JPH0743370Y2 - プレハブ住宅におけるコアユニット - Google Patents

プレハブ住宅におけるコアユニット

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JPH0743370Y2
JPH0743370Y2 JP11227489U JP11227489U JPH0743370Y2 JP H0743370 Y2 JPH0743370 Y2 JP H0743370Y2 JP 11227489 U JP11227489 U JP 11227489U JP 11227489 U JP11227489 U JP 11227489U JP H0743370 Y2 JPH0743370 Y2 JP H0743370Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はプレハブ住宅におけるコアユニットに係り、
特に、キッチン設備および風呂場設備の配置の効率化を
図ったプレハブ住宅におけるコアユニットに関する。
[従来の技術] 近年、住宅建設の工期の短縮化および現場作業の簡単化
を図るために、それぞれの部屋を予め工場において製作
したコアユニットが作られ、これらコアユニットを現場
において連結して組み立てるプレハブ住宅が普及しつつ
ある。
従来、上記のようなコアユニットには、キッチン等の設
備および風呂場等の設備を予め設置しており、キッチン
には、ガスコンロやオーブンレンジ等のエネルギー設備
が組み込まれ、風呂場には給湯設備およびボイラーがそ
れぞれ組み込まれているものがあった。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、キッチンのガスコンロやオーブンレンジ
等のエネルギー設備および風呂場の給湯設備のようなエ
ネルギー設備をそれぞれの場所に設置する場合、それぞ
れのユニット中の狭い空間または、ユニットと取り付け
空間の狭い場所に、ガスの配管や電気配線等を配設しな
ければならず、その施工が複雑になるとともに、外部と
の間の配管や配線が長くなり、その施工が面倒になると
いう問題があった。
この考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、効率良く各設備を配設して、その施工を容易とす
ることができるプレハブ住宅におけるコアユニットを提
供することにある。
[課題を解決するための手段] この考案に係るプレハブ住宅におけるコアユニットは、
各部屋が予め工場等において製作されて、現場にて組み
立てられるプレハブ住宅におけるコアユニットであっ
て、請求項1記載のコアユニットは、対向する面にそれ
ぞれ壁体が施工された略直方体状の部屋ユニットに、そ
の一方側の壁体に沿ってキッチンユニットを設置すると
ともに、他方側の壁体に沿ってバスユニットを設置して
なり、 該部屋ユニットの対向する壁体間に、第3の壁面を形成
するように、前記バスユニットの給湯設備やボイラおよ
びキッチンのガス器具や電気器具等のエネルギー設備が
設けられてなるエネルギーブースユニットを連設してな
ることを特徴とする。
そして、請求項2記載のコアユニットは、前記エネルギ
ーブースユニットの略中央部に、キッチン側の前記エネ
ルギー設備と風呂場側の前記給湯設備が配設された部分
を区画するように洗面台が設置された洗面スペースを形
成してなることを特徴とする。
[作用] この考案に係るプレハブ住宅におけるコアユニットによ
れば、風呂場の給湯設備およびキッチンのエネルギー設
備を部屋ユニットの一側面を形成するエネルギーブース
ユニットに集中化しているので、その配管、配線等もこ
のエネルギーブースユニットに集中してより効率的に製
作できるとともに、簡単な配管のみの部屋ユニットを別
々に製作して、これらを連設するだけで、簡単にコアユ
ニットを形成することができ、エネルギー設備を集中化
することにより、より機能的な設備配置を構成すること
ができる。
[実施例] この考案に係るプレハブ住宅におけるコアユニットの一
実施例を図面を参照して説明する。
この一実施例におけるコアユニットは、第1図および第
2図に示すように、対向する面に壁体1,2がそれぞれ施
工された略直方体状の部屋ユニット3に、その一方側の
壁体1に沿ってキッチンユニット4が設置されていると
ともに、他方側の壁体に沿ってバスユニット5が設置さ
