JPH0742172U - コード保持構造 - Google Patents

コード保持構造

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JPH0742172U
JPH0742172U JP6848293U JP6848293U JPH0742172U JP H0742172 U JPH0742172 U JP H0742172U JP 6848293 U JP6848293 U JP 6848293U JP 6848293 U JP6848293 U JP 6848293U JP H0742172 U JPH0742172 U JP H0742172U
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cord
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bent
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コードの断線を十分に防止出来るにもかかわら
ず製造及び組み立てコストが安いコード保持構造を提供
することである。 【構成】コード20が挿入されるコード挿入孔22c
と、コード挿入孔から挿入されたコードの周面が当接さ
れて湾曲されるコード湾曲部材26a,26bと、弾性
を有しコード挿入孔においてコードの周面を覆うコード
覆い24と、を備えており、コード湾曲部材により湾曲
されたコードの湾曲の頂部をコード湾曲部材から離間さ
せたことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、コード挿入孔に挿入されたコードのコード挿入孔からの抜けを防 止するとともにコード挿入孔の外方端におけるコードの折り曲げによるコードの 断線を防止するコード保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコード保持構造は、図4の(A)の部分縦断面図及び図4の(B)の部 分切り欠き平面図に示す如く、細長い裁頭円錐台形状のコード覆い10の長手方 向に延出した中心孔10aにコード12が挿入され、コード覆い10の直径の大 きな基端部に形成されている外方フランジ10bがコード12が導入される部材 14のコード挿入孔14aの内端の周囲に係合される。さらに上記部材14の内 部ではコード覆い10の基端部に隣接してコード12の周面に金属製のリング状 ストッパ16が取り付けられてコード覆い10の中心孔10aからのコード12 の抜け出しが防止されている。
【0003】 コード覆い10はコード12の撓みを保証する為に例えば弾性を有したプラス チック材料で形成されているとともにテーパ面の軸方向に沿った多数の位置に周 方向に延出した多数の溝18が形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した如く構成された従来のコード保持構造では、複雑な形状をしたコード 覆い10を射出成形により形成する為に複雑な形状の金型を準備しなければなら ず、またリング状ストッパ16の使用や取り付け時間も必要なので製造及び組み 立てコストが高い。
【0005】 この考案は上記事情のもとでなされ、この考案の目的は、製造及び組み立てコ ストが安いにもかかわらず十分にコードの断線を防止することが出来るコード保 持構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述したこの考案の目的を達成する為に、この考案に従ったコード保持構造は 、コードが挿入されるコード挿入孔と、コード挿入孔から挿入されたコードの周 面に当接しコードを湾曲させるコード湾曲部材と、弾性を有しコード挿入孔にお いてコードの周面を覆うコード覆いと、を備えており、コード湾曲部材により湾 曲されたコードの湾曲の頂部をコード湾曲部材から離間させたことを特徴として いる。
【0007】
【作用】
弾性を有しコード挿入孔においてコードの周面を覆うコード覆いは、コード挿 入孔の外方端におけるコードの折り曲げによるコードの断線を防止する。 コード挿入孔から挿入されたコードの周面がコード湾曲部材に当接されてコー ドが湾曲されることによりコード湾曲部材との間で摩擦を生じさせコード挿入孔 からのコードの急激な引き抜きが防止される。
【0008】 コード湾曲部材により湾曲されたコードの湾曲の頂部がコード湾曲部材から離 間していることにより、コード挿入孔の外方端においてコードが折り曲げられた 際にコードの周面の折り曲げ領域の外径部の曲率に対応した微量な距離だけコー ドが自身の長手方向に上記外方端から引き出されることを許容する。
【0009】 この微小な距離のコードの引き出しは、コードが折り曲げられる度にコード挿 入孔の外方端と当接するコードの周面の折り曲げ領域の内径部の位置を移動させ るので、折り曲げによりコードの周面の折り曲げ領域の内径部に負荷される応力 がコードの周面の長手方向における所定の位置に集中することを防止する。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の一実施例及び種々の変形例を添付の図面中の図1乃至図3を 参照しながら詳細に説明する。 図1の(A)はこの考案の一実施例に従ったコード保持構造の部分的な縦断面 図であり、図1の(B)は図1の(A)のコード保持構造の部分切り欠き平面図 である。
【0011】 これらの図に示す如く、コード20が挿入される部材のハウジング22はアッ パーハーフ22aとロワーハーフ22bとで構成されている。アッパーハーフ2 2aとロワーハーフ22bが接合されている一側面にコード挿入孔22cが形成 されていて、コード挿入孔22cはアッパーハーフ22aの側壁とロワーハーフ 22bの側壁の夫々に相互の接合端から切り欠かれた2つの切り欠きを相互に対 向させて組み合わせることにより構成されている。
