JPH0742093U - 静電防止プレート - Google Patents
静電防止プレートInfo
- Publication number
- JPH0742093U JPH0742093U JP6902493U JP6902493U JPH0742093U JP H0742093 U JPH0742093 U JP H0742093U JP 6902493 U JP6902493 U JP 6902493U JP 6902493 U JP6902493 U JP 6902493U JP H0742093 U JPH0742093 U JP H0742093U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- antistatic plate
- antistatic
- conductive resin
- static electricity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 44
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 44
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 35
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 28
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 27
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 19
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 19
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 12
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 claims description 11
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 6
- 244000126211 Hericium coralloides Species 0.000 claims description 5
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 abstract description 17
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 5
- 239000011889 copper foil Substances 0.000 abstract description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 3
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 206010040844 Skin exfoliation Diseases 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 静電防止プレートを平坦でない貼り付け面に
も確実に貼り付ける。 【構成】 静電防止プレート1は導電性樹脂プレート
2、フレキシブル基板3及び両面接着テープ4から構成
される。略四角板状の薄板に形成された可撓性を有する
導電性樹脂プレート2は数十〜数百MΩ程度の抵抗を有
し、その表面には縦横に走る複数の溝状の切り込み2a
が形成されている。フレキシブル基板3はその表面に銅
箔よりなるターミナル配線3aが形成された厚さ0.1
mm程度のフィルム状の樹脂基板3bからなり、連続し
た複数のクランクを描く櫛歯形状に形成されている。タ
ーミナル配線3aの一端部にはアース用配線5の第1端
部が半田により接合されている。フレキシブル基板3は
導電性樹脂プレート2の裏面に形成された凹部に嵌め込
まれた状態で両面接着テープ4により導電性樹脂プレー
ト2に接着されている。
も確実に貼り付ける。 【構成】 静電防止プレート1は導電性樹脂プレート
2、フレキシブル基板3及び両面接着テープ4から構成
される。略四角板状の薄板に形成された可撓性を有する
導電性樹脂プレート2は数十〜数百MΩ程度の抵抗を有
し、その表面には縦横に走る複数の溝状の切り込み2a
が形成されている。フレキシブル基板3はその表面に銅
