JPH0742993U - 配電設備 - Google Patents
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- Selective Calling Equipment (AREA)
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 親局の負担の増大及び親局と各制御子局との
通信の極端な高速化を防止して無停電で事故区間を切離
し、健全区間の給電を継続する。 【構成】 配電線系統40,44の常閉の開閉器45a
〜45f,46a〜46cの制御子局12に、地絡事故
が自局の開閉器の電源側,負荷側のいずれで発生したか
を判別し,判別情報を通信線13に発信する手段と、自
局の事故方向の判別情報及び収集した受信情報に基づく
自局区間又は電源側の隣接区間での事故発生及び自局の
開閉器より負荷側の配電線系統間の常開の開閉器47〜
49の投入の検出により変電所37,41の遮断器3
9,43の開放前に自局の開閉器を開放する手段とを備
え、開閉器47〜49の制御子局12に、収集した受信
情報に基づく事故発生系統の自局の開閉器の接続区間よ
り電源側での事故発生の検出により変電所37,41の
遮断器39,43の開放前に自局の開閉器を投入する手
段と、自局の開閉器の投入を通信線13に発信する手段
とを備える。
通信の極端な高速化を防止して無停電で事故区間を切離
し、健全区間の給電を継続する。 【構成】 配電線系統40,44の常閉の開閉器45a
〜45f,46a〜46cの制御子局12に、地絡事故
が自局の開閉器の電源側,負荷側のいずれで発生したか
を判別し,判別情報を通信線13に発信する手段と、自
局の事故方向の判別情報及び収集した受信情報に基づく
自局区間又は電源側の隣接区間での事故発生及び自局の
開閉器より負荷側の配電線系統間の常開の開閉器47〜
49の投入の検出により変電所37,41の遮断器3
9,43の開放前に自局の開閉器を開放する手段とを備
え、開閉器47〜49の制御子局12に、収集した受信
情報に基づく事故発生系統の自局の開閉器の接続区間よ
り電源側での事故発生の検出により変電所37,41の
遮断器39,43の開放前に自局の開閉器を投入する手
段と、自局の開閉器の投入を通信線13に発信する手段
とを備える。
Description
【0001】
本考案は、配電系統の地絡事故発生時に事故区間を切離して健全区間の給電を 継続する配電設備に関する。
【0002】
従来、複数の配電線系統を有する配電設備の1例は図5に示すように形成され 、変電所1の主変圧器2の2次側出力が複数の遮断器3a〜3cを介してA,B ,Cの配電線系統4a〜4cに分岐給電される。 また、各配電線系統4a〜4cは常閉の複数の開閉器5a〜5d,6a〜6d ,7a〜7dにより、複数の区間#A1〜#A5,#B1〜#B5,#C1〜# C5に区分される。
【0003】 これは、地絡事故等が発生したときに、事故発生部分を切離すことができるよ うにするためである。 さらに、配電線系統4a,4bは常開の開閉器8,9により2個所で相互に接 続され、配電線系統4b,4cは常開の開閉器10,11により2個所で相互に 接続されている。
【0004】 これは、例えば配電線系統4a又は4cの地絡事故等の発生時に他の配電線系 統4bから給電するためである。 そして、各開閉器5a〜5d,6a〜6d,7a〜7d,8〜11はそれぞれ の制御子局により入(投入),切(開放)が制御される。
【0005】 すなわち、図6に示すように開閉器毎にマイクロコンピュータ構成の制御子局 12が設けられる。 そして、各制御子局12は変電所毎の通信線13を介して例えば監視制御セン タ14に設けられた親局15に接続される。
【0006】 この親局15は送受信用のモデム装置16及びコンピュータ構成の監視制御卓 17により形成され、いわゆるポーリング通信方式により親局15が各制御子局 12を呼出し、この呼出しにより親局15と各制御子局12とが情報をやりとり する。
【0007】 なお、変電所1には通信線13に接続された情報伝送装置18が設けられ、こ の装置18は遮断器3a〜3cそれぞれに付設された事故検出リレー19の接点 信号により遮断器3a〜3cの入,切を検出してその情報を発信する。
