JPH0741721A - ボールペン用インキ組成物 - Google Patents

ボールペン用インキ組成物

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JPH0741721A
JPH0741721A JP20835493A JP20835493A JPH0741721A JP H0741721 A JPH0741721 A JP H0741721A JP 20835493 A JP20835493 A JP 20835493A JP 20835493 A JP20835493 A JP 20835493A JP H0741721 A JPH0741721 A JP H0741721A
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JP
Japan
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weight
parts
ink composition
ether
ballpoint pen
Prior art date
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Pending
Application number
JP20835493A
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English (en)
Inventor
Makoto Nasukawa
良 名須川
Hiroshi Takahashi
博 高橋
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Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 染料又は顔料などの着色材5〜40重量%
と、グリコール系やセロソルブ系などの溶剤35〜75
重量%と、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸及
び/又はその塩0.5〜10重量%とからなる。 【効果】 長期間保存しても、初筆かすれが少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボールペンに用いるイン
キ組成物に関する。具体的には、長期保存後でも書き初
めの際のかすれ、いわゆる初筆かすれの少ないボールペ
ン用インキ組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ボールペン用インキ組成物は、着
色材と、グリコール類や脂肪酸などの溶剤と、樹脂とを
含んでいるものが知られている。溶剤として脂肪酸を用
いたものは筆跡の乾燥性が悪いため、筆跡の汚れや紙面
での裏抜け、にじみ等が発生しやすいという問題があっ
た。そのため溶剤としてはグリコール類などを用いたも
のが多い。ところが、グリコール類などの溶剤は、吸湿
性を有しているため、インキ組成物中の染料や樹脂が析
出してペン先からのインキ吐出量が低下してかすれが発
生したり、イオン化した染料と空気中の酸素とによって
金属製のボールや、金属製のボールペンチップのソケッ
ト内部が腐食してペン先からのインキ吐出量が低下して
かすれが発生したり、はなはだしい場合には筆記不能に
なったりするという問題を発生し易かった。この問題を
解決するための提案は多数知られている。例えば、脂肪
族アミンのエチレンオキサイド付加物の添加(特公昭3
9−27676号)や、グリコール溶剤と脂肪酸エステ
ルの併用(特公昭40−3378号)、ポリエチレング
リコール類のオレイルエーテル又はエステルの添加(特
開昭55−54370号)、酸化防止剤と腐食抑制剤の
併用(特公昭58−10436号)などである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た種々の提案にもかかわらず、ボールペン用インキ組成
物の品質は十分に満足するものとはなっていない。特
に、ペン先乾燥による書き出しのかすれ、いわゆる初筆
かすれに関しては満足できるものとなっていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、着色材と、溶
剤と、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸及び/
又はその塩とを少なくとも含むボールペン用インキ組成
物を要旨とするものである。
【0005】以下詳細に説明する。着色材は、従来ボー
ルペン用インキ組成物に使用されている染料や顔料を使
用できる。
【0006】染料は、油性染料としてC.I.ソルベン
トブラック3、同7、同20、同24、同123、C.
I.ソルベントレッド8、同49、C.I.ソルベント
ブルー2、同5、同25、同38、同55、同64、同
70、C.I.ソルベントグリーン3、C.I.ソルベ
ントイエロー21、同34、同47、同61、同82、
C.I.ソルベントオレンジ25、同37、C.I.ソ
ルベントバイオレット8、同9、同21等が挙げられ
る。
【0007】更に、C.I.ベーシックブルー1、同7、
同8、C.I.ベーシックバイオレット3、C.I.ベ
ーシックレッド1などの塩基性染料と、C.I.アシッド
イエロー23、同36などから選ばれる酸性染料との造
塩染料なども用いることができる。
【0008】顔料はアゾ系顔料、縮合ポリアゾ系顔料、
フタロシアニン系顔料、キナクリドン系顔料、インジゴ
系顔料、チオインジゴ系顔料、ニトロソ系顔料、ニトロ
系顔料、塩基性染料系顔料、酸性染料系顔料、建染染料
系顔料、媒染染料系顔料および天然染料系顔料などの有
機系顔料、黄土、バリウム黄、紺青、カドミウムレッ
ド、硫酸バリウム、酸化チタン、弁柄、鉄黒、カーボン
ブラック等の無機顔料などが挙げられる。
【0009】これらの着色材は単独あるいは混合して使