箔よりなるターミナル配線3aが形成された厚さ0.1
mm程度のフィルム状の樹脂基板3bからなり、連続し
た複数のクランクを描く櫛歯形状に形成されている。タ
ーミナル配線3aの一端部にはアース用配線5の第1端
部が半田により接合されている。フレキシブル基板3は
導電性樹脂プレート2の裏面に形成された凹部に嵌め込
まれた状態で両面接着テープ4により導電性樹脂プレー
ト2に接着されている。
Description
【0001】
本考案は例えば自動車のドアを開閉する際に、人体に帯びた静電気がドアとの 間で放電して不快を感じないように、ドアやその周辺に取付けて予め触れること により帯びた静電気を逃がす静電防止プレートに関するものである。
【0002】
例えば、自動車の乗降時にドアに触れた際に、静電気による電気的ショックを 受けて不快を感じることをしばしば経験する。運転中においては座席シートと着 衣とは接触状態にあり、電気的に中和が保たれている。しかし、降車時に座席シ ートから着衣が剥がれる際に大きな静電気が発生し、発生した静電気は人体に帯 電する。この静電気により人体が帯びた電位は非常に高いため、例えば、金属か らなるドアやドアのノブ等に触れると人体に帯びた電荷が一気に放電し、その放 電による電気的ショックにより不快を感じる。
【0003】 従来、この静電気による不快感を防止するため、予め触れることにより人体に 帯電した電荷を徐々に逃がし、放電による不快感を回避する図5に示すような静 電防止プレート21があった。図5に示すように、静電防止プレート21は導電 性樹脂プレート22、ターミナル23及び両面テープ24を備えている。導電性 樹脂プレート22は数十〜数百MΩ程度の抵抗を有し、四角板状の薄板に形成さ れた導電性樹脂からなり、その裏面にはターミナル23と対応するサイズの凹部 が形成されている。ターミナル23は複数の楕円孔23aが形成された厚さ0. 3mm程度のステンレス板からなり、その表面にはメッキが施されている。ター ミナル23の一端部にはアース用配線25が半田により接合されている。ターミ ナル23は導電性樹脂プレート22の裏面に形成された凹部に嵌め込まれ、ター ミナル23を挟んで導電性樹脂プレート22と両面接着テープ24とが一体に固 定されている。
【0004】 この静電防止プレート21はその裏面側に設けられた両面接着テープ24の粘 着力により、例えば自動車のドアの乗降時に人が触れ易い場所に貼り付けられる 。ターミナル23から引き出されたアース用配線25は自動車のボディと接続さ れてアースされている。そして、自動車を乗降する際に静電防止プレート21の 導電性樹脂プレート22に触れることにより、人体に帯電した電荷が高抵抗な導 電性樹脂プレート22を介してターミナル23、アース用配線25を通って徐々 にボディへと逃げるので、人が帯電した電荷の放電による不快感を受けることが なくなる。
【0005】
ところで、前記のように静電防止プレート21はドア等の人が自然に触れ易い 場所に貼り付けておくことが好ましい。しかし、人が自然に触れ易い場所は必ず しも平坦面であるとは限らない。例えば自動車のドアの車室側に設けられたドア トリムは必ずしも平坦面に形成されてはおらず、特に人が自然に触れやすいドア グリップに静電防止プレート21を貼り付ける場合には、その貼り付け面が湾曲 面となる。
【0006】 しかし、前記のように静電防止プレート21は、ターミナル23が厚さ0.3 mm程度のステンレス板からなるため、柔軟には変形し難くドアグリップ等の湾 曲面に密着状態に貼り付けることはできなかった。そのため、接着面積が充分に 確保されず、長期の間に剥がれてきてしまう虞れがあった。また、一度は密着状 態に貼り付けられたとしても、剛性のあるステンレス板により初期形状に戻ろう とする復元力が強いため、剥がれ易いという問題もあった。
【0007】 貼り付け面の面形状に応じて静電防止プレートが変形可能な一例として、特開 昭61−85798号公報には、ターミナルを金属線で構成した図6(a),( b)に示す静電防止プレート26が提案されている。図6(a),(b)に示す ように、静電防止プレート26は高抵抗を有する合成樹脂からなる接触板27と 、略コ字状に屈曲形成されたバネ特性を有する一本のステンレス線等からなる金 属線28及び両面接着テープ29とから構成されている。
【0008】 図6(a)に示すように、静電防止プレート26は自動車のドア30に設けら れたキーシリンダ31の近傍に、金属線28をそのバネ特性によりキーシリンダ 31の端部に押圧する状態で両面接着テープ29を介して貼り付けられている。 しかし、金属線28はバネ特性を有し、ある程度の剛性を有するため、静電防止 プレート26はその幅方向には屈曲し易いが、その長手方向に屈曲させることは 困難であった。そのため、ドアグリップ等のように比較的に複雑な形状をした湾 曲面への貼り付けには充分に適していなかった。
