JPH0742625B2 - スピンドルとボビンの緊嵌合解除方法 - Google Patents
スピンドルとボビンの緊嵌合解除方法Info
- Publication number
- JPH0742625B2 JPH0742625B2 JP27992988A JP27992988A JPH0742625B2 JP H0742625 B2 JPH0742625 B2 JP H0742625B2 JP 27992988 A JP27992988 A JP 27992988A JP 27992988 A JP27992988 A JP 27992988A JP H0742625 B2 JPH0742625 B2 JP H0742625B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- bobbin
- force
- tight fitting
- fork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、精紡機などのスピンドルに緊嵌合している
満ボビンの嵌合を弛めるボビンの緊嵌合解除方法に関す
る。
満ボビンの嵌合を弛めるボビンの緊嵌合解除方法に関す
る。
従来の技術 従来の緊嵌合解除方法は、スピンドルワーブ上面とボビ
ン下端との間にフォークを突込み、このフォークにより
スピンドルをこじ上げる方法が知られている(特開昭56
-7876号)。この方法ではボビン下面とスピンドルワー
ブ間にフォークの入る隙間が生じる型式のスピンドル
(スピンドルのテーパ面によりボビン内面と緊嵌合する
ベアブレードタイプのスピンドル)でないと実施できな
い。
ン下端との間にフォークを突込み、このフォークにより
スピンドルをこじ上げる方法が知られている(特開昭56
-7876号)。この方法ではボビン下面とスピンドルワー
ブ間にフォークの入る隙間が生じる型式のスピンドル
(スピンドルのテーパ面によりボビン内面と緊嵌合する
ベアブレードタイプのスピンドル)でないと実施できな
い。
一方スピンドルには、上記の他に公知のボタンチップタ
イプのものがある。これは、スピンドルの上部に、ボビ
ン内面と係合して緊嵌合状態を生じさせるチップボタン
を持つもので、通常、前記のようなベアブレードタイプ
に比べ、緊嵌合力が小さい。従って、このタイプのスピ
ンドルに対しては、従来はボビンの頂部を玉揚げ装置の
グリッパで把持し、予め緊嵌合を弛めることなくその抜
き上げ力(理想的な状態では1スピンドル当り1kgf)の
みにより抜き上げていた。
イプのものがある。これは、スピンドルの上部に、ボビ
ン内面と係合して緊嵌合状態を生じさせるチップボタン
を持つもので、通常、前記のようなベアブレードタイプ
に比べ、緊嵌合力が小さい。従って、このタイプのスピ
ンドルに対しては、従来はボビンの頂部を玉揚げ装置の
グリッパで把持し、予め緊嵌合を弛めることなくその抜
き上げ力(理想的な状態では1スピンドル当り1kgf)の
みにより抜き上げていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、こうしたボタンチップタイプのスピンドルにお
いても、残糸がボビン内周とスピンドル間にあって食い
込んでしまった場合、ボビンがペーパーチューブで老朽
化している場合などは前記の抜き上げ力よりもかなり大
きな抜き上げ力を要することがある。このようなボタン
チップタイプのスピンドルでは、ボビン下端はそれとほ
ぼ同じ外径のスピンドル基部に載置され、ボビン下面と
スピンドル基部との間に、従来技術で述べたようなフォ
ークの入る隙間がないので、前記のような従来技術のよ
うな方法は使用できない。抜き上げ力を強くすれば、問
題は解決されるが、その抜き上げ動作を生じさせる抜き
上げ駆動源の出力を大きくする必要があり、玉揚げ装置
が大型化し、高価になる問題がある。
いても、残糸がボビン内周とスピンドル間にあって食い
込んでしまった場合、ボビンがペーパーチューブで老朽
化している場合などは前記の抜き上げ力よりもかなり大
きな抜き上げ力を要することがある。このようなボタン
チップタイプのスピンドルでは、ボビン下端はそれとほ
