JPH074238A - エンジンの排気装置 - Google Patents

エンジンの排気装置

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JPH074238A
JPH074238A JP16956393A JP16956393A JPH074238A JP H074238 A JPH074238 A JP H074238A JP 16956393 A JP16956393 A JP 16956393A JP 16956393 A JP16956393 A JP 16956393A JP H074238 A JPH074238 A JP H074238A
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exhaust manifold
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shim
stud
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Yoshimichi Tanaka
義道 田中
Takeshi Tsuchida
剛 土田
Michinobu Ikeda
道信 池田
Kazunari Hiraoka
一成 平岡
Shinji Yoshida
慎治 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダヘッド側のスタッドボルトに嵌挿す
る排気マニホールドの取付穴を加工が容易で面圧の均一
化が容易な真円形状としながら、排気マニホールドの取
付位置精度の確保と熱伸縮時の取付穴とスタッドボルト
との干渉の防止を両立させる。 【構成】 排気マニホールド1の各取付穴3をいずれも
真円形状で熱伸縮時にスタッドボルト4との干渉を防止
できる大きさとする。この排気マニホールド1は各取付
穴3をスタッドボルト4に嵌挿しナット締結によってシ
リンダヘッドに取り付け、その際上部2ケ所の取付穴3
とスタッドボルト4の上部との間に、センタリング用の
シム部材としてガスケットの一部を折り曲げたシム部7
aを介在させる。シム部材は、センタリング用のシム部
と排気マニホールドの周縁に嵌合する回り止め部を備え
たセンタリングワッシャとしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの排気装置、特
にシリンダヘッドに取り付ける排気マニホールドの取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの排気マニホールドは一般にシ
リンダヘッドに対しボルトで取り付ける。実開平2ー1
12928号公報にはそのようなボルトによる排気マニ
ホールド取付構造の一例が示されている。また、排気マ
ニホールドをボルトによりシリンダヘッドに取り付ける
場合に、シリンダヘッドに複数のスタッドボルトを植立
し、そのスタッドボルトに排気マニホールドの取付穴を
嵌挿してナット締結により排気マニホールドを取り付け
る場合があるが、その場合に、取付穴の径が小さいと排
気マニホールドが熱伸縮したときに取付穴とスタッドボ
ルトが干渉しスタッドボルトに過大な曲げ応力が作用し
てボルト折損やガス洩れに至ることがあり、また、取付
穴を径の大きい所謂バカ穴にすると、組み付けるときに
ガスケットをも含めて位置ずれが生じ、また、排気マニ
ホールドが自重により下がり、結局は取付穴とスタッド
ボルトの間の横隙がなくなって、やはり熱伸縮により取
付穴とスタッドボルトが干渉を起こす。そこで、このよ
うなスタッドボルトによる排気マニホールドの取付構造
の場合に、取付位置精度を確保しつつ熱伸縮に対する拘
束を緩和できるよう、位置決め用の特定の取付穴、例え
ば上側2ケ所をスタッドボルトに対し横方向に間隙を形
成する長穴とし、残りの取付穴はバカ穴に形成したもの
が従来から多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】排気マニホールドの例
えば上側2ケ所の取付穴を長穴にすれば上記のように取
付位置精度を確保しつつ熱伸縮に対する拘束を緩和する
ことが可能であるが、長穴加工は真円加工に比べて加工
が難しいためコスト高となり、また、ナット締結による
面圧が取付穴の周りに均一に作用しないためにガス洩が
生じやすいという問題があった。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、シリンダヘッド側のスタッドボルトに
嵌挿する排気マニホールドの取付穴を加工が容易で面圧
の均一化が容易な真円形状としながら、排気マニホール
ドの取付位置精度の確保と熱伸縮時の取付穴とスタッド
ボルトとの干渉の防止を両立させることができるように
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はエンジンの排気
装置に係り、エンジンのシリンダヘッドに複数のスタッ