用することができる。その使用量はボールペン用インキ
組成物全量に対して5〜40重量%が好ましい。
【0010】溶剤は、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコ
ール等のグリコール系溶剤、オレイン酸などの脂肪酸、
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリ
コールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブ
チルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテ
ル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエー
テル、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレング
リコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノノルマルブチルエーテル、プロピレングリコールモノ
フェニルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチル
エーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノノルマルブチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノフェニルエーテル、ト
リプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロ
ピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレン
グリコールモノノルマルブチルエーテル、トリプロピレ
ングリコールモノフェニルエーテル、等のセロソルブ系
溶剤、ベンジルアルコール、α―メチルベンジルアルコ
ール等のアルコール系溶剤やプロピレングリコールメチ
ルエーテルアセテート、プロピレングリコールジアセテ
ートなどが使用できる。
【0011】これらの溶剤は単独あるいは混合して使用
することができる。その使用量はボールペン用インキ組
成物全量に対して35〜75重量%が好ましい。
【0012】ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸
及び/又はその塩はボールペンの書き出しのかすれ、い
わゆる初筆かすれを防止するために用いるものである。
下記一般式化1で表わされるが、Rはアルキル基であ
り、nはオキシエチレンのモル数を示し、Xは水素、ア
ンモニウム又はナトリウム、カリウムなどの金属を示
す。アルキル基としては、オクチル、ノニル、デシル、
ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペ
ンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシ
ル、ノナデシル、エイコシルといった炭素数8から20
のものが好ましく用いられる。オキシエチレンは、その
モル数が1から20のものが好ましく用いられる。市販
品としては、ニッコールECT−3、同ECT−7、同
ECT−3NEX、同ECTD−3NEX、同ECTD
−6NEX(以上、日光ケミカルズ(株)製)が例示で
きる。その使用量はボールペン用インキ組成物全量に対
して0.5〜10重量%が好ましい。
【0013】
【化1】R−O−(CH2CH2O)n−CH2COOX
【0014】尚、上記必須成分の他、粘度調整、溶解促
進、裏抜け防止や定着性向上の為にケトン−アルデヒド
樹脂、マレイン酸樹脂、ポリビニルピロリドン、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリオキシエ
チレン、エポキシ樹脂、ポリアミド等の樹脂や、二硫化
モリブデンなどの潤滑剤、防腐剤、防黴剤、防錆剤、分
散剤などを適宜選択して使用してもよい。
【0015】本ボールペン用インキ組成物の調製は、従
来公知のインキの製造方法を適用することができる。即
ち、着色材として染料を用いた場合には撹拌混合機で各
成分を溶解することによってボールペン用インキ組成物
を得ることができ、顔料を用いた場合には分散混合機に
よって顔料を他の成分と共に分散させることによってボ
ールペン用インキ組成物を得ることができる。尚、製造
時、染料などの固形物を溶解させるために加熱すること
や、顔料などの粗大粒子を除去するためにフィルターを
用いることなどは特に好ましい方法である。
【0016】
【作用】本発明に係るボールペン用インキ組成物に含ま
れるポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸及び/又
はその塩は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル部分
が潤滑効果を示しボールの回転をスムーズにし、また、
酢酸及び又はその塩部分が親金属部分となりレベリング
効果を示す。このような分子形状の特異性が初筆かすれ
を減少させているものと推察される。
【0017】
【実施例】以下、実施例、比較例を示す。 実施例1 C.I.ソルベントブラック7 30.0重量部 エチレングリコールモノフェニルエーテル 30.0重量部 ベンジルアルコール 10.0重量部 ポリオキシエチレン(3;オキシエチレン付加モル数、以下同じ) トリデシルエーテル酢酸ナトリウム 6.5重量部 ガムロジン 20.0重量部 ポリビニルピロリドン 2.0重量部 上記成分を撹拌機で加熱撹拌(80℃、4時間)した
後、温時圧濾過しボールペン用黒色インキ組成物を得
た。
