JPH074164Y2 - 多層容器 - Google Patents
多層容器Info
- Publication number
- JPH074164Y2 JPH074164Y2 JP15966388U JP15966388U JPH074164Y2 JP H074164 Y2 JPH074164 Y2 JP H074164Y2 JP 15966388 U JP15966388 U JP 15966388U JP 15966388 U JP15966388 U JP 15966388U JP H074164 Y2 JPH074164 Y2 JP H074164Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- container
- lid
- transparent resin
- gas barrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は多層容器に関し、特に均一な肉厚を有し、剛
性、ガスバリヤ性及び透明性等に優れた多層容器に関す
る。
性、ガスバリヤ性及び透明性等に優れた多層容器に関す
る。
ゼリー、プリン等のデザート類やジャム等の包装容器
は、従来絞り成形法により製造されている。絞り成形法
による容器はガスバリヤ性を有する剛性樹脂シートとし
て、通常ガスバリヤ性樹脂と他の熱可塑性樹脂との積層
シートを用い、それを加熱軟化し、型内に絞り込んで成
形するものである。このため得られる製品の肉厚が不均
一となって、肉薄な部分が局部的に生じ、全体的に剛性
が低下するとともに、製品の外観も劣悪なものになると
いう問題点がある。
は、従来絞り成形法により製造されている。絞り成形法
による容器はガスバリヤ性を有する剛性樹脂シートとし
て、通常ガスバリヤ性樹脂と他の熱可塑性樹脂との積層
シートを用い、それを加熱軟化し、型内に絞り込んで成
形するものである。このため得られる製品の肉厚が不均
一となって、肉薄な部分が局部的に生じ、全体的に剛性
が低下するとともに、製品の外観も劣悪なものになると
いう問題点がある。
成形によって局部的に肉薄になることによる剛性低下を
防止するために、肉厚のシートを用いた容器もあるが、
シートを巻き取り状とすることができないために、取り
扱いが極めて不便であり、生産性が低く、製品コストが
高いという問題点がある。
防止するために、肉厚のシートを用いた容器もあるが、
シートを巻き取り状とすることができないために、取り
扱いが極めて不便であり、生産性が低く、製品コストが
高いという問題点がある。
また、熱充填、ボイル、レトルト等の熱処理を施すこと
が必要な内容物を入れる容器の成形用に、耐熱性の高い
ポリプロピレンとガスバリヤ性を有する樹脂との積層シ
ートを用いることが多いが、容器内が減圧状態となり、
肉薄部がへこむ等の問題点がある。
が必要な内容物を入れる容器の成形用に、耐熱性の高い
ポリプロピレンとガスバリヤ性を有する樹脂との積層シ
ートを用いることが多いが、容器内が減圧状態となり、
肉薄部がへこむ等の問題点がある。
一方、射出成形法による容器は透明性及び剛性に優れて
いるが、ガスバリヤ性を得ることが困難であるという問
題点がある。
いるが、ガスバリヤ性を得ることが困難であるという問
題点がある。
そこで、ガスバリヤ層を中間層とした射出成形容器も提
案されてはいるが、このような多層容器を射出成形によ
り製造する場合、非常に特殊な構造の成形装置を用いる
必要があるため、製品コストが高くなるという問題点が
あり、低コストを要求される容器には不向きである。
案されてはいるが、このような多層容器を射出成形によ
り製造する場合、非常に特殊な構造の成形装置を用いる
必要があるため、製品コストが高くなるという問題点が
あり、低コストを要求される容器には不向きである。
以上の通り、上記いずれの従来容器も、肉厚が均一で剛
性に優れ、ガスバリヤ性を有し、さらに低コストである
という条件を満たしてはいない。
性に優れ、ガスバリヤ性を有し、さらに低コストである
という条件を満たしてはいない。
従って本考案の目的は、このような従来の問題点を解決
することで、肉厚が均一で、剛性、透明性に優れ、ガス
バリヤ性を有する安価な多層容器を提供することにあ
る。
することで、肉厚が均一で、剛性、透明性に優れ、ガス
バリヤ性を有する安価な多層容器を提供することにあ
る。
上記課題に鑑み鋭意研究の結果、本考案者は、ガスバリ
ヤ性を有する樹脂シートを容器形状に成形して容器内層
とし、その外面側に射出成形によって外層を一体的に成
