JPH0742251B2 - 1,1,1―トリフルオロ―2,2―ジハロ―5―メチル―4―ヘキセン―3―オール誘導体 - Google Patents
1,1,1―トリフルオロ―2,2―ジハロ―5―メチル―4―ヘキセン―3―オール誘導体Info
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- JPH0742251B2 JPH0742251B2 JP60256635A JP25663585A JPH0742251B2 JP H0742251 B2 JPH0742251 B2 JP H0742251B2 JP 60256635 A JP60256635 A JP 60256635A JP 25663585 A JP25663585 A JP 25663585A JP H0742251 B2 JPH0742251 B2 JP H0742251B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式 (式中、X1、X2は塩素原子または臭素原子であり、Rは
アセチル基、ベンゾイル基、エトキシカルボニルアセチ
ル基、(2−p−トルエンスルホニル−1,1−ジアザン
ジイルヒドラゾノ)アセチル基、アセトアセチル基、ジ
アゾアセチル基である。)で表わされる1,1,1−トリフ
ルオロ−2,2−ジハロ−5−メチル−4−ヘキセン−3
−オール誘導体に関する。本発明の1,1,1−トリフルオ
ロ−2,2−ジハロ−5−メチル−4−ヘキセン−3−オ
オール誘導体は、含フッ素ピレスロイド系殺虫剤および
その合成中間体として知られる2,2−ジメチル−3−
(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸およびそのエステル類
(特開昭53−95945、特開昭54−112820、特開昭54−130
537、特開昭55−59141、特開昭55−89248、特開昭55−1
11488)に導くことのできる有用な化合物である(後記
参考例参照)。
アセチル基、ベンゾイル基、エトキシカルボニルアセチ
ル基、(2−p−トルエンスルホニル−1,1−ジアザン
ジイルヒドラゾノ)アセチル基、アセトアセチル基、ジ
アゾアセチル基である。)で表わされる1,1,1−トリフ
ルオロ−2,2−ジハロ−5−メチル−4−ヘキセン−3
−オール誘導体に関する。本発明の1,1,1−トリフルオ
ロ−2,2−ジハロ−5−メチル−4−ヘキセン−3−オ
オール誘導体は、含フッ素ピレスロイド系殺虫剤および
その合成中間体として知られる2,2−ジメチル−3−
(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸およびそのエステル類
(特開昭53−95945、特開昭54−112820、特開昭54−130
537、特開昭55−59141、特開昭55−89248、特開昭55−1
11488)に導くことのできる有用な化合物である(後記
参考例参照)。
従来2,2−ジメチル−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフ
ルオロ−1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸お
よびそのエステル類の合成法としては(i)3,3−ジメ
チル−4−ペンテン酸エチルに1,1,1−トリクロロトリ
フルオロエタンを付加させたのち、環化、脱ハロゲン化
水素する方法(特開昭53−95945、特開昭54−112820、
特開昭55−89248)、(ii)1,1,1−トリフルオロ−2−
クロロ−5−メチル−2,4−ヘキサジエンあるいは1,1,1
−トリフルオロ−2,2−ジクロロ−5−メチル−4−ヘ
キセンとジアゾ酢酸エステルから合成する方法(特開昭
53−95945、特開昭54−112820、J.Mol.Cat.,11,119(19
81))、(iii)2−クロロ−2−(2,2−ジクロロ−3,
3,3−トリフルオルプロピル)−3,3−ジメチルシクロブ
タノンの環縮小反応を利用する方法(特開昭56−9283
0)が知られている。しかしながらいずれの方法も工程
数が多く、また(ii)の方法では従来原料の合成が煩雑
であったため、いずれも工業的には実施し難い等の欠点
を有している。
ルオロ−1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸お
よびそのエステル類の合成法としては(i)3,3−ジメ
チル−4−ペンテン酸エチルに1,1,1−トリクロロトリ
フルオロエタンを付加させたのち、環化、脱ハロゲン化
水素する方法(特開昭53−95945、特開昭54−112820、
特開昭55−89248)、(ii)1,1,1−トリフルオロ−2−
クロロ−5−メチル−2,4−ヘキサジエンあるいは1,1,1
−トリフルオロ−2,2−ジクロロ−5−メチル−4−ヘ
キセンとジアゾ酢酸エステルから合成する方法(特開昭
53−95945、特開昭54−112820、J.Mol.Cat.,11,119(19
81))、(iii)2−クロロ−2−(2,2−ジクロロ−3,
3,3−トリフルオルプロピル)−3,3−ジメチルシクロブ
タノンの環縮小反応を利用する方法(特開昭56−9283
0)が知られている。しかしながらいずれの方法も工程
数が多く、また(ii)の方法では従来原料の合成が煩雑
であったため、いずれも工業的には実施し難い等の欠点
を有している。
本発明者らはこのような従来法の欠点を克服し、2,2−
ジメチル−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−
1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸およびその
エステル類を工業的に合成する方法について鋭意検討を
重ねた結果、本発明の前記一般式〔I〕で表わされる1,
1,1−トリフルオロ−2,2−ジハロ−5−メチル−4−ヘ
キセン−3−オール誘導体が、2,2−ジメチル−3−
(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸およびそのエステル類の
合成中間体として極めて有用であることを明らかにし、
その知見にもとづいて本発明を完成するに至った。
ジメチル−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−
1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸およびその
エステル類を工業的に合成する方法について鋭意検討を
重ねた結果、本発明の前記一般式〔I〕で表わされる1,
1,1−トリフルオロ−2,2−ジハロ−5−メチル−4−ヘ
キセン−3−オール誘導体が、2,2−ジメチル−3−
(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸およびそのエステル類の
合成中間体として極めて有用であることを明らかにし、
その知見にもとづいて本発明を完成するに至った。
本発明の前記一般式〔I〕で表わされる1,1,1−トリフ
ルオロ−2,2−ジハロ−5−メチル−4−ペンテン−3
−オール誘導体は例えば下記の反応式に従って製造する
ことができる。
ルオロ−2,2−ジハロ−5−メチル−4−ペンテン−3
−オール誘導体は例えば下記の反応式に従って製造する
ことができる。
(式中、Xはハロゲン原子、X1、X2は塩素原子または臭
素原子、R′はアセチル基、ベンゾイル基、エトキシカ
ルボニルアセチル基、(2−p−トリエンスルホニル−
1,1−ジアザンジイルヒドラゾノ)アセチル基、アセト
アセチル基、ジアゾアセチル基である。)。
素原子、R′はアセチル基、ベンゾイル基、エトキシカ
ルボニルアセチル基、(2−p−トリエンスルホニル−
1,1−ジアザンジイルヒドラゾノ)アセチル基、アセト
アセチル基、ジアゾアセチル基である。)。
一般式〔I〕において、Rとしてはアセチル基、ベンゾ
イル基、エトキシカルボニルアセチル基、(2−p−ト
ルエンスルホニル−1,1−ジアザンジイルヒドラゾノ)
アセチル基、アセトアセチル基、ジアゾアセチル基等を
例示することができる。
イル基、エトキシカルボニルアセチル基、(2−p−ト
ルエンスルホニル−1,1−ジアザンジイルヒドラゾノ)
アセチル基、アセトアセチル基、ジアゾアセチル基等を
例示することができる。
本工程は3−メチル−2−ブテナールと前記一般式〔I
I〕で表わされる1,1,1−トリハロトリフルオロエタンと
亜鉛末の存在下反応させることにより前記一般式〔I−
a〕で表わされる2,2−ジハロ−1,1,1−トリフルオロ−
5−メチル−4−ヘキセン−3−オールを製造するもの
である。本工程の原料である3−メチル−2−ブテナー
ルは工業的に入手容易な化合物である。他方の原料であ
る前記一般式〔II〕で表わされる1,1,1−トリハロトリ
フルオロエタンも工業的に入手容易な化合物であり、例
えば1,1,1−トリクロロトリフルオロエタン、1−ブロ
モ−1,1−ジクロロトリフルオロエタン、1,1−ジブロモ
−1−クロロトリフルオロエタン−1,1,1−トリブロモ
トリフルオロエタン等を用いることができる。
I〕で表わされる1,1,1−トリハロトリフルオロエタンと
亜鉛末の存在下反応させることにより前記一般式〔I−
a〕で表わされる2,2−ジハロ−1,1,1−トリフルオロ−
5−メチル−4−ヘキセン−3−オールを製造するもの
である。本工程の原料である3−メチル−2−ブテナー
ルは工業的に入手容易な化合物である。他方の原料であ
る前記一般式〔II〕で表わされる1,1,1−トリハロトリ
フルオロエタンも工業的に入手容易な化合物であり、例
えば1,1,1−トリクロロトリフルオロエタン、1−ブロ
モ−1,1−ジクロロトリフルオロエタン、1,1−ジブロモ
−1−クロロトリフルオロエタン−1,1,1−トリブロモ
トリフルオロエタン等を用いることができる。
亜鉛は粉末を用いることが好ましく、用いる量は0.5〜
2当量であるが、好ましくは、1〜1.5当量が適当であ
る。
2当量であるが、好ましくは、1〜1.5当量が適当であ
る。
反応は非プロトン性極性溶媒中でで行なうことが好まし
く、例えばジメチルホルムアミド、ヘキサメチルリン酸
トリアミド等のアミド類、N,N−ジメチルプロピレン尿
素等の尿素類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド
類を用いることができ、これらは通常の非プロトン性有
機溶媒と混合して用いても差し支えない。
く、例えばジメチルホルムアミド、ヘキサメチルリン酸
トリアミド等のアミド類、N,N−ジメチルプロピレン尿
素等の尿素類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド
類を用いることができ、これらは通常の非プロトン性有
機溶媒と混合して用いても差し支えない。
反応は−20℃ないし100℃で進行するが、効率良く行な
うためには0℃ないし60℃が好ましい。
うためには0℃ないし60℃が好ましい。
本工程は前記一般式〔I−a〕で表わされる2,2−ジハ
ロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−4−ヘキセン
−3−オールを塩基の存在下、アシル化剤と反応させ、
前記一般式〔I−b〕で表わされる2,2−ジハロ−1,1,1
−トリフルオロ−5−メチル−4−ヘキセン−3−オー