【0009】 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は貼り 付け面が平坦面でなく湾曲面や起伏面であったとしても、静電防止プレートを貼 り付け面に確実に貼り付けることができる静電防止プレートを提供することにあ る。
【0010】
上記問題点を解決するため請求項1に記載の考案では、人体に帯びた静電気を 徐々に解放可能な程度に高抵抗を有するとともに可撓性を有する導電性材料から なる静電気緩衝部材と、該静電気緩衝部材と電気的に接触状態にある接地された 電極部材と、前記静電気緩衝部材の裏面側に前記電極部材を挟んで固定された可 撓性を有する接着部材とを備えた静電防止プレートにおいて、前記電極部材を、 金属からなる導電性膜を形成するフィルム状の樹脂基板にて構成した。
【0011】 また、請求項2に記載の考案では、前記静電気緩衝部材の表面に溝状の切り込 みを形成した。 さらに請求項3に記載の考案では、前記電極部材を櫛歯形状に形成した。
【0012】
上記構成により請求項1に記載の考案によれば、静電気緩衝部材は人体に帯び た静電気を徐々に解放可能な程度に高抵抗を有する可撓性を有した導電性材料か らなり、電極部材は金属からなる導電性膜を形成するフィルム状の樹脂基板から なる。そして、静電気緩衝部材の裏面側に電極部材を挟んだ状態で可撓性を有す る接着部材が固定されて静電防止プレートが構成される。即ち、静電防止プレー トは、導電性膜を形成するフィルム状の樹脂基板が可撓性を有する静電気緩衝部 材と可撓性を有する接着部材とに挟まれて構成される。その結果、静電防止プレ ート自体に可撓性が付与される。静電防止プレートはその裏面の接着部材を介し て例えば自動車のドア等の人が触れ易い場所に貼り付けられる。
【0013】 その際、貼り付け面が湾曲面や起伏面であっても、可撓性を有する静電防止プ レートはその貼り付け面に密着するように柔軟に変形するため、接着面積が充分 に確保され、貼り付け面に強力に接着される。また、一度貼り付け面に接着され た静電防止プレートは、可撓性を有するゆえ初期形状に戻ろうとする復元力も比 較的に弱く、容易には剥がれない。その結果、一度接着した静電防止プレートは 貼り付け面が湾曲や起伏していることが原因で貼り付け面から剥がれることがな く、長期間にわたり初期の貼り付け状態が保持される。
【0014】 また、請求項2に記載の考案によれば、静電気緩衝部材の表面に形成された溝 状の切り込みにより、静電防止プレートを湾曲面や起伏面等の貼り付け面へ接着 する際に、貼り付け面形状に対応して静電防止プレートが一層柔軟に変形する。 その結果、静電気緩衝部材の表面に溝状の切り込みが形成されない場合に比較し て、貼り付け面に対する密着性が一層向上するうえ、初期形状に戻ろうとする復 元力も一層低下されるので、静電防止プレートがさらに剥がれ難くなる。
【0015】 さらに、請求項3に記載の考案によれば、電極部材は櫛歯形状に形成されてい るので、電極部材を静電気緩衝部材の面全体に亘って平均的に接触させることが 可能となる。また、櫛歯形状に形成されていることから、電極部材は外から加え られる応力に対して柔軟に変形する。その結果、静電防止プレートの変形時に電 極部材にかかる応力が電極部材の柔軟な変形により緩和されるので、電極部材を 傷めない。さらに、電極部材の櫛歯間隙を介して接着部材が静電気緩衝部材に接 着されるので、静電気緩衝部材と電極部材との接着面積が充分に確保される。
【0016】
以下、本考案を具体化した一実施例を図1〜図4に従って説明する。 図1に示すように、静電防止プレート1は導電性樹脂プレート2、フレキシブ ル基板3及び両面接着テープ4から構成される。略四角板状の薄板に形成された 可撓性を有する導電性樹脂プレート2は数十〜数百MΩ程度の抵抗を有し、その 表面には縦横に走る複数の溝状の切り込み2aが形成されている。導電性樹脂プ レート2は導電性を有するゴムやプラスチックから構成され、例えばゴムやプラ スチックにカーボン等の導電性粉末を混合して形成される。また、導電性樹脂プ レート2の裏面にはフレキシブル基板3と対応するサイズの凹部2b(図2に示 す)が形成されている。図2及び図3に示すように、フレキシブル基板3はその 表面に銅箔よりなるターミナル配線3aが形成された厚さ0.1mm程度のフィ ルム状の樹脂基板3bからなり、連続して複数のクランクを描く櫛歯形状に形成 されている。ターミナル配線3aは導電性及びコスト面から銅を使用することが 好適であるが、アルミニウム、銀、金、ニッケル等のその他の金属を使用するこ ともできる。
