JPH074231Y2 - カード状ケース - Google Patents

カード状ケース

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JPH074231Y2
JPH074231Y2 JP12694789U JP12694789U JPH074231Y2 JP H074231 Y2 JPH074231 Y2 JP H074231Y2 JP 12694789 U JP12694789 U JP 12694789U JP 12694789 U JP12694789 U JP 12694789U JP H074231 Y2 JPH074231 Y2 JP H074231Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は粒状物の携帯用容器の分野に属し、その容器が
薄いカード状ケースに関するものである。
(従来の技術) 従来の携帯用の丸薬等の容器としては、身と鞘とからな
る薄い箱状容器、身と蓋とからなる円筒状容器等がある
が、これらは、丸薬等を取出すには、身を鞘から引出し
て透孔を露出するか、蓋を回転して透孔を合わせるかし
ていた。
(考案が解決しようとする課題) 以上のような丸薬等の容器にあっては、それなりの効果
はあるものの、現在のようなカード化時代には、少なく
とも従来のものは容器として厚みがあるところより、そ
れだけ嵩張るものであって、近代感覚にマッチしないも
のであり、また内容物としての丸薬等を取り出すにもワ
ンタッチではできないものである。
本考案は、このような点に鑑みて案出されたもので、粒
状物の携帯容器をカード化時代の近代感覚にマッチさせ
るとともに、内容物としての丸薬等を簡単に取出すよう
にすることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案にあっては、容器
全体を薄いカード状にするとともに、ワンタッチの簡単
な押圧操作にて粒状物を容易に取出すようにしたもので
ある。
すなわち、本考案にあっては、1枚のシート板を中央部
より2つ折りにして、その3周縁をシールしたカードケ
ース本体において、この2つ折り部側を、その折り部に
対し、折り部に対向する側方向に押圧したとき、押圧部
が押圧方向に変形して両面板が膨出するように、折り線
及びこの折り線を中心の2つの円弧状線を薄肉状に形成
するとともに、この一面の円弧状線近くに、ケース本体
内に向く係止用突起を、また他面の円弧状線の近くに、
この係止用突起を係止する透孔とをそれぞれ設けた構成
としている。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面について説明する。
本考案の粒状物のカード状ケース(A)は、それを構成
するケース本体(a)が、1枚のシート板(b)を中央
より2つ折りにし、その3周縁をシールした形状で、ほ
ぼ名刺大のものである。
シート板(b)は、その中央部の薄肉状の折り線(1)
に対し、表板(2)及び裏板(3)側に薄肉状の円弧状
線(4)及び(5)が、両側辺縁(6)及び(7)から
僅かの間隔をおいた位置より楕円形状(8)に設けられ
ている。
裏板(3)には、薄肉の円弧状線(5)に近い位置に、
表面(9)側に係止用突起(10)が突設されており、ま
た表板(2)には、薄肉の円弧状線(4)に近い位置
に、係止用突起(10)の係止部(10′)が係止する係止
用透孔(11)が設けられている。
この透孔(11)は、係止用突起(10)の係止部(10′)
が全周縁において係止する必要はなく、楕円形状を呈し
ていてもよい。
以上のようなシート板(b)を構成する材料としては、
腰が強く弾力性のある薄い合成樹脂板単体乃至は薄い合
成樹脂板と紙との積層材料が使用される。
第5図(イ)に示すように、薄い合成樹脂板単体からシ
ート板(b)を作製する場合には、薄い合成樹脂板に係
止用突起(10)を真空成形等により形成した後、所定寸
法に打抜いてシート板(b)とするが、打抜きと同時に
係止用透孔(11)を穿設するとともに、折り線(1)と
円弧状線(4)、(5)を薄肉状に形成する。
また、第5図(ロ)に示すように、薄い合成樹脂板(1
3)と紙(14)との積層材料からシート板(b)を作製
する場合には、まず、薄い合成樹脂板(13)と紙(14)
との積層体を打抜きにより係止用透孔(11)を穿設する
とともに、折り線(1)と円弧状線(4)、(5)を薄
肉状に形成してシート板(b)用ブランクを作製した
後、このブランクをインジェクション成形用の金型内に
装着して、インサート成形法によりブランクの合成樹脂
面に柔軟性のある合成樹脂にて係止用突起(10)を成形