ル誘導体を製造するものである。
ロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−4−ヘキセン
−3−オールを塩基の存在下、アシル化剤と反応させ、
前記一般式〔I−b〕で表わされる2,2−ジハロ−1,1,1
−トリフルオロ−5−メチル−4−ヘキセン−3−オー
ル誘導体を製造するものである。
アシル化剤としては無水酢酸、無水安息香酸、無水トリ
フルオロ酢酸、無水メタンスルホン酸等の酸無水物、塩
化アセチル、臭化アセチル、塩化ベンゾイル、エトキシ
カルボニルアセチルクロリド、(2−p−トリエンスル
ホニル−1,1−ジアザンジイルヒドラゾノ)アセチルク
ロリド等の酸ハロゲン化物、ジケテン等のケテン誘導体
等を用いることができる。用いる量は基質に対して1当
量ないし大過剰の範囲である。
フルオロ酢酸、無水メタンスルホン酸等の酸無水物、塩
化アセチル、臭化アセチル、塩化ベンゾイル、エトキシ
カルボニルアセチルクロリド、(2−p−トリエンスル
ホニル−1,1−ジアザンジイルヒドラゾノ)アセチルク
ロリド等の酸ハロゲン化物、ジケテン等のケテン誘導体
等を用いることができる。用いる量は基質に対して1当
量ないし大過剰の範囲である。
本工程は塩基の存在下反応を行なうものである。塩基と
しては例えばピリジン、2,6−ルチジン、トリエチルア
ミン、ジイソプロピルエチルアミン、1,8−ジアザビシ
クロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン等の第三級アミン
類、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸塩、水素化
ナトリウム、水素化カリウム等の金属水素化物を用いる
ことができ、基質に対して触媒量ないし大過剰にわたる
範囲で使用できる。
しては例えばピリジン、2,6−ルチジン、トリエチルア
ミン、ジイソプロピルエチルアミン、1,8−ジアザビシ
クロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン等の第三級アミン
類、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸塩、水素化
ナトリウム、水素化カリウム等の金属水素化物を用いる
ことができ、基質に対して触媒量ないし大過剰にわたる
範囲で使用できる。
反応は無溶媒または適当な有機溶媒中で行なうことがき
る。有機溶媒としてはヘキサン、ベンゼン等の炭化水素
系溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエ
ーテル系溶媒、ジメチルホルムアミド等のアミド系溶媒
を用いることができ、これらは混合して用いても差し支
えない。
る。有機溶媒としてはヘキサン、ベンゼン等の炭化水素
系溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエ
ーテル系溶媒、ジメチルホルムアミド等のアミド系溶媒
を用いることができ、これらは混合して用いても差し支
えない。
反応は−50℃〜100℃で進行するが、効率良く行なうた
めには0℃〜50℃で好ましい。
めには0℃〜50℃で好ましい。
本工程は前記一般式〔I−b〕のうちR′=COCH2COCH3
で表わされる1,1,1−トリフルオロ−2,2−ジハロ−5−
メチル−4−ヘキセン−3−イルアセチルアセタートを
ジアゾ化剤でジアゾ化したのち、アルカリ加水分解し、
前記一般式〔I−c〕で表わされる1,1,1−トリフルオ
ロ−2,2−ジハロ−5−メチル−4−ヘキセン−3−イ
ルジアゾアセタートを製造するものである。ジアゾ化剤
としてはアジ化トシル、アジ化p−アセトアミドベンゼ
ンスルホニル等のアジド化合物を用いることができる。
用いる量は0.5当量ないし大過剰、好ましくは1〜1.2当
量が適当である。反応は塩基の存在下行なうものであ
る。塩基としはトリエチルアミン、ジエチルアミン等の
アミン類の使用が好ましい。用いる量は0.1当量ないし
大過剰、好ましくは1〜2当量が適当である。
で表わされる1,1,1−トリフルオロ−2,2−ジハロ−5−
メチル−4−ヘキセン−3−イルアセチルアセタートを
ジアゾ化剤でジアゾ化したのち、アルカリ加水分解し、
前記一般式〔I−c〕で表わされる1,1,1−トリフルオ
ロ−2,2−ジハロ−5−メチル−4−ヘキセン−3−イ
ルジアゾアセタートを製造するものである。ジアゾ化剤
としてはアジ化トシル、アジ化p−アセトアミドベンゼ
ンスルホニル等のアジド化合物を用いることができる。
用いる量は0.5当量ないし大過剰、好ましくは1〜1.2当
量が適当である。反応は塩基の存在下行なうものであ
る。塩基としはトリエチルアミン、ジエチルアミン等の
アミン類の使用が好ましい。用いる量は0.1当量ないし
大過剰、好ましくは1〜2当量が適当である。
反応は有機溶媒中で行なうことができ、アセトニトリル
等のニトリル類、酢酸エチル、プロピオン酸エチル等の
エステル類、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類、ジクロロメタン、四塩化炭
素等のハロゲン化炭化水素、ベンゼン、ヘキサン等の炭
化水素系溶媒を用いることができる。
等のニトリル類、酢酸エチル、プロピオン酸エチル等の
エステル類、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類、ジクロロメタン、四塩化炭
素等のハロゲン化炭化水素、ベンゼン、ヘキサン等の炭
化水素系溶媒を用いることができる。
反応は−20℃ないし100℃で進行するが、効率良く安全
に行なうためには0℃ないし50℃が好ましい。
に行なうためには0℃ないし50℃が好ましい。
