JPH0742881Y2 - 渦巻きばねの懸架装置 - Google Patents

渦巻きばねの懸架装置

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JPH0742881Y2
JPH0742881Y2 JP15236389U JP15236389U JPH0742881Y2 JP H0742881 Y2 JPH0742881 Y2 JP H0742881Y2 JP 15236389 U JP15236389 U JP 15236389U JP 15236389 U JP15236389 U JP 15236389U JP H0742881 Y2 JPH0742881 Y2 JP H0742881Y2
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JP
Japan
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spiral spring
spring
outer end
winding
shaft
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JP15236389U
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JPH0388964U (ja
Inventor
善幸 水野
紀彦 藁科
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富士オートリブ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は渦巻きばねの懸架装置に係り、特に、渦巻き
ばねの外端部を収納ケースに止着する場合に、ばねの切
損や止着部からの離脱等を防止するための懸架装置に関
するものである。
[従来の技術] 一般に、渦巻きばねを用いた機器は多いが、とりわけ車
両用安全ベルト装置には、ウエビング(シートベルト)
の巻取りをするために、リールを回転させる巻取軸を常
時回転付勢する渦巻きばねがリトラクタに設けられてい
る。
ところで、渦巻きばねは帯状で薄い金属片をゼンマイ状
に巻いてなり、その内端部に巻取軸等の被付勢側の軸
を、また、その外端部を収納ケース等の固定側にそれぞ
れ止着する。外端部を止着するには、第6図に示したよ
うに、ラチェット車を兼ねた収納ケース50の内底面にや
じり形の突起部51を設け、その突起部51の後部に形成し
た凹部52に、端部53を係合させて渦巻きばね54の外端部
56を二重に捲回していた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の渦巻きばねの懸架装置によれ
ば、渦巻きばね54が伸び縮みすると、外端部56は、第7
図に仮想線で示したように、突起部51に対して略直交す
る状態から、突起部51の円弧部57の接線と実質的に重な
る状態まで大きく揺動し、しかも突起部51との接点Cは
ほぼ変わらず、一定の部位であるから、当該部位Cには
折り曲げる力が加わるため、外端部56が切損し易く、耐
久性が低下する恐れがある。
そこで、この考案は上記不都合を除去することを目的と
してなされたものである。
[課題を解決するための手段] この考案は上記課題の解決を図るため、渦巻きばねを収
納するケース内底面に略三日月形断面をした突起部を突
設し、該突起部の弦部には渦巻きばねの外端部を挿入す
る係合穴を設け、該係合穴に外端部を止着して渦巻きば
ねを弦部から弧部にかけて捲回し、巻き締められた渦巻
きばねの接線と前記弧部の接線とが一直線状に重なるよ
うに配設してなる渦巻きばねの懸架装置を構成した。
[作用] 上記構成に係るこの考案によれば、渦巻きばねが伸び縮
みしてその径が縮小・拡大しても、渦巻きばねの外端部
は、それが止着された突起部と常に一定の角度で接する
ので、外端部の変形量は一定となり、外端部に折り曲げ
る力を与えない。
[実施例] 次に、この考案の実施例を図面に基づき説明する。第1
図から第3図に示したように、基板1に穿設した軸孔1a
からシートベルト巻取り装置本体35の巻取軸2を突出さ
せ、その巻取軸2には第1の歯車3を嵌着する。この歯
車3と噛合する第2の歯車4の軸4aを基板1に穿設した
軸孔1fに回転可能に支承し(第3図参照)、その歯車4
は軸部5を一体形成してなり、その軸部5には端部に小
判形断面のローラー装着部6が形成されている。ローラ
ー装着部6は、その中心部に軸孔7が軸方向へ形成され
るとともに、直径方向で相対向して軸方向へ割り溝8,8
が形成され、かつ、円弧部外周面には突起部9,9が形成
されている。この第2の歯車4と噛合するとともに、前
記第1の歯車3と同じ歯車からなる第3の歯車3a,3a
を、前記巻取軸2を頂点とした正三角形の残りの頂点部
において基板1に突設した軸1b,1bに、それぞれ回転自
在に軸支させる。そしてこれら歯車3,3a,3aと噛合する
内周歯部10aを形成した内歯車10(第2図及び第3図参
照)を前記軸部5に遊嵌させる。内周歯部10aと歯車4,
3,3aの各歯数比は3:1に設定されている。内歯車10は断
面略凸字形の筒体であって、巻取軸2よりも直径の大な
る軸部11を備え、その軸部11に前記軸部5を遊嵌する軸
孔12が穿設されている。軸部11は渦巻きばねからなる主
巻取りばね14の内端部14aを係止する切り込み部13,13を
有する。この主巻取りばね14と後述の副巻取りばね18を
それぞれ収納する胴室1515a(第3図参照)を形成した
断面H形のラチェット車16が軸部5に遊嵌され、そのラ
チェット車16は外周面にラチェット歯部17を有し、ラチ
ェット車16の他方の胴室15aには渦巻きばねからなる副
巻取りばね18がそれぞれ収納される。主巻取りばね14と
副巻取りばね18の各外端部14b,18bは、それぞれ胴室15,
15aの内周縁に形成されたばね掛け用の突起部16b,16eに
係止される。また、副巻取りばね18の内端部18aは、前
記軸部5のローラー装着部6に嵌合するローラー19の係
止溝19a,19aのいずれかに係止され、主巻取りばね14と
副巻取りばね18とは、ラチェット車16を介し所謂シリー
