JPH0742468B2 - タービン油組成物 - Google Patents
タービン油組成物Info
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- JPH0742468B2 JPH0742468B2 JP1154100A JP15410089A JPH0742468B2 JP H0742468 B2 JPH0742468 B2 JP H0742468B2 JP 1154100 A JP1154100 A JP 1154100A JP 15410089 A JP15410089 A JP 15410089A JP H0742468 B2 JPH0742468 B2 JP H0742468B2
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- turbine oil
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Description
詳しくは使用期間が著しく長く、しかも酸化安定性及び
色安定性に優れるタービン油組成物に関する。
換で使用される潤滑油であるので高い酸化安定性、抗乳
化性、消泡性、さび止め性、耐腐食性等各種の性能が要
求されている。これらの要求を満足させるため添加ター
ビン油(JIS K 2213)が開発されて使用されてきた。こ
の添加タービン油の場合、精製された鉱油を基油にし各
種の添加剤を添加することが必要である。しかし、近年
の超大型蒸気タービンの開発に伴なって、従来以上の過
酷な使用条件に耐えるタービン油の必要性が高まってお
り、特に高度の酸化安定性が要求されるようになってき
ている。従来はJIS K 2514に規定されているタービン油
酸化安定度試験で1000時間経過後の酸価が1.0mgKOH/g以
下であれば良いとされているが、最近の情勢では2000お
よび2500時間に酸価が1.0mgKOH/g以下であるようなター
ビン油が一般的になってきた。
め、通常極めて高度に精製した基油に酸化防止剤として
2,6−ジターシャリーブチル−4−メチルフェノール
(以下DBPCと略す。)を配合したものが使用されてい
る。さらに特公昭59−25834にはこれらにトリ−p−ト
リルフォスフェートとを添加したものが開示されてい
る。
去、油の外部リーク防止および油へ混入した冷却用水素
を脱気するためオイルタンクが減圧下にさらされる場合
があり、この場合、従来の酸化防止剤では短期間に補油
しなければならないという問題がある。又、通常タービ
ン油の補油あるいは更油の目安としてボンベ寿命(回転
ボンベ式酸化安定度試験(JIS K 2514)結果であり、タ
ービン油の残存寿命の目安となる値。)が50〜100分以
上になるように管理されているため酸化安定度試験で2,
000〜2,500時間のものでも、比較的早期に補油を必要と
する場合がある。
うな優れた酸化安定性を有するタービン油であれば極め
て有効である。
果、ある種の選択された基油を用い、これに対し特定の
酸化防止剤を配合することにより驚くべき程長い使用寿
命を示し、したがって補油あるいは更油の期間が従来に
比し約2倍延長できる優れた酸化安定性を有し、かつ色
安定性に優れたタービン油が得られることを見い出し、
本発明を完成するに至った。
基油としさび止め剤と酸化防止剤を含んでなり、当該酸
化防止剤が2,6−ジターシャリーブチル−4−エチルフ
ェノールであることを特徴とするタービン油組成物に存
する。
製鉱油を用いる。具体的には芳香族含有量が約8%以
下、好ましくは約2〜5%の鉱油を用いるのが適当であ
る。芳香族分が多過ぎると優れた酸化防止効果が得られ
ず、少なすぎるとさびが発生し易くなる。上記条件を満
たす鉱油を得る方法は任意に選ぶことができる。例えば
原油を常圧蒸留、減圧蒸留をした後溶剤脱ろうと溶剤精
製−酸白土処理、溶剤精製−水素精製、あるいは水素化
分解とを適宜組み合わせることによって該基油を得るこ
とができ、場合によっては脱れき工程を経る必要があ
る。
るが、実際には芳香族含有量が約8%以下、好ましくは
約2〜5%であればよい。一般に潤滑油基油中には種々
の成分、例えば飽和炭化水素、さらに微量成分として硫
黄化合物、窒素化合物が含まれる。通常、タービン油の
基油のように比較的分子量の高い留分中の組成は、個々
の化合物を分析することは不可能で、実用上は組成のタ
イプ分析を行うことにより組成を決定している。タイプ
分析の方法としては種々の方法があるが液体クロマト分
析を採用することが好ましく、この方法により飽和炭化
水素成分、芳香族炭化水素成分および樹脂分に分別する
ことができる。本発明における基油はこの液体クロマト
分析により芳香族含有量が約8%以下、好ましくは約2
〜5%であることが必要である。液体クロマト分析は次
のように行われる。
しておき、試料油を秤量し、試料油と等量のn−ヘプタ
ンで希釈して吸着管に注入する。
ルを順次加えて吸着管の下部に押し流す。シリカゲルに
対する試料油および各溶剤の吸着力の差により試料油は
各炭化水素成分に分離して溶出する。吸着管の下端から
溶出した各炭化水素成分はその溶剤を蒸発したのち秤量
する。
る。
エチルフェノールは酸化防止剤でありC16H26O(分子量:
234、融点約43℃以上)で示される淡黄白色結晶であ
る。
て得られる。この添加剤の具体例としてはスワノックス
316(丸善石油化学製)、ヨシノックス250(吉富製薬
製)等を用いることができる。添加量は好ましくは0.1
〜1.0%であり、さらに好ましくは0.2〜0.9%である。
少なすぎると効果がなく、多すぎても添加量に見合う効
果は得られない。
ことができる。好ましくはアルケニルこはく酸あるい
は、その部分エステルを用いることができる。