【0012】 コード20は柔軟性と弾性を有した例えば合成樹脂の如き材料により形成され ている筒状のコード覆い24の中心孔24a中に挿通されている。この実施例の コード覆い24の周壁の厚さは略一様であり、外径は図4に示された従来の細長 い裁頭円錐台形状のコード覆い10の平均直径よりも小さく設定されている。こ の為にコード覆い24は表面に、図4に示された従来の細長い裁頭円錐台形状の コード覆い10の周面とは異なり、1つの周方向溝も形成されていないにも関わ らずコード20とともに柔軟に撓むことが出来る。
【0013】 コード20はコード覆い24を介在させてハウジング22のコード挿入孔22 cに挿入されていて、ハウジング22の内部空間に位置するコード覆い24の周 壁の基端部には外方フランジ24bが一体的に形成されている。
【0014】 コード覆い24の基端部の外方フランジ24bはコード挿入孔22cの内端側 開口の周囲に係合してコード挿入孔22cからのコード覆い24の脱落を防止し ている。
【0015】 図4に示された従来のコード保持装置の場合では細長い裁頭円錐台形状のコー ド覆い10の外方フランジ10bにはコード12に取り付けられた金属製のリン グ状ストッパ16が当接されていてコード12が引かれるとリング状ストッパ1 6を介して力が負荷されるので従来の外方フランジ10bは厚く頑丈に形成され ていたが、この実施例のコード覆い24の外方フランジ24bはコード20を引 いてもコード覆い24とコード12との間に生じる摩擦力以外に大きな力は作用 しないので、従来のコード保持装置のコード覆い10の外方フランジ10bに比 べるとより薄く形成されている。
【0016】 ハウジング22のアッパーハーフ22aの内平面にはコード挿入孔22cの近 傍でコード挿入孔22cの中心線に沿った方向に相互に離間している1対のボス 26a,26bが形成されている。
【0017】 1対のボス26a,26bの中でコード挿入孔22cに近い方のボス26aは 上記中心線からずれた位置に配置されていて、コード挿入孔22cから遠い方の ボス26bは上記中心線と略直交する方向において上記近い方のボス26aより も上記中心線に近い位置または上記中心線を挟んで上記近い方のボス26aとは 反対の側に配置されている。
【0018】 コード覆い24を介してコード挿入孔22cからハウジング22の内部空間中 に導入されたコード20の一端部は図1の(A)及び(B)に良く示されている 如く、まずはコード挿入孔22cに近い方のボス26aに向かい折り曲げられ、 ボス26aの外側を回って次にはボス26aとコード挿入孔22cから遠い方の ボス26bとの間に導かれる。
【0019】 この際にコード20はボス26aの外側でコード挿入孔22cから遠い方のボ ス26bに向かい湾曲され、この湾曲の頂部がボス26aから離間されている。 この実施例では、1対のボス26a,26bがコード挿入孔22cから挿入さ れたコード20の周面が当接されてコード20が湾曲されるコード湾曲部材を構 成している。
【0020】 このように構成されたこの考案の一実施例に従ったコード保持構造では、コー ド20にコード挿入孔22cの中心線に沿った方向の引っ張り力が負荷されると 、この引っ張り力の負荷が急激であれ、あるいは徐々にであれ、ハウジング22 の内部空間中で湾曲されたコード20の周面が上記引っ張り力の作用によりコー ド覆い24の中心孔24aの内周面の内端に押圧されるとともに上記近い方のボ ス26aの外周面に押圧されて大きな摩擦抵抗を発生させるので、コード挿入孔 22cからのコード20の脱落が阻止される。
【0021】 また図2に示す如く、コード20がコード挿入孔22cの外側でコード挿入孔 22cの中心線に沿った2点鎖線で示す真っすぐな状態から図2において実線で 示す如く折り曲げられると、コード20の周面で折り曲げ領域の内径部はコード 挿入孔22cの内周面の外端に対応する位置M1 が上記内周面の外端にコード覆 い24を介して強く押し付けられるので上記中心線に沿った方向には移動しない 。
【0022】 しかしながら、コード20の周面で折り曲げ領域の外径部は2点鎖線で示す真 っすぐな状態でコード挿入孔22cの内周面の外端に対応していた位置T1 が位 置M1 を中心としたコード20の折り曲げの故に実線で示す折り曲げ状態ではコ ード挿入孔22cとの摩擦力に打ち勝ってT´1 で示す位置まで微小ではあるが 、折り曲げの曲率に対応して引き出される。
【0023】 コード20が実線で示す折り曲げ状態から2点鎖線で示す真っすぐな状態に向 かい復帰される間には、コード20の周面で折り曲げ領域の外径部だった部分が コード覆い24の中心孔24aの内周面に押圧されて摩擦接触し、上述した引き 出し部分の復帰が阻害される。また同時に、コード20の周面で折り曲げ領域の 内径部だった部分はコード覆い24の中心孔24aの内周面に対する押圧を解除 されて摩擦接触がなくなるので、引き出し部分の復帰が阻害されている折り曲げ 領域の外径部だった部分に対応してコード挿入孔22cから引き出される。
【0024】 コード20が折り曲げられる方向は図2に実線で示す方向以外にあらゆる方向 が考えられるが、いずれの方向に折り曲げられたとしても図2に示した如き現象 は生じる。