アルカリ加水分解はアルカリ水溶液を加えて行なう。用
いるアルカリとしては水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化カルシウム等を挙げることができる。用いる
量は0.5当量ないし大過剰、好ましくは1当量ないし2
当量が適当である。加水分解は−50℃〜100℃で進行す
るが、効率良く安全に行なうためには0℃〜50℃が好ま
しい。
いるアルカリとしては水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化カルシウム等を挙げることができる。用いる
量は0.5当量ないし大過剰、好ましくは1当量ないし2
当量が適当である。加水分解は−50℃〜100℃で進行す
るが、効率良く安全に行なうためには0℃〜50℃が好ま
しい。
以下、参考例、実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。
る。
参考例 1 亜鉛町1.50g(24.0mmol)、塩化第一銅99mg(1.0mmol)
をDMF20mlに懸濁させ、室温で5分間撹拌したのち、1,
1,1−トリクロロトリフルオロエタン4.75ml(40.0mmo
l)を加え、時々氷冷しながら室温で20分間撹拌した。
3−メチル−2−ブテナール1.81g(21.5mmol)を60℃
で10分間で滴下し、同温度で更に11時間撹拌した。飽和
塩化アンモニウム水溶液50mlを加え、ジエチルエーテル
100mlで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、濾過、減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー
(シリカゲル,ジクロロメタン−ヘキサン1:2〜2:1)で
精製することにより無色油状の5,5−ジクロロ−6,5,6−
トリフロオロ−2−メチル−2−ヘキセン−4−オール
3.00gを得た。収率60%。1 H−NMR(CDCl3):δ1.77(d,J=1.4Hz,3H),1.81(d,
J=1.4Hz,3H),2.08(broad,1H),4.80(d,J=8.1Hz,1
H),5.33(d,J=8.1Hz,1H).19 F−NMR(CDCl3−CFCl3):δ−74.6(s). IR(neat):3420,1258,1204,1052,872,724cm-1. Mass〔m/z(%)〕221(trace),219(trace),85(10
0),55(10),41(29),39(12),29(15). 元素分析値:C7H9Cl2F3Oに対して 計算値:C,35.47;H,3.83% 実測値:C,35.30;H,3.83% 実施例 1 2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−4
−ヘキセン−3−オール116mg(0.489mmol)に無水酢酸
0.2ml、ピリジン0.2mlを加え、室温で8時間撹拌した。
減圧濃縮後薄層クロマトグラフィー(シリカゲル,ジク
ロロメタン−ヘキサン1:1)で精製することにより無色
油状の3−アセトキシ−2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフ
ルオロ−5−メチル−4−ヘキセン131mgを単離した。
をDMF20mlに懸濁させ、室温で5分間撹拌したのち、1,
1,1−トリクロロトリフルオロエタン4.75ml(40.0mmo
l)を加え、時々氷冷しながら室温で20分間撹拌した。
3−メチル−2−ブテナール1.81g(21.5mmol)を60℃
で10分間で滴下し、同温度で更に11時間撹拌した。飽和
塩化アンモニウム水溶液50mlを加え、ジエチルエーテル
100mlで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、濾過、減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー
(シリカゲル,ジクロロメタン−ヘキサン1:2〜2:1)で
精製することにより無色油状の5,5−ジクロロ−6,5,6−
トリフロオロ−2−メチル−2−ヘキセン−4−オール
3.00gを得た。収率60%。1 H−NMR(CDCl3):δ1.77(d,J=1.4Hz,3H),1.81(d,
J=1.4Hz,3H),2.08(broad,1H),4.80(d,J=8.1Hz,1
H),5.33(d,J=8.1Hz,1H).19 F−NMR(CDCl3−CFCl3):δ−74.6(s). IR(neat):3420,1258,1204,1052,872,724cm-1. Mass〔m/z(%)〕221(trace),219(trace),85(10
0),55(10),41(29),39(12),29(15). 元素分析値:C7H9Cl2F3Oに対して 計算値:C,35.47;H,3.83% 実測値:C,35.30;H,3.83% 実施例 1 2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−4
−ヘキセン−3−オール116mg(0.489mmol)に無水酢酸
0.2ml、ピリジン0.2mlを加え、室温で8時間撹拌した。
減圧濃縮後薄層クロマトグラフィー(シリカゲル,ジク
ロロメタン−ヘキサン1:1)で精製することにより無色
油状の3−アセトキシ−2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフ
ルオロ−5−メチル−4−ヘキセン131mgを単離した。
収率96%1 H−NMR(CDCl3):δ1.83(s,6H),2.11(s,3H),5.28