【0008】 また、各制御子局12は自局の開閉器の電源側,負荷側の系統電源が変圧器2 0,21それぞれを介して供給され、いずれの系統電源によっても動作する。 つぎに、各制御子局12の具体的構成を説明する。
【0009】 まず、常閉の開閉器5a〜5d,6a〜6d,7a〜7dの制御子局12は図 7に示すように構成される。 同図は開閉器5aの制御子局12を示し、電源トランス20,21により例え ば100Vに降圧して形成された単相電源は制御子局12の電源選択回路23に 供給され、この回路23は例えば変電所側(電源側)であるトランス20の2次 側出力を優先して両トランス20,21の2次側出力を択一的に選択する。
【0010】 この選択に基づき選択回路23から出力された単相電源は開閉器操作電源回路 24及び安定化電源回路25に供給され、電源回路24の出力は投入制御リレー 26の接点26pを介して開閉器5aのコイルLに給電され、電源回路25の出 力はマイクロコンピュータ27及び通信線13の上り線13u,下り線13dに 接続された変調回路28,復調回路29に給電される。
【0011】 そして、開閉器5aはコイルLの通電により接点部Sが閉成し、常時は閉成状 態に保たれる。 一方、コンピュータ27はCPU30,制御手法等が書込まれたプログラムR OM31,ワーキング用及びデータ保持用のRAM32等により形成され、主に 、開閉器5aの入,切の制御及び通信処理を行う。
【0012】 そして、開閉器5aの入,切の制御においては、入出力インタフェース33を 介して投入制御リレー26のコイル26lの通電がオン,オフされる。 また、通信処理においては、通信インタフェース(シリアルインタフェース) 34を介して変調回路28にRAM32の記憶情報等を転送する送信処理及び復 調回路29の受信情報を通信インタフェース34を介して取込む受信処理が実行 される。
【0013】 さらに、自局区間#A2の開閉器5aの近傍に設けられた事故検出センサ(柱 上センサ)22の電流検出信号が制御子局12の事故検出回路35に供給される 。
【0014】 事故検出センサ22は、配電線の相電流や相電圧を、事故検出回路35で扱か える微弱な計測信号に変換するものであり、例えば相電流では0〜400A/0 〜5V,相電圧では0〜9KV/0〜5Vという比率が用いられる。 ところで、系統の地絡事故が電源側の隣接区間#A1等の開閉器5aの電源側 で生じたときは零相電流(各相電流のベクトル和)が増加すると共に、零相電圧 (各相電圧のベクトル和)との間の位相差を測定することにより、電源側事故で あることを判別し、自局区間#A2,負荷側の隣接区間#A3等の開閉器5aの 負荷側で生じたときも同様にして零相電流の増加及び零相電圧との位相差により 、負荷側事故であることを判別する。 そして、例えば開閉器5aの負荷側で地絡事故が発生したときに事故検出リレ ー36のコイル36lを通電してその接点36pを閉成する。
【0015】 この接点36pが閉成すると、事故検出リレー36はリセット操作が行われる までその状態を保持する。 そして、事故検出回路35の事故発生の検出信号及び接点36pの接点信号は 入出力インタフェース33を介してCPU30に常時監視される。 この監視によりCPU30は地絡事故の発生等を検出する。
【0016】 つぎに、配電線系統4a〜4c間の常開の開閉器8〜11の制御子局12の構 成を説明する。 これらの制御子局12は自局の開閉器8〜11の両側それぞれの系統の地絡事 故等の発生を検出するため、図7の事故検出回路35に自局の開閉器8〜11の 両側の事故検出センサ22の検出信号が供給され、検出回路35により両側の系 統それぞれの地絡事故の発生を検出する。 また、自局の開閉器8〜11を常開に設定するため、常時は投入制御リレー2 6のコイル26lが非通電に保持される。
【0017】 つぎに、地絡事故が生じたときの従来の事故区間の切離し及び健全区間の復電 の制御について説明する。 例えば図5の区間#A3で地絡事故が発生すると、図8に示すように、taの 事故発生から一定時限後のtbに変電所1の遮断器3aがトリップして開放し、 配電線系統4aが停電する。
【0018】 このとき、各区間#A1〜#A5の開閉器5a〜5dはそれぞれの制御子局1 2の電源が消失してコイルLの通電が停止し、全て開放する。 つぎに、tbから約1分経過したtcに遮断器3aが投入されて再閉路すると 、まず、区間#A1が復電する。
