JPH0742144Y2 - 雷サージ検出装置 - Google Patents

雷サージ検出装置

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JPH0742144Y2
JPH0742144Y2 JP1991035928U JP3592891U JPH0742144Y2 JP H0742144 Y2 JPH0742144 Y2 JP H0742144Y2 JP 1991035928 U JP1991035928 U JP 1991035928U JP 3592891 U JP3592891 U JP 3592891U JP H0742144 Y2 JPH0742144 Y2 JP H0742144Y2
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JP
Japan
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circuit
lightning surge
rogowski coil
memory device
outside
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誠一 金尾
幸博 三宅
之裕 杉浦
英城 芹田
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Hokuriku Electric Power Co
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Hokuriku Electric Power Co
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、雷サージ検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】雷サージ電流の大きさを知ることは、雷
サージ対策を施す上で重要である。しかし、雷サージは
自然現象であるため、気象条件によって大きく左右さ
れ、理論的に推定することは困難である。このため、通
常は雷サージ電流を雷サージ検出装置で実際に検出し、
この検出結果を統計的手法等で分析して推定する方法が
採用されている。
【0003】ところで、雷サージ電流を検出する雷サー
ジ検出装置としては、一般に磁鋼片を用いるものが広く
使われている。これは、サージ電流の通路の周辺に磁鋼
片を配置しておき、上記通路に雷サージ電流が流れたと
きに発生する磁界で磁鋼片を磁化させ、この磁鋼片の残
留磁気を測定することによってサージ電流の最大値を推
定するようにしている。このタイプの雷サージ検出装置
は、構造が簡単で、取扱い易く、しかも設置現場では電
源を必要としないなどの利点を備えている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、磁鋼片
を用いる従来の雷サージ検出装置にあっては、雷サージ
電流が作る磁界で磁鋼片を磁化させ、その残留磁気から
検出する方式を採用しているので、検出精度が低いと言
う問題があった。また、この検出装置では、ある期間内
に流れた雷サージ電流の最大のものしか検出できず、そ
の期間内に流れた雷サージ電流の全ての値および流れた
時刻まで検出できない問題があった。さらに、残留磁気
の測定に際しては磁鋼片を取外す必要があるので、遠隔
検出が困難であった。
【0005】そこで本考案は、上述した不具合を解消で
き、期に亘って無点検で精度の高い検出が行え、しか
も設置・交換が容易で、そのうえ遠隔検出の実現にも寄
与できる雷サージ検出装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る雷サージ検出装置は、雷サージ電流の
通路を囲むように配置されて雷サージ電流の大きさに対
応した誘起電圧を発生するロゴスキーコイルと、このロ
ゴスキーコイルの両端間に接続された積分回路と、この
積分回路の出力電圧最大値をホールドするピークホール
ド回路と、このピークホールド回路のホールド値をディ
ジタル値に変換するA/Dコンバータと、前記ピークホ
ールド回路のホールド値が一定値を越えたときに動作す
るトリガ回路と、実時刻を示す信号を出力する時計回路
と、メモリ装置と、外部との接続に供されるインターフ
ェース回路と、前記トリガ回路の出力および前記インタ
ーフェース回路を介して到来した外部からのアクセス信
号のいずれにも応答して動作を開始し、前記トリガ回路
の出力で動作を開始したときには前記A/Dコンバータ
を動作させるとともにディジタル信号に変換された前記
ホールド値と前記時計回路の出力とを前記メモリ装置に
ストアし、外部からのアクセス信号に応答して動作を開
始したときには上記メモリ装置にストアされているデー
タを前記インターフェース回路を介して外部へ転送する
マイクロプロセッサと、バッテリーによって構成された
電源と、前記マイクロプロセッサの動作期間以外の期間
は必要要素だけを前記電源に接続する回路と、前記ロゴ
スキーコイルの両端部を内部に位置させて該ロゴスキー
コイルを着脱自在に支持するとともに上記ロゴスキーコ
イルを除く前記各要素の全部を内部に収容した1つの箱
体と、この箱体を前記雷サージ電流の通路に対して結束
固定するバンドとを備えている。
【0007】
【作用】雷サージ電流が流れると、ロゴスキーコイルの
両端に雷サージ電流の大きさに対応した誘起電圧が発生
する。この誘起電圧の波高値は、雷サージ電流の波高値
に対応している。誘起電圧の波高値は積分回路を経てピ
ークホールド回路にホールドされる。このホールド値
は、マイクロプロセッサの制御のもとにA/Dコンバー
タでディジタル値に変換され、時計回路の出力と一緒に