【0018】実施例2 C.I.ソルベントレッド49 22.0重量部 C.I.ソルベントイエロー21 6.0重量部 ベンジルアルコール 30.0重量部 プロピレングリコール 10.0重量部 エチレングリコールモノフェニルエーテル 10.0重量部 ポリオキシエチレン(6)オクチルエーテル酢酸ナトリウム 4.0重量部 ハロン110H(ケトン樹脂、本州化学(株)製) 18.0重量部 上記成分を実施例1と同様になしてボールペン用赤色イ
ンキ組成物を得た。
【0019】実施例3 カーボンブラック 22.0重量部 エチレングリコールモノフェニルエーテル 44.0重量部 ベンジルアルコール 8.0重量部 ポリオキシエチレン(12)ドデシルエーテル酢酸ナトリウム 2.0重量部 ポリビニルアルコール 10.0重量部 ハロン110H 14.0重量部 上記成分を撹拌機で加熱撹拌(100℃、3時間)した
後、三本ロールで混練し、ボールペン用黒色インキ組成
物を得た。
【0020】実施例4 C.I.ソルベントブラック7 30.0重量部 C.I.ソルベントイエロー21 1.0重量部 エチレングリコールモノフェニルエーテル 30.0重量部 ベンジルアルコール 10.0重量部 ポリオキシエチレン(3)オクタデシルエーテル酢酸カリウム 6.5重量部 ガムロジン 20.0重量部 ポリビニルピロリドン 2.0重量部 上記成分を実施例1と同様になしてボールペン用黒色イ
ンキ組成物を得た。
【0021】実施例5 C.I.ソルベントブルー55 28.0重量部 ベンジルアルコール 30.0重量部 プロピレングリコール 10.0重量部 エチレングリコールモノフェニルエーテル 10.0重量部 ポリオキシエチレン(1)オクチルエーテル酢酸 4.0重量部 ハロン110H 18.0重量部 上記成分を実施例1と同様になしてボールペン用赤色イ
ンキ組成物を得た。
【0022】実施例6 フタロシアニンブルー 22.0重量部 エチレングリコールモノフェニルエーテル 44.0重量部 ベンジルアルコール 8.0重量部 ポリオキシエチレン(6)ドデシルエーテル酢酸リチウム 2.0重量部 ハロン110H 14.0重量部 ポリビニルアルコール 10.0重量部 上記成分を実施例3と同様になしてボールペン用黒色イ
ンキ組成物を得た。
【0023】実施例7 C.I.ベーシックバイオレット3とC.I.アシッドイエロー23との 造塩染料 25.0重量部 C.I.ソルベントイエロー21 7.0重量部 エチレングリコールモノフェニルエーテル 39.0重量部 ベンジルアルコール 10.0重量部 ポリオキシエチレン(20)オクタデシルエーテル酢酸 1.0重量部 ハロン110H 13.0重量部 ポリビニルピロリドン 5.0重量部 上記成分を実施例1と同様になしてボールペン用黒色イ
ンキ組成物を得た。
【0024】比較例1 実施例1においてポリオキシエチレン(3)トリデシル
エーテル酢酸ナトリウムの代わりにポリオキシエチレン
(4)ドデシルアミンを用いた以外は実施例1と同様に
なしてボールペン用黒色インキ組成物を得た。
【0025】比較例2 実施例2においてポリオキシエチレン(6)オクチルエ
ーテル酢酸ナトリウムの代わりにポリオキシエチレン
(6)ドデシルアミンを用いた以外は実施例2と同様に
なしてボールペン用赤色インキ組成物を得た。
【0026】比較例3 実施例3においてポリオキシエチレン(12)ドデシル
エーテル酢酸ナトリウムの代わりにヒマシ油を用いた以
外は実施例3と同様になしてボールペン用黒色インキ組
成物を得た。
【0027】上記実施例1〜7、比較例1〜3で得られ
たインキ組成物について初筆かすれ試験を行なった。結
果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】試験サンプルの作成:上記実施例1〜7及
び比較例1〜3で得た各ボールペンインキ組成物を市販
の油性ボールペン(BK70、ぺんてる(株)製、ペン
先はステンレス製チップと超硬合金のボールとよりなっ
ている)と同様の筆記具に0.3g充填し、試験サンプ
ルとなした。
【0030】初筆かすれ試験1:各試験サンプルを温度
50℃、湿度50%の恒温槽に横向きに放置し、1週間
後に手書き筆記を行ない、かすれ長さを定規で測定する
(単位:mm)。
【0031】初筆かすれ試験2:各試験サンプルを温度
50℃、湿度50%の恒温槽に横向きに放置し、3ヶ月
後に手書き筆記を行ない、かすれ長さを定規で測定する
(単位:mm)。
【0032】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明に係
るボールペン用インキ組成物は、滑らかな筆記感を有す
ることは勿論、長期間保存しても、初筆かすれがほとん
ど発生しないという優れた効果を有している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色材と、溶剤と、ポリオキシエチレン
    アルキルエーテル酢酸及び/又はその塩とを少なくとも
    含むボールペン用インキ組成物。
JP20835493A 1993-07-30 1993-07-30 ボールペン用インキ組成物 Pending JPH0741721A (ja)

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JP20835493A JPH0741721A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 ボールペン用インキ組成物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002536489A (ja) * 1999-02-03 2002-10-29 ベロル・コーポレイション 溶液型ペン用インキ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002536489A (ja) * 1999-02-03 2002-10-29 ベロル・コーポレイション 溶液型ペン用インキ

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