【0017】 また、切り込み2aのうち導電性樹脂プレート2の幅方向(長手方向に直交す る方向)に走る切り込み2aは、櫛歯状のフレキシブル基板3の間隙と対応する 位置に形成されている。図1に示すように、ターミナル配線3aの一端部にはア ース用配線5の第1端部が半田により接合されている。このターミナル配線3a とアース用配線5との接合は、このターミナル配線3aとアース用配線5との接 合は、かしめ付け又は溶着等の半田付け以外の方法で行ってもよい。
【0018】 図2に示すように、フレキシブル基板3は導電性樹脂プレート2の裏面に形成 された凹部2bに嵌め込まれ、この状態で導電性樹脂プレート2の裏面に対して 両面接着テープ4の片面が接着されている。こうしてフレキシブル基板3が導電 性樹脂プレート2の凹部2bに嵌め込まれた状態で保持されることにより、樹脂 基板3b上に形成されたターミナル配線3aが導電性樹脂プレート2と電気的に 接触する状態に保持されている。尚、図2及び図3ではフレキシブル基板3の厚 みが少し誇張して描かれており、フレキシブル基板3は導電性樹脂プレート2の 裏面に圧接された状態にある。
【0019】 次に上記のように構成された静電防止プレート1の作用を説明する。静電防止 プレート1はその裏面に設けられた両面接着テープ4により、乗車又は降車時に 人が自然に触れ易い図4に示す自動車のドア6の室内側に装備されたドアトリム 7やドア6の外側面等に貼り付けて使用される。本実施例では、静電防止プレー ト1はドアトリム7に一体形成されたグリップ7aに貼り付けて使用される。
【0020】 図4に示すように、自動車から降車する際に人が自然に握るグリップ7aは、 その表面形状が一様な平坦面ではなく、通常湾曲したり起伏ある面形状に形成さ れている。例えば、図4に示すようにグリップ7aの湾曲した部位に静電防止プ レート1を貼り付けようとすると、静電防止プレート1をグリップ7aの湾曲面 に沿うように変形させる必要がある。
【0021】 本実施例における静電防止プレート1によれば、可撓性を有する略四角板状の 薄板からなる導電性樹脂プレート2と、両面接着テープ4との間に挟まれたフレ キシブル基板3は、その表面に銅箔のターミナル配線3aが施されたフィルム状 の樹脂基板3bからなる。即ち、導電性樹脂プレート2、フレキシブル基板3及 び両面接着テープ4は皆共に可撓性を有するので、これらから構成された静電防 止プレート1も可撓性を有する。そのため、フレキシブル基板3は外から加えら れた応力に対して柔軟に変形するので、グリップ7aの湾曲面に貼り付ける際に も、グリップ7aの湾曲面に沿うように柔軟に変形する。
【0022】 また、フレキシブル基板3は連続して複数のクランクを描く櫛歯状に形成され ていることから、特に静電防止プレート1の長手方向における曲げと捻じれに対 して柔軟に変形する。さらに、導電性樹脂プレート2の表面には、縦横に走る溝 状の切り込み2aが形成されているので、静電防止プレート1の変形に伴ってこ の切り込み2aが閉じたり開いたりすることにより、静電防止プレート1は一層 柔軟に変形する。その結果、静電防止プレート1をグリップ7aの湾曲部にぴっ たりと密着させることができる。そして、静電防止プレート1の裏面に設けられ た両面接着テープ4とグリップ7aの湾曲部との接着面積を充分に確保すること ができる。
【0023】 ここで、導電性樹脂プレート2の表面に形成された切り込み2aが単なる切り 込みではなく、溝状に形成されていることから、静電防止プレート1は凸面状の 貼り付け面に対して柔軟に変形することができるとともに、凹面状の貼り付け面 に対しても柔軟に変形することができる。そのため、静電防止プレート1は貼り 付け面が凸面又は凹面にかかわらず貼り付け面に対して充分な接着面積を確保す ることができる。
【0024】 こうしてグリップ7aの湾曲面に貼り付けられた静電防止プレート1は、グリ ップ7aの湾曲面に沿う湾曲状態に保持されるが、静電防止プレート1にはこの 湾曲状態から初期形状に復元しようとする力が働く。しかし、静電防止プレート 1は柔軟に変形し易いという特性を有するがゆえに初期形状に戻ろうとする復元 力も非常に弱いので、一度貼り付けられた静電防止プレート1は貼り付け面が湾 曲することが原因で剥がれることはまずない。その結果、一度貼り付けられた静 電防止プレート1は、その貼り付け面が湾曲面や起伏面であっても長期間にわた って強力に接着された初期状態のまま保持される。従って、グリップ7aの湾曲 部に貼り付けられた静電防止プレート1を降車の度に触れても、静電防止プレー ト1は強力に接着されているうえ初期形状に戻ろうとする復元力が非常に弱いの で、何度も触れられることが原因で剥がれ出すこともない。尚、アース用配線5 はドア6内を通されてその第2端部でドア6内の金属部にアースされる。