して形成する方法がとられる。
更に、別の方法として、第5図(ハ)に示すように先ず
紙単体(14′)を打抜くことにより係止用透孔(11)を
穿設するとともに、折り線(1)と円弧状線(4)、
(5)を薄肉状に形成したシート板(b)用ブランクを
作製しておき、上記のようにインサート成形法により、
紙単体(14′)からなるブランクの片面全面に薄い合成
樹脂層(13′)を設けるとともに、係止用突起(10)を
同時に合成樹脂により形成する方法をとることもでき
る。
この方法による場合には、内面の合成樹脂を着色するこ
とにより、内面を任意の色に着色したケースとすること
が可能である。
いずれにしても、カード状ケース本体(a)を構成する
基材は、腰が強くて弾力性があり、折り線(1)、円弧
状線(4)、(5)は薄肉状であることが必要である。
以上のような構成のシート板(b)は、これを中央部の
折り線(1)より表面(9)側を内側にして2つ折りに
し、その3周縁をシール(12)することにより、ケース
本体(a)を形成する。
このとき、裏板(3)の係止用突起(10)は表板(2)
の係止用透孔(11)に嵌入してその係止部(10′)によ
って係止される。
ケース本体(a)は、折り線(1)部分をこれと対向す
る辺縁部側に向う方向によ押圧すると、この楕円形状部
(8)は腰が強くて弾力性があり、しかも折り線(1)
と円弧状線(4)及び(5)とは、いずれも薄肉状とな
っているから、この部分がヒンジの働きをして折り線
(1)部分が内方に湾曲して落ち込むと同時に、円弧状
線(4)及び(5)部分が外方に突出して膨出し、係止
用突起(10)は、その係止部(10′)が係止用透孔(1
1)の孔縁から外れ、この係止用透孔(11)が開口す
る。
逆に、膨出部分の円弧状線(4)及び(5)部分を両側
より押圧すると、折り線(1)部分は外方に突出して偏
平状となり、係止用突起(10)は係止用透孔(11)に嵌
入して係止部(10′)で係止される。
係止用透孔(11)よりケース本体(a)の内部に容入し
た粒状物は、折り線(1)の部分の押圧にて、係止用透
孔(11)が開口するから取り出すことができ、円弧状線
(4)、(5)部分の押圧にて係止用透孔(11)を係止
用突起(10)にて閉鎖する。
なお、粒状物としては丸薬等があげられる。
(考案の効果) 本考案の粒状物のカード状ケースは、シート板を2つ折
りにしてその3周縁をシールしたものであるから、全体
として薄いカード状を呈し、カード化時代の近代感覚に
マッチして体裁がよく、ポケット等に入れ、携帯物と一
緒に携帯しても、従来のように嵩張ることはない。
また、カード状ケース本体を構成する基材は腰が強くて
弾力性のある薄い合成樹脂板で形成され、その折り線、
円弧状線とも薄肉状に形成されヒンジ作用を有するか
ら、折り線部に対するワンタッチの押圧にて係止用透孔
が開いて内容物としての粒状物を容易に取り出すことが
でき、また、円弧状線部に対するワンタッチの押圧にて
この透孔を閉じるからその操作が極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の粒状物のカード状ケースの平面図、 第2図は同上の使用状態の斜視図、 第3図はシート板の平面図、 第4図は同上の側面図、 第5図の(イ)は第3図X−X線の拡大断面図、(ロ)
及び(ハ)は紙と合成樹脂との積層体より構成されるシ
ート板の(イ)と同様の拡大断面図である。 符号 A……粒状物のカード状ケース a……ケース本体 b……シート板 1……薄肉の折り線 2……表板 3……裏板 4、5……薄肉の円弧状線 6、7……辺縁 8……楕円形状部 9……表面 10……係止用突起 10′……係止部 11……係止用透孔 12……シール部 13、13′……合成樹脂板 14、14′……紙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚のシート板を中央部より2つ折りにし
    て、その3周縁をシールしたカード状ケース本体は、こ
    の2つ折り部側を、その折り部に対して折り部に対向す
    る側方向に押圧したとき、押圧部が押圧方向に変形して
    両面板が膨出するように、折り線及びこの折り線を中心
    の2つの円弧状線を薄肉状に形成するとともに、この一
    面の円弧状線の近くに、ケース本体内に向く係止用突起
    と、他面の円弧状線近くにこの係止用突起を係止する係
    止用透孔とをそれぞれ設けたことを特徴とするカード状
    ケース。
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