ドボルトを植立し、これらスタッドボルトに排気マニホ
ールドの取付穴を嵌挿してナット締結により排気マニホ
ールドをシリンダヘッドに取り付けるものにおいて排気
マニホールドの取付穴をスタッドボルトより所定寸法だ
け径の大きい真円形状とするとともに、複数の取付穴の
内の少なくとも一部に対し該取付穴と前記スタッドボル
トの上部との間にセンタリング用のシム部材を介在させ
たことを特徴とする。
【0006】シム部材は、排気マニホールドとシリンダ
ヘッドの間に配設されるガスケットの一部を折り曲げて
形成したものとすることができる。
【0007】シム部材は、また、ナット締結面に介設す
るワッシャ状部材であって、内径側にセンタリング用の
シム部が形成され、外径側に排気マニホールドの周縁に
嵌合する回り止め部が形成されたものとしてもよい。
【0008】
【作用】本発明によれば、排気マニホールドはシリンダ
ヘッドに植立された複数のスタッドボルトに取付穴が嵌
挿され、ナット締結によって取り付けられる。その際、
排気マニホールドとシリンダヘッドの間のガスケットの
一部として、あるいはシム部と回り止め部を有するワッ
シャ状の別部材としてセンタリング用のシム部材が形成
され、それが少なくとも一部の取付穴とスタットボルト
の上部との間に介在し、それによりセンタリングがなさ
れて組み付け時の排気マニホールドの下方への位置ずれ
が防止され、また、自重で排気マニホールドが下がるの
が防止される。そして、このようにして取付位置精度が
確保されながら、各取付穴にスタットボルトに対する横
方向の間隙が確保され、この間隙によって熱伸縮に対す
る拘束が緩和される。また、取付穴が全て真円形状であ
るため、加工が容易で低コストとなり、また、ナット締
結による面圧を均一にできる。
【0009】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の実施例1に係る排気マニホー
ルドの正面図、図2は同排気マニホールドの取付構造を
一部断面で示す左側面図である。図において、1は排気
マニホールド、2はシリンダヘッドを示す。
【0010】この実施例の排気マニホールド1は、4気
筒エンジンの隣接する二つの気筒の排気ポートに接続す
る通路部分を集合し、さらに左右集合通路を中央で一つ
に集合させた所謂デュアルタイプのものであって、シリ
ンダヘッド2に対する取付部は左右のフランジ1a,1
bによって構成されている。そして、各フランジ1a,
1bにはそれぞれ上部1ケ所と下部2ケ所に取付穴3が
形成されている。これら取付穴3は、マニホールド全体
で見ると上部では2ケ所の取付穴3が左右対称で、下部
では4ケ所の取付穴3が略対称に配置されたものとなっ
ている。一方、シリンダヘッド2には排気マニホールド
1の各取付穴3に対向する位置にスタッドボルト4が植
立されている。ここで、排気マニホールド1の各取付穴
3は、いずれも真円形状であって、熱伸縮時にスタッド
ボルト4との干渉を防止できる程度にスタッドボルト4
に対し径が大きいものとされている。
【0011】上記排気マニホールド1は各取付穴3をス
タッドボルト4に嵌挿しナット5を締結することによっ
てシリンダヘッド2に取り付けられる。また、その際、
シリンダヘッド2と排気マニホールド1の合わせ面には
2枚のガスケット6,7が介設され共締めされる。そし
て、その内の排気マニホールド1側のガスケット7に
は、排気マニホールド1の上部2ケ所の取付穴3に対応
する部分に図3に示すようなシム部7aが形成されてい
る。このシム部7aは、ガスケット7のボルト貫通穴7
bの内径上部に形成された舌片部分を直角に折り曲げた
ものであって、このガスケット7をシリンダヘッド2に
装着したときにシム部7aがスタッドボルト4の上部に
接し、そして、排気マニホールド1を組み付けたときに
シム部7aが取付穴3とスタッドボルト4の上部と隙間
を詰める形となる。なお、各ナット5はワッシャ8を介
して締結される。
【0012】このようにしてガスケット7の一部により
形成されたシム部7aが上部2ケ所において取付穴3と
スタッドボルト4の上部との間に介在することによっ
て、排気マニホールド1は各取付穴3がスタッドボルト
4に対してセンタリングされ、それでいて、熱伸縮に対
する拘束が緩和される。また、取付穴が全て真円形状で
あるため、ナット締結時の面圧が均一になる。
【0013】実施例2.図4は本発明の実施例2に係る
排気マニホールドおよびセンタリングワッシャの組み合
わせを示す部分正面図、図5は同排気マニホールドの取
付構造を一部断面で示す左側面図である。
【0014】この実施例において、排気マニホールド1
自体は先の図1のものと同様のものであって、上部2ケ
所と下部4ケ所に同様の配置で取付穴3が設けられてい
る。また、シリンダヘッド2にはやはりスタッドボルト
4が植立されている。そして、排気マニホールド1の各
取付穴3は、いずれも真円形状で、やはり熱伸縮時にス
タッドボルト4との干渉を防止できる程度の大きさとさ
れている。
【0015】上記排気マニホールド1は各取付穴3をス