ぼ同じ外径のスピンドル基部に載置され、ボビン下面と
スピンドル基部との間に、従来技術で述べたようなフォ
ークの入る隙間がないので、前記のような従来技術のよ
うな方法は使用できない。抜き上げ力を強くすれば、問
題は解決されるが、その抜き上げ動作を生じさせる抜き
上げ駆動源の出力を大きくする必要があり、玉揚げ装置
が大型化し、高価になる問題がある。
この発明の課題は、駆動源からグリッパに到る駆動系に
は必ず摩擦損失が存在することに注目し、駆動源を大型
化することなく、ボビンとスピンドルの嵌合力を解除す
る力を、従来より大きくすることのできる緊嵌合解除方
法を提供することにある。
は必ず摩擦損失が存在することに注目し、駆動源を大型
化することなく、ボビンとスピンドルの嵌合力を解除す
る力を、従来より大きくすることのできる緊嵌合解除方
法を提供することにある。
課題を解決するための手段 この発明は、紡機のスピンドルに緊嵌合したボビンの緊
嵌合解除方法において、ボビンをスピンドルと共に抜き
上げ方向へ移動させた後、スピンドルのみを下方に移動
させることを特徴とする。
嵌合解除方法において、ボビンをスピンドルと共に抜き
上げ方向へ移動させた後、スピンドルのみを下方に移動
させることを特徴とする。
作用 前記によれば、ボビンをスピンドルと共に抜き上げ方向
に移動させ、その状態でスピンドルを下方に移動させ
る。このとき、緊嵌合力を解除する力は、抜き上げ駆動
源の出力に伝達系の摩擦損失による力が加えられた大き
さまでかけることができ、抜き上げ駆動源を大きくしな
いでも、解除する力を従来より大きくかけることができ
る。
に移動させ、その状態でスピンドルを下方に移動させ
る。このとき、緊嵌合力を解除する力は、抜き上げ駆動
源の出力に伝達系の摩擦損失による力が加えられた大き
さまでかけることができ、抜き上げ駆動源を大きくしな
いでも、解除する力を従来より大きくかけることができ
る。
実施例 第1図において精紡機のスピンドルレール1にボタンチ
ップタイプのスピンドル2が上方に浮き上がるように支
持してある。このスピンドル2は、上部にボビン3の内
周と摩擦嵌合して緊嵌合状態とする公知のチップボタン
4を備えている。スピンドル2の基部にはボビン3の下
端部の外径と同じ外径の載置部2aとその下方のスピンド
ルブレード5とを備え、スピンドルブレード5の上下の
鍔5a、5bとの間には、スピンドル回転用の駆動ベルト6
が掛けてある。スピンドルブレード5の下側の鍔5bの上
方には、スピンドルレール1に固着したオートラック7
が所定の距離をおいて位置している。このオートフック
7はボビンを抜き上げるときに鍔5bと係合して、スピン
ドル2をそれ以上上方へ移動しないようにするものであ
る。
ップタイプのスピンドル2が上方に浮き上がるように支
持してある。このスピンドル2は、上部にボビン3の内
周と摩擦嵌合して緊嵌合状態とする公知のチップボタン
4を備えている。スピンドル2の基部にはボビン3の下
端部の外径と同じ外径の載置部2aとその下方のスピンド
ルブレード5とを備え、スピンドルブレード5の上下の
鍔5a、5bとの間には、スピンドル回転用の駆動ベルト6
が掛けてある。スピンドルブレード5の下側の鍔5bの上
方には、スピンドルレール1に固着したオートラック7
が所定の距離をおいて位置している。このオートフック
7はボビンを抜き上げるときに鍔5bと係合して、スピン
ドル2をそれ以上上方へ移動しないようにするものであ
る。
次にボビン3の頂部を掴むグリッパ11は、第3図のよう
にボビン3に対応する一対の把持アーム12を玉揚げバー
13に回動自在に支持して構成されている。把持アーム12
は互いにセクタギヤ14で噛み合わされ、一方の把持アー
ム12の一端に接続したシリンダ15のピストンロッド15a
の前後動により把持アーム12が開閉し、ボビン3の頂部
を把持するようになっている。この把持力は、ボビン3
とスピンドル2との間の緊嵌合力を解除するのに十分な
解除力がボビン3に生じても把持が保持されるような大
きさに設定してある。そして、このグリッパ11の玉揚げ
バー13は、例えば特公昭59-611号に開示のシリンダとチ
ェンの組合せによる、公知の上下動機構に連結され、所
