JPH074206Y2 - 薬液容器用通液チューブ保持栓 - Google Patents

薬液容器用通液チューブ保持栓

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JPH074206Y2
JPH074206Y2 JP1988099095U JP9909588U JPH074206Y2 JP H074206 Y2 JPH074206 Y2 JP H074206Y2 JP 1988099095 U JP1988099095 U JP 1988099095U JP 9909588 U JP9909588 U JP 9909588U JP H074206 Y2 JPH074206 Y2 JP H074206Y2
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JP
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liquid
liquid passage
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passage tube
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JP1988099095U
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勝昌 黒岩
勝博 片山
健 長沢
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Nitto Boseki Co Ltd
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Nitto Boseki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は薬液を収容した容器口部に、嵌着使用されるゴ
ム弾性材料製の通液チューブ保持栓に関し、詳しくは該
栓体の周壁に切開部を設けて、該切開部において栓体を
拡開可能となして、通液チューブに対する着脱を容易に
なし得るようにした栓を得ることを目的とする。
〔従来の技術〕
化学反応装置や化学分析装置において、薬液容器口部に
通液チューブ保持した弾性栓を嵌着使用することは周知
であり、該弾性栓としては、容器の口部端に係合する鍔
と口部内に嵌着される円筒部を一体に成形し、該鍔の中
心に通液チューブを挿入支持する貫通孔を設けたものが
一般に用いられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記のごとき従来の通液チューブ保持栓は、栓の貫通孔
に通液チューブを挿入支持するものであるため、薬液容
器の口部を通して容器内に挿入する通液チューブ先端に
大径の付属部材が設けられ、通液チューブの後端が他の
装置に接続固定される場合には、前記付属部材の装着
前、あるいは装置接続前に予め弾性栓を被嵌することが
必要であり、また一旦被嵌した弾性栓をチューブの長手
方向に移動すること並びにチューブから離脱することは
甚だ面倒であるなどの実用上の困難性があった。
例えば臨床検査用の自動分析装置において、試薬収容容
器から分析用反応ディスクへのディスペンサまで試薬を
流動する合成樹脂チューブは比較的長尺であり、その試
薬容器内に挿入されるチューブ先端には弗素樹脂製の大
径円筒状重錘を固着して、容器底において薬液吸引流出
を図っているので、前記従来の通液チューブ保持栓は使
用不可能であり、したがって容器口部においては、通常
チューブが挿通されるのみでその口部は開放状態のまヽ
で使用されている。
しかし、このような口部開放状態では、容器内薬液が大
気によって直接影響を受け、変質したり、異物の混入を
生ずる危険性があり、例えばコリンエステラーゼ測定用
試薬(日東紡績社製N−アッセイChE)の場合は、空気
中の炭酸ガス,酸素ガスなどの影響により、約14日経過
後において、その活性低下が見られ、(日立736-15型自
動分析装置における実測結果による)、試薬の安定性を
長く維持することは困難であった。したがって、このよ
うな試薬を用いる場合には、容器内試薬を成るべく少量
として、性能低下を避けつつ短時間に使用消費するよう
にするか、あるいは容器口部と挿入チューブとの間を粘
着テープなどにより封止するなどの手段を取らざるを得
なかった。
しかし、このような対策では、分析作業を能率よく行う
ことができなかった。
ロ.考案の構成 〔課題を解決するための手段〕 本考案は通液チューブを貫通支持するゴム弾性材料製栓
体を、その周壁に切開部を設けて拡開可能とし、通液チ
ューブに対しその側方において容易に着脱し得るように
して、前記従来の課題を解決したものである。
すなわち、本考案は通液チューブを保持する貫通孔を設
けた鍔板の一側面に、前記貫通孔を囲んで突設した薬液
容器口部内面に嵌入する嵌着円筒部が一体に成形された
ゴム弾性材料製の栓体であって、その外周壁が栓体の軸
方向で且つ貫通孔の周面から鍔板及び嵌着円筒部の外周
にわたる半径方向に切断した一つの切開部を有している
ことを特徴とする薬液容器用通液チューブ保持栓を要旨
とする第1の考案と、第1の考案においてその嵌着円筒
部が比較的大きな長さを有し、場合にはその先端から基
部方向に該円筒の直径方向に位置する対向壁において半
割間隙が設けられ、切開部が一方の半割間隙に連なって
いることを特徴とする薬液容器用通液チューブ保持栓を
要旨とする第2の考案とよりなるものである。
本考案の栓体は天然ゴム,合成ゴムなどのゴム弾性材料
によって鍔板と嵌着円筒部が一体に成形されて適度に弾
性変形可能とされたもので、鍔板の中央には通液チュー
ブの外径に適合する貫通孔が設けられ、嵌着円筒部は容
器口部の内径に適合する外径を有しており、切開部は栓
体の軸方向で貫通孔,嵌着円筒部の半径方向に設けられ
て、該切開部において栓体が弾性的に拡開し得るもので
あり、この栓体が嵌着される容器口部の深さが小なる場
合には、これに応じて栓体の嵌着円筒部の鍔板からの突
出長さを小とすることにより、その切開部における拡開
を人手操作によって容易に行うことができるので、第1
の考案の要旨のごとき栓体で充分その目的を達成できる
が、容器口部が深い頚部を有する場合には、第2の考案
の要旨のごとく前記の嵌着円筒部を比較的長いものとし
て容器口部に対する安定した嵌着状態を得られるように
することが望ましく、このさいには該嵌着円筒部を軸方
向に二分するように、対向する壁に半割間隙を設けるこ
とによって、容器口部への嵌着が容易にできるようにす
るとともに、その一方の半割間隙に連続するように前記
切開部を設けることによって、該切開部に対向する側の