れてなり、該部屋ユニット3の対向する壁体1,2間に、
第3の壁面を形成するように、前記バスユニット5への
給湯設備6やそのボイラー7およびガスコンロ8やオー
ブンレンジ9等のエネルギー設備が設けられてなるエネ
ルギーブースユニット10が連設されてなるものである。
そして、前記エネルギーブースユニット10の略中央部
に、キッチン側の前記エネルギー設備および風呂場側の
前記給湯設備が配設されたスペースを区画するように洗
面台11が設置された洗面スペース12が形成されているも
のである。
上記各部を詳細に説明すると、前記部屋ユニット3は、
床パネル13と、その対向する両短辺側に立設された前記
第1の壁体1および前記第2の壁体2と、これら壁体1,
2の上部を連設する框材14,15とによって、略直方体状に
形成されている。
そして、その長辺側の長さl1は約5m、短辺側の長さl2
約2.5m、高さl3は約2mに形成されている。
前記第1の壁体1は、断熱材や遮音材が充填されて、外
部との遮断が図られているとともに、その略中央部にス
ライド式の小窓16が形成されている。
前記第2の壁体2は、前記第1の壁体と同様に、断熱材
および遮音材が充填されて、外部との遮断が図られてい
るとともに、その内側表面には、防水シートを貼付する
などの防水処理が施されている。
そして、前記部屋ユニット3の第1の壁体1に沿って、
その全長に亙ってキッチンユニット4が設置され、かつ
該キッチンユニット4に対向するように、壁体1におけ
るキッチンユニット4の上方に吊り戸棚17が設置されて
いる。
前記キッチンユニット4は、下部に複数の収納庫4a,4a
……を具備するとともに、ステンレス製等の継目のない
キッチンカウンタ4bに、幅約70cmのジャンボシンク4cが
形成されており、該ジャンボシンク4cには、混合水栓4d
が設置されている。
該混合水栓4dの配管およびシンク4cの排水管は、第1の
壁体1を貫通して外部に連絡している。
前記シンク4cは小窓11の前方に位置するように配置され
ている。
前記吊り戸棚17には、複数の収納庫17a,17a……が形成
され、これら収納庫17a,17a……のうち中側のものは、
キッチンユニット4の奥行きに対して若干短い奥行きを
有するように形成されているとともに、両側のものは、
わずかに前方に突出するように形成されており、図にお
ける手前側にガラスドア付きスカイポケット18を具備し
ている。
そして、上記キッチンに対向する側の第2の壁体に沿っ
てバスユニット5および、図における該バスユニット5
の手前側にトイレ18が設置されている。
前記バスユニット5は、載置型の浴槽5aと、該浴槽5aの
フランジ部周囲のカウンタ部からエプロン部に連なり洗
い場床面を形成する防水パン5bとから構成されている。
この防水パン5bの洗い場床面には、床暖房配管が施工さ
れている。
すなわち、前記床パネル3aに防水シートを貼付するなど
により防水の下地処理を施して、その上に浴槽5aを載置
するための複数の根太と、洗い場側には、温水器等から
お湯が供給される床暖房用の配管を配設し、根太上に浴
槽5aを取り付けた後に、前記防水パン5bを配設して、そ
の継目等には、コーキング材、シーリング材等の防水処
理を施している。
前記浴槽5aは、ステンレス等の鋼板製または、FRP(ガ
ラス繊維強化プラスチック)等のプラスチック部材によ
って形成されている。
また、防水パン5bもステンレスやFRP等の強度の高い、
かつ防水製の優れたものによって形成されているもので
ある。
なお、この風呂場は、洗濯物を乾燥させるための機能も
有しており、このコアユニットに連設される上階のコア
ユニットの底部に、乾燥機や収納自在な物干しざお等が
配設されている(実公昭63-10160参照)。
そして、該バスユニット5とトイレ18とは、平面視略L
字状のカウンタ19および仕切り壁20(第1図においては
図示略)を介して区画されている。
前記仕切り壁20の内側表面および上階のコアユニットの
底部にも、防水シートを貼付するなどの防水処理が施さ
れている。
前記カウンタ19は、前記第2の壁体2に沿って設置さ
れ、その前面に便器21が取り付けられた部分と、風呂場
側に沿って取り付けられ、端部側に手洗い用のボール22
が形成された部分とからなる平面視略L字状に形成され
ており、手洗い用のボール22には、給水栓23が設置され
ている。
給水栓23および手洗い用のボール22の排水管は、カウン
