JPH0742366U - 締固め機械の水タンク構造 - Google Patents
締固め機械の水タンク構造Info
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- JPH0742366U JPH0742366U JP7026093U JP7026093U JPH0742366U JP H0742366 U JPH0742366 U JP H0742366U JP 7026093 U JP7026093 U JP 7026093U JP 7026093 U JP7026093 U JP 7026093U JP H0742366 U JPH0742366 U JP H0742366U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水タンクを単純な構造で大きい1個で形成
し、塗装する場合には作業性がよく、乾燥も早い水タン
ク構造を提供する。 【構成】 車体中央部1aの全幅にわたるとともにほぼ
全長にわたり、しかもエンジン設置1bよりも高さを有
する水タンクTのみを形成し、この水タンクT内の長手
方向のほぼ中央に幅方向を分割する補強板6を設け、し
かも車体中央部1aの前面1cに水タンクT内を眺望す
る開口部7を設け、補強板6に幅方向を連通させる連通
孔6aを設け、前記開口部7から水タンクT内を塗装す
る。
し、塗装する場合には作業性がよく、乾燥も早い水タン
ク構造を提供する。 【構成】 車体中央部1aの全幅にわたるとともにほぼ
全長にわたり、しかもエンジン設置1bよりも高さを有
する水タンクTのみを形成し、この水タンクT内の長手
方向のほぼ中央に幅方向を分割する補強板6を設け、し
かも車体中央部1aの前面1cに水タンクT内を眺望す
る開口部7を設け、補強板6に幅方向を連通させる連通
孔6aを設け、前記開口部7から水タンクT内を塗装す
る。
Description
【0001】
この出願に係る考案は、道路等の路面を締め固めるための締固め機械内に形成 された水タンクの構造に関し、更に詳しくは、水タンクを1個の単純な構造とし 、その水タンク内を全面塗装することも可能となる締固め機械の水タンク構造に 関するものである。
【0002】
従来より、道路等を締め固める場合には、一般的に締固め機械が用いられてい る。この締固め機械の一つとして、図4(a) の平面図および(b) の側面図に示す ようなタイヤローラrがあり、このタイヤローラrを例にして以下に説明すると 、このタイヤローラrは、中央部が略箱型の車体51の前後に前タイヤ52と後 タイヤ53とを有し、車体中央部51aの上面に形成した設置面51b上にエン ジン54が配置されている。
【0003】 このタイヤローラrには水タンク55が設けられており、水タンク55内の水 は、その重量が締固め機械としてのタイヤローラrの自重増加も兼ね、その他に 、図示しないノズルから路面方向へ向けて水を散水したり、自車のタイヤに散水 して付着防止をしながら締め固めを行ったり、他車へ給水したりする。従って、 水タンク55内の水容量は、一般的に約4〜5m3 を必要とする。
【0004】 このような大容量の水を搭載するために、タイヤローラrの水タンク55は、 図5の斜視図にも示すように、上記車体中央部51aに設けた容量の大きい中央 水タンク55aと、前タイヤ52の上部に設けた容量の小さい前タンク55bと 、後タイヤ53の上部に設けた同後タンク55cとから構成されており、これら のタンク間をそれぞれ連通路56により連通させることにより大容量を確保して いる。
【0005】 一方、上記タイヤローラrは、一般に、図6に示す装置図のような機械駆動方 式の駆動系が用いられており、車体51の中央部に設けられたエンジン54の出 力を、直線状に配置したトランスミッション54aとデファレンシャル(以下、 単にデフという。)54bとを介して駆動側スプロケット54cへ伝達し、この 駆動側スプロケット54cでチェーン54dを駆動して後タイヤ53の軸に設け られた従動側スプロケット53aを回転させている。
【0006】 このような機械駆動方式の駆動系の場合、エンジン54,トランスミッション 54a,デフ54bを直線状に配置せざるを得ないため、駆動系が車体51中央 部に配置され、デフ54bが車体中央部51aの後部上方に配設されることにな る。
【0007】
ところで、従来の水タンク55は、その全容量を複数に分割した中央タンク5 5aと前タンク55bと後タンク55cとにより確保しているため、多くのタン クが必要となり、それらを連結して水漏れを生じないように形成するためには、 多くの時間と労力を必要とし、効率の悪い作業となっている。
