JPH0741682Y2 - 廃油回収容器 - Google Patents

廃油回収容器

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JPH0741682Y2
JPH0741682Y2 JP1993011184U JP1118493U JPH0741682Y2 JP H0741682 Y2 JPH0741682 Y2 JP H0741682Y2 JP 1993011184 U JP1993011184 U JP 1993011184U JP 1118493 U JP1118493 U JP 1118493U JP H0741682 Y2 JPH0741682 Y2 JP H0741682Y2
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JP
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waste oil
oil
bag
absorbent material
mat
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JP1993011184U
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JPH0672906U (ja
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光宏 星川
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第一衛材株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、使用済みの食用油また
は自動車の交換後の古いエンジンオイルなどの廃油を効
率よく吸収することができる改良された廃油吸収体およ
びそれを用いた廃油回収容器に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術は、たとえば実開昭6
4−53101(実願昭62−147484)に開示さ
れている。この先行技術では、図6に示されるように、
ティシューなどの不織布である外包シート1上に綿状パ
ルプ2を薄く積層し、この積層体を3重に折畳んで吸収
体3を構成し、この吸収体3を、図7に示されるよう
に、非通油性および耐油性を有する袋状体4内に収容
し、廃油回収容器5を構成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような先行技術で
は、吸収体3の両側部6,7において綿状パルプ2が露
出しているため、この吸収体3を袋状体4内に収容する
際に微細な紙粉が飛散して製造時の作業環境が悪化して
しまい、また使用者が袋状体4の開口部を開いた際に
も、内部から紙粉が飛散してしまうという問題を有す
る。
【0004】したがって本考案の目的は、廃油の吸収性
能を低下することなしに、微細な紙粉が飛散してしまう
ことを確実に防止することができる廃油吸収体およびそ
れを用いた廃油回収容器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、油透過性を有
するマット13上に綿状パルプから成る吸収材14を薄
く積層して折り畳んでマット13を外側にしてかつ吸収
材14を内側にして偏平な積層体16が形成され、この
積層体16を、油透過性を有する筒状の外包シート30
に収納して全体を被包して吸収体10が形成され、この
吸収体10は、その厚み方向に重合状に並べて非通油性
および耐油性を有しかつ上部が開口した袋状体12の底
部12aに収納されることを特徴とする廃油回収容器で
ある。
【0006】
【0007】
【作用】本考案に従えば、マット13上に吸収材14を
薄く積層し、マット13を外側にしてかつ吸収材14を
内側にして折り畳んで偏平な積層体16を形成するよう
にしたので、この折り畳む際に、吸収材14がずれてし
まうことはなく、マット13上で薄く積層した状態が均
一に保たれる。しかも本考案に従えば、積層体16は外
包シート30に収納されて全体が被包され、すなわち外
包シート30が封じられて積層体16が収納された状態
に保たれ、こうして廃油は、外包シート30を毛細管現
象によってその厚み方向に侵入して、さらにこの積層体
16をその厚み方向に毛細管現象で侵入し、吸収材14
で吸収されて保持される。外包シート30に積層体16
が収納されることによって、袋状体12内に収納された
複数の吸収体10のうち、その1または複数を予め取出
しておき、その後吸収体10内に油を投入し、その油を
投入した後の鍋などの容器を、予め取出してある吸収体
10を用いて拭き取り、その汚損した吸収体10を袋状
体12に収納して、袋状体12内の廃油をさらに吸収さ
せることができる。もしも仮に、積層体16が外包シー
ト30に収納されていないとすれば、すなわち外包シー
ト30が用いられていないときには、袋状体12内に収
納されている複数の積層体16のうちの1つを取出すこ
とは困難であり、たとえ取出したとしても、積層体16
の吸収材14が飛散し、周辺が汚れるという問題があ
り、またこの積層体16を用いて、廃油を排出した鍋な
どを払拭することは、吸収材14が飛散するので、不可
能である。本考案はこのような問題を解決する。
【0008】
【0009】