タ19内を通って外部に連結されている。
そして、該カウンタ19と直交する方向に、風呂場の出入
り口24が形成された内壁25が立設されているとともに、
部屋ユニット3を区画するための間仕切り壁26が前記内
壁25と所定の間隔をおいて立設されている。
そして、これら間仕切り壁26と内壁25との間に部屋ユニ
ット3の略中央部を横切るように通路27が形成されてい
る。
前記内壁25は、その内側表面が防水シートを貼付するな
どの防水処理が施されているとともに、その出入り口24
には、アルミサッシ製開口枠が取り付けられ、風呂場側
に押し開くように扉24aが取り付けられている。
なお、この実施例においては、風呂場の出入り口24に
は、風呂場側に開く押し開き扉24aが施工されている
が、スライド式の扉であってもよい。
また、トイレ18の手前側にも、第2図に示すように、こ
のコアユニットに連設される他のコアユニットとの仕切
りのための壁体27が立設されている。
一方、エネルギーブースユニット10は、部屋ユニット3
の第1の壁体1と第2の壁体との間に、第3の壁面を形
成するように連設されており、このエネルギーブースユ
ニット10は、ガスコンロ8およびオーブンレンジ9等の
キッチンのエネルギー設備が設置された前記部屋ユニッ
ト3のキッチン側に対面するキッチンスペース10aと、
ボイラー7および、給湯栓29、シャワー30等の給湯設備
6が設置された前記部屋ユニット3の風呂場に対面する
風呂場スペース14bと、これらキッチンスペース10aと風
呂場スペース10bの間に形成された前記部屋ユニット3
の通路27に対面する洗面スペース12とから構成されてい
る。
すなわち、このエネルギーブースユニット10は、部屋ユ
ニット3の長辺側に連設される枠体31に、入隅部に曲面
を形成した底部材32が取り付けられているとともに、該
底部材32に対して50〜60cmの間隔をおいた高さにカウン
ター部材33が取り付けられ、その後部に前記間仕切り壁
26および内壁25に対応する位置にそれぞれ中柱34,35が
立設されて、これら中柱34,35を介して底部材32および
カウンタ部材33に沿って湾曲した入隅部を有する面材3
6,37および面材39が取り付けられ、中柱34,35には、キ
ッチン側と風呂場側とを区画するための区画部材38,39
が取り付けられて前記3つのスペース10a,10b,12を形成
している。
そして、キッチンスペース10aの下部にオーブンレンジ
9が設置され、その上部のカウンタ33にガスコンロ8が
埋設されてキッチンのエネルギー設備を構成している。
そして、このキッチンスペース10aの上部には、前記部
屋ユニット3のキッチンの吊り戸棚17に連続するよう
に、その戸棚17の一部17bが形成され、該戸棚17に連続
するように、前記ガスコンロ8の上方にレンジフード40
が形成されている。
該レンジフード40内の壁体には換気扇が取り付けられて
おり、該レンジフード40によってガスコンロ8の使用に
よって出る煙を外部に放出するようになっている。
また、区画材38,39とによって区画された洗面スペース1
2には、そのカウンター部33に、洗面ボール11aが取り付
けられ、該洗面ボール11aには、混合水栓33が設置され
ているとともに、区画材38,39に沿って、洗面用具等を
収納するためのモーニングポケット41が設置され、その
壁面には、鏡42が取り付けられて、部屋ユニット3に連
設された時に、通路27の正面に位置するようになってい
る。
そして、風呂場スペース10bには、ボイラー7と、給湯
栓29、シャワー30等の給湯設備6および洗濯機43が設置
されており、該風呂場スペース10bの壁体36、カウンタ3
3および区画38には、それぞれ防水処理が施されてい
る。
前記給湯栓29は、カウンター部材33から前方に突出して
おり、浴槽5aの上方および洗い場の上方に位置するよう
に回動自在に形成されている。
前記シャワー30は、カウンタ33上に立設された棒状部材
30aに沿って上下に移動自在に取り付けられているとと
もに、給湯用の配管にフレキシブル管30bを介して接続
されている。
また、洗濯機43を配置したカウンタ部材33には、開口部
が設けられて、洗濯機43の蓋を閉じたときにカウンタ面
を形成するようになっている。
以上のように構成されたプレハブ住宅におけるコアユニ
ットによれば、風呂場の給湯設備およびキッチンのエネ