(d,J=9.3Hz,1H),6.08(d,J=9.3Hz,1H).19 F−NMR(CDCl3):δ−75.1(s). IR(neat):1767,1254,1208,1190,1024cm-1. Mass〔m/z(%)〕:280(M++2,trace),278(M+,trac
e),183(10),85(100),43(88),41(10),28(1
2). 元素分析値:C9H11Cl2F3O2に対して 計算値:C,38.73;H,3.97% 実測値:C,38.75;H,3.94% 参考例 2 2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−4
−ヘキセン−3−オール237mg(1.00mmol)のジエチル
エーテル1ml溶液にトリエチルアミン0.14ml(1.0mmo
l)、塩化メタンスルホニル0.080ml(1.0m−mol)を加
え、室温で4時間放置した。ヘキサン3mを加えしばらく
撹拌したのち、析出した無機塩を濾別した。濾液を減圧
濃縮することにより無色油状の2,2−ジクロロ−1,1,1−
トリフルオロ−3−メタンスルホニルオキシ−5−メチ
ル−4−ヘキセン284mgを得た。収率90%。1 H−NMR(CDCl3):δ1.87(d,J=1Hz,3H),1.89(d,J
=1Hz,3H),3.03(s,.H),5.47(d,J=10Hz,1H),5.74
(d,J=10Hz,1H). 参考例 3 水酸化ナトリウム50%油性60mg(1.25mmol)をTHF2mlに
懸濁させヨウ化メチル1mlを加え、室温で2,2−ジクロロ
−1,1,1−トリフロオロ−5−メチル−4−ヘキセン−
3−オール239mg(1.01mmol)を少量づつ滴下した。室
温で16時間撹拌後、飽和塩化アンモニウム水溶液2mlを
加え、ジクロロメタン(5ml×3回)で抽出した。抽出
液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後濾過、減圧濃縮し
た。薄層クロマトグラフィー(シリカゲル,ジクロロメ
タン−ヘキサン1:1)で精製することにより無色油状の
2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ−3−メトキシ−
5−メチル−4−ヘキセン213mgを得た。収率85%。1 H−NMR(CDCl3):δ1.76(d,J=1Hz,3H),1.85(d,J
=1Hz,3H),3.32(s,3H),4.34(d,J=9Hz,1H),5.22
(d,J=9Hz,1H).19 F−NMR(CDCl3):δ−74.1(s). IR(neat):1254,1200,1182,1108,1028,860cm-1. Mass〔m/z(%)〕:231(M+−19,trace),100(6),99
(100),67(13),45(8),41(25),39(10),27
(6). 実施例 2 2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−4
−ヘキセン−3−オール950mg(4.01mmol)に酢酸ナト
リウム50mg、ジケテン0.5mlを加え、80℃で4時間撹拌
した。反応混合物を直接にカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル,ジクロロメタン−ヘキサン1:1)で精製
することにより無色油状の3−アセチルアセトキシ−2,
2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−4−
ヘキセン(エノール型互変異性体約15%を含む)1.13g
を得た。収率88%。1 H−NMR(CDCl3):δ1.83(s,6H),2.26(s,3H),3.46
(s,2H),5.28(d,J=9.6Hz,1H),6.08(d,J=9.6Hz,1
H). 互変異性体に対して:δ1.97(s,3H),5.03(s,1H),6.
17(d,J=9.6Hz,1H),他は識別できず.19 F−NMR(CDCl3−CFCl3):δ−75.0(s). IR(neat):3480,1756,1728,1255,1210,1188,1149cm-1. Mass〔m/z(%)〕:285(M+−C1,2),183(9),127
(5),86(6),85(100),84(5),83(5),69
(6),67(7),58(5),55(9),44(12),43(4
8),41(24),39(14),29(13),27(9). 元素分析値:C11H13Cl2F3O2に対して 計算値:C,41.14;H,4.08% 実測値:C,40.89;H,3.96% 実施例 3 3−アセチルアセトキシ−2,2−ジクロロ−1,1,1−トリ
フルオロ−5−メチル−4−ヘキセン128mg(0.399mmo
l)のアセトニトリル1ml溶液にトリエチルアミン0.060m
l(0.43mmol)、p−トルエンスルホニルアジド80mg
(0.41mmol)を加え、室温で30分間撹拌した。TLCで原
料の消失を確認後、1.2M水酸化ナトリウム1mlを加え室
温で1時間撹拌した。ジエチルエーテル(2ml×3
回)、ジクロロメタン(2ml×1回)で抽出後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾別後減圧濃縮し
粗生成物を得た。薄層クロマトグラフィー(シリカゲ
ル,ジクロロメタン−ヘキサン1:1)で精製することに
より淡黄色油状の3−ジアゾアセトキシ−2,2−ジクロ
ロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−4−ヘキセン1
00mgを得た。収率82%。1 H−NMR(CDCl3):δ1.85(s,6H),4.77(s,1H),5.30