【0019】 この復電により開閉器5aの制御子局12の電源がtcに復旧すると、投入制 御リレー26が一定の投入時限(約7秒)後のtdに動作し、その接点26pが 閉成して開閉器5aが閉成し、区間#A2も復電する。 そして、区間#A2の復電により前記と同様にしてtdから約7秒後のteに 開閉器5bが閉成し、事故区間#A3が復電すると、遮断器3aが再びトリップ して開放する。
【0020】 このとき、開閉器5bの制御子局12は事故検出回路35の検出に基づき、事 故検出リレー36の接点36pが閉成されて投入制御リレー26の通電が禁止さ れ、この禁止により開閉器5bが投入禁止にロックされ、事故区間#A3の切離 しが行われる。 さらに、teから約3分経過したtfに遮断器3aが投入されて再々閉路する と、約7秒後のtgに開閉器5aが閉成し、電源側の健全区間#A1,#A2が 復電する。
【0021】 一方、親局15は配電線系統4aの各制御子局12を順次に呼出し、開閉器5 a〜5d,8,9の現在の状態及び地絡検出の情報を各制御子局12から得る。 そして、これらの情報に基づいて親局15が事故区間#A3を判別する。
【0022】 さらに、事故区間#A3より負荷側の健全区間#A4,#A5を復電するため 、親局15から開閉器9の制御子局12に投入が指令され、この指令に基づき、 当該制御子局12が投入制御リレー26を通電してthに開閉器9を投入する。 この投入により他の配電線系統4bの系統電源が健全区間#A5に供給さ
れ、 この区間#A5が復電する。
れ、 この区間#A5が復電する。
【0023】 さらに、健全区間#A5の復電により開閉器5dの制御子局12の電源が復旧 すると、親局15から当該制御子局12に投入が指令され、この指令に基づき、 前記と同様にしてtiに開閉器5dが投入され、健全区間#A4も復電する。 このとき、事故区間#A3を除く各健全区間#A1,#A2,#A4,#A5 が全て復電する。
【0024】
前記従来の配電設備の場合、図8からも明らかなように、地絡事故発生時、事 故区間を切離して残りの健全区間を復電するまでに変電所の遮断器が開放して配 電線系統の停電が生じ、無停電でそれらの処理を行えない問題点がある。
【0025】 ところで、この問題点を解消するため、各開閉器の動作及び親局と各制御子局 との通信を高速化し、つぎに説明するようにして無停電で事故区間を切離し、健 全区間の給電を継続することが考えられる。
【0026】 すなわち、図5の構成の設備において、前記と同様にtaに配電線系統4aの 区間#A3で地絡事故が発生したとすると、図9に示す事故発生taから変電所 1の遮断器3aがトリップして開放するtbまでの事故検出リレー19の検出時 限T内につぎの(i)〜(v)の処理を行う。
【0027】 (i)事故発生の検出に基づき開閉器5a〜5d,9の制御子局12から上り 線13uに発信された情報を親局15により順次に受信する。 なお、図9の〈5a〉〜〈5d〉,〈9〉は開閉器5a〜5d,9の制御子局 12の情報送受信期間を示す。
【0028】 (ii)親局15により受信した情報から事故区間が区間#A3であることを判 定する。 (iii) 親局15から下り線13dに開閉器9の投入(入)指令を発信し、こ の指令に基づき、開閉器9の制御子局12により当該開閉器9を投入して配電線 系統4aと他の配電線系統4bとを結合するとともに上り線13uに投入完了を 発信して親局15に通知する。
【0029】 (iv)開閉器9の投入を確認すると、親局15から下り線13dに開閉器5c の開放(切)指令を発信し、この指令に基づき、開閉器5cの制御子局12によ り(iii) と同様にして開閉器5cの開放及びこの開放完了の発信を行う。
【0030】 (v)開閉器5cの開放を確認すると、親局15から下り線13dに開閉器5 bの開放指令を発信し、この指令に基づき、開閉器5bの制御子局12により( iv)と同様の開放及び発信を行う。
【0031】 しかし、この場合は親局15により検出時限T内の短期間に通信及び判別,制 御の多量の処理を行う必要があり、親局15の負担が極めて大きくなり、処理能 力が極めて高いマイクロコンピュータ等を要し、著しく高価になる等の不都合が ある。 また、ポーリング通信に基づき、親局15と各制御子局12との通信が1局ず つ順に行われるため、配電線系統の構成が複雑化するに伴って開閉器の動作及び 通信をより高速化する必要も生じる。
