JPH0743370A - 試料容器の昇降用把持装置 - Google Patents

試料容器の昇降用把持装置

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JPH0743370A
JPH0743370A JP20690493A JP20690493A JPH0743370A JP H0743370 A JPH0743370 A JP H0743370A JP 20690493 A JP20690493 A JP 20690493A JP 20690493 A JP20690493 A JP 20690493A JP H0743370 A JPH0743370 A JP H0743370A
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gripping
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lowering
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JP20690493A
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Yutaka Suzuki
豊 鈴木
Kazuhiro Hasegawa
和弘 長谷川
Takashi Shironokuchi
隆 城ノ口
Yamao Itou
日本男 伊藤
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ATAKE IND KK
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
ATAKE IND KK
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターンテーブル装置上から水分測定操作装置
内への水分測定のための試料容器の供給操作、及び測定
終了後の水分測定操作装置内からのターンテーブル装置
上への試料容器の復帰操作を自動的に行なわせるための
把持装置を提供する。 【構成】 昇降作動装置30に試料容器10を把持する
開閉自在な1対の把持爪42を配した把持爪機構41を
保持させると共に、昇降作動装置30の昇降作動に伴
い、前記測定対応位置で該1対の把持爪42を開閉作動
させる把持爪開閉機構51を設けて構成する。各把持爪
42に形成されたカム面45bに把持爪開閉機構51の
各カムフォロア53を当接させて開閉作動させる。各把
持爪42をバネ44で把持方向へ弾圧する。各把持爪4
2の各把持面42bを試料容器10の被把持相当部の表
面形状に倣って形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水分測定用試料容器の
昇降用把持装置に関し、さらに詳しくは、試料容器内に
容納された被測定試料を加熱して水分を気化させ、当該
試料中に含まれる水分量を測定するカール・フィッシャ
ー水分定量法を実施する水分測定操作装置において、該
水分測定操作装置内に試料容器を昇降作動装置により昇
降させて供給するために適用する水分測定用試料容器の
昇降用把持装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カール・フィッシャー水分定量
法を用いる水分測定装置においては、ドライパージされ
た試料容器内に被測定試料を容納しておき、該試料容器
内を測定部に接続させた上で、これを外部から加熱して
水分を気化させ、かつ気化された水分をキャリアガスに
より測定部に導入させて、その水分量を測定するように
している。
【0003】すなわち、従来のこの種の水分測定装置の
場合には、例えば、特開平1−216226号公報に開
示されているように、予めドライパージされた試料容器
内に被測定試料を容納すると共に、その開口部を蓋部材
の被蓋で密封シールさせておき、このようにドライパー
ジ下で被測定試料を密封容納した試料容器について、加
熱気化処理の直前に蓋部材を取り外して開蓋させ、かつ
当該開蓋された試料容器を装置の測定位置に移動して再
度、Oリングの介在で密封状態にシールさせ、その後、
先のように操作処理して測定するのである。
【0004】しかし、前記した従来の水分測定装置で
は、被測定試料を容納した試料容器を用いる測定に際し