【実施例】図1は、本考案の一実施例の廃油吸収体10
を用いた廃油回収容器11を示す断面図である。たとえ
ば使用済みの食用油または自動車の交換後の古いエンジ
ンオイルなどの廃油を回収するために用いられる廃油回
収容器11は、複数(本実施例では3)の廃油吸収体1
0を袋状体12内に収容して構成される。この袋状体1
2は、ポリ塩化ビニル、紙にポリ塩化ビニルなどの合成
樹脂をコーティングした加工紙、紙または合成樹脂にア
ルミニウムを蒸着した可撓性シート、もしくはアルミニ
ウム箔などの材料から成り、非通油性および耐油性を有
する。このような廃油回収容器11の容量は、使用済み
の天ぷら油などの食用油を回収するためなどに用いられ
る家庭用であれば500ミリリットルであり、また交換
後のエンジンオイルなどを回収するためなどに用いられ
る業務用である場合には2〜5リットル程度を収容して
回収することが可能である。
【0010】図2は、図1に示される廃油吸収体10の
製造工程を説明するための図である。前記廃油吸収体1
0は、図2(1)に示されるように、ティシューなどの
不織布などの油透過性材料から成るマット13上に、主
としてミルクカートンや段ボール古紙を粉砕した綿状パ
ルプから成る吸収材14を薄く平坦に積層し、この吸収
材14上に前記マット13よりも小さい中仕切り用シー
ト15を乗載して積層体16が形成される。前記中仕切
りシート15は、マット13と同一材料から成る。
【0011】このようにして形成された積層体16は、
図2(2)に示されるように、3つ折りにして3重構造
とし、マット13に多数の微細な亀裂であるミシン目1
7が形成される。このミシン目17は、たとえば10c
m×10cmの単位面積の中に、2〜10mm程度のピ
ッチで全長が5〜200cm程度となるように形成した
とき、吸収効率が高いことが本件考案者によって確かめ
られている。また、ミシン目に代えて、微細な針状のも
ので円形の亀裂を形成するようにしてもよく、いずれに
しても開口させることなしに亀裂だけを形成することが
重要であり、これによって吸収材14の微細な紙粉が外
部へ飛散してしまうことを防止しかつ毛細管現象などの
作用によって吸収速度を向上させることができる。
【0012】このようにして形成された3つ折りの積層
体16は、図2(3)に示されるように、油透過性材料
から成る外包シート30によって被覆されて前記廃油吸
収体10が形成される。外包シート30の両側部18,
19および周方向の両端部は2重(図1参照)に熱圧着
によってシールされ、ほぼ全周にわたって図2(2)に
示したマット13のミシン目17と同様なミシン目21
が形成される。マット13および外包シート30は、た
とえばテッシュなどから成ってもよい。
【0013】図3は、廃油吸収体10の袋状体12への
挿入工程を説明するための図である。前述した3つの廃
油吸収体10は、図3(1)に示されるように、複数の
細長い円錐状の針23を備えるプッシャ24の直前に配
置され、このプッシャ24が矢符A方向に前進すること
によって図3(2)に示されるように、各廃油吸収体1
0を突刺しながら袋状体12内へ落込み、図3(3)に
示されるようにプッシャ24が針23とともに矢符B方
向に退避する。袋状体12内の各廃油吸収体10には、
前記針23によって吸収材14には各針23の形状に対
応した細長い円錐状の空間25が形成されるとともに、
外包シート30は開口することなしに亀裂26だけが形
成される。前記空間25の長さは10〜20mm程度で
あり、またその直径は2〜3mm程度である。
【0014】このようにして各廃油吸収体10を袋状体
12内へ押込むときに、各廃油吸収体10に空間25と
亀裂26とが形成されるので、これらの空間25および
亀裂26は袋状体12の開口部に臨ませ、袋状体12内
に前記開口を介して流し込まれた廃油を高い吸収速度で
内部へ浸透させることができるとともに、その内部に収
容されている前記3つ折りの積層体16から吸収材14
の微細な紙粉が外部へ飛散してしまうことを確実に防止
することができる。
【0015】なお、上述の実施例では、外包シート30
の両端部20(図1参照)を熱圧着してシールするよう
にしたけれども、本考案の他の実施例として、前記両端
部20において部分的に熱圧着しない領域を形成して亀
裂として機能させるようにしてもよい。
【0016】さらに本考案の他の実施例として、図4に
示されるように、袋状体12内に複数の廃油吸収体10
を積重して上方から前記プッシャ24に取付けられた針
23によって空間27および亀裂28を形成するように
してもよい。
【0017】さらにまた本考案の他の実施例として、図
5に示されるように、3つ折りにした上述の実施例より
も大きな積層体29をさらに2つ折りにして袋状体12
内へ収容するようにしてもよい。
【0018】さらにまた本考案の他の実施例として、前
記吸収材14内に吸油剤を混入するようにしてもよく、
また、前記廃油吸収体10が飽和状態となって袋状体1
2内に溜まった油をゲル化するためのゲル化剤を、袋状
体12の底部に収容するようにしてもよい。
【0019】さらに本考案の他の実施例として、外包シ
ート30内に吸収材14を直接収容して封止するように
してもよい。このように外包シート30内に直接吸収材
14を収容しても、開口しないミシン目21によって、
廃油の吸収速度を向上しつつ吸収材14の微細な紙粉が
外部へ飛散してしまうことを防止することができる。
【0020】