【0032】 そして、本考案の1実施例の系統構成を示した図3のように配電線系統に分岐 がある場合は、つぎに説明するように親局の負担の著しい増大及び通信の著しい 高速化が必要になり、無停電で事故区間の切離し等を行うことは極めて困難にな る。
【0033】 すなわち、図3の配電設備は第1の変電所37の主変圧器38の2次側出力が 遮断器39を介して給電される配電線系統40と、第2の変電所41の主変圧器 42の2次側出力が遮断器43を介して給電されるEの配電線系統44とにより 形成され、配電線系統40は途中から系統40x,40yに2分岐されている。
【0034】 そして、配電線系統40は常閉の開閉器45a〜45fにより区間#D1〜# D7に区分され、配電線系統44は常閉の開閉器46a〜46cにより区間#E 1〜#E4に区分されている。
【0035】 また、配電線系統40は分岐した系統40x,40yが常開の開閉器47,4 8を介して第3の変電所の他の配電線系統に接続され、配電線系統44は常開の 開閉器49を介して配電線系統40に接続されている。 さらに、開閉器45a〜45f,46a〜46c,47〜49は図7の構成の それぞれの制御子局12により制御され、各制御子局12は図6の親局15と同 様の親局に通信線13を介して接続されている。
【0036】 そして、通常は変電所37から配電線系統40に給電され、変電所41から配 電線系統44に給電される。 つぎに、配電線系統40の分岐直前の区間#D2で地絡事故が発生すると、こ の区間#D2を切離して健全区間#D1,#D3〜#D7に給電するため、開閉 器45a,45b,45dを開放して開閉器47,48を投入する。
【0037】 そして、これらの処理を従来装置の場合と同様、親局の判断,制御に基づいて 無停電で行うには、図10に示すように事故発生taから変電所37の遮断器3 9がトリップして開放するtbまでの検出時限T内につぎの{i}〜{vii} の 処理を順に行う必要がある。
【0038】 {i}開閉器45a〜45f,47〜49の制御子局から順次に上り線13u に発信された情報を親局により受信する。 なお、図10の〈45a〉〜〈45f〉,〈47〉〜〈49〉は開閉器45a 〜45f,47〜49の制御子局12の情報送受信期間を示す。
【0039】 {ii}親局により受信した情報から事故区間が区間#D2であることを判別す る。 {iii} 親局から下り線13dに開閉器47の投入指令を発信し、この指令に 基づき、開閉器47の制御子局12により当該開閉器47を投入するとともに投 入完了を発信する。
【0040】 {iv}この投入完了の確認後、親局から開閉器45bの開放を指令し、この指 令に基づき、開閉器45bの制御子局12により当該開閉器45bを開放すると ともに開放完了を発信する。 {v}この開放完了の確認後{iii} と同様にして開閉器48を投入する。 {vi}この投入完了の確認後{iv}と同様にして開閉器45dを開放する。 {vii} この開放の確認後{vi}と同様にして開閉器45aを開放する。
【0041】 以上の処理が検出時限T内に行われると、変電所37の遮断器39がtbにト リップして開放せず、閉成に保たれ、無停電で事故区間#D2の切離しが行える 。
【0042】 しかし、検出時限T内に制御すべき開閉器の台数が図5の分岐のない配電線系 統4aでは開閉器5a,5c,9の3台であるのに対し、図3の2分岐の配電線 系統40では開閉器45a,45b,45d,47,48の5台に増加し、この 増加に伴う開閉器1台当りの処理時間の制限に基づき、親局,各制御子局12間 の通信の著しい高速化等が要求される。
【0043】 本考案は、どのような配電線系統であっても親局の負担が少なく、しかも、通 信速度の極端な高速化を必要としない方法で地絡事故発生時の事故区間の切離し 及び健全区間の給電が無停電で行えるようにすることを目的とする。
【0044】
前記の目的を達成するために、本考案の配電設備においては、配電線系統の常 閉の開閉器の制御子局に、 地絡事故が自局の開閉器の電源側,負荷側のいずれで発生したかを判別し,事 故方向の判別情報を通信線に発信する手段と、
【0045】 自局区間の電源側,負荷側の隣接区間の制御子局及び自局より負荷側の常開の 開閉器の制御子局が通信線に発信した情報を収集する手段と、 地絡事故発生時自局の事故方向の判別情報及び収集した受信情報に基づく自局 区間又は電源側の隣接区間での事故発生及び自局の開閉器より負荷側の常開の開 閉器の投入の検出により変電所の遮断器の開放前に自局の開閉器を開放して事故 区間を切離す手段とを備え、