て、まず、加熱気化処理の直前に蓋部材を取り外して一
旦、開蓋させ、ついで、装置の測定位置に移動し、再
度、密封シールさせるようにしているために、せっかく
ドライパージ下で被測定試料を密封容納した試料容器内
に対しては、一旦、開蓋させた後、再度、密封シールさ
せるまでの間に、たとえ微量ではあるにもせよ、周囲雰
囲気から水分が侵入して、被測定試料の含有水分量を正
確かつ厳密には測定し得ないという、この種の水分測定
装置にとっては致命的な欠陥がある。
【0005】そこで、本発明者らは、先に、次のような
試料容器の閉蓋密封シール手段を提案した。
【0006】即ち、この提案された新規手段では、外部
からの水分の侵入不能な薄膜シート状蓋片を用い、ドラ
イパージ下で試料容器内に被測定試料を容納させると共
に、該試料容器の開口部に対し、この薄膜シート状蓋片
を接着シールして閉蓋密封させたものであり、このよう
に構成させた試料容器によれば、被測定試料の含有水分
量の測定に際して、該薄膜シート状蓋片に対して外部か
ら連通針などを直接、刺通させることにより、あらため
て試料容器を開蓋させずに、該連通針を介して被測定試
料の気化水分を容易に測定部へ取り出すことができるの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記本発明者らによっ
て提案された試料容器体の開口部を薄膜シート状蓋片で
閉蓋密封シールしてなる試料容器を用いる水分測定方法
においては、具体的な水分測定操作として、内部にガス
導入針及び気化水分導出針を突設させた水分測定操作装
置を設け、該水分測定操作装置内に試料容器を供給する
ことにより、そのガス導入針と気化水分導出針とに対
し、薄膜シート状蓋片を直接、押当てて刺通させ、これ
によって試料容器内を各ガス導入針及び気化水分導出針
で外部と連通状態にしておき、さらに、外部からの加熱
で試料容器内に容納されている被測定試料の含有水分を
気化させると共に、その後、ガス導入針から導入される
キャリアガスにより、気化水分導出針から気化水分を導
出させて測定する手段が講じられる。
【0008】ここで、この水分測定方法の実施に際して
課題となるのは、前記水分測定操作装置内に対して試料
容器をどのようにして効果的に供給するかという点であ
り、本発明の目的とするところは、このような課題を解
決し得る水分測定のための試料容器の昇降用把持装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の第1の発明に係る試料容器の昇降用把持装
置は、被測定試料を容納した試料容器体の開口部を薄膜
シート状蓋片で密封シールさせてなる試料容器を用い、
ターンテーブル装置上で測定対応位置に給送される試料
容器を水分測定操作装置内に押し込み、該水分測定操作
装置の内部に突設されたガス導入針及び気化水分導出針
に対し、薄膜シート状蓋片を押当てて刺通させた状態
で、外部からの加熱により被測定試料の含有水分を気化
させた後、ガス導入針からのキャリアガスの導入によ
り、気化水分導出針から気化水分を導出させて水分測定
する場合、前記試料容器を水分測定操作装置内に昇降さ
せる昇降作動装置を備えた水分測定装置において、前記
昇降作動装置には、前記試料容器を把持する開閉自在な
1対の把持爪を配した把持爪機構を保持させると共に、
前記昇降作動装置の昇降作動に伴い、前記測定対応位置
で該1対の把持爪を開閉作動させる把持爪開閉機構を設
けて構成したことを特徴とするものである。
【0010】本発明の第2の発明は、前記構成による試
料容器の昇降用把持装置において、前記把持爪機構の1
対の把持爪の開閉作動が、該各把持爪に形成されたカム
面に対する前記把持爪開閉機構の各カムフォロアの当接
によってなされることを特徴とするものである。
【0011】本発明の第3の発明は、前記構成による試
料容器の昇降用把持装置において、前記把持爪機構の1
対の把持爪による試料容器の把持が、該各把持爪を把持
方向へ弾圧するバネによってなされることを特徴とする
ものである。
【0012】本発明の第4の発明は、前記構成による試
料容器の昇降用把持装置において、前記把持爪機構の1
対の把持爪の各把持面が、前記試料容器の被把持相当部
の表面形状に倣って形成されていることを特徴とするも
のである。
【0013】
【作用】従って、本発明の第1の発明による試料容器の
昇降用把持装置では、ターンテーブル装置によって測定
対応位置に給送されてくる試料容器に対し、把持爪機構