(d,J=9.6Hz,1H),6.13(d,J=9.6Hz,1H).19 F−NMR(CDCl3−CFCl3):δ−75.0(s). IR(neat):2120,1710,1376,1210,1188,1163cm-1. Mass〔m/z(%)〕:278(11),276(M+−N2,17),221
(20),219(33),213(47),185(25),184(20),183
(64),147(30),143(44),127(49),125(54),97
(25),79(21),77(24),70,(69),69(77),53(2
6),51(20),43(31),42(69),41(100),39,(7
9),29(23),28(89),27(30),18(53). 元素分析値:C9H9Cl2F3N2O2に対して 計算値:C,35.43;H,2.97;N,9.18%. 実測値;C,35.45;H,2.86;N,9.21%. 参考例 4 3−アセトキシ−2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ
−5−メチル−4−ヘキセン142mg(0.509mmol)のDMF
0.5ml溶液に亜鉛末36mg(0.57mmol)、塩化銅(I)1mg
を加え50℃で6時間撹拌した。水2ml、濃塩酸数滴を加
えたのち、ペンタン(3ml×4回)で抽出し、抽出液を
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾別後、濾
液を0℃で注意深く減圧濃縮することにより無色油状の
2−クロロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−2,4−
ヘキサジエン77mgを得た。収率85%。
(d,J=9.3Hz,1H),6.08(d,J=9.3Hz,1H).19 F−NMR(CDCl3):δ−75.1(s). IR(neat):1767,1254,1208,1190,1024cm-1. Mass〔m/z(%)〕:280(M++2,trace),278(M+,trac
e),183(10),85(100),43(88),41(10),28(1
2). 元素分析値:C9H11Cl2F3O2に対して 計算値:C,38.73;H,3.97% 実測値:C,38.75;H,3.94% 参考例 2 2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−4
−ヘキセン−3−オール237mg(1.00mmol)のジエチル
エーテル1ml溶液にトリエチルアミン0.14ml(1.0mmo
l)、塩化メタンスルホニル0.080ml(1.0m−mol)を加
え、室温で4時間放置した。ヘキサン3mを加えしばらく
撹拌したのち、析出した無機塩を濾別した。濾液を減圧
濃縮することにより無色油状の2,2−ジクロロ−1,1,1−
トリフルオロ−3−メタンスルホニルオキシ−5−メチ
ル−4−ヘキセン284mgを得た。収率90%。1 H−NMR(CDCl3):δ1.87(d,J=1Hz,3H),1.89(d,J
=1Hz,3H),3.03(s,.H),5.47(d,J=10Hz,1H),5.74
(d,J=10Hz,1H). 参考例 3 水酸化ナトリウム50%油性60mg(1.25mmol)をTHF2mlに
懸濁させヨウ化メチル1mlを加え、室温で2,2−ジクロロ
−1,1,1−トリフロオロ−5−メチル−4−ヘキセン−
3−オール239mg(1.01mmol)を少量づつ滴下した。室
温で16時間撹拌後、飽和塩化アンモニウム水溶液2mlを
加え、ジクロロメタン(5ml×3回)で抽出した。抽出
液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後濾過、減圧濃縮し
た。薄層クロマトグラフィー(シリカゲル,ジクロロメ
タン−ヘキサン1:1)で精製することにより無色油状の
2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ−3−メトキシ−
5−メチル−4−ヘキセン213mgを得た。収率85%。1 H−NMR(CDCl3):δ1.76(d,J=1Hz,3H),1.85(d,J
=1Hz,3H),3.32(s,3H),4.34(d,J=9Hz,1H),5.22
(d,J=9Hz,1H).19 F−NMR(CDCl3):δ−74.1(s). IR(neat):1254,1200,1182,1108,1028,860cm-1. Mass〔m/z(%)〕:231(M+−19,trace),100(6),99
(100),67(13),45(8),41(25),39(10),27
(6). 実施例 2 2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−4
−ヘキセン−3−オール950mg(4.01mmol)に酢酸ナト
リウム50mg、ジケテン0.5mlを加え、80℃で4時間撹拌
した。反応混合物を直接にカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル,ジクロロメタン−ヘキサン1:1)で精製
することにより無色油状の3−アセチルアセトキシ−2,
2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−4−
ヘキセン(エノール型互変異性体約15%を含む)1.13g
を得た。収率88%。1 H−NMR(CDCl3):δ1.83(s,6H),2.26(s,3H),3.46
(s,2H),5.28(d,J=9.6Hz,1H),6.08(d,J=9.6Hz,1
H). 互変異性体に対して:δ1.97(s,3H),5.03(s,1H),6.