形した多層容器において、剛性、透明性及びガスバリヤ
性を良好なものとするためには、内層として内面側よ
り、ポリエチレンテレフタレート層、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体層及び透明性樹脂層からなる積層シートを
用い、外層として上と同じ透明性樹脂を射出成形すれば
良いことを発見し、本考案に想到した。
ヤ性を有する樹脂シートを容器形状に成形して容器内層
とし、その外面側に射出成形によって外層を一体的に成
形した多層容器において、剛性、透明性及びガスバリヤ
性を良好なものとするためには、内層として内面側よ
り、ポリエチレンテレフタレート層、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体層及び透明性樹脂層からなる積層シートを
用い、外層として上と同じ透明性樹脂を射出成形すれば
良いことを発見し、本考案に想到した。
すなわち、本考案の多層容器はガスバリヤ性を有する樹
脂シートからなる内層と、前記内層の外面側に射出成形
によって一体的に成形された外層からなる多層容器にお
いて、上記多層容器の内層が、内側よりポリエチレンテ
レフタレート層、エチレン−酢酸ビニル共重合体層及び
透明性樹脂層よりなり、前記外層が前記透明性樹脂より
なることを特徴とする。
脂シートからなる内層と、前記内層の外面側に射出成形
によって一体的に成形された外層からなる多層容器にお
いて、上記多層容器の内層が、内側よりポリエチレンテ
レフタレート層、エチレン−酢酸ビニル共重合体層及び
透明性樹脂層よりなり、前記外層が前記透明性樹脂より
なることを特徴とする。
本考案の多層容器には、さらに上側から結晶性ポリプロ
ピレン層、エチレン−酢酸ビニル共重合体層及びポリエ
チレンを主体としたシーラント層よりなる積層シートか
らなるガスバリヤ性を有する内蓋をヒートシールし、そ
の上に、容器上端のフランジ部とスナップフィットによ
り着脱自在に係合し得る環状突起を内面に有するポリプ
ロピレン製のリクローズ性のある外蓋を設けることで、
包装容器としての密封性と剛性、さらに開封後の内容物
の保護性を与え、運搬に便利であり、陳列効果も高く、
保存性や使用感の優れた製品としている。
ピレン層、エチレン−酢酸ビニル共重合体層及びポリエ
チレンを主体としたシーラント層よりなる積層シートか
らなるガスバリヤ性を有する内蓋をヒートシールし、そ
の上に、容器上端のフランジ部とスナップフィットによ
り着脱自在に係合し得る環状突起を内面に有するポリプ
ロピレン製のリクローズ性のある外蓋を設けることで、
包装容器としての密封性と剛性、さらに開封後の内容物
の保護性を与え、運搬に便利であり、陳列効果も高く、
保存性や使用感の優れた製品としている。
ガスバリヤ性を有する積層シートに用いられているポリ
エチレンテレフタレートは、耐薬品性、耐油性等が良い
ので、飲料や食品等の内容物の保存性がよい。その上、
におい等がないので、内容物に悪臭が移ることがない。
このようなポリエチレンテレフタレートを容器の最内面
部を構成する層に用いることで、食品等の内容物の安全
性が向上している。
エチレンテレフタレートは、耐薬品性、耐油性等が良い
ので、飲料や食品等の内容物の保存性がよい。その上、
におい等がないので、内容物に悪臭が移ることがない。
このようなポリエチレンテレフタレートを容器の最内面
部を構成する層に用いることで、食品等の内容物の安全
性が向上している。
エチレン−酢酸ビニル共重合体は伸び及びガスバリヤ性
が良い。また内層の外側と射出成形する外層とは同じ透
明性樹脂により形成するが、この透明性樹脂としてポリ
スチレン及びポリプロピレンが良い。ポリスチレンは容
器全体に良好な透明感を与えている。さらにポリスチレ
ンは流れ特性が比較的低い温度でも良好であるので、射
出成形には特に適した材料であり、ポリスチレンを内層
の最外面部に用い、外部射出成形用樹脂にもポリスチレ
ンを用いることで、外層と内層が完全に一体化し、容器
本体の透明感や剛性を高めている。またポリプロピレン
も比較的良好な透明性を有するので、用途に応じては十
分な透明感を有する。
が良い。また内層の外側と射出成形する外層とは同じ透
明性樹脂により形成するが、この透明性樹脂としてポリ
スチレン及びポリプロピレンが良い。ポリスチレンは容
器全体に良好な透明感を与えている。さらにポリスチレ
ンは流れ特性が比較的低い温度でも良好であるので、射
出成形には特に適した材料であり、ポリスチレンを内層
の最外面部に用い、外部射出成形用樹脂にもポリスチレ