の1対の把持爪が、昇降作動装置の上昇作動に伴い、該
試料容器を把持して測定対応位置から水分測定操作装置
内に供給させ、下降作動に伴い、該試料容器を水分測定
操作装置内からターンテーブル装置上の測定対応位置に
復帰させる。
【0014】また、本発明の第2の発明によれば、前記
構成による試料容器の昇降用把持装置において、把持爪
機構の1対の把持爪のカム面に当接する把持爪開閉機構
の各カムフォロアのカム作用により、昇降作動装置の上
昇作動に伴い、該各把持爪を閉じて試料容器の把持がな
され、下降作動に伴い、該各把持爪を開いて試料容器の
解放がなされる。
【0015】また、本発明の第3の発明によれば、前記
構成による試料容器の昇降用把持装置において、昇降作
動装置の上昇作動に伴い、把持爪機構のバネによって弾
圧されている各把持爪により、試料容器の把持状態が確
保される。
【0016】さらに、本発明の第4の発明によれば、前
記構成による試料容器の昇降用把持装置において、把持
爪機構での試料容器の被把持相当部の表面形状に倣って
形成されている1対の把持爪の各把持面により、試料容
器の把持姿勢が正確に保持される。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る試料容器の昇降用把持装
置の実施例につき、図1ないし図4を参照して詳細に説
明する。
【0018】図1(a)、(b)は、本発明に適用する
一例での水分測定装置における被測定試料を容納密封し
た試料容器と、該試料容器の密封用薄膜シート状蓋片に
対するガス導入針及び気化水分導出針の刺通状態を夫々
に示す各断面説明図である。
【0019】また、図2は、本発明の一実施例を適用し
た水分測定操作装置における昇降装置の概要構成を示す
縦断面図、図3は、同実施例における昇降用把持装置の
要部を拡大して示す縦断面図、図4は、同平面図であ
る。
【0020】先ず、図1(a)、(b)において、本例
による試料容器10としては、開口部11aを開口させ
た耐熱性の試料容器体11を使用し、該耐熱性容器体1
1内をドライパージさせた状態で、その容器内部に被測
定試料12を容納すると共に、開口部11aを含む開口
縁部11bに対して、外部からの水分などの侵入が不能
な薄膜シート状蓋片、ここでは、アルミニウムの箔膜シ
ート片(以下、アルミシート片と呼ぶ)13を接着させ
ることにより、全面で密封シールした構成のものを用い
る。
【0021】而して、このように構成された試料容器1
0は、開口部11aを密封シールしているアルミシート
片13に対して、次ぎに述べる水分測定操作装置22に
設けられるガス導入針23と気化水分導出針24とを直
接、刺通させると共に、容器内部に容納した被測定試料
12を外部から制御加熱することで、その含有水分を気
化させて用い、ここでは、その測定作用の詳細説明を省
略したが、ガス導入針23から供給されるキャリアガス
により、容器内部で気化された被測定試料12の気化水
分を気化水分導出針24から取出して、その含有水分量
を測定するのである。
【0022】次に、図2ないし図4の構成において、本
実施例を適用する水分測定装置20は、前記被測定試料
12を容納密封した試料容器10を測定対応位置に間欠
的に給送するターンテーブル装置21と、該測定対応位
置の上方に配置されて、下方開口部22aから試料容器
10を受け入れる水分測定操作装置22とを有すると共
に、該水分測定操作装置22の内部上方には、それぞれ
に図示省略したガス供給源及び測定部に連通するガス導
入針23と気化水分導出針24とを下向きに突設させ、
かつ試料容器の押出し機構25を配設させてある。
【0023】そして、本実施例を適用する水分測定用試
料容器の昇降装置は、前記ターンテーブル装置21にお
ける測定対応位置と水分測定操作装置22との間に対応
して平行かつ並列的に配置された昇降作動装置30を有
しており、この昇降作動装置30には、本実施例による
昇降用把持装置40の一部を構成する把持爪機構41が
装着され、かつ該昇降用把持装置40の他部は、把持爪
開閉機構51によって構成されている。
【0024】なお、この場合、前記試料容器の押出し機
構25は、前記水分測定操作装置22内に押し込まれた
試料容器10を測定操作終了後に押し出す役割りを果た
すものであって、本実施例とは直接的に関係しないた
め、その説明を最小限にとどめることとする。
【0025】而して、前記昇降作動装置30は、図2に