ズ(直列)で軸部5にそれぞれ連結されており、主巻取
りばね14は予巻きされ、また副巻取りばね18は巻き締め
られてそれぞれ収納されている。ローラー19は、前記巻
取軸2よりも直径が大なる円板体からなり、前記ローラ
ー装着部6の突起部9,9に嵌合して抜け止めされてい
る。なお、主巻取りばね14は、その回転トルクを4分の
3、副巻取りばね18の回転トルクは4分の1としてあ
る。したがって、副巻取りばね18は、主巻取りばね14よ
りも小型コンパクトであり、そのばね力も小さく(3分
の1)形成されている。
ここで、前記主巻取りばね14若しくは副巻取りばね18の
各外端部14c,18cとラチェット車16との懸架装置は、第
4図に示したように、例えば、ラチェット車16の胴室1
5,15aの内底面に、略三日月形断面の突起部16b,16eが、
中心線X−Xに対しやや傾斜した角度で立設されてい
る。例えば、突起部16bは、その弦部41の略中央部に係
合穴42が形成され、またその弧部43はラチェット歯部17
に面し、且つ、弧状で一定の間隔を有している。上記突
起部16bの係合穴42に、副巻取りばね18の端部18bを上方
から挿入するとともに、外端部18cが突起部16bを少なく
とも二重に取り巻くように捲回して止着する。そして、
副巻取りばね18の内端部18aをローラー19の切り込み部1
9aに止着して該ローラー19を適宜回転させ、副巻取りば
ね18を巻き締め、所謂予巻きをする。
そして、上記ラチェット車16(ケーシング)には、副巻
取りばね18を覆う蓋体20が冠着される。ラチェット車16
は、そのラチェット歯部17に後述のレバー27が係合し、
第2図図示において時計回転が阻止されるとともに、レ
バー27がラチェット歯部17を乗り越えて反時計方向へ回
転できる。さらに、前記ラチェット歯部17と係脱可能な
レバー27を一体形成したアーム28が、基板1に突設した
軸1cに回動可能に支持され、そのアーム28はソレノイド
29からなる駆動手段のプランジャー30にスプリングピン
31を介して連結されている。アーム28にはばね32の一端
部が係止され、ばね32は軸1cを捲回して基板1のばね掛
け部1dに係止され、レバー27はプランジャー30側へ回転
付勢されている。ソレノイド29は基板1の固定部1eに固
定され、その駆動は配線33を介してベルトのタングをバ
ックルに挿入し或いはドアを閉めるとON操作されるスイ
ッチで電気的に行われる。
なお、基板1には、これを被覆するカバー26が設けら
れ、このカバー26と基板1を複数本の固定部材34で巻取
り装置の本体35に固定する。本体35は、前記巻取軸2を
回転自在に支承する枠体36と、巻取軸2と一体に回転で
きるリール37と、本体35が振動し或いは巻取軸2が引き
出し方向に急激に回転すると巻取軸2の回転を阻止する
緊急ロック機構38とからなる。リール37には、シートベ
ルト39の一端部を止着し、時計方向に巻き付ける。
上記の構成において、副巻取りばね18は、解旋動作する
前は、第5図に示したように、巻き締められており、そ
の径は最小値aである。この場合、突起部16bから副巻
取りばね18に延伸する外端部18cは、副巻取りばね18の
接線Aと突起部16bの弧部43の接線Bとが互いに平行す
る線上にあり、実質的に一致する。そこで、ウエビング
39を巻取るために副巻取りばね18が解旋すると、仮想線
で示したように、副巻取りばね18の径が拡大して最大値
bとなる。しかしながら、副巻取りばね18の外端部18c
は、依然として副巻取りばね18の接線A′と突起部16b
の弧部43の接線B′とが互いに一致する線上にあり、し
かも、突起部16bとの接点CはC1に移動する。すなわ
ち、副巻取りばね18が伸び縮みしても、外端部18cには
1箇所にのみ集中する変形力が作用しない。したがっ
て、外端部18cには折り曲げる程の変形量が生じないか
ら、切損することがなく、このため、主巻取りばね14若
しくは副巻取りばね18の耐久性は向上する。
[考案の効果] 以上説明したこの考案によれば、渦巻きばねを収納する
ケース内底面に略三日月形の突起部を設け、該突起部の
弦部には渦巻きばねの外端部を挿入する係合穴を設け、
該係合穴に外端部を止着して渦巻きばねを弦部から弧部
にかけて捲回し、巻き締められた渦巻きばねの接線と前
記弧部の接線とが一直線状に重なるように配設したか
ら、渦巻きばねが伸び縮みした場合、その外端部と突起
部との接点が変化するようにしたので、外端部の1箇所
に集中する変形量が少ないから切損がなく、耐久性はき
わめて向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す分解斜視図、第2図は
配置構成の総括的断面正面図、第3図は配置構成の総括
的断面側面図、第4図は巻取りばねの懸架構造を示す平
面図、第5図はその作用説明図、第6図は従来例の平面
図、第7図はその作用説明図である。 A,B,A′,B′……接線、C,C1……接点、14,18……渦巻き
ばね、14c,18c……外端部、16……ケース、16b……突起
部、41……係合穴、42……弦部、43……弧部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】渦巻きばねを収納するケース内底面に略三
    日月形断面をした突起部を突設し、該突起部の弦部には
    渦巻きばねの外端部を挿入する係合穴を設け、該係合穴
    に外端部を止着して渦巻きばねを弦部から弧部にかけて
    捲回し、巻き締められた渦巻きばねの接線と前記弧部の
    接線とが一直線状に重なるように配設してなることを特
    徴とする渦巻きばねの懸架装置。
JP15236389U 1989-12-27 1989-12-27 渦巻きばねの懸架装置 Expired - Lifetime JPH0742881Y2 (ja)

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JPH0388964U JPH0388964U (ja) 1991-09-11
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