【0008】 また、前後のタンクは容量が小さいため、その大きさも小さく、しかも独立の タンクとして構成するためには内部に補強リブを設ける必要があるので、その内 面を塗装することができない構造となる。そのため、無塗装のタンク内の水位が 変わると空気と接しているタンク内には錆が発生し、この錆は水とともにノズル へと流れてノズルを詰まらせてしまい、散水機能に支障を来すことがある。
【0009】 このようにタンク内に錆が発生すると問題を生じるため、この錆を防止するた めに水タンク内を塗装しようとしても、上記したように前後のタンク内は塗装す ることができない。
【0010】 また、従来の中央タンク55aの構造で内部を塗装しようとしても、補強構造 が複雑であるため、細部の塗装が難しいとともに乾燥にも時間を要し、多くの時 間を要する効率の悪い作業となる。しかも、仮に、この中央タンク55aのみを 塗装したとしても、前タンク55bと後タンク55cとが塗装できないため、錆 の発生を完全に防止することができない。
【0011】 一方、従来の駆動系は、エンジン54,トランスミッション54a,デフ54 bが連続して車体51中央部に直線配置されているため、中央タンク55aの中 央部高さを低くおさえる必要があり、しかも、車体中央部55aの後部上方にデ フ54bと駆動側スプロケット54cとが配設されているため、中央タンク55 aの後部はこの駆動系を避けるように全幅にわたって高さを低くおさえる必要が ある。また、この部位には図示しない運転席も設けられる。
【0012】 従って、機械駆動方式の場合には、中央タンク55aを上方へ大きく形成する ことができない。
【0013】 この出願に係る考案は上記課題に鑑みて、締固め機械内の水タンクを単純な構 造の大きなタンクのみで形成し、塗装する場合には作業性がよい水タンク構造を 提供することを目的とする。
【0014】
上記目的を達成するために、第1考案における締固め機械の水タンク構造は、 締固め機械の車体内に装備する水タンクであって、前記車体中央部の全幅にわた るとともにほぼ全長にわたり、しかもエンジン設置面よりも高さを有する水タン クのみを形成し、該水タンク内の長手方向のほぼ中央に幅方向を分割する補強板 を設けたことを特徴とするものである。
【0015】 第2考案における締固め機械の水タンク構造は、上記第1考案において、車体 中央部の前面に水タンク内を眺望する開口部を設け、補強板に幅方向を連通させ る連通孔を設け、前記開口部から水タンク内を塗装したことを特徴とするもので ある。
【0016】 第3考案における締固め機械の水タンク構造は、上記第1考案又は第2考案に おいて、締固め機械の駆動系を油圧駆動装置により構成し、該油圧駆動装置の油 圧モータを水タンクの上部以外に設けたことを特徴とするものである。
【0017】
上記第1考案の構成によれば、車体内に装備する水タンクを、車体中央部の全 幅にわたるとともにほぼ全長にわたり、しかもエンジン設置面よりも高さを有す るように形成したため、車体中央部に、側面視において略逆台形状の大きな箱形 水タンクのみが形成される。また、この水タンクは、その内部に長手方向のほぼ 中央に設けた幅方向を分割する補強板のみが存在する単純な構造となる。
【0018】 上記第2考案の構成によれば、上記第1考案の作用を奏するとともに、車体中 央部の前面に設けた開口部から、水タンク内を眺望して塗装することができ、ま た、補強板に設けた幅方向を連通させる連通孔により、水タンク内の空気が流動 するので塗装も早く乾燥する。
【0019】 更に、上記第3考案の構成によれば、上記第1考案又は第2考案の作用を奏す るとともに、締固め機械の駆動系を構成する油圧駆動装置の油圧モータを水タン クの上部以外に設けたので、水タンク上部の駆動系が無い部分にも水タンクを形 成することができる。
【0020】
以下、この出願に係る考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は締固め機械の一例であるタイヤローラの要部を示した図面であり、(a) は平面図,(b) は側面図である。図2は同タイヤローラの水タンク構成を示す斜 視図であり、図3は同タイヤローラの駆動系を示す装置図である。
【0021】 図1に示すように、タイヤローラRは、中央部が略箱型の車体1の前後に前タ イヤ2と後タイヤ3とを有し、車体中央部1aの上面に形成した設置面1b上に エンジン4と運転席5が配置されている。
【0022】 このタイヤローラRの車体中央部1aには、側面視において略逆台形状の大き な水タンクTが設けられている。この水タンクTは、車体中央部1aの全幅にわ たるとともにほぼ全長にわたり、しかもエンジン設置面1bよりも上方までの高 さを有するような箱形を形成している。そして、この水タンクT内には、そのほ ぼ中央の長手方向に補強板6が設けられており、この補強板6により幅方向を2 分割している。