ンを用いることで、外層と内層が完全に一体化し、容器
本体の透明感や剛性を高めている。またポリプロピレン
も比較的良好な透明性を有するので、用途に応じては十
分な透明感を有する。
こうして得られたガスバリヤ性のよい多層容器に用いる
内蓋は、密封性とガスバリヤ性のよいものでなければな
らない。本考案の内蓋は、結晶性ポリプロピレン層とエ
チレン−酢酸ビニル共重合体層とシーラント層の積層シ
ートからなり、このシーラント層はポリエチレンが主体
となっており、ヒートシールの際の密封性が良い。
内蓋は、密封性とガスバリヤ性のよいものでなければな
らない。本考案の内蓋は、結晶性ポリプロピレン層とエ
チレン−酢酸ビニル共重合体層とシーラント層の積層シ
ートからなり、このシーラント層はポリエチレンが主体
となっており、ヒートシールの際の密封性が良い。
一方、外蓋はポリプロピレンよりなり、剛性、透明感の
良いものであるとともに、内側に容器本体のフランジ部
とスナップフィットする環状突起を有する。外蓋は容易
に弾性変形するので、押圧することにより容器にパチン
とはまり、また周縁を持ち上げることにより簡単に開け
ることができる。このように上記外蓋にリクローズ性を
持たせることにより、開封後の中味を、ゴミ、ホコリ等
から保護し、快適な使用感をもたらしている。
良いものであるとともに、内側に容器本体のフランジ部
とスナップフィットする環状突起を有する。外蓋は容易
に弾性変形するので、押圧することにより容器にパチン
とはまり、また周縁を持ち上げることにより簡単に開け
ることができる。このように上記外蓋にリクローズ性を
持たせることにより、開封後の中味を、ゴミ、ホコリ等
から保護し、快適な使用感をもたらしている。
本考案の多層容器について以下に詳しく説明する。
第1図は本考案の多層容器の一例を示す。
上記多層容器1は、ガスバリヤ性を有する内層2と透明
性及び剛性を有する外層3とからなり、上端周縁部はフ
ランジ4となっている。
性及び剛性を有する外層3とからなり、上端周縁部はフ
ランジ4となっている。
多層容器の層構成を示すために、多層容器の任意の部分
Aの詳細を第2図に示す。多層容器は、内面側よりポリ
エチレンテレフタレート層5とエチレン−酢酸ビニル共
重合体層6とポリスチレン層7からなる内層2と、射出
成形されたポリスチレンからなる外層3により多層構造
となっている。内層2のポリスチレン層7とポリスチレ
ン外層3は図面の説明上分けてあるが、実際は、この接
合面は完全に一体化しており、両者を区別できない。
Aの詳細を第2図に示す。多層容器は、内面側よりポリ
エチレンテレフタレート層5とエチレン−酢酸ビニル共
重合体層6とポリスチレン層7からなる内層2と、射出
成形されたポリスチレンからなる外層3により多層構造
となっている。内層2のポリスチレン層7とポリスチレ
ン外層3は図面の説明上分けてあるが、実際は、この接
合面は完全に一体化しており、両者を区別できない。
本考案においてはポリエチレンテレフタレート層5を内
容物と接する最内面に配しているので、食品等を内容物
とする場合、特に安全性に優れている。さらに、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体層6は積層シートの中間に配置
しているので、エチレン−酢酸ビニル共重合体層6の欠
落が起こらず、良好なガスバリヤ性が確実にもたらされ
る。
容物と接する最内面に配しているので、食品等を内容物
とする場合、特に安全性に優れている。さらに、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体層6は積層シートの中間に配置
しているので、エチレン−酢酸ビニル共重合体層6の欠
落が起こらず、良好なガスバリヤ性が確実にもたらされ
る。
なお上記実施例において、ポリスチレンの代わりに透明
性樹脂としてポリプロピレンを用いても、多層構成、な
らびに内層と外層の接合面の一体化は変わらず、食品の
安全性及びガスバリヤ性への効果も同様に良好な容器本
体を得ることができる。
性樹脂としてポリプロピレンを用いても、多層構成、な
らびに内層と外層の接合面の一体化は変わらず、食品の
安全性及びガスバリヤ性への効果も同様に良好な容器本
体を得ることができる。
以上のような多層構造のために、フランジ4の内周部4a
の上面はポリエチレンテレフタレートからなるが、ポリ
エチレンテレフタレートはヒートシール性が悪い。この
ためフランジ4の内周部4aの突出幅を極力小さくし、フ
ランジ4の大部分が外周部4bからなるように構成するの