よって明らかなように、水分測定装置における上下1対
の機筺基板27、28間に配置されて昇降機構を構成す
るところの、例えば、ボールスクリュウなどによる昇降
軸31とガイド軸32とを有しており、前者の昇降軸3
1については、その上下の各軸部が軸受け31a、31
bにより枢支されると共に、下端軸部に固定された駆動
歯車31cを介して図示省略した駆動機構により制御回
転駆動され、後者のガイド軸32については、固定ネジ
32aにより固定されている。
【0026】また、前記昇降軸31には、例えば、ボー
ルナットなどによる昇降部材33が上下方向へ螺進退作
動可能、つまり昇降作動可能に螺合されると共に、併せ
て、該昇降部材33は、前記ガイド軸32に対し、例え
ば、リニアボールなどにより上下方向へ滑動可能に嵌合
されている。
【0027】そして、この昇降部材33の先端部には、
前記ターンテーブル装置21を測定対応位置で上下方向
に通過し得て、かつ該測定対応位置に給送されてくる試
料容器10を把持して昇降、つまり扛上させ得るフォー
ク状の昇降片34が突設されており、該昇降片34に対
して、前記昇降用把持装置40の一部を構成する把持爪
機構41が装着され、かつ該昇降用把持装置40の他部
を構成する把持爪開閉機構51については、前記昇降部
材33の下降限位置で前記下部機筺基板28上に配置さ
れている。
【0028】ここで、図3及び図4に示されている如
く、前記昇降用把持装置40の一方を構成する把持爪機
構41は、前記昇降片34上にあって、把持段部42
a、42aが形成されると共に、前記試料容器10の被
把持相当部の表面形状(例えば、横断面円形)に倣って
各把持面42b、42bを形成(同様に、横断面円形で
あれば、同一半径の円弧面に形成)した1対の把持爪4
2、42を有している。そして、これらの各把持爪4
2、42は、該昇降片34の先端フォーク間に軸ピン4
3、43で枢支されて相互に把持方向へ開閉自在にさ
れ、かつ下方に介入されたバネ44、44によって常時
閉じる方向へ押圧付勢されており、夫々の各外面部に
は、緩傾斜の上部カム面45a、45aと急傾斜の下部
カム面45b、45bとが形成されている。
【0029】さらに、前記昇降用把持装置40の他方を
構成する把持爪開閉機構51は、前記下部機筺基板28
上に止着される1組の支承板52、52を並列に有し、
これらの各支承板52、52間には、前記昇降部材33
の上昇初期並びに下降終期における作動途上、つまり換
言すると、前記ターンテーブル装置21に対する試料容
器10の把持位置及び復帰位置において、前記1対の各
把持爪42、42の下部カム面45b、45bが当接さ
れて、該各把持爪42、42を自動的に開閉作動させ、
かつ下降限位置(待機位置)で、上部カム面45a、4
5aが当接されて、該各把持爪42、42を開状態のま
まに維持する1対のカムフォロア53、53を枢支させ
てある。なお、前記1対の各把持爪42、42は、該昇
降部材43の上昇中並びに上昇限位置でカム作用から解
放されるために、前記バネ44、44によって閉状態、
つまり把持状態に維持される。
【0030】従って、前記把持装置40を備える試料容
器の昇降作動装置30においては、昇降軸31の上昇方
向への制御回転駆動により、昇降部材33は、図2に示
す下降限位置から上昇を開始するが、このとき、把持爪
機構41の各把持爪42、42は、図3及び図4に示す
ように、各上部カム面45a、45aへの把持爪開閉機
構51の各カムフォロア53、53の当接によって開状
態に維持されており、かつこの状態で、前記ターンテー
ブル装置21上に載置保持された試料容器10が、所定
の測定対応位置に給送されている。
【0031】先ず、前記状態において、昇降部材33が
把持爪機構41を伴ったまま上昇を開始すると、1対の
各把持爪42、42の各把持段部42a、42aが試料
容器10の底部に接近した時点で、各カムフォロア5
3、53への当接が各上部カム面45a、45a側から
各下部カム面45b、45b側に移行するために、該各
把持爪42、42が各バネ44、44の押圧力で閉方向
に付勢され、各把持爪42、42の各把持面42b、4
2b及び各把持段部42a、42aにより試料容器10
の底部側が把持されると共に、各把持面42b、42b
によって該試料容器10の把持姿勢が正確に規制される
ことになり、この結果、上昇限での水分測定操作装置2
2内に押し込む際の両者の形状的一致が果たされること