ルギー設備を部屋ユニット3の側面を形成するエネルギ
ーブースユニット10に集中化しているので、部屋側にお
いて外部からそれらの配管や配線を別々に引くよりも、
短い配管、配線で、かつ配管、配線も集中して簡単に施
工することができるとともに、供用できるものは供用す
ることにより、その数の減少を図ることができる。
また、部屋ユニット3も、そのキッチンにおいては、シ
ンク4cの排水管および混合栓12の配管の設置、風呂場お
よびトイレにおいては、浴槽5aおよび洗い場の排水管、
便器の配管、ボール19の排水管、給水栓20の配管の設置
と、極めて簡単な配管のみの施工であるので、短期間に
製作することができる。
このようにエネルギーブース8と部屋ユニット3を別々
に製作して、これらを連設するだけで、簡単に高機能製
および施工性を有する高密度なコアユニットを形成する
ことができるとともに、エネルギー設備を集中化するこ
とにより、より機能的な空間を形成することができる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案に係るプレハブ住宅にお
けるコアユニットによれば次の各効果を奏することがで
きる。
バスユニットの給湯設備およびキッチンのエネルギー設
備を部屋ユニットの側面を形成するエネルギーブースユ
ニットに集中化しているので、エネルギーブースユニッ
トと部屋ユニットを別々に製作して、これらを連設する
だけで、簡単にコアユニットを形成することができると
ともに、エネルギー設備を集中化することにより、より
機能的な空間を形成することができる。
つまり、部屋ユニットには、キッチンにその排水管およ
び配管の設備、風呂場においては排水管等の、極めて簡
単な配管のみの施工であるので、短期間に製作すること
ができる。
一方、エネルギーブースユニットにおいては、それぞれ
の配管、配線が集中しているので、部屋側からそれら配
管を引くよりも簡単に施工することができる。
したがって、部屋ユニットとエネルギーブースユニット
を別々に製作して、これらを連結するだけで、より機能
的な高密度空間を形成するコアユニットを簡単に形成す
ることができるという優れた効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るプレハブ住宅におけるコアユ
ニットの一実施例を示す斜視図であり、第2図は同平面
図である。 1……第1の壁体、2……第2の壁体、3……部屋ユニ
ット、4……キッチンユニット、5……バスユニット、
6……給湯設備、7……ボイラ、8……カスコンロ、9
……オーブンレンジ、10……エネルギーブースユニッ
ト、11……洗面台、12……洗面スペース、13……床パネ
ル、14,15……框材、16……小窓、17……吊り戸棚、18
……ガラスドア付きスカイポケット、19……カウンタ、
20……仕切り壁、21……便器、22……手洗い用ボール、
23……給水栓、24……出入り口、24a……扉、25……内
壁、26……間仕切り壁、27……通路、29……給湯栓、30
……シャワー、41……レンジフード、41……モーニング
ポケット、42……鏡、43……洗濯機。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各部屋が予め工場等において製作されて、
    現場にて組み立てられるプレハブ住宅におけるコアユニ
    ットであって、対向する面にそれぞれ壁体が施工された
    略直方体状の部屋ユニットに、その一方側の壁体に沿っ
    てキッチンユニットを設置するとともに、他方側の壁体
    に沿ってバスユニットを設置してなり、部屋ユニットの
    対向する壁体間に、第3の壁面を形成するように、前記
    バスユニットのボイラ等の給湯設備およびキッチンのガ
    ス器具や電気器具等のエネルギー設備が設けられてなる
    エネルギーブースユニットを連設してなることを特徴と
    するプレハブ住宅におけるコアユニット。
  2. 【請求項2】エネルギーブースユニットの略中央部に、
    キッチン側のエネルギー設備と風呂場側の前記給湯設備
    が配設された部分を区画するように洗面台が設置された
    洗面スペースを形成してなることを特徴とする請求項1
    記載のプレハブ住宅におけるコアユニット。
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