【0025】 こうしてドア6のドアトリム7のグリップ7aに貼り付けられた静電防止プレ ート1は、自動車から降車する度に例えば運転者に触れられる。運転者は降車の ためグリップ7aを握ると自然に静電防止プレート1に触れ、グリップ7aを握 りながら座席シートから離れると、着衣が座席シートから離れる過程で運転者に 静電気が発生する。しかし、その静電気による電荷は運転手が触れた静電防止プ レート1を介して徐々に逃がされる。その結果、運転者は降車後にドア6等の金 属部に触れても静電気による不快感を受けることがない。
【0026】 以上詳述したように本実施例によれば、表面に銅箔のターミナル配線3aが施 されたフィルム状の樹脂基板3bを、可撓性を有する略四角板状の導電性樹脂プ レート2と両面接着テープ4との間に挟んで接着することにより静電防止プレー ト1を構成した。即ち、静電防止プレート1を可撓性を有する部材ばかりから構 成することにより静電防止プレート1に可撓性を付与させた。その結果、貼り付 け面が湾曲面や起伏面であっても、静電防止プレート1はその貼り付け面に密着 するように柔軟に変形するので、その接着面積を充分に確保することができる。
【0027】 また、導電性樹脂プレート2の表面には縦横に走る溝状の切り込み2aが形成 されているので、切り込み2aにより静電防止プレート1を一層柔軟に変形させ ることができる。そして、切り込み2aを単なる切り込みではなく幅をもつ溝状 に形成したことにより、静電防止プレート1は裏面側に反るだけでなく表面側に 反るようにも柔軟に変形する。そのため、貼り付け面が凸面、凹面にかかわらず 充分な接着面積を確保して静電防止プレート1を確実に接着することができる。 また、導電性樹脂プレート2の幅方向に走る切り込み2aをフレキシブル基板3 の櫛歯間隙と対応する位置に形成したので、切り込み2aと対応する位置に応力 が集中してもフレキシブル基板3ひいてはターミナル配線3aを傷めない。また 、静電防止プレート1の表面に形成された縦横に走る溝状の切り込み2aにより 、静電防止プレート1に意匠的な効果を付与することができる。
【0028】 さらに、フレキシブル基板3を連続する複数のクランクを描く櫛歯形状に形成 したので、ターミナル配線3aを導電性樹脂プレート2の面全体に亘って平均的 に接触させることができる。また、櫛歯形状とすることによりフレキシブル基板 3は一層柔軟に変形し、特に静電防止プレート1の長手方向における曲げ及び捻 じりに対する柔軟性が高まる。そのため、静電防止プレート1を一層柔軟に変形 可能とするうえ、静電防止プレート1が変形されてもフレキシブル基板3を傷め ずその寿命を延ばすことができる。また、フレキシブル基板3を櫛歯形状とした ことから、その櫛歯の間隙を介することにより導電性樹脂プレート2と両面接着 テープ4との接着面積を確保することができる。
【0029】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない 範囲で例えば次のように構成することもできる。 (1)上記実施例では、切り込み2aを縦横に走るように形成したが、切り込 み2aを特定の意匠を描くように形成してもよい。
【0030】 (2)静電防止プレート1の貼り付け場所は適宜に変更することができる。例 えば従来技術で述べた特開昭61−85798号公報に開示の静電防止プレート のようにドア6の外側面に貼り付けてもよい。この場合には、自動車に乗るため にドアを開ける際や自動車から降車してドアを閉める際に、ドア6の外側面に接 着された静電防止プレート1に触れることにより、静電気による不快感から回避 される。また、ドアオープナーやその周辺、又はドアトリム7のグリップ7a以 外の適宜な場所に静電防止プレート1を貼り付けてもよい。
【0031】 (3)接着部材は両面接着テープ4に限定されない。例えば、接着部材を片面 接着テープとし、粘着力のない他方の片面における接着は接着剤を用いてもよい 。さらに、粘着性を有しないテープと接着剤とにより接着部材を構成してもよい 。また、接着部材を磁力を有する樹脂テープ等とし、例えばドア6等の金属部に 静電防止プレート1を磁着する構成としてもよい。