定の抜き上げ力でボビン3を上方へ抜き上げるようにし
てある。
にボビン3に対応する一対の把持アーム12を玉揚げバー
13に回動自在に支持して構成されている。把持アーム12
は互いにセクタギヤ14で噛み合わされ、一方の把持アー
ム12の一端に接続したシリンダ15のピストンロッド15a
の前後動により把持アーム12が開閉し、ボビン3の頂部
を把持するようになっている。この把持力は、ボビン3
とスピンドル2との間の緊嵌合力を解除するのに十分な
解除力がボビン3に生じても把持が保持されるような大
きさに設定してある。そして、このグリッパ11の玉揚げ
バー13は、例えば特公昭59-611号に開示のシリンダとチ
ェンの組合せによる、公知の上下動機構に連結され、所
定の抜き上げ力でボビン3を上方へ抜き上げるようにし
てある。
次に、緊嵌合解除装置20において、移動式の玉揚機本体
の機枠21に左右にわたって支持軸22が回動自在に支持し
てある。機枠21の左右では、一部を除いて同一構成なの
で、第2図の右側について説明する。機枠21に一端を揺
動自在に結合した駆動シリンダ23のピストンロッド23a
に、支持軸22に楔着連結した揺動部材24の入力レバー24
aの先端が回動自在にピン連結してある。揺動部材24の
出力レバー24bは、連結部材25を介して揺動レバー26の
一端にピン連結してある。揺動レバー26は、中央が機枠
21に回動自在に支持されている。他端には回動するロー
ラ27が連結されている。
の機枠21に左右にわたって支持軸22が回動自在に支持し
てある。機枠21の左右では、一部を除いて同一構成なの
で、第2図の右側について説明する。機枠21に一端を揺
動自在に結合した駆動シリンダ23のピストンロッド23a
に、支持軸22に楔着連結した揺動部材24の入力レバー24
aの先端が回動自在にピン連結してある。揺動部材24の
出力レバー24bは、連結部材25を介して揺動レバー26の
一端にピン連結してある。揺動レバー26は、中央が機枠
21に回動自在に支持されている。他端には回動するロー
ラ27が連結されている。
駆動シリンダ23より精紡機側には、メインロッド30が揺
動可能に支持してある。このメインロッド30にはスライ
ドメタル31が軸方向に摺動自在に嵌装してあり、メイン
ロッド30の中間に固着した受け部材32との間にばね33が
介装されて、スライドメタル31を下方に付勢している。
メインロッド30の先端にはナット34が螺合され、これに
スライドメタル31の下端が前記ばね力により当接してい
る。スライドメタル31は背面に上下方向の案内溝35aを
形成したガイド部材35が連結され、前面にはフォークブ
ラケット36が固着してある。ガイド部材35の案内溝35a
には、前記揺動レバー26先端のローラ27が転動可能に嵌
入してある。フォークブラケット36は、L字状の本体36
aから下方に脚部36bが伸び、本体36aにはフォーク支持
バー37の左端の接続部38がピン39により揺動自在に支持
してある。接続部38には下方に脚部38aが突出され、こ
の脚部38aには、前記フォークブラケット36の脚部36bの
貫通穴36cを通したストッパボルト40がねじ込まれ、ス
トッパボルト40の先端が脚部38aから精紡機側へ突出し
ている。ストッパボルト40は緩み止めナット41で脚部38
aに固定してある。そして、脚部36b、38a間にはばね42
が介装され、両者が互いに離れる方向に付勢してある。
フォーク支持バー37はスピンドルの押し下げ用のフオー
ク43を一体に備え、このフォーク43は第 図に示すよう
に、スピンドル2の下側の鍔5bと係合させるため、スピ
ンドル2の駆動ベルト44を避けるようにベルト44の右側
または左側において、スピンドル側へ突出されている。
フォーク43の先端は、浮き上がったスピンドル2の下側
の鍔5b上面と容易に係合するように面取りが施してあ
る。また、フォーク43の右又は左にはスピンドル2の上
側の鍔5aの外周に案内されるガイド45が突設され、移動
式の玉揚げ機の停止精度がさほど高くなくても、このガ
イド45によりフォーク43がスピンドル2のスピンドルブ
レード5と確実に対向し、上下の鍔5a,5b間に位置する
ようにしてある。なお、第2図の左側では、駆動シリン