【0046】 配電線系統間の常開の開閉器の制御子局に、 事故発生系統の自局の開閉器が接続された区間の制御子局の事故方向の判別情 報を収集する手段と、 収集した情報に基づく事故発生系統の自局の開閉器が接続された区間より電源 側での事故発生の検出により変電所の遮断器の開放前に自局の開閉器を投入して 事故区間より負荷側の健全区間に他の配電線系統から給電する手段と、 自局の開閉器の投入を通信線に発信する手段とを備える。
【0047】
前記のように構成された本考案の配電設備の場合、地絡事故の発生時、事故発 生系統の事故区間より負荷側の区間と他の配電線系統との間に接続された常開の 開閉器はその区間の制御子局の事故方向の判別結果に基づく当該開閉器の制御子 局の判別,制御により、変電所の遮断器がトリップして開放する前に閉成される 。 この閉成により、事故区間より負荷側の区間は他の配電線系統から給電される 。
【0048】 また、事故発生系統の各区間の常閉の開閉器はその負荷側の自局区間,電源側 及び負荷側の隣接区間の制御子局の事故方向の判別結果と、自局区間より負荷側 の常開の開閉器の投入の有無とに基づく自局区間の制御子局の判別,制御により 、自局区間又は自局区間の電源側の隣接区間が事故区間に該当し、かつ、自局区 間より負荷側の区間が他の配電線系統から給電されるときに、変電所の遮断器が トリップする前に開放され、この開放により無停電で事故区間が切離される。
【0049】 そして、各開閉器の入,切がそれぞれの制御子局の判別,制御に基づき、親局 からの指令なく行われるため、どのような配電線系統構成であっても、親局の負 担の増大や親局と各制御子局との通信の極端な高速化なく、無停電で事故区間を 切離して健全区間の給電を継続できる。
【0050】
1実施例について、図1ないし図4を参照して説明する。 本実施例では図3の配電線系統40,44を有する配電設備に適用する。
【0051】 そして、開閉器45a〜45f,46a〜46c,の制御子局12は図1に示 すように形成される。 この図1は開閉器45aの制御子局45を示し、同図において、図7の従来構 成と異なる点は、上り線13uに接続された他局情報収集用の復調回路50が付 加され、従来のコンピュータ27と制御手法等が異なるマイクロコンピュータ5 1が設けられた点である。
【0052】 そして、マイクロコンピュータ51は図7のROM31と記憶内容が異なるプ ログラムROM52を有するとともに復調回路50に接続された第2の通信イン タフェース53が付加され、ROM52の記憶内容に基づき、地絡事故の発生時 は図2の判断,制御を実行する。 この結果、常閉の各開閉器45a〜45f,46a〜46cの制御子局12は 、つぎの(ア)〜(ウ)の手段(機能)を備える。
【0053】 (ア)地絡事故が自局の開閉器の電源側,負荷側のいずれで発生したかを判別 し、事故方向の判別情報を上り線13uに発信する手段。 (イ)自局区間の電源側,負荷側の隣接区間の制御子局12及び自局より負荷 側の常開の開閉器の制御子局12が上り線13uに発信した情報を収集する手段 。
【0054】 (ウ)地絡事故発生時、自局の事故方向の判別情報及び収集した受信情報に基 づき、自局区間又は電源側の隣接区間での事故発生及び自局の開閉器より負荷側 の常開の開閉器の投入を検出したときに、変電所の遮断器の開放前に自局の開閉 器を開放して事故区間を切離す手段。
【0055】 また、配電線系統40,44を他の配電線系統に接続する常開の開閉器47〜 49の制御子局12は、事故検出回路35により自局の開閉器47〜49の両側 それぞれの事故検出センサ22の検出信号から事故が発生した系統を検出すると ともに、図2の判別,制御の実行により、つぎの(エ)〜(カ)の手段を備える 。
【0056】 (エ)自局の開閉器が接続された事故発生系統側の区間(接続区間),例えば 区間#D2又は#E3の制御子局12の事故方向の判別情報を収集する手段。
【0057】 (オ)事故発生時、収集した情報に基づき事故発生系統の接続区間より電源側 での事故発生を検出したときに、変電所の遮断器の開放前に自局の開閉器を投入 して事故区間より負荷側の健全区間に他の配電線系統から給電する手段。 (カ)自局の開閉器の投入を情報として上り線13uに発信する手段。