なわち、 ここでRは平均12〜20の炭素数をもつアルケニル基で通
常プロピレンやブデン類のオリゴマーを導入して合成さ
れる。
ルケニルこはく酸を原料としエチレンオキシド、プロピ
レンオキシド等のアルキレンオキシドあるいはエチレン
グリコール、ペンタエリスリトール等の多価アルコール
を反応させて部分エステル化したもので、好ましくはカ
ルボキシル基の50%以下のエステル化率のものが適切で
ある。添加量は0.03〜1.0%、好ましくは0.03〜0.06%
である。少なすぎると効果がなく、多過ぎると酸化防止
効果の妨げとなる。その他のさび止め剤としてはスルホ
ン酸塩、脂肪族アミン類、有機亜りん酸およびりん酸エ
ステル等がある。
含んでなり、当該酸化防止剤が2,6−ジターシャリーブ
チル−4−エチルフェノール(以下DBEPと略す。)であ
るが、更に酸化安定性を低下させない添加剤を加えるこ
とができる。例えば消泡剤としてポリアクリレート系あ
るいはシリコン系添加剤を添加することができる。さら
に極圧剤としてトリクレジルフォスフェート等のリン化
合物、金属不活性化剤としてベンゾトリアゾール誘導体
等を用いることができる。又、DBPCとDBEPとの併用使用
も可能である。
作動油、コンプレッサー油、軸受油、機械油への応用も
可能である。
酸化安定性を示す。特に、酸化による劣化速度が従来の
ものに比して約1/2程度であり、したがって、発電用タ
ービン油の補油あるいは更油期間を著しく延長すること
が可能である。
剤は、従来用いられてきたDBPCのメチル基をエチル基に
変化させたものであるが、炭素原子1個の増加により酸
化安定性が2倍も改善されるということは全く予想外の
驚くべき事実である。又、色劣化が少なく、極めて優れ
た色安定性を示す。
れらにより本発明が制約されるものではない。
ービン油を調製した。組成を第1表に示す。又、これら
調製した各試料について各種試験を実施し評価した。
した。得られた結果を第1表に示す。
ン油はいずれもタービン油酸化安定度試験で3,500時間
を越え優れた性能を有することが分った。又本発明品
は、酸化安定性が良好なばかりでなく、銅板腐食性が低
く、さび止め性、色相、消泡性、抗乳化性等についても
極めて優れた性能を有するものであることが分った。
間である1,000時間、1,500時間において試料(50g)を
採取し、その試料について回転ボンベ式酸化安定度試験
(JIS K 2514)を行い、ボンベ寿命を求め残存寿命の指
標とした。得られた結果を第2表に示す。
油酸化安定度試験の1,000時間、1,500時間においてもボ
ンベ寿命は高く、残存寿命も長い。このため、ボンベ寿
命の低下率から推定すると実施例は比較例に比べ約2倍
の補油あるいは更油期間の延長が期待出来る。
0×20×1(mm))の両者の存在下あるいは無触媒下、
1週間の試験時間における色の経時変化をみた。
本発明品は色劣化が少なく、極めて優れた色安定性を示
した。
実施例1、3……実施例5、4……比較例1、5……比
較例3である。実線は触媒存在下、破線は無触媒下であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】芳香族含有量8%以下である鉱油を基油と
しさび止め剤と酸化防止剤を含んでなり、当該酸化防止
剤が2,6−ジターシャリーブチル−4−エチルフェノー
ルであることを特徴とするタービン油組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1154100A JPH0742468B2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | タービン油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1154100A JPH0742468B2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | タービン油組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0320394A JPH0320394A (ja) | 1991-01-29 |
| JPH0742468B2 true JPH0742468B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=15576919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1154100A Expired - Lifetime JPH0742468B2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | タービン油組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742468B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5925834B2 (ja) * | 1975-10-31 | 1984-06-21 | 日石三菱株式会社 | カイリヨウサレタタ−ビンユソセイブツ |
| GB8607157D0 (en) * | 1986-03-22 | 1986-04-30 | Ciba Geigy Ag | Lubricating compositions |
-
1989
- 1989-06-16 JP JP1154100A patent/JPH0742468B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0320394A (ja) | 1991-01-29 |
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