本発明に用いられる組成物には、シ
ランカップリング剤、耐候安定剤、耐熱安定剤、スリッ
プ剤、核剤、顔料、染料等の通常ポリオレフィンに添加
して使用される各種配合剤を本発明の目的を損なわない
範囲で添加してもよい。
【0031】本発明は、以上説明した3−メチル−1−
ブテン系組成物よりなる電気・電子部品を提供する。電
気・電子部品の種類や形状は特に限定されないが、各種
電気・電子部品のハウジング、基板、モールド樹脂、絶
縁板等が好ましい。本発明の電気・電子部品の1例とし
て、ネットワーク抵抗の正面図を図1に示し、側面図を
図2に示す。図示したネットワーク抵抗は、以上説明し
た3−メチル−1−ブテン系組成物よりなる1つのハウ
ジング1中に多くの抵抗器を備えるもので、例えば、マ
イクロコンピュータのプルアップ、プルダウン用抵抗等
として用いられる。偏平な中空直方体のハウジング1中
には、長方形のアルミナ基板2がその長手方向に渡って
備えられ、アルミナ基板2上には、抵抗素子3と導体4
とを接続した抵抗が連続して複数個、アルミナ基板2の
長手方向に直角に設けられる。ハウジング1の外側から
端子6がそれぞれの抵抗の導体4とハンダ5で接続され
る。本発明の電気・電子部品は、上述の3−メチル−1
−ブテン系組成物よりなるハウジングを有するので、ハ
ウジング成形時の加工性に優れ、リフローハンダ性等の
耐熱性が高く、電気特性に優れ、吸水率が低い。
【0032】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例によっ
て、本発明をより具体的に説明するが、本発明はその要
旨を越えない限りこれらの実施例になんら限定されるも
のではない。また、以下の実施例および比較例における
成形性、リフローハンダ性および電気特性の評価は、下
記の方法で行なった。
【0033】(1)成形性 射出成形法で薄肉ケース(縦9mm、横14mm、高さ
7mm、厚さ0.4mm)を成形し、バリの発生状況を
目視で観察して下記の基準で評価した。 ○……バリ無し ×……バリ有り
【0034】(2)リフローハンダ性 上記の射出成形で得られた薄肉ケースについて、遠赤外
線リフローハンダ装置(JARD(株)製、MJ−R4
000)を使用して外観を観察してリフローハンダ性を
下記の基準で評価した。 ○……変化なし △……変形あり ×……溶融による穴あきあり
【0035】(3)電気特性 射出成形法で厚さ2mmの角板を成形し、JIS K6
911に準じて1GHzでの誘電率、誘電正接を測定し
た。
【0036】(実施例1) <無水マレイン酸グラフト変性3−メチル−1−ブテン
系重合体の製造>3−メチル−1−ブテン・1−ブテン
共重合体(1−ブテン含有量:4.4重量%、MFR:
1.0g/10分)100重量部に対して、無水マレイ
ン酸1.4重量部、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
ert−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3 0.07重
量部、テトラキス〔メチレン−3(3,5−ジ−ter
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕メタン(チバガイギー(株)、イルガノックス10
10)0.10重量部、およびハイドロタルサイト(協
和化学(株)製)0.05重量部を、ヘンシェルミキサ
ーで混合後、押出機に供給して320℃で溶融混練しな
がら反応させて、無水マレイン酸変性3−メチル−1−
ブテン系重合体を得た。得られた無水マレイン酸変性3
−メチル−1−ブテン系重合体(以下、「MAH−PM
B」という)のMFRおよび無水マレイン酸グラフト量
を測定したところ、それぞれMFR:500g/10
分、無水マレイン酸グラフト量:1.0g/100gポ
リマーであった。
【0037】<組成物の製造>3−メチル−1−ブテン
・1−ブテン共重合体(1−ブテン含有量:5.2重量
%、MFR:4.6g/10分)94.6重量部に対し
て、前記MAHーPBM5. 4重量部およびガラス繊維
(旭ガラス(株)製GRS34)40.5重量部、なら
びにテトラキス〔メチレン−3(3,5−ジ−tert
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕
メタン(チバガイギー(株)、イルガノックス101
0)0.20重量部、テトラキス(2,4−ジ−ter
t−ブチルフェニル)4,4−ビフェニレン ジフォス
フォナイト(サンド(株)、P−EPQ)0.20重量
部、およびハイドロタルサイト(協和化学(株))0.
05重量部を、ヘンシェルミキサーで混合後、押出機に
供給して320℃で溶融混練し、3−メチル−1−ブテ
ン系重合体組成物を得た。なお、このときの配合量を表
1に示す。
【0038】次いで、この3−メチル−1−ブテン系重
合体組成物を用いて、射出成形法によって薄肉のケース
(縦9mm、横14mm、高さ7mm、厚み0.4m
m)と角板を、それぞれ成形し、成形性、リフローハン
ダ性および電気特性の測定または評価に供した。結果を
表2に示す。
【0039】(実施例2)組成物を製造する際に、1−
ブテン含有量:10.3重量%、MFR:11g/10
分の3−メチル−1−ブテン・1−ブテン共重合体を使
用した以外は、実施例1と同様にして3−メチル−1−
ブテン系重合体組成物を調製した。次いで、この3−メ
チル−1−ブテン系重合体組成物を用いて、薄肉のケー
スと角板を、それぞれ成形し、成形性、リフローハンダ