【0058】 つぎに、図3の区間#D2で地絡事故が発生したときの動作について説明する 。 まず、図4のtaに地絡事故が発生すると、配電線系統40の開閉器45a〜 45fの事故方向は図3の実線矢印に示すようになる。
【0059】 そして、事故発生系統40の開閉器45a〜45fの制御子局12はそれぞれ の自局区間#D2〜#D7に設けられた事故検出センサ22の検出信号から事故 発生方向を検出し、検出結果に自局のアドレス等を付加した情報を上り線13u に発信する。 また、事故発生系統40を他の配電線系統に接続する開閉器47〜49の制御 子局12も事故発生系統40の検出情報を上り線13uに発信する。
【0060】 これらの情報は、親局に受信されるとともに各開閉器45a〜45f,47〜 49の制御子局12により復調回路50を介して選択的に収集される。 すなわち、開閉器45a〜45fの制御子局12,例えば開閉器45aの制御 子局12は、自局区間#D2の電源側及び負荷側の隣接区間#D1,#D3の制 御子局12が発信した情報及び自局より負荷側の常開の開閉器47〜49の制御 子局12が発信した情報を収集する。
【0061】 また、開閉器47〜49の制御子局12,例えば開閉器47の制御子局12は 、事故発生系統40の自局の開閉器47が接続された区間(接続区間)#D4の 制御子局12が発信した情報を収集する。
【0062】 つぎに、開閉器47〜49の制御子局12は収集した接続区間の制御子局12 の事故方向の判別情報から事故区間が接続区間より事故発生系統40の電源側か 否かを判別する。 これは、接続区間又は該区間より負荷側の区間で事故が発生したときの投入を 禁止して事故発生系統40の事故区間より負荷側の健全区間に他の配電線系統か ら給電するためである。
【0063】 そして、開閉器47,48は事故区間#D2が接続区間#D4,#D7より電 源側になり、接続区間#D4,#D7の制御子局12の情報が電源側を示すため 、それぞれの制御子局12により投入される。 また、開閉器49は事故区間が接続区間#D2に一致し、この区間#D2の制 御子局12の情報が負荷側を示すため、その制御子局12の投入が行われず、開 放に保持される。
【0064】 そして、開閉器47〜49の制御子局12の前記の判別,制御は、それぞれの コンピュータ51が図2のステップS1〜S4を実行することによって行われる 。 なお、図2のYは肯定(YES),Nは否定(NO)を示す。
【0065】 また、開閉器47,48の制御子局12は図4に示すように、自局の開閉器4 7,48の投入を上り線13uに発信して親局に通知し、この投入情報は開閉器 45a〜45fの制御子局12に収集される。 つぎに、開閉器45a〜45fの制御子局12は、自局の事故方向の判別結果 と電源側及び負荷側の隣接区間の制御子局12が発信した事故方向の判別結果と に基づき、事故区間が自局区間,電源側の隣接区間,電源側の隣接区間より電源 側,負荷側の隣接区間又はこの区間より負荷側の4種類のいずれに該当するかを 判別する。
【0066】 これは、事故区間が自局区間又は電源側の隣接区間のときに、自局の開閉器を 開放して自局区間又は電源側の隣接区間を健全区間から切離すためである。 また、この切離しによる事故区間より負荷側の区間の停電を防止するため、自 局より負荷側の開閉器47〜49の投入の有,無も判別する。
【0067】 そして、事故区間が事故発生系統40の最も負荷側の区間#D4又は#D7で ない限り、負荷側の開閉器47〜49の投入後に事故区間の両端の開閉器を開放 して当該区間を切離す。 なお、事故区間が事故発生系統40の最も負荷側の区間#D4又は#D7のと きは、事故区間の負荷側の開閉器47,48が投入されないため、開閉器47, 48の投入を待たずに事故区間#D4又は#D7の開閉器45c又は45fを開 放して事故区間#D4又は#D7を切離す。
【0068】 そして、事故区間が区間#D2のときは、図4に示すようにこの区間#D2を 自局区間とする開閉器45a及びこの区間#D2を電源側の隣接区間とする開閉 器45b,45dが負荷側の開閉器47,48の投入後にそれぞれの制御子局1 2の判断,制御によって開放され、事故区間#D2が切離される。 また、開閉器45a〜45fの制御子局12の判断,制御は、それぞれのコン ピュータ51が図2のステップS1,S5〜S17を実行することによって行わ れる。