弾発性を弱めて、人手による切開部拡開を容易にできる
ようにすることができる。
〔作用〕
本考案によれば、栓体はその切開部において人手操作に
より拡開できるので、通液チューブの長さ方向の任意の
位置の側方から栓体の挿着,離脱が容易に行うことがで
き、容器口部に対する通液チューブの安定保持並びに空
隙封止を簡単確実に行うことができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面によって説明する。
第1図は第1の考案の実施例における斜視図、第2図は
その正面図であって、栓体1は鍔板2とその一側面に突
出した嵌着円筒部4が弾性ゴムによって一体に成形され
てなり、前記鍔板2の中央には通液チューブを挿通し得
る貫通孔3が嵌着円筒部4内に開口して設けられる。
6は栓体1の軸方向で且つ貫通孔3の周面から鍔板2及
び嵌着円筒部4の外周にわたる半径方向にその外周壁を
切断した切開部であって、栓体1は切開部において拡開
可能となっている。
第3図は第2の考案の実施例における斜視図、第4図,
第5図はその正面図,側面図であって、前実施例と同一
の機能を有する部分を同一の符号を付して説明すれば、
その栓体1は鍔板2,嵌着円筒部4がゴム材料により一体
に成形され、鍔板2の中央の貫通孔3が嵌着円筒部4に
開口している点は前実施例と同様であるが、嵌着円筒部
4が前実施例よりも大なる突出長さを有し、その先端か
ら基部に向って、該円筒の直径方向に位置する対向壁に
半割間隙5,5が設けられるとともに、切開部6が一方の
半割間隙5に連なる特定位置に設けられる点が前実施例
と異なる点であり、これによって薬液容器の口部が頚部
状をなす大なる深さを有する場合に安定した嵌着がなし
得るようにしたものであり、第6図はその使用状態の一
例を示す要部を断面とした説明用の側面図である。
第6図において10は薬液Mを収容した容器であり、その
頚部状の開口12に通液チューブ20を貫通保持した栓体1
が嵌着されて、弗素樹脂よりなる重錘21が固着された通
液チューブ20の先端が容器底11に近接開口し、通液チュ
ーブ20の後端は、適宜の吸液ポンプ30に接続されて薬液
を流動供給するようになされ、容器10内の薬液Mが殆ん
ど無くなった時点で、容器口部12から栓体1を引き抜く
とともに、その切開部6で栓体1を拡開して通液チュー
ブ20から離脱し、通液チューブ20の重錘21付き先端を容
器10外に引き出し、交換した所定量の薬液Mが収容され
た新しい容器10内にその重錘21付きチューブ先端を挿入
し、通液チューブ20の所望位置において、そのチューブ
側方から切開部6で弾性拡開して栓体1を嵌め込み、そ
の貫通孔3においてチューブ外面を挟圧するように栓体
1を弾性復元してチューブを保持した上、容器開口12を
嵌着することにより再び第6図の使用状態とすることが
できるものである。
この実施例によって、コリンエステラーゼ測定用試薬
(日東紡績社製N−アッセイChE)を収容した薬液容器
口部の通液チューブ保持栓として前述の自動分析装置に
用いた場合、約45日の使用継続によっても、容器内の試
薬の活性低下を生ずることがなく、しかも薬液容器の交
換取付けが簡単容易にすることができ、したがって分析
測定作業が能率よく行うことができた。
ハ.考案の効果 本考案の通液チューブ保持栓は上記の構成作用を有し、
薬液容器の口部に対する良好な通液チューブの保持と封
止作用を簡単確実に行うことができ、又通液チューブに
対してその側方において容易に装着,離脱を行うことが
できるので、特に化学的装置における薬液の保持流動を
図る容器栓として極めて好ましい実用的効果を奏し得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は第1の考
案の実施例における斜視図、第2図はその正面図であ
り、第3図は第2の考案の実施例における斜視図、第4
図,第5図はその正面図,側面図であり、第6図はその
使用状態の一例を示す要部を断面とした説明用の側面図
である。 1……栓体、2……鍔板、3……貫通孔 4……嵌着円筒部、5……半割間隙、6……切開部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】通液チューブを保持する貫通孔(3)を設
    けた鍔板(2)の一側面に、前記貫通孔(3)を囲んで
    突設した薬液容器口部内面に嵌入する嵌着円筒部(4)
    が一体に成形されたゴム弾性材料製の栓体(1)であっ
    て、その外周壁が栓体(1)の軸方向で且つ貫通孔
    (3)の周面から鍔板(2)及び嵌着円筒部(4)の外
    周にわたる半径方向に切断した一つの切開部(6)を有
    していることを特徴とする薬液容器用通液チューブ保持
    栓。
  2. 【請求項2】嵌着円筒部(4)がその先端から基部方向
    に、該嵌着円筒部(4)の直径方向に位置する対向壁に
    おいて半割間隙(5,5)が設けられ、切開部(6)が一
    方の半割間隙(5)に連なっていることを特徴とする請
    求項1記載の薬液容器用通液チューブ保持栓。
JP1988099095U 1988-07-28 1988-07-28 薬液容器用通液チューブ保持栓 Expired - Lifetime JPH074206Y2 (ja)

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JPH0223353U JPH0223353U (ja) 1990-02-15
JPH074206Y2 true JPH074206Y2 (ja) 1995-02-01

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JP1988099095U Expired - Lifetime JPH074206Y2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28 薬液容器用通液チューブ保持栓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55179156U (ja) * 1979-05-14 1980-12-23
JPS5812161U (ja) * 1981-07-15 1983-01-26 株式会社日立製作所 びんの中ぶた
JPH0326136Y2 (ja) * 1986-06-06 1991-06-06

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JPH0223353U (ja) 1990-02-15

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