性および電気特性の測定または評価に供した。配合量と
評価または測定結果を、それぞれ、表1と表2に示す。
【0040】(実施例3)組成物を製造する際に、1−
ブテン含有量:5.0重量%、MFR:16g/10分
の3−メチル−1−ブテン・1−ブテン共重合体を使用
し、また、配合量を表1に示すように変えた以外は、実
施例1と同様にして3−メチル−1−ブテン系重合体組
成物を調製し、成形性、リフローハンダ性および電気特
性の測定または評価に供した。配合量と評価または測定
結果を、表2に示す。
【0041】(比較例1)3−メチル−1−ブテン・1
−ブテン共重合体の代わりに、PPS(トープレン
(株)、T−1)を使用し、また、配合量を表1に示す
ように変えた以外は、実施例1と同様にして組成物を調
製し、成形性、リフローハンダ性および電気特性の測定
または評価に供した。配合量と評価または測定結果を、
表2に示す。
【0042】(比較例2)3−メチル−1−ブテン・1
−ブテン共重合体の代わりに、4−メチル−1−ペンテ
ン系重合体(三井石油化学工業(株)、RT18)を使
用し、また、配合量を表1に示すように変えた以外は、
実施例1と同様にして組成物を調製し、成形性、リフロ
ーハンダ性および電気特性の測定または評価に供した。
配合量と評価または測定結果を、表2に示す。
【0043】
【0044】
【0045】
【発明の効果】本発明の3−メチル−1−ブテン系重合
体組成物よりなる電気・電子部品は、そのハウジングが
リフローハンダ性、電気特性、低吸水性等の特性を備
え、またハウジングの成形時に、成形温度での流動性が
高く成形性が優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電気・電子部品の1例であるネット
ワーク抵抗の構造を示す正面図である。
【図2】 本発明の電気・電子部品の1例であるネット
ワーク抵抗の構造を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 アルミナ基板 3 抵抗素子 4 導体 5 ハンダ 6 端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅 広次郎 山口県玖珂郡和木町和木六丁目1番2号 三井石油化学工業株式会社内 (72)発明者 岡 部 雅 行 山口県玖珂郡和木町和木六丁目1番2号 三井石油化学工業株式会社内 (72)発明者 相 根 敏 裕 山口県玖珂郡和木町和木六丁目1番2号 三井石油化学工業株式会社内 (72)発明者 岩 田 健 治 山口県玖珂郡和木町和木六丁目1番2号 三井石油化学工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)3−メチル−1−ブテン系重合体0
    〜99.9重量部、 (B)不飽和カルボン酸およびその誘導体から選ばれる
    少なくとも1種のグラフト変性単位を0.01〜10重
    量%の範囲で含有するグラフト変性3−メチル−1−ブ
    テン系重合体0.1〜100重量部、および (C)前記(A)+(B)=100重量部に対してガラ
    ス繊維10〜100重量部を含む3−メチル−1−ブテ
    ン系重合体組成物よりなる電気・電子部品。
  2. 【請求項2】前記(A)3−メチル−1−ブテン系重合
    体が、3−メチル−1−ブテンの含有率が70重量%以
    上のものである請求項1記載の3−メチル−1−ブテン
    系重合体組成物よりなる電気・電子部品。
  3. 【請求項3】前記(A)3−メチル−1−ブテン系重合
    体が、3−メチル−1−ブテン・1−ブテンランダム共
    重合体である請求項1記載の3−メチル−1−ブテン系
    重合体組成物よりなる電気・電子部品。
  4. 【請求項4】前記(B)グラフト変性3−メチル−1−
    ブテン系重合体が、無水マレイン酸でグラフト変性され
    た3−メチル−1−ブテンである請求項1〜3のいずれ
    かに記載の3−メチル−1−ブテン系重合体組成物より
    なる電気・電子部品。
  5. 【請求項5】ASTM D 1238に準じて、荷重:
    2.16kg、温度:320℃の条件で測定されたメル
    トフローレート(MFR)が、0.1〜100g/10
    分の範囲内にある請求項1記載の3−メチル−1−ブテ
    ン系重合体組成物よりなる電気・電子部品。
JP18819093A 1993-07-29 1993-07-29 3−メチル−1−ブテン系重合体組成物よりなる電気・電子部品 Withdrawn JPH0741618A (ja)

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JP18819093A Withdrawn JPH0741618A (ja) 1993-07-29 1993-07-29 3−メチル−1−ブテン系重合体組成物よりなる電気・電子部品

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006193569A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Nof Corp 成形品用架橋ポリオレフィン樹脂組成物および成形回路部品
JP2024095447A (ja) * 2022-12-28 2024-07-10 株式会社クラレ ミリ波レドーム

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