ダ23から揺動部材24の入力レバー24aに至る駆動機構が
ないことを除き、右側と同一である。
動可能に支持してある。このメインロッド30にはスライ
ドメタル31が軸方向に摺動自在に嵌装してあり、メイン
ロッド30の中間に固着した受け部材32との間にばね33が
介装されて、スライドメタル31を下方に付勢している。
メインロッド30の先端にはナット34が螺合され、これに
スライドメタル31の下端が前記ばね力により当接してい
る。スライドメタル31は背面に上下方向の案内溝35aを
形成したガイド部材35が連結され、前面にはフォークブ
ラケット36が固着してある。ガイド部材35の案内溝35a
には、前記揺動レバー26先端のローラ27が転動可能に嵌
入してある。フォークブラケット36は、L字状の本体36
aから下方に脚部36bが伸び、本体36aにはフォーク支持
バー37の左端の接続部38がピン39により揺動自在に支持
してある。接続部38には下方に脚部38aが突出され、こ
の脚部38aには、前記フォークブラケット36の脚部36bの
貫通穴36cを通したストッパボルト40がねじ込まれ、ス
トッパボルト40の先端が脚部38aから精紡機側へ突出し
ている。ストッパボルト40は緩み止めナット41で脚部38
aに固定してある。そして、脚部36b、38a間にはばね42
が介装され、両者が互いに離れる方向に付勢してある。
フォーク支持バー37はスピンドルの押し下げ用のフオー
ク43を一体に備え、このフォーク43は第 図に示すよう
に、スピンドル2の下側の鍔5bと係合させるため、スピ
ンドル2の駆動ベルト44を避けるようにベルト44の右側
または左側において、スピンドル側へ突出されている。
フォーク43の先端は、浮き上がったスピンドル2の下側
の鍔5b上面と容易に係合するように面取りが施してあ
る。また、フォーク43の右又は左にはスピンドル2の上
側の鍔5aの外周に案内されるガイド45が突設され、移動
式の玉揚げ機の停止精度がさほど高くなくても、このガ
イド45によりフォーク43がスピンドル2のスピンドルブ
レード5と確実に対向し、上下の鍔5a,5b間に位置する
ようにしてある。なお、第2図の左側では、駆動シリン
ダ23から揺動部材24の入力レバー24aに至る駆動機構が
ないことを除き、右側と同一である。
このような構成によれば、満ボビン3を抜き上げると
き、まず、グリッパ11の把持アーム13が閉じて、満ボビ
ン3の頂部をつかむ。次いで、玉揚げバー13を公知の上
下動機構で上方へ移動させる。いま、チップボタン4に
よる緊嵌合力の他に、残糸がスピンドル2の外周とボビ
ン内周間に噛み込んでいる場合について説明する。抜き
上げ力は、チップボタン4のみによる緊嵌合力を解除す
る大きさに設定してあるので、満ボビン3の上昇移動と
共に、スピンドル2が上方へ移動し、その下側の鍔5b上
面がオートフック7と係合してグリッパ11の上方移動が
阻止されたまま、グリッパ11は満ボビン3を上方へ抜き
上げ状態を保つ。このとき、オートフック7には、グリ
ッパ11による抜き上げ力のみが作用し、それ以上の力は
かからない。このグリップ11の引き上げ動作に僅か遅れ
て、駆動シリンダ23が第1図に2点鎖線で示す前進端か
ら引き込まれ、これにより、揺動部材24が反時計方向に
揺動し、揺動レバー26を2点鎖線で示す待機位置から時
計方向に揺動させる。すると、ローラ27が案内溝35aを
下方へ転動し、スライドメタル31をメインロッド30の支
持点を中心に揺動させる。この揺動の途中で、フォーク
43がスピンドルブレード5の上下の鍔5a,5b間に入り込
み、ストッパボルト40の先端がスピンドルレール1の前
面と当接する。その後の揺動でピン39の位置がストッパ
ボルト40の先端がスピンドルレール1の前面と当接した
時よりも上方へ移動し、その結果、ストッパボルト40の
先端部をてこの中心としてフォーク43の先端を下方へ移
動させ、浮き上がっていたスピンドルブレード5の下側
の鍔5bと当接してこれを押し下げる。このとき、フォー
ク43によって下向きに加えることのできる嵌合力の解除
力は、抜き上げ駆動源が作動している状態において、解
除力から抜き上げ伝達系の摩擦損失を減じたものが、抜