メモリ装置にストアされる。したがって、雷サージ電流
が流れる度に、この雷サージ電流の波高値情報とその時
刻情報とが次々にメモリ装置にストアされることにな
る。一方、外部からアクセス信号が到来すると、メモリ
装置にストアされている情報が外部へ向けて転送され
る。
【0008】この場合、マイクロプロセッサの動作期間
以外の期間は必要要素だけに電源を接続するようにして
いるので、定常時における消費電力を十分に少なくで
き、長期間に亘って無点検での検出を可能にする。
た、1つの箱体内に前述した各要素の全部を収容(ただ
し、ロゴスキーコイルについては両端部を着脱自在に支
持する関係に収容)するとともに、この箱体を雷サージ
電流の通路に対してバンドで結束固定する構成を採用し
ているので、通路構造物の大きさや形状が様々であって
も柔軟に対応でき、極めて簡単な作業で現場に設置する
ことが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1には本考案の一実施例に係る雷サージ検出装置
1の回路構成が示されている。この雷サージ検出装置1
は、大きく分けて、センサ部11と、主回路部12と、
副回路部13と、バッテリーで構成された電源部14と
で構成されている。
【0010】センサ部11は、雷サージ電流が流れる通
路を囲むように配置されて雷サージ電流の大きさに対応
した誘起電圧を発生するロゴスキーコイル21と、この
ロゴスキーコイル21で発生した誘起電圧を入力する積
分回路22とで構成されている。そして、積分回路22
の出力が主回路部12に与えられる。
【0011】主回路部12は、センサ部11から入力さ
れた正、負の電圧波形のそれぞれの最大値をホールドす
るピークホールド回路31と、このピークホールド回路
31のホールド値をディジタル値に変換するA/Dコン
バータ32と、ピークホールド回路31のホールド値が
所定レベルを越えたときに出力信号を送出するトリガ回
路33と、このトリガ回路33の出力信号を受けて動作
を開始するマイクロプロセッサ34と、上記各要素を常
に電源部14に接続する電源回路35とで構成されてい
る。
【0012】マイクロプロセッサ34は、トリガ回路3
3の出力信号および後述するインターフェース回路41
を介して外部から到来したアクセス信号のいずれにも応
答して動作を開始する。そして、トリガ回路33の出力
信号で動作を開始したときには、後述する電源回路44
をオン動作させるとともに、A/Dコンバータ32を動
作させ、このA/Dコンバータ32の出力および後述す
る時計回路43の出力を後述するメモリ装置42にスト
アする。また、インターフェース回路41を介して外部
から到来したアクセス信号に応答して動作を開始したと
きには、メモリ装置42にストアされているデータをイ
ンターフェース回路41を介して外部へ転送する。いず
れの場合も、動作している期間だけ電源回路44をオン
に制御する。
【0013】副回路部13は、外部との接続に供される
インターフェース回路41と、メモリ装置42と、現在
の時刻を示す信号を出力する時計回路43と、マイクロ
プロセッサ34によってオン、オフ制御されて上記各要
素に電源パワーを供給する電源回路44と、電源回路4
4がオフ状態にあるときに必要なパワーをメモリ装置4
2および時計回路43に与えるバックアップ用の電池部
45とで構成されている。次に、上記のように構成され
雷サージ検出装置の動作を説明する。
【0014】雷サージ電流が流れると、ロゴスキーコイ
ル21の両端に雷サージ電流の大きさに対応した正また
は負の誘起電圧が発生する。この誘起電圧の波高値は、
雷サージ電流の波高値に対応している。積分回路22の
出力電圧は、誘起電圧の波高値まで上昇する。この波高
値はピークホールド回路31にホールドされる。
【0015】ピークホールド回路31のホールド値が所
定レベルを越えると、トリガ回路33から出力信号が送
出され、この出力信号によってマイクロプロセッサ34
が動作を開始する。
【0016】マイクロプロセッサ34は、まず電源回路
44をオンに制御し、続いてA/Dコンバータ32に動
作指令を与える。電源回路44のオン動作によってイン
ーフェース回路41、メモリ装置42、時計回路43
に電源部14から電源パワーが供給される。一方、A/
Dコンバータ32の動作でピークホールド回路31のホ
ールド値がディジタル信号に変換される。このディジタ
ル信号は、時計回路43の出力と一緒にメモリ装置42
にストアされる。
【0017】このようにして、雷サージ電流が流れる度
に、この雷サージ電流の波高値情報とその時刻情報とが
次々にメモリ装置42にストアされる。マイクロプロセ
ッサ34は、必要な処理の終了した時点で電源回路44
をオフに制御する。したがって、この時点でメモリ装置
42および時計回路43は、再び電池部45から必要な
パワーの供給を受ける。
【0018】一方、外部からインターフェース回路41
を介してマイクロプロセッサ34にアクセス信号が与え
られると、マイクロプロセッサ34は、まず電源回路4
4をオンに制御し、続いてメモリ装置42にストアされ
ている情報を外部へ向けて転送する。そして、転送後に
電源回路44をオフに制御する。
【0019】したがって、任意の時点で時刻を含めた雷
サージ情報を外部へ読出すことができる。この場合、ロ
ゴスキーコイル21の巻数等の選択によって検出感度を
上げることができるので、雷サージ電流を高精度に検出
することができる。また、マイクロプロセッサ34の動
作期間以外の期間は必要要素だけに電源を接続するよう
にしているので、定常時における消費電力を十分に少な
くでき、電源部14としてバッテリーを使用した場合で
も、長期間に亘って無点検で検出することができる。図
2には本考案に係る雷サージ検出装置1を実際に現場に