【0023】 この水タンクTの構成は、図2の斜視図に示すように、車体中央部1aのみに 大容量のものを形成し、しかもその内部中央に補強板6を1枚のみ設けた単純な 構造にしている。そして、上記水タンクTの前面、すなわち車体中央部1aの前 面1cには、水タンク内を塗装するために、その内部が眺望できる開口部7を設 けており、特にこの実施例では、水タンクT内に人間が入って塗装作業ができる ように、大きな開口部7を左右2箇所に設けている。また、この実施例では、上 記補強板6に幅方向を連通させる連通孔6aを設けており、タンク内面を塗装し た時にタンク内の空気が流動できるように構成している。このように、タンク内 の空気が流動できるようにすれば、塗装を早く乾燥させることができる。その上 、タンク内の補強は、ほぼ中央部に設けた上記補強板6のみであるため、タンク T内面に凹凸部が少なく、塗装作業の効率化又は塗装の早期乾燥を向上させるこ とに寄与する。
【0024】 更に、この実施例では水タンクT上面の後部に開口8を設けており、この開口 8を設けることにより、上記開口部7から入った空気がこの開口8から出ること ができるため、空気の流れが直線的になり、更に塗装の早期乾燥を促進させるよ うに構成している。なお、この開口8および上記開口部7は、図示しない蓋体を 設けることにより水密構造となる。
【0025】 以上のように、この出願に係る考案の水タンクTによれば、水タンクTとして は、車体中央部1aのみに大容量で、しかも構造が単純なものを形成することが でき、また、水タンクTの前面に設けた開口部7から水タンクT内を塗装するこ とができるため、錆が発生しない水タンクTを容易に形成することが可能となる 。
【0026】 一方、上記タイヤローラRは、図3に示す装置図のように、駆動系を油圧駆動 装置Sにより構成しており、車体1の中央部の一側方にエンジン4を配置し、そ の前部に油圧ポンプ4aを配置し、後タイヤ3の上方には減速機能を有する油圧 モータ4bを配置し、これらの間を油圧配管4cにより連結している。そして、 油圧モータ4bの駆動側スプロケット4dと後タイヤ3の軸に設けられた従動側 スプロケット3aとの間にチェーン4eを張設している。そして、エンジン4の 出力により油圧ポンプ4aを駆動し、この油圧ポンプ4aからの圧油により油圧 配管4cを介して油圧モータ4bを駆動し、チェーン4eによって後タイヤ3を 駆動するように構成している。
【0027】 従って、油圧ポンプ4aと油圧モータ4bとの間は油圧配管4cのみでよいた め、車体中央部1aの後部上方には駆動系の装置が存在しないように配置するこ とができる。
【0028】 従って、上記油圧駆動装置Sでは、車体中央部1aの後部上方、つまり水タン クTの後部上方に駆動系の装置が存在しないため、水タンクTをエンジン設置面 1bよりも更に上方へ突出形成することができる。つまり、上記水タンクTの容 量を更に増加させることが容易にできる。なお、この水タンクTの後部上方には 運転席5が設けられるが、運転席5は前方視界を確保できる高さが必要であるた め、水タンクTの高さ、つまり上面をエンジン設置面1bよりも高い位置に形成 することはできる。
【0029】 上述した実施例では、締固め機械としてタイヤローラRを例に説明したが、他 の締固め機械であっても同様に構成することは可能であり、その場合には、同様 の作用効果を奏することができる。
【0030】
この出願に係る考案は、以上説明したように構成しているので、以下に記載す るような効果を奏する。
【0031】 第1考案によれば、車体内に装備する水タンクを、車体中央部に設けた大きな 箱形タンクのみで形成し、この水タンク内部も長手方向のほぼ中央に幅方向を分 割する補強板のみを設けた構造としたため、水タンク構造の単純化が可能となり 、製作効率の向上が可能となる。
【0032】 第2考案によれば、上記第1考案の効果を奏するとともに、車体中央部の前面 に設けた水タンク内を眺望する開口部から水タンク内を塗装することができるた め、錆の発生しない水タンクを構成することが可能となる。また、補強板に設け た幅方向を連通させる連通孔により、水タンク内の空気が流動するので塗料も早 く乾燥し、作業効率が良い塗装作業ができる。
【0033】 第3考案によれば、上記第1考案又は第2考案の効果を奏するとともに、締固 め機械の油圧駆動装置の油圧モータを水タンクの上部以外に設けたので、その駆 動系の無い部位へも水タンクを更に大きく形成することができるため、更に大容 量の単一水タンクを形成することができる。
【図1】この出願に係る考案の一実施例であるタイヤロ
ーラの要部を示す図面であり、(a) は平面図、(b) は側
面図である。
ーラの要部を示す図面であり、(a) は平面図、(b) は側
面図である。
【図2】図1のタイヤローラの水タンク構成を示す斜視
図である。
図である。