になる。
【0032】即ち、これによって試料容器10は、ター
ンテーブル装置21上から一旦、扛上されて上昇限まで
上昇され、押出し機構25を加圧付勢しながら、該上昇
限において水分測定操作装置22内に加圧的に受け入れ
られ、先に述べたように、所要の水分測定操作が実行さ
れる。
【0033】次いで、測定操作の終了を待って、昇降軸
31の下降方向への制御回転駆動が開始されると、前記
とは逆の手順により、昇降部材33が把持爪機構41を
伴ったままで下降を始め、水分測定操作装置22内に受
け入れられた試料容器10への加圧力が解放され、且つ
この時点では、加圧付勢状態にある押出し機構25によ
る押出し作用も加えられて、水分測定操作装置22内か
ら試料容器10が自動的に押出され、該試料容器10を
把持している把持爪機構41が下降されることになる。
【0034】引続き、前記下降途上にある把持爪機構4
1に把持されたままの試料容器10が、ターンテーブル
装置21上の復帰位置に接近すると、該把持爪機構41
における各把持爪42、42の各下部カム面45b、4
5bが各カムフォロア53、53に当接されると共に、
その下降の進行に伴って各把持爪42、42が相互に開
かれてゆき、このようにして把持状態から解かれた試料
容器10は、該ターンテーブル装置21上の復帰位置に
復帰される。さらに、下降終期においては、各カムフォ
ロア53、53への各上部カム面45a、45aの当接
によって、該各把持爪42、42が、再度開状態に維持
されて、次の繰り返し操作に備えるのである。
【0035】
【発明の効果】以上、実施例によって詳述したように、
本発明の第1の発明に係る試料容器の昇降用把持装置に
よれば、被測定試料を容納した試料容器体の開口部を薄
膜シート状蓋片で密封シールさせてなる試料容器を用
い、ターンテーブル装置上で測定対応位置に給送される
試料容器を水分測定操作装置内に押し込み、水分測定操
作装置の内部に突設されたガス導入針及び気化水分導出
針に対し、薄膜シート状蓋片を押当てて刺通させた状態
で、外部からの加熱により被測定試料の含有水分を気化
させた後、ガス導入針からのキャリアガスの導入によ
り、気化水分導出針から気化水分を導出させて水分測定
する場合、試料容器を水分測定操作装置内に昇降させる
昇降作動装置を備えた水分測定装置において、昇降作動
装置に試料容器を把持する開閉自在な1対の把持爪を配
した把持爪機構を保持させると共に、昇降作動装置の昇
降作動に伴い、測定対応位置で各把持爪を開閉作動させ
る把持爪開閉機構を設けて構成したから、昇降作動装置
の上昇作動に伴い、ターンテーブル装置によって測定対
応位置に給送されてくる試料容器を把持爪機構の1対の
把持爪で把持でき、かつこの把持状態で該試料容器を測
定対応位置から水分測定操作装置内に供給させ得るので
あり、また、下降作動に伴い、該試料容器を水分測定操
作装置内からターンテーブル装置上の測定対応位置に至
って、その把持を解放して復帰させることができるもの
で、極めて簡単な構成であるのにも拘らず、ターンテー
ブル装置上から水分測定操作装置内への水分測定のため
の試料容器の供給操作、及び測定終了後の水分測定操作
装置内からのターンテーブル装置上への試料容器の復帰
操作を自動的かつ容易に行い得るという優れた特長があ
る。
【0036】また、本発明の第2の発明によるときは、
前記構成による試料容器の昇降用把持装置において、把
持爪機構の1対の把持爪の開閉作動につき、各把持爪に
形成されたカム面に対する把持爪開閉機構の各カムフォ
ロアの当接によってなされるようにしたので、これらの
各カム面と各カムフォロアとの間に生ずるカム作用によ
り、昇降作動装置の上昇作動に伴い、該各把持爪を閉じ
て試料容器の把持ができ、かつ下降作動に伴い、該各把
持爪を開いて試料容器の解放ができるもので、これによ
って把持爪機構による試料容器の把持操作を容易に行な
い得る。
【0037】また、本発明の第3の発明によるときは、
前記構成による試料容器の昇降用把持装置において、把
持爪機構の1対の把持爪による試料容器の把持につき、
該各把持爪をバネによって把持方向へ弾圧するようにし
ているので、把持後における試料容器の把持状態を極め
て容易に確保でき、これによって把持後の水分測定操作
を良好に行ない得る。
【0038】さらに、本発明の第4の発明によるとき
は、前記構成による試料容器の昇降用把持装置におい