セットした例の分解斜視図が示されている。
【0020】図中51は雷サージ電流の通路となる、た
とえば鉄塔の塔脚を示している。この塔脚51に雷サー
ジ検出装置1が取り付けられている。図中52は、図1
に示されているセンサ部11における積分回路22、主
回路部12、副回路部13および電源部14を内部に収
容した箱体を示している。この箱体52は、本体53
と、この本体53に対してネジ止めされるカバー54と
で構成されている。そして、本体53がバンド55a,
55bで塔脚51に固定される。
【0021】一方、ロゴスキーコイル21は、取付け金
具56a,56bを介して本体53に着脱自在に取り付
けられている。すなわち、ロゴスキーコイル21は、塔
脚51の外周を一周するように配設された後、その両端
部が本体53内に導かれ、この状態で両端部が取付け金
具56a、56bで本体53内に固定されている。
【0022】全体を塔脚51から取り外す場合には、カ
バー54を取り外し、取付け金具56a,56bを外し
てロゴスキーコイル21を本体53から外した後にバン
ド55a,55bを外すことによって行われる。そし
て、必要に応じて新たなものに交換される。また、本体
53を外すことなく、メモリ装置42に保管されている
データを読出す場合には、インターフェース回路41に
外部処理装置を接続して図1で説明した原理で読出すこ
とができる。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
ある期間内に流れた雷サージ電流の全てについて、高い
検出精度で、それらの波高値および流れた時刻まで検出
でき、しかも遠隔検出が可能で、そのうえ電力消費を抑
制する手段を講じているので、長期に亘って無点検で検
出することができる。また、1つの箱体内に必要な各要
素の全部を収容(ただし、ロゴスキーコイルについては
両端部を着脱自在に支持する関係に収容)するととも
に、この箱体を雷サージ電流の通路に対してバンドで結
束固定する構成を採用しているので、通路構造物の大き
さや形状が様々であっても柔軟に対応でき、極めて簡単
な作業で現場に設置したり、現場において交換したりす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る雷サージ検出装置の回
路構成図
【図2】同雷サージ検出装置を実際に設置している例の
分解斜視図。
【符号の説明】
1…雷サージ検出装置、 11…センサ
部、12…主回路部、 13…副回路部、14…電源
部、 21…ロゴスキーコイ
ル、22…積分回路、 31…ピ
ークホールド回路、32…A/Dコンバータ、
33…トリガ回路、34…マイクロプロセッサ、
41…インターフェース回路、42…メモ
リ装置、 43…時計回路、44…電源回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 芹田 英城 東京都品川区大崎4丁目3番8号 株式会 社サンコーシヤ内 (56)参考文献 特開 昭63−247669(JP,A) 特開 昭54−94373(JP,A) 特開 昭51−62776(JP,A) 特開 昭57−10899(JP,A) 特開 平2−13057(JP,A) 特開 昭61−160064(JP,A) 実開 昭63−112788(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】雷サージ電流の通路を囲むように配置され
    て雷サージ電流の大きさに対応した誘起電圧を発生する
    ロゴスキーコイルと、このロゴスキーコイルの両端間に
    接続された積分回路と、この積分回路の出力電圧最大値
    をホールドするピークホールド回路と、このピークホー
    ルド回路のホールド値をディジタル値に変換するA/D
    コンバータと、前記ピークホールド回路のホールド値が
    一定値を越えたときに動作するトリガ回路と、実時刻を
    示す信号を出力する時計回路と、メモリ装置と、外部と
    の接続に供されるインターフェース回路と、前記トリガ
    回路の出力および前記インターフェース回路を介して到
    来した外部からのアクセス信号のいずれにも応答して動
    作を開始し、前記トリガ回路の出力で動作を開始したと
    きには前記A/Dコンバータを動作させるとともにディ
    ジタル信号に変換された前記ホールド値と前記時計回路
    の出力とを前記メモリ装置にストアし、外部からのアク
    セス信号に応答して動作を開始したときには上記メモリ
    装置にストアされているデータを前記インターフェース
    回路を介して外部へ転送するマイクロプロセッサと、
    ッテリーによって構成された電源と、前記マイクロプロ
    セッサの動作期間以外の期間は必要要素だけを前記電源
    接続する回路と、前記ロゴスキーコイルの両端部を内
    部に位置させて該ロゴスキーコイルを着脱自在に支持す
    るとともに上記ロゴスキーコイルを除く前記各要素の全
    部を内部に収容した1つの箱体と、この箱体を前記雷サ
    ージ電流の通路に対して結束固定するバンドとを具備し
    てなることを特徴とする雷サージ検出装置。
JP1991035928U 1991-05-21 1991-05-21 雷サージ検出装置 Expired - Lifetime JPH0742144Y2 (ja)

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JPH04130077U JPH04130077U (ja) 1992-11-30
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