【0032】 (4)自動車に貼り付ける静電防止プレート1の個数は1個に限定されず、複 数個としてもよい。特に降車時とともに乗車時にも触れられるようにするとさら に好適である。また、ドア毎に静電防止プレート1を貼り付けてもよい。
【0033】 (5)フレキシブル基板3の形状は櫛歯形状に限定されない。例えば略四角板 状としてもよい。この場合でもフレキシブル基板3は厚み0.1mm程度と非常 に薄いので、その形状によらず静電防止プレート1は柔軟に変形する。
【0034】 (6)本考案の静電防止プレートは自動車用に限定されず、静電気の放電によ る不快感を回避する用途に広く用いることができる。例えば建物内の部屋のドア に本考案の静電防止プレート貼り付けて使用してもよい。
【0035】
以上詳述したように請求項1に記載の考案によれば、可撓性を有する導電性材 料からなる静電気緩衝部材と、可撓性を有する接着部材とに挟まれた電極部材を 、導電性膜を形成するフィルム状の樹脂基板として静電防止プレートに可撓性を 付与したので、貼り付け面が平坦面でなく湾曲面や起伏面であったとしても、静 電防止プレートを貼り付け面に確実に貼り付けることができという優れた効果を 奏する。また、請求項2に記載の考案によれば、静電気緩衝部材の表面に溝状の 切り込みを形成したので、静電防止プレートを貼り付け面に沿うように一層柔軟 に変形させることができるという優れた効果を奏する。さらに請求項3に記載の 考案によれば、電極部材を櫛歯形状に形成したので、電極部材を静電気緩衝部材 の面全体に亘って平均的に接触させることができるうえ、静電防止プレートの変 形時に電極部材を傷めずその寿命を延ばすことができるという優れた効果を奏す る。
【図1】本考案を具体化した一実施例の静電防止プレー
トを示す分解斜視図である。
トを示す分解斜視図である。
【図2】静電防止プレートの断面図である。
【図3】静電防止プレートの部分断面図である。
【図4】静電防止プレートの使用例を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】従来技術の静電防止プレートを示す分解斜視図
である。
である。
【図6】従来技術の静電防止プレートを示し、(a)は
断面図であり(b)は底面図である。
断面図であり(b)は底面図である。
1…静電防止プレート、2…静電気緩衝部材としての導
電性樹脂プレート、2a…切り込み、3…電極部材とし
てのフレキシブル基板、3a…導電性膜としてのターミ
ナル配線、3b…樹脂基板、4…接着部材としての両面
接着テープ。
電性樹脂プレート、2a…切り込み、3…電極部材とし
てのフレキシブル基板、3a…導電性膜としてのターミ
ナル配線、3b…樹脂基板、4…接着部材としての両面
接着テープ。
Claims (3)
- 【請求項1】 人体に帯びた静電気を徐々に解放可能な
程度に高抵抗を有するとともに可撓性を有する導電性材
料からなる静電気緩衝部材(2)と、該静電気緩衝部材
(2)と電気的に接触状態にある接地された電極部材
(3)と、前記静電気緩衝部材(2)の裏面側に前記電
極部材(3)を挟んで固定された可撓性を有する接着部
材(4)とを備えた静電防止プレートにおいて、 前記電極部材(3)を、金属からなる導電性膜(3a)
を形成するフィルム状の樹脂基板(3b)にて構成した
ことを特徴とする静電防止プレート。 - 【請求項2】 前記静電気緩衝部材(2)の表面に該静
電気緩衝部材(2)の変形を許容する溝状の切り込み
(2a)を形成したことを特徴とする請求項1に記載の
静電防止プレート。 - 【請求項3】 前記電極部材(3)を櫛歯形状に形成し
たことを特徴とする請求項1に記載の静電防止プレー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6902493U JPH0742093U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 静電防止プレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6902493U JPH0742093U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 静電防止プレート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742093U true JPH0742093U (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=13390609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6902493U Pending JPH0742093U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 静電防止プレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742093U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002052363A (ja) * | 2000-08-08 | 2002-02-19 | Hitachi Metals Ltd | 異形球選別方法及び装置 |
| EP3967557A1 (en) * | 2020-09-10 | 2022-03-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle and electrostatic elimination component |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP6902493U patent/JPH0742093U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002052363A (ja) * | 2000-08-08 | 2002-02-19 | Hitachi Metals Ltd | 異形球選別方法及び装置 |
| EP3967557A1 (en) * | 2020-09-10 | 2022-03-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle and electrostatic elimination component |
| US11447083B2 (en) | 2020-09-10 | 2022-09-20 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle and electrostatic elimination component |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4890622A (en) | Disposable biomedical electrode | |
| JP3820851B2 (ja) | 圧電スピーカー | |
| JPH0742093U (ja) | 静電防止プレート | |
| CN111433107B (zh) | 机动车辆部件的电气设备 | |
| JPH10332509A (ja) | 圧電式圧力センサ | |
| JP3092065U (ja) | 静電気除去マット | |
| JP2523675Y2 (ja) | 車両用バンパー | |
| JPH11305676A (ja) | 電磁遮蔽フィルタの接地装置 | |
| JP3145580U (ja) | 静電気除去パネル | |
| JP3874318B2 (ja) | フィルム基材上に導電パターン層を備える電子部品 | |
| JP2596507Y2 (ja) | 低周波治療器 | |
| CN101098810B (zh) | 车辆方向盘覆盖物上的防静电装置 | |
| JP2002350250A (ja) | センサユニット、センサ取付用袋体およびセンサ取付方法 | |
| JPH0570552U (ja) | 生体医学用電極 | |
| JPH0579900U (ja) | 静電気ショック防止装置 | |
| JPH09237692A (ja) | 除電具 | |
| JP3092735U (ja) | 除電、導電等用のブラシの改良 | |
| JP2003130741A (ja) | 荷重検知装置の取付構造、荷重検知装置、荷重検知装置用の圧接介在部材 | |
| JPH051130U (ja) | チヤンネル一体式テープ状スイツチ | |
| JPH09320370A (ja) | グロメット | |
| JP3638225B2 (ja) | 乗員検知センサの取付構造 | |
| JP2004239691A (ja) | 感圧センサ及び該感圧センサの座席シートへの取付方法 | |
| JP3546436B2 (ja) | 低周波治療器 | |
| JPS6231996A (ja) | 車両用静電シヨツク防止装置 | |
| JP2000340390A (ja) | 静電気の発生を防ぐ装置 |