が好ましい。またフランジ4の外周部4bがフランジ部4a
を覆って、フランジ4の全面がポリスチレンからなるよ
うに、射出成形することもできる。
の上面はポリエチレンテレフタレートからなるが、ポリ
エチレンテレフタレートはヒートシール性が悪い。この
ためフランジ4の内周部4aの突出幅を極力小さくし、フ
ランジ4の大部分が外周部4bからなるように構成するの
が好ましい。またフランジ4の外周部4bがフランジ部4a
を覆って、フランジ4の全面がポリスチレンからなるよ
うに、射出成形することもできる。
第3図は多層容器1に内蓋8と外蓋9を取りつけた一例
を示す一部破断正面図である。多層容器1に内蓋8をヒ
ートシールにより接着し、それを覆う形で外蓋9が取り
付けてある。
を示す一部破断正面図である。多層容器1に内蓋8をヒ
ートシールにより接着し、それを覆う形で外蓋9が取り
付けてある。
第3図及び第4図に示すように、この内蓋8は落とし蓋
の形状を有し、エッジ10の部分がヒートシールによって
多層容器1のフランジ4の外周部4bに密着される。
の形状を有し、エッジ10の部分がヒートシールによって
多層容器1のフランジ4の外周部4bに密着される。
さらに本考案においては、内蓋の密封性を高めるため
に、第5図に示すように内蓋8は結晶性ポリプロピレン
層11とエチレン−酢酸ビニル共重合体層12とシーラント
層13の3層からなるガスバリヤ性樹脂積層シートで構成
されており、接着面のシーラント層13の組成をポリスチ
レンやポリプロピレンと接着性のよいポリエチレン主体
としている。この内蓋8によりヒートシールの密封性は
良好なものとなり、容器内容物の開封までの保存性を高
めることができる。また、内蓋8を落し蓋形状とするこ
とで、内蓋8と外蓋9との間の空間にスプーン等を収容
させることができる等の利点が得られる。
に、第5図に示すように内蓋8は結晶性ポリプロピレン
層11とエチレン−酢酸ビニル共重合体層12とシーラント
層13の3層からなるガスバリヤ性樹脂積層シートで構成
されており、接着面のシーラント層13の組成をポリスチ
レンやポリプロピレンと接着性のよいポリエチレン主体
としている。この内蓋8によりヒートシールの密封性は
良好なものとなり、容器内容物の開封までの保存性を高
めることができる。また、内蓋8を落し蓋形状とするこ
とで、内蓋8と外蓋9との間の空間にスプーン等を収容
させることができる等の利点が得られる。
このようにして得られた多層容器1と内蓋8からなる密
封性の容器の上に装着する外蓋9の一部破断正面図を第
6図に示す。ポリプロピレンよりなる外蓋9は内面に環
状突起14を有し、環状突起14は多層容器1のフランジ4
の外周部に係止される。外蓋9は弾性変形可能であるの
で、押圧することにより環状突起14の内径が拡大し、フ
ランジ4にはまり、容器に固定される。しかし外蓋9の
周縁部を持ち上げることにより簡単に脱着することがで
きる。このようなリクロース性により、外蓋9は、内蓋
8を開封した後の容器内容物が直接空気に触れることを
防いだり、その内容物をゴミ、ホコリ等より保護し、快
適な使用感を与える。
封性の容器の上に装着する外蓋9の一部破断正面図を第
6図に示す。ポリプロピレンよりなる外蓋9は内面に環
状突起14を有し、環状突起14は多層容器1のフランジ4
の外周部に係止される。外蓋9は弾性変形可能であるの
で、押圧することにより環状突起14の内径が拡大し、フ
ランジ4にはまり、容器に固定される。しかし外蓋9の
周縁部を持ち上げることにより簡単に脱着することがで
きる。このようなリクロース性により、外蓋9は、内蓋
8を開封した後の容器内容物が直接空気に触れることを
防いだり、その内容物をゴミ、ホコリ等より保護し、快
適な使用感を与える。
次に、本考案の容器本体の製造方法について説明する。
内層に用いる積層シートは、ポリエチレンテレフタレー
ト層、エチレン−酢酸ビニル共重合体層及び透明性樹脂
層により構成されている。ポリエチレンテレフタレート
層の厚さは、一般に40μm〜80μmであり、40μm未満
であると表面状態が荒れて、透明感が損なわれ、また80
μmを超えても意味がない。エチレン酢酸ビニル共重合
体層の厚さは一般的に25μm〜45μmであり、20μm未
満であるとガスバリヤ性が低く、内容物の保存性に支障
をきたすが、50μmを超えても意味がない。また透明性
樹脂層の厚さは、外層の射出成形樹脂と一体化するの
で、特に厚くする必要はないが、一般的に200μm〜300
μmの厚さを有する。
内層に用いる積層シートは、ポリエチレンテレフタレー