き上げ駆動源の出力とつり合う大きさまでかけることが
できるので、結局、解除力は、極めて大きなものにでき
ることになる。尚、フォーク43の変位により、スピンド
ル2がスピンドルレール1上に載置されたとき、鍔5bに
不要な押し下げ力がかからないように、メインロッド30
の前進端位置が設定してあるが、メインロッド30の揺動
のばらつきにより、余分な押し下げ力がかかる場合に
は、ばね33に抗してスライドメタル31が上方へ移動し、
スピンドル2の破損を防止する。
き、まず、グリッパ11の把持アーム13が閉じて、満ボビ
ン3の頂部をつかむ。次いで、玉揚げバー13を公知の上
下動機構で上方へ移動させる。いま、チップボタン4に
よる緊嵌合力の他に、残糸がスピンドル2の外周とボビ
ン内周間に噛み込んでいる場合について説明する。抜き
上げ力は、チップボタン4のみによる緊嵌合力を解除す
る大きさに設定してあるので、満ボビン3の上昇移動と
共に、スピンドル2が上方へ移動し、その下側の鍔5b上
面がオートフック7と係合してグリッパ11の上方移動が
阻止されたまま、グリッパ11は満ボビン3を上方へ抜き
上げ状態を保つ。このとき、オートフック7には、グリ
ッパ11による抜き上げ力のみが作用し、それ以上の力は
かからない。このグリップ11の引き上げ動作に僅か遅れ
て、駆動シリンダ23が第1図に2点鎖線で示す前進端か
ら引き込まれ、これにより、揺動部材24が反時計方向に
揺動し、揺動レバー26を2点鎖線で示す待機位置から時
計方向に揺動させる。すると、ローラ27が案内溝35aを
下方へ転動し、スライドメタル31をメインロッド30の支
持点を中心に揺動させる。この揺動の途中で、フォーク
43がスピンドルブレード5の上下の鍔5a,5b間に入り込
み、ストッパボルト40の先端がスピンドルレール1の前
面と当接する。その後の揺動でピン39の位置がストッパ
ボルト40の先端がスピンドルレール1の前面と当接した
時よりも上方へ移動し、その結果、ストッパボルト40の
先端部をてこの中心としてフォーク43の先端を下方へ移
動させ、浮き上がっていたスピンドルブレード5の下側
の鍔5bと当接してこれを押し下げる。このとき、フォー
ク43によって下向きに加えることのできる嵌合力の解除
力は、抜き上げ駆動源が作動している状態において、解
除力から抜き上げ伝達系の摩擦損失を減じたものが、抜
き上げ駆動源の出力とつり合う大きさまでかけることが
できるので、結局、解除力は、極めて大きなものにでき
ることになる。尚、フォーク43の変位により、スピンド
ル2がスピンドルレール1上に載置されたとき、鍔5bに
不要な押し下げ力がかからないように、メインロッド30
の前進端位置が設定してあるが、メインロッド30の揺動
のばらつきにより、余分な押し下げ力がかかる場合に
は、ばね33に抗してスライドメタル31が上方へ移動し、
スピンドル2の破損を防止する。
この抜き上げ動作時に、玉揚げを実施する満ボビン全て
において、残糸による余分な緊嵌合力が無い場合には、
抜き上げ力のみで満ボビン3が抜き上げられる。このと
き、フォーク43はスピンドルブレード5の上下の鍔5a,5
b間に突込み、下方へ揺動するが、この場合、スピンド
ル2には下向きの解除力は格別作用しないことになる。
において、残糸による余分な緊嵌合力が無い場合には、
抜き上げ力のみで満ボビン3が抜き上げられる。このと
き、フォーク43はスピンドルブレード5の上下の鍔5a,5
b間に突込み、下方へ揺動するが、この場合、スピンド
ル2には下向きの解除力は格別作用しないことになる。
この実施例では、フォークを下方へてこの作用で移動さ
せるようにした機構で説明したが、これに限らず、スピ
ンドルブレードに水平に突っ込むフォークの先端が楔に
してあり、この楔により、浮き上がったスピンドルブレ
ードの下側の鍔の上面と係合してスピンドルを下方へ移
動させても良い。
せるようにした機構で説明したが、これに限らず、スピ
ンドルブレードに水平に突っ込むフォークの先端が楔に
してあり、この楔により、浮き上がったスピンドルブレ
ードの下側の鍔の上面と係合してスピンドルを下方へ移
動させても良い。
発明の効果 以上のようにこの発明の緊嵌合解除方法によれば、ボビ