【図3】図1のタイヤローラの駆動系を示す装置図であ
る。
る。
【図4】従来のタイヤローラの要部を示す図面であり、
(a) は平面図、(b) は側面図である。
(a) は平面図、(b) は側面図である。
【図5】図4のタイヤローラの水タンク構成を示す斜視
図である。
図である。
【図6】図4のタイヤローラの駆動系を示す装置図であ
る。
る。
1…車体 1a…車体中央部 1b…設置面 1c…前面 2…前タイヤ 3…後タイヤ 4…エンジン 4a…油圧ポンプ 4b…油圧モータ 4c…油圧配管 5…運転席 6…補強板 6a…連通孔 7…開口部 8…開口 R…タイヤローラ T…水タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 平山 毅 兵庫県加古郡稲美町岡2680番地 川崎重工 業株式会社播州工場内 (72)考案者 西川 浩史 兵庫県加古郡稲美町岡2680番地 川崎重工 業株式会社播州工場内 (72)考案者 田中 忠一 兵庫県加古郡稲美町岡2680番地 川崎重工 業株式会社播州工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 締固め機械の車体内に装備する水タンク
であって、前記車体中央部の全幅にわたるとともにほぼ
全長にわたり、しかもエンジン設置面よりも高さを有す
る水タンクのみを形成し、該水タンク内の長手方向のほ
ぼ中央に幅方向を分割する補強板を設けたことを特徴と
する締固め機械の水タンク構造。 - 【請求項2】 車体中央部の前面に水タンク内を眺望す
る開口部を設け、補強板に幅方向を連通させる連通孔を
設け、前記開口部から水タンク内を塗装したことを特徴
とする請求項1記載の締固め機械の水タンク構造。 - 【請求項3】 締固め機械の駆動系を油圧駆動装置によ
り構成し、該油圧駆動装置の油圧モータを水タンクの上
部以外に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2
記載の締固め機械の水タンク構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993070260U JP2573799Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 締固め機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993070260U JP2573799Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 締固め機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742366U true JPH0742366U (ja) | 1995-08-04 |
| JP2573799Y2 JP2573799Y2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=13426399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993070260U Expired - Lifetime JP2573799Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 締固め機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2573799Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6244908U (ja) * | 1985-09-04 | 1987-03-18 | ||
| JPH0547007U (ja) * | 1991-11-25 | 1993-06-22 | 酒井重工業株式会社 | タイヤローラの散水タンク構造 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP1993070260U patent/JP2573799Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6244908U (ja) * | 1985-09-04 | 1987-03-18 | ||
| JPH0547007U (ja) * | 1991-11-25 | 1993-06-22 | 酒井重工業株式会社 | タイヤローラの散水タンク構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2573799Y2 (ja) | 1998-06-04 |
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