て、前記把持爪機構の1対の把持爪の各把持面の形状に
つき、これを試料容器の被把持相当部の表面形状に倣っ
て形成したので、試料容器の把持に際し、該各把持面に
よる試料容器の把持姿勢を正確に規制でき、これによっ
て水分測定操作装置に対する押し込みを適確に行ない得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は、本発明に適用する一例での
水分測定装置における被測定試料を容納密封した試料容
器と、該試料容器の密封用薄膜シート状蓋片に対するガ
ス導入針及び気化水分導出針の刺通状態を夫々に示す各
断面説明図である。
【図2】本発明の一実施例を適用した水分測定操作装置
における昇降装置の概要構成を示す縦断面図である。
【図3】同実施例における昇降用把持装置の要部を拡大
して示す縦断面図である。
【図4】同平面図である。
【符号の説明】
10 試料容器 11 耐熱性の試料容器体 11a 試料容器体の開口部 11b 試料容器体の開口縁部 12 被測定試料 13 アルミシート片(水分の侵入不能な薄膜シート状
蓋片) 20 水分測定装置 21 ターンテーブル装置 22 水分測定操作装置 22a 下方開口部 23 ガス導入針 24 気化水分導出針 25 押出し機構 27、28 上下1対の機筺基板 30 昇降作動装置 31 昇降軸 31a、31b 軸受け 32 ガイド軸 32a 固定ネジ 33 昇降部材 34 昇降片 40 把持装置 41 把持爪機構 42 1対の把持爪 42a 1対の把持爪の各把持段部 42b 1対の把持爪の各把持面 43 軸ピン 44 バネ 45a 上部カム面 45b 下部カム面 51 把持爪開閉機構 52 1組の支承板 53 1対のカムフォロア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G01N 1/22 Y (72)発明者 城ノ口 隆 神奈川県茅ケ崎市円蔵370番地 三菱化成 株式会社茅ケ崎事業所内 (72)発明者 伊藤 日本男 神奈川県茅ケ崎市円蔵370番地 三菱化成 株式会社茅ケ崎事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定試料を容納した試料容器体の開口
    部を薄膜シート状蓋片で密封シールさせてなる試料容器
    を用い、ターンテーブル装置上で測定対応位置に給送さ
    れる試料容器を水分測定操作装置内に押し込み、該水分
    測定操作装置の内部に突設されたガス導入針及び気化水
    分導出針に対して、薄膜シート状蓋片を押当てて刺通さ
    せた状態で、外部からの加熱により被測定試料の含有水
    分を気化させた後、ガス導入針からのキャリアガスの導
    入により、気化水分導出針から気化水分を導出させて水
    分測定する場合、前記試料容器を水分測定操作装置内に
    昇降させる昇降作動装置を備えた水分測定装置におい
    て、 前記昇降作動装置には、前記試料容器を把持する開閉自
    在な1対の把持爪を配した把持爪機構を保持させると共
    に、前記昇降作動装置の昇降作動に伴い、前記測定対応
    位置で該1対の把持爪を開閉作動させる把持爪開閉機構
    を設けて構成したことを特徴とする試料容器の昇降用把
    持装置。
  2. 【請求項2】 前記把持爪機構の1対の把持爪の開閉作
    動が、該各把持爪に形成されたカム面に対する前記把持
    爪開閉機構の各カムフォロアの当接によってなされるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の試料容器の昇降用把持
    装置。
  3. 【請求項3】 前記把持爪機構の1対の把持爪による試
    料容器の把持が、該各把持爪を把持方向へ弾圧するバネ
    によってなされることを特徴とする請求項1に記載の試
    料容器の昇降用把持装置。
  4. 【請求項4】 前記把持爪機構の1対の把持爪の各把持
    面が、前記試料容器の被把持相当部の表面形状に倣って
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の試料
    容器の昇降用把持装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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