【考案の効果】本考案によれば、マット状に綿状パルプ
から成る吸収材14を薄く積層し、マット13を外側に
してかつ吸収材14を内側にして折り畳むようにしたの
で、この折り畳み作業時に、吸収材14がばらばらにな
ってしまうことがない。もしも仮に、シート13を内側
にしてかつ吸収材14を外側にして折り畳むとすれば、
その外側にある吸収材14は、マット13から離れてし
まい、積層体16を形成することは困難である。本考案
は、このような問題を解決し、生産性の向上を図る。こ
うしてマット13上にたとえば均一な厚みで吸収材14
を配置することが可能であり、このことによって油の吸
収を良好に迅速に行わせることができる。さらに本発明
によれば、積層体を油透過性を有する筒状の外包シート
30に収納して全体を被包するようにしたので、廃油
は、この外包シート30を縦方向、すなわち厚み方向に
毛細管現象で侵入し、さらにマット13を厚み方向に毛
細管現象で侵入して吸収材14に吸収されて油が吸収材
14に保持される。このように、吸収体10によって、
油が吸収体10の横方向に全体に広がりやすくなるとい
う効果が達成される。したがって、外包シート30は、
油の吸収速度を向上するのに役立つ。さらに本発明によ
れば、袋状体12内に、複数の吸収体10が、その厚み
方向に重合状に並べて収納され、そのため廃油に先立
ち、たとえば1個の吸収体10を袋状体12から予め取
出しておき、次に、調理鍋の廃油を袋状体12に投入
し、その後、鍋を、前述のように予め取出しておいた吸
収体10を用いて拭き取って、きれいにし、さらにその
後、その汚損した吸収体10を袋状体12に入れて袋状
体12内の油を吸収させる。もしも仮に積層体16が外
包シート30に収納されていない構造であるとするなら
ば、袋状体12内の複数の積層体16のうちの1つを取
出すことは困難であり、もしもそのようにすれば吸収材
14がばらばらになってしまい、たとえ積層体16の1
つを取出すことができたとしても、鍋などを払拭する際
に吸収材14が周辺に飛散して周囲が汚損される。本考
案はこのような問題を解決する。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の廃油吸収体10を用いた廃
油回収容器11の断面図である。
【図2】図1に示される廃油吸収体10の製造工程を説
明するための図である。
【図3】廃油吸収体10の袋状体12への挿入工程を説
明するための図である。
【図4】本考案の他の実施例の廃油吸収体10の袋状体
12への収納状態を示す簡略化した断面図である。
【図5】本考案のさらに他の実施例の簡略化した断面図
である。
【図6】典型的な先行技術の吸収体4を示す斜視図であ
る。
【図7】図6に示される吸収体3を袋状体4内に収容し
た状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 廃油吸収体 11 廃油回収容器 12 袋状体 13 マット 14 吸収材 21 亀裂 30 外包シート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油透過性を有するマット13上に綿状パ
    ルプから成る吸収材14を薄く積層して折り畳んでマッ
    ト13を外側にしてかつ吸収材14を内側にして偏平な
    積層体16が形成され、 この積層体16を、油透過性を有する筒状の外包シート
    30に収納して全体を被包して吸収体10が形成され、 この吸収体10は、その厚み方向に重合状に並べて非通
    油性および耐油性を有しかつ上部が開口した袋状体12
    の底部12aに収納されることを特徴とする廃油回収容
    器。
JP1993011184U 1993-03-15 1993-03-15 廃油回収容器 Expired - Lifetime JPH0741682Y2 (ja)

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JP1993011184U JPH0741682Y2 (ja) 1993-03-15 1993-03-15 廃油回収容器

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JPH0672906U JPH0672906U (ja) 1994-10-11
JPH0741682Y2 true JPH0741682Y2 (ja) 1995-09-27

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ID=11770987

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60137704U (ja) * 1984-02-20 1985-09-12 東洋アルミホイルプロダクツ株式会社 廃液パツド
JPH06374Y2 (ja) * 1986-06-04 1994-01-05 株式会社三和企画 生鮮食品包装パック用のドリップ吸収シート
JPH0322161Y2 (ja) * 1987-09-29 1991-05-15

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JPH0672906U (ja) 1994-10-11

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