【0069】 すなわち、電源側の隣接区間で事故が発生する区間#D3,#D5の開閉器4 5b,45dの制御子局12は、図2のステップS1,S5〜S10を実行して 自局の開閉器45b,45dを開放する。 また、自局区間で事故が発生する区間#D2の開閉器45aの制御子局12は 、図2のステップS1,S5,S11〜S16を実行して自局の開閉器45aを 開放する。
【0070】 さらに、電源側の隣接区間よりさらに電源側で事故が発生する区間#D3,# D4,#D6,#D7の開閉器45c,45d,45e,45fの制御子局12 は、自局区間を負荷側から給電するため、図2のステップS7をNで通過して自 局の開閉器45c,45d,45e,45fを閉成に保持する。 なお、事故区間が負荷側の隣接区間及び該区間より負荷側の区間になる開閉器 の制御子局12があれば、これらの制御子局12は自局区間を電源側から給電す るため、図2のステップS13をNで通過して自局の開閉器を閉成に保持する。
【0071】 また、負荷側に開閉器47,48が接続された区間#D4,#D7で地絡事故 が発生したときは、開閉器45c,45fの制御子局12は図2のステップS1 1からステップS17に移行して直ちに事故区間を切離す。
【0072】 そして、事故区間#D2の開閉器45aの制御子局12及び隣接区間#D3, #D5の開閉器45b,45dの制御子局12は、図4に示すように自局の開閉 器45a,45b,45dの開放を上り線13uに発信して親局に通知する。 この通知に基づき、親局は各制御子局12の制御結果を確認する。
【0073】 そして、図4からも明らかなように、以上の処理が事故発生のtaから変電所 37の遮断器39が開放するtbの検出時限T内に行われるため、tbに達した ときに遮断器39が開放せず、無停電で事故区間#D2の切離しが行われ、健全 区間#D1,#D3〜#D7の給電が継続する。 この場合、事故発生系統40の常閉の開閉器45a〜45f及び常開の開閉器 47〜49の制御子局12が自局の開閉器制御に必要な情報を収集し、その結果 に基づき、親局からの指令を待つことなく自局の開閉器45a〜45f,47〜 49の入,切を制御するため、親局の負担を増大することなく、しかも、親局と 各制御子局12との通信を極端に高速化することもなく、無停電で事故区間#D 2を切離して健全区間#D1,#D3〜#D7の給電を継続できる。
【0074】 そして、前記実施例では分岐を有する配電線系統構成の配電設備に適用したが 、図5の分岐のない配電線系統構成等の種々の配電線系統構成の配電設備に適用 できるのは勿論である。
【0075】
本考案は、以上説明したように構成されているため、以下に記載する効果を奏 する。 配電線系統40の区間#D2で地絡事故が発生した場合、事故発生系統40の 常閉の開閉器45a〜45fはその負荷側の自局区間#D2〜#D7,電源側及 び負荷側の隣接区間#D1〜#D7の制御子局12の事故方向の判別結果と、自 局区間より負荷側の常開の開閉器47,48の投入の有無とに基づく自局区間の 制御子局12の判別,制御により、自局区間又は自局区間の電源側の隣接区間が 事故区間に該当し、かつ、自局区間より負荷側の区間が他の配電線系統から給電 されるときに、変電所37の遮断器39がトリップして開放する前に開放され、 この開放により事故区間#D2が切離される。
【0076】 また、事故発生系統40の事故区間#D2より負荷側の区間#D4,#D7と 他の配電線系統との間に接続された常開の開閉器47,48はその区間#D4, #D7の制御子局12の事故方向の判別結果に基づく当該開閉器47,48の制 御子局12の判別,制御により、変電所37の遮断器39がトリップして開放す る前に閉成され、この閉成により事故区間#D2より負荷側の区間#D3〜#D 7は他の配電線系統から給電される。
【0077】 そして、各開閉器45a〜45f,47〜49の入,切がそれぞれの制御子局 12の判別,制御に基づき、親局からの指令なく行われるため、どのような配電 線系統構成であっても、親局の負担の増大や親局と各制御子局12との通信の極 端な高速化なく、無停電で事故区間を切離して健全区間の給電を継続できる。
【図1】本考案の配電設備の1実施例の制御子局のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1の制御子局の動作説明用のフローチャート
である。
である。
【図3】本考案の1実施例の系統図である。