ト層、エチレン−酢酸ビニル共重合体層及び透明性樹脂
層により構成されている。ポリエチレンテレフタレート
層の厚さは、一般に40μm〜80μmであり、40μm未満
であると表面状態が荒れて、透明感が損なわれ、また80
μmを超えても意味がない。エチレン酢酸ビニル共重合
体層の厚さは一般的に25μm〜45μmであり、20μm未
満であるとガスバリヤ性が低く、内容物の保存性に支障
をきたすが、50μmを超えても意味がない。また透明性
樹脂層の厚さは、外層の射出成形樹脂と一体化するの
で、特に厚くする必要はないが、一般的に200μm〜300
μmの厚さを有する。
上記積層シートを真空成形及び圧空成形等のシート成形
法によって、予めカップ状にプレ成形し、このカップ状
内層2を金型15、16のキャビティ17内に設置し、外層用
の透明性樹脂を射出成形して、多層容器構成とする。こ
の射出成形の際、外層と内層が完全に一体となるよう
に、射出成形温度は、透明性樹脂としてポリスチレンを
用いた場合は、240℃〜260℃とし、ポリプロピレンを用
いた場合は200℃〜220℃とするのが好ましい。なおこの
外層の厚さは、容器のサイズ及び形状等により種々に変
更し得る。
法によって、予めカップ状にプレ成形し、このカップ状
内層2を金型15、16のキャビティ17内に設置し、外層用
の透明性樹脂を射出成形して、多層容器構成とする。こ
の射出成形の際、外層と内層が完全に一体となるよう
に、射出成形温度は、透明性樹脂としてポリスチレンを
用いた場合は、240℃〜260℃とし、ポリプロピレンを用
いた場合は200℃〜220℃とするのが好ましい。なおこの
外層の厚さは、容器のサイズ及び形状等により種々に変
更し得る。
また内蓋8のヒートシールは通常の方法により行うこと
ができ、ヒートシール温度としては170〜190℃程度が好
ましい。
ができ、ヒートシール温度としては170〜190℃程度が好
ましい。
以上に説明した通り、本考案により、均一な肉厚を有
し、剛性、透明性に優れるとともに、ガスバリヤ性にも
優れる多層容器を安価に提供することができる。また、
本考案の内蓋と外蓋を多層容器に装着することにより、
開封後も内容物を保護することができる。また上蓋をス
ナップフィットにより着脱自在に装着しているので、開
閉が容易である。
し、剛性、透明性に優れるとともに、ガスバリヤ性にも
優れる多層容器を安価に提供することができる。また、
本考案の内蓋と外蓋を多層容器に装着することにより、
開封後も内容物を保護することができる。また上蓋をス
ナップフィットにより着脱自在に装着しているので、開
閉が容易である。
第1図は本考案の一実施例による多層容器を示す縦断面
図であり、 第2図は多層容器の多層構造を示す部分拡大断面図であ
り、 第3図は本考案の多層容器に内蓋と外蓋を装着した一例
を示す一部破断正面図であり、 第4図は本考案の内蓋を示す斜視図であり、 第5図は内蓋の積層構造を示す部分拡大断面図であり、 第6図は本考案の外蓋の一部破断正面図であり、 第7図は本考案の多層容器を製造するための射出成形工
程を示す縦断面図である。 1……多層容器 2……内層 3……外層 4……フランジ 8……内蓋 9……外蓋 14……環状突起 15、16……射出成形用金型 17……キャビティ
図であり、 第2図は多層容器の多層構造を示す部分拡大断面図であ
り、 第3図は本考案の多層容器に内蓋と外蓋を装着した一例
を示す一部破断正面図であり、 第4図は本考案の内蓋を示す斜視図であり、 第5図は内蓋の積層構造を示す部分拡大断面図であり、 第6図は本考案の外蓋の一部破断正面図であり、 第7図は本考案の多層容器を製造するための射出成形工
程を示す縦断面図である。 1……多層容器 2……内層 3……外層 4……フランジ 8……内蓋 9……外蓋 14……環状突起 15、16……射出成形用金型 17……キャビティ
Claims (4)
- 【請求項1】ガスバリヤ性を有する樹脂シートからなる
内層と、前記内層の外面側に射出成形によって一体的に
成形された外層からなる多層容器において、上記多層容
器の内層が、内側よりポリエチレンテレフタレート層、
エチレン−酢酸ビニル共重合体層及び透明性樹脂層より
なり、前記外層が前記透明性樹脂よりなることを特徴と
する多層容器。 - 【請求項2】請求項1に記載の多層容器において、前記
透明性樹脂がポリスチレン又はポリプロピレンであるこ
とを特徴とする多層容器。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の多層容器におい