17(d,J=9.6Hz,1H),他は識別できず.19 F−NMR(CDCl3−CFCl3):δ−75.0(s). IR(neat):3480,1756,1728,1255,1210,1188,1149cm-1. Mass〔m/z(%)〕:285(M+−C1,2),183(9),127
(5),86(6),85(100),84(5),83(5),69
(6),67(7),58(5),55(9),44(12),43(4
8),41(24),39(14),29(13),27(9). 元素分析値:C11H13Cl2F3O2に対して 計算値:C,41.14;H,4.08% 実測値:C,40.89;H,3.96% 実施例 3 3−アセチルアセトキシ−2,2−ジクロロ−1,1,1−トリ
フルオロ−5−メチル−4−ヘキセン128mg(0.399mmo
l)のアセトニトリル1ml溶液にトリエチルアミン0.060m
l(0.43mmol)、p−トルエンスルホニルアジド80mg
(0.41mmol)を加え、室温で30分間撹拌した。TLCで原
料の消失を確認後、1.2M水酸化ナトリウム1mlを加え室
温で1時間撹拌した。ジエチルエーテル(2ml×3
回)、ジクロロメタン(2ml×1回)で抽出後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾別後減圧濃縮し
粗生成物を得た。薄層クロマトグラフィー(シリカゲ
ル,ジクロロメタン−ヘキサン1:1)で精製することに
より淡黄色油状の3−ジアゾアセトキシ−2,2−ジクロ
ロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−4−ヘキセン1
00mgを得た。収率82%。1 H−NMR(CDCl3):δ1.85(s,6H),4.77(s,1H),5.30
(d,J=9.6Hz,1H),6.13(d,J=9.6Hz,1H).19 F−NMR(CDCl3−CFCl3):δ−75.0(s). IR(neat):2120,1710,1376,1210,1188,1163cm-1. Mass〔m/z(%)〕:278(11),276(M+−N2,17),221
(20),219(33),213(47),185(25),184(20),183
(64),147(30),143(44),127(49),125(54),97
(25),79(21),77(24),70,(69),69(77),53(2
6),51(20),43(31),42(69),41(100),39,(7
9),29(23),28(89),27(30),18(53). 元素分析値:C9H9Cl2F3N2O2に対して 計算値:C,35.43;H,2.97;N,9.18%. 実測値;C,35.45;H,2.86;N,9.21%. 参考例 4 3−アセトキシ−2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ
−5−メチル−4−ヘキセン142mg(0.509mmol)のDMF
0.5ml溶液に亜鉛末36mg(0.57mmol)、塩化銅(I)1mg
を加え50℃で6時間撹拌した。水2ml、濃塩酸数滴を加
えたのち、ペンタン(3ml×4回)で抽出し、抽出液を
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾別後、濾
液を0℃で注意深く減圧濃縮することにより無色油状の
2−クロロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−2,4−
ヘキサジエン77mgを得た。収率85%。
(E):(Z)=85:15(1H−NMRP定量)1 H−NMR(CDCl3):(E)体に対してδ1.87(s,3H),
1.96(s,3H),6.13(d,J=11,1Hz,1H),7.01(d,J=11,
1Hz,1H).;(Z)体に対してδ6.83(d,J=11.1Hz,1
H). 参考例 5 窒素雰囲気下、銅(II)アセチルアセトナート1mgのジ
オキサン3ml溶液を加熱還流し、3−ジアゾアセトキシ
−2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−
4−ヘキセン38mg(0.12mmol)のジオキサン0.5ml溶液
を30分間で滴下した。さらに2.5時間還流したのち、水5
mlを加えジエチルエーテル(10ml×2回)で抽出した。
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過、減圧濃
縮した。薄層クロマトグラフィー(シリカゲル,ジクロ
ロメタン−ヘキサン1:2)で精製することにより無色結
晶の4−(1,1−ジクロロトリフルオロエチル)−6,6−
ジメチル−3−オキサビシクロ〔3.1.0〕ヘキサン−2
−オン26mgを得た。収率75%。
1.96(s,3H),6.13(d,J=11,1Hz,1H),7.01(d,J=11,
1Hz,1H).;(Z)体に対してδ6.83(d,J=11.1Hz,1
H). 参考例 5 窒素雰囲気下、銅(II)アセチルアセトナート1mgのジ
オキサン3ml溶液を加熱還流し、3−ジアゾアセトキシ
−2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−
4−ヘキセン38mg(0.12mmol)のジオキサン0.5ml溶液
を30分間で滴下した。さらに2.5時間還流したのち、水5
mlを加えジエチルエーテル(10ml×2回)で抽出した。
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過、減圧濃
縮した。薄層クロマトグラフィー(シリカゲル,ジクロ
ロメタン−ヘキサン1:2)で精製することにより無色結
晶の4−(1,1−ジクロロトリフルオロエチル)−6,6−
ジメチル−3−オキサビシクロ〔3.1.0〕ヘキサン−2
−オン26mgを得た。収率75%。
mp:66−68℃.1 H−NMR(CDCl3):δ1.25(s,6H),2.11(d,J=5.7Hz,
1H),2.36(d,J=5.7Hz,1H),4.61(s,1H).19 F−NMR(CDCl3−CFCl3):δ−75.2(s). IR(KBr):1802,1260,1212,1194,1070,1012,908cm-1. Mass〔m/z(%)〕:278(M++2,2),276(M+,3)243(3
2),241(92),199(23),197(64),161(34),141(4
7),125(100),97(86),81(63),79(35),69(3
1),67(39),53(48),43(51),41(100),39(62),
29(21),27(43),18(43). 元素分析値:C9H9Cl2F3O2に対して 計算値:C,39.02;H,3.27%. 実測値;C,38.98;H,3.20%. 参考例 6 4−(1,1−ジクロトリフルオロエチル)−6,6−ジメチ
ル−3−オキサビシクロ〔3.1.0〕ヘキサン−2−オン2
3mg(0.083mmol)のDMF1ml溶液に亜鉛末6mg(0.09mmo
l)を加え、60℃にて15時間撹拌した。水1ml、濃塩酸0.