【図4】本考案の1実施例の地絡事故発生時の動作説明
用のタイミングチャートである。
用のタイミングチャートである。
【図5】分岐のない配電線構成の変電設備の系統図であ
る。
る。
【図6】図5の設備の親局及び制御子局の配置説明図で
ある。
ある。
【図7】従来設備の制御子局のブロック図である。
【図8】従来設備の地絡事故発生時の動作説明用のタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図9】親局の判断,制御に基づく無停電の事故区間切
離しの1例の動作説明用のタイミングチャートである。
離しの1例の動作説明用のタイミングチャートである。
【図10】親局の判断,制御に基づく無停電の事故区間
切離しの他の例の動作説明用のタイミングチャートであ
る。
切離しの他の例の動作説明用のタイミングチャートであ
る。
12 制御子局 13 通信線 37,41 変電所 39,43 遮断器 40,44 配電線系統 45a〜45f,46a〜46c 常閉の開閉器 47〜49 常開の開閉器
Claims (1)
- 【請求項1】 変電所の遮断器を介した系統電源が給電
される配電線系統を複数の常閉の開閉器により区分する
とともに常開の開閉器を介して他の配電線系統に接続
し、 前記各開閉器毎に設けた制御子局により通信線を介して
親局と情報をやりとりするとともに前記各開閉器それぞ
れの入,切を制御し、 配電線系統の地絡事故発生時に事故区間を切離して健全
区間に給電する配電設備において、 常閉の開閉器の制御子局に、 地絡事故が自局の開閉器の電源側,負荷側のいずれで発
生したかを判別し,事故方向の判別情報を前記通信線に
発信する手段と、 自局区間の電源側,負荷側の隣接区間の制御子局及び自
局より負荷側の常開の開閉器の制御子局が前記通信線に
発信した情報を収集する手段と、 地絡事故発生時自局の前記事故方向の判別情報及び収集
した受信情報に基づく前記自局区間又は前記電源側の隣
接区間での事故発生及び自局の開閉器より負荷側の常開
の開閉器の投入の検出により前記遮断器の開放前に自局
の開閉器を開放して前記事故区間を切離す手段とを備
え、 常開の開閉器の制御子局に、 事故発生系統の自局の開閉器が接続された区間の制御子
局の前記事故方向の判別情報を収集する手段と、 収集した情報に基づく前記事故発生系統の自局の開閉器
が接続された区間より電源側での事故発生の検出により
前記遮断器の開放前に自局の開閉器を投入して前記事故
区間より負荷側の前記健全区間に前記他の配電線系統か
ら給電する手段と、 自局の開閉器の投入を前記通信線に発信する手段とを備
えたことを特徴とする配電設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7515293U JPH0742993U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 配電設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7515293U JPH0742993U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 配電設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742993U true JPH0742993U (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=13567953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7515293U Pending JPH0742993U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 配電設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742993U (ja) |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP7515293U patent/JPH0742993U/ja active Pending
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