タッドボルト4に嵌挿しやはりナット5を締結すること
によってシリンダヘッド2に取り付けられ、その際、シ
リンダヘッド2と排気マニホールド1の合わせ面にはい
ずれも平板状の2枚のガスケット6,7が介設され共締
めされる。また、この実施例では、排気マニホールド1
の上部2ケ所の取付穴3に対しては、ナット締結面に通
常のワッシャ8に加えてセンタリング用のワッシャ状部
材(センタリングワッシャと呼ぶ)9が介設されてい
る。このセンタリングワッシャ9は、図6に示すように
ボルト貫通穴9cの内径上部に形成された舌片部分を直
角に折り曲げてシム部9aとし、また、外径上部に上記
シム部9aと同側で排気マニホールド1の周縁と嵌合す
る回り止め部9bを形成したものであって、該センタリ
ングワッシャ9を介してナット5を締結したときにシム
部9aが取付穴3とスタッドボルト4の上部との隙間を
詰める形となり、それにより、先の実施例1の場合と同
様排気マニホールド1は各取付穴3がスタッドボルト4
に対してセンタリングされるとともに、熱伸縮に対する
拘束が緩和され、また、取付穴が全て真円形状であるこ
とによってナット締結時の面圧が均一になる。センタリ
ングワッシャ9には上記のように排気マニホールド1の
周縁と嵌合する回り止め部9bが設けられており、それ
により、ナット締結時の共回りが防止される。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、シリンダヘッド側のスタッドボルトに嵌挿する排気
マニホールドの取付穴を真円形状として加工の容易性お
よびナット締結時の面圧の均一性を確保しつつ、排気マ
ニホールド組み付け時のセンタリングの確保と熱伸縮時
の取付穴とスタッドボルトとの干渉防止を両立させるよ
うにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る排気マニホールドの正
面図
【図2】本発明の実施例1に係る排気マニホールドの取
付構造を一部断面で示す左側面図
【図3】本発明の実施例1に係るシム部を形成するガス
ケットの部分斜視図
【図4】本発明の実施例2に係る排気マニホールドおよ
びセンタリングワッシャの組み合わせを示す部分正面図
【図5】本発明の実施例2に係る排気マニホールドの取
付構造を一部断面で示す左側面図
【図6】本発明の実施例2に係るセンタリングワッシャ
の斜視図
【符号の説明】
1 排気マニホールド 1a,1b フランジ 2 シリンダヘッド 3 取付穴 4 スタッドボルト 5 ナット 7 ガスケット 7a シム部 9 ワッシャ部材(センタリングワッシャ) 9a シム部 9b 回り止め部
フロントページの続き (72)発明者 平岡 一成 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 吉田 慎治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ エンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのシリンダヘッドに複数のスタ
    ッドボルトを植立し該スタッドボルトに排気マニホール
    ドの取付穴を嵌挿してナット締結により該排気マニホー
    ルドを前記シリンダヘッドに取り付けるエンジンの排気
    装置において、前記排気マニホールドの取付穴を前記ス
    タッドボルトより所定寸法だけ径の大きい真円形状とす
    るとともに、複数の取付穴の内の少なくとも一部に対し
    該取付穴と前記スタッドボルトの上部との間にセンタリ
    ング用のシム部材を介在させたことを特徴とするエンジ
    ンの排気装置。
  2. 【請求項2】 前記シム部材は排気マニホールドとシリ
    ンダヘッドの間に配設されるガスケットの一部を折り曲
    げて形成したものである請求項1記載のエンジンの排気
    装置。
  3. 【請求項3】 前記シム部材は、ナット締結面に介設す
    るワッシャ状部材であって、内径側にセンタリング用の
    シム部が形成され、外径側に排気マニホールドの周縁に
    嵌合する回り止め部が形成されたものである請求項1記
    載のエンジンの排気装置。
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FR2777320A1 (fr) * 1998-04-09 1999-10-15 Renault Collecteur d'echappement pour moteur a combustion interne
US9168933B2 (en) 2011-12-19 2015-10-27 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Railway vehicle steering truck

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