5mlを加え酸性としたのちジエチルエーテル(3ml×4
回)で抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濾
過、減圧濃縮し、無色結晶のシス−2,2−ジメチル−3
−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸16.9mgを得た。収率84
%。(Z):(E)=93.7(1H−NMR定量)。
1H),2.36(d,J=5.7Hz,1H),4.61(s,1H).19 F−NMR(CDCl3−CFCl3):δ−75.2(s). IR(KBr):1802,1260,1212,1194,1070,1012,908cm-1. Mass〔m/z(%)〕:278(M++2,2),276(M+,3)243(3
2),241(92),199(23),197(64),161(34),141(4
7),125(100),97(86),81(63),79(35),69(3
1),67(39),53(48),43(51),41(100),39(62),
29(21),27(43),18(43). 元素分析値:C9H9Cl2F3O2に対して 計算値:C,39.02;H,3.27%. 実測値;C,38.98;H,3.20%. 参考例 6 4−(1,1−ジクロトリフルオロエチル)−6,6−ジメチ
ル−3−オキサビシクロ〔3.1.0〕ヘキサン−2−オン2
3mg(0.083mmol)のDMF1ml溶液に亜鉛末6mg(0.09mmo
l)を加え、60℃にて15時間撹拌した。水1ml、濃塩酸0.
5mlを加え酸性としたのちジエチルエーテル(3ml×4
回)で抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濾
過、減圧濃縮し、無色結晶のシス−2,2−ジメチル−3
−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸16.9mgを得た。収率84
%。(Z):(E)=93.7(1H−NMR定量)。
mp:103−105℃(昇華).1 H−NMR(CDCl3):(Z)体に対してδ1.33(s,6H),
1.96(d,J=8Hz,1H),2.22(dd,J=8,9Hz,1H),6.83
(d,J=9Hz,1H).;(E)体に対してδ6.52(d,J=9Hz,
1H).19 F−NMR(CDCl3−CFCl3):(Z)体,δ−68.8
(s),;(E)体,δ−62.0(s). IR(KBr):1708,1437,1293,1272,1238,1194,1146,1128c
m-1.
1.96(d,J=8Hz,1H),2.22(dd,J=8,9Hz,1H),6.83
(d,J=9Hz,1H).;(E)体に対してδ6.52(d,J=9Hz,
1H).19 F−NMR(CDCl3−CFCl3):(Z)体,δ−68.8
(s),;(E)体,δ−62.0(s). IR(KBr):1708,1437,1293,1272,1238,1194,1146,1128c
m-1.
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 で表わされる1,1,1−トリフルオロ−2,2−ジハロ−5−
メチル−4−ヘキセン−3−オール誘導体(式中、X1、
X2は塩素原子または臭素原子であり、Rはアセチル基、
ベンゾイル基、エトキシカルボニルアセチル基、(2−
p−トルエンスルホニル−1,1−ジアザンジイルヒドラ
ゾノ)アセチル基、アセトアセチル基、ジアゾアセチル
基である。)。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60256635A JPH0742251B2 (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 1,1,1―トリフルオロ―2,2―ジハロ―5―メチル―4―ヘキセン―3―オール誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60256635A JPH0742251B2 (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 1,1,1―トリフルオロ―2,2―ジハロ―5―メチル―4―ヘキセン―3―オール誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62116531A JPS62116531A (ja) | 1987-05-28 |
| JPH0742251B2 true JPH0742251B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=17295344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60256635A Expired - Lifetime JPH0742251B2 (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 1,1,1―トリフルオロ―2,2―ジハロ―5―メチル―4―ヘキセン―3―オール誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742251B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0965401A (ja) * | 1995-08-24 | 1997-03-07 | Nec Shizuoka Ltd | 無線選択呼出受信機 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9311142D0 (en) * | 1993-05-28 | 1993-07-14 | Zeneca Ltd | Preparation and use of halogenated alcohols |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0157739B1 (de) * | 1984-03-29 | 1987-08-12 | Ciba-Geigy Ag | Substituierte 1-Propanole, Verfahren zu deren Herstellung, Chlorameisensäureester und deren Verwendung |
-
1985
- 1985-11-18 JP JP60256635A patent/JPH0742251B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0965401A (ja) * | 1995-08-24 | 1997-03-07 | Nec Shizuoka Ltd | 無線選択呼出受信機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62116531A (ja) | 1987-05-28 |
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