て、容器上端部に設けられたフランジ部に、上側より結
晶性ポリプロピレン層、エチレン−酢酸ビニル共重合体
層、及びポリエチレンを主体とするシーラント層よりな
る内蓋が、ヒートシールにより接着されていることを特
徴とする容器。 - 【請求項4】請求項3に記載の多層容器において、上記
内蓋を覆うポリプロピレン製外蓋を有し、上記外蓋の内
側には、前記フランジ部の外周にスナップフィットによ
り係止される環状突起が設けられていることを特徴とす
る容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15966388U JPH074164Y2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 多層容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15966388U JPH074164Y2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 多層容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0280519U JPH0280519U (ja) | 1990-06-21 |
| JPH074164Y2 true JPH074164Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31441057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15966388U Expired - Lifetime JPH074164Y2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 多層容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074164Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9826753B2 (en) | 2013-12-27 | 2017-11-28 | Akagi Nyugyo Co., Ltd. | Method of assembling frozen dessert container, method of packaging frozen dessert, frozen dessert container, frozen dessert product, and method of preparing drink |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6139741B2 (ja) * | 2016-04-22 | 2017-05-31 | 赤城乳業株式会社 | 冷菓材用容器、および飲料の製造方法 |
-
1988
- 1988-12-08 JP JP15966388U patent/JPH074164Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9826753B2 (en) | 2013-12-27 | 2017-11-28 | Akagi Nyugyo Co., Ltd. | Method of assembling frozen dessert container, method of packaging frozen dessert, frozen dessert container, frozen dessert product, and method of preparing drink |
| US10231470B2 (en) | 2013-12-27 | 2019-03-19 | Akagi Nyugyo Co., Ltd. | Method of assembling frozen dessert container, method of packaging frozen dessert, frozen dessert container, frozen dessert product, and method of preparing drink |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0280519U (ja) | 1990-06-21 |
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