【0025】 コード20が前述した如く真っすぐな状態から折り曲げ状態へと変化された後 に真っすぐな状態へと復帰されることを繰り変えされる度にコード20はコード 覆い24の中心孔24a中でコード挿入孔22cから微小な距離引き出されるの で、コード20が折り曲げられる際にコード20の周面がコード覆い24を介し てコード挿入孔22cの入口端に折り曲げ中心として押圧されて大きな力が加わ るコード20の周面上の位置が常に移動する。その結果、従来よりも横断面積が 小さく平坦な周面を有する小型で簡素なコード覆い24を使用しているにもかか わらず、コード20の折り曲げの繰り返しによりコード挿入孔22cの入口端に おいてコード20の周面が損傷されることはない。またコード20が断線するこ ともない。
【0026】 なおコード20が前述した如く真っすぐな状態から折り曲げ状態へと変化され た後に真っすぐな状態へと復帰されることを繰り返される度にコード挿入孔22 cから微小な距離引き出されるコード20は、コード挿入孔22cに近い方のボ ス26aとの間の隙間が無くなるとボス26aとの間に生じる摩擦抵抗が大きく なるので、上述した如き微小な引き出しを生じさせなくなる。よって、コード保 持構造の最初の組み立ての際に、この考案のコード保持構造を採用する機器の予 想される寿命中に予想されるコード20の折り曲げの繰り返し回数(即ち、予想 される引き出し距離)に十分な余裕をみて上記隙間を予め設定しておく。
【0027】 図3には、図1及び図2を参照して説明したこの考案の一実施例に従ったコー ド保持構造の第1の変形例が実線で第2の変形例が2点鎖線で示されている。 図3の(A)はこの考案の一実施例に従ったコード保持構造の第1の変形例の 部分的な縦断面図であり、図3の(B)は図3の(A)のコード保持構造及びこ の考案の一実施例に従ったコード保持構造の第2の変形例の部分切り欠き平面図 である。
【0028】 図3においては、図1及び図2を参照して説明したこの考案の一実施例に従っ たコード保持構造と同じ構成部材に同じ参照符号を記してこれらについての詳細 な説明は省略する。
【0029】 図3において実線及び2点鎖線で示された第1及び第2の変形例は、コード挿 入孔22cから挿入されたコード20の周面が当接されて湾曲されるコード湾曲 部材の形状が、図1及び図2を参照して説明したこの考案の一実施例のコード湾 曲部材である1対のボス26a,26bの形状と異なっている。
【0030】 即ち、図1及び図2を参照して説明したこの考案の一実施例のコード湾曲部材 である1対のボス26a,26bの平面形状は円筒形状であったが、図3におい て実線で示された第1の変形例におけるコード湾曲部材としての1対のボス28 a,28bの平面形状は十字形状であり、また図3において2点鎖線で示された 第2の変形例におけるコード湾曲部材はコード挿入孔22cの中心線に対して交 差する方向に延出した2つの壁30a,30bにより構成されている。 このような場合にも、上記実施例の場合と同様の効果を得ることが出来る。
【0031】
【考案の効果】
以上詳述した如く、この考案に従ったコード保持構造によれば、コードの断線 を十分に防止できるにもかかわらず従来に比べて製造及び組み立てコストが安く なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの考案の一実施例に従ったコード保
持構造の部分的な縦断面図であり、(B)は(A)のコ
ード保持構造の部分切り欠き平面図である。
【図2】図1のコード保持構造においてコードがハウジ
ングのコード挿入孔の外側で急激に折り曲げられた状態
を実線で真っすぐな状態を2点鎖線で示す拡大された部
分的な縦断面図である。
【図3】(A)は図1のこの考案の一実施例に従ったコ
ード保持構造の第1の変形例の部分的な縦断面図であ
り、図3の(B)は図3の(A)のコード保持構造及び
図1のこの考案の一実施例に従ったコード保持構造の第
2の変形例を実線及び2点鎖線で示す部分切り欠き平面
図である。
【図4】(A)は従来のコード保持構造の部分的な縦断
面図であり、(B)は(A)のコード保持構造の部分切
り欠き平面図である。
【符号の説明】
20…コード、22…ハウジング、22a…アッパーハ
ーフ、22b…ロワーハーフ、22c…コード挿入孔、
24…コード覆い、24a…中心孔、24b…外方フラ
ンジ、26a,26b…ボス(コード湾曲部材)、28
a,28b…ボス(コード湾曲部材)、30a,30b
…壁(コード湾曲部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードが挿入されるコード挿入孔と、コ
    ード挿入孔から挿入されたコードの周面に当接しコード
    を湾曲させるコード湾曲部材と、弾性を有しコード挿入
    孔においてコードの周面を覆うコード覆いと、を備えて
    おり、コード湾曲部材により湾曲されたコードの湾曲の
    頂部をコード湾曲部材から離間させたことを特徴とする
    コード保持構造。
JP1993068482U 1993-12-22 1993-12-22 コード保持構造 Expired - Lifetime JP2592523Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009094901A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Yokowo Co Ltd アンテナ装置
JP2019091979A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 株式会社デンソーテン 電子制御装置
WO2022254971A1 (ja) * 2021-06-04 2022-12-08 ミネベアミツミ株式会社 ロードセル

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JP2592523Y2 (ja) 1999-03-24

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