ンをスピンドルと共に抜き上げ方向に移動させ、その状
態でスピンドルを下方に移動させる。このとき、緊嵌合
力を解除する力は、抜き上げ駆動源の出力に伝達系の摩
擦損失による力が加えられた大きさまで大きくでき、そ
の結果として、抜き上げ駆動源を大きくしないでも、解
除する力を従来より大きくできる。しかも、一旦持ち上
げたスピンドルを下方に移動させるようにしたので、ス
ピンドルブレードの下側の鍔を押し下げるようにするこ
とにより、ボタンチップタイプのスピンドルの緊嵌合を
外すこともでき、しかも、オートフックに作用する荷重
を小さく押えることができる。
ンをスピンドルと共に抜き上げ方向に移動させ、その状
態でスピンドルを下方に移動させる。このとき、緊嵌合
力を解除する力は、抜き上げ駆動源の出力に伝達系の摩
擦損失による力が加えられた大きさまで大きくでき、そ
の結果として、抜き上げ駆動源を大きくしないでも、解
除する力を従来より大きくできる。しかも、一旦持ち上
げたスピンドルを下方に移動させるようにしたので、ス
ピンドルブレードの下側の鍔を押し下げるようにするこ
とにより、ボタンチップタイプのスピンドルの緊嵌合を
外すこともでき、しかも、オートフックに作用する荷重
を小さく押えることができる。
第1図は第2図のI−I断面図で緊嵌合を解除した状態
を示す図、第2図は第1図のII-II線図、第3図はグリ
ッパの拡大平面図である。 1……スピンドルレール、2……スピンドル、3……満
ボビン、5a……鍔、11……グリッパ、43……フォーク
を示す図、第2図は第1図のII-II線図、第3図はグリ
ッパの拡大平面図である。 1……スピンドルレール、2……スピンドル、3……満
ボビン、5a……鍔、11……グリッパ、43……フォーク
Claims (1)
- 【請求項1】紡機のスピンドルに緊嵌合したボビンの緊
嵌合解除方法において、ボビンをスピンドルと共に抜き
上げ方向へ移動させた後、スピンドルのみを下方に移動
させることを特徴とするスピンドルとボビンの緊嵌合解
除方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27992988A JPH0742625B2 (ja) | 1988-11-05 | 1988-11-05 | スピンドルとボビンの緊嵌合解除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27992988A JPH0742625B2 (ja) | 1988-11-05 | 1988-11-05 | スピンドルとボビンの緊嵌合解除方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02127529A JPH02127529A (ja) | 1990-05-16 |
| JPH0742625B2 true JPH0742625B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=17617881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27992988A Expired - Lifetime JPH0742625B2 (ja) | 1988-11-05 | 1988-11-05 | スピンドルとボビンの緊嵌合解除方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742625B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103508270A (zh) * | 2013-10-08 | 2014-01-15 | 吴江福茂纺织有限公司 | 一种纱线筒管拔起装置 |
-
1988
- 1988-11-05 JP JP27992988A patent/JPH0742625B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02127529A